JP5368654B1 - 網杓子 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の浅いネット皿状の網杓子は油を切る際、掬った物が落ちる為網を傾ける事が出来ず油切れが悪かった。従来の半ザル状の網杓子は網に曲線部がある為その部分に油が溜り油切れが悪かった。
【解決手段】第1立壁網部の側縁と隣接する第2立壁網部を設ける事により、油を切る際に網を傾ける事を可能し、その間に形成された開口部や隙間を有する事により、油がより流れやすい構造となる。略直線状に延びる第一周縁部と第二周縁部を設ける事により油が網に張り付き溜まる事を防ぎ、より油切れが良くなる。
【選択図】 図1
【解決手段】第1立壁網部の側縁と隣接する第2立壁網部を設ける事により、油を切る際に網を傾ける事を可能し、その間に形成された開口部や隙間を有する事により、油がより流れやすい構造となる。略直線状に延びる第一周縁部と第二周縁部を設ける事により油が網に張り付き溜まる事を防ぎ、より油切れが良くなる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、調理用具の網杓子に関するものである
従来の網杓子は、図11に示す円形の浅いネット皿に柄の付いた形状で構成されている物や、図12に示すネットがザルのように少し深くなった物に柄の付いた形状で構成されている。特許文献1には上端縁が外方に膨張形状をなした三角形状の浅いネット皿の一角に、柄を設けて構成した網杓子が記載されており、特許文献2には鍋形状をした網杓子が記載されている。特許文献3には杓子の取っ手側に穴を有した器具が記載されており、特許文献4には杓子の受け皿周縁に貫穴付きの板を有した器具が記載されている。特許文献5には杓子に水を切る為の多数の穴や網を有した器具が記載されている。
従来の円形の浅いネット皿に柄の付いた形状の網杓子は、油や水を切る際水平にして使用する物が一般的であり、より油や水を切ろうと斜めにすると、掬った具が落ちてしまい油や水が十分に切れないという欠点があった。又、斜めにしても掬った物が落ち難い様に考慮した半ザルの様な形状になっている網杓子は、曲線部分に油や水が溜まってしまい油や水を十分に切れないという欠点があった。又、掬い口も狭い為、効率よく底に沈んだ物を掬えないと言う欠点があった。どちらのタイプも油や水を切る際、網の部分に油が張り付いた様な状態になり、効率的に油や水を切る事が出来ないという欠点があった。揚げ物をする際の油切りは、時間を掛ければより油を切る事が出来るだろうが、時間を掛けて油を切っていたのでは、揚げているものが焦げてしまうという問題や調理時間が多く掛かるという問題点がでてくる。又、油がしっかり切れていないと言う事は、掬ったものが油でベチャベチャになり、そうすると掬った油でベチャベチャの物を乗せたキッチンペーパーは油を吸い汚れが酷くなり、多くの枚数を必要とする事になり、キッチンペーパーの無駄遣という問題点がある。キッチンペーパーに含まれた油はもう使用出来ない事から考えると、油を無駄に捨てている事になり経済的にみても良くないと言う問題点が挙げられる。
特許文献1の杓子は水平にして使用するので平面部に油や水が溜まり、十分に油や水が切れないという欠点がある。特許文献2の杓子には直径8ミリの穴が開いている為、揚げ物のカスを掬うという点においては穴が大きすぎるという欠点がある。又、柄杓の様な形状を成している為、底に沈んだ物を掬う事が出来ないという欠点がある。特許文献3の杓子は取っ手側に穴が在るが、手元に水を流しやすいという利点はあるものの、網杓子にその機能をただ付けただけでは水切れを良くするという構造にはならず、効率的に水を切る事が出来ないという欠点がある。特許文献4の杓子は、従来の網杓子と同様、平面部に油が溜まり十分に油や水が切れないという欠点がある。特許文献5の杓子は水を切る機能は有しているが、効果的に水切れを良くするという構造にはなっておらず、効率的に水を切る事が出来ないという欠点がある。本発明は、以上のような従来の欠点に鑑み、油が網に張り付き難い構造を成した、油がより早く良く切れる網杓子を提供する事を目的としている。
第1の発明の網杓子は、柄部と、略平坦な網体部を備えた網杓子であって、前記網体部は、略直線状に延びる第1の周縁部と、前記第1の周縁部に隣接すると共に略直線状に延びる第2の周縁部とを有し、前記第1の周縁部に第1の立網部が立設され、前記第2の周縁部に第2の立網部が立設され、前記第1の立網部の側縁と隣接する第2の立網部の側縁との間には隙間が設けられ、前記柄部の下端部は、前記第1の立網部と第2の立網部の少なくともいずれか一方に接続されている事を特徴とする。
第2の発明の網杓子は、柄部と、略平坦な網体部を備えた網杓子であって、前記網体部は、略直線状に延びる第1の周縁部と、前記第1の周縁部に隣接すると共に略直線状に延びる第2の周縁部とを有し、前記第1の周縁部に第1の立網部が立設され、前記第2の周縁部に第2の立網部が立設され、前記第1の立網部の側縁と第2の立網部の側縁とが接続する接続部の下端部には前記立網部の網目より大きい開口部が形成され、前記柄部の下端部は、前記第1の立網部と第2の立網部の少なくともいずれか一方に接続されている事を特徴とする。また、網杓子は、前記立網部が前記網体部の周辺部を折り曲げて形成されている事が望ましい。
上記態様によれば、油をより切れやすくし、又、網を斜めにしても掬った具が落ちない効果がある。立網部を隣り合う様に設ける事により、掬った具を落す事なく油を切る為に網杓子の網部を傾ける事が可能になり、立網部を設ける際に生じる曲げ部分を曲線にせず折り目を付け、角を持たせる事により略直線状に延びる周縁部が形成され、網部に油が溜まり難い構造となり油の切れを良くするという効果がある。又、立網部同士の間に開口部または隙間が設けてある事により、油がより流れ易くなるという効果がある。
略平坦な網体部を備えている為、鍋底に沈んだ物も容易に掬う事が出来、円形の浅いネット状の物とは異なり立網部がある為、油の中で網杓子を動かしても掬った物が網体部より流れ落ち難いという効果がある。
以下、図面を参照しつつ、本発明の網杓子の実施形態を説明する。ただし、本発明の技術的範囲は以下の実施形態に示した具体的な用途や形状・寸法などには限定されない。
図1は本発明の実施例1の網杓子の斜視図である。柄部10と略平坦な網体部6を備えた網杓子であり、立網部1、立網部2がある。立網部1の側縁と隣接する立網部2の側縁との間に設けられた開口部5がある。網部形状7は曲線状にする事により、網体部の面積を少しでも広くし、鍋底に沈んだ物や鍋の表面に浮いたものを少しでも取り易くする。立網部1、立網部2を折り曲げて形成し角を持たせる事により略直線状に延びる周縁部3と略直線状に伸びる周縁部4が形成される。網部に曲線があるとどうしても油が網に張り付いた状態が続き、思うように油を切る事が出来なくなってしまうという理由から、立網部1、立網部2を設ける際に生じる曲げ部分を曲線にせず、折り曲げ等により角を作って形成する事が、網部に油が溜まり難い構造となり油の切れが良くなり、より早く効率的に油を切る事が可能になる。立網部1、立網部2がある事により、網杓子を傾けても掬った具を落す事なく油を切る事を可能とし、開口部5より網杓子を傾けた際油が出てくる仕組となる。周縁部3と周縁部4の間の角度は、掬い易さと油切れの関係から適切な角度が決められる。すなわち、掬い易さに関しては、周縁部3と周縁部4の間の角度が小さいと網体部の面積が狭くなり掬い難くなる。逆に、周縁部3と周縁部4の間の角度が大きいと網体部の面積が広くなり掬い易くなる。油切れに関しては、周縁部3と周縁部4の間の角度が大きくなりすぎると油切れが悪くなる傾向がある。したがって、およそ80度から100度の角度が適切である。
図2は図1の開口部5を形成する網体部の展開図である。ここでは開口部の形状は三角形である。折り曲げ線12と折り曲げ線13のラインで折り曲げる事により、本発明品の特徴でもある略直線に延びる周縁部3と略直線状に延びる周縁部4、そして立網部1の側縁と立網部2の側縁とが接続する接続部の下端部には前記立網部の網目より大きい開口部5が形成される。
図3は立網部1、立網部2、網体部6のパーツをばらばらにした図である。図2では折り曲げにより立網部を形成するようにしているが、別の立網部形成方法として、接続加工線14と接続加工線15そして接続加工線16と接続加工線17をそれぞれカシメ又は溶接等を用いる事により接続加工し網体部を形成する事も可能である。
図4は本発明の実施例2の網杓子の斜視図である。実施例2は立網部1の側縁と隣接する立網部2の側縁との間に設けられた隙間を有する網杓子であり、図1に示す実施例1の開口部5の形状と異なる隙間8を有しており、隙間8より網杓子を傾けた際に油が出てくる仕組になっている。実施例2は実施例1と同様の原理により、効率的に油を切ることができ、且つ網杓子を傾けても掬った具を落す事もない。図1の開口部5と図4の隙間8の形状は一例である事は言うまでもない。
図5は隙間8を有する網体部6の展開図である。ここでは隙間の形状を直線状としている。 折り曲げ線12、折り曲げ線13のラインで折り曲げる事により本発明の特徴である、略直線状に伸びる周縁部3と略直線状に伸びる周縁部4が形成され、そして形成された立網部1の側縁と隣接する立網部2の側縁との間には隙間8が形成される。
図6は柄部10の取り付け方を示した図面である。網杓子柄部接続部9と立網部1、立網部2との接続部は、図1や図4の網杓子に示す立網部1、立網部2の上端部を挟んで接続する形状をとっている。周縁部3と周縁部4の間の角度80度から100度に合わせて80度から100度の角度に曲げて形成された網杓子柄部接続部9にて、立網部1と立網部2の上端を上から挟み込む形で柄部全体と網体部を接続する。図4にある網杓子の隙間8の形状では、特に立網部1と立網部2の両方を網杓子柄部接続部9にて挟みこむ形で柄部を取り付ける方が、立網部が固定される事により網杓子の強度が増す為望ましい。この形状は一例であり、この形状が全てではない。柄の取付け方法は溶接や挟み込み、カシメ等多様な方法がある。
図7に柄部10の下端部を一方の立網部1に接続した本発明の網杓子の斜視図を示す。図7以外に、柄部10の下端部を立網部2に接続することも可能であり、柄の取付け部は立網部1と立網部2の少なくともいずれかに接続されていれば良い。
図8は本発明の網杓子で油に沈む物を掬った時の図である。略平坦な網体部6を備える事により、鍋の底に沈んだ物も容易に掬うことが出来る。円形の浅いネット状の物とは異なり立網部1と立網部2がある為、油の中で網杓子を動かしても掬った物が流れ落ち難いという効果がある。
図9は本発明の網杓子で油を切る際の図である。立網部1の側縁と隣接する立網部2の側縁との間に設けられた開口部5から網杓子を傾けた際油が出てくる様子を示している。網杓子を傾けても立網部1と立網部2がある事により、掬った物が落ちる事なく油を切ることが出来る。実施例2の網杓子においても同様の効果が得られることは明らかである。
図10は形状の異なる網体部6を有する本発明の網杓子の斜視図である。本発明の特長である立網部1、立網部2の形状を生かし網部形状7の形を、異型網部形状18にする事によりハート型の網体部6を得る事が出来る。網部形状7の時より若干の掬い難さは否めないかもしれないが、網体部6がハートという可愛い形状を有するデザイン性のある網杓子を形成する事が可能となる。
本発明の網杓子と従来のカス揚用網杓子との油の切れ具合を比較したところ、以下の結果を得た。
実験1では、図11に示す広く使用されている従来の円形の浅いネット皿の網杓子と本発明の網杓子を使用し、10gのパン粉を全部で5回(50g)揚げて掬ったパン粉の総重量を比較した。その結果、図13に示すように従来の網杓子によるパン粉の総重量は142gで、図15に示すように本発明の網杓子によるパン粉の総重量は100gであった。この結果を見ると、従来の網杓子によるパン粉の総重量の方が重いことから本発明の網杓子の方が油切れが良い事が分かる。
実験2では、図12に示す従来の半ザルの様な形状の網杓子と本発明の網杓子を使用し、10gのパン粉を全部で5回(50g)揚げて掬ったパン粉の総重量を比較した。結果を図14に示すように従来の網杓子によるパン粉の総重量は112gで、図15に示すように本発明の網杓子のパン粉の総重量は100gであった。この結果を見ると、従来の網杓子によるパン粉の総重量の方が重いことから本発明の網杓子の方が油切れが良い事が分かる。従来の半ザルの様な形状の網杓子の油の切り方については、本発明の網杓子のように斜めにした状態での油切れを比較する為、様々な方向に傾け、より油が切れるようにしてみた。以上をもってしても、従来の網杓子よりも本発明の網杓子の方が油切れの良いことが分かった。補足だが、パン粉を掬い、油を切り、パン粉を皿に移した後の網にはまだ油が張り付いており、二つの網を皿に置いておくと本発明の網杓子よりも従来の半ザルの様な形状の網杓子の方に、より油が沢山溜まっていた事からしても本発明の網杓子の油切れが良い事が分かる。
実験3では、図11に示す広く使用されている従来の円形の浅いネット皿の網杓子と本発明の網杓子を使用し、50gのパン粉を水に浸し掬い上げた時のそれぞれのパン粉の総重量を比較した。図16に示す従来の網杓子によるパン粉の総重量は268gで、図18に示す本発明の網杓子のパン粉の総重量は210gであった。この結果を見ると、従来の網杓子によるパン粉の総重量の方が重いことから本発明の網杓子の方が水切れが良い事が分かる。
実験4では、図12に示す従来の半ザルの様な形状の網杓子と本発明の網杓子を使用し、50gのパン粉を水に浸し掬い上げたそれぞれのパン粉の総重量を比較した。図17に示す従来の網杓子によるパン粉の総重量は230g、図18に示す本発明の網杓子によるパン粉の総重量は210gであった。この結果を見ると、従来の網杓子によるパン粉の方が重いことから本発明の網杓子の方が水切れが良い事が分かる。従来の半ザルの様な形状の網杓子の水の切り方については、本発明の網杓子のように斜めにした状態での水切れを比較する為、様々な方向に傾けより水が切れるようにしてみた。以上をもってしても従来の網杓子よりも本発明の網杓子の方が水切れの良いことが分かった。以上の実験結果が示すように、本発明の網杓子は従来の網杓子等と比較して格段に油切れや水切れが良いという効果が確認できた。
油を切るだけではなく、味噌汁の具のみ、鍋物の具のみといったように、汁物と具材を取り分ける際にも使用可能である。又、少量のゆで物をした際、ザルを使用するのが面倒な場合にも本発明の網杓子を使用し簡単に水を切る事が出来る。網杓子は一般的にカス揚げと呼ばれ天ぷらやフライ等の揚げ物をする際に出る天カスやパン粉のカスを取り除く為に使用されるが、本発明の網杓子は立網部があり掬った物が落ち難いという事から、ファーストフード店でフライドポテトを作る時に使用するフライドポテトバスケットの様な役割も果たす。フライドポテトバスケットを一般家庭で使用するのは大きな鍋が必要な点や、油を大量に使用しなければいけないという点、大きい為洗うのが面倒という点、片付ける場所が大変という点から使用する事が難しいと思われるが、本発明の網杓子は形状上フライパンで揚げ物をする際にも使用可能な為油は少なくて済み、シンプルな形状で小型な為洗う事も片付ける事も楽であり、油切れも良い事から家庭用フライドポテトネットとしても使用可能である。
1 立網部
2 立網部
3 略直線状に延びる周縁部
4 略直線状に延びる周縁部
5 開口部
6 網体部
7 網部形状
8 隙間
9 網杓子柄部接続部
10 柄部
11 形状違い網杓子柄部接続部
12 折り曲げ線
13 折り曲げ線
14 接続加工線
15 接続加工線
16 接続加工線
17 接続加工線
18 異型網部形状
2 立網部
3 略直線状に延びる周縁部
4 略直線状に延びる周縁部
5 開口部
6 網体部
7 網部形状
8 隙間
9 網杓子柄部接続部
10 柄部
11 形状違い網杓子柄部接続部
12 折り曲げ線
13 折り曲げ線
14 接続加工線
15 接続加工線
16 接続加工線
17 接続加工線
18 異型網部形状
Claims (3)
- 柄部と、略平坦な網体部を備えた網杓子であって、
前記網体部は、略直線状に延びる第1の周縁部と、前記第1の周縁部に隣接すると共に略直線状に延びる第2の周縁部とを有し、
前記第1の周縁部に第1の立網部が立設され、前記第2の周縁部に第2の立網部が立設され、
前記第1の立網部の側縁と隣接する第2の立網部の側縁との間には隙間が設けられ、
前記柄部の下端部は、前記第1の立網部と第2の立網部の少なくともいずれか一方に接続されていることを特徴とする網杓子。 - 柄部と、略平坦な網体部を備えた網杓子であって、
前記網体部は、略直線状に延びる第1の周縁部と、前記第1の周縁部に隣接すると共に略直線状に延びる第2の周縁部とを有し、
前記第1の周縁部に第1の立網部が立設され、前記第2の周縁部に第2の立網部が立設され、
前記第1の立網部の側縁と第2の立網部の側縁とが接続する接続部の下端部には前記立網部の網目より大きい開口部が形成され、
前記柄部の下端部は、前記第1の立網部と第2の立網部の少なくともいずれか一方に接続されていることを特徴とする網杓子。 - 前記立網部が前記網体部の周辺部を折り曲げて形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項2に記載の網杓子。
Priority Applications (1)
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---|---|
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Citations (3)
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JP2001128865A (ja) * | 1999-11-02 | 2001-05-15 | Yutaka Maeda | 倒立保持型調理用掬い具 |
JP2006075571A (ja) * | 2004-09-13 | 2006-03-23 | Tomiko Shibano | すくい具 |
-
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- 2013-06-05 JP JP2013118894A patent/JP5368654B1/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6411158U (ja) * | 1987-07-09 | 1989-01-20 | ||
JP2001128865A (ja) * | 1999-11-02 | 2001-05-15 | Yutaka Maeda | 倒立保持型調理用掬い具 |
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