JP2013215437A - 濾し器 - Google Patents

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卓 大村
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Abstract

【課題】容易に目詰まりを解消することができるザル等の濾し器を提供すること。
【解決手段】外周縁部11の内側に多数の水切り孔33を形成した凹状の収納部31を設けてなるザル(濾し器)1である。収納部31は、複数本の細棒35を並列に所定間隔を開け且つそれらの両端を外周縁部11に連結するように設置することで細棒35の間に細長形状の水切り孔33を形成し、さらに細棒35を指によって左右方向へ撓む構成とする。これによって目詰まりした水切り孔33の両側の細棒35を左右に撓ませて目詰まりした水切り孔33の幅を広げることで目詰まりを解消する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ザル(笊)等の濾し器に関するものである。
調理などに使用されるザルは一般に、網状または多数の穴が開いた容器であり、食材を洗ったり、水切り(湯切りも含む、以下同様)するのに用いられる。材質は、竹製、金属製、合成樹脂製等がある。
実開昭53−7354号公報
しかしながら従来のザルは、その目詰まりが問題となっていた。即ち例えばモヤシ等の野菜を洗ったり、パスタや蕎麦などの麺を水切りした際、それらの切れ端等がザルの目に詰まる。そしてこれら切れ端等はザルの目に絡みつくため、たわし等でザルを擦っても容易には取れなかった。このためザルの目詰まりを取り除く作業は手間がかかり、台所仕事が煩雑になり、また衛生面でも問題があった。
上記不都合を解決する従来例として、ザルではないが特許文献1に記載のカゴ(平行網目カゴ)がある。このカゴはその底面を構成する網骨(2)を全て平行としてこの網骨(2)の間に平行な隙間溝(5)を形成して構成されている。隙間溝(5)の一端(開口部(6)側)は解放されている。つまり網骨(2)の一端は枠縁(1)に固定されておらず、フリーの状態となっている。このカゴは、台所のシンクのコーナー等に設置され、生ごみなどを一時収納するために使用される生ごみ受け(三角コーナー)である。
このカゴによれば、収納した生ごみの細い切れ端等が引っ掛かりにくく、また隙間溝(5)に詰まった切れ端等もたわしで開口部(6)に向けて擦ることで平行な隙間溝(5)内を滑らせてその解放された末端から取り除くことができる。
しかしながらこのカゴにおいては、平行な隙間溝(5)に引っ掛かった切れ端等をたわしを用いて開口部(6)に移動させて取り除く必要があり、その作業が煩雑であった。またたわしのような別部材を使用しなければならないため、この点からも煩雑であった。また構造上、隙間溝(5)の一端を開口部(6)としてフリーの状態にしなければならないので(枠縁(1)に固定しないので)、その分強度が弱くなってしまう。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、たわしのような別部材を用いることなく、容易に目詰まりを解消することができるザル等の濾し器を提供することにある。
本発明にかかる濾し器は、外周縁部の内側に多数の水切り孔を形成した収納部を設けてなる濾し器であって、前記収納部は、複数本の細棒を並列に所定間隔を開け且つそれらの両端を前記外周縁部に連結するように設置することで細棒の間に細長形状の水切り孔を形成し、さらに前記細棒を指によって左右方向へ撓む構成とし、目詰まりした水切り孔の両側の細棒を左右に撓ませて前記目詰まりした水切り孔の幅を広げることで前記目詰まりを解消することを特徴としている。
このように各細棒の両端を外周縁部に連結した上で、各細棒を指によって左右方向へ撓む構成としたので、目詰まりした水切り孔の両側の細棒を左右に撓ませることで、容易に水切り孔の幅を広げることができ、目詰まり解消作業を容易且つ確実に行うことができる。また上述のように、各細棒の両端が外周縁部に連結されているので、水切り孔が開きすぎることもない。
また本発明は、前記細棒が、中央の細棒から左右の細棒に向かってその長さが短くなっており、且つ長い細棒の幅寸法よりも短い細棒の幅寸法の方を細くしたことを特徴としている。
細棒は同一幅寸法であれば短い方が撓みにくくなる。そこでこの発明のように短い細棒の幅寸法を細くすることで撓み易くすれば、各細棒全体の撓み易さを均一化でき、より目詰まり解消作業が行い易くなる。
また本発明は、前記収納部がドーム状の滑らかな曲面からなる凹部であり、且つその中央に前記ドーム形状を下面側から見て滑らかな曲面で上方向に向けて凹ませてなる載置部を設けたことを特徴としている。
このように収納部の下面が滑らかなドーム形状である上に、底部中央の載置部も上方向に凸となる滑らかな曲面なので、何れの細棒間を開く場合も、スムーズに隣接する細棒に指が掛かり、その作業は容易且つ確実に行える。特に下面中央付近の細棒間を開く際は、滑らかに凹んでいる載置部の部分に指を引っ掛けることができるので、その作業は容易且つ確実に行える。
本発明によれば、たわしのような別部材を用いることなく、容易に水切り孔の目詰まりを解消することができる。
ザル1の斜視図である。 ザル1の平面図である。 ザル1の正面図である。 ザル1の右側面図である。 ザル1の底面図である。 図1のA−A断面図である。 ザル1の使用方法説明図である。
以下、本発明の濾し器をザルに適用した実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態にかかるザル1の斜視図、図2は平面図、図3は正面図、図4は右側面図、図5は底面図、図6は図1のA−A断面図である。なお背面図は図3の正面図と同一であり、左側面図は図4の右側面図と同一である。
ザル1は合成樹脂製の成形品であり、これらの図に示すように、薄板状であってその全体を下方向に凸となるドーム形状に成形して構成されている。ザル1の外周縁部11は略平板のリング形状であって内側(中央)に向けて下方向に傾斜している。外周縁部11の内側には前記外周縁部11の傾斜に連続して下方向に傾斜する凹状の収納部31が設けられている。収納部31は多数の細長形状(一方向の筋状)の水切り孔33を並列(平行)に形成して構成されている。
さらに言えば、収納部31は、複数本(多数本)の細棒35を所定間隔を開けながら並列(平行)に、全体としてドーム形状になるように(各細棒35は略円弧状)、且つそれらの両端を前記外周縁部11に連結することで細棒35の間に多数の水切り孔33を形成して構成されている。ここで各細棒35は、その材質と幅寸法と厚み寸法を適宜選択することで、指によって左右方向(細棒35の長手方向に直交する方向)へ撓むように構成されている。
細棒35はその両端のみが外周縁部11に連結されており、これによって左右方向に撓み易くなるようにしている。また細棒35は、中央の細棒35から左右の細棒35に向かってその長さが徐々に短くなっており、且つ長い細棒35の幅寸法(ザル1を真上から見たときの左右方向の長さ)よりも短い細棒35の幅寸法の方を徐々に細くするようにしている(例えば図6の、H1>H2>H3)。
また前述のように収納部31はドーム状の滑らかな曲面からなる凹部であるが、さらに収納部31の底部中央は、図6に示すように、前記ドーム形状を下面側から見て滑らかな曲面で上方向に向けて凹ませその凹ませた部分を載置部37としている。この載置部37の上面は若干上方向に突出しており、従って載置部37の下面の外周部分はリング状に下方向に突出しており、このリング状に突出した部分がこのザル1を台の上に載置した際の接地面となる。載置部37は下から見て凹状に凹んでいるので、この部分の細棒35に指を引っ掛け易くなっている。
またザル1を構成する合成樹脂の材質としてこの例では、竹の粉末と、ポリオレフィン系の合成樹脂と、タルクの粉末とを混合したものを用いている。さらに具体的に説明すると、竹の粉末5〜25重量%と、ポリオレフィン系の合成樹脂(この例ではポリプロピレン樹脂)35〜45重量%と、タルクの粉末40〜50重量%とを混合したものを加熱溶融してザル1の形状に成形している。竹の粉末により、ザル1に効果的な抗菌作用を発揮させることができる。同時にタルクの粉末により、効果的な成形品の剛性向上・耐熱性向上・電気絶縁性向上・燃焼熱低減化の効果を発揮させることができる。
以上のように構成されているザル1において、収納部31内に野菜や茹でた麺等を入れて水切り(湯切り)して取り出した際、ザル1の水切り孔33に野菜や麺の切れ端等が絡み付いて残ることがある。
そのような場合は、図7に示すように、ザル1の下面に添えた両手の指によって、目詰まりした水切り孔33の両側の細棒35を左右に撓ませることで、水切り孔33の幅を広げ、これによって容易に前記切れ端等を取り除くことができ、目詰まりを解消することができる。水切り孔33の幅を広げる際、各細棒35の両端が外周縁部11に連結されているので、水切り孔33を容易に開くことができ且つ開きすぎることもなく、このことからも目詰まり解消作業を容易且つ確実に行うことができる。
また細棒35は同一幅寸法であれば短い方が撓みにくくなるが、このザル1の場合は前述のように、短い細棒35の幅寸法を長い細棒35に比べて細くしているので、各細棒35の撓み易さがより均一化され、何れの水切り孔33を広げる際の力もより均一化され、より目詰まり解消作業が行い易くなる。
またこのザル1は、収納部31の下面が滑らかなドーム形状である上に、中央の載置部37も上方向に凸となる滑らかな曲面なので、何れの細棒35間を開く場合も、スムーズに隣接する細棒35に指が掛かり、その作業を容易且つ確実に行うことができる。特に下面中央付近の細棒35間を開く際は、滑らかに凹んでいる載置部37の部分に指を引っ掛けることができるので、その作業は容易且つ確実に行える。さらに説明すると、例えば、ザルの下面中央に、一般のザルに設けられている円筒状の脚(高台)や特許文献1に記載の脚(4)等を設けていると、隣接する細棒35間を開くためにザルの下面に触れた指が突出する脚の部分に引っ掛かり、スムーズに隣接する細棒35間を開くことができなくなる恐れがある。これに対して本発明に係るザル1においては、上述のようにこのような問題は生じない。
さらにザル1を構成する樹脂自体に、竹の粉末による効果的な抗菌作用があるので、目に見えない汚れによる雑菌の繁殖もこの樹脂の持つ抗菌作用によって抑えられる。つまり目に見える汚れは水切り孔33の物理的構造によって除去し易く、同時に目に見えない汚れは樹脂自体の抗菌作用によって対処でき、これらのことからザル1をより衛生的に保つことができる。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載がない何れの形状や構造や材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。例えば、ザルの形状は円形のドーム形状に限定されるものではなく、四角形状や三角形状等、他の各種形状であっても良い。また上記ザルでは水切り孔と細棒を真上から見て直線状に形成したが、これらは真上から見て曲線状や屈曲線状等の他の各種形状に形成しても良い。また場合によってはザルの下面に脚(高台等)を設けても良い。また場合によっては各細棒の幅や水切り孔の幅は任意に変更できる。また必ずしもザルを構成する樹脂に竹の粉末やタルクの粉末を混合しなくても良い。さらに載置部は必ずしも上方向に凸状でなく、例えば平面状であっても良い。要はドーム形状の収納部の中央を下面側から見て上方向に凹ませていればよい。
また上記実施形態では本発明をザルに適用した例を示したが、本発明を適用できるのはザルのみではなく、例えば台所のシンクのコーナー等に設置されて生ごみなどを一時収納する生ごみ受け(三角コーナー)や、シンクの排水口内に設置されるごみ受け等、他の種々の用途の濾し器にも適用できる。要は、複数の水切り孔を形成した凹状の収納部を設けてなる濾し器であれば、どのような濾し器であっても良い。
1 ザル(濾し器)
11 外周縁部
31 収納部
33 水切り孔
35 細棒
37 載置部

Claims (3)

  1. 外周縁部の内側に多数の水切り孔を形成した収納部を設けてなる濾し器において、
    前記収納部は、複数本の細棒を並列に所定間隔を開け且つそれらの両端を前記外周縁部に連結するように設置することで細棒の間に細長形状の水切り孔を形成し、さらに前記細棒を指によって左右方向へ撓む構成とし、
    目詰まりした水切り孔の両側の細棒を左右に撓ませて前記目詰まりした水切り孔の幅を広げることで前記目詰まりを解消することを特徴とする濾し器。
  2. 請求項1に記載の濾し器であって、
    前記細棒は、中央の細棒から左右の細棒に向かってその長さが短くなっており、且つ長い細棒の幅寸法よりも短い細棒の幅寸法の方を細くしたことを特徴とする濾し器。
  3. 請求項1又は2に記載の濾し器であって、
    前記収納部はドーム状の滑らかな曲面からなる凹部であり、且つその中央には前記ドーム形状を下面側から見て滑らかな曲面で上方向に向けて凹ませてなる載置部を設けたことを特徴とする濾し器。
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