JP5594475B2 - Nmrプローブ - Google Patents

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Description

本発明はNMRプローブに関し、更に詳しくは共振回路の一端から2種類の高周波を同時に注入し、共振させるようにした二重共振プローブに関する。
NMR装置は、静磁場中に置かれた被測定試料に高周波信号を照射し、その後、被測定試料から出る微小な高周波信号(NMR信号)を検出し、その中に含まれている分子構造情報を抽出することによって分子構造を解析する装置である。
図9はNMR装置の概略構成図である。高周波発振器1から発振された高周波信号は、位相制御器2及び振幅制御器3によって位相と振幅を制御され、電力増幅器4に送られる。電力増幅器4で、NMR信号を励起するために必要な電力にまで増幅された高周波信号は、デュプレクサ5を介してNMRプローブ6に送られて、NMRプローブ6内に置かれた図示しない検出コイルから被測定試料に照射される。
高周波照射後、被測定試料から出る微小なNMR信号は、NMRプローブ6内に置かれた図示しない検出コイルにより検出され、再びデュプレクサ5を介した後、今度は前置増幅器7に送られ、信号処理可能な信号強度まで増幅される。受信器8は、前記増幅器7で増幅された高周波のNMR信号をデジタル信号に変換可能なオーディオ周波数に周波数変換され、同時に振幅の制御を行なう。
受信器8でオーディオ周波数に周波数変換されたNMR信号は、アナログ・デジタル・データ変換器9によってデジタル信号に変換され、制御コンピュータ10に送られる。制御コンピュータ10は、位相制御器2及び振幅制御器3を制御すると共に、時間領域で取り込んだNMR信号をフーリエ変換処理して周波数領域に変換し、フーリエ変換後のNMR信号の位相を補正した後、NMRスペクトルとして表示する。
図10はNMRプローブの従来構成例を示す図である。以下に、記号の付し方について説明する。システムインピーダンスに整合させるデバイスをVCmatch_hot、これのハイインピーダンス側のノードにおいてそのデバイスを介してグランドに接地するデバイスをVCtune_hot1、サンプルコイルを経て反対側においてそのデバイスをグランドに接地するデバイスをVCtune_hot2、分離回路を経てそのデバイスを介してグランドに接地するデバイスをVCtune_hot3と定義することにする。
図10,図11はNMRプローブの従来構成例を示す回路図である。ここでは、一般的なf1(LF核:例13C)、f2(LF核:例X)を想定している。図10はコンセプトを実現する手段として2つのサンプルコイルを準備し、それぞれに13Cの回路構成とXの回路構成を形成する極めて一般的な回路である。
図10において、L1はサンプルコイル(インダクタ)1、C1は該サンプルコイルL1の一端とグランド間に接続されたコンデンサ、C2はサンプルコイルL1の他端とグランド間に接続されたコンデンサ、C3はコイルL1とコンデンサC2の接続点にその一端が接続され、他端は入出力端子J1に接続されたコンデンサである。コンデンサC1とC2は同調用コンデンサ、C3はマッチング用のコンデンサである。入出力端子J1からはf1=f(13C)なる高周波が印加され、サンプルコイルL1から試料(図示せず)に照射される。f1が照射された後、試料から発生されたNMR信号は、サンプルコイルL1で検出され、入出力端子J1に出力される。
L2はサンプルコイル2、C4は該サンプルコイルL2の一端とグランド間に接続されたコンデンサ、C5はサンプルコイルL2の他端とグランド間に接続されたコンデンサ、C6はコイルL2とコンデンサC5の接続点にその一端が接続され、他端は入出力端子J2に接続されたコンデンサである。コンデンサC4とC5は同調用コンデンサ、C6はマッチング用のコンデンサである。入出力端子J2からはf2=f(X)なる高周波が印加され、サンプルコイルL2から試料(図示せず)に照射される。f2が照射された後、試料から発生されたNMR信号は、サンプルコイルL2で検出され、入出力端子J2に出力される。
図10に示す回路は、サンプルコイルがL1とL2の2個共存することで成立する回路である。サンプルコイルL1とL2は物理的距離として互いに離間して並立されるので、内側に配置されるコイルでNMR共鳴を観測する核に対し、外側に配置されるコイルで観測する核種の感度は大きく低下する。同時に静磁場の均一空間領域が異なる可能性があるので、分解能の一致性に問題がある。
図11は図10に示す回路を1個の回路で実現したものである。図11において、C7はコンデンサ、L3はコイルであり、これらコンデンサC7とコイルL3と分離回路を構成する。このような分離回路を有することで、共振周波数f1とf2を有する二重化NMRプローブを実現することができる。
C8はコイルL3とコンデンサC7とで構成される分離回路の一端とその一端が接続され、他端がグランドに接地されたコンデンサ、C9はその一端がコイルL3の他端に、他端がグランドに接地されたコンデンサである。L4はサンプルコイル、C10はその一端が該サンプルコイルL4の他端と、他端がグランドに接地されたコンデンサ、C11はその一端がコイルL4の他端と、他端が入出力端子J3と接続されたコンデンサである。C12はその一端がコンデンサC8の一端と、他端が入出力端子J4と接続されたコンデンサである。コンデンサC8とC9とC10は同調用コンデンサであり、コンデンサC11とC12はマッチング用コンデンサである。
入出力端子J3からはf1(13C)の高周波が入力されてサンプルコイルL4を駆動し、入出力端子J4からはf2(X)の高周波が入力されてサンプルコイルL4を駆動する。ここで13Cは核種13Cの共鳴周波数であり、Xはそれ以外の核種からなる共鳴周波数である。
この回路では、分解能的な懸念と距離的な懸念は払拭されるが、分離回路による損失が大きく、最適な構成を保証する裏付けによるデバイス割当てが行われなくては、前提となる要件の項目は、最大効率70数%の維持は困難である。更に、周波数レンジを広い範囲にわたって保証する技術開示がないので、Xの周波数が大きく変動すると、回路効率は大きく低下する。
従来のこの種の装置としては、HF(19F核〜1H核の共鳴周波数に相当する周波数の高周波)とLF(31Pの共鳴周波数よりも低い周波数の高周波)に二重共振可能な内側コイルと、HFとLFに二重共振可能な外側コイルとを備えたNMRプローブが知られている(例えば特許文献1参照)。
また、試料の近傍に配置され、試料に周波数の異なる2種の高周波を照射するための回路或いは試料から発生する周波数の異なる2種の高周波信号を検出するための回路に接続される第1のコイルと、該第1のコイルと相互結合するように該第1のコイルと同軸上に配置された第2のコイルと、該第2のコイルに並列接続された第2の可変コンデンサとを備えた高周波回路が知られている(例えば特許文献2参照)。
また、試料管を三層に取り囲み、内側から外側に向けて配置される3つのコイル、すなわち、HFとLFに多重共振可能な内側コイルと、HFとLFに多重共振可能で、前記内側コイルとは発生する高周波磁場の方向が直交する外側コイルと、ロック周波数に少なくとも共振可能で、前記外側コイルとは発生する高周波磁場の方向が直交し、前記内側コイルとは発生する高周波磁場の方向が一致する最外側コイルとを備えたNMRプローブが知られている(例えば特許文献3参照)。
特開2008−64702号公報(段落0028〜0034、図5) 特公昭59−45097号公報(第2頁左欄第24行〜第3頁左欄第5行、第1図) 特開2008−298421号公報(段落0038〜0046、図6)
次に、従来型のように入出力端子が2つある場合の問題点について説明する。従来型の場合、それぞれにデュープレクサ(duplexer:外部回路に用意する)回路を準備する必要があり、コストや装置設計上の複雑さ等を考慮すると、高価な装置となってしまう。図12はNMRプローブの要部の構成例を示す回路図である。第1のパワーアンプ16の出力は、第1のデュープレクサ17を介してプローブ15の一つの入出力端子J1に入力される。一方、第2のパワーアンプ18の出力は、第2のデュープレクサ19を介してプローブ15の他方の入出力端子J2に入力される。
このようにして第1及び第2のパワーアンプ16,18から入力される高周波はプローブ15のサンプルコイルを駆動し図示しない試料に高周波を照射する。内部のサンプルコイル(図示せず)を駆動する。そして、プローブ15の内部のサンプルコイルで検出されたNMR信号は、それぞれの入出力端子J1,J2からNMR検出信号として取り出され、デュープレクサ17,19を介してそれぞれのプリアンプ(前置増幅器)20,21に入り、所定の振幅レベルまで増幅される。この場合において、パワーアンプ16からは高周波であるf1(13C)が入出力端子J1に入力され、パワーアンプ18からは高周波であるf2(X)が入出力端子J2に入力される。
入出力端子J1とJ2から取り出されたNMR信号は図示しないレシーバを経て復調・位相切替等を行ない、最終的にA/Dコンバータを通してデータ処理側に送られ、フーリエ変換処理されたNMRスペクトルとして表示される。
これをパワーコンバイナ(混合器)を使用して一つの端子に導入でき、同様のC−X(X:15N〜31Pまでの広い範囲の周波数レンジをカバーできる)測定ができたら都合がよい。図13はNMRプローブの要部の他の構成例を示す回路図である。図12と同一のものは同一の符号を付して示す。この構成例は、デュープレクサの機能を持つパワーコンバイナ25を設け、二つのパワーアンプ16,18からそれぞれの周波数(f1(13C)とf2(X))のパワーを出力し、パワーコンバイナ25を介して入出力端子J3を経てプローブ15内のサンプルコイル(図示しない)を駆動するものである。これらパワーアンプ16,18で高周波をプローブ15に照射し、サンプルコイルからのNMR検出信号をパワーコンバイナ25でプリアンプ26側に接続する。プリアンプ26は、NMR検出信号を増幅して後段の回路に送る。
図14はNMRプローブの要部の他の構成例を示す回路図である。図13と同一のものは、同一の符号を付して示す。この構成例は、図示しない2つの発振器からの一つのワイドアンプ30を使用して該ワイドアンプ30からはf1(13C)とf2(X)の高周波を出力してプローブ15内の図示しないサンプルコイルを駆動して試料に高周波を照射するようにしたものである。この場合において、ワイドアンプ30からの高周波信号はデュープレクサ31を介して入出力端子J3を経てプローブ15内の試料を照射し、試料から検出されたNMR信号は、デュープレクサ31でプリアンプ32側に入力するようになる。この際のプリアンプ32以降の回路動作は、図12について前述した通りである。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、容易にC−X測定が可能な装置を提供し、またX核としてカバーできる周波数範囲を飛躍的に延ばせ且つ無反射で2信号を検出器に導入することができるNMRプローブを提供することを目的としている。
[前提となる要件]
本発明の構成を説明する前に、本発明の前提となる要件について説明する。
A.この発明は、主として、最重要な核種である13C核をアンカー(固定)として、C−Xなる、異なる2核の同時共鳴を目指している。このため、想定しているそれ相応のサンプルコイルのインダクタンスは、60nH前後から数百nHの範囲にある。拡張した適用範囲としては、1H核をアンカーとしたH−Xhighも可能で、その場合のサンプルコイルのインダクタンス範囲は、13C核と1H核の相対周波数範囲が4倍であることから、相当するインダクタンス範囲は、13Cの場合の4の二乗分の1、つまり16分の1にあればよいことになる。
こうして、数nHから20nH程度の範囲にあれば、同様の動作をさせることが可能である。本発明の説明では、メインに挙げている13C核をアンカーにする2モードデュアル共振回路方式で行なう。C−X同時共振回路の性能評価をする上で、その回路のRF共振効率を算出することは理にかなっているので、使用するサンプルコイルの両端で発生する共振時電圧(但し、評価を一元化して行なえるように該共振回路には正規化した100ワットの13C核及びX核のRF電力が投入される場合で考える)を考慮する。当該サンプルコイルでシングルチューニング回路を形成した時にそのコイルで発生する正規化した電力下での共振電圧は概ね図16に示すようなものとなる。図15はその時の共振回路の一例を示す図である。
図15は共振回路の構成例を示す図である。図において、L10はサンプルコイル、C10はその一端が該サンプルコイルL10の一端と接続され、他端がグランドに接地されたチューニング用コンデンサ、C11はその一端が前記サンプルコイルL10と接続され、他端がグランドに接地されたチューニング用コンデンサ、C12はその一端がコンデンサC11と接続され、他端が入出力端子J5と接続されたマッチング用コンデンサである。入出力端子J5からはf(X)なる高周波がサンプルコイルL10に印加され、該サンプルコイルL10は図示しない試料を照射する。その後試料で発生したNMR信号を同じくサンプルコイルL10で検出して入出力端子J5に送る。
図16は標準的な共振回路の回路Qと共振電圧の周波数特性を示す図である。回路は図15に示す回路を用いた。図16において、横軸は共振周波数[MHz]、縦軸は一方がサンプルコイルの両端の共振電圧、他方が共振回路のQである。■で示した特性が100Wにおるサンプルコイル両端の電圧、◆で示した特性が共振回路のQである。図より明らかなように、サンプルコイルの両端の電圧と、共振回路のQは共振周波数に対してほぼ同様な変化を示していることが見てとれる。
但し、図16に示す共振回路を形成するサンプルコイルのインダクタンスは、最大で250nH程度としている。また、想定周波数は、400MHzのNMR装置で使用する場合のNMR周波数としている。図16に示す特性の場合、シングルチューニング時の回路のQとコイル両端の共振電圧が示されているので、発明の2モードデュアル共振回路の効率評価では、このグラフの相当周波数における共振電圧が100%効率時であるとしてそれとの比から求めることができる。但し、正規化した入力RF電力は、100ワットとしている。
B.2モードデュアル共振回路動作で両者の周波数がほぼ無反射で回路に結合するために要求される分離回路のLdcplコイルの特性は図17に示すようなものとなる。図17はC−Xペアで良好な整合を維持し2モード共振回路を可能とするLdcplと周波数帯の相関を示したものである。サンプルコイルのインダクタンスLsは250nHのケースを示す。横軸は2モード時のXの周波数[MHz]、縦軸は分離回路用インダクタLdcplのインダクタンス[nH]である。この特性図は、共鳴周波数をある値にとったときに、LC共振回路のインダクタンスとしてどれ位の値のものを用いればよいかを示している。
本来の動作では、アンカーが13C(ここではほぼ100MHzに相当)なので、コンビとなるX核の周波数は、100MHzに近接する周波数ではクロストークが発生し、互いに摂動変化を与える。このため、100MHz近傍では信号不感帯として窓を開けているのが普通である。この図の意図は、求める特性の傾向がアンカーを境に変化する様子を示すために記載したものである。
C.同様に、2モードデュアル共振回路動作で両者の周波数がほぼ無反射で回路に結合するために要求される構成回路の主容量デバイスの特性は図18に示すような特性を満足させる必要がある。図18はC−Xモードでの主要容量デバイスの相関を示す図である。横軸は2モード時のXの周波数[MHz]、縦軸は容量デバイスの値[pF]である。これら特性を示す各回路の構成要素は図19に示すものとなる。即ち、2モード時におけるXの周波数に対応する容量デバイスの容量が幾つになるかを示している。即ち図19に示す回路のコンデンサ及びバリコンの周波数に示す容量特性が図18に示すようになるということである。
D.このような条件を満足する回路形成で得られる本発明回路での効率評価結果は図20に示すようなものとなる。図20は1端子2モード(C−X)共振回路の周波数特性を示す図である。回路効率と回路のQが縦軸、横軸が周波数[MHz]である。アンカーの13Cの効率とゲストのX効率は周波数特性では相補的、すなわちトレードオフの関係になる。
また、発明モデルにより概ね60%強から70%(両者混合の電力共存の場合、最高でも電力フィフティ・フィフティで、電圧換算すると共に70数%が最大値となる)程度の効率が15N〜31P核まで得られているといえる。Q値でモニタすると、100MHz近辺で傾向線(ドットで示す曲線)から逸脱する傾向が見られることで、この近傍では両者が干渉し合っていることが分かる。数MHz近傍ぐらいまで実用に耐えそうであるが、厳密に観察すると傾向が問題なく使うためには、±10MHz程度であると考えられる。
E.回路動作を保証するシステムインピーダンスが正常にとれている場合は、回路のQは、シングルチューニング時のそれと2モードデュアル同時並立時のそれは、大きな乖離を生まない。これにより両者周波数が同時に整合がとれているか判定できる。以下にその成果を示す。図21は、1端子2モード(C−X)共振回路の周波数特性を示す図である。横軸は共振周波数[MHz]、縦軸はそれぞれの場合の回路のQと回路Qの比を示す。回路Qの比をみると、1割以内に収まっているので、かなりの整合性が見てとれる。
次に、課題を解決するための手段について記載する。
(1)請求項1記載の発明は、 被検試料に高周波を照射するためのNMRプローブ用サンプルコイルと、その一端が該NMRプローブ用サンプルコイルの一方のノードに接続されるLC並列回路からなる分離回路と、その一端が該分離回路の他端に接続され、他端がグランドに接地された第1の容量デバイスと、その一端が前記NMRプローブ用サンプルコイルの一方のノードに接続され、他端が接地された第2の容量デバイスと、その一端が前記NMRプローブ用サンプルコイルの他方のノードに接続され、他端が接地された第3の容量デバイスと、その一端が同じく前記NMRプローブ用サンプルコイルの他方のノードに接続され、他端が外部入出力端子と接続されるマッチング用の第4の容量デバイスと、を有し、該外部入出力端子から周波数の異なる2種類の高周波を同時に注入し、共振させるように構成されるNMRプローブであって、前記分離回路は、インダクタンス可変のインダクタとこれに並列に接続されたキャパシタンス可変の容量デバイスとで構成され、これらインダクタと容量デバイスと協調しながら前記2種類の高周波に関する所望の周波数割当てのそれぞれの周波数の回路効率を最適に保つようにその共振周波数が制御されることを特徴とする。
本発明は以下の効果を奏する。
(1)請求項1記載の発明によれば、容易にC−X測定が可能な装置を提供し、またX核としてカバーできる周波数範囲を飛躍的に延ばせ且つ無反射で2信号を検出器に導入することができるNMRプローブを提供することができる。
実施例1の構成例を示す回路図である。 実施例1の他の構成例を示す回路図である。 実施例2の構成例を示す回路図である。 実施例2の他の構成例を示す回路図である。 インダクタンス可変の概念図である。 シャント端子のインダクタへの接触動作を示す図である。 サポートの形状の一例を示す図である。 コイルと端子とサポートの配置を示す図である。 NMR装置の概略構成図である。 NMRプローブの従来構成例を示す回路図である。 NMRプローブの他の従来構成例を示す回路図である。 NMRプローブの要部の構成例を示す回路図である。 NMRプローブの要部の他の構成例を示す回路図である。 NMRプローブの要部の他の構成例を示す回路図である。 共振回路の構成例を示す図である。 標準的な共振回路の回路のQと共振電圧の周波数特性を示す図である。 C−Xペアで良好な整合を維持し、2モード共振回路を可変するLdcpl(X)と周波数帯の相関を示す図である。 C−Xモードでの主要容量デバイスの相関を示す図である。 共振回路の構成例を示す図である。 1端子2モード(C−X)共振回路の周波数特性を示す図である。 シングルモードQxと2モードC−XのQxの相関を示す図である。
以下、本発明の実施例について図面を参照して、詳細に説明する。
[実施例1]
図1は実施例1の構成例を示す回路図である。図1において、C10はチューニング用コンデンサ、L10はコンデンサC10の一端と接続されたインダクタンス可変のインダクタ、C11は該インダクタL10と並列接続された容量可変のコンデンサである。インダクタL10とコンデンサC11とで分離回路を構成する。この分離回路は、インダクタL10とコンデンサC11とで構成され、インダクタンスを逐次変え、並列配置のコンデンサC11と協調しながら所望の周波数割当て(C−X:13C核とそれ以外の核種のNMR周波数)のそれぞれの周波数の回路効率を最適に保つようにその共振周波数を制御するようになっている。このために、インダクタL10のインダクタンスとコンデンサC11の容量は可変できるようにし、共振周波数を可変できるようになっている。
前記チューニング用コンデンサC10の他端はグランドに接地されている。C12はインダクタL10の他端とグランド間に接続されたチューニング用コンデンサ、L11は該コンデンサC12の一端と接続されたサンプルコイル(インダクタ)、C13はサンプルコイルL11の他端とグランド間に接続されたチューニング用コンデンサ、C14はコイルL11とコンデンサC13の接続点にその一端が接続され、他端は入出力端子J10に接続されたコンデンサである。コンデンサC10,C12及びC13はチューニング(同調)用コンデンサ、C14はマッチング用のコンデンサであり、そのキャパシタンスは可変できるようになっている。
入出力端子J10からはf1=f(13C)なる高周波と、f2=f(X)なる高周波が同時に印加され、サンプルコイルL11から試料(図示せず)に照射される。f1が照射された後、試料から発生されたNMR信号は、サンプルコイルL11で検出され、入出力端子J10に出力される。
このように構成された回路において、入出力端子J10からは13Cの高周波とXの高周波が同時に印加される。これら高周波は、サンプルコイルL11を駆動し、図示しない試料に高周波が照射される。照射した後、サンプルコイルL11からは、試料からの高周波の周波数に対応したf1とf2の共鳴点を持つNMR信号が検出され、コンデンサC14からは検出されたNMR信号が入出力端子J10を介して外部に出力される。この時、前記分離回路は検出信号であるNMR信号がグランドに漏れないように高インピーダンスを保持する。
この分離回路のインダクタのインダクタンスLxの範囲は、前記サンプルコイルのインダクタンスをLsとして、以下の範囲であることを特徴とする。
(1/3)Ls<Lx<neary Ls
この実施例の発明によれば、前記分離回路のインダクタンスを所定の範囲になるように設定することにより、共振回路を最適に設定することができる。
また、前記分離回路用の容量デバイスCdcplは、所望のX周波数に対する選ばれたインダクタンスLxについてその並列時のLC共振周波数fdcplが以下の範囲にあることを特徴とする。
neary1MHz<|f(X)−f(dcpl)|<5〜8MHz
ただし、f(X)>f(13C)の場合
neary1MHz|f(13C)−f(dcpl)|neary3MHz
ただし、f(X)<f(13C)の場合
この分離回路のLC共振周波数が所定の範囲になるようにすることで、共振回路を最適に設定することができる。
前記分離回路の同時共振周波数及びそのカバー範囲は、当該NMRプローブの一つの入出力端子からその回路に作用し、両者の周波数はほぼ無反射で回路に結合していることを特徴とする。
この分離回路のインダクタンスとキャパシタンスを最適に調整することにより、共振回路を無反射の回路とすることができる。
以上、説明したように、本発明によれば、容易にC−X測定が可能な装置を提供し、またX核としてカバーできる周波数範囲を飛躍的に延ばせ且つ無反射で2信号を検出器に導入することができるNMRプローブを提供することができる。
図2は実施例1の他の構成例を示す図である。図1と同一のものは、同一の符号を付して示す。この実施例は、分離回路のインダクタL10のインダクタンスとコンデンサC11のキャパシタンスをリモート信号により可変できるようにしたものである。このリモート信号は外部端子J11からリモート信号として入力される。
[実施例2]
図3は実施例2の構成例を示す回路図である。図1と同一のものは、同一の符号を付して示す。この実施例は、入出力端子を更に一つ設けてJ12とし、J12からf2(f2=f(X))の高周波を入力するようにしたものである。元の入出力端子J10からはf1(=f(13C))の高周波を入力するようにしている。C15はマッチング用コンデンサとして分離回路の一端と入出力端子J12間に接続されている。この場合、NMR信号は、それぞれの端子J10,J12から取り出される。即ち、f1は端子J10から、f2は端子J12から取り出される。
このような構成にしても、その回路動作は図1に示す実施例1と同じ動作をする。即ち、入出力端子J10からはf1の高周波を、入出力端子J12からはf2の高周波を同時に印加する。この結果、サンプルコイルL11からは2つの周波数を持つ高周波が試料(図示せず)に照射される。試料で発生されたNMR信号は入出力端子J10又はJ12から取り出される。この時、入出力端子J10からはf1NMR信号が取り出され、入出力端子J12からはf2NMR信号がとりだされる。分離回路は、f1のNMR信号が入出力端子J12側に漏れるのを阻止する。
図4は実施例2の他の構成例を示す図である。図2,図3と同一のものは、同一の符号を付して示す。この実施例は、分離回路のインダクタL10のインダクタンスとコンデンサC11のキャパシタンスをリモート信号により可変できるようにしたものである。このリモート信号は外部端子J13からリモート信号として入力される。
次に、インダクタのインダクタンスの可変機構について説明する。図5はインダクタンス可変の概念図である。図において、40はコイルが複数巻回されたインダクタ、41はシャント端子で、インダクタ40の表面を接触しながら摺動する。シャント端子41の一端には端子J20が取り付けられており、インダクタ40の一端にも端子J21が取り付けられている。そして、端子J20と端子21から取り出されるインダクタのインダクタンスが可変することになる。
即ち、シャント端子41を図の矢印A方向に移動させると、インダクタ40のシャント端子41が接触する領域までのインダクタンス成分はインダクタンスとして機能しないことになる。従って、端子J20からJ21までの範囲で機能するインダクタンスは、Lx0、Lx1、Lx2、Lx3と順次減少していく。このような動作によりインダクタのインダクタンスを可変することができる。
図6はシャント端子のインダクタへの接触動作を示す図である。図5と同一のものは、同一の符号を付して示す。図は対象部材を上から見た場合の図を示している。図において、40はインダクタ、41はシャント端子、42は該シャント端子41を保持するサポート、43は該サポート42の一端と接続されるボールネジである。最初はシャント端子部を図に矢印Bで示す方向に移動させる。
次に、(b)の位置にきたら、今度はボールネジ43を回転させてサポート42を図の矢印C方向に移動させる。その結果、シャント端子41はインダクタ40に対して所定の位置に達することになる。所定の位置に達したら、今度は(c)に示す矢印D方向にシャント端子41を移動させる。この結果、シャント端子41はインダクタ40に接触することになる。この状態が図5のLx0の状態である。ここで、ボールネジ43を回転させて矢印C方向に移動させると、図に示すインダクタのインダクタンスは漸次減少していくことになる。
この実施例によれば、シャント端子41がインダクタ40の所定の位置に達するまではシャント端子41とインダクタ40は接触せず、シャント端子41がインダクタ40に接触してから、図5に示すようにそのインダクタ40上を摺動していくことになり、無用なシャント端子の摩耗を防ぐことができる。シャント端子41が摩耗しないので、インダクタ40と接触部分は確実に接触し、接触抵抗が増加するということもない。
図7はサポートの形状の一例を示す図である。図6と同一のものは、同一の符号を付して示す。図において、40はインダクタ、41はシャント端子、42はサポートである。移動時にはシャント端子41とインダクタ40は離れているが、設定時には接着し所定のインダクタンスを持つインダクタとして形成されることになる。ここで、シャント端子は両側共に導体によるものになるか片側だけ導体で他方は絶縁体であるかを決める必要がある。
コイルを含めたこの回路の性能に関わるので、実験的に決められる。一般的には両側共に導体の方が作りやすいし回路動作上も接触抵抗が軽減できる(2点で接触しているため)ので安定動作が見込まれる。インダクタンスの関係などコントロールしたい周波数範囲の関係で微妙なインダクタンス割り当てが必要な場合は導体と絶縁体の混合した端子が使用される。一点鎖線で示すケースの場合は、当該サポートの形状が半円かまぼこ型ではなく、ほぼ円筒型形状のもので移動前は開いた状態にあり、所望の接触位置で閉じた状態になる。
図8はコイルと端子とサポートの配置を示す図である。コイル(インダクタ)40はサポート42の内部に設けられており、シャント端子41はサポート42に取り付けられている。そして、図7に示すように、移動時には端子1と端子2はコイル40から離れており、設定時に端子1と端子2はコイル40に接着する。
上述の実施例では、固定側核種として13Cを用いた場合を例にとったが、本発明はこれに限るものではなく、PやF等を用い、他方の核種としてXを用いるようにすることが可能である。
本発明によれば、以下に示すような効果が得られる。
1)本発明により容易にC−X測定が可能な装置及び測定方法を提供することができる。
2)本発明によれば、X核としてカバーできる周波数範囲が飛躍的に延び、且つ無反射で2信号を検出器に導入できるので、感度及び照射効率が向上する。
3)本発明で最適設計値を開示しているので、類似回路構成にこの設計値を利用することで、Qが極めて良好な回路を提供することができる。
4)一つのサンプルコイルに2モードを導入できるので、分解能を一義的に決定することができる。
C10 コンデンサ
C12 コンデンサ
C13 コンデンサ
C11 可変コンデンサ
C14 可変コンデンサ
L10 可変インダクタ
L11 サンプルコイル
J10 入出力端子

Claims (7)

  1. 被検試料に高周波を照射するためのNMRプローブ用サンプルコイルと、
    その一端が該NMRプローブ用サンプルコイルの一方のノードに接続されるLC並列回路からなる分離回路と、
    その一端が該分離回路の他端に接続され、他端がグランドに接地された第1の容量デバイスと、
    その一端が前記NMRプローブ用サンプルコイルの一方のノードに接続され、他端が接地された第2の容量デバイスと、
    その一端が前記NMRプローブ用サンプルコイルの他方のノードに接続され、他端が接地された第3の容量デバイスと、
    その一端が同じく前記NMRプローブ用サンプルコイルの他方のノードに接続され、他端が外部入出力端子と接続されるマッチング用の第4の容量デバイスと、
    を有し、該外部入出力端子から周波数の異なる2種類の高周波を同時に注入し、共振させるように構成されるNMRプローブであって、
    前記分離回路は、インダクタンス可変のインダクタとこれに並列に接続されたキャパシタンス可変の容量デバイスとで構成され、これらインダクタと容量デバイスと協調しながら前記2種類の高周波に関する所望の周波数割当てのそれぞれの周波数の回路効率を最適に保つようにその共振周波数が制御されることを特徴とするNMRプローブ。
  2. 前記分離回路のインダクタのインダクタンスと容量デバイスのキャパシタンスを外部からのリモート信号により可変できるように構成されたことを特徴とする請求項1記載のNMRプローブ。
  3. 前記分離回路のインダクタは手動で所望ステップに応じた値になるように調整するか、外部リモート制御信号を受けてその指示に従って予め準備されたメニュー通りに動作し、同様に前記分離回路の容量デバイスも所望ステップに応じた値に手動又はリモート制御で設定されることを特徴とする請求項1又は2記載のNMRプローブ。
  4. 前記分離回路のインダクタのインダクタンスLxの範囲は、前記サンプルコイルのインダクタンスをLsとして、以下の範囲であることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載のNMRプローブ。
    (1/3)Ls<Lx<nearly Ls
  5. 前記分離回路用の容量デバイスCdcplは、所望のX周波数に対する選ばれたインダクタンスLxについてその並列時のLC共振周波数fdcplが以下の範囲であることを特徴とする請求項記載のNMRプローブ。
    nearly1MHz<|f(X)−f(dcpl)|<5〜8MHz
    ただし、f(X)>f(13C)の場合
    nearly1MHz<|f(13C)−f(dcpl)|<nearly3MHz
    ただし、f(X)<f(13C)の場合
  6. 前記分離回路のインダクタのインダクタンスの調整は、予め形成されたインダクタを摺動機構を有するシャント端子が前記インダクタの任意の位置に圧接することにより行なうことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のNMRプローブ。
  7. 前記分離回路の同時共振周波数及びそのカバー範囲は、当該NMRプローブの一つの入出力端子からその回路に作用し、両者の周波数はほぼ無反射で回路に結合していることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載のNMRプローブ。
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