JP5594266B2 - インジェクタ駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の燃料噴射インジェクタを駆動するインジェクタ駆動装置に関する。
内燃機関の各気筒に対する燃料噴射を制御する燃料噴射制御装置は、例えば電磁ソレノイドを駆動するためのインジェクタ駆動装置(EDU:Electronic injector Driver Unit)を備えている。インジェクタ駆動装置は、ECU(Electronic Control Unit)から入力した噴射信号IJtnに基づいてインジェクタの駆動信号その他の信号を生成する駆動制御回路、バッテリ電圧を昇圧してコンデンサに充電する昇圧電源部、昇圧電源部とソレノイドとの間に設けられた放電スイッチ、開弁状態を保持するための定電流を出力する定電流電源部、駆動信号に基づいて通電ソレノイドを選択し通電経路を形成する気筒選択スイッチなどを備えている。
特許文献1の段落0013に記載されているように、各気筒(例えば6気筒)に設けられたインジェクタは、2ずつの制御グループ(例えば3グループ)に分けられている。正常な状態では、各制御グループ内の2つの噴射信号IJtA、IJtBは、互いに重なることなく交互にHレベル(噴射指令)となる。これに対し、噴射信号IJtAまたはIJtBの信号線がバッテリ電源線に短絡すると、駆動信号Aまたは駆動信号BがHレベルに固定されてソレノイドが通電され続け、そのインジェクタが開弁状態にロックされてしまう。
図6は、駆動制御回路のうちインジェクタのロック防止作用を有する駆動信号A、Bの出力回路を示している。この駆動制御回路1は、異常判定回路2と駆動信号生成回路3、4を備えている。異常判定回路2は、インバータ5〜8とNORゲート9とからなる否定論理和回路10、トランジスタ11と抵抗12とコンデンサ13とからなる充放電回路14およびコンパレータ15から構成されている。駆動信号生成回路3は、インバータ16とNORゲート17から構成されており、駆動信号生成回路4は、インバータ18とNORゲート19から構成されている。
図7は、駆動制御回路1の波形図である。時刻t1で噴射信号IJtAがHレベルに変化した後、その噴射信号線がバッテリ電源線に短絡すると、コンデンサ13の電圧Vcが上昇を続ける。やがて時刻t2で異常判定電圧Vrefに達すると、異常判定信号ScがHレベルからLレベルに変化するので、噴射信号IJtA、IJtBの状態にかかわらず駆動信号A、BがともにLレベルになり、インジェクタA、Bともに閉弁する。この保護動作は、噴射信号IJtA、IJtBがともにLレベルに戻る時刻t3まで続く。
特開2003−56386号公報
上述した従来の駆動制御回路1は、インジェクタA、Bの噴射信号線のうち一方の噴射信号線がバッテリ電源線に短絡すると、当該一方のインジェクタのみならず、同じ制御グループに属する他方のインジェクタの駆動も停止させる。このため、エンジン出力が急激に低下するなどの問題が生じる。これに対しては、インジェクタ(気筒)ごとに、異常判定回路を備えた駆動制御回路を設けることが考えられる。しかし、例えば6気筒の場合にはさらに3回路分を追加する必要が生じ、回路規模が増大し、装置サイズやコストの上昇を招く。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、制御グループごとに共通に設けられた異常判定回路を用いて、噴射信号線の電源短絡が生じたインジェクタだけを選択的に駆動停止させることができるインジェクタ駆動装置を提供することにある。
請求項1に記載した手段によれば、駆動制御手段は、内燃機関の各気筒への燃料噴射を指令する噴射信号を入力し、各インジェクタの駆動信号を出力する。駆動回路は、その駆動信号に従ってインジェクタへの通断電を行う。駆動制御手段は、複数のインジェクタを第1インジェクタと第2インジェクタとからなる2ずつの制御グループに分け、制御グループごとに異常判定回路、第1遮断制御回路、第2遮断制御回路、第1駆動信号生成回路および第2駆動信号生成回路を備えている。
異常判定回路は、第1インジェクタの噴射信号が噴射指令状態にあり且つ第1遮断信号がセットされるまでの期間または第2インジェクタの噴射信号が噴射指令状態にあり且つ第2遮断信号がセットされるまでの期間に所定の電流でコンデンサを充電/放電し、それ以外の期間ではコンデンサを放電/充電し、コンデンサの電圧が異常判定レベル以上/異常判定レベル以下である時に異常判定信号を出力する。
第1遮断制御回路は、第1インジェクタの噴射信号が噴射指令状態にあり且つ異常判定信号が出力されたことを条件として第1遮断信号をセットし、第1インジェクタの噴射信号が噴射停止指令状態となったことを条件として第1遮断信号をリセットする。第2遮断制御回路は、第2インジェクタの噴射信号が噴射指令状態にあり且つ異常判定信号が出力されたことを条件として第2遮断信号をセットし、第2インジェクタの噴射信号が噴射停止指令状態となったことを条件として第2遮断信号をリセットする。
第1駆動信号生成回路は、第1遮断信号がリセットされている時には第1インジェクタについて当該噴射信号に従った駆動信号を出力し、第1遮断信号がセットされている時には当該噴射信号にかかわらず断電させる駆動信号を出力する。第2駆動信号生成回路は、第2遮断信号がリセットされている時には第2インジェクタについて当該噴射信号に従った駆動信号を出力し、第2遮断信号がセットされている時には当該噴射信号にかかわらず断電させる駆動信号を出力する。
この構成によれば、各制御グループにおいて、第1遮断信号および第2遮断信号がリセットされている状態で第1インジェクタの噴射信号または第2インジェクタの噴射信号が噴射指令状態になると、異常判定回路はコンデンサへの電荷設定を開始する。正常時には、コンデンサの電圧が異常判定レベルに達する前に第1インジェクタおよび第2インジェクタの噴射信号がともに噴射停止指令状態に戻るので、コンデンサの電荷が初期化され異常判定回路は異常判定信号を出力しない。
これに対し、何れかの噴射信号線に電源短絡異常が生じると、コンデンサの電圧が異常判定レベルに達し、異常判定回路は異常判定信号を出力する。第1遮断制御回路は、第1インジェクタの噴射信号に電源短絡異常が生じたと判定すると、第1遮断信号をセットして噴射信号が噴射停止指令状態となるまで保持する。このセット期間では、第1駆動信号生成回路は、噴射信号の状態にかかわらず断電駆動信号を出力する。第2遮断制御回路および第2駆動信号生成回路も第2遮断信号を用いて同様に動作する。
このように第1または第2遮断信号がセットされると、当該インジェクタを断電するのに異常判定信号は不要となる。そこで、異常判定回路は、当該インジェクタの噴射信号に応じたコンデンサの電荷設定を停止し、他の噴射信号に応じた電荷設定に備えてコンデンサの電荷を初期化する。その後、他の噴射信号が噴射指令状態になると、コンデンサへの電荷設定を開始する。
本手段によれば、制御グループごとに共通に設けた異常判定回路を用いて、第1インジェクタの噴射信号と第2インジェクタの噴射信号の電源短絡異常を独立して監視でき、噴射信号線の電源短絡が生じたインジェクタだけを選択的に駆動停止させることができる。また、異常判定回路を共通化したので、従来装置に対するサイズとコストの増大を極力抑えられる。
また、RSフリップフロップを用いて第1遮断制御回路および第2遮断制御回路を構成したので、回路構成を簡単化することができる。
請求項2に記載した手段によれば、異常判定回路は、第1インジェクタの噴射信号と第1遮断信号の反転信号との論理積信号と、第2インジェクタの噴射信号と第2遮断信号の反転信号との論理積信号との否定論理和信号を生成する論理回路と、電流生成回路とコンデンサとの直列回路と、否定論理和信号によりコンデンサの端子間を短絡するスイッチ回路と、コンデンサの端子間電圧と異常判定レベルを比較して異常判定信号を出力する比較器とから構成されている。こうした充放電による異常判定回路を用いると、フィルタ作用によりノイズによる誤判定を低減することができる。
本発明の一実施形態に係る駆動制御回路のうち駆動信号A、Bの出力回路を示す図 燃料噴射制御装置の全体構成図 駆動制御回路に係る信号およびソレノイドに流れる駆動電流の波形図 二重故障の場合の図3相当図 二重故障の場合の図3相当図 従来技術を示す図1相当図 図3相当図
以下、本発明の一実施形態について図1ないし図5を参照しながら説明する。
図2は、燃料噴射制御装置の全体構成図である。燃料噴射制御装置は、エンジン(内燃機関)を制御する電子制御装置30(以下、ECU30という)と、ECU30からの噴射指令または噴射停止指令に応じてエンジンの各気筒(本実施形態では6気筒)のインジェクタ21〜26を駆動するインジェクタ駆動装置31とから構成されている。
噴射信号IJt1〜IJt6は、燃料の噴射指令を示すHレベルと噴射停止指令を示すLレベルとからなる2値信号であり、ECU30から噴射信号線を通してインジェクタ駆動装置31の入力端子Ta1〜Ta6に入力されている。フェイル信号IJf1〜IJf3は、インジェクタの駆動電流が所定値(例えば4A程度)以上になった時にLレベルとなり、その後駆動電流が所定値(例えば1A程度)以下になると再びHレベルとなる信号であり、出力端子Ta7〜Ta9からECU30に出力されている。
インジェクタ21〜26は、ソレノイドL1〜L6を備えた電磁式であり、ソレノイドL1〜L6の通電、断電により開弁、閉弁する。ソレノイドL1〜L6は、それぞれハイサイド側の出力端子Tb1〜Tb6とロウサイド側の出力端子Tc1〜Tc6との間に接続されている。各気筒のインジェクタ21〜26は、同時に駆動されることがないインジェクタ同士が対になり2ずつの制御グループ(例えばインジェクタ21と24、インジェクタ22と25、インジェクタ23と26)に分けられている。
以下の説明では、各グループに属する2つのインジェクタを第1インジェクタA、第2インジェクタBとして区別する。同一グループに属するインジェクタA、Bのハイサイド側の出力端子Tb1とTb4、出力端子Tb2とTb5、出力端子Tb3とTb6は、それぞれインジェクタ駆動装置31内で接続されている。上記フェイル信号IJf1〜IJf3は、各グループに対し1本ずつ設けられている。
インジェクタ駆動装置31は、モノリシックICとして形成された駆動制御回路32(駆動制御手段)、電源端子Td1、Td2間に入力されるバッテリ電圧VBを昇圧する昇圧電源部33、昇圧電源部33と出力端子Tb1〜Tb6との間にグループごとに設けられた放電スイッチ34、開弁状態を保持するための定電流を出力するグループごとに設けられた定電流電源部35、および出力端子Tc1〜Tc6とグランドとの間に設けられた気筒選択スイッチ36を備えている。昇圧電源部33、放電スイッチ34、定電流電源部35および気筒選択スイッチ36により駆動回路が構成されている。
昇圧電源部33は、昇圧コイル37a、37b、MOSトランジスタ38a、38b、ダイオード39a、39bおよびコンデンサ40a、40bからなる二重化されたDC/DCコンバータから構成されている。MOSトランジスタ38a、38bのゲートには駆動制御回路32から共通の昇圧パルスが与えられ、共通に接続されたダイオード39a、39bのカソードおよびコンデンサ40a、40bの正側端子に昇圧電圧が生成される。駆動制御回路32は、昇圧電圧が規定の電圧に等しくなるように昇圧パルスを出力する。
放電スイッチ34は、グループごとに1ずつのMOSトランジスタ41a、41b、41cを備えており、放電制御信号によりオンオフ動作が行われる。定電流電源部35も、グループごとに1ずつのMOSトランジスタ42a、42b、42cを備えている。ダイオード43a、43b、43cは逆流防止ダイオードであり、ダイオード44a、44b、44cは還流ダイオードである。駆動制御回路32は、各グループを構成する2つのソレノイドに流れる総電流が規定の電流値に等しくなるように定電流制御信号を出力する。
気筒選択スイッチ36は、出力端子Tc1〜Tc6とグランドとの間に接続されたMOSトランジスタ45a〜45fを備えており、後述する駆動信号A、Bによりオンオフ動作が行われる。図示しないが、同一グループに属するソレノイドを駆動するMOSトランジスタのソースは、共通に設けられた電流検出用抵抗を介してグランドに接続されている。駆動制御回路32は、この電流検出用抵抗の電圧に基づいて、各グループを構成するソレノイドに流れる総電流を検出し、上記定電流制御を実行する。
図1は、駆動制御回路32のうち、第1インジェクタAの噴射信号IJtA、第2インジェクタBの噴射信号IJtBを入力し、第1インジェクタAの駆動信号A、第2インジェクタBの駆動信号Bを出力するグループごとの回路構成を示している。昇圧パルス、放電制御信号、定電流制御信号およびフェイル信号IJf1〜IJf3の生成回路等については省略されている。また、図6と実質的に同一の構成部分には同一符号を付して示している。
駆動制御回路32は、異常判定回路46、第1遮断制御回路47、第2遮断制御回路48、NORゲート17(第1駆動信号生成回路)およびNORゲート19(第2駆動信号生成回路)から構成されている。
異常判定回路46は、論理回路49、充放電回路14およびコンパレータ15から構成されている。論理回路49は、インバータ5、6とNORゲート9、50、51とから構成されている。NORゲート50は、噴射信号IJtAをインバータ5で反転させた信号と、第1遮断制御回路47から出力される第1遮断信号Sb1(後述)とを入力する。NORゲート51は、噴射信号IJtBをインバータ6で反転させた信号と、第2遮断制御回路48から出力される第2遮断信号Sb2(後述)とを入力する。NORゲート9は、これらNORゲート50、51の出力信号を入力する。
NORゲート50、51をANDゲートを用いて等価的に書き換えると、NORゲート50の出力信号は、噴射信号IJtAと第1遮断信号Sb1の反転信号との論理積信号となり、NORゲート51出力信号は、噴射信号IJtBと第2遮断信号Sb2の反転信号との論理積信号となる。従って、論理回路49が出力する充放電制御信号Saは、これら2つの論理積信号の否定論理和信号となる。
充放電回路14は、制御用電源線とグランドとの間に接続された抵抗12(電流生成回路)とコンデンサ13との直列回路、およびコンデンサ13の端子間に接続されて充放電制御信号Saによりオンオフされるトランジスタ11(スイッチ回路)から構成されている。後述するロック判定時間を調整できるように、抵抗12とコンデンサ13はICに対し外付けされている。コンパレータ15(比較器)は、コンデンサ13の電圧Vcと異常判定電圧Vref(異常判定レベル)とを比較して異常判定信号Scを出力する。異常を示すHレベルの異常判定信号Scが、本発明でいう異常判定信号に相当する。この異常判定回路46を用いると、フィルタ作用によりノイズによる誤判定を低減することができる。
噴射信号IJtAがHレベル(噴射指令状態)となり且つ第1遮断信号Sb1がLレベル(リセット状態)にある期間、または噴射信号IJtBがHレベルとなり且つ第2遮断信号Sb2がLレベルにある期間では、充放電制御信号SaがLレベルになりトランジスタ11がオフする。制御電源電圧とCR時定数とで定まるロック判定時間が経過すると、コンデンサ13の電圧Vcは異常判定電圧Vrefに達し、異常判定信号ScはHレベル(異常判定)となる。それ以外の期間では、充放電制御信号SaがHレベルになりトランジスタ11がオンする。このときコンデンサ13の電圧Vcはほぼ0Vに初期化され、異常判定電圧Vrefよりも低いので、異常判定信号ScはLレベル(正常判定)となる。
第1遮断制御回路47は、RSフリップフロップ52とANDゲート53とから構成されている。ANDゲート53は、噴射信号IJtAと異常判定信号Scを入力してRSフリップフロップ52のセット信号を作っている。噴射信号IJtAの反転信号は、RSフリップフロップ52のリセット信号となる。RSフリップフロップ52は、第1遮断信号Sb1を出力する。
この構成により、第1インジェクタAの噴射信号IJtAがHレベルとなり且つ異常判定信号ScがHレベルとなった時に第1遮断信号Sb1をHレベルにセットする。そして、噴射信号IJtAがLレベルとなった時に第1遮断信号Sb1をLレベルにリセットする。
第2遮断制御回路48も、第1遮断制御回路47と同様にRSフリップフロップ54とANDゲート55とから構成されている。ANDゲート55は、噴射信号IJtBと異常判定信号Scを入力してRSフリップフロップ54のセット信号を作っている。噴射信号IJtBの反転信号は、RSフリップフロップ54のリセット信号となる。RSフリップフロップ54は、第2遮断信号Sb2を出力する。
この構成により、第2インジェクタBの噴射信号IJtBがHレベルとなり且つ異常判定信号ScがHレベルとなった時に第2遮断信号Sb2をHレベルにセットする。そして、噴射信号IJtBがLレベルとなった時に第2遮断信号Sb2をLレベルにリセットする。
第1駆動信号生成回路であるNORゲート17には、噴射信号IJtAの反転信号、第1遮断信号Sb1、過電圧検出信号および過電流検出信号が入力されている。過電圧検出信号、過電流検出信号は、それぞれ駆動電圧の過電圧状態、駆動電流の過電流状態においてHレベル(異常状態)になる。第1遮断信号Sb1がリセットされており過電圧も過電流も検出されていない時、NORゲート17は噴射信号IJtAに従った駆動信号Aを出力する。第1遮断信号Sb1がセットされており或いは過電圧または過電流が検出されている時、NORゲート17は噴射信号IJtAにかかわらずLレベル(断電)の駆動信号Aを出力する。
第2駆動信号生成回路であるNORゲート19には、噴射信号IJtBの反転信号、第2遮断信号Sb2、過電圧検出信号および過電流検出信号が入力されている。第2遮断信号Sb2がリセットされており過電圧も過電流も検出されていない時、NORゲート19は噴射信号IJtBに従った駆動信号Bを出力する。第2遮断信号Sb2がセットされており或いは過電圧または過電流が検出されている時、NORゲート19は噴射信号IJtBにかかわらずLレベル(断電)の駆動信号Bを出力する。
次に、図3ないし図5を参照しながら本実施形態の作用について説明する。
図3ないし図5は、駆動制御回路32に係る信号およびソレノイドに流れる駆動電流の波形図である。上から順に噴射信号IJtA、IJtB、駆動電流IA、IB、フェイル信号IJfn、コンデンサ13の電圧Vc、第1遮断信号Sb1、第2遮断信号Sb2を示している。
ECU30から正常に与えられる噴射信号IJtA、IJtBは、Lレベル(噴射停止指令状態)となる期間を挟んで交互にHレベル(噴射指令状態)となる信号である。噴射信号IJtAまたは噴射信号IJtBがHレベルになると、駆動制御回路32は、気筒選択スイッチ36のうち対応するMOSトランジスタ45x(xはa、b、…、eまたはf)に駆動信号Aまたは駆動信号Bを与えてオン駆動する。
これとともに、駆動制御回路32は、放電スイッチ34のうち当該グループに対応するMOSトランジスタ41x(xはa、bまたはc)に放電制御信号を与えてオン駆動し、MOSトランジスタ42xに定電流制御信号を与えて定電流制御する。MOSトランジスタ41xがオンすると、コンデンサ40a、40bの放電によりソレノイドに大電流が流れる。検出電流がこの大電流に対応して設定されたしきい値に達すると、MOSトランジスタ41xをオフ駆動する。このように大きな放電電流を流すことにより、インジェクタの開弁応答性を高められる。
駆動制御回路32は、駆動信号Aまたは駆動信号BがLレベルに戻るまでの期間、検出電流と所定のヒステリシス幅を持つ2つのしきい値とを比較して定電流制御信号を出力することによりMOSトランジスタ42xをオンオフ駆動する。これにより、各グループを構成するソレノイドに流れる総電流(正常時であれば何れか一方のソレノイドに流れる電流)を定電流制御する。
図3は、噴射信号IJtAの噴射信号線に電源短絡異常が生じた時の波形を示している。時刻t1で、ECU30からインジェクタ駆動装置31に至る噴射信号IJtAの噴射信号線が振動等による被覆破れなどによってバッテリ電源線に短絡すると、噴射信号IJtAがHレベルになる。これにより充放電制御信号SaがLレベルになり、異常判定回路46の充放電回路14はコンデンサ13への充電を開始する。正常な噴射信号IJtAとは異なり、噴射信号IJtAはHレベルのまま保持されるので、コンデンサ13の電圧Vcは上昇を続ける。やがて、時刻t2で電圧Vcが異常判定電圧Vrefに達すると、異常判定信号ScがLレベルからHレベルに変化する。
この時、噴射信号IJtAがHレベルなので、第1遮断制御回路47のRSフリップフロップ52は、第1遮断信号Sb1をHレベルにセットする。一方、噴射信号IJtBはLレベルなので、第2遮断制御回路48のRSフリップフロップ54は、第2遮断信号Sb2をLレベルのまま保持する。これにより、駆動制御回路32は、第1インジェクタAについて噴射信号IJtAにかかわらずLレベルの駆動信号Aを出力し、他方の第2インジェクタBについては噴射信号IJtBに従った駆動信号Bを出力する。従って、噴射信号に電源短絡異常が生じた第1インジェクタAだけが閉弁され、噴射信号が正常な第2インジェクタBは噴射信号IJtBに従った燃料噴射動作を継続することができる。
また、第1遮断信号Sb1がセットされると、異常判定回路46において充放電制御信号SaがHレベルになる。これにより、トランジスタ11がオンしてコンデンサ13の電荷が直ちに放電され、異常判定信号ScはLレベルに戻る。すなわち、第1遮断信号Sb1がセットされると、異常判定回路46を噴射信号IJtBの電源短絡異常の検出に利用できるように異常判定回路46が初期化される。
その後、時刻t3で噴射信号線の電源短絡が解消され噴射信号IJtAがLレベルに復帰すると、第1遮断制御回路47のRSフリップフロップ52は、第1遮断信号Sb1をLレベルにリセットする。これにより、第1インジェクタAは、噴射信号IJtAに従った燃料噴射動作を再開する。
なお、時刻t1から時刻t2の間において噴射信号IJtBが正常にHレベルになると、駆動電流は第1インジェクタAのソレノイドと第2インジェクタBのソレノイドに分流するので、第2インジェクタBの駆動電流IBが不足し、第2インジェクタBは燃料を噴射できない。しかし、第1遮断信号Sb1がセットされた後は、上述したように第2インジェクタBは噴射信号IJtBに従って燃料噴射動作を継続することができる。
また、噴射信号IJtAの電源短絡異常により異常判定信号ScがHレベルに変化した時刻t2に、噴射信号IJtBが正常にHレベルになっていると、第2遮断制御回路48のRSフリップフロップ54は第2遮断信号Sb2をHレベルにセットする。しかし、正常な噴射信号IJtBは噴射期間が経過するとLレベルに戻るので、その時点で第2遮断信号Sb2はリセットされる。従って、この場合にも、第2インジェクタBは噴射信号IJtBに従って燃料噴射動作を継続することができる。
図4は、噴射信号IJtAの噴射信号線に電源短絡異常が生じて第1遮断信号Sb1がセットされた後、噴射信号IJtBの噴射信号線にも電源短絡異常が生じた二重故障時の波形を示している。時刻t11で噴射信号IJtAがHレベルになってから時刻t12で第1遮断信号Sb1がセットされるまでの動作は、図3に示した時刻t1から時刻t2までの動作と同じである。
噴射信号IJtAの噴射信号線に電源短絡異常が生じている時刻t13において、噴射信号IJtBの噴射信号線にも電源短絡異常が生じると、異常判定回路46の充放電回路14はコンデンサ13への充電を開始する。時刻t14で電圧Vcが異常判定電圧Vrefに達すると、異常判定信号ScがHレベルに変化する。この時、噴射信号IJtBがHレベルなので、第2遮断制御回路48のRSフリップフロップ54は、第2遮断信号Sb2をHレベルにセットする。一方、第1遮断制御回路47のRSフリップフロップ52は、第1遮断信号Sb1のセット状態を保持する。その結果、駆動制御回路32は、電源短絡異常が生じている第1インジェクタAと第2インジェクタBの両者についてLレベル(断電)の駆動信号A、Bを出力する。第2遮断信号Sb2がセットされると、コンデンサ13の電荷が放電され、異常判定回路46が初期化される。
その後、時刻t15で噴射信号IJtAの電源短絡異常が解消されると、第1遮断制御回路47のRSフリップフロップ52は、第1遮断信号Sb1をLレベルにリセットする。続いて、時刻t16で噴射信号IJtBの電源短絡異常が解消されると、第2遮断制御回路48のRSフリップフロップ54は、第2遮断信号Sb2をLレベルにリセットする。このように、電源短絡異常が解消されたインジェクタA、Bは、燃料噴射動作を再開する。
図5は、噴射信号IJtAの噴射信号線に電源短絡異常が生じて第1遮断信号Sb1がセットされる前に、噴射信号IJtBの噴射信号線にも電源短絡異常が生じた二重故障時の波形を示している。時刻t21で噴射信号IJtAがHレベルになると、充放電制御信号SaがLレベルになり、異常判定回路46の充放電回路14はコンデンサ13への充電を開始する。時刻t22で噴射信号IJtBがHレベルになっても充電動作は継続する。
時刻t21からロック判定時間が経過した時刻t23において、異常判定信号ScがHレベルに変化する。この時、噴射信号IJtA、IJtBがともにHレベルなので、第1遮断制御回路47のRSフリップフロップ52と第2遮断制御回路48のRSフリップフロップ54は、それぞれ第1遮断信号Sb1と第2遮断信号Sb2をHレベルにセットする。その結果、駆動制御回路32は、電源短絡異常が生じている第1インジェクタAと第2インジェクタBの両者について同時にLレベル(断電)の駆動信号A、Bを出力する。電源短絡異常が順次解消される時刻t24以降の動作は、図4に示した時刻t15以降の動作と同じである。
以上説明したように、本実施形態の駆動制御回路32は、各制御グループに属するインジェクタA、Bの噴射信号IJtA、IJtBの何れからも異常判定回路46にロック判定時間の計測を実行させることができる。駆動制御回路32は、フリップフロップを備えた第1遮断制御回路47と第2遮断制御回路48を備えており、異常判定信号ScがHレベルに変化して電源短絡異常と判定されると、異常が生じた側の第1遮断信号Sb1および/または第2遮断信号Sb2をセットする。
NORゲート17、19は、それぞれセットされた第1遮断信号Sb1、第2遮断信号Sb2により出力を遮断するので、異常判定信号ScをHレベルに保持する必要がない。このため、異常判定信号ScがHレベルに変化した後は異常判定回路46を初期化し、次に生じる噴射信号IJtAまたはIJtBの電源短絡異常に備えることができる。
その結果、駆動制御回路32は、噴射信号IJtA、IJtBの何れか一方に電源短絡異常が生じると、その一方の遮断信号Sb1またはSb2をセットして当該ソレノイドを断電させる駆動信号AまたはBを出力する。これにより、噴射信号線の電源短絡が生じたインジェクタだけを選択的に駆動停止させることができる。
また、一方のインジェクタの噴射信号に電源短絡異常が生じて駆動停止している時に、他方のインジェクタの噴射信号に電源短絡異常が生じた二重故障の場合にも、後から故障したインジェクタを駆動停止させることができる。さらに、一方のインジェクタの噴射信号に電源短絡異常が生じて駆動停止に至る前に、他方のインジェクタの噴射信号に電源短絡異常が生じた二重故障の場合にも、両インジェクタA、Bを同時に駆動停止させることができる。
このように、グループに属する第1遮断信号Sb1と第2遮断信号Sb2とで異常判定回路46を共有して使用できるので、コンデンサ13を含む充放電回路14を各グループにつき1組だけ設ければよい。これにより、従来構成からの回路規模(装置サイズ)やコストの上昇を極力抑えつつ、各グループに属するインジェクタA、Bの遮断信号Sb1、Sb2の異常を独立して監視することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形、拡張を行うことができる。
第1、第2遮断制御回路47、48は、それぞれRSフリップフロップ52、54に替えてメモリなどの記憶手段により構成し、その記憶手段に第1、第2遮断信号を記憶させてもよい。
異常判定回路46は、噴射信号IJtAがHレベルで第1遮断信号Sb1がLレベルの期間または噴射信号IJtBがHレベルで第2遮断信号Sb2がLレベルの期間にコンデンサ13を放電し、それ以外の期間ではコンデンサ13を充電し、コンデンサ13の電圧Vcが異常判定レベルVref以下である時に異常判定信号ScをHレベルにする構成としてもよい。
図面中、11はトランジスタ(スイッチ回路)、12は抵抗(電流生成回路)、13はコンデンサ、15はコンパレータ(比較器)、17はNORゲート(第1駆動信号生成回路)、19はNORゲート(第2駆動信号生成回路)、21〜26はインジェクタ、31はインジェクタ駆動装置、32は駆動制御回路(駆動制御手段)、33は昇圧電源部(駆動回路)、34は放電スイッチ(駆動回路)、35は定電流電源部(駆動回路)、36は気筒選択スイッチ(駆動回路)、46は異常判定回路、47は第1遮断制御回路、48は第2遮断制御回路、49は論理回路、52、54はRSフリップフロップ、IJt1〜IJt6、IJtA、IJtBは噴射信号、Scは異常判定信号、Sb1は第1遮断信号、Sb2は第2遮断信号である。

Claims (3)

  1. 内燃機関の各気筒への燃料噴射を指令する噴射信号を入力し、各インジェクタの駆動信
    号を出力する駆動制御手段と、前記駆動信号に従って前記インジェクタへの通断電を行う
    駆動回路とを備え、
    前記駆動制御手段は、前記複数のインジェクタを第1インジェクタと第2インジェクタとからなる2ずつの制御グループに分け、制御グループごとに、
    前記第1インジェクタの噴射信号が噴射指令状態にあり且つ第1遮断信号がセットされるまでの期間または前記第2インジェクタの噴射信号が噴射指令状態にあり且つ第2遮断信号がセットされるまでの期間に所定の電流でコンデンサを充電または放電し、それ以外の期間では前記コンデンサを放電または充電し、前記コンデンサの電圧が異常判定レベル以上または異常判定レベル以下である時に異常判定信号を出力する異常判定回路と、
    前記第1インジェクタの噴射信号が噴射指令状態にあり且つ前記異常判定信号が出力されたことを条件として前記第1遮断信号をセットし、前記第1インジェクタの噴射信号が噴射停止指令状態となったことを条件として前記第1遮断信号をリセットする第1遮断制御回路と、
    前記第2インジェクタの噴射信号が噴射指令状態にあり且つ前記異常判定信号が出力されたことを条件として前記第2遮断信号をセットし、前記第2インジェクタの噴射信号が噴射停止指令状態となったことを条件として前記第2遮断信号をリセットする第2遮断制御回路と、
    前記第1遮断信号がリセットされている時には前記第1インジェクタについて当該噴射信号に従った駆動信号を出力し、前記第1遮断信号がセットされている時には当該噴射信号にかかわらず断電させる駆動信号を出力する第1駆動信号生成回路と、
    前記第2遮断信号がリセットされている時には前記第2インジェクタについて当該噴射信号に従った駆動信号を出力し、前記第2遮断信号がセットされている時には当該噴射信号にかかわらず断電させる駆動信号を出力する第2駆動信号生成回路と、を備え、
    前記第1遮断制御回路および前記第2遮断制御回路は、RSフリップフロップを備えて構成されていることを特徴とするインジェクタ駆動装置。
  2. 内燃機関の各気筒への燃料噴射を指令する噴射信号を入力し、各インジェクタの駆動信
    号を出力する駆動制御手段と、前記駆動信号に従って前記インジェクタへの通断電を行う
    駆動回路とを備え、
    前記駆動制御手段は、前記複数のインジェクタを第1インジェクタと第2インジェクタとからなる2ずつの制御グループに分け、制御グループごとに、
    前記第1インジェクタの噴射信号が噴射指令状態にあり且つ第1遮断信号がセットされるまでの期間または前記第2インジェクタの噴射信号が噴射指令状態にあり且つ第2遮断信号がセットされるまでの期間に所定の電流でコンデンサを充電または放電し、それ以外の期間では前記コンデンサを放電または充電し、前記コンデンサの電圧が異常判定レベル以上または異常判定レベル以下である時に異常判定信号を出力する異常判定回路と、
    前記第1インジェクタの噴射信号が噴射指令状態にあり且つ前記異常判定信号が出力されたことを条件として前記第1遮断信号をセットし、前記第1インジェクタの噴射信号が噴射停止指令状態となったことを条件として前記第1遮断信号をリセットする第1遮断制御回路と、
    前記第2インジェクタの噴射信号が噴射指令状態にあり且つ前記異常判定信号が出力されたことを条件として前記第2遮断信号をセットし、前記第2インジェクタの噴射信号が噴射停止指令状態となったことを条件として前記第2遮断信号をリセットする第2遮断制御回路と、
    前記第1遮断信号がリセットされている時には前記第1インジェクタについて当該噴射信号に従った駆動信号を出力し、前記第1遮断信号がセットされている時には当該噴射信号にかかわらず断電させる駆動信号を出力する第1駆動信号生成回路と、
    前記第2遮断信号がリセットされている時には前記第2インジェクタについて当該噴射信号に従った駆動信号を出力し、前記第2遮断信号がセットされている時には当該噴射信号にかかわらず断電させる駆動信号を出力する第2駆動信号生成回路と、を備え、
    前記異常判定回路は、
    前記第1インジェクタの噴射信号と前記第1遮断信号の反転信号との論理積信号と、前記第2インジェクタの噴射信号と前記第2遮断信号の反転信号との論理積信号との否定論理和信号を生成する論理回路と、
    電流生成回路とコンデンサとの直列回路と、
    前記否定論理和信号により前記コンデンサの端子間を短絡するスイッチ回路と、
    前記コンデンサの端子間電圧と前記異常判定レベルを比較して前記異常判定信号を出力する比較器とから構成されていることを特徴とするインジェクタ駆動装置。
  3. 前記第1遮断制御回路および前記第2遮断制御回路は、RSフリップフロップを備えて構成されていることを特徴とする請求項2記載のインジェクタ駆動装置。
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