JP2003056386A - 駆動装置およびそれを用いた燃料供給システム - Google Patents

駆動装置およびそれを用いた燃料供給システム

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JP2003056386A
JP2003056386A JP2001242588A JP2001242588A JP2003056386A JP 2003056386 A JP2003056386 A JP 2003056386A JP 2001242588 A JP2001242588 A JP 2001242588A JP 2001242588 A JP2001242588 A JP 2001242588A JP 2003056386 A JP2003056386 A JP 2003056386A
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pressure
injector
reducing valve
fuel
pressure reducing
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JP2001242588A
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Naohisa Nakamura
直久 中村
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型の駆動装置およびそれを用いた燃料供給
システムを提供する。 【解決手段】 EDU50の高電圧生成回路51は、減
圧弁22の電磁駆動部およびインジェクタ30の電磁駆
動部に加える高電圧を生成する。同じ高電圧生成回路5
1から減圧弁22の電磁駆動部およびインジェクタ30
の電磁駆動部に高電圧を加える。スイッチング素子5
3、54はECUからの制御信号であるインジェクタ駆
動信号(IJt1、IJt2、IJt3、IJt4)お
よび減圧弁信号によりオン、オフし、減圧弁22および
インジェクタ30に加える駆動電圧をスイッチングす
る。電流検出回路55は、減圧弁22およびインジェク
タ30を流れる電流を検出し、過電流が流れていない
か、または減圧弁22およびインジェクタ30の配線が
断線していないかを判定する。電流検出回路55が異常
を検出すると、EDU50からECUにフェイル信号で
あるIJfが送出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インジェクタの電
磁駆動部と蓄圧管に設置している圧力調整弁の電磁駆動
部とを少なくとも一部が共通の回路で駆動する駆動装置
およびそれを用いた燃料供給システムに関する。
【0002】
【従来の技術】燃料噴射ポンプから供給される燃料を蓄
圧管に蓄圧し、蓄圧した高圧燃料をインジェクタに供給
する燃料システムにおいて、蓄圧管に圧力センサを設置
して蓄圧管内の燃料圧力を検出し、蓄圧管内の燃料圧力
を所定圧に設定することが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】蓄圧管に設置した圧力
センサの検出信号に基づき蓄圧管内の燃料圧力を所定圧
に設定するため、蓄圧管に電磁駆動式の圧力調整弁を設
置することが考えられる。蓄圧管内の燃料圧力が所定圧
を越えると圧力調整弁を開弁し、蓄圧管から例えば燃料
タンクに燃料を戻すことにより蓄圧管内の燃料圧力を低
下させる。
【0004】圧力調整弁の電磁駆動部を駆動するために
は駆動回路が必要である。また、インジェクタの電磁駆
動部を駆動するためにも駆動回路が必要である。インジ
ェクタの電磁駆動部と圧力調整弁の電磁駆動部とを別々
の駆動回路で駆動すると、回路量が多くなり駆動回路が
大型化するという問題がある。本発明の目的は、小型の
駆動装置およびそれを用いた燃料供給システムを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
駆動装置によると、駆動装置の少なくとも一部の回路
は、インジェクタの電磁駆動部および圧力調整弁の電磁
駆動部を駆動するために共通化されている。したがっ
て、駆動装置の回路量が減少し、駆動装置が小型化す
る。
【0006】蓄圧管内の燃料圧力が高くなったときに蓄
圧管内の燃料圧力を速やかに、かつ高精度に低下させる
ために、圧力調整弁の電磁駆動部を駆動する駆動電圧を
高電圧にする必要がある。インジェクタの応答性を向上
するため、インジェクタの電磁駆動部に加える駆動電圧
も高電圧であることが望ましい。通常、高電圧生成回路
は、電解コンデンサに充電したエネルギーを放電しトラ
ンスの一次コイル側に電流を流すことにより、トランス
の2次コイル側に高電圧が発生する。高電圧生成回路に
用いられる電解コンデンサは大きい。本発明の請求項2
記載の駆動装置によると、インジェクタの電磁駆動部お
よび前記圧力調整弁の電磁駆動部の両方に加える高電圧
を同一の高電圧生成回路が生成するので、大型の電解コ
ンデンサの使用個数が減る。したがって、駆動装置が小
さくなる。本発明の請求項3記載の燃料供給システムに
よると、請求項1または2に記載した小型の駆動装置を
用いるので、例えば車両等への燃料供給システムの搭載
自由度が向上する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
実施例を図に基づいて説明する。本発明の一実施例によ
る燃料供給システムを図2に示す。低圧ポンプ11は燃
料タンク10から燃料を吸入し、高圧の燃料噴射ポンプ
12に燃料を供給する。蓄圧管20は燃料噴射ポンプ1
2から供給される燃料を蓄圧する。蓄圧管20には、圧
力センサ21と、蓄圧管20内の燃料圧力を調整する圧
力調整弁としての減圧弁22が設置されている。減圧弁
22は、コイル(図1参照)を有する図示しない電磁駆
動部により開閉駆動される。減圧弁22が開弁すると、
蓄圧管20内の燃料が燃料タンク10に戻り、蓄圧管2
0内の燃料圧力が低下する。蓄圧管20は一定圧に蓄圧
した高圧燃料をインジェクタ30に供給する。インジェ
クタ30は、コイル(図1参照)を有する図示しない電
磁駆動部により、燃料噴射を制御される。
【0008】エンジン制御装置(以下、「エンジン制御
装置」をECUという)40は、各種センサ41から検
出信号を入力し、エンジン運転状態を判定する。ECU
40はエンジン運転状態に基づき電子駆動装置(以下、
「電子駆動装置」をEDUという)50を制御する。E
DU50は、ECU40からの指示に基づき減圧弁22
の電磁駆動部およびインジェクタ30の電磁駆動部に駆
動電圧を加える。
【0009】図1にEDU50の概略回路構成を示す。
高電圧生成回路51は、減圧弁22の電磁駆動部および
インジェクタ30の電磁駆動部に加える高電圧を生成す
る。同じ高電圧生成回路51から減圧弁22の電磁駆動
部およびインジェクタ30の電磁駆動部に高電圧を加え
る。保持電流生成回路としての定電流源52は、減圧弁
22およびインジェクタ30が閉弁を保持するために必
要な電流を供給する。
【0010】スイッチング素子53、54はECU40
からの制御信号であるインジェクタ駆動信号(IJt
1、IJt2、IJt3、IJt4)および減圧弁信号
によりオン、オフし、減圧弁22およびインジェクタ3
0に加える駆動電圧をスイッチングする。電流検出回路
55は、減圧弁22およびインジェクタ30を流れる電
流を検出し、過電流が流れていないか、または減圧弁2
2およびインジェクタ30の配線が断線していないかを
判定する。電流検出回路55が異常を検出すると、ED
U50からECU40にフェイル信号であるIJfが送
出される。
【0011】図3および図4にECU40からEDU5
0に送出されるインジェクタ駆動信号(IJt1、IJ
t2、IJt3、IJt4)と減圧弁信号、ならびに減
圧弁22とインジェクタ30に流れる電流を示す。図3
は減圧弁22の非駆動時、図4は減圧弁22の駆動時の
タイムチャートを示す。ECU40からEDU50に同
時にインジェクタ駆動信号(IJt1、IJt2、IJ
t3、IJt4)と減圧弁信号が送出されることはな
い。ただし、インジェクタ駆動信号が異なるグループ、
IJt1またはIJt2のいずれか一方と、IJt3ま
たはIJt4のいずれか一方とが同時にECU40から
送出されることはある。減圧弁信号は、エンジン回転が
高回転から急に下がり、蓄圧管20内の燃料圧力を急激
に下げたい場合にECU40からEDU50に非同期に
送出される。減圧弁22が開弁すると、蓄圧管20内の
燃料が燃料タンク10に戻され、蓄圧管20内の燃料圧
力が低下する。
【0012】本実施例では、EDU50の駆動回路の一
部である同一の高電圧生成回路51が、減圧弁22およ
びインジェクタ30に加える高電圧を生成している。し
たがって、EDU50の回路量が減り、EDU50が小
型化する。これにより、製造コストが低減できるととも
に、車両に燃料供給システムを搭載する自由度が向上す
る。
【0013】また図1に示すように、インジェクタ駆動
信号は、IJt1とIJt2、ならびにIJt3とIJ
t4の2グループに分けられている。したがって、片方
のグループの回路に断線または短絡等の不具合が生じて
も、他方のグループの駆動回路でインジェクタ30から
燃料を噴射し、退避走行を行うことができる。また、減
圧弁信号の経路をIJt1およびIJt2の経路と共通
にすることにより、回路量を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による燃料供給システムを示
す模式的構成図である。
【図2】本実施例のEDUを示す概略回路図である。
【図3】圧力調整弁の非作動時のタイムチャートであ
る。
【図4】圧力調整弁の作動時のタイムチャートである。
【符号の説明】
10 燃料タンク 11 低圧ポンプ 12 燃料噴射ポンプ 20 蓄圧管 21 圧力センサ 22 減圧弁(圧力調整弁) 30 インジェクタ 40 ECU 50 EDU(駆動装置) 51 高電圧生成回路 52 定電流源(保持電流生成回路) 53、54 スイッチング素子(スイッチング手段) 55 電流検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02M 51/06 F02M 51/06 M 55/02 310 55/02 310C 350 350E 350P 69/00 340 69/00 340R Fターム(参考) 3G066 AB02 BA19 BA61 BA67 CB01 CB07U CB12 CB15 CC05U CD26 CE22 CE29 DC00 DC18 3G301 HA04 HA06 JA03 JB02 JB08 LB04 LB06 LB07 LB11 LB13 LC01 LC10 MA11 MA28 ND02 PB08A PB08Z PG02Z

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料を蓄圧する蓄圧管に設置され前記蓄
    圧管内の燃料圧力を調整する圧力調整弁の電磁駆動部
    と、前記蓄圧管から供給される高圧燃料を噴射するイン
    ジェクタの電磁駆動部とを駆動する駆動装置において、 前記駆動装置の少なくとも一部の回路は、前記インジェ
    クタの電磁駆動部および前記圧力調整弁の電磁駆動部を
    駆動するために共通化されていることを特徴とする駆動
    装置。
  2. 【請求項2】 前記インジェクタの電磁駆動部および前
    記圧力調整弁の電磁駆動部の両方に加える高電圧を同一
    の高電圧生成回路が生成することを特徴とする請求項1
    記載の駆動装置。
  3. 【請求項3】 燃料噴射ポンプと、 前記燃料噴射ポンプから供給される燃料を蓄圧する蓄圧
    管と、 前記蓄圧管に設置され前記蓄圧管内の燃料圧力を調整す
    る電磁駆動式の圧力調整弁と、 前記蓄圧管から供給される高圧燃料を噴射する電磁駆動
    式のインジェクタと、 請求項1または2記載の駆動装置と、 を備えることを特徴とする燃料供給システム。
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