JP5593824B2 - 梱包材 - Google Patents

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Description

本発明は、簡便な構成で被梱包体の信頼性を維持することができる梱包材等の技術分野に関する。
現在、SDカード(登録商標)、MicroSDカード(登録商標)等の可搬型記憶媒体の大容量化及び低価格化により、かかる可搬型記憶媒体は様々な用途で利用されるべく、一般市場に流通している。この可搬型記憶媒体が流通段階におかれる際には、当該可搬型記憶媒体を外部からの衝撃から保護し、正常な動作を確保する等の信頼性を維持するために、梱包材によって梱包されている。
特許文献1では、弾性を有する合成樹脂により構成され、半導体メモリカードの収納時に係合部が弾性変形することにより勘合保持する半導体メモリカードの収納ケースに関する発明が開示されている。
特許文献2では、ポリ塩化ビニル樹脂により形成された電子記録媒体が抜け出るのを防止する搬送袋に関する発明が開示されている。
特開2001−101360号公報 特開2002−205745号公報
しかしながら、特許文献1に開示される収納ケースは、合成樹脂により構成されているため、専用の金型を製作し当該収納ケースを製造しなければならず、金型製作費用等の多大なコストや加工費がかかってしまう。また、特許文献2に開示される搬送袋は、ポリ塩化ビニル樹脂で形成されているため、携帯型記録媒体を外部からの衝撃から十分に保護することができず、かかる可搬型記憶媒体の信頼性を維持することができない。
そこで、本発明は上記各問題点に鑑みてなされたものであり、その目的の一例は、簡便な構成で被梱包体の信頼性を維持することができる梱包材を提供することである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、略矩形の基部と、前記基部の一方の側に連設され、前記基部の内側に折りたたまれる第1の被覆フラップと、前記基部の他方の側に連設され、被梱包体を挿入可能な開口部を有し、前記基部及び第1の被覆フラップの内側に折りたたまれる第2の被覆フラップと、を具備し、前記第1の被覆フラップの先端部には、外側方向に突出し、前記開口部に挿入可能な挿入部が形成され、前記第2の被覆フラップは、先端側に2つの折り線を有し、前記各折り線を介して前記第2の被覆フラップの先端側を順次前記基部の内側に折りたたむことによって、前記開口部から挿入される被梱包体を挟みつつ、当該被梱包体の脱落を防止する脱落防止部が形成され、前記開口部に挿入された前記挿入部は、前記第2の被覆フラップの基端側と先端側の間で保持されることを特徴とする。
従って、この梱包材によれば、簡便な構成で被梱包体の信頼性を維持することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の梱包材であって、前記第2の被覆フラップの先端部には、中央部が内側に切り欠かれた切り欠き部を有し、両側が外側に突出する凸部が形成されていることを特徴とする。
従って、容易に梱包材を組み立てることができ、さらに、被梱包体を容易に梱包材に挿入することができ、作業時間の効率化を図ることが可能となる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2の何れか1項に記載の梱包材であって、前記挿入穴は、前記第2の被覆フラップに有する内側の折り線を分断する位置に設けられることを特徴とする。
従って、被梱包体を極めて容易に梱包材に挿入することができ、作業時間の効率化を図ることが可能となる。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか1項に記載の梱包材であって、前記梱包材は、板状の部材によって形成されることを特徴とする。
従って、梱包材の製造コストを抑えつつ、一の板状の部材という極めて簡便な構成で被梱包体の信頼性を維持することができる。
以上のように、本発明における梱包材によれば、被梱包体を折りたたんで梱包するため、簡便な構成で被梱包体の信頼性を維持することができる。
本実施形態に係る梱包材の使用状態を示す図である。 本実施形態に係る梱包材の展開時の形状を示す展開図である。 本実施形態に係る梱包材1の完成時に至るまでの形状を段階的に示す組立図である。 本実施形態に係る梱包材1の完成時に至るまでの形状を段階的に示す組立図である。 本実施形態に係る梱包材1の完成時に至るまでの形状を段階的に示す組立図である。 本実施形態に係る梱包材1の完成時に至るまでの形状を段階的に示す組立図である。 MicroSDカード50が収納された状態を示す概念図である。 挿入穴6が設けられる位置を示す概念図である。
以下に、本願の最良の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
まず、図1を用いて、本実施形態に係る梱包材の使用状態について説明する。
図1は、本実施形態に係る梱包材の使用状態を示す図であり、図1(A)は被梱包体が挿入される状態を示す図であり、図1(B)は被梱包体が収納された状態を示す図である。
図1に示すように、梱包材1は、被梱包体の一例としてMicroSDカード50を包みこんで収納する。このMicroSDカード50は、図1(A)の矢印方向に従って、詳しくは後述する挿入穴6に挿入され、挿入穴6、及び脱落防止部10等によって保持される。
なお、以下の説明の便宜上、MicroSDカード50の横幅をY、縦幅をZと定義する。また、上記矢印の方向を、MicroSDカード50の挿入方向と定義する。
次に、本実施形態に係る梱包材の詳細について、図2と図3〜図6を対比して説明する。
図2は、本実施形態に係る梱包材1の展開時の形状を示す展開図であり、図3〜図6は、本実施形態に係る梱包材1の完成時に至るまでの形状を段階的に示す組立図である。
ここで、説明の便宜上、座標軸100を定義する。座標軸100において、紙面の縦方向をY軸、紙面の横方向をX軸とする。また、梱包材1の中心を通るX軸方向の軸をX1と、基部2の中心を通りX1と直交する軸をY1とそれぞれ定義する。さらに、X軸方向において、梱包材1の中心に向かう方向を内側方向X2(本願の「内側」の一例)と、梱包材1の中心から背離する方向を外側方向X3と、それぞれ定義する。
図2に示すように、梱包材1は、紙、上質紙、ボール紙やPET材等の薄型樹脂製板材等の折り曲げ自在の板状の部材(本願の板状の部材の一例)を素材とし、略矩形の基部2(本願の基部の一例)の1の辺(本願の基部の1の辺の一例)を第1の折り線2a(本願の第1の折り線の一例)とし、この第1の折り線2aに第1の被覆フラップ3(本願の第1の被覆フラップの一例)が連設されている。また、第1の折り線2aに対向する辺(本願の前記基部の1の辺と対向する辺の一例)を第2の折り線2b(本願の第2の折り線の一例)とし、この第2の折り線2bに第2の被覆フラップ5(本願の第2の被覆フラップの一例)が連設されている。
梱包材1は、上述した板状の部材を、この梱包材1と略同じ形の金型(例えば、所謂ビク型等)により打ち抜いて形成される。打ち抜かれる際に、図2における実線部分の切断が行われる。
なお、このような板状の部材を形成する金型は、合成樹脂により構成される製品を形成する金型のようにキャビティ型及びコア型の二枚構造ではなく、また、イジェクタピン等の機構を備える必要がないため、低価格で製作することができる。
また、このような板状の部材を形成する金型は、合成樹脂により構成される製品を形成する金型のようにキャビティ型及びコア型が可動する駆動機構を備える必要がないため、低価格で製作することができる。
第1の折り線2aは、第1の被覆フラップ3を基部2の内側方向X2に折りたたむことを示す標識(目印)であり、例えば、筋付け(筋押し、又は筋入れ)、印刷による線の表示、ミシン目、連続するパンチ穴の集合、又はハーフカット等により形成されている。この第1の折り線2aによって、作業者は、第1の被覆フラップ3等を所望の位置に容易に折り曲げることができる。
本実施形態に係る折り線(例えば、後述する第2の折り線2b等)は、特に示す場合を除き、図面中において点線で示し、上述した特性を有する折り線を適用する。
第1の被覆フラップ3内には、詳しくは後述する第5の折り線3aが形成されており、この被覆フラップ3の先端部(外側方向X3)には、挿入部4(本願の挿入部の一例)が形成されている。
この挿入部4は、第1の被覆フラップ3の一部をスリット部4a及び4bによって分断し、さらに被覆フラップ3の外延部よりも延設するように形成される。かかるスリット部4a及び4bによって、挿入部4は、X1及びY1がなす平面と鉛直方向に可動可能となっている。
上述した可動によって、挿入部4が、第1の被覆フラップ3と共に基部2の内側方向X2に折りたたまれ、挿入穴6に挿入される際に、挿入部4がかかる鉛直方向に可動し、挿入穴6へ容易に挿入されると共に、第1の被覆フラップ3を固定することができる。
スリット部4a及び4bの内側方向X2には、破断防止部4d及び4eが形成されている。この破断防止部4d及び4eの形状は半円形とされており、挿入部4に負荷が加わっても第1の被覆フラップ3に損傷が生じ難くなっている。
なお、本実施形態においては破断防止部4d及び4eの形状は半円形とされているがこれに限定されず、例えば、任意の円弧状(例えば、扇形等)にしてもよいし、小円を打ち抜いて形成してもよい。
第2の被覆フラップ5内には、第3の折り線5a、第4の折り線5b、及び挿入穴6が形成されており、この第2の被覆フラップ5の先端部(外側方向X3)には、基部2の内側方向X2へ、凹形状に切りかかれた切り欠き部7(本願の切り欠き部の一例)が形成されている。
この第2の被覆フラップ5は、第3の折り線5a及び第4の折り線5bを介して順次折りたたまれ、梱包材1として製造されるようになっている。
具体的には、図3〜図5に示すように、第2の被覆フラップ5の先端部は、第3の折り線5aを介して基部2の内側方向X2に折りたたまれる(図3参照)。
こうして第3の折り線5aを介して基部2の内側方向X2に折りたたまれた第2の被覆フラップ5の先端部は、脱落防止部10を形成する。
この脱落防止部10の機能について、図7を用いて説明する。
図7は、MicroSDカード50が収納された状態を示す概念図であり、図7(A)はMicroSDカード50が収納された状態を示す透視図であり、図7(B)はMicroSDカード50が収納された状態を示すP平面における断面図である。
図7(A)及び(B)に示すように、MicroSDカード50は、第2の被覆フラップ5であって第3の折り線5aから外側方向X3の部分と、第2の被覆フラップ5であって第3の折り線5aと第4の折り線5bに囲まれた部分によって把持され、梱包材1の内部(図7(B)の矢印方向)へ脱落することなく収納される。
本実施形態においては、この第2の被覆フラップ5であって第3の折り線5aから外側方向X3の部分と、第2の被覆フラップ5であって第3の折り線5aと第4の折り線5bに囲まれた部分を、上述したその機能に鑑み脱落防止部と定義する。
図2の説明に戻り、折りたたまれた第2の被覆フラップ5の先端部は、第4の折り線5bを介して、さらに基部2の内側方向X2に折りたたまれる(図4参照)。さらに、この折りたたまれた第2の被覆フラップ5の先端部が、第2の折り線2bを介して基部2の内側方向X2に折りたたまれる(図5参照)。そして、上述した第1の被覆フラップ3が、第1の折り線2aを介して基部2の内側方向X2に折りたたまれ、梱包材1として製造される(図6参照)。
こうして折りたたまれた被覆フラップは、梱包材1の外部へ復元しようとする力が働く(所謂クッション効果)。従って、梱包材1に外部から衝撃(外力)が加えられた場合には、収納されたMicroSDカード50は、かかるクッション効果によって、外部からの衝撃から十分に保護されるようになっている。
挿入穴6は、MicroSDカード50及び挿入部4が挿入される略矩形の穴であり、梱包材1を貫通するように穿孔される。従って、挿入穴6の横幅6a(Y1方向の幅)は、MicroSDカード50の横幅Y(図1参照)及び挿入部4の横幅4c(Y1方向の幅)と略同じ大きさか、それ以上の大きさとなっている。
この挿入穴6は、第2の被覆フラップ5に設けられるものであるが、本実施形態における挿入穴6は、第4の折り線5bを分断する位置に設けられる。
このような位置に設けられた挿入穴6によって、梱包材1には、挿入穴6によって形成された第4の折り線5bの端部(挿入穴6と第4の折り線5bの接続部分)が形成される。
そして、MicroSDカード50が収納される際に、ユーザは、MicroSDカード50を、上記端部と当接させながら挿入穴6に挿入させることができ、容易にMicroSDカード50を挿入穴6へ挿入することができる。即ち、上記位置に挿入穴6を設けることによって、上記端部がMicroSDカード50を挿入するための呼び込み(ガイド)の機能を奏することとなる。
なお、挿入穴6が設けられる位置は、上述した位置に限られず、第2の被覆フラップ5に設けられ、さらに第2の折り線2bと第4の折り線5bに囲まれた範囲内(第4の折り線5bを分断する位置を含む)であれば任意に設定することができる。
ここで、挿入穴6が設けられる位置について、図8を用いて説明する。
図8は、挿入穴6が設けられる位置を示す概念図である。
図8に示すように、挿入穴6は、第2の被覆フラップ5に設けられ、さらに第2の折り線2bと第4の折り線5bに囲まれた範囲内である矢印Q−Q´の範囲内に設けることができる。
上述したように、MicroSDカード50は、挿入穴6に挿入され、脱落防止部10によって、梱包材1の内部へ脱落することなく収納されるようになっている。この脱落防止部10は、上述した機能を担保するため、挿入穴6が設けられる位置に応じてその位置を任意に設定する必要がある。
具体的には、脱落防止部10は、挿入穴6が設けられる位置よりも下側(第2の折り線2b方向)に設定すべく、第2の折り線2bと第4の折り線5bの長さR(以下、単に「長さQ」とする。)が適宜調整され、設定されるようになっている。
さらに具体的には、例えば、挿入穴6が矢印Q方向(第4の折り線5b方向)に設けられる場合の長さRは、挿入穴6が矢印Q´方向(第2の降り線2b方向)に設けられる場合の長さRよりも短くなっている。
反対に、挿入穴6が矢印Q´方向(第2の降り線2b方向)に設けられる場合の長さRは、挿入穴6が矢印P方向(第4の折り線5b方向)に設けられる場合の長さRよりも長くなっている。
なお、本実施形態における梱包材1は、被梱包体の一例としてMicroSDカード50を適用したが、挿入穴6の横幅6a及び長さRを、被梱包体の大きさに合わせて適宜変更することにより、例えばSDカード、スマートメディア(登録商標)等の可搬型記録媒体のほか、DVDディスク等の記録媒体にも適用することが可能である。
図2の説明に戻り、切り欠き部7は、第2の被覆フラップ5の先端部に、基部2の内側方向X2へ、凹形状に切りかかれた切り欠き部である。
上述したように第2の被覆フラップ5の先端部は、第3の折り線5aを介して基部2の内側方向X2へ折り込まれることにより脱落防止部10を形成するが、この切り欠き部7は、かかる先端部が折り込まれた際に、挿入穴6から当該先端部が露出しないような形状に設けられるようになっている。
具体的には、切り欠き部7は、脱落防止部10が形成された際(すなわち、第2の被覆フラップ5の先端部が、第3の折り線5aを介して基部2の内側方向X2へ折り込まれた際)に、挿入穴6が貫通穴となるように切りかかれるようになっている。
そして、切り欠き部7によって、第2の被覆フラップ5の先端部には、凸部7a及び7bが形成される(図2のハッチング部分参照)。
この凸部7a及び7bは、梱包材1を製造する際に、作業者の作業容易性に鑑みて形成されたものである。
具体的には、かかる作業者は、凸部7a及び7bを、指等でつまみ、第2の被覆フラップ5の先端部を第3の折り線5aを介して基部2の内側方向X2へ折り込むことにより、かかる凸部7a及び7bが形成されていない当該先端部(即ち、図2のハッチング部分がない状態)をつまむよりも、つまむ面積が広くなるため、迅速かつ容易に梱包材1を製造することができる。
また、第5の折り線3aも同様に、梱包材1を製造する際に、作業者の作業容易性に鑑みて形成されたものである。
この第5の折り線3aによって、挿入部4(第1の被覆フラップ3の先端部)は、第1の折り線2aを固定軸として、MicroSDカード50の挿入方向及び当該方向と反対方向に可動することができるため、挿入部4を迅速かつ容易に挿入穴6へ挿入することができる。
以上説明したように、本実施形態における梱包材1は、基部2と、基部2の1の辺を第1の折り線2aとし、第1の折り線2aから基部2の外側方向Y2に連設され、第1の折り線2aを介して基部2の内側方向X2に折りたたまれる第1の被覆フラップ3と、基部2の1の辺と対向する辺を第2の折り線2bとし、第2の折り線2bから基部2の外側方向Y2に連設され、第2の折り線2bを介して基部2の内側方向X2に折りたたまれる第2の被覆フラップ5と、第1の被覆フラップ3の先端部に設けられた挿入部4が、第2の被覆フラップ5に設けられた挿入穴6にMicroSDカード50と、挿入部4が挿入されることによって、MicroSDカード50を包み込んで収納する梱包材1であって、第2の被覆5フラップには、第2の被覆フラップ5の先端部を基部2の内側方向X2へ折りたたみ、MicroSDカード50の脱落を防止する脱落防止部10を形成するための第3の折り線5aと、脱落防止部10を基部2の内側方向X2へ折りたたむための第4の折り線5bと、が設けられるように構成したため、簡便な構成でMicroSDカード50の信頼性を維持することができる。
また、第2の被覆フラップ5の先端部には、凹形状に切りかかれた切り欠き部7が形成されるように構成したため、容易に梱包材を組み立てることができ、さらに、被梱包体を容易に梱包材に挿入することができ、作業時間の効率化を図ることが可能となる。
また、挿入穴6は、第4の折り線5bを分断する位置に設けられるように構成したため、MicroSDカード50を極めて容易に梱包材1に挿入することができ、作業時間の効率化を図ることが可能となる。
また、梱包材1は、板状の部材によって形成されるように構成したため、梱包材の製造コストを抑えつつ、一の板状の部材という極めて簡便な構成で被梱包体の信頼性を維持することができる。
なお、以上説明した実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。そして、上記実施形態の中で説明されている構成の組み合わせ全てが発明の課題解決に必須の手段であるとは限らない。
具体的には、例えば、梱包材1においては、切り欠き部7を形成しなくてもよい。また、第5の折り線3aを形成しなくてもよい。
また、上述したように梱包材1は、金型により打ち抜いて製作されるため、梱包材1の外延部(端面)には、バリ面(返り面)とダレ面が生じる。このバリ面は、外観上審美性を損なったり、梱包材1を開梱するユーザの手に引っかかる等、作業性の低下を招いてしまう。
そこで、このバリ面を基部2の内側方向X2に折りたたみ、外観部に露出しないように、梱包材1を基部2の内側方向X2に折り込む面に標識(例えば、印刷等の目印)を付すようにしてもよい。
1 梱包材
2 基部
2a 第1の折り線
2b 第2の折り線
3 第1の被覆フラップ
3a 第5の折り線
4 挿入部
4a スリット部
4b スリット部
4d 破断防止部
4e 破断防止部
5 第2の被覆フラップ
5a 第3の折り線
5b 第4の折り線
6 挿入穴
7 切り欠き部
7a 凸部
7b 凸部
10 脱落防止部
50 MicroSDカード

Claims (4)

  1. 略矩形の基部と、
    前記基部の一方の側に連設され、前記基部の内側に折りたたまれる第1の被覆フラップと、
    前記基部の他方の側に連設され、被梱包体を挿入可能な開口部を有し、前記基部及び第1の被覆フラップの内側に折りたたまれる第2の被覆フラップと、
    を具備し、
    前記第1の被覆フラップの先端部には、外側方向に突出し、前記開口部に挿入可能な挿入部が形成され、
    前記第2の被覆フラップは、先端側に2つの折り線を有し、前記各折り線を介して前記第2の被覆フラップの先端側を順次前記基部の内側に折りたたむことによって、前記開口部から挿入される被梱包体を挟みつつ、当該被梱包体の脱落を防止する脱落防止部が形成され、
    前記開口部に挿入された前記挿入部は、前記第2の被覆フラップの基端側と先端側の間で保持されることを特徴とする梱包材。
  2. 請求項1に記載の梱包材であって、
    前記第2の被覆フラップの先端部には、中央部が内側に切り欠かれた切り欠き部を有し、両側が外側に突出する凸部が形成されていることを特徴とする梱包材。
  3. 請求項1又は2の何れか1項に記載の梱包材であって、
    前記挿入穴は、前記第2の被覆フラップに有する内側の折り線を分断する位置に設けられることを特徴とする梱包材。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項に記載の梱包材であって、
    前記梱包材は、板状の部材によって形成されることを特徴とする梱包材。
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