JP3222859U - 保護カード及びこれを用いた包装箱 - Google Patents

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【課題】PTPシートに代表される直方体形収容物を簡易的に保護することができるシンプルな構造の保護カード及びこれを用いた包装箱を提供する。【解決手段】連結板82の一側端部に、第一の折罫線86(1)を介して延設された第一の可撓板84(1)を備える。連結板82の反対側の側端部に、第一の折罫線86(1)と平行な第二の折罫線86(2)を介して延設された第二の可撓板84(2)を備える。第一及び第二の折罫線86(1)、86(2)の間隔は、直方体形収容物の厚みよりも短い。外箱の中に収容された状態で、連結板82は、内面が直方体形収容物の長さ方向の一端面に対向し、外面が蓋部の内面に当接する。第一及び第二の可撓板84(1)、84(2)は、直方体形収容物の表面及び裏面に各々対向し、先端部が角筒形胴部の内面に摺接し、内面に直方体形収容物の一端面の角部が当たって外向きに撓む。【選択図】図2

Description

この考案は、略直方体外形の収容物を保護するための保護カード及びこれを用いた包装箱に関する。
医薬品を包装するときは、添付文書(能書など)を同封することが義務付けられている。しかし、医薬品の主要な納入先は病院等の医療機関であり、医療機関の薬剤師等は、添付文書の内容をすでに理解しているので、確認が必要な場合を除いて添付文書は読まずに廃棄されるケースが多い。特に近年、インターネットを介して添付文書の内容を確認出来る環境も整ったことにより、添付文書の必要性が低下し、不必要な添付文書を薬剤師等が廃棄するのに手間が掛かっていることや、多量の添付文書の廃棄処理が環境負荷になっていることが問題視され、医薬品に添付文書を同封するルールを廃止することが検討されている。
例えば、収容物が薬用の錠剤等を封止したPTPシートの場合、添付文書は、輸送時、PTPシートが大きく揺れたり外箱の内面に強くぶつかったりするのを防ぐ働きをする。また、開封時、外箱の開封部を押し破った指がPTPシートに直接当たらないようする働きをする。そのため、添付文書が同封されなくなると、添付文書に代わりに、医薬品を保護する別の手段を設ける必要がある。
従来、例えば特許文献1に開示されているように、薬品などが充填されたボトル形容器等の収容物を保護するための収容物固定具があった。この収容物固定具は、収容物の上面に配置される平板部と、平板部から延び、収容物の上部を挿通する孔を有した孔あき平板部とを有し、外箱に入れられた収容物に装着されると、輸送中、収容物の側面が外箱の内面に接触しないように位置決めし、収容物を保護することができる。
特開2006−8213号公報
特許文献1の収容物固定具は、ボトル形容器の保護には適しているが、PTPシートのような直方体形収容物の保護には使用しにくい構造である。
本考案は、PTPシートに代表される直方体形収容物を簡易的に保護することができるシンプルな構造の保護カード及びこれを用いた包装箱を提供することを目的とする。
本考案は、角筒形胴部の両端が蓋部及び底部で閉鎖された直方体形状の外箱の中に直方体形収容物とともに包装される保護カードであって、連結板と、前記連結板の一側端部に、第一の折罫線を介して延設された第一の可撓板と、前記連結板の反対側の側端部に、前記第一の折罫線と平行な第二の折罫線を介して延設された第二の可撓板とを備え、前記第一及び第二の折罫線の間隔は、前記直方体形収容物の厚みよりも短く、前記直方体形収容物とともに前記外箱の中に収容された状態で、前記第一及び第二の折罫線が折れ曲がり、前記連結板は、内面が前記直方体形収容物の長さ方向の一端面に対向し、外面が前記蓋部の内面に当接し、前記第一及び第二の可撓板は、前記直方体形収容物の表面及び裏面に各々対向し、先端部が前記角筒形胴部の内面に摺接し、内面に前記直方体形収容物の前記一端面の角部が当たって外向きに撓み、前記直方体形収容物は、前記第一及び第二の可撓板の撓みの反発力を受けて前記底部の方向に押圧される保護カードである。
前記台紙は、前記第一及び第二の折罫線の少なくとも一方が途中で中断され、この中断された部分に、前記連結板の端部から前記第一又は第二の可撓板の内側に伸びる舌片が形成され、前記直方体形収容物とともに前記外箱の中に収容された状態で、前記舌片が前記連結板と面一に配置される。
また、本考案は、前記保護カードと前記外箱とで構成され、前記外箱は、前記角筒形胴部を構成する一側面の内側の蓋部側の端部に、開封時に指で押される押圧部が設けられ、前記押圧部は、組み立て状態で前記蓋部に連続し又は接続され、指で押されると前記一側面の他の部分から切離するように設けられ、前記保護カード及び前記直方体形収容物が前記外箱の中に収容された状態で、前記保護カードの前記舌片が、前記押圧部の内側に配置される包装箱である。
本考案の保護カード及びこれを用いた包装箱は、PTPシートに代表される直方体形収容物を対象とし、外箱の中に収容された直方体形収容物を簡易的に保護することができる。特に、保護カードは、従来から使用されている外箱の大きさや構造を変更することなく使用できるので、添付文書に代わる保護手段として好適である。さらに、保護カードは、構造が非常にシンプルで取り付け方法も簡単なので、包装作業を効率よく行うことができる。
本考案の包装箱の一実施形態の組み立て状態を示す図であって、外観を示す斜視図(a)、外箱を透視した内部構造を示す斜視図(b)、直方体形収容物の一例を示す斜視図(c)である。 図1の外箱を構成する外箱形成片を表面側から見た展開図(a)、保護カードを表面側から見た展開図(b)である。 この実施形態の包装箱の組み立て方法の一例を示す断面図(a)、組み立て状態を示す断面図(b)である。 この実施形態の包装箱を開封する時の動作を順に示す断面図(a)、(b)である。 この実施形態の保護カードの変形例を示す展開図(a)〜(d)である。
以下、本考案の保護カード及びこれを用いた包装箱の一実施形態について、図面に基づいて説明する。この実施形態の包装箱10は、図1(a)、(b)に示すように、角筒形胴部12aの両端が蓋部12b及び底部12cで閉鎖された直方体形状の外箱10と、直方体形収容物14とともに外箱12の中に収容される保護カード16とで構成される。直方体形収容物14は、例えば図1(c)に示すように、略長方形に形成された複数のPTPシートを重ねて束ねたような物品である。以下、直方体形収容物14の長さをL、幅をW、厚みをDとする。
外箱12は、厚紙等の一枚のブランクシートを打ち抜いた外箱形成片18を組み立てることによって形成される。外箱形成片18は、図2(a)に示すように、互いに平行に連接された4つの側面板20,22,24,26を有している。側面板20,22,24,26は、連接している幅方向の長さは同じであり、直方体形収容物14の長さLの約1.2〜1.4倍に各々設定されている。側面板20,24の連接方向の長さは側面板22,26よりも短くて互いにほぼ等しく、直方体形収容物14の厚みDの約1.5〜2倍に各々設定されている。そして、側面板22,26の連接方向の長さは互いにほぼ等しく、直方体形収容物14の幅Wの約1.2〜1.3倍に各々設定されている。
側面板26の連接方向の端部には、糊付け片28が短く連接されている。糊付け片28は、角筒形胴部12aを形成するため、組み立て時に側面板20の端部の裏面に糊付けされる部分である。そして、側面板20,22,24,26及び糊付け片28は、各々折罫線30,32,34,36で区切られている。
各側面板の、図2(a)における上側の端部には、蓋部12bを形成するための部材が延設され、下側の端部には、底部12cを形成するための部材が延設されている。
側面板20,24の上側の端部にはサイドフラップ38,40が延設され、各々折罫線42,44で側面板20,24と区切られている。また、側面板20,24の下側の端部には、サイドフラップ46,48が延設され、各々折罫線50,52で側面板20,24と区切られている。
側面板22の上側の端部には、台形状の外蓋片54が延設され、折罫線56で側面板22と区切られている。外蓋片54の延出長さは、側面板20,24の連接方向長さとほぼ同じである。また、側面板22の下側の端部には、台形状の外底片58が延設され、折罫線60で側面板22と区切られている。外底片58の延出長さは、側面板20,24の連接方向長さとほぼ同じである。
さらに、折罫線56の両端から内向きに各々所定長さに亘って開封用破断線62aが一対設けられ、側面板22の内側に、各開封用破断線62aの内側先端部を起点とするコの字形の開封用破断線62bが設けられ、折罫線56の中央部と開封用破断線62bとで囲まれた部分が、外箱12を開封する時に指で押し破られる押圧部64になっている。
側面板26の上側の端部には、略長方形の内蓋片66が延設され、折罫線68で側面板26と区切られている。内蓋片66の延出長さは、側面板20,24の連接方向長さとほぼ同じである。さらに、内蓋片66の先端部には、差し込み片70が延設され、折罫線72で内蓋片66と区切られている。差し込み片70は、組み立て状態で側面板22の押圧部64の内面に差し込まれて糊付けされる部分であり、押圧部64を覆う大きさに形成されている。
また、側面板26の下側の端部には、略長方形の内底片74が延設され、折罫線76で側面板26と区切られている。内底74の延出長さは、側面板20,24の連接方向長さよりも僅かに短い。
さらに、折罫線76の両端から内向きに各々所定長さに亘って解体用破断線78aが一対設けられ、側面板26に、各解体用破断線78aの内側先端部を起点とするU字形の解体用破断線78bが設けられ、折罫線76の中央部と解体用破断線78bとで囲まれた部分が、外箱12を解体して廃棄する時に指で押し破られる押圧部80になっている。
保護カード16は、可撓性を有した厚紙等の一枚のブランクシートを打ち抜いて形成される。図2(b)に示すように、保護カード16の中央部には、小さい長方形の連結板82が設けられ、連結板82の一方の長辺には、略長方形の第一の可撓板84(1)が延設され、第一の折罫線86(1)で連結板82と区切られている。また、連結板82の反対側の長辺には、略長方形の第二の可撓板84(2)が延設され、第一の折罫線86(1)と平行な第二の折罫線86(2)で連結板82と区切られている。さらに、第一の折罫線86(1)が途中で中断され、この中断された部分にコの字形の切り込み線88が設けられ、連結板82の長辺から第一の可撓板84(1)の内側に伸びる舌片90が形成されている。
連結板82の短辺の長さ、すなわち第一及び第二の折罫線86(1),86(2)の間隔は、直方体形収容物14の厚みDの約2/5〜3/5に設定されている。連結板82の長辺の長さは、直方体形収容物14の幅Wと同じか、あるいは少し短い。また、第一及び第二の可撓板84(1),84(2)の延出長さは互いに等しく、直方体形収容物14の長さLと同じか、あるいは少し長い。
次に、包装箱10の組み立て方法及び直方体形収容物14の包装方法の一例を説明する。ここでは、図2(a)、(b)に示す外箱形成片18及び保護カード16の各折罫線の折り曲げ方について、表面が凸になる折り方を正折り、裏面が凸になる折り方を逆折りと称する。
まず、外箱形成片18の折罫線34を正折りして糊付け片28及び側面板26を側面板22,24に重ねる。そして、糊付け片28の表面に糊を塗布した後、折罫線30正折りして側面板20を糊付け片28に重ね、側面板20の端部の裏面を糊付け片28に糊付けする。外箱形成片18はこの折り畳み状態で、保護カード16は図2(b)に示す平坦な状態で、包装箱10の製造工場等から各々出荷される。
次に、直方体形収容物14の包装を行う工場等において、外箱形成片18の折罫線30,32,34,36を各々90度に正折りし、側面板20,22,24,26で成る角筒形胴部12aを形成する。そして、折罫線42,44でサイドフラップ38,40を各々90度に正折りし、差し込み片70の表面に糊92を塗布した後、折罫線68で内蓋片66を90度に正折りし、折罫線72で差し込み片70を90度に正折りし、差し込み片70を側面板22の内側に差し込んで係止させる。そして、内蓋片66の表面に糊94を塗布した後、折罫線56で外蓋片54を90度に正折りし、外蓋片54の裏面を内蓋片66に糊付けする。これで、角筒形胴部12aの一端部を閉鎖する蓋部12bが形成される。
ここまで組み立てると、次に、角筒形胴部12aの反対側の開口部から、保護カード16及び直方体形収容物14を入れる作業を行う。まず、図3(a)に示すように、保護カード16の第一及び第二の折罫線86(1),86(2)を適宜の角度に各々正折りし、第一及び第二の可撓板84(1)と84(2)を略ハの字形に対向させる。このとき、舌片90は、第一の可撓板84(1)から離れ、連結板82と面一な状態で第一の可撓板84(1)の側方に突出する。
次に、直方体形収容物14に保護カード16を装着する。装着する時は、第一及び第二の可撓板84(1),84(2)が直方体形収容物14の表面及び裏面に各々対向し、連結板82の内面が直方体形収容物14の長さ方向の一端面に対向するように差し込む。そして、直方体形収容物14及び保護カード16を、連結板82の側から、角筒形胴部12aの中に入れる。
直方体形収容物14及び保護カード16が角筒形胴部12aの中に収まると、折罫線50,52でサイドフラップ46,48を各々90度に正折りし、折罫線76で内底片74を90度に正折りし、内底片74の表面に糊96を塗布した後、折罫線60で外底片58を90度に正折りし、外底片58の裏面を内底片74に糊付けする。これで、角筒形胴部12aの他端部を閉鎖する底部12cが形成され、図3(b)及び図1(a)、(b)に示す組み立て状態になる。
組み立て状態では、図3(b)に示すように、保護カード16の連結板82は、外面が蓋部12bの内面に当接し、第一及び第二の可撓板84(1),84(2)は、先端部が外箱12の側面板22,26の内面に摺動可能に当接し、内面に直方体形収容物14の端面の角部が当たって各々外向きに撓む。そして、直方体形収容物14は、第一及び第二の可撓板84(1),84(2)の撓みの反発力を受けて底部12cの方向に押圧され、且つ側面板22,26から離れる方向(外箱12の中央部の方向)に押圧される。その結果、直方体形収容物14は、外箱12の中で保護カード16により緩衝的に保持され、輸送時に外箱12の中で大きく揺れたり、外箱12の内面に強くぶつかったりするのが防止される。
包装箱10を開封する時は、図4(a)に示すように、外箱12の押圧部64を指で押して開封用破断線62bを破断させ、押圧部64及び差し込み片70を押し込み、保護カード16の舌片90を間に挟むように外蓋片54及び内蓋片66に重ねる。そして、この重ねた部分を摘まんで引き上げて開封用破断線62aを破断させると、外蓋片54及び内蓋片66が開閉可能になる。この開封の操作を行う時、直方体形収容物14は保護カード16の内側にあり、しかも押圧部64から離れた位置に保持されているので、外箱の開封部を押し破った指が直方体形収容物14(PTPシート等)に直接当たったり、大きなストレスが加わったりはしない。
その後、図4(b)に示すように外蓋片54及び内蓋片66を引き上げる操作を行うと、保護カード16も一緒に引き上げられ、連結板82に押されてサイドフラップ38,40が自動的に立ち上がり、蓋部12bが広く開放する。そして、第一の可撓板84(1)を指で摘まむ等して、保護カード16を外箱12から完全に引き抜くと、外箱12の中の直方体形収容物14を取り出すことができる。
包装箱10を開封した後、再封する時は、従来と同様に、外箱12の差し込み片70を再び側面板22の内側に差し込む。保護カード16は外箱12の中に再びセットしてもよいし、セットしなくてもよい。
包装箱10を開封した後、廃棄する時は、外箱12の押圧部80を押して解体用破断線78bを破断させ、外底片58及び内底片74を引き上げて解体用破断線78aを破断させて底部12cを解体する。これで、外箱12を薄く折り畳むことができるので、コンパクトに廃棄することができる。保護カード16も同様に、展開したり折り畳んだりして平坦な状態にすれば、コンパクトに廃棄することができる
以上説明したように、この実施形態の保護カード16及び包装箱10によれば、外箱12の中に収容された直方体形収容物14を簡易的に保護することができる。特に、保護カード16は、従来から使用されている外箱12の大きさや構造を変更することなく使用できるので、添付文書に代わる保護手段として好適である。また、保護カード16は、構造が非常にシンプルで取り付け方法も簡単なので、包装作業を効率よく行うことができる。
次に、保護カード16の複数の変形例を説明する。上記の保護カード16は、連結板82に少し長めの舌片90を設け、図4(a)、(b)に示す動作により、開封時に簡単に引き出すことができるという特徴がある。しかし、例えば、図5(a)に示す保護カード98のように、舌片90を短めにしてもよい。この場合、外蓋片54及び内蓋片66を引き上げた時に保護カード16が一緒に移動しなくなるので、外蓋片54、内蓋片66及びサイドフラップ38,40を開いた後、短い舌片90を指で摘まんで保護カード98を引き抜くとよい。
また、図5(b)に示す保護カード100のように、連結板の両端部に2つの舌片90(1),90(2)を一対に設ける構造すれば、保護カード98と同様の使い方をすることができ、しかも保護カードに方向性が無くなるので、さらに取り扱いが容易になる。また、図5(c)に示す保護カード102のように、片側に2つの舌片88(1)、反対側にも2つの舌片88(2)を設けてもよく、同様の効果が得られる。あるいは、図5(d)に示す保護カード104のように、必要に応じて舌片を省略することも可能である。
なお、本考案の保護カード及びこれを用いた包装箱は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、保護カード及び外箱の大きさ、保護カードの撓みやすさ(厚み、材質)は変更することができる。すなわち、直方体形収容物の大きさや質量に合わせて適宜調節し、直方体形収容物が図3(b)に示すような状態で適切に保護されるようにすればよい。
外箱の蓋部及び底部の構成は、上記の蓋部12b,12cの構成に限定されない。例えば、蓋部は、蓋部12bの外蓋片54を省略し、内蓋片66の端部を押圧部64の表面に封緘テープで接続する構造にしてもよい。また、底部の構造は自由に変更することができ、例えば蓋部と同じ構造にしてもよい。
その他、包装対象の直方体形収容物の種類は特に限定されず、PTPシート以外の様々な物品の包装にも使用することができる。
10 包装箱
12 外箱
12a 角筒形胴部
12b 蓋部
12c 底部
14 直方体形収容物
16,98,100,102,104 保護カード
18 外箱形成片
20,22,24,26 側面板
64 押圧部
84(1) 第一の可撓板
84(2) 第二の可撓板
86(1) 第一の折罫線
86(2) 第二の折罫線
90,90(1),90(2) 舌片

Claims (3)

  1. 角筒形胴部の両端が蓋部及び底部で閉鎖された直方体形状の外箱の中に直方体形収容物とともに包装される保護カードであって、
    連結板と、前記連結板の一側端部に、第一の折罫線を介して延設された第一の可撓板と、前記連結板の反対側の側端部に、前記第一の折罫線と平行な第二の折罫線を介して延設された第二の可撓板とを備え、前記第一及び第二の折罫線の間隔は、前記直方体形収容物の厚みよりも短く、
    前記直方体形収容物とともに前記外箱の中に収容された状態で、前記第一及び第二の折罫線が折れ曲がり、前記連結板は、内面が前記直方体形収容物の長さ方向の一端面に対向し、外面が前記蓋部の内面に当接し、前記第一及び第二の可撓板は、前記直方体形収容物の表面及び裏面に各々対向し、先端部が前記角筒形胴部の内面に摺接し、内面に前記直方体形収容物の前記一端面の角部が当たって外向きに撓み、前記直方体形収容物は、前記第一及び第二の可撓板の撓みの反発力を受けて前記底部の方向に押圧されることを特徴とする保護カード。
  2. 前記台紙は、前記第一及び第二の折罫線の少なくとも一方が途中で中断され、この中断された部分に、前記連結板の端部から前記第一又は第二の可撓板の内側に伸びる舌片が形成され、前記直方体形収容物とともに前記外箱の中に収容された状態で、前記舌片が前記連結板と面一に配置される請求項1記載の保護カード。
  3. 請求項2記載の保護カードと前記外箱とで構成され、前記外箱は、前記角筒形胴部を構成する一側面の内側の蓋部側の端部に、開封時に指で押される押圧部が設けられ、前記押圧部は、組み立て状態で前記蓋部に連続し又は接続され、指で押されると前記一側面の他の部分から切離するように設けられ、前記保護カード及び前記直方体形収容物が前記外箱の中に収容された状態で、前記保護カードの前記舌片が、前記押圧部の内側に配置されること特徴とする包装箱。
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