JP5590499B2 - 洗落し式水洗便器 - Google Patents
洗落し式水洗便器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5590499B2 JP5590499B2 JP2009228570A JP2009228570A JP5590499B2 JP 5590499 B2 JP5590499 B2 JP 5590499B2 JP 2009228570 A JP2009228570 A JP 2009228570A JP 2009228570 A JP2009228570 A JP 2009228570A JP 5590499 B2 JP5590499 B2 JP 5590499B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- wash
- tank
- washing
- water tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Description
このように従来の洗落し式便器は、水の落差による流水作用で汚物を押し流す方式で構造がシンプルであり、かつ安価であることに加えて、サイホン作用を生じさせないため、便器洗浄に用いられる洗浄水の量が少なくて済むという利点を有する。したがって、従来から便器に要請されている洗浄水の節水のニーズにも合致したものとなっている。
このように構成された本発明においては、万一、洗浄水タンクからの大洗浄水量の洗浄水による便器洗浄中に溜水部や排水トラップ管路においてサイホン作用が生じ、溜水部の溜水不足が生じてしまったとしても、制御手段が、洗浄水タンクからの大洗浄水量の洗浄水による便器洗浄が行われた後、溜水部の溜水量がほぼ一定に保持されるように吐水部から溜水部へ洗浄水を追加することができるため、溜水部の溜水が不足して洗浄性能が低下した状態で次回の便器洗浄が行われることを防ぐことができる。また、制御手段が、洗浄水タンクからの大洗浄水量の洗浄水による便器洗浄が行われた後、さらに所定時間経過させた後に溜水部の溜水量がほぼ一定に保持されるように吐水部から溜水部へ洗浄水を追加することができるため、この追加した洗浄水が、洗浄水を追加する前に大洗浄水量の便器洗浄の洗浄水の勢いによって汚物と共に排出されてしまうことを防ぐことができる。この結果、洗浄水タンクからの大洗浄水量の洗浄水による便器洗浄が行われた後、さらに所定時間経過させた後に吐水部から溜水部への洗浄水の追加供給を安定して行うことができるため、便器洗浄後に便器洗浄の洗浄水の勢いによって汚物と共に排出されてしまう無駄水を抑制することができ、万一、洗浄水タンクからの所定の大洗浄水量の洗浄水による便器洗浄中に溜水部や排水トラップ管路においてサイホン作用が生じても、吐水部から溜水部へのより少ない追加洗浄水量によって、溜水部の溜水不足を防ぐことができる。さらに、制御手段が、洗浄水タンクからの大洗浄水量の洗浄水による便器洗浄が行われた後、洗浄水タンク内の洗浄水量のすべてが排出される前に洗浄水タンクの排水弁を閉じ、所定時間経過させた後に再び排水弁を開き、溜水部の溜水量がほぼ一定に保持されるように吐水部から溜水部へ洗浄水を追加することができる。したがって、排水弁の開閉の動作やタイミングを単純に制御するだけで、溜水部へ洗浄水を追加する他の手段を設ける必要がないため、洗浄水タンクからの大洗浄水量の洗浄水による便器洗浄中に溜水部や排水トラップ管路においてサイホン作用が生じても、簡易な構成によって、溜水部の溜水不足を防ぐことができる。また、便器洗浄のための洗浄水を洗浄水タンクから水洗便器に排出する時間を、溜水部の溜水量をほぼ一定に保持するための洗浄水を洗浄水タンクから水洗便器に排出する時間よりも長くすることにより、時間管理による安定した一定量の洗浄水を溜水部へ追加することができるため、溜水部へ通過する無駄水を抑制することができる。
このように構成された本発明においては、万一、洗浄水タンクからの大洗浄水量の洗浄水による便器洗浄中に溜水部や排水トラップ管路においてサイホン作用が生じ、溜水部の溜水不足が生じてしまったとしても、制御手段が、洗浄水タンクからの大洗浄水量の洗浄水による便器洗浄が行われた後、溜水部の溜水量がほぼ一定に保持されるように吐水部から溜水部へ洗浄水を追加することができるため、溜水部の溜水が不足して洗浄性能が低下した状態で次回の便器洗浄が行われることを防ぐことができる。また、制御手段が、洗浄水タンクからの大洗浄水量の洗浄水による便器洗浄が行われた後、さらに所定時間経過させた後に溜水部の溜水量がほぼ一定に保持されるように吐水部から溜水部へ洗浄水を追加することができるため、この追加した洗浄水が、洗浄水を追加する前に大洗浄水量の便器洗浄の洗浄水の勢いによって汚物と共に排出されてしまうことを防ぐことができる。この結果、洗浄水タンクからの大洗浄水量の洗浄水による便器洗浄が行われた後、さらに所定時間経過させた後に吐水部から溜水部への洗浄水の追加供給を安定して行うことができるため、便器洗浄後に便器洗浄の洗浄水の勢いによって汚物と共に排出されてしまう無駄水を抑制することができ、万一、洗浄水タンクからの所定の大洗浄水量の洗浄水による便器洗浄中に溜水部や排水トラップ管路においてサイホン作用が生じても、吐水部から溜水部へのより少ない追加洗浄水量によって、溜水部の溜水不足を防ぐことができる。さらに、制御手段が、洗浄水タンクからの大洗浄水量の洗浄水による便器洗浄が行われて洗浄水タンク内の洗浄水量のすべてが排出された後、洗浄水タンクの排水弁を開いた状態で洗浄水タンクの給水弁を開き、溜水部の溜水量がほぼ一定に保持されるように吐水部から溜水部へ洗浄水を追加することができる。したがって、洗浄水タンクからの大洗浄水量の洗浄水による便器洗浄が行われて洗浄水タンク内の洗浄水量のすべてが排出された後に洗浄水タンクの排水弁を開いた状態で給水弁から溜水部へ供給された洗浄水のすべてについて、溜水部の溜水不足を防ぐ追加洗浄水として利用することができる。この結果、洗浄水タンクから洗浄水導水路を経て溜水部への洗浄水の追加供給を安定して行うことができ、万一、洗浄水タンクからの大洗浄水量の洗浄水による便器洗浄中に溜水部や排水トラップ管路においてサイホン作用が生じても、溜水部の溜水不足を確実に防ぐことができる。
まず、図1により、本発明の第1実施形態による洗落し式水洗便器の一例を説明する。
図1は本実施形態による洗落し式水洗便器の概略断面図である。
図1に示すように、符号1は洗落し式水洗便器を示し、この洗落し式水洗便器1の上部の前方側には、ボウル部2が形成され、後方側の上部には導水路4が、導水路4の下方にはボウル部2と連通する排水トラップ管路6が、それぞれ形成されている。
また、排水トラップ管路6の近傍で且つボウル部2の下方には溜水により溜水部11が形成されている。なお、図1においては、溜水部11の溜水面W0を一点鎖線で示している。この溜水部11の下方には、上述した排水トラップ管路6の入口6aが開口し、この入口6aから上昇路6bが後方に延びている。この上昇路6bには下降路6cが連続し、下降路6cの下端は排水ソケット(図示せず)を介して床下の排出管(図示せず)に接続されている。
図2は本発明の第1実施形態による洗落し式水洗便器の洗浄水タンクの内部構造を概略的に示すブロック図である。
なお、図2においては、洗浄水タンク12内の満水時の水位(最高水位)をWL1で示し、洗浄水タンク12内の排水時の最低水位をWL2で示している。
まず、給水装置16は、給水管22、給水バルブ24、及び、給水口26を備えている。
給水管22は、第1の給水管22aと第2の給水管22bを備えており、第1の給水管22aの上流側端部は、給水バルブ24に接続され、第1の給水管22aの下流側端部は、定流量弁(図示せず)等を経て外部の水道等の給水源(図示せず)に接続されている。
また、第2の給水管22bの上流側端部は、洗浄水タンク12内に向けて差し向けられた給水口26に接続され、第2の給水管22bの下流側端部は、給水バルブ24に接続されている。
オーバーフロー管28は、洗浄水タンク12の排水口12bと対向する下端部の下端開口部28aから上方に位置する上端開口部28bにかけてほぼ円筒状に延びている管部材である。そして、洗浄水タンク12内の洗浄水の水位が満水時の水位WL1を超えてさらに水位WOFまで上昇し、オーバーフロー管28の上端開口部28bの高さ位置を上回ってオーバーフローした際には、このオーバーフローした洗浄水がオーバーフロー管28の上端開口部28bから下端開口部28aを経て洗浄水タンク12の排水口12bから水洗便器1側に排水されるようになっている。
また、回転軸18bは、その基端部が回転駆動装置18cに保持され、この基端部から洗浄水タンク12内の先端部にかけてほぼ水平に延びている。
さらに、回転軸18bの先端部には操作レバー18aが固定されており、回転駆動装置18cの駆動により所定の回転角度の範囲内で回転軸18bと操作レバー18aが一体に回転し、また、操作レバー18aの回転方向に応じてオーバーフロー管28が上昇又は下降するようになっている。
さらに、排水バルブ30は、オーバーフロー管28の下端部に固定されているため、操作レバー18aの回転方向に応じてオーバーフロー管28と一体的に上昇又は下降するようになっている。
さらに、制御装置18は、水洗便器1に設けられている便器使用者を検知する人体検知センサ(図示せず)からの信号、或いは、洗浄水タンク12から少なくとも所定の大小の2種類の洗浄水量の洗浄水による洗浄モード(例えば、大洗浄モード、又は、小洗浄モード)のいずれかに切り替えて水洗便器1の洗浄操作を指令する洗浄操作ボタン(図示せず)を便器使用者が操作した信号に基づいて回転駆動装置18cの駆動を制御することにより回転軸18bと操作レバー18aの回転を制御すると共に、オーバーフロー管28と排水バルブ30の上下方向の位置や排水バルブ30が上昇して洗浄水タンク12の排水口12bを開放している開弁時間を制御することにより、洗浄水タンク12の排水口12bから水洗便器1側に排水される洗浄水量を制御するようになっている。
なお、本実施形態では、所定の大小2種類の洗浄水量の洗浄水による洗浄モードを備えた制御装置にて説明しているが、大小2種類の洗浄水量の他にさらに洗浄水の少ない小洗浄を追加して3種類の洗浄モードを備えても、さらに複数の洗浄モードを備えても良い。
ここで、図3は本実施形態による洗落し式水洗便器の動作を示すタイムチャートであり、図4の(i)〜(iv)は本発明の第1実施形態による洗落し式水洗便器の動作を示す概略図である。なお、図3において、横軸は時間を示し、縦軸は上から洗浄操作ボタン、排水バルブ、給水バルブ、及び、フロートスイッチの動作をそれぞれ示している。
また、特に、図3の時刻t1〜t2までの間では、図4(i)に示すように、給水バルブ24及び排水バルブ30が共に閉弁し、洗浄水タンク12内の水位はWL1(満水)となっている。
そして、時刻t3において、洗浄水タンク12内の洗浄水の水位が、ほぼ空の状態の水位WL2よりも所定距離上方の所定水位WL3に達すると、制御装置18が回転駆動装置18cの作動が停止し、排水バルブ30が洗浄水タンク12の排水口12bを一旦閉鎖する(図4の(iii)参照)。
また、洗浄水タンク12の排水口12bが閉鎖されている時刻t3においては、図4の(iii)に示すように、洗浄水タンク12内には、所定水位WL3に相当する所定量の洗浄水が残存しており、洗浄開始前の洗浄水タンク12内の水位WL1に相当する洗浄水量のすべてが、洗浄水タンク12の排水口12bから排水されているわけではない。
そして、図3の時刻t4から所定時間経過した時刻t5では、時刻t3において洗浄水タンク12内に残存している所定水位WL3に相当する所定量の洗浄水のすべてが洗浄水タンク12の排水口12bから完全に排水されて、洗浄水タンク12内の洗浄水の水位がほぼ空の状態の水位WL2になる。このとき、水洗便器1の溜水部11は、溜水面W0に相当するほぼ一定の溜水量となっており、次回の大洗浄モードによる便器洗浄が可能な状態となっている。
また、図3の時刻t4から時刻t5までの間においては、図3の時刻t2から時刻t3までの間に比べて短時間であり、この時刻t4から時刻t5の間に洗浄水タンク12の排水口12bから洗浄水が洗落し式水洗便器1の導水路4に排水される洗浄水量も時刻t2から時刻t3の間に比べると少ない。しかしながら、図3の時刻t2から時刻t3までの間の大洗浄モードによる洗浄中に、洗落し式水洗便器1の溜水部11で意に反してサイホン作用が生じ、このサイホン作用により、溜水部11の溜水の一部が排水トラップ管路6から排出されてしまっても、次回の大洗浄モードによる便器洗浄を十分に行うことができるように、図3の時刻t4から時刻t5までの間に洗落し式水洗便器1の溜水部11の溜水の不足を補うには十分な洗浄水量が追加される。
ここで、図5は本発明の第2実施形態による洗落し式水洗便器の動作を示すタイムチャートであり、図6の(i)〜(iv)は本発明の第2実施形態による洗落し式水洗便器の動作を示す概略図である。なお、図5及び図6において、上述した本発明の第1実施形態による洗落し式水洗便器の部分と同一の部分については同一の符号を付し、それらの説明は省略する。
より具体的には、図5及び図6に示すように、便器使用者が本実施形態による洗落し式水洗便器を使用後、図5の時刻t11において洗浄水タンク12から水洗便器への洗浄水の排水装置14による排水動作を開始する際、便器使用者を検知した人体検知センサ(図示せず)からの信号が制御装置18に送られるか、或いは、便器使用者が洗浄操作ボタン(図示せず)を操作し、便器使用者が大洗浄モードによる操作を指令すると、この信号が制御装置18に送られ、時刻t12において回転駆動装置18cの作動が開始する。
また、特に、図5の時刻t11〜t12までの間では、図6(i)に示すように、給水バルブ24及び排水バルブ30が共に閉弁し、洗浄水タンク12内の水位はWL1(満水)となっている。
また、図5の時刻t12から時刻t13までの間、洗浄水タンク12内の洗浄水のすべてが洗浄水タンク12の排水口12bから完全に排水されて、洗浄水タンク12内の洗浄水の水位がほぼ空の状態の水位WL2になる(図6の(ii)参照)。
また、図5の時刻t13から時刻t14までの間においては、給水バルブ24と排水バルブ30が共に開弁した状態となっており、給水装置16の給水口26から洗浄水タンク12内への洗浄水の給水が行われると同時に、この洗浄水タンク12内に給水された洗浄水が洗浄水タンク12内に貯水されることなく、そのまま洗浄水タンク12の排水口12bから洗浄水が水洗便器の導水路4に排水され、この導水路4内の洗浄水が洗落し式水洗便器1の各吐水口10a,10bから溜水部11内の溜水に吐水される(図6の(iii)参照)。
ここで、図5の時刻t12から時刻t13までの間の大洗浄モードによる洗浄中に、洗落し式水洗便器の溜水部11で意に反してサイホン作用が生じ、このサイホン作用により、溜水部11の溜水の一部が排水トラップ管路6から排出されてしまっても、次回の大洗浄モードによる便器洗浄を十分に行うことができるように、図5の時刻t13から時刻t14までの間に洗落し式水洗便器の溜水部11の溜水の不足を補うには十分な洗浄水量が給水装置16の給水口26から洗浄水タンク12の排水口12bを経て水洗便器の導水路4へ供給され、この導水路4内の洗浄水が洗落し式水洗便器1の各吐水口10a,10bから溜水部11内の溜水に追加される。そして、水洗便器の溜水部11は、溜水面W0に相当するほぼ一定の溜水量となっており、次回の大洗浄モードによる便器洗浄が可能な状態となる。
そして、図5の時刻t15において、フロートスイッチである水位センサ20が、洗浄水タンク12内の水位が満水時の水位WL1に達していることを検知し、フロートスイッチがオンすると、この検知信号が水位センサ20から制御装置18に送られ、図3の時刻t16において、給水バルブ24が閉弁し、給水装置16の給水口26から洗浄水タンク12内への洗浄水の給水が停止される。
2 ボウル部
4 導水路
6 排水トラップ管路
6a 排水トラップ管路の入口
6b 排水トラップ管路の上昇路
6c 排水トラップ管路の下降路
8 リム
10a,10b 吐水口
11 溜水部
12 洗浄水タンク
12a 洗浄水タンクの底部
12b 排水口
14 排水装置
16 給水装置
18 制御装置
18a 操作レバー
18b 回転軸
18c 回転駆動装置
20 水位センサ
22 給水管
24 給水バルブ
26 給水口
28 オーバーフロー管
28a オーバーフロー管の下端開口部
28b オーバーフロー管の上端開口部
28c オーバーフロー管の操作レバー取付部
30 排水バルブ
Claims (2)
- 少なくとも大洗浄水量と小洗浄水量の洗浄水を切り替えて供給することにより汚物を洗い落す洗落し式水洗便器であって、
洗浄水を貯留するタンク、このタンク内へ洗浄水を給水する給水弁、及び、このタンクの底面に形成された排水口を開閉する排水弁を備えた洗浄水タンクと、
ボウル形状のボウル部と、
このボウル部の下方にその入口が接続され汚物を排出する排水トラップ管路と、
この排水トラップ管路の近傍で且つ上記ボウル部下方に形成された溜水部と、
上記ボウル部に上記洗浄水タンクからの洗浄水を吐水する吐水部と、
上記吐水部からの洗浄水の吐水量を制御する制御手段と、を有し、
上記制御手段は、上記洗浄水タンクからの大洗浄水量の洗浄水による便器洗浄が行われた後、上記洗浄水タンク内の洗浄水量のすべてが排出される前に上記洗浄水タンクの上記排水弁を閉じ、所定時間経過させた後に再び上記排水弁を開き、上記溜水部の溜水量がほぼ一定に保持されるように上記吐水部から上記溜水部へ洗浄水を追加し、便器洗浄のための洗浄水を上記洗浄水タンクから水洗便器に排出する時間を、上記溜水部の溜水量をほぼ一定に保持するための洗浄水を上記洗浄水タンクから水洗便器に排出する時間よりも長くすることを特徴とする洗落し式水洗便器。 - 少なくとも大洗浄水量と小洗浄水量の洗浄水を切り替えて供給することにより汚物を洗い落す洗落し式水洗便器であって、
洗浄水を貯留するタンク、このタンク内へ洗浄水を給水する給水弁、及び、このタンクの底面に形成された排水口を開閉する排水弁を備えた洗浄水タンクと、
ボウル形状のボウル部と、
このボウル部の下方にその入口が接続され汚物を排出する排水トラップ管路と、
この排水トラップ管路の近傍で且つ上記ボウル部下方に形成された溜水部と、
上記ボウル部に上記洗浄水タンクからの洗浄水を吐水する吐水部と、
上記吐水部からの洗浄水の吐水量を制御する制御手段と、を有し、
上記制御手段は、上記洗浄水タンクからの大洗浄水量の洗浄水による便器洗浄が行われて上記洗浄水タンク内の洗浄水量のすべてが排出された後、上記洗浄水タンクの排水弁を開いた状態で上記洗浄水タンクの給水弁を開き、上記溜水部の溜水量がほぼ一定に保持されるように上記吐水部から上記溜水部へ洗浄水を追加し、上記溜水部の溜水不足を補う洗浄水の追加給水を行う時間を、上記洗浄水タンク内の洗浄水量のすべてが便器洗浄のために排出されるまでの時間よりも長くすることを特徴とする洗落し式水洗便器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009228570A JP5590499B2 (ja) | 2009-09-30 | 2009-09-30 | 洗落し式水洗便器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009228570A JP5590499B2 (ja) | 2009-09-30 | 2009-09-30 | 洗落し式水洗便器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011074689A JP2011074689A (ja) | 2011-04-14 |
JP5590499B2 true JP5590499B2 (ja) | 2014-09-17 |
Family
ID=44018945
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009228570A Active JP5590499B2 (ja) | 2009-09-30 | 2009-09-30 | 洗落し式水洗便器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5590499B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6331212B2 (ja) * | 2013-09-26 | 2018-05-30 | Toto株式会社 | 水洗大便器 |
JP6804046B2 (ja) * | 2017-11-22 | 2020-12-23 | Toto株式会社 | 水洗大便器 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0235128A (ja) * | 1988-07-25 | 1990-02-05 | Toto Ltd | 水洗トイレの節水装置 |
JP2817118B2 (ja) * | 1992-02-21 | 1998-10-27 | 松下電工株式会社 | 水洗便器 |
JP3166360B2 (ja) * | 1992-12-18 | 2001-05-14 | 東陶機器株式会社 | 便器洗浄用給水装置 |
JP2002138549A (ja) * | 2000-10-30 | 2002-05-14 | Kimura Giken:Kk | トイレシステム |
-
2009
- 2009-09-30 JP JP2009228570A patent/JP5590499B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011074689A (ja) | 2011-04-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5447706B1 (ja) | 水洗大便器 | |
JP2009030405A (ja) | 水洗大便器 | |
JP5051611B2 (ja) | 水洗大便器 | |
JP4552233B2 (ja) | 水洗大便器 | |
JP5299832B2 (ja) | 水洗大便器 | |
JP4517975B2 (ja) | 便器洗浄装置 | |
JP5811342B2 (ja) | 排水弁装置、この排水弁装置を備えた洗浄水タンク装置、及び、この洗浄水タンク装置を備えた水洗大便器 | |
JP5170823B2 (ja) | 水洗大便器 | |
JP5828268B2 (ja) | 排水弁装置、この排水弁装置を備えた洗浄水タンク装置、及び、この洗浄水タンク装置を備えた水洗大便器 | |
JP5590499B2 (ja) | 洗落し式水洗便器 | |
JP2017133345A (ja) | 水洗大便器装置 | |
JP5130797B2 (ja) | 水洗大便器 | |
JP2013096187A (ja) | 補給水供給装置、この補給水供給装置を備えた洗浄水タンク装置、及び、この洗浄水タンク装置が適用された水洗大便器 | |
KR101283761B1 (ko) | 자동 물내림 장치가 구비된 비데기 | |
JP4600869B2 (ja) | 水洗大便器 | |
JP4411737B2 (ja) | 水洗便器の洗浄水吐出方法 | |
JP6376513B2 (ja) | 洗浄水タンク装置および水洗大便器 | |
JP2006028757A (ja) | 水道直圧式大便器 | |
JP2011214277A (ja) | 水洗大便器 | |
JP4188272B2 (ja) | 便器装置 | |
KR101323345B1 (ko) | 양변기 | |
JP5435407B2 (ja) | 洗浄水タンク装置 | |
JP2002266411A (ja) | 大便器装置 | |
JP7247478B2 (ja) | 水洗大便器 | |
JP2009084779A (ja) | 便器装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20120905 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130828 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130902 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20131025 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Effective date: 20140707 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5590499 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Effective date: 20140720 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 |