JP2002138549A - トイレシステム - Google Patents
トイレシステムInfo
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Abstract
システムにする。 【解決手段】トラップ部8を有する水洗便器4に、洗浄
水供給装置17を設けると共に、流量検出装置18を設
け、さらに、流量検出装置18からの信号を受けて、洗
浄水供給装置17を制御する装置19を設け、制御装置
19は、洗浄水供給装置17が所定流量による本洗浄を
行なった後、補給水を供給するように、洗浄水供給装置
17を制御するトイレシステム。
Description
る。
ため1回に流す水量を少なめに設定している。そして、
前記洋式水洗便器は、洋式水洗便器の排水用のトラップ
部の水路の流れを良くするように設定するのがよい。
ホン現象を起こし易いので、通常の水路よりも細く形成
することが考えられる。例えば、通常の水洗便器の場
合、トラップ部の管径は75mm程度であるが、節水式
型の水洗便器の場合は、55mm程度に形成することが
考えられる。なお、通常の水洗便器の場合、1回の洗浄
に15リットル程度の洗浄水を使用している。また、節
水型の水洗便器の場合、1回の洗浄に11リットル程度
の洗浄水を使用するように設定できる。
型の水洗便器だと、水路が細く、サイホン現象が強く生
じるので、トラップ部に残しておきたい水まで吸い上げ
てしまうことがある。
水管11に設けた排水通気管12は、従来公知のもので
あり、排水通気管12は、排水管11内の余分な圧力を
逃がすためのものである。
は、排水通気管12を設けた目的を理解せず、排水通気
管12を取付けなかったり、或いは、排水管11の点検
修理の際に、排水通気管12を塞いでしまうような事も
あった。
ップ部8を有する水洗便器であっても、排水の際に作動
不良を起こし、トラップ部8の覆水が減ってしまうこと
がある。
管側の臭気が漏れたり、排水管側から害虫が侵入する虞
れがあり、また、次回使用時に、便器が汚れやすいとい
った問題もある。本発明は、前記事項に鑑みなされたも
のであり、前記のような不都合を無くし、トラップ部の
覆水を十分な量に維持するトイレシステムを提供するこ
とを課題とする。
部8を有する水洗便器4に、水洗便器4へ洗浄水を供給
する洗浄水供給装置17を設けると共に、前記洗浄水供
給装置17により水洗便器4へ供給される洗浄水の流量
を検出する流量検出装置18を設け、さらに、この流量
検出装置18からの信号を受けて、前記洗浄水供給装置
17を制御する制御装置19を設け、そして、前記制御
装置19は、前記洗浄水供給装置17が所定流量による
本洗浄を行なった後、水洗便器4内にに補給水を供給す
るように、前記洗浄水供給装置17を制御するトイレシ
ステムとした。
水供給装置17を制御する制御装置19は、前記洗浄水
供給装置17による本洗浄の流量として、水洗便器4の
トラップ部8がサイホン現象を起こす流量を設定すると
共に、補給水の流量として、水洗便器4のトラップ部8
がサイホン現象を起こさない流量を設定するトイレシス
テムとした。
第2の発明において、洗浄水供給装置17を制御する制
御装置19は、タイマー部を設け、前記洗浄水供給装置
17による本洗浄を行なった後、所定時間経過後に補給
水の供給が行なわれるよう、洗浄水供給装置17を制御
するトイレシステムとした。
第1の発明と第2の発明と第3の発明において、洗浄水
供給装置17による本洗浄の流量は、6リットルから1
2リットルに設定されると共に、補給水の流量は、0.
5リットルから2リットルに設定されるトイレシステム
とした。
形態の説明をする。図1は本発明のトイレシステムの実
施の形態の説明用の図である。
水洗便器4に、水洗便器4へ洗浄水を供給する電磁弁と
して形成した、洗浄水供給装置17が設けてある。すな
わち、この洗滌水供給装置17は、給水本管16と水洗
便器4とを接続する給水路上に介装された電磁弁によ
り、給水の制御がなされるものである。
水洗便器4に供給される洗浄水の流量を検出する回転翼
車型流量計として形成した、流量検出装置18を設けて
ある。流量検出装置18は、給水路内に、給水路を通過
する洗浄水の流水によって回転する回転翼車を設けてあ
り、回転翼車は1回転毎にパルス信号を発信するように
なっている。すなわち、回転翼車の回転数は、給水路を
通過する流量にほぼ正比例しており、前記のパルス信号
を計数することにより、洗浄水の流量を検出することが
できるものである。
を受けて、前記洗浄水供給装置17を制御するマイクロ
コンピュータとして形成した、制御装置19を設けてあ
る。制御装置19には、CPU(中央処理装置)、メモ
リ等の機能を有するマイクロプロセッサが備えられてい
る。
供給装置17が、所定流量による本洗浄を行なった後、
水洗便器4内に補給水を供給するように、前記洗浄水供
給装置17を制御するトイレシステムである。
供給装置17による本洗浄の流量として、水洗便器4の
トラップ部8がサイホン現象を起こす流量を設定すると
共に、補給水の流量として、水洗便器4のトラップ部8
がサイホン現象を起こさない流量を設定するものであ
る。
備えており、洗浄水供給装置17による本洗浄を行なっ
た後、所定時間経過後に補給水の供給が行なわれるよ
う、さらに洗浄水供給装置17を制御するものである。
り作動する洗浄開始スイッチ20に接続しており、洗浄
開始スイッチ20からの作動信号を受けて洗浄水供給装
置17に指示信号を送信するようになっている。
流量は、6リットルから12リットルに設定されると共
に、補給水の流量は0.5リットルから2リットルに設
定されるものである。
は、水洗便器4に形成された給水口5から水洗便器4内
に供給され、給水孔6からトラップ部8内を通過して排
水口10から排水管11を介して排水本管側へ排水され
る。そして、排水管11へ流れなかった水は、トラップ
部8を含めた便器内に覆水9として貯留される。なお、
排水管11には、排水管11内の余分な空気圧を取り除
く排水通気管12が接続されている。また、水洗便器4
の上部には、便座基台7が形成されている。
御フローを中心に、本システムの動作を詳細に説明す
る。制御装置19は、まず、開始スイッチ20が作動し
たか否かを判断する(ステップS101)。そして、開
始スイッチ20が作動した場合は、洗浄水供給装置17
の電磁弁を作動させて、水洗便器4への洗浄水の供給を
開始する(ステップS102)。次に、制御装置19
は、流量検出装置18からの信号を受けて、水洗便器4
側へ供給される洗浄水が所定の本洗浄の水量(例えば、
11リットル)に達するか否かを判断する(ステップS
103)。制御装置19が洗浄水の供給量が11リット
ルに達した(あるいは達する見込み)と判断すると、洗
浄水供給装置17の電磁弁を流路が閉鎖するように作動
させる(ステップS104)。
から15秒が経過したか否かを判断する(ステップS1
05)。そして、ステップS105において15秒が経
過すると、制御装置19は、再び洗浄水供給装置17を
作動させて水洗便器4への流水の供給を開始する(ステ
ップS106)。さらに制御装置19は、補給水(バッ
クアップ水)の供給量が1リットルに達するか否かを判
断する(ステップS107)。そして、制御装置19
が、補給水の供給量が1リットルに達した(あるいは達
する見込み)と判断すると、制御装置19は、洗浄水供
給装置17の電磁弁を流路が閉鎖するように作動させ
(ステップS108)、ステップS101のループとな
る。このように、補給水の供給は、トラップ部8のサイ
ホン現象が確実に終了した後になされることとなる。
とを想定して洗浄水の流量を設定したが、開始スイッチ
20に大便用と小便用の選択可能なスイッチを設け、大
便用の本洗浄では多めの洗浄水(例えば11リットル)
を水洗便器4に供給し、小便用の本洗浄では少なめの洗
浄水(例えば6リットル)を水洗便器4に供給するよう
にしてもよい。
は、水洗便器4の設置時に、実際に洗浄水を流しなが
ら、施行場所に対応した適切な流量に設定するとよい。
さらに、水洗便器4の覆水量を検知する水位センサを設
け、制御装置19は、この水位センサからの信号に基づ
き、補給水の供給を制御するようにしてもよい。
分な量に維持するトイレシステムを提供することができ
る。
を示すフロー図
Claims (4)
- 【請求項1】トラップ部8を有する水洗便器4に、水洗
便器4へ洗浄水を供給する洗浄水供給装置17を設ける
と共に、前記洗浄水供給装置17により水洗便器4へ供
給される洗浄水の流量を検出する流量検出装置18を設
け、さらに、この流量検出装置18からの信号を受け
て、前記洗浄水供給装置17を制御する制御装置19を
設け、そして、前記制御装置19は、前記洗浄水供給装
置17が所定流量による本洗浄を行なった後、水洗便器
4内に補給水を供給するように、前記洗浄水供給装置1
7を制御するトイレシステム。 - 【請求項2】洗浄水供給装置17を制御する制御装置1
9は、前記洗浄水供給装置17による本洗浄の流量とし
て、水洗便器4のトラップ部8がサイホン現象を起こす
流量を設定すると共に、補給水の流量として、水洗便器
4のトラップ部8がサイホン現象を起こさない流量を設
定する請求項1記載のトイレシステム。 - 【請求項3】洗浄水供給装置17を制御する制御装置1
9は、タイマー部を設け、前記洗浄水供給装置17によ
る本洗浄を行なった後、所定時間経過後に補給水の供給
が行なわれるよう、洗浄水供給装置17を制御する請求
項1又は請求項2記載のトイレシステム。 - 【請求項4】洗浄水供給装置17による本洗浄の流量
は、6リットルから12リットルに設定されると共に、
補給水の流量は、0.5リットルから2リットルに設定
される請求項1から請求項3のいずれかに記載のトイレ
システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000331194A JP2002138549A (ja) | 2000-10-30 | 2000-10-30 | トイレシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000331194A JP2002138549A (ja) | 2000-10-30 | 2000-10-30 | トイレシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002138549A true JP2002138549A (ja) | 2002-05-14 |
Family
ID=18807576
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000331194A Pending JP2002138549A (ja) | 2000-10-30 | 2000-10-30 | トイレシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002138549A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7047574B2 (en) * | 2003-02-27 | 2006-05-23 | Geberit Technik Ag | System and method for automatically varying a volume of a liquid held by a toilet receptacle |
JP2011074689A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Toto Ltd | 洗落し式水洗便器 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0297472U (ja) * | 1989-01-18 | 1990-08-02 | ||
JPH0514282U (ja) * | 1991-08-06 | 1993-02-23 | 東陶機器株式会社 | 水洗トイレ |
-
2000
- 2000-10-30 JP JP2000331194A patent/JP2002138549A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0297472U (ja) * | 1989-01-18 | 1990-08-02 | ||
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US7047574B2 (en) * | 2003-02-27 | 2006-05-23 | Geberit Technik Ag | System and method for automatically varying a volume of a liquid held by a toilet receptacle |
JP2011074689A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Toto Ltd | 洗落し式水洗便器 |
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