JP5590084B2 - スイッチング電源装置 - Google Patents

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本発明は、起動端子とパワーMOSFETのドレイン端子とが共通に接続されたパワーICにおいて、過電圧保護回路を動作した後に、交流入力電圧をオフしてから動作禁止状態を解除するために要する時間が非常に長いのを回避するために、交流入力電圧を監視し、交流入力電圧がしきい値以下となった時にスイッチング素子の動作禁止状態を解除することで、入力平滑コンデンサの容量値が大きな大電力電源システムにおいても、交流電源オフ後に即座にスイッチング素子の動作禁止状態を解除するスイッチング電源装置に関する。
従来のスイッチング電源装置として、出力電圧検出回路が開放状態になる等のアブノーマル状態により2次側出力電圧が過電圧となった時に、トランスを介して1次側電源電圧にて2次側出力電圧の過電圧状態を間接的に検出してスイッチング動作を停止させ、ACコンセントを抜くまでの間、動作禁止状態を保持することでスイッチング素子の保護を行うものがある。
図8は従来のこの種のスイッチング電源装置の一例を示す回路図である。このスイッチング電源装置は、入力整流平滑回路10、トランス20、1次巻線21、ドライブ巻線23、起動回路30、スイッチ31、ツェナーダイオード32、インバータ33、スイッチ34、整流平滑回路40、低電圧誤動作防止回路50、基準電圧回路60、帰還制御回路70、スイッチング素子80、電流検出回路90、PWM制御回路100、ノア回路110、ドライブ回路120、低入力保護回路160、過電圧保護回路180、制御回路からなる集積回路190eを有している。
図9に示すタイミングチャートを用いて各部の構成及び動作を説明する。入力整流平滑回路10は、交流電源の交流入力電圧V1をダイオード11〜14で整流し平滑コンデンサ15で平滑して直流入力電圧V2をトランス20の1次巻線21を介してスイッチング素子80に供給する。
スイッチング素子80は、オン/オフすることにより直流入力電圧V2を交流電圧に変換しトランス20の1次巻線21から2次巻線22及びドライブ巻線23にエネルギーを伝達する。
起動回路30は、直流入力電圧V2が上昇して該電圧がツェナーダイオード32のブレークダウン電圧V3に達すると、起動電流I3をコンデンサ42に対して供給する。
整流平滑回路40は、起動時には起動電流I3によりコンデンサ42を充電することで電源電圧V4を上昇させ、スイッチング動作開始後にはドライブ巻線23に誘起される電圧から電源電圧V4を生成し制御回路からなる集積回路190eへ供給する。
基準電圧回路(REG)60は、電源電圧V4が低電圧誤動作防止回路50の第1しきい値V5aに達すると動作して、基準電圧V6を各回路ブロックへ供給することでスイッチング素子80がスイッチング動作を開始し、同時にインバータ33を介してスイッチ34を開放状態にすることで、起動電流I3を停止させる。
過電流検出回路90は、スイッチング素子80のオン期間に流れる三角波形の電流I1を電流検出抵抗91により電圧で検出し、ローパスフィルタ92により、検出電圧の低周波成分のみを通過させて過電流信号V8をコンパレータ75に出力する。
帰還制御回路70は、出力電圧検出回路140からの誤差増幅信号に基づき制御電圧V7を生成し、PWMコンパレータ75により制御電圧V7と過電流信号V8とを比較し、過電流信号V8が制御電圧V7以上となった時にスイッチング素子80のオフ・トリガー信号をPWM制御回路100に出力することでスイッチング素子80のPWM制御を行う。
低入力保護回路160は、劣悪な電源事情等により交流入力電圧V1に低い電圧が印加された際に、スイッチング素子80のオン・デューティーが過渡に広がり破壊するのを防ぐための回路で、分圧抵抗161,162、平滑コンデンサ163、入力検出コンパレータ164から構成されている。
分圧抵抗161,162は、交流入力電圧V1を降圧し半波整流電圧として平滑コンデンサ163に供給する。平滑コンデンサ163は、降圧された半波整流電圧を平滑することで、交流入力電圧V1に比例した入力検出信号V10を生成して入力検出コンパレータ164に出力する。入力検出コンパレータ164は、入力検出信号V10と、入力検出しきい値V9とを比較し、入力検出信号V10が入力検出しきい値V9を下回った時に低入力状態と判断し、動作禁止信号V12をLレベルからHレベルに切替えることで、スイッチング素子80のスイッチング動作を停止させてスイッチング素子80の保護を行う。
過電圧保護回路180は、出力電圧検出回路140が開放状態になる等の異常が発生し、出力電圧V11がしきい値以上に上昇した時に、出力電圧V11の過電圧状態を、トランス20を介して、電源電圧V4により間接的に検出することでスイッチング素子80のスイッチング動作を停止させて過電圧保護を行う。過電圧保護回路の詳細な動作について、図9のタイミングチャートを参照しながら説明する。
まず、定常動作時の電源電圧V4には、ツェナーダイオード143のブレークダウン電圧によって決定される出力電圧V11に対して、ドライブ巻線23と2次巻線22の巻数比倍の電圧が発生している。
出力電圧検出回路140が開放状態となるような異常が発生し、出力電圧V11が上昇すると(過電圧状態)、電源電圧V4も出力電圧V11に比例して上昇する。電源電圧V4が過電圧検出しきい値V13以上となった時に、過電圧検出コンパレータ181は、過電圧ラッチ182のセット端子に対してセット信号を出力することで、過電圧動作禁止信号V14はLレベルからHレベルに切替る。
この時、過電圧動作禁止信号V14は、ノア回路110を介してスイッチング素子80のスイッチング動作を禁止させると同時にスイッチ31を導通状態にする。
その後、電源電圧V4が起動回路30内で決まるしきい値電圧まで低下すると、起動回路30が起動電流I3を供給することで、電源電圧V4が過電圧ラッチ182の解除しきい値V18まで低下することを防止する。これにより、スイッチング素子80の動作禁止状態を保持する(動作禁止期間)。
次に、動作禁止状態を解除するために、交流入力電圧V1をオフすると、直流入力電圧V2が平滑コンデンサ15を放電しながらゆっくり低下し、ツェナーダイオード32のブレークダウン電圧まで低下すると、起動電流I3が停止するために電源電圧V4が低下し始める(交流電源オフ期間)。
電源電圧V4が過電圧ラッチ解除しきい値V18以下まで低下すると、ラッチ解除コンパレータ183が、過電圧ラッチ182のリセット端子に対して解除信号を出力する。これにより、過電圧動作禁止信号V14がHレベルからLレベルに切替り、動作禁止状態が解除される(動作禁止解除期間)。
ところで、過電圧が検出された後に、交流入力電圧をオフしてから動作禁止状態を解除するための時間である動作禁止解除期間は、極力短いことが理想とされている。
また、従来の技術の関連技術として、特許文献1に記載された無停電電源装置が知られている。この無停電電源装置は、出力過電圧を検出した後に、一旦、電源動作を停止させ、交流入力の脈流電圧を検出して交流電源の周期毎に電源を自動復帰させる。且つ、過電圧状態が継続している場合には、自動復帰回数をカウントした後に自動復帰を停止する。
特開2007−268501号公報
しかしながら、図8に示す従来のスイッチング電源装置では、比較的大きな容量値の平滑コンデンサ15を放電するための負荷電流は、起動電流I3であり、1mA程度と比較的少ない。このため、平滑コンデンサ15の電荷を十分に放電させてから動作禁止状態を解除するのに要する時間は、数十秒程度と非常に長い。また、電源セットの電力容量が大きくなる程、平滑コンデンサ15は、より大きな容量が必要となるため、さらに動作禁止状態を解除するのに要する時間が長くなってしまう。
また、特許文献1では、自動復帰する度に、負荷回路には余計な過電圧が印加されてしまう。また、自動復帰を停止した後には復帰させる手段がないという課題を有していた。
本発明は、入力平滑コンデンサの容量値が大きくても、過電圧保護動作後で且つ交流電源オフ後に即座にスイッチング素子の動作禁止状態を解除して、動作禁止状態を解除する時間を短くできるスイッチング電源装置を提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1の発明は、交流電源からの交流入力電圧を整流平滑して直流入力電圧を出力する入力整流平滑回路と、前記入力整流平滑回路の出力端にトランスの1次巻線を介して接続されたスイッチング素子と、前記トランスの2次巻線に誘起する電圧を整流平滑して直流出力電圧を取り出す出力整流平滑回路と、前記スイッチング素子のオン/オフを制御する制御回路とを備え、前記制御回路は、前記直流出力電圧に応じた電圧を検出する過電圧保護回路と、前記過電圧保護回路に接続され、前記スイッチング素子のオン・デューティが過渡に広がり破壊するのを防止するための回路で前記交流入力電圧に応じた電圧を検出する低入力保護回路とを備え、前記低入力保護回路は、前記交流電源の一方の端子とグランド間に直列に接続された2つの抵抗と、前記2つの抵抗のうちグランド側に接続された抵抗と並列にコンデンサと、入力検出コンパレータとから構成され、前記2つの抵抗の接続点の電圧を前記交流入力電圧に応じた電圧として検出し、前記過電圧保護回路は、前記直流出力電圧に応じた電圧が第1しきい値以上になった時に前記スイッチング素子のオン/オフ動作を禁止するための過電圧動作禁止信号を出力し、前記低入力保護回路に入力された前記交流入力電圧が低下し前記コンデンサの電圧が第2しきい値未満になった時に前記過電圧動作禁止信号を解除するための信号を出力し、前記低入力保護回路の前記入力検出コンパレータの入力端子が前記コンデンサの電圧を検出するための前記過電圧保護回路の入力端子と集積回路上で共通に接続されたことを特徴とする。
請求項2の発明は、交流入力電圧を整流平滑して直流入力電圧を出力する入力整流平滑回路と、前記入力整流平滑回路の出力端にトランスの1次巻線を介して接続されたスイッチング素子と、前記トランスの2次巻線に誘起する電圧を整流平滑して直流出力電圧を取り出す出力整流平滑回路と、前記スイッチング素子のオン/オフを制御する制御回路とを備え、前記制御回路は、前記直流出力電圧に応じた電圧を検出する過電圧保護回路と、前記過電圧保護回路に接続され、前記スイッチング素子のオン・デューティが過渡に広がり破壊するのを防止するための回路で前記交流入力電圧に応じた電圧を検出する低入力保護回路とを備え、前記過電圧保護回路は、前記直流出力電圧に応じた電圧が第1しきい値以上になった時に前記スイッチング素子のオン/オフ動作を禁止するための過電圧動作禁止信号を出力し、前記低入力保護回路は、タイマ回路を備え、前記交流入力電圧の一方の端子とグランド間に直列に接続された2つの抵抗と、入力検出コンパレータとから構成され、前記2つの抵抗の接続点の電圧を前記交流入力電圧に応じた電圧として検出し、前記2つの抵抗のうちグランド側に接続された抵抗の電圧が第2しきい値未満になってから前記タイマ回路はカウントを開始し、前記カウントが前記交流入力電圧の周期の2倍に対して十分長い遅延時間継続すると、前記制御回路の前記過電圧保護回路のリセット端子にリセット信号を出力し、前記過電圧動作禁止信号が解除されることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項記載のスイッチング電源装置において、前記低入力保護回路は、電流入力方式の入力検出コンパレータを備え、前記入力検出コンパレータは、基準電流源と、入力端子に前記交流入力電圧の波高値に比例する脈流電圧が入力され、出力端子に前記基準電源が接続されたカレントミラー回路と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、過電圧保護回路は、直流出力電圧に応じた電圧が第1しきい値以上になった時にスイッチング素子のオン/オフ動作を禁止するための過電圧動作禁止信号を出力し、交流入力電圧が低下し交流入力電圧に応じた電圧が第2しきい値未満になった時に過電圧動作禁止信号を解除することで、入力平滑コンデンサの容量値が大きな大電力電源システムにおいても、交流入力電圧オフ後に即座に動作禁止状態を解除できる。これによって、動作禁止状態を解除する時間を短くできる。従って、交流入力電圧を再投入することにより、大電力電源システムの再起動を速やかに行うことができる。低入力保護回路は、交流入力電圧に応じた電圧を検出し、スイッチング素子のオン・デューティが過渡に広がり破壊するのを防止することができる。
実施例1のスイッチング電源装置の回路図である。 実施例1のスイッチング電源装置の動作を示すタイミングチャートである。 実施例2のスイッチング電源装置の回路図である。 実施例3のスイッチング電源装置の回路図である。 実施例3のスイッチング電源装置の動作を示すタイミングチャートである。 実施例4のスイッチング電源装置の回路図である。 実施例5のスイッチング電源装置の回路図である。 従来のスイッチング電源装置の一例を示す回路図である。 従来のスイッチング電源装置の動作を示すタイミングチャートである。
以下、本発明のスイッチング電源装置の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は実施例1のスイッチング電源装置の回路図である。図1に示すスイッチング電源装置は、入力整流平滑回路10、トランス20、1次巻線21、ドライブ巻線23、起動回路30、スイッチ31、ツェナーダイオード32、インバータ33、スイッチ34、整流平滑回路40、低電圧誤動作防止回路50、基準電圧回路60、帰還制御回路70、スイッチング素子80、電流検出回路90、PWM制御回路100、ノア回路110、ドライブ回路120、低入力保護回路160a、過電圧保護回路180a、制御回路からなる集積回路190を有している。トランス20の2次側回路は、2次巻線22、整流平滑回路130、出力電圧検出回路140、出力負荷150を有している。
図1に示す回路構成は、図8に示す構成に対して、過電圧保護回路180a、低入力保護回路160aのみが異なるので、これらのみの構成を説明し、その他の構成の説明は省略する。
低入力保護回路160aは、劣悪な電源事情等により交流入力電圧V1に低い電圧が印加された際に、スイッチング素子80のオン・デューティーが過渡に広がり破壊するのを防ぐための回路で、分圧抵抗161,162、平滑コンデンサ163、入力検出コンパレータ164から構成されている。分圧抵抗161,162は、交流入力電圧V1を降圧し半波整流電圧として平滑コンデンサ163に供給する。平滑コンデンサ163は、降圧された半波整流電圧を平滑することで、交流入力電圧V1に比例した入力検出信号V10を生成して入力検出コンパレータ164の反転入力端子及び過電圧保護回路180aのコンパレータ183の反転入力端子に出力する。
入力検出コンパレータ164は、入力検出信号V10と、入力検出しきい値V9とを比較し、入力検出信号V10が入力検出しきい値V9を下回った時に低入力状態と判断し、動作禁止信号V12をLレベルからHレベルに切替えることで、スイッチング素子80のスイッチング動作を停止させてスイッチング素子80の保護を行う。
過電圧保護回路180aは、過電圧検出コンパレータ181、フリップフロップからなる過電圧ラッチ182、過電圧ラッチ解除コンパレータ183を有する。過電圧検出コンパレータ181は、出力電圧検出回路140等のフィードバック系回路に異常が発生し、出力電圧V11が規定値以上に上昇した時に、出力電圧V11の過電圧状態を、トランス20を介して、電源電圧V4により間接的に検出することで過電圧保護を行う。過電圧ラッチ解除コンパレータ183は、入力検出信号V10がラッチ解除しきい値V18以下まで低下すると、過電圧ラッチ182のリセット端子に対してラッチ解除信号を出力する。
次に、過電圧保護回路180aの詳細な動作について、図2のタイミングチャートを参照しながら説明する。
まず、定常動作時の電源電圧V4には、ツェナーダイオード143のブレークダウン電圧によって決定される出力電圧V11に対して、ドライブ巻線23と2次巻線22の巻数比倍の電圧が発生している。
出力電圧検出回路140が開放状態となるような異常が発生し、出力電圧V11が上昇すると(過電圧状態)、電源電圧V4も出力電圧V11に比例して上昇する。電源電圧V4が過電圧検出しきい値V13以上となった時に、過電圧検出コンパレータ181は、過電圧ラッチ182のセット端子に対してセット信号を出力することで、過電圧動作禁止信号V14はLレベルからHレベルに切替る。
この時、過電圧動作禁止信号V14は、ノア回路110を介してスイッチング素子80のスイッチング動作を禁止させると同時にスイッチ31を導通状態にする。
その後、電源電圧V4が起動回路30内で決まるしきい値電圧まで低下すると、起動回路30が起動電流I3を供給することで、電源電圧V4が、低電圧誤動作防止回路50の第2しきい値V5bまで低下することを防止する。これにより、動作禁止状態を保持する(動作禁止期間)。
次に動作禁止状態を解除するために、交流入力電圧V1をオフすると、容量が比較的小さな平滑コンデンサ163を放電しながら即座に入力検出信号V10は低下する。
入力検出信号V10がラッチ解除しきい値V18以下まで低下すると、過電圧ラッチ解除コンパレータ183は、過電圧ラッチ182のリセット端子に対してラッチ解除信号を出力することで動作禁止状態が解除され、同時にスイッチ31が非道通となるため、起動電流I3は停止する。
このため、電源電圧V4は、一旦、低入力誤動作防止回路50の第2しきい値V5bまで低下すると、スイッチ34がオンし、入力平滑コンデンサ15に十分に電荷が残っている場合には、再度、起動電流I3をコンデンサ42に対して供給することで電源電圧V4は上昇する。
このとき、電源電圧V4が低入力誤動作防止回路50の第1しきい値V5aに達し、スイッチ34がオフしても、動作禁止信号V12がHレベルとなっているため、再度、電源電圧V4が低下し起動動作を繰り返す(交流電源オフ期間)。その後、再び、交流入力電圧V1が印加され、入力検出信号V10が入力検出しきい値V9を超えると、コンパレータ164は、Lレベルをノア回路110に出力するので、ノア回路110からのHレベルによりスイッチング素子190は、スイッチング動作を再開する(定常動作)。
このように実施例1のスイッチング電源装置によれば、交流入力電圧V1を監視し、交流入力電圧V1がしきい値以下となった時に動作禁止状態を解除することで、入力平滑コンデンサ15の容量値が大きな大電力電源システムにおいても、交流入力電圧V1オフ後に即座にスイッチング素子80の動作禁止状態を解除できる。
また、交流入力電圧V1を監視するための端子を、既存の低入力保護回路(ブラウンアウト保護回路)の入力端子と兼用することで、端子数の少ないDIP8のような小型パッケージで実現でき、電源システムを省スペース化できる。
さらに、交流入力電圧を監視するための回路を、既存の入力検出回路(ブラウンアウト保護回路)と共有化することで、安価な電源システムを提供できる。
図3は実施例2のスイッチング電源装置の回路図である。図3に示す実施例2は、図1に示す実施例1に対して、過電圧ラッチ解除コンパレータ183を削除し、過電圧検出コンパレータ181、低入力保護回路160の入力検出コンパレータ164の動作禁止信号V12をリセット信号としてリセット端子に入力する過電圧ラッチ182を有する過電圧保護回路180bを有する。
このような実施例2の構成によれば、実施例1の動作と同様に動作するので、実施例1の効果と同様な効果が得られるとともに、過電圧ラッチ解除コンパレータ183を削除したことで、より安価で且つ省スペース化を図ることができる電源システムを提供できる。
また、実施例2では、実施例1に対して、交流入力電圧V1を監視するための回路を、既存の入力検出回路(ブラウンアウト保護回路)と兼用することで安価な電源システムを提供できる。
図4は実施例3のスイッチング電源装置の回路図である。実施例3は、図1に示す実施例1に対して、低入力保護回路160bの構成が異なる。
低入力保護回路160bは、分圧抵抗161,162、入力検出コンパレータ164、ワンショット回路165、入力検出ラッチ166、インバータ167、タイマ168、オア回路169から構成されている。入力検出コンパレータ164、ワンショット回路165、フリップフロップからなる入力検出ラッチ166、インバータ167、タイマ168、オア回路169は、集積回路190b内に設けられ、分圧抵抗161,162は、集積回路190bの外部に設けられている。
これにより、図1、図3に示す集積回路190の外付け部品として必要である平滑コンデンサ163を削除できるため、より安価で且つ省スペース化を図ることができる電源システムを提供できる。
インバータ167は、入力検出コンパレータ164の出力を反転してその反転出力を入力検出ラッチ166のリセット端子Rに出力する。ワンショット回路165は、電源起動時に入力検出ラッチ166のセット端子Sに対してHレベルのトリガ信号を供給する。オア回路169は、入力検出ラッチ166の出力とタイマ168の出力とのオアをとる。ノア回路110は、オア回路169の出力とPWM制御回路100の出力とタイマ168の出力とのノアをとる。
次に、低入力保護回路160bによる低入力保護動作について説明する。
まず、電源電圧V4が上昇して、低電圧保護回路50の第1しきい値V5a以上となると、基準電圧回路60が基準電圧V6を各ブロックに供給する。このとき、ワンショット回路165が入力検出ラッチ166のセット端子に対してセットトリガ信号を出力する。
このため、第1動作禁止信号V16は、LレベルからHレベルに切替わり、オア回路169を介してHレベルの動作禁止信号V12がノア回路110に出力されるので、スイッチング素子80のスイッチング動作が禁止される。
分圧抵抗161と分圧抵抗162とは、交流入力電圧V1を降圧し半波整流された入力検出信号V10を入力検出コンパレータ164に出力する。
入力検出コンパレータ164は、入力検出信号V10と入力検出しきい値V9とを比較し、入力検出信号V10が入力検出しきい値V9を上回ると、交流入力電圧V1が正常入力状態であると判断し、インバータ167を介して入力検出ラッチ166のリセット端子Rに対してリセット信号を供給する。このとき、第1動作禁止信号V16は、HレベルからLレベルに切り替わるので、スイッチング素子80のスイッチング動作が開始される。
一方、入力検出信号V10が入力検出しきい値V9を下回った時には、入力検出コンパレータ164は、交流入力電圧V1が低入力状態であると判断し、タイマ168のセット端子に対してカウント開始信号V15を供給する。
タイマ168は、カウント開始信号V15を受けてカウント動作を開始し、入力検出信号V10が入力検出しきい値V9を下回っている期間が、タイマ168内部で生成される商用電源周期の2倍に対して十分長い遅延時間(T>>20ms)継続すると、第2動作禁止信号17をLレベルからHレベルに切替えて、オア回路169に出力する。
オア回路169は、ノア回路110にHレベルの動作禁止信号V12を出力するので、スイッチング素子80のスイッチング動作が停止される。以上の動作により、低入力保護動作を行うことができる。
次に、過電保護回路180bが動作した後の、交流入力電圧V1を低下させて、動作禁止状態を解除させる一連の動作について図5のタイミングチャートを参照しながら説明する。
まず、定常動作時の電源電圧V4には、ツェナーダイオード143のブレークダウン電圧によって決定される出力電圧V11に対して、ドライブ巻線23と2次巻線22の巻数比倍の電圧が発生している。
出力電圧検出回路140が開放状態となるような異常が発生し、出力電圧V11が上昇すると(過電圧状態)、電源電圧V4も出力電圧V11に比例して上昇する。電源電圧V4が過電圧検出しきい値V13以上となった時に、過電圧検出コンパレータ181は、過電圧ラッチ182のセット端子に対してHレベルのセット信号を出力する。これにより、過電圧ラッチ182の出力端子Qの過電圧動作禁止信号V14はLレベルからHレベルに切替る。
この時、過電圧動作禁止信号V14は、ノア回路110を介してスイッチング素子80のスイッチング動作を禁止させることで、動作禁止期間に入る。このため、スイッチング素子80に電流が流れないため、過電圧電流検出信号V8はゼロとなるとともに、出力電圧V11も急激にゼロとなる。また、同時に過電圧動作禁止信号V14は、スイッチ31を導通状態にする。
その後、電源電圧V4が起動回路30内で決まるしきい値電圧まで低下すると、ツェナーダイオード32が降伏し、起動回路30が起動電流I3を供給することで、コンデンサ42を充電し、電源電圧V4が、低電圧誤動作防止回路50の第2しきい値V5bまで低下することを防止する。これにより、動作禁止状態を保持する(動作禁止期間)。
なお、この動作禁止期間では、入力検出コンパレータ164は、入力検出信号V10が入力検出しきい値V9未満であるとき、カウント開始信号V15として、Hレベルをタイマ168及びインバータ167に出力し、入力検出信号V10が入力検出しきい値V9以上であるとき、Lレベルをタイマ168及びインバータ167に出力する。
次に、交流入力電圧V1をオフすると、入力検出信号V10が即座に低下し始める。入力検出信号V10が入力検出しきい値V9以下まで低下すると、入力検出コンパレータ164がタイマ168のセット端子に対してHレベルのカウント開始信号V15を供給する。
タイマ168は、Hレベルのカウント開始信号V15を受けてカウント動作を開始し、入力検出信号V10が入力検出しきい値V9を下回っている期間が、タイマ168内部で生成される商用電源周期の2倍に対して十分長い遅延時間(T>>20ms)継続すると、タイマ168の出力である第2動作禁止信号V17をLレベルからHレベルに切替える。そして、Hレベルの第2動作禁止信号V17をオア回路169を介して過電圧ラッチ182のリセット端子に対してリセット信号として出力する。
すると、過電圧ラッチ182の出力端子Qの過電圧動作禁止信号V14は、HレベルからLレベルに切替わり、この過電圧動作禁止信号V14は、スイッチ31及びノア回路110に出力される。これにより、一旦、動作禁止状態が解除される。
これと同時に、スイッチ31が開放状態となることで起動電流I3の供給が停止する。このため、電源電圧V4は、一旦、低入力誤動作防止回路50の第2しきい値V5bまで低下すると、低入力誤動作防止回路50がLレベルを基準電圧回路60に出力し、基準電圧回路60が停止する。このため、インバータ33からスイッチ34にHレベルが出力されるので、スイッチ34がオンする。入力平滑コンデンサ15に十分電荷が残っている場合には、再度、起動電流I3をコンデンサ42に対して供給することで電源電圧V4が上昇する。
電源電圧V4が低入力誤動作防止回路50の第1しきい値V5aに達すると、基準電圧回路60が動作する。これと同時に、スイッチ34がオフし、ワンショット回路165が入力検出ラッチ166に対してセット信号を出力することにより、第1動作禁止信号V16がHレベルとなり動作禁止状態となる。
スイッチ34がオフであるため、その後、再度、電源電圧V4は低電圧保護回路50の第2しきい値V5bまで低下し、再起動を繰り返すことで動作禁止状態を保持する(交流入力オフ期間)。
次に、交流入力電圧V1を再投入すると、入力検出信号V10が即座に上昇し始める。入力検出信号V10が入力検出しきい値V9以上となると、入力検出コンパレータ164は、インバータ167にLレベルを出力する。インバータ167は、Hレベルを入力検出ラッチ166のリセット端子に対して出力する。このため、第1動作禁止信号V16がHレベルからLレベルへ切替る。オア回路169は、Lレベルの第1動作禁止信号V16とタイマ168からのLレベルとによりLレベルの信号V12をノア回路110に出力する。
ノア回路110は、過電圧ラッチ182からのLレベルとオア回路169からのLレベルとインバータ103からのLレベルによりHレベルをドライブ回路120を介してスイッチング素子190bに出力する。このため、スイッチング素子80のスイッチング動作が開始される(定常動作)。
以上の一連の動作により、交流入力電圧V1の半波整流電圧を直接検出することにより、実施例1で集積回路190の外付け部品として必要であった平滑コンデンサ163を削除できるため、安価で且つ省スペース化を図ることができる電源システムを提供できる。
図6は実施例4のスイッチング電源装置の回路図である。図6に示す実施例4では、図4に示す実施例3の電圧入力方式の入力検出コンパレータ164を電流入力方式の入力検出コンパレータ164bに変更し、実施例3の集積回路190bの外付け部品である抵抗162を削除したものである。
入力検出コンパレータ164bの構成及び動作について説明する。入力検出コンパレータ164bは、N型MOSFET170とN型MOSFET171とからなるカレントミラー回路と、基準電流源I6とで構成されている。
このような構成において、カレントミラー回路の入力には、交流入力電圧V1を抵抗161により電流変換した電流信号I4が入力されると、この電流信号I4に基づいてN型MOSFET170とN型MOSFET171とに流れる入力電流信号I5が生成される。
交流入力電圧V1が高く、入力電流信号I5が基準電流I6よりも大きい時には、入力比較電圧V15はLレベルとなる。交流入力電圧V1が低く、入力電流信号I5が基準電流I6よりも小さい時には、入力比較電圧V15はHレベルとなる。
従って、図6に示す入力検出コンパレータ164bを用いても、図4に示す入力検出コンパレータ164と同様な効果が得られる。
また、実施例4では、実施例3に対して、入力検出コンパレータ164を電圧入力方式から電流入力方式へと変更することで、実施例3では集積回路190bの外付け部品として必要であった抵抗162が不要になる。このため、さらに安価で且つ省スペース化を図ることができる電源システムを提供できる。
図7は実施例5のスイッチング電源装置の回路図である。図7に示す実施例5は、図1に示す実施例1の過電圧保護回路180aの機能と低入力保護回路160aの機能とを有する過電圧保護回路180cを設けたものである。
過電圧保護回路180cは、分圧抵抗184,185、コンデンサ186、過電圧検出コンパレータ181、過電圧ラッチ182、コンデンサ186の入力検出信号V10を反転入力端子に入力するラッチ解除コンパレータ183を有し、図1に示す入力検出コンパレータ164を設けていない。
このような構成によれば、過電圧の場合には過電圧検出コンパレータ181と過電圧ラッチ182とを用いて動作禁止信号をスイッチング素子80に出力して過電圧保護を行うことができる。
また、ラッチ解除コンパレータ183で交流入力電圧V1を監視し、交流入力電圧V1がしきい値以下となった時に動作禁止状態を解除することで、入力平滑コンデンサ15の容量値が大きな大電力電源システムにおいても、交流入力電圧V1オフ後に即座にスイッチング素子80の動作禁止状態を解除できる。
なお、本発明は上述した実施例1乃至実施例5に限定されるものではない。例えば、図3に示す実施例2の変形例として、図3に示す入力検出コンパレータ164を削除してコンデンサ163の出力を直接、過電圧ラッチ182のリセット端子Rのみに接続し、分圧抵抗161,162、コンデンサ163、過電圧検出コンパレータ181、過電圧ラッチ182を有する過電圧保護回路を設けても良い。
このような構成によれば、実施例2の効果と同様な効果が得られる。
また、例えば、図4に示す実施例3の変形例として、過電圧保護回路180bと低入力保護回路160bとを有し、オア回路169の出力を過電圧ラッチ182のリセット端子Rのみに接続した構成を、過電圧保護回路としても良い。このような構成によれば、実施例3の効果と同様な効果が得られる。
また、例えば、図6に示す実施例4の変形例として、過電圧保護回路180bと低入力保護回路160cとを有し、オア回路169の出力を過電圧ラッチ182のリセット端子Rのみに接続した構成を、過電圧保護回路としても良い。このような構成によれば、実施例4の効果と同様な効果が得られる。
10 入力整流平滑回路
11〜14,41,131 整流ダイオード
15,42,132,163 平滑コンデンサ
20 トランス
21 1次巻線
22 2次巻線
23 ドライブ巻線
30 起動回路
31,34 スイッチ
32,143 ツェナーダイオード
33,103,167 インバータ
40 1次側整流平滑回路
50 低電圧誤動作防止回路
60 基準電圧回路
70 帰還制御回路
71 位相補償コンデンサ
72〜74 分圧抵抗
75 コンパレータ
80 スイッチング素子
90 過電流検出回路
91 電流検出抵抗
92 ローパスフィルタ
100 PWM制御回路
101 PWMラッチ
102 発振器
110 ノア回路
120 ドライブ回路
130 2次側整流平滑回路
140 出力電圧検出回路
141a,141b フォトカプラ
142 電流制限抵抗
150 2次側負荷回路
160,160a,160b 低入力保護回路
161,162 抵抗
164,164b 入力検出コンパレータ
165 ワンショット回路
166 入力検出ラッチ
168 タイマ
169 オア回路
170,171 MOSFET
180,180a〜180c 過電圧保護回路
181 過電圧検出コンパレータ
182 過電圧ラッチ
183 ラッチ解除コンパレータ
190,190a〜190e 集積回路

Claims (3)

  1. 交流電源からの交流入力電圧を整流平滑して直流入力電圧を出力する入力整流平滑回路と、
    前記入力整流平滑回路の出力端にトランスの1次巻線を介して接続されたスイッチング素子と、
    前記トランスの2次巻線に誘起する電圧を整流平滑して直流出力電圧を取り出す出力整流平滑回路と、
    前記スイッチング素子のオン/オフを制御する制御回路とを備え、
    前記制御回路は、前記直流出力電圧に応じた電圧を検出する過電圧保護回路と、前記過電圧保護回路に接続され、前記スイッチング素子のオン・デューティが過渡に広がり破壊するのを防止するための回路で前記交流入力電圧に応じた電圧を検出する低入力保護回路とを備え、
    前記低入力保護回路は、前記交流電源の一方の端子とグランド間に直列に接続された2つの抵抗と、前記2つの抵抗のうちグランド側に接続された抵抗と並列にコンデンサと、入力検出コンパレータとから構成され、前記2つの抵抗の接続点の電圧を前記交流入力電圧に応じた電圧として検出し、
    前記過電圧保護回路は、前記直流出力電圧に応じた電圧が第1しきい値以上になった時に前記スイッチング素子のオン/オフ動作を禁止するための過電圧動作禁止信号を出力し、前記低入力保護回路に入力された前記交流入力電圧が低下し前記コンデンサの電圧が第2しきい値未満になった時に前記過電圧動作禁止信号を解除するための信号を出力し、
    前記低入力保護回路の前記入力検出コンパレータの入力端子が前記コンデンサの電圧を検出するための前記過電圧保護回路の入力端子と集積回路上で共通に接続されたことを特徴とするスイッチング電源装置。
  2. 交流入力電圧を整流平滑して直流入力電圧を出力する入力整流平滑回路と、
    前記入力整流平滑回路の出力端にトランスの1次巻線を介して接続されたスイッチング素子と、
    前記トランスの2次巻線に誘起する電圧を整流平滑して直流出力電圧を取り出す出力整流平滑回路と、
    前記スイッチング素子のオン/オフを制御する制御回路とを備え、
    前記制御回路は、前記直流出力電圧に応じた電圧を検出する過電圧保護回路と、前記過電圧保護回路に接続され、前記スイッチング素子のオン・デューティが過渡に広がり破壊するのを防止するための回路で前記交流入力電圧に応じた電圧を検出する低入力保護回路とを備え、
    前記過電圧保護回路は、前記直流出力電圧に応じた電圧が第1しきい値以上になった時に前記スイッチング素子のオン/オフ動作を禁止するための過電圧動作禁止信号を出力し、
    前記低入力保護回路は、タイマ回路を備え、前記交流入力電圧の一方の端子とグランド間に直列に接続された2つの抵抗と、入力検出コンパレータとから構成され、前記2つの抵抗の接続点の電圧を前記交流入力電圧に応じた電圧として検出し、前記2つの抵抗のうちグランド側に接続された抵抗の電圧が第2しきい値未満になってから前記タイマ回路はカウントを開始し、前記カウントが前記交流入力電圧の周期の2倍に対して十分長い遅延時間継続すると、前記制御回路の前記過電圧保護回路のリセット端子にリセット信号を出力し、前記過電圧動作禁止信号が解除されることを特徴とするスイッチング電源装置。
  3. 前記低入力保護回路は、電流入力方式の入力検出コンパレータを備え、
    前記入力検出コンパレータは、基準電流源と、
    入力端子に前記交流入力電圧の波高値に比例する脈流電圧が入力され、出力端子に前記基準電源が接続されたカレントミラー回路と、
    を有することを特徴とする請求項2記載のスイッチング電源装置。
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