JP5589510B2 - 化粧材及び化粧シート - Google Patents

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Description

本発明は、耐傷性に優れ、かつ木質ボードの吸水に起因する表面品質低下が防止された化粧材に関する。また、本発明は、耐傷性に優れ、かつ木質ボードの吸水に起因する表面品質低下が防止された化粧材を形成するための化粧シートに関する。
従来、家屋の床用化粧材として用いられる木質系化粧板としては、良質な原木から得られる木質基材(例えば、広葉樹のラワン木質合板)の上面に接着剤を介して、天然木の意匠を有する化粧シートを貼着したものが知られている。
しかしながら、木質基材としては、上記広葉樹のラワンが多用されているが、近年、天然資源の窮乏、木材伐採制限等により原木が入手し難く、材料不足が進んでいる。この問題は、特にラワン等の広葉樹にとって深刻である。そのため、ラワン木質合板に代えて使用できる木質基材の開発が進められている。ラワン代替材料としては、例えば、木質系廃材から分離した木質繊維、木質片等を接着剤により成形・固化してなる木質ボード(例えば、中密度木質繊維板:MDF、高密度木質繊維板:HDF、パーチクルボード:PB)がある。さらに、木質ボードはその比重を調整することで、木質合板に比べ基材自体の硬さを硬くできるので、その表面に貼る化粧シートを薄膜化することができるというメリットがある。
しかしながら、これらの木質ボードは、木質合板に比べて耐水性が劣っているため、その表面に化粧シートを貼り合せる際に水性接着剤を使用すると、その水分によって木質ボード中に存在する木質繊維や木質片等が膨潤し、貼り合せた化粧シートの外観を低下させるという欠点がある(具体的には、水性接着剤中の水分が木質ボードに浸透し、木質ボード中のチップが防潤して表面に凹凸を発生させるので、化粧シートがその凹凸に追従し、化粧シートの表面にチップダクと称される欠点の柄が生じる。)。その結果、床用化粧材としての商品品質が低下するという問題がある。
そこで、上記問題を改善するために、床用化粧材中の基材シートの厚みを上げることが提案されている(例えば、特許文献1)。しかしながら、特許文献1に記載の床用化粧材は、基材シートを含む化粧層を木質基材にラミネートした後の後加工(切削)において、厚みのある基材シート部分が外に現れてしまい、その結果、当該部分が白く光ってしまう(いわゆるホワイトライン)という問題がある。
また、化粧材中の透明性樹脂層の厚みを上げることも提案されている(例えば、特許文献2)。しかしながら、透明性樹脂層の厚さが厚くなるほど、絵柄の意匠に対する本物感が失われるという問題がある。
以上より、上記木質ボードを木質基材として使用した場合でも、耐傷性能を有し、かつ吸水によって生じる化粧材としての表面品質低下が防止された化粧材の開発が望まれている。
特開2009−127298号公報 特開2005−290568号公報
本発明は、パーチクルボード、MDF等の木質ボードを使用した場合においても、耐傷性能を有し、かつ吸水に起因する表面品質低下が防止された化粧材、および上記化粧材を形成するための化粧シートを提供することを目的とする。
本発明者は、鋭意研究を重ねた結果、特定の化粧層及び特定の合成樹脂層を有する場合には上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、下記の化粧材及び化粧シートに関する。
1. 化粧層の裏面に、少なくとも合成樹脂層及び比重が0.7g/cm以上である木質ボードが順に積層されている化粧材であって、
(1)前記化粧層の引張弾性率が1000MPa以上であって、
(2)前記合成樹脂層の引張弾性率が450〜1000MPaであり、
(3)前記合成樹脂層の厚さが50〜150μmである
ことを特徴とする化粧材。
2. 前記化粧層は、基材シート、絵柄模様層、透明性樹脂層及び表面保護層が順に積層された積層体である、上記項1に記載の化粧材。
3. 前記化粧層と前記合成樹脂層が熱融着されている、上記項1又は2に記載の化粧材。
4. 比重が0.7g/cm以上である木質ボードに積層するための化粧シートであって、
前記化粧シートは、化粧層の裏面に合成樹脂層が積層されており、
(1)前記化粧層の引張弾性率が1000MPa以上であって、
(2)前記合成樹脂層の引張弾性率が450〜1000MPaであり、
(3)前記合成樹脂層の厚さが50〜150μmである
ことを特徴とする化粧シート。

以下、本発明の化粧材について詳細に説明する。
化粧材
本発明の化粧材は、化粧層の裏面に、少なくとも合成樹脂層及び比重が0.7g/cm以上である木質ボードが順に積層されている化粧材であって、
(1)前記化粧層の引張弾性率が1000MPa以上であって、
(2)前記合成樹脂層の引張弾性率が1000MPa以下であり、
(3)前記合成樹脂層の厚さが50〜150μmであることを特徴とする。
本発明の化粧材は、上記した(1)〜(3)の特徴を有しているため、パーチクルボード、MDF等の比重が0.7g/cm以上である木質ボードに貼り合わせて化粧材とした場合においても、耐傷性能を有し、かつ木質ボードの吸水に起因する表面品質低下が防止される。このような本発明の化粧材は、壁、天井等の各種建築物の内装材、窓枠、扉、手すり等の建具の表面化粧材、家具又は弱電、OA機器等のキャビネットの表面化粧材等の用途において適している。特に、各種建築物の床面に施工する床用化粧材としての用途に適している。
以下、本発明の化粧材の各構成について説明する。
(化粧層)
本発明の化粧材は、引張弾性率が1000MPa以上である化粧層を用いる。引張弾性率が上記した範囲内である化粧層を積層することによって、耐傷性に優れた化粧材を提供することができる。
化粧層は、前記引張弾性率が1000〜2000MPaであることが好ましい。
なお、本明細書における引張弾性率は、JIS K6734「プラスチック−硬質ポリ塩化ビニルシート−寸法及び特性−第2部:厚さ1mm未満のシート」の規定に従って測定した値である。
具体的には、引張り試験機(テンシロン万能試験機RTC−1250A)を用いて、図4の形状に打ち抜かれた試験サンプル(合成樹脂層又は化粧層)の両端(図4のA及びB)を、50mm/minの速度で引っ張った場合、前記試験サンプルが、中央部分で切れたときの引張弾性率(MPa)を測定することにより求めた値である。
化粧層の引張弾性率を高める方法としては、例えば、後述する基材シート、透明性樹脂層、表面保護層等に高引張弾性率の樹脂を使用することが挙げられる。
化粧層の構造は限定的ではないが、例えば、基材シート上に絵柄模様層(ベタインキ層・柄インキ層)、透明性樹脂層及び表面保護層を順に有するものが好ましい。以下、この化粧層を例示的に説明する。
基材シートとしては、1)薄紙,上質紙,クラフト紙,和紙,チタン紙,樹脂含浸紙,紙間強化紙等の紙、2)木質繊維,ガラス繊維,石綿,ポリエステル繊維,ビニロン繊維,レーヨン繊維等からなる織布又は不織布、3)ポリオレフィン,ポリエステル,ポリアクリル,ポリアミド,ポリウレタン,ポリスチレン等の合成樹脂製シート、の1種又は2種以上の積層体が挙げられる。
基材シートの厚さは、特に限定されないが、通常20〜200μm程度であり、化粧シートの薄膜化の観点から、20〜100μmの基材シートがより好ましく、20〜90μmがさらに好ましい。
基材シートは、必要に応じて着色されていてもよい。また、表面にコロナ放電処理、プラズマ処理、オゾン処理等の表面処理が施されていてもよい。
絵柄模様層は、柄インキ層及び/又はベタインキ層から構成される。絵柄模様層は、グラビア印刷、オフセット印刷、シルクスクリーン印刷等の印刷法により形成できる。柄インキ層の模様は、例えば、木目模様、石目模様、布目模様、皮紋模様、幾何学模様、文字、記号、線画、各種抽象模様等が挙げられる。ベタインキ層は、着色インキのベタ印刷により得られる。絵柄模様層は、柄インキ層及びベタインキ層の片方又は両方から構成される。
絵柄模様層に用いるインキとしては、ビヒクルとして、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン等の塩素化ポリオレフィン、ポリエステル、イソシアネートとポリオールからなるポリウレタン、ポリアクリル、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、セルロース系樹脂、ポリアミド系樹脂等を1種又は2種以上混合して用い、これに顔料、溶剤、各種補助剤等を加えてインキ化したものが使用できる。この中でも、環境問題、被印刷面との密着性等の観点より、ポリエステル、イソシアネートとポリオールからなるポリウレタン、ポリアクリル、ポリアミド系樹脂等の1種又は2種以上の混合物が好ましい。
透明性樹脂層は、透明性の樹脂層であれば特に限定されず、例えば、透明性の熱可塑性樹脂により好適に形成できる。
具体的には、軟質、半硬質又は硬質ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、アイオノマー、アクリル酸エステル、メタアクリル酸エステル等が挙げられる。上記の中でも、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂が好ましい。
透明性樹脂層の厚さは、特に限定されないが、通常20〜200μm程度であり、40〜140μmが好ましい。
また、透明性樹脂層は、着色されていてもよい。この場合は、熱可塑性樹脂に着色剤を添加すればよい。着色剤としては、絵柄模様層で用いる顔料又は染料が使用できる。
透明性樹脂層には、充填剤、艶消し剤、発泡剤、難燃剤、滑剤、帯電防止剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定化剤、ラジカル捕捉剤、軟質成分(例えば、ゴム)等の各種の添加剤を含めてもよい。
表面保護層(透明性表面保護層)は、化粧材(化粧シート)に要求される耐擦傷性、耐摩耗性、耐水性、耐汚染性等の表面物性を付与するために設けられる。この表面保護層を形成する樹脂としては、熱硬化型樹脂又は電離放射線硬化型樹脂等の硬化型樹脂が好ましい。特に、電離放射線硬化型樹脂は高い表面硬度、生産性等の観点から好ましい。
熱硬化型樹脂としては、例えば、不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂(2液硬化型ポリウレタンも含む)、エポキシ樹脂、アミノアルキッド樹脂、フェノール樹脂、尿素樹脂、ジアリルフタレート樹脂、メラミン樹脂、グアナミン樹脂、メラミン−尿素共縮合樹脂、珪素樹脂、ポリシロキサン樹脂等が挙げられる。
上記樹脂には、架橋剤、重合開始剤等の硬化剤、重合促進剤を添加することができる。例えば、硬化剤としてはイソシアネート、有機スルホン酸塩等が不飽和ポリエステル樹脂やポリウレタン樹脂等に添加でき、有機アミン等がエポキシ樹脂に添加でき、メチルエチルケトンパーオキサイド等の過酸化物、アゾイソブチルニトリル等のラジカル開始剤が不飽和ポリエステル樹脂に添加できる。
熱硬化型樹脂で表面保護層を形成する方法としては、例えば、熱硬化型樹脂の溶液をロールコート法、グラビアコート法等の塗布法で塗布し、乾燥・硬化させる方法が挙げられる。溶液の塗布量としては、固形分で概ね5〜30μm、好ましくは5〜20μm程度である。
電離放射線硬化型樹脂は、電離放射線の照射により架橋重合反応を生じ、3次元の高分子構造に変化する樹脂であれば限定されない。例えば、電離放射線の照射により架橋可能な重合性不飽和結合又はエポキシ基を分子中に有するプレポリマー、オリゴマー及びモノマーの1種以上が使用できる。例えば、ウレタンアクリレート、ポリエステルアクリレート、エポキシアクリレート等のアクリレート樹脂;シロキサン等のケイ素樹脂;ポリエステル樹脂;エポキシ樹脂などが挙げられる。
電離放射線としては、可視光線、紫外線(近紫外線、真空紫外線等)、X線、電子線、イオン線等があるが、この中でも、紫外線、電子線が望ましい。
紫外線源としては、超高圧水銀灯、高圧水銀灯、低圧水銀灯、カーボンアーク灯、ブラックライト蛍光灯、メタルハライドランプ灯の光源が使用できる。紫外線の波長としては、190〜380nm程度である。
電子線源としては、例えば、コッククロフトワルト型、バンデグラフト型、共振変圧器型、絶縁コア変圧器型、直線型、ダイナミトロン型、高周波型等の各種電子線加速器が使用できる。電子線のエネルギーとしては、100〜1000keV程度が好ましく、100〜300keV程度がより好ましい。電子線の照射量は、2〜15Mrad程度が好ましい。
電離放射線硬化型樹脂は電子線を照射すれば十分に硬化するが、紫外線を照射して硬化させる場合には、光重合開始剤(増感剤)を添加することが好ましい。
ラジカル重合性不飽和基を有する樹脂系の場合の光重合開始剤は、例えば、アセトフェノン類、ベンゾフェノン類、チオキサントン類、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ミヒラーベンゾイルベンゾエート、ミヒラーケトン、ジフェニルサルファイド、ジベンジルジサルファイド、ジエチルオキサイト、トリフェニルビイミダゾール、イソプロピル−N,N−ジメチルアミノベンゾエート等の少なくとも1種が使用できる。また、カチオン重合性官能基を有する樹脂系の場合は、例えば、芳香族ジアゾニウム塩、芳香族スルホニウム塩、メタロセン化合物、ベンゾインスルホン酸エステル、フリールオキシスルホキソニウムジアリルヨードシル塩等の少なくとも1種が使用できる。
光重合開始剤の添加量は特に限定されないが、一般に電離放射線硬化型樹脂100重量部に対して0.1〜10重量部程度である。
電離放射線硬化型樹脂で保護層を形成する方法としては、例えば、電離放射線硬化型樹脂の溶液をグラビアコート法、ロールコート法等の塗布法で塗布すればよい。溶液の塗布量としては、固形分として概ね5〜30μm、好ましくは5〜20μm程度である。
電離放射線硬化型樹脂から形成された表面保護層に、耐擦傷性、耐摩耗性をさらに付与する場合には、無機充填材を配合すればよい。無機充填材としては、例えば、粉末状の酸化アルミニウム、炭化珪素、二酸化珪素、チタン酸カルシウム、チタン酸バリウム、マグネシウムパイロボレート、酸化亜鉛、窒化珪素、酸化ジルコニウム、酸化クロム、酸化鉄、窒化硼素、ダイアモンド、金剛砂、ガラス繊維等が挙げられる。
無機充填材の添加量としては、電離放射線硬化型樹脂100重量部に対して1〜80重量部程度である。
(化粧層の製造方法)
化粧層は、例えば、上記した基材シート、透明性樹脂層、表面保護層等を公知の方法で積層させて製造すればよい。具体的には、まず、基材シートの一方の面に絵柄模様層(ベタインキ層、柄インキ層)を印刷により形成し、その、絵柄模様層上に2液硬化型ウレタン樹脂等の公知の接着剤層を介して透明性樹脂層をTダイ押出し法等で積層し、さらにその表面に電離放射線硬化型樹脂層等を塗布・乾燥した後、電離放射線を照射して表面保護層を形成する方法等がある。また、表面保護層側からエンボス加工を施すことにより凹凸模様を形成してもよい。
凹凸模様は、加熱プレス、ヘアライン加工等により形成できる。凹凸模様としては、導管溝、石板表面凹凸、布表面テクスチュア、梨地、砂目、ヘアライン、万線条溝等が挙げられる。
(合成樹脂層)
本発明の化粧材は、引張弾性率が1000MPa以下であって、かつ厚さが50〜150μmの合成樹脂層(いわゆるバッカー層)を設ける。上記特定の合成樹脂層を木質ボードと化粧層の間に積層することによって、木質ボードの表面に生じる接着剤由来の凹凸をカバーすることができ、その結果、化粧材表面の平滑性(外観)を保ち、かつ、耐傷性に優れた化粧材を提供することができる。
なお、合成樹脂層の引張弾性率は450〜1000MPaが好ましく、600〜1000MPaがより好ましい。
引張弾性率を高める方法としては、例えば、引張弾性率の高い樹脂を使用する;合成樹脂層を形成する樹脂を延伸等して結晶化させる;等が挙げられる。合成樹脂層の引張弾性率を低くする方法としては、例えば、引張弾性率の低い樹脂を使用する等が挙げられる。
また、合成樹脂層の厚さは50〜150μmであり、より好ましくは60〜130μmである。
上記引張弾性率と厚みの範囲を満たす合成樹脂層を使用することにより、木質ボードの硬さを活かした耐傷性のよい化粧材を得ることができる。
合成樹脂層の材料は、特に限定されないが、熱可塑性樹脂で構成することが好ましく、ポリプロピレン樹脂で構成することがより好ましい。ポリプロピレン樹脂としては、ポリプロピレンを主成分とする単独重合体だけでなく、共重合体であってもよい。例えば、ホモポリプロピレン樹脂、ランダムポリプロピレン樹脂、ブロックポリプロピレン樹脂、及び、ポリプロピレン結晶部を有し、且つプロピレン以外の炭素数2〜20のα−オレフィンが挙げられる。その他、エチレン、ブテン−1、4−メチルペンテン−1、ヘキセン−1又はオクテン−1のコモノマーを15モル%以上含有するプロピレン−α−オレフィン共重合体等も挙げられる。
合成樹脂層は、2層以上の積層体であってもよい。例えば、ポリプロピレン樹脂層を2層以上積層したものでもよい。
また、化粧層に合成樹脂層を形成する方法について、特に限定されない。例えば、溶融樹脂の押出しによって容易に形成できる。押出し製膜の場合、例えば、マルチマニホールドタイプやフィードブロックタイプのTダイを使用できる。特に、前記化粧層の基材シート上に溶融樹脂を押し出しすることによって合成樹脂層を形成する場合前記化粧層中の基材シートと合成樹脂層が同一の樹脂であれば、前記化粧層と合成樹脂層は熱融着されるので、合成樹脂層と化粧層との密着性に関して、さらに優れる。
また、他の方法として、例えば、ポリオール成分とイソシアネート成分からなる2液硬化型ポリウレタン系接着剤等を用いて周知のドライラミネーション法で形成することもできる。
(木質ボード)
本発明の化粧材は、公知の木質ボードの中でも特に、ハードボード、中密度木質繊維板(MDF)、高密度木質繊維板(HDF)、インシュレーションボード等の繊維板;パーチクルボード等の比重が0.7g/cm以上である木質ボードを使用する。なかでも、パーチクルボード、MDF又はHDFであることが好ましい。
木質材料の形状は特に限定されず、通常はフローリング等への設置を考慮して平板とすればよい。
木質ボードの厚みは特に限定的ではないが、2〜15mm程度が好ましく、2〜12mm程度がより好ましい。
(水性接着剤層)
本発明の化粧材において、木質ボードと化粧シートとを接着する接着剤は限定しないが、作業環境の観点から一般的によく使用されている水性接着剤層を使用した場合でも、木質ボードの表面に発生する凹凸を、上記化粧シートで補うことができる(即ち、前記凹凸を化粧シートによって和らげる(緩衝する)ことができる)。そのため、外観の意匠性に優れた化粧材を提供することができる。
水性接着剤層としては、木質材料に適用できる公知の水性接着剤が使用でき、例えば、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸共重合体、ウレタン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、アイオノマー、ブタジエン・アクリルニトリルゴム、ネオプレンゴム、天然ゴム等を有効成分とする水性接着剤が挙げられる。好ましい水性接着剤は、ウレタン及びエチレン・酢酸ビニル共重合体からなる群から選ばれた少なくとも1種の成分を含む水性接着剤である。
また、通常、それらの水分量は、上記樹脂成分100重量部に対し、25〜75重量部程度である。
水性接着剤層は、本発明の効果に影響を及ぼさない程度に着色剤を含有しても良い。着色剤としては、例えば、チタン白、亜鉛華、弁柄、朱、群青、コバルトブルー、チタン黄、カーボンブラック等の無機顔料、イソインドリノン、ハンザイエローA、キナクリドン、パーマネントレッド4R、フタロシアニンブルー、インダスレンブルーRS、アニンリンブラック等の有機顔料(染料も含む)、アルミニウム、真鍮等の金属顔料、二酸化チタン被覆雲母、塩基性炭酸鉛等の箔粉からなる真珠光沢(パール)顔料等が挙げられる。これらは、1種又は2種以上で使用することができる。着色剤の含有量は着色の濃淡等に応じて適宜設定できるが、水性接着剤層中に1〜20重量%程度が好ましい。
水性接着剤層の厚さは限定的ではないが、0.1〜50μm程度が好ましい。
化粧シート
本発明の化粧シートは、前記化粧層の裏面(木質ボードに貼着する側)に合成樹脂層を積層されたものである。積層方法については、合成樹脂層の説明箇所で記載しているので省略する。
本発明の化粧シートは、
(1)前記化粧層の引張弾性率が1000MPa以上であって、
(2)前記合成樹脂層の引張弾性率が1000MPa以下であり、
(3)前記合成樹脂層の厚さが50〜150μmである、という特徴を有しているため、比重が0.7g/cm以上である木質ボードに積層した場合に、木質ボードが接着材の水分を吸水し、表面に凹凸を生じたとしても、化粧材表面の表面品質が低下しない。また、特定の弾性率及び厚みからなる化粧層と合成樹脂層を使用しているため、耐傷性能にも優れる。
化粧層の裏面に、少なくとも合成樹脂層及び比重が0.7g/cm以上である木質ボードが順に積層されている本発明の化粧材は、(1)前記化粧層の引張弾性率が1000MPa以上であって、(2)前記合成樹脂層の引張弾性率が1000MPa以下であり、(3)前記合成樹脂層の厚さが50〜150μmであるため、耐傷性能を有し、かつ吸水に起因する表面品質低下が防止される。このような本発明の化粧材は、壁、天井等の各種建築物の内装材、窓枠、扉、手すり等の建具の表面化粧材、家具又は弱電、OA機器等のキャビネットの表面化粧材等の用途において適している。特に、各種建築物の床面に施工する床用化粧材としての用途に適している。また、本発明の化粧シートは、比重が0.7g/cm以上である木質ボードに積層した場合において、耐傷性能にも優れ、かつ吸水に起因する表面品質低下が防止された化粧材を形成することができる。
本発明の化粧材の模式図(一例)である。 従来の化粧材の模式図(一例)である。 吸水によって膨潤したチップダクの厚みの模式図である。 JIS K6734「プラスチック−硬質ポリ塩化ビニルシート−寸法及び特性−第2部:厚さ1mm未満のシート」の規定に従って引張り弾性率を測定する場合の測定対象となる試験サンプルの上面図である。
以下に実施例及び比較例を示して本発明をより詳しく説明する。但し、本発明は実施例に限定されない。
実施例1
(化粧シートの作製)
0.06mm厚の着色ポリプロピレン(基材シート)を用意した。基材シートの上に、絵柄模様層(2μm)を印刷により形成した。次に、絵柄模様層の上に0.08mm厚の透明性ポリプロピレン系樹脂フィルム(透明性樹脂層)を、ウレタン系ドライラミネート用接着剤を用いて接着した。透明性接着剤層の厚さは3μmであった。次に、透明性樹脂層の上に電離放射線硬化型樹脂からなる透明性表面保護層(15μm)を形成した。次に、透明性表面保護層側からエンボス加工を施した。エンボス加工では、深さ30μm程度の木目導管模様を付与した。
最後に260℃で溶融した樹脂を押出し製膜することにより合成樹脂層を得、そこに上記エンボスシートの基材シート側を載せて、熱ラミネートにより両者を接着した。合成樹脂層は、ポリプロピレン(MFR:6g/10分)から形成される層とした。なお、合成樹脂層の厚さは50μmとした。合成樹脂層の引張弾性率は、650MPaであった。
(化粧材の作製)
合成樹脂層を含む上記化粧シート(0.22mm)を、中央理化工業製接着剤(BA-10L/BA-11B,6g/尺角)を用いて、(i)MDF(中密度木質繊維板、比重0.80g/cm)(ii)PB1(パーチクルボード1、比重0.72g/cm)(iii)PB2(パーチクルボード2、比重0.75g/cm)のおもて面に貼り合わせた。前記尺角とは、縦303mm×横303mmで表される平面の面積を示す(以下同じ)。ここで、上記化粧シートを(i)の木質ボードと貼り合わせた化粧材を実施例1−(i)とし、(ii)の木質ボードと貼り合わせた化粧材を実施例1−(ii)とし、(iii)の木質ボードと貼り合わせた化粧材を実施例1−(iii)とした。
なお、(i)〜(iii)で使用した木質ボードの品質を、「吸水によって膨潤したチップダクの個数」を測定することによって評価し、その結果を表1に示す。ここで、「吸水によって膨潤したチップダクの個数」は、木質ボード上に水性接着剤を塗布した際に生じる凹凸を模擬再現することで測定する。つまり、木質ボード中のチップ部が水で膨潤するのに対して、木質ボード中の樹脂部が水で膨潤しないことを利用した測定方法である。
表1の結果より、(i)〜(iii)を比較すると、木質ボードの耐水性に関して最も優れているのは(i)MDFであり、最も劣っているのは(iii)PB2であるとわかる。
Figure 0005589510
<吸水によって膨潤したチップダクの個数測定>
(i)〜(iii)の木質ボード(サイズ:尺角)に対して3g/尺角の水を塗布し、上記化粧シートをのせて、コールドプレス(常温、プレス圧:1kgf/cm)を行い、さらに1日間常温にて養生を行った。
養生後、上記シートを取り去り、木質ボード表面を表面粗さ形状測定機(製品名「サーフコム 120A」株式会社東京精密製)で測定した。
前記吸水によって膨潤したチップダクの個数は、前記チップダクの厚みが10〜20μmである場合と、20μmよりも上の場合の2つに分類した。なお、前記「吸水によって膨潤したチップダクの厚み」とは、以下の図5で示すように、木質ボードの平面部から当該チップダクの最高点までの長さを示す。
実施例2
合成樹脂層の厚さを0.08mm(80μm)とする以外は、実施例1と同様にして化粧シートを作製し、さらに前記(i)、(ii)又は(iii)の木質ボードを貼り合わせて、それぞれ実施例2−(i)、実施例2−(ii)及び実施例2−(iii)の化粧材を作製した。
実施例3
合成樹脂層の厚さを0.15mm(150μm)とする以外は、実施例1と同様にして化粧シートを作製し、さらに前記(i)、(ii)又は(iii)の木質ボードを貼り合わせて、それぞれ実施例3−(i)、実施例3−(ii)及び実施例3−(iii)の化粧材を作製した。
実施例4
合成樹脂層に関して、引張弾性率が800MPaであるポリプロピレンを使用する以外は、実施例2と同様にして化粧シートを作製し、さらに前記(i)、(ii)又は(iii)の木質ボードを貼り合わせて、それぞれ実施例4−(i)、実施例4−(ii)及び実施例4−(iii)の化粧材を作製した。
実施例5
合成樹脂層に関して、引張弾性率が950MPaであるポリプロピレンを使用する以外は、実施例2と同様にして化粧シートを作製し、さらに前記(i)、(ii)又は(iii)の木質ボードを貼り合わせて、それぞれ実施例5−(i)、実施例5−(ii)及び実施例5−(iii)の化粧材を作製した。
比較例1
合成樹脂層を使用しない以外は、実施例1と同様にして化粧シートを作製し、さらに前記(i)、(ii)又は(iii)の木質ボードを貼り合わせて、それぞれ比較例1−(i)、比較例1−(ii)及び比較例1−(iii)の化粧材を作製した。
比較例2
合成樹脂層の厚さを0.2mm(200μm)とする以外は、は、実施例1と同様にして化粧シートを作製し、さらに前記(i)、(ii)又は(iii)の木質ボードを貼り合わせて、それぞれ比較例2−(i)、比較例2−(ii)及び比較例2−(iii)の化粧材を作製した。
比較例3
合成樹脂層に関して、引張弾性率が1100MPaであるポリプロピレンを使用する以外は、実施例2と同様にして化粧シートを作製し、さらに前記(i)、(ii)又は(iii)の木質ボードを貼り合わせて、それぞれ比較例3−(i)、比較例3−(ii)及び比較例3−(iii)の化粧材を作製した。
比較例4
合成樹脂層に関して、引張弾性率が1700MPaであるポリプロピレンを使用する以外は、実施例2と同様にして化粧シートを作製し、さらに前記(i)、(ii)又は(iii)の木質ボードを貼り合わせて、それぞれ比較例4−(i)、比較例4−(ii)及び比較例4−(iii)の化粧材を作製した。
比較例5
化粧層の引張弾性率を800MPaとする以外は、実施例2と同様にして化粧シートを作製し、さらに前記(i)、(ii)又は(iii)の木質ボードを貼り合わせて、それぞれ比較例5−(i)、比較例5−(ii)及び比較例5−(iii)の化粧材を作製した。
試験例1:吸水によって生じるチップダクの膨潤に起因される外観判定
実施例1〜5及び比較例1〜5によって得られた化粧材に対して、コールドプレス(常温、プレス圧:1kgf/cm)を行い養生した。養生後、意匠面の外観を評価した。評価基準は、順に◎、○、△、×、××の5段階評価とした(◎が最も良く、××が最も悪い)。なお、上記△とは、吸水により生じるチップダクの膨潤が表面保護層にまで到達しているが、意匠に対する影響は実質的には無く、実用に適する化粧材であることを示す。上記×とは、吸水により生じるチップダクの膨潤によって意匠が大きく変化し、実用に適さない化粧材であることを示す。
試験例2:化粧材の表面傷試験
鉛筆引っ掻き硬度試験機にて下記条件で引っ掻き試験を行い、表面凹み傷の発生の有無を評価した。
なお、鉛筆の荷重は1000gとし、鉛筆は三菱uni 2Bを使用した。
評価基準は、順に◎、○、△、×、××の5段階評価とした(◎が最も良く、××が最も悪い)。なお、上記△とは、鉛筆に荷重をかけて引っ掻いた際、表面に軽微な凹みが生じるが、実用に適する化粧材であることを示す。上記×とは、表面に凹みが生じ、実用に適さない化粧材であることを示す。
結果を以下の表2に示す。
Figure 0005589510

Claims (4)

  1. 化粧層の裏面に、少なくとも合成樹脂層及び比重が0.7g/cm以上である木質ボードが順に積層されている化粧材であって、
    (1)前記化粧層の引張弾性率が1000MPa以上であって、
    (2)前記合成樹脂層の引張弾性率が450〜1000MPaであり、
    (3)前記合成樹脂層の厚さが50〜150μmである
    ことを特徴とする化粧材。
  2. 前記化粧層は、基材シート、絵柄模様層、透明性樹脂層及び表面保護層が順に積層された積層体である、請求項1に記載の化粧材。
  3. 前記化粧層と前記合成樹脂層が熱融着されている、請求項1又は2に記載の化粧材。
  4. 比重が0.7g/cm以上である木質ボードに積層するための化粧シートであって、
    前記化粧シートは、化粧層の裏面に合成樹脂層が積層されており、
    (1)前記化粧層の引張弾性率が1000MPa以上であって、
    (2)前記合成樹脂層の引張弾性率が450〜1000MPaであり、
    (3)前記合成樹脂層の厚さが50〜150μmである
    ことを特徴とする化粧シート。
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