JP5588030B2 - 光ファイバの製造方法 - Google Patents

光ファイバの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5588030B2
JP5588030B2 JP2013010946A JP2013010946A JP5588030B2 JP 5588030 B2 JP5588030 B2 JP 5588030B2 JP 2013010946 A JP2013010946 A JP 2013010946A JP 2013010946 A JP2013010946 A JP 2013010946A JP 5588030 B2 JP5588030 B2 JP 5588030B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber
fluid
optical fiber
groove
region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013010946A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013136508A (ja
Inventor
ジェイ サード コステロ ジョン
エイチ フェイラー ジェイムズ
ヴィー フィリッポフ アンドレイ
ジェイ グレゴースキー スティーヴン
ダブリュ レッディング ブルース
シー トーマス ジョン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Corning Inc
Original Assignee
Corning Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Corning Inc filed Critical Corning Inc
Publication of JP2013136508A publication Critical patent/JP2013136508A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5588030B2 publication Critical patent/JP5588030B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B37/00Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
    • C03B37/01Manufacture of glass fibres or filaments
    • C03B37/02Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor
    • C03B37/025Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor from reheated softened tubes, rods, fibres or filaments, e.g. drawing fibres from preforms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B37/00Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
    • C03B37/01Manufacture of glass fibres or filaments
    • C03B37/02Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor
    • C03B37/03Drawing means, e.g. drawing drums ; Traction or tensioning devices
    • C03B37/032Drawing means, e.g. drawing drums ; Traction or tensioning devices for glass optical fibres
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B37/00Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
    • C03B37/01Manufacture of glass fibres or filaments
    • C03B37/02Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B37/00Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
    • C03B37/01Manufacture of glass fibres or filaments
    • C03B37/02Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor
    • C03B37/025Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor from reheated softened tubes, rods, fibres or filaments, e.g. drawing fibres from preforms
    • C03B37/027Fibres composed of different sorts of glass, e.g. glass optical fibres
    • C03B37/02718Thermal treatment of the fibre during the drawing process, e.g. cooling
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B37/00Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
    • C03B37/01Manufacture of glass fibres or filaments
    • C03B37/02Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor
    • C03B37/025Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor from reheated softened tubes, rods, fibres or filaments, e.g. drawing fibres from preforms
    • C03B37/027Fibres composed of different sorts of glass, e.g. glass optical fibres
    • C03B37/02718Thermal treatment of the fibre during the drawing process, e.g. cooling
    • C03B37/02727Annealing or re-heating
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2205/00Fibre drawing or extruding details
    • C03B2205/55Cooling or annealing the drawn fibre prior to coating using a series of coolers or heaters
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2205/00Fibre drawing or extruding details
    • C03B2205/56Annealing or re-heating the drawn fibre prior to coating

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)
  • Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)

Description

優先権主張
本願は、2006年11月28日付けで提出された米国特許出願第60/861587号の優先権を主張した出願であり、その内容の全てはここに引用される。
本発明は、光ファイバの製造時に、光ファイバを非直線的な経路に沿って製造する方法に関する。特に本発明は、流体ベアリングを用いた光ファイバの製造方法に関するものである。
光ファイバを製造するための常套的な技法および製造工程は一般に、製造段階を通じて光ファイバを直線的な経路に沿って下方へ線引きすることを含む。しかしながら、この技法は、光ファイバの製造を改良かつ修正することに対して大きな障害となっている。例えば、光ファイバの直線的製造に使用される機器は、通常上方から下方へ整列せしめられ、これによって、システム全体の高さを増大させることなしには、工程の追加または変更を困難にしている。或る場合には、直線的な製造システムに対する追加は、建物のハウジングに対して、高さを追加する追加構造を必要とする(例えば、線引き塔が設けられている場所は現存の建物の天井またはその近傍である)。このような障害は、光ファイバ製造システムおよび設備を修正または更新するために大きな費用を必要とする原因となる。
製造者が直線的のみのシステムの必要性の排除を可能にするシステムおよび方法を提供することは、変更または更新を行なう費用を著しく低減する。例えば、水平に(垂直とは反対に、また垂直に加えて)伸びるシステムを備えることによって、製造システムに対して構成要素および機器を追加することが、ずっと容易になりかつ費用削減になる。これに加えて、このような配列は、より安価なポリマーの使用、コーティング速度の向上および優れたファイバ冷却技術の提供を可能にする。
本発明は、課題を解決しかつ欠点を除き、さもなければ光ファイバの製造システムおよび製造方法の改良を目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明の一つの実施の形態は、1個のプリフォームから1本の光ファイバを第1の経路に沿って線引きし、この裸の光ファイバを流体ベアリングの流体クッション領域に接触させ、かつ上記裸の光ファイバが上記流体クッション領域を横切って線引きされるにつれて、この裸の光ファイバの向きを第2の経路に沿うように向け直す各ステップを含む光ファイバの製造方法を含む。
本発明の別の態様は、1本の光ファイバを第1の経路に沿って線引きし、この光ファイバを流体ベアリングの領域に接触させ各ステップを有してなる方法を含み、この場合、上記流体ベアリングは、円弧状外周面を有する第1プレートと、対応する円弧状外周面を有する第2プレートとを備え、対応する二つの円弧状外周面はほぼ一致し、かつ第1プレートおよび第2プレートの対応する円弧状外周面の間に上記領域を形成し、この領域は光ファイバを収容するように構成され、第1プレートおよび第2プレートの少なくとも一方を通過しかつ上記流体ベアリングを流れる流体流を提供するように構成された少なくとも1個の開口部を備えている。この方法はさらに、光ファイバが上記流体ベアリングの領域を横切って線引きされるにつれて、この光ファイバの向きを第2の径路に沿うように向け直すステップを含む光ファイバの製造方法を含む。
本発明の別の態様は、1本の光ファイバを第1の経路に沿って線引きし、この光ファイバを第1の流体ベアリングの流体クッション領域に接触させ、かつ上記光ファイバが上記第1の流体ベアリングの第1の流体クッション領域を横切って線引きされるにつれて、この光ファイバの向きを第2の経路に沿うように向け直し、この光ファイバを第2の流体ベアリングの流体クッション領域に接触させ、かつ上記光ファイバが上記第2の流体ベアリングの第2の流体クッション領域を横切って線引きされるにつれて、この光ファイバの向きを第3の経路に沿うように向け直す各ステップを含む光ファイバの製造方法を含む。
ここに記載されている本発明の何れの態様においても、上記流体ベアリングは、上記ファイバが上記流体ベアリングを通過するのにつれて上記ファイバを案内するための溝を備えていることが好ましい。この溝は、ファイバが通過しかつ向きを向け直される通路を形成する平行な、またはほぼ平行な二つの側壁によって形成されているのが好ましい。ファイバ線引き作業中、ファイバは、上記溝内にかつ両側壁間に完全に支持され、上記流体のクッションが溝の一端から他端までを通してこの溝に放出されるのが好ましい。一般に、上記流体は、上記流体ベアリングを通過するファイバによって形成される円弧状経路の内側の地点から上記溝に入り、かつファイバの円弧状径路の外側の地点から溝外に出る。したがって、円弧状径路の内側のファイバの下方には、ファイバによって形成される円弧状径路の外側の圧力よりも高い圧力が存在して、ファイバを浮揚させる。上記溝は、ファイバが円弧状径路の外側へ向かってこの溝内を移動するにつれて、溝内の圧力を低下させる手段を備えていることが好ましい。例えばこの溝は、ファイバが上記溝内において上昇するにつれてファイバの下方の圧力が低下するように、テーパーを付された溝を備えることができる。好ましいいくつかの実施の形態においては、溝が或る角度テーパーを付され、かつ流体の入口における溝の幅が、流体の出口におけるスロットの幅よりも狭い。
本発明のさらなる特徴および効果は、下記の詳細な説明に記載されており、当業者であれば、その記載から、または下記の詳細な説明、請求項、ならびに添付図面を含んで説明される本発明を実施することによって、その一部が直ちに明らかになるであろう。
上述の概要説明および後述の本発明の実施の形態の詳細な説明はともに、請求項に記載された本発明の性質および特徴を理解するための概観および骨組の提供を意図するものであることを理解すべきである。添付図面は、本発明のさらなる理解を提供するために備えられているものであって、本明細書に組み入れられかつその一部を構成するものである。図面は、本発明の種々の実施の形態を示しており、記述内容とともに本発明の原理および動作の説明に資するものである。
光ファイバ製造システムを示す図である。 別の光ファイバ製造システムを示す図である。 光ファイバ製造システムに用いられる流体ベアリングの分解図である。 光ファイバ製造システムのための、テーパー付き領域を有する流体ベアリングの側面図である。 図4の流体ベアリングの領域の一部分の拡大図である。 流体ベアリングの一部分の平面図である。 別の流体ベアリングの断面図である。 他の別の流体ベアリングの断面図である。
ここには、本発明の好ましい実施の形態について詳細に参照されており、その具体例が添付図面に示されている。全図面を通じて、同一または類似の部品には、可能な限り同一の参照符号が用いられている。
本発明は、流体ベアリングの使用を通じて、非直線的径路に沿って光ファイバを製造するための新規なシステムおよび方法を提供するものである。本発明の実施の形態は、全図面を通じて類似の符号が同一のまたは対応する要素を示す図1〜図6と関連して詳細に説明されている。
本発明は、1本の光ファイバが、最初の1個のプリフォームから線引きされて、非直線的径路に沿って搬送されることを可能にするシステムおよび方法を提供するものである。ここで用いられている「裸の光ファイバ」とは、プリフォームから直接線引きされ、かつその外周面に保護被膜層が施される以前の(例えば、裸の光ファイバがポリマーを主成分とする材料にてコーティングされる以前の)光ファイバを意味する。本発明は、保護被膜が施される以前の製造段階を通じて光ファイバが非直線的径路に沿って搬送されるのを可能にすることによって融通性を提供するものである。さらに、後述のように、本発明のシステムおよび方法は、非直線的径路を提供するのみでなく、製造時における光ファイバの処理(例えば冷却)を助成するものでもある。
図1を参照すると、光ファイバを製造するためのシステム8の一例が示されている。図1に示された実施の形態においては、1個のプリフォーム10が炉12内に配置され、そこからファイバが線引きされて1本の裸の光ファイバ14を形成する。プリフォーム10は、光ファイバの製造に適した何れのガラスまたは材料であってもよい。裸の光ファイバ14は、プリフォーム10から線引きされて炉12を離れ、裸の光ファイバ14は、静止した流体ベアリング16(後述)に接触し、かつ冷却機構18に向かって移動する以前に、第1のすなわちほぼ垂直の経路(A)に沿った動きから、第2の経路(B)へ移される。図示のように、第2の経路(B)は、水平、すなわち第1の経路に対して直角方向を向いているが、ここに記載されているシステムおよび方法は、光ファイバの向きを、それに保護被膜が施されるのに先立って如何なる非直線的な経路に沿うようにも向け直すことができることを理解すべきである。
図1に示されて実施の形態においては、光ファイバ14は、随意的な冷却機構18を通過するにつれて、かつ一次的保護被膜層21が光ファイバ14の外周面に施されるのに先立って冷却される。冷却機構18は、光ファイバを冷却するための何れの公知の機構であってもよい。冷却機構は、空気中における冷却よりも速い速度で光ファイバを冷却することができるガスで満たされているのが好ましい。必要に応じて、追加の流体ベアリング24が用いられて、裸の光ファイバ14を、ベアリング16と24との配置によって生じたほぼ水平な経路(B)から、光ファイバ14がコーティング・ユニット20へ移動するにつれて保護被膜層が施されるほぼ垂直な経路(A)(あるいは他の第3の経路)に戻る。コーティング・ユニット20を離れた後、保護被膜層21を備えた光ファイバ(もはや裸ではない)は、システム(不図示)内部の種々の他の処理段階を通過することができる。図1に示されたシステム全体に亘って光ファイバが牽引されるときに必要な張力を提供するために、牽引機構28が用いられ、最終的に光ファイバはファイバ貯蔵スプール(不図示)上に巻かれる。
後述のように、流体ベアリング(例えば16と24)は、光ファイバが牽引機構28に達するまでは、光ファイバが如何なる機械的接触も受けないようにして、光ファイバ製造システム8を通じて光ファイバ14を搬送する。機械的接触とは、線引き工程において固い部品と接触することを意味する。この機械的接触が無いことは、光ファイバの、特にコーティング・ユニット20によってコーティングされる以前に非直線的経路を移動する脆弱な裸の光ファイバの品質を維持するために重要である。牽引機構28によって加えられる機械的接触は、システム中のこの時点においては、光ファイバが保護層21によって被覆されているので、もし光ファイバが被覆されていなかった場合に機械的接触がファイバの品質に及ぼすような悪影響を実質的に与えることはない。
ここで論議されているように、コーティング・ステップに先立って非直線的な経路を有する光ファイバ製造システムを提供することは、多くの効果がある。例えば、従来の製造システムにおいて、特別の冷却機構18または特別のコーティング・ユニット20のような新たなまたは追加の要素を付加することは、このような機構の全てを直線的に配列することを意味し、システムの高さを増大させることが必要な場合が多かった。ここに説明されている光ファイバ製造システムにおいては、光ファイバが、保護コーティングが施される以前に水平にまたは対角線的に(例えば垂直ではなく)道順を決めることを可能にして、機器の配置におけるのみでなく、後の変更、追加および更新に関してもさらなる融通性を備えることを可能にしている。
図2は、光ファイバ製造システム108の別の実施の形態を示す。図2に示されているように、複数の流体ベアリング116が組み合わせて用いられて、1個プリフォーム110から1本の光ファイバ114をコーティング・ユニット120まで搬送することができる。図1においては、光ファイバ14がプリフォーム10から形成された後でかつ光ファイバに保護層21を付加するためのコーティング・ユニット20に達する以前に冷却機構18が設けられているのに対して、図2は標準的な冷却機構を排除した実施の形態を提供している。特に、標準的な冷却機構(例えば図1の18)に代えて、複数の流体ベアリング116(図1においては16または24)が冷却機構118として役目を果たすことができる(裸の光ファイバ114が上を移動することができる流体クッション領域を提供するのみでなく)。光ファイバ114が流体ベアリング116(後述)上を移動するにつれて、各流体ベアリング116上の流体クッション領域が裸の光ファイバ114を冷却する。例えば、図2を参照すると、炉112を出た光ファイバ114は、流体ベアリング116に進入するときに、約1000℃から1800℃以下までの温度を有することができる。いくつかの好ましい実施の形態においては、光ファイバ114が、好ましくは1300℃未満の温度の時点で、より好ましくは1200℃未満の時点で、そしていくつかの実施の形態においては1100℃未満の時点で流体ベアリング116に進入する。流体ベアリングは、光ファイバを支持するのに移動する流体流を利用しているので、光ファイバは、線引き炉の直ぐ外側に存在するような移動しない空気中でファイバが冷やされるよりも速やかな速度で冷却される。光ファイバと流体ベアリング内の流体(大気温度または室温の空気であるのが好ましい)との間の温度差が大きい程、光ファイバ114を冷却する流体ベアリング能力が大きい。別の実施の形態においては、流体ベアリング116を流れる流体は、光ファイバを一層速い速度で冷却するように実際に冷されることができる。流体クッション領域に結合された流体が光ファイバ114を十分に冷却することができるので、光ファイバは直接コーティング・ユニット120に搬送されることが可能であり、裸の光ファイバ114の外周面に保護層が施されて、コーティングされたファイバ121が形成される。一つの実施の形態においては、流体ベアリング116の流体クッション領域は、裸の光ファイバ114に対して不活性な流体(例えば空気、ヘリウム)を備えることができる。
冷却作用を提供することに加えて、多数の流体ベアリング116を使用している図2の配列は、裸の光ファイバ114が実質的に直線的な配列(Y)から実質的に非直線的な配列(Y+Z)に移行するときに、より良い安定性を提供することができる。理論に制約されるつもりはないが、近接して配置された多数の流体ベアリング116を有することによって、一つの流体クッション領域から次の流体クッション領域に移動する光ファイバ114が備えることを必要とする精密性を、より容易にコントロールすることができる。1個のベアリング・アセンブリを含む、任意の順序に配列された任意の個数のベアリング・アセンブリ(後述)および任意の数の所望の経路を用いて光ファイバを製造することができることを理解すべきであることは言うまでもない。
ここまで、非直線的な経路で光ファイバを製造するためのシステムおよび方法についての説明がなされて来た。説明されているように、このようなシステムおよび方法は、1個または複数個のベアリング・アセンブリを用いることによって可能になる。図3は、ここで説明されている光ファイバを製造するために使用することができるベアリング・アセンブリの一実施の形態を示す。図3に示された実施の形態においては、ベアリング・アセンブリ216(「流体ベアリング」とも呼ばれる)は、第1プレート230、第2プレート232、内側部材236ならびに第1および第2プレートの少なくとも一方における開口部234を備えている。第1プレート230および第2プレート232は金属で形成され、かつ円弧状の外周面238,239を備え、互いに対向して配置されることができる。第1プレート230および第2プレート232は、留め具(例えばボルト240)によって結合されて、流体がベアリング・アセンブリ216を通り抜け得るようにプレート230,232を一体に連結する。各プレート230,232の円弧状の外周面238,239は、各プレート230,232それぞれの全周に沿って位置している。第1プレート230および第2プレート232はそれぞれ、内面242,244および外面243,245を備え、プレート230,232の内面242,244は互いに位置が揃えられている。第1プレート230または第2プレート232の内面242,244を巡る凹部247が少なくとも部分的に延びて、流体流が充満する空間を提供している。別の実施の形態においては、後述するように、上記凹部が種々の構造を有してファイバ支持溝250内への一様な流れを提供する。
図示の実施の形態において、第1プレート230および第2プレート232の円弧状の外周面238,239は位置がほぼ揃えられていて、第1プレート230および第2プレート232の双方の外周面238,239間に一つの領域を形成している。この領域は、1本の光ファイバを収容するように構成されているので、光ファイバは、ベアリング・アセンブリの回転を伴うことなしにこの領域に沿って移動することができる。ファイバ支持溝250は、図4に示された実施の形態にさらに明瞭に示されている(後述)。少なくとも1個の開口部234が、第1プレート230および第2プレート232の少なくとも一方を貫通している。図3に示されているように、第1プレート230および第2プレート232の開口部234は、流体(例えば、空気、ヘリウムまたはその他の所望の気体または液体)がベアリング・アセンブリを通じて供給されることが可能なために、流体は、第1プレート230と第2プレート232との間に形成されているファイバ支持溝250においてベアリング・アセンブリ216を出ることができる(図4および図5においてより明瞭に見られる)。
これに加えて、図3に示されているように、ベアリング・アセンブリ216は、第1プレート230と第2プレート232との間に配置された内側部材236を備えることができる。この内側部材236(例えばシム237)は、所定の流動方向を有する流体がファイバ支持溝250内へ出るように、第1プレート230および第2プレート232の外周面238と239とも間の領域に流体を導く。内側部材236は、第1プレート230と第2プレート232との間にあって、それら間にギャップを提供する。内側部材236は、所定の流動方向を有する流体がファイバ支持溝250内へ出るように流体を導く。必要に応じて、内側部材236は、非半径方向の流れを抑制することによって流体流をさらにコントロールするための複数のフィンガ(不図示)を備えることができる。これに加えて、内側部材236は、第1プレート230と第2プレート232との間に実質的に接触する密封部としての役目を果たす。また内側部材は、図6(後述)に示されているように、光ファイバの出入を容易にするためのノッチを備えていてもよい。
図4に示されているように、第1プレート230および第2プレート232の外周面238と239との間に形成されているファイバ支持溝250はテーパーが付されており、第1プレート230と第2プレート232との間のファイバ支持溝250に流体が流出する。しかしながら、別の実施の形態においては、例えば平行または逆テーパー形状のファイバ支持溝250を備えることができる。これに加えて、テーパーが付されたファイバ支持溝250内の開口部260は、光ファイバ214の垂直位置に応じて変更可能である。開口部260およびファイバ支持溝250は、採用されている特定の線引き張力および線引き速度ならびに開口部260を通って流れる流体の流量に関して、一般に125μmの外径を有するファイバに対して、好ましくは500μm未満の、より好ましくは400μm未満の、さらに好ましくは300μm未満の、最も好ましくは200μm未満の幅を有するファイバ支持溝250の区間内に光ファイバが維持されるように構成されていることが好ましい。かくして、ファイバの直径の1倍と2倍の間、より好ましくは1倍と1.75倍との間、最も好ましくは1倍と1.5倍との間であるファイバ支持溝250の領域内にファイバが支持されるのが好ましい。ファイバは、ファイバの外周面と各壁との間の距離がファイバの直径の0.05倍と0.5倍との間であるように、上記溝の領域内に配置されることが好ましい。
図5を参照すると、ファイバ支持溝250を形成する表面242および244の長さは、少なくとも0.5cm、より好ましくは少なくとも1cmの長さを有することが好ましい。一つの実施の形態においては、例えばファイバ支持溝250が1.25cmの深さを有する。125μm径のファイバに関しては、ファイバ支持溝250を横切る距離が、プレート230と232との間の最も内側の最も狭い部分において約127μmであり、かつプレート230と232との間の最も外側の最も広い部分(円弧状外周面238,239よりも僅かに内側)において約380μmである。
図5は図4の拡大図であり、図5は、光ファイバ214が流体ベアリング・アセンブリ216を横切って搬送されるときにこの光ファイバ214が接触し、かつ流体ベアリング・アセンブリ216の機械的構成要素に光ファイバが実質的に接触するのを防止する流体からなる領域を有するファイバ支持溝250をより明瞭に示している。図5に示されているように、流体254(例えば空気)は、ベアリング・アセンブリ216の内部からファイバ支持溝250および光ファイバ214の周囲に出て、光ファイバ214の下方に流体254からなる領域を提供し、この領域が、ファイバの下方に正圧を生じさせ、したがってファイバの底面を支えるように作用する。圧力は、流体ベアリング・アセンブリ216の第1プレート230と第2プレート232との間に形成されたファイバ支持溝250内にファイバ214が位置決めされるように最適化される。特に、ファイバ支持溝250においてベアリング・アセンブリ216を出る(すなわちファイバ214の下方に)流体254は、このファイバ支持溝250内の所定位置において光ファイバ214を維持または支持することができる一定の流量を備えることができる。十分に高い流体圧力がファイバ支持溝250に提供されて、光ファイバ214が流体ベアリング・アセンブリ216を通過するときに、ファイバ支持溝250内の所定位置に光ファイバ214を維持する。
図5から明らかなように、いくつかの好ましい実施の形態において、ファイバ支持溝250に流体流254が流入する端部(すなわち、流体ベアリングを通過するときのファイバ214によって形成される円弧状径路の内部)においては、ファイバ支持溝250がより狭い幅を有するように、表面242および244がテーパーまたは傾斜を有しているのが好ましい。図示の実施の形態においては、見易くするために、テーパー角度が、ファイバ支持溝250を開口させるための好ましいテーパー角度よりも誇張されている。実際には、ファイバ支持溝250の頂部すなわち外方部256の幅260が、ファイバ支持溝250の底部すなわち内方部257の幅260よりも広くなるようにするために、表面242および244の少なくとも一方または好ましくは双方が、好ましくは0度を超え10度未満、より好ましくは0.3度と7度との間、最も好ましくは0.4度と3度との間の角度だけ傾斜している。例えば、このような実施の形態においては、流体領域を形成する第1プレート230および第2プレート232が、それぞれ−0.6度と+0.6度だけ傾斜している。あるいは、ファイバ支持溝250が如何なる深さ、幅またはテーパー角度を有していてもよい。テーパー付きファイバ支持溝250(例えば、図4および図5に示されているような)を利用することによって、および流体が、ファイバ支持溝250の狭い内方部に流入しかつファイバ支持溝250の広い外方部から流出するように、ファイバ支持溝250により形成されたスロット内に流体を噴出させることによって、溝250を抜けて放出される流体からなるクッションが、ファイバ自らを溝250の深さ以内に位置決めさせる。例えば、任意の流体流に対して、もしファイバ線引き張力が増大すると、ファイバは、ファイバ214と溝壁面242および244との間のギャップが極めて小さくなるまで溝250内を下降するので、溝250内の圧力が極めて高くなって、新しい、より高い張力の影響力を修正的に弱めることになる。もしファイバ線引き張力が低下すると、ファイバは、溝250内においてファイバ214と溝壁面242および244との間のギャップが極めて大きくなるまで溝250内を上昇するので、溝250内の圧力が極めて高くなって、新しい、より低い張力の影響力を修正的に弱めることになる。溝250にテーパーを付けると、このようにより広範囲の線引き張力に対する動作が可能になる。そうではなく、もし図示の溝250にテーパーが付されていなかった場合に、線引き張力が低下したとすれば、ファイバが上方へ移動してファイバ支持溝250から飛び出してしまったであろう。
ファイバは、好ましくはファイバ径の約1倍と2倍との間の、より好ましくはファイバ径の約1倍と1.75倍との間の、最も好ましくはファイバ径の約1倍と1.5倍との間の溝250の領域内に位置決めされる。溝250内のこのような比較的狭い領域内にファイバを位置決めすることによって、線引き作業中はベルヌーイ効果によってファイバ自らを位置決めさせる。例えば、ファイバが壁面244に近付き、壁面242から遠ざかるにつれて、壁面242に最も近い部位の空気の速度が増大し、壁面244に最も近い部位の空気の速度は低下する。ベルヌーイ効果により、流体速度が増大すると、同時に圧力低下が生じる。その結果、表面244近傍の遅くなった流体流によって発生した、より高い圧力がファイバを溝250の中心に強制的に引き戻す。かくして、この好ましい実施の形態においては、ファイバが線引きされている間、ファイバの周囲を通過してファイバ支持溝250の外に流れる流体流に基づく少なくとも実質的なベルヌーイ効果により、ファイバはファイバ支持溝250内の中心に位置決めされる。特に、このような心出しは、例えば壁面242または244から放出される流体噴流のような側方からファイバに当たる流体流を利用することなしに達成される。溝を通って移動する流体流の速度は、ファイバが溝250のテーパー付き領域内に完全に位置決めされるようにファイバを維持するために調整されることが好ましい。ここで説明されている実施の形態においては、ファイバが、ファイバ径の1倍と2倍との間にある溝250の領域内に位置決めされているので、ファイバは、ファイバ214の下方に存在する(もしかしてファイバを支持するのに用いられる可能性があるかも知れない空力的抗力と言うよりもむしろその反対の)圧力差によって支持される。流体の圧力差によりファイバを溝250内に支持または浮揚させることによって、ファイバを浮揚させるために空力的抗力が用いられたとした場合よりもずっと少ない流体流を、ファイバを浮揚させるのに用いることが可能である。
図示の実施の形態においては、流体流が、ファイバ支持溝250の幅狭の内方部を経てファイバ支持溝250内に入り、かつファイバ支持溝250の幅広の外方部を経てファイバ支持溝250を出る単一の流体流によって提供されることが好ましい。この方法において、スロットの最も幅狭の部位と最も幅広の部位との間においてファイバが浮遊する態様で、ファイバは、ファイバ支持溝250によって形成されたスロット内に完全に位置決めされることができる。テーパー付きファイバ支持溝250を採用し、かつ溝250の領域を流れる流体流を上記態様で噴出させることにより、ファイバ支持溝250によって形成された上記スロットの領域内にファイバを支持することが可能になり、その場合、上記スロットは、ファイバ支持溝250を通って導かれるファイバの直径よりも10〜150μm、より好ましくは15〜100μm、最も好ましくは24〜70μmだけ広い幅を有する。ファイバ線引き工程中には、ファイバの外周と各壁面との間の距離が、ファイバ径の0.05と0.5倍との間となるように、ファイバが溝の領域内に支持されることも好ましい。
いくつかの実施の形態において、ファイバ支持溝250は、ファイバが流体流源から離れて外方へ移動するにつれて圧力を低下させる手段を備えている。このような圧力低下手段は、上述のように、テーパー付き溝構造によって達成される。あるいは、図7に示されているように、溝250を形成する壁242,244の一方または双方に1個または複数のスロット270が配置されることができ、これらのスロットは、溝250の入り口から出口まで、特にファイバ線引き工程中にファイバが配置される溝領域(すなわち、ファイバがエアベアリングを通過する領域)において半径方向に延びている。スロットを備えた溝に流体が接触したときに、流体はスロットの外に、したがって溝の外に流れるので、溝250内に作用する任意の流体圧力に対し、光ファイバを支持する流体圧力が低い程、溝250内におけるファイバの位置が高い。ファイバが高い位置にあると、ファイバの下方にある溝250内のスロットの領域は大きくなる。反対に、ファイバが低い位置にあると、ファイバの下方にある溝250内のスロットの領域は小さくなる。したがって、光ファイバ上の線引き張力が弱まると、ファイバが溝内で上方へ移動または外方へ移動するので、たとえ溝を形成する両側壁が互いに全く平行であっても、より多くの流体がスロットを通じて逃れ、これにより、ファイバ下方の圧力差が低下し、これにより、溝内においてファイバが上方へ移動するのを止めさせる。もちろん本発明は、圧力を低下させるためにスロットを用いることに限定されるものではなく、例えば一列に配置された小さい孔が壁面242,244上に半径方向に延びる他の圧力低下手段を用いてもよい。
図8に示されているような別の好ましい実施の形態において、ファイバが流体源から離れて溝内を外方へ移動するにしたがって圧力を解放する手段は、流体が溝250の両側壁242,244を通って逃れるのを可能にする多孔質材料272によって提供される。このような圧力解放手段は、焼結工程において気孔が金属内に捕捉されるように金属基板を焼結することによって形成されるような多孔質金属媒体の形態で得ることができる。このような多孔質金属媒体は、例えば、米国コネチカット州タリフヴィル所在のアプライド・ポーラス・テクノロジー社から入手可能である。流体は多孔質材料272を通って溝の外へ流れるので、より少ない流体が溝250を通って流れ、したがって、光ファイバ214を支持する流体が少ない程、溝250内におけるファイバの位置が高くなる。したがって、たとえ溝を形成する両側壁が互いに全く平行であっても、光ファイバに掛かる線引き張力が弱まるにつれて、ファイバが溝内を上方すなわち外方へ移動し、流体が多孔質金属を通って逃れ、これによりファイバ下方の圧力差が低下し、これにより溝内においてファイバが上方へ移動するのを止めさせるので、ファイバはなおも溝250内に留まることができる。
ここに記載されている流体ベアリングは、例えばファイバがプレート230または232の何れにも接触することなくファイバ支持溝250内を移動するように、光ファイバとベアリング・アセンブリ216との間の実際の機械的接触を防止または実質的に防止する態様で、流体クッションの領域に沿って光ファイバが移動するのを可能にしている。これに加えて、上記領域のサイズおよび構造の故に、流体ベアリングは、流体流の実際的なコントロールを行なうことなしに、或る範囲の線引き張力に亘って機械的接触なしに、上記領域内のファイバの支持を可能にしている。
図5を参照すると、光ファイバがファイバ支持溝250の底257に向かって移動してシム237またはファイバ支持溝250の両壁面(内表面242,244)に接触するのを防止するためには流体流が重要である。このことは、光ファイバが依然として裸であるために、ベアリング・アセンブリ216に機械的に接触したファイバの品質は合格させることができない場合に特に重要である。さらに、ファイバ支持溝250の底257に対する光ファイバ214の位置が近い程、光ファイバ214を所望の位置に維持するためにファイバ支持溝250内の圧力を高める必要があると思われる。溝の側壁242および244のテーパーは、溝壁とファイバとの間のギャップをより狭くさせ、この必要な圧力をより高めること明らかである。ファイバ支持溝250内のファイバの位置に影響を与える他のファクタは、線引き張力を含む。例えば、200gの張力で牽引されるファイバは、同一の流体流において100gの張力で牽引されるファイバよりもファイバ支持溝250内での浮遊位置が低くなる。したがって、特定のファイバ線引き速度および線引き張力に関して、流体ベアリングの領域を出る流体は、光ファイバを所望の位置に維持するために十分なことが重要である。例えば、プレート230と232との間の最も内側の部分の幅が約127μmで、最も外側の部分の幅が約380μmであるファイバ支持溝250を利用した上述の実施の形態においては、流体の流量が約0.5リットル/秒から5リットル/秒までとすることができる。このような構造および流量により、光ファイバの周囲の局部的流体速度を800km/時以上にもすることができる。このようにして、いくつかの実施の形態において、ファイバ支持溝250内で用いられるファイバ周囲の最大流速が100km/時を超え、200km/時を超え、400km/時を超え、600km/時さえも超える場合もある。いくつかの実施の形態において、ファイバ支持溝250内においてファイバの周囲に作用する流体の最大速度は900km/時を超えている。例えば、本発明者等は、ファイバ支持溝250内においてファイバの周囲に1000km/時の流体流を作用させることに成功したことがあった。しかしながら、ここに開示されている方法は、勿論これらの流体速度に限定されるものではなく、ファイバが、線引き条件(例えば、線引き速度、線引き張力等)および流体ベアリングの構造に左右されるファイバ支持溝250内の所望の位置に位置決めされる結果によって選択することができる。別の実施の形態においては、流体の流量が約3リットル/秒から4リットル/秒までとすることができる。勿論、所定の線引き張力において光ファイバを所望の位置に維持するのに十分な流量を用いることができる。このような高い流体流速を用いると、光ファイバの冷却を促進することができる。ファイバの温度と、流体ベアリングを通じて放出される流体の温度との間の差が大きい程、かつ流体流速度が高い程、達成される冷却量が大きい。いくつかの実施の形態において、流体ベアリングに入るファイバの温度は、流体ベアリングを通じて放出されて流体ベアリング内のファイバを支持する流体の温度よりも100℃高く、500℃高く、1000℃高く、1500℃高くなり得る。上述の実施の形態(すなわち、最も狭い部分の幅が127μm、最も広い部分の幅が380μm、流体ベアリングの半径(すなわち、ファイバの旋回半径)が約8cm、流体流量が約0.5リットルから約5リットルまでの流体ベアリングを採用)において、20m/秒を超える線引き速度とともにこのような温度差を採用すると、流体ベアリングに入るときに1100℃の温度であったファイバが、室温(すなわち20℃)の流体(好ましくは空気)を用いてこのファイバを180度方向変換する流体ベアリングを通過させることによって、1000℃も、すなわち100℃まで冷却されることができた。この極めて大きい冷却量は、ここに開示されたような流体ベアリングを用いると、ファイバを50℃、200℃、500℃、700℃を超えて、さらには900℃を超えて冷却することができる可能性を示している。多分さらに重要なことは、このようなファイバ冷却量が、3m未満の、より好ましくは2m未満の、もっとも好ましくは1m未満のファイバ距離(すなわち、流体ベアリングの流体クッションにファイバが曝される円周方向距離)に亘って達成されることである。しかしながら、ファイバ/流体クッションの接触距離の長短は、所望の結果および製造領域のレイアウトに左右される。ここに開示された流体ベアリングの特筆すべき冷却能力は、光ファイバ線引き工程全体から、ヘリウム冷却装置を排除することを可能にする。
流体ベアリング16,24,116,216,316の半径は重要ではない。いくつかの実施の形態において、流体ベアリングは、ファイバが約8から6cmの旋回半径を有するように構成される。例えば、より多大の冷却が望ましいか(この場合は、より大径の流体ベアリングが好ましい)、あるいはファイバ線引き工程の制約に応じて、より大きい、またはより小さい半径の流体ベアリングを採用することができ、あるいは、追加の流体ベアリングを採用することができる(図2に示されているように)。
図6に示された別の実施の形態においては、流体ベアリング316が、第1および第2プレート(不図示)の円弧状外周面338に設けられた1個または複数個の切欠き部370を有することができる。別の実施の形態においては、上述のように、図6の構成が、図3に関して説明したような別個の内側部材を備えることができる。なおも図6を参照すると、各プレート上の対応する切欠き部370は、光ファイバ314の、よりコントロールされた出入りを可能にする。特に、光ファイバ314が流体ベアリングに入るときに、このファイバは第1プレートと第2プレートとの間を通過する(図4および図5の実施の形態に示されているように)。ファイバが流体ベアリングを出るときには、ファイバには、いくつかの理由によって振動する力を受け、その領域における第1プレートまたは第2プレートに機械的に接触する可能性がある。上記プレート(または別個の内側部材)上の切欠き部370は、光ファイバが流体クッション領域の部分に直接入り、および/または出ることを許容することによって、光ファイバがその領域に出入りするときにファイバに作用する過渡的な力を最小化または排除し、かくして振動する流体力学的力をバイパスする。図6における実施の形態に示されているように、第1プレートおよび第2プレート(不図示)(または内側部材)に設けられた2個の対応する切欠き部370があり、一方の切欠き部は光ファイバのための入口を提供し、他方の切欠き部は光ファイバのための出口を提供する。前述のように、図3の内側部材236は、図6の切欠き部を有するように構成されて、類似した能力を提供する。光ファイバに作用する過渡的な力を最小化または排除し得る如何なるプレートおよび内側部材の構造または配置を用いてもよいことは言うまでもない。
したがって、ここに説明されているベアリング・アセンブリは、光ファイバ製造のための非直線的径路を提供することを含む多くの機能を果たすことができる。この件について、ベアリング・アセンブリは、上述したように、如何なる光ファイバを搬送する方法との組合せにも用いることができる。これに加えて、ここで論議されかつ図示されているような流体ベアリングの実施の形態は、光ファイバ製造工程中の何れの段階においても使用可能なことを理解すべきである。被膜塗布装置の以前において非直線的径路を可能にすることによって、ベアリング・アセンブリおよびこれらのベアリング・アセンブリを組み込んだ光ファイバ製造システムは、常套的な線引き塔に比較して占有空間が狭くて済むシステムを提供しながら、光ファイバ製造システム内において構成要素の操作および交換が容易に行なえる点で極めて融通性に富むものである。
ここで論議されているように、上記ベアリング・アセンブリおよびこれらのベアリング・アセンブリを組み込んだ光ファイバ製造システムは、光ファイバを冷却する新規なシステムおよび方法を含み、これによって、付加的な冷却機構および要素を排除し、さらにこのようなシステムの融通性を高める。したがって、ここに説明されている流体ベアリングを組み込んだ光ファイバ製造システムおよび光ファイバ製造方法は、従来のシステムおよび方法に勝る多くの利点を有する。
1個の光ファイバプリフォームから直径が約125μmの1本の光ファイバが、線引き速度が20m/秒、線引き張力が約200グラムの常套的なファイバ線引き工程を用いて線引きされた。被膜が付されていない裸の光ファイバは、本発明による流体ベアリングを通じて向きを変えられたことによって180度変向された。利用された流体ベアリングは、図3〜図5に示された形式を有し、かつ最も狭い部位の幅が約127μm、最も広い部位の幅が約380μmのファイバ支持溝250を備え、流体ベアリングの半径(したがってファイバ旋回半径)は約13cm(5インチ)であった。この流体ベアリングは、流体ベアリングに入るファイバの進入温度が約1100℃の位置に設けられた。室温(すなわち約24℃)の空気が流体ベアリングを通じて放出された。ファイバ支持溝250内においてファイバを取り巻く領域における流体の速度は約1000km/時であった。流体ベアリングの出口におけるファイバの温度は、本発明の大きな冷却能力を実証する約500℃であった。ファイバ経路は、この光ファイバを傷付けることなく巧みに180度旋回させた。
本発明の精神および範囲から離れることなしに、種々の変形および変更が可能なことは、当業者には明らかであろう。したがって本発明は、添付の請求項およびそれらの均等物の範囲内で行なわれた本発明の変形および変更をカバーすることを意図するものである。
8,108 光ファイバ製造システム
10,110 プリフォーム
12,112 線引き炉
14,114,214,314 裸の光ファイバ
16,24,116,216,316 流体ベアリング
18,118 冷却装置
20,120 コーティング・ユニット
21,121 保護被膜層
28,128 牽引機構
230,132 プレート
234 開口部
236 内側部材
238,239,338 円弧状外周面
240 ボルト
242,244 溝の壁面
250 ファイバ支持溝
254 流体
256 溝の外方部
257 溝の内方部
270 スロット
272 多孔質材料
370 切欠き部

Claims (3)

  1. 光ファイバの製造方法であって、
    1本の光ファイバを線引き時に第1の経路に沿って線引きするステップ、
    前記光ファイバを流体ベアリングの領域に接触させるステップであって、該流体ベアリングは第1プレートおよび第2プレートを備え、該第1および第2プレートの各々は円弧状外周面を有し、これらのプレートは組み合わされて1条の溝領域を形成し、前記溝には、或る角度テーパーが付されており、前記プレートの各々は前記光ファイバの入口および出口を提供するように前記円弧状外周面に設けられた切欠き部を有し、流体が前記溝内に1つの流入口を通って流入し、かつ流出口を通って該溝から流出し、これにより、前記溝が前記線引きステップの間前記ファイバを前記溝領域内に支持し、前記溝の幅狭の部分は、前記溝を通って搬送される流体を収容するように構成され、これにより、前記溝の流出側の流体の圧力に対して、前記溝の流入側に高い圧力を生成させ、これにより、前記流体ベアリングを通る円弧状の径路内において前記ファイバを緩衝しかつ移送するものであるステップ、および
    前記裸の光ファイバが前記流体ベアリングを通って線引きされるにつれて、前記ファイバの向きを前記円弧状の径路を通りかつ第2の経路に沿うように向け直すステップ、
    を有してなる方法。
  2. 前記溝を形成する少なくとも一方の壁は、前記溝を形成する他方の壁に対して平行な方向から、0度を超え10度以内の角度だけ傾斜していることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記線引きステップ中に、前記ファイバは、該ファイバの外周面と各壁との間の距離が、前記ファイバの直径の0.05倍と0.5倍との間であるように、前記溝の領域内に支持されることを特徴とする請求項2記載の方法。
JP2013010946A 2006-11-28 2013-01-24 光ファイバの製造方法 Active JP5588030B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US86158706P 2006-11-28 2006-11-28
US60/861,587 2006-11-28

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009539246A Division JP5571958B2 (ja) 2006-11-28 2007-11-05 光ファイバの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013136508A JP2013136508A (ja) 2013-07-11
JP5588030B2 true JP5588030B2 (ja) 2014-09-10

Family

ID=37866046

Family Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009539246A Active JP5571958B2 (ja) 2006-11-28 2007-11-05 光ファイバの製造方法
JP2013010947A Active JP5627723B2 (ja) 2006-11-28 2013-01-24 光ファイバの製造方法
JP2013010946A Active JP5588030B2 (ja) 2006-11-28 2013-01-24 光ファイバの製造方法

Family Applications Before (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009539246A Active JP5571958B2 (ja) 2006-11-28 2007-11-05 光ファイバの製造方法
JP2013010947A Active JP5627723B2 (ja) 2006-11-28 2013-01-24 光ファイバの製造方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US7937971B2 (ja)
EP (2) EP2557070B1 (ja)
JP (3) JP5571958B2 (ja)
KR (1) KR101430278B1 (ja)
CN (2) CN101541695A (ja)
DK (2) DK2557070T3 (ja)
RU (1) RU2448916C2 (ja)
WO (1) WO2008066661A2 (ja)

Families Citing this family (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8074474B2 (en) 2007-11-29 2011-12-13 Corning Incorporated Fiber air turn for low attenuation fiber
AU2008330198B2 (en) * 2007-11-29 2014-04-10 Corning Incorporated Fiber cure with extended irradiators and non linear path
US8528368B2 (en) * 2007-12-19 2013-09-10 Corning Incorporated Methods and systems for producing a coated optical fibers
JP2011523397A (ja) 2008-05-29 2011-08-11 コーニング インコーポレイテッド 熱可塑性塗膜を付された光ファイバを生産するシステムおよび方法
FR2945823B1 (fr) * 2009-05-25 2011-10-14 Snecma Procede et dispositif d'enduction metallique par voie liquide de fibres en materiau ceramique
US8973408B2 (en) 2010-05-27 2015-03-10 Corning Incorporated Method for producing optical fiber using linear non-contact fiber centering
US8973409B2 (en) 2012-10-04 2015-03-10 Corning Incorporated Methods and apparatuses for cooling optical fibers
CN103176240B (zh) * 2012-12-28 2015-10-28 清华大学 用于光纤的冷却装置
US10322963B2 (en) 2014-12-02 2019-06-18 Corning Incorporated Low attenuation optical fiber
JP5771736B1 (ja) * 2014-12-26 2015-09-02 株式会社フジクラ 光ファイバ素線の製造方法および製造装置
JP5732586B1 (ja) * 2014-12-26 2015-06-10 株式会社フジクラ 光ファイバ素線の製造方法および製造装置
JP5851636B1 (ja) 2015-02-10 2016-02-03 株式会社フジクラ 光ファイバ素線の製造方法、制御装置および製造装置
JP5917736B1 (ja) 2015-02-10 2016-05-18 株式会社フジクラ 光ファイバ素線の製造方法、制御装置および製造装置
JP6196999B2 (ja) * 2015-05-27 2017-09-13 株式会社フジクラ 光ファイバ素線の製造方法、制御装置および製造装置
JP6471044B2 (ja) 2015-06-09 2019-02-13 株式会社フジクラ 光ファイバ素線の製造方法、制御装置および製造装置
JP6573508B2 (ja) * 2015-08-28 2019-09-11 株式会社フジクラ 光ファイバ素線の製造方法および製造装置
JP2017043527A (ja) * 2015-08-28 2017-03-02 株式会社フジクラ 光ファイバの線引張力測定方法および線引張力測定装置
US10221089B2 (en) 2015-09-10 2019-03-05 Corning Incorporated Optical fiber with low fictive temperature
EP3368489B1 (en) * 2015-10-30 2023-01-18 Corning Incorporated Methods of making an optical fiber
US20170144930A1 (en) * 2015-11-20 2017-05-25 Corning Incorporated Optical fiber production system and method for producing coated optical fiber
US10611669B2 (en) 2016-01-29 2020-04-07 Corning Incorporated Thermal energy control system for an optical fiber
JP6335957B2 (ja) * 2016-03-07 2018-05-30 株式会社フジクラ 光ファイバ素線の製造方法
JP6457580B2 (ja) 2017-04-10 2019-01-23 株式会社フジクラ 光ファイバの製造方法
JP6469778B1 (ja) * 2017-08-08 2019-02-13 株式会社フジクラ 非接触方向転換器、及び、光ファイバの製造方法
WO2019036260A1 (en) * 2017-08-16 2019-02-21 Corning Incorporated FLUID BEARINGS HAVING A FIBER SUPPORT CHANNEL TO SUPPORT AN OPTICAL FIBER DURING AN OPTICAL FIBER STRETCHING PROCESS
NL2019489B1 (en) * 2017-08-16 2019-02-25 Corning Inc Fluid bearings having a fiber support channel for supporting an optical fiber during an optical fiber draw process
JP7124060B2 (ja) * 2017-08-16 2022-08-23 コーニング インコーポレイテッド 光ファイバドロープロセス中に光ファイバを支持するためのファイバ支持チャネルを有する流体軸受
WO2019226445A1 (en) 2018-05-23 2019-11-28 Corning Incorporated Vacuum slow cooling device for optical fiber draw
WO2020046574A1 (en) * 2018-08-28 2020-03-05 Corning Incorporated Apparatus and methods for non-contact damping of optical fiber vibration
JP6724121B2 (ja) * 2018-12-07 2020-07-15 株式会社フジクラ 非接触方向転換器、光ファイバの製造方法、及び、非接触方向転換方法
WO2021163130A1 (en) 2020-02-14 2021-08-19 Corning Incorporated Systems and methods for processing optical fiber
CN116113606A (zh) 2020-09-09 2023-05-12 康宁股份有限公司 在光纤拉制过程期间对流体轴承进行位移

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5023434U (ja) * 1973-06-20 1975-03-17
JPS56169146A (en) * 1980-04-28 1981-12-25 Nippon Muki Zairyo Kk Method and apparatus for spinning inorganic fiber with high-speed flow of air
JPS59146948A (ja) * 1983-02-08 1984-08-23 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光フアイバの線引き方法
JPS623037A (ja) * 1985-06-27 1987-01-09 Sumitomo Electric Ind Ltd 光フアイバ線引装置
DE3707969A1 (de) 1987-03-12 1988-09-22 Rheydt Kabelwerk Ag Vefahren zum herstellen einer optischen faser
US4889546A (en) * 1988-05-25 1989-12-26 Denniston Donald W Method and apparatus for forming fibers from thermoplastic materials
SU1740337A1 (ru) * 1990-01-15 1992-06-15 Нижегородский Городской Центр Научно-Технического Творчества Молодежи Устройство дл выт жки оптических волокон
US5042899A (en) 1990-07-26 1991-08-27 Hughes Aircraft Company Air bearing for an optical fiber
CA2050005A1 (en) * 1990-12-03 1992-06-04 Hughes Aircraft Company Filament air bearing
JPH04265254A (ja) * 1991-02-19 1992-09-21 Fujikura Ltd 光ファイバの製造装置
JPH0524743A (ja) * 1991-07-18 1993-02-02 Toray Ind Inc 糸ガイド
RU2096354C1 (ru) * 1991-10-04 1997-11-20 Корнинг Инкорпорейтед Способ управления процессом изготовления оптического волокна и способ изготовления оптического волокна
KR0150154B1 (ko) * 1995-09-29 1998-10-15 김광호 전송 손실을 최소화 할 수 있는 광섬유의 인출 방법 및 장치
JPH09263357A (ja) * 1996-03-26 1997-10-07 Sanyo Seiki:Kk 糸条ガイド
GB2339195A (en) * 1998-07-08 2000-01-19 Pirelli General Plc Take up apparatus for drawn optical fibre comprising two rotating bobbins
JP2001141583A (ja) 1999-11-18 2001-05-25 Kobe Steel Ltd 光ファイバの線引き張力測定方法及びその装置並びに線引き張力制御装置
JP2003183056A (ja) * 2001-12-13 2003-07-03 Fujikura Ltd 光ファイバ紡糸用ダイス、光ファイバ紡糸装置及び光ファイバ紡糸方法
JP4265254B2 (ja) 2003-03-28 2009-05-20 株式会社ニコン 支持部取付け構造及びレンズ鏡筒

Also Published As

Publication number Publication date
CN101541695A (zh) 2009-09-23
EP2091877A2 (en) 2009-08-26
EP2557070A2 (en) 2013-02-13
EP2557070B1 (en) 2015-06-03
WO2008066661A3 (en) 2008-10-02
CN103073178B (zh) 2015-04-01
US7937971B2 (en) 2011-05-10
JP5627723B2 (ja) 2014-11-19
JP2010510957A (ja) 2010-04-08
EP2557070A3 (en) 2013-05-15
DK2091877T3 (da) 2013-07-29
KR20090089442A (ko) 2009-08-21
DK2557070T3 (en) 2015-08-17
JP2013136509A (ja) 2013-07-11
WO2008066661A2 (en) 2008-06-05
RU2009124483A (ru) 2011-01-10
JP2013136508A (ja) 2013-07-11
EP2091877A4 (en) 2012-04-04
JP5571958B2 (ja) 2014-08-13
RU2448916C2 (ru) 2012-04-27
US20100281922A1 (en) 2010-11-11
KR101430278B1 (ko) 2014-08-14
EP2091877B1 (en) 2013-05-22
CN103073178A (zh) 2013-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5588030B2 (ja) 光ファイバの製造方法
US10322963B2 (en) Low attenuation optical fiber
US10221089B2 (en) Optical fiber with low fictive temperature
JP2010510957A5 (ja)
JP2013533192A (ja) 線状非接触ファイバ芯出しを使用した、光ファイバ製造方法
US8541064B2 (en) Methods and systems for producing thermoplastic coated optical fibers
JP2013529174A (ja) 減圧下で光ファイバを製造する方法
JPS623037A (ja) 光フアイバ線引装置
EP3760598B1 (en) Fluid bearings having a fiber support channel for supporting an optical fiber during an optical fiber draw process and associated method
JP7124060B2 (ja) 光ファイバドロープロセス中に光ファイバを支持するためのファイバ支持チャネルを有する流体軸受
NL2019489B1 (en) Fluid bearings having a fiber support channel for supporting an optical fiber during an optical fiber draw process
US11840473B2 (en) Translating fluid bearings during an optical fiber draw process
JPH11228187A (ja) 光ファイバの冷却方法および冷却装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140311

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140610

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140701

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140724

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5588030

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250