JP5587362B2 - 浄水器用カートリッジ - Google Patents
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Description
このような浄水器に用いられるカートリッジとしては、例えば、特許文献1に開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載されたカートリッジにあっては、第1浄化領域内に浄化剤が収容されている構成であるため、上方から下方に水が流れる際、第1浄化領域に収容された浄化剤に存在する空気が抜け難い。そのため空気が通水抵抗となり、濾過時間が長くなるという不都合がある。
本発明の目的は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、濾過時間が短い浄水器用カートリッジを提供することにある。
内部に吸着剤が収容される有底のインナーケースと、当該インナーケースとの間に通水路を形成して当該通水路の上部から原水を導入可能な有底のアウターケースとを含み、
前記インナーケースは上部に開口部を有し、当該開口部が頂壁部材で閉塞され、前記通水路に導入された原水を内部に取り入れるための導水口を底部に備え、
前記頂壁部材は、前記原水室の底部に保持されるとともに、前記インナーケースの前記開口部の直径よりも小さい円筒部と、この円筒部の外周側に設けられるとともに前記アウターケースの上端面に位置するフランジ部と、円筒部の下端に垂下片を介して連設されて原水を前記通水路に流すように設けられた頂壁板を有し、
前記アウターケースは、前記インナーケースの底部を貫通する状態で上下方向に延びる前記吸着剤が収容されない浄水通路を備え、
前記浄水通路の上端は前記頂壁板の下方に位置するとともに、前記浄水通路の上部に浄水取込口を備え、前記浄水通路の底部に浄水流出口を備える、という構成を採っている。
図1に示されるように、浄水器10は、ポット型の容器11と、当該容器11の内部に配置された浄水器用カートリッジ12とを備えている。容器11は、上部に注ぎ口14と、その周方向反対側に設けられた把手部15と、容器11の内側上部に形成された原水室16と、その下部に設けられた浄水室17とを備えて構成されている。
また、頂壁部材28は、円筒部60が浄水器10の原水室16に臨むように位置し、円筒部60から垂下片63間の空間Sを通って頂壁板65上を流れた原水は、頂壁板65の外縁側から通水路23内に流れるようになっている。
原水室16内に流入した水道水は、頂壁部材28に形成された空間Sから頂壁板65上の水勾配に沿って外周側に流れ、インナーケース21とアウターケース25間の通水路23に流れる。
通水路23に流れた原水は、インナーケース21の底部に設けられた複数の導水口33を通り、複数の溝35を通って放射方向に略等しく分配されつつインナーケース21内に取り込まれる。
なお、原水が吸着剤としてのイオン交換樹脂に接触すると、体積を増大させる方向に変化するが、その体積変化は、上下のフィルタ20A、20Bの弾性による体積収縮によって許容されることとなる。また、イオン交換樹脂が初期粒径に復帰して体積収縮したときは、フィルタ20A、20Bが初期の体積に復帰することとなり、これにより、吸着剤の自由な動きが効果的に規制可能となる。
すなわち、本発明は、特定の実施の形態に関して特に図示し、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上に述べた実施例に対し、形状、位置若しくは方向、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状などの限定の一部若しくは全部の限定を外した部剤の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
Claims (5)
- 容器の内側上部に形成された原水室と、その下部に設けられた浄水室との間に配置される浄水器用カートリッジであって、
内部に吸着剤が収容される有底のインナーケースと、当該インナーケースとの間に通水路を形成して当該通水路の上部から原水を導入可能な有底のアウターケースとを含み、
前記インナーケースは上部に開口部を有し、当該開口部が頂壁部材で閉塞され、前記通水路に導入された原水を内部に取り入れるための導水口を底部に備え、
前記頂壁部材は、前記原水室の底部に保持されるとともに、前記インナーケースの前記開口部の直径よりも小さい円筒部と、この円筒部の外周側に設けられるとともに前記アウターケースの上端面に位置するフランジ部と、円筒部の下端に垂下片を介して連設されて原水を前記通水路に流すように設けられた頂壁板を有し、
前記アウターケースは、前記インナーケースの底部を貫通する状態で上下方向に延びる前記吸着剤が収容されない浄水通路を備え、
前記浄水通路の上端は前記頂壁板の下方に位置するとともに、前記浄水通路の上部に浄水取込口を備え、前記浄水通路の底部に浄水流出口を備えていることを特徴とする浄水器用カートリッジ。 - 前記吸着剤は粒状の活性炭及び/又はイオン交換樹脂であり、これら吸着剤は、上下に配置されるフィルタで挟み込まれ、当該フィルタは、前記吸着剤の体積が増大したときに体積を収縮する一方、吸着剤の体積が縮小したときに初期の体積に復帰する弾性部材により構成されていることを特徴とする請求項1記載の浄水器カートリッジ。
- 前記浄水通路の上端は頂壁部材に当接し、前記浄水取込口は、浄水通路の上端周壁部分に形成された複数の切欠部により構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の浄水器用カートリッジ。
- 前記頂壁板は、前記通水路に向かって下向きに傾斜する水勾配を備えていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の浄水器用カートリッジ。
- 前記インナーケースの底部内面には、放射方向に延びる多数の流水促進部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の浄水器用カートリッジ。
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