JP2013248569A - 浄水器用カートリッジ - Google Patents

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Hideya Kamikawa
秀哉 上川
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佑樹 河合
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Abstract

【課題】吸着剤の自由な動きを規制できるようにし、吸着剤の粉が浄水に混入することを回避可能な浄水器用カートリッジを提供すること。
【解決手段】流出口20を備えた底部21に周壁25を連設して内部にフィルタ23及び吸着剤24を収容可能とし、その上部に、導水口27を備えた蓋壁28が配置されて浄水器用カートリッジが形成されている。フィルタ23は吸着剤24の上下に位置する上部フィルタ23A及び下部フィルタ23Bを含み、上部フィルタ23Aは、吸着剤24と蓋壁28にそれぞれ接する大きさに設けられ、これにより、吸着剤24の自由な動きが規制されて相互衝突等に起因した粉の発生が回避される。
【選択図】図2

Description

本発明は浄水器用カートリッジに係り、更に詳しくは、原水に含まれる不純物を除去する吸着剤がカートリッジケース内で自由に移動することのない浄水器用カートリッジに関する。
水道水(原水)を容器に収容して水道水に含まれる不純物を除去することのできるハンディタイプの浄水器が知られている。この浄水器は、ポット型容器の上方領域に形成された原水室の底部に浄水器用カートリッジが配置され、当該カートリッジの上部から下部に水道水を通過させることで、下部に位置する貯水室に浄水を収容でき、飲用時に、浄水器を傾けてその注ぎ口から流出させることができるようになっている。
このような浄水器に用いられるカートリッジとしては、例えば、特許文献1に開示されている。
特開2010−162491号公報
特許文献1に記載されたカートリッジは、内部に粒状の吸着剤が収容されているとともに、当該吸着剤の上下に上部フィルタ及び下部フィルタが配置される構成となっている。しかしながら、上部フィルタと吸着剤との間には吸着剤が自由に移動することのできる空間が存在しており、そのため、吸着剤として活性炭を用いた場合には、粒同士の衝突若しくは擦れ合いによって活性炭が削れ、活性炭の粉が発生し易くなり、カートリッジ交換直後に活性炭の粉が浄水に混入してしまう、という不都合を招来する。
[発明の目的]
本発明の目的は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、吸着剤の自由な動きを規制できるようにし、吸着剤として活性炭を用いたときに、その粉が浄水に混入することを回避可能な浄水器用カートリッジを提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、特許請求の範囲記載の構成を採用したものである。具体的には、少なくとも一つの流出口を備えた底部と、当該底部に連設されるとともに内部にフィルタ及び吸着剤が収容可能な空間を形成する周壁と、当該周壁の上部に設けられるとともに少なくとも一つの導水口が形成された蓋壁とを備えた浄水器用カートリッジにおいて、
前記フィルタは吸着剤の上下に配置された通水性を有する上部フィルタ及び下部フィルタを含み、上部フィルタは、前記吸着剤と蓋壁にそれぞれ接する大きさを備える、という構成を採っている。
本発明において、前記吸着剤は粒状の活性炭及び/又はイオン交換樹脂により構成することができる。
また、前記フィルタは、前記吸着剤が膨張したときに収縮するように構成されている。
本発明によれば、上部フィルタが吸着剤及び蓋壁に接する大きさを備えている構成であるため、吸着剤が上下のフィルタに挟まれて自由な移動を規制される状態となる。従って、活性炭を吸着剤として用いたときに、活性炭が動くことによって活性炭が削れ、活性炭の粉が発生することを効果的に防止でき、浄水への混入が回避可能となる。
また、吸着剤が膨張したときにフィルタが収縮する構成であるため、吸着剤の吸着作用が阻害されることもない。
実施形態に係る浄水器用カートリッジが適用された浄水器の概略正面図。 図1の要部断面図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1に示されるように、浄水器10は、ポット型の容器11と、当該容器11の内部に配置された浄水器用カートリッジ12とを備えている。容器11は、上部に注ぎ口14と、その周方向反対側に設けられた把手部15と、容器11の内側上部に形成された原水室16と、その下部に設けられた浄水室17とを備えて構成されている。
前記浄水器用カートリッジ12は、複数の流出口20を備えた底部21と、当該底部21に連設されるとともに内部にフィルタ23及び吸着剤24が収容可能な空間を形成する周壁25と、当該周壁25の上部に設けられるとともに中央部に一つの導水口27が形成された蓋壁28とを備えて構成されている。ここで、蓋壁28は、原水室16の底部16Aに着脱自在に設けられているとともに、周壁25と分離可能に設けられ、これにより、内部にフィルタ23、吸着剤24を収容できるようになっている。
前記フィルタ23は、上部フィルタ23Aと下部フィルタ23Bであり、通水性を備えた弾性板状部材である。上下フィルタ23A、23Bで吸着剤24を挟み込み、その状態で、上部フィルタ23Aの下面が吸着剤24に接する一方、上面が蓋壁28に接するようになっている。また、フィルタ23の側面は周壁25に接している。フィルタ23A、23Bの密度は、0.1g/m、好ましくは0.08g/m以下が好ましく、ウレタン系、メラミン系、オレフィン系、EPT系、ビニル系、シリコン系、NR系、NBR系、SBR系、CR系、EPDM系、ポリアミド系、セルロース系などの不織布の他、スポンジにより構成されている。フィルタ23は、吸着剤24が水との接触によって膨張したときに、自らの体積を収縮してその膨張を許容する一方、吸着剤24が初期粒径に戻ったときに、初期の体積に復帰して吸着剤24の自由な動きを規制するようになっている。本実施例では、上部フィルタ23A、下部フィルタ23Bとしてそれぞれ一枚の弾性板状部材を配置しているが、上部フィルタ23A、下部フィルタ23Bとして、それぞれ複数枚の弾性板状部材を配置してもよい。
前記吸着剤24としては、活性炭を用いることが好ましく、また、活性炭とイオン交換樹脂との混合や、イオン交換樹脂単体を用いることができる。
本実施形態における浄水器10は、図2に示されるように、浄水器用カートリッジ12の蓋壁28を原水室16の底部16Aに保持させることで、所定位置にセットすることができる。
原水室16内に流入する水道水は、導水口27を通じて浄水器用カートリッジ12内に入り、上部フィルタ23A、吸着剤24及び下部フィルタ23Bを介して流出口20より浄水室17内に落下し、当該浄水室17内の浄水が、注ぎ口14より所定の容器に注がれることとなる。
なお、原水が吸着剤としてのイオン交換樹脂に接触すると、体積を増大させる方向に変化するが、その体積変化は、フィルタ23の弾性による体積収縮によって許容されることとなる。また、イオン交換樹脂が初期粒径に復帰して体積収縮したときは、フィルタ23が初期の体積に復帰することとなり、これにより、吸着剤の自由な動きが効果的に規制可能となる。
従って、このような実施形態によれば、上下のフィルタ23A、23Bで吸着剤24を挟み込み、フィルタ23がカートリッジ12内にぴったり収まる大きさに設けられているため、吸着剤24の擦れ合いや衝突によって活性炭が削れ、活性炭の粉の発生を回避することができる、という効果を得る。
本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、特定の実施の形態に関して特に図示し、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上に述べた実施例に対し、形状、位置若しくは方向、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状などの限定の一部若しくは全部の限定を外した部剤の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、流出口20が複数設けられた場合を図示、説明したが、少なくとも一つあればよく、また、導水口27は、一つに限らず2以上であってもよい。
12…浄水器用カートリッジ、20…流出口、21…底部、23…フィルタ、23A…上部フィルタ、23B…下部フィルタ、24…吸着剤、25…周壁、27…導水口、28…蓋壁

Claims (3)

  1. 少なくとも一つの流出口を備えた底部と、当該底部に連設されるとともに内部にフィルタ及び吸着剤が収容可能な空間を形成する周壁と、当該周壁の上部に設けられるとともに少なくとも一つの導水口が形成された蓋壁とを備えた浄水器用カートリッジにおいて、
    前記フィルタは吸着剤の上下に配置された通水性を有する上部フィルタ及び下部フィルタを含み、上部フィルタは、前記吸着剤と蓋壁にそれぞれ接する大きさを備えていることを特徴とする浄水器用カートリッジ。
  2. 前記吸着剤は粒状の活性炭及び/又はイオン交換樹脂であることを特徴とする請求項1記載の浄水器用カートリッジ
  3. 前記フィルタは、前記吸着剤が膨張したときに収縮することを特徴とする請求項1又は2記載の浄水器用カートリッジ。
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