JP7141350B2 - 浄水カートリッジ - Google Patents
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Description
本発明の一態様に係る浄水カートリッジは自重濾過用であり、原水導入口と、浄水導出口と、第1水質改質材を備える第1水質改質部と、前記第1水質改質部を格納し、上記原水導入口から導入された原水を上記第1水質改質部に導入する供給口が設けられた格納部と、上記格納部よりも内側で、使用時において上記供給口より鉛直方向上側に、空気を密封する空気溜まり部と、を備える。自重濾過用の浄水カートリッジは、濾過の対象である原水がその重みにより浄水カートリッジ内を通過することにより、原水中に含まれる物質の少なくとも一部を除去するものである。当業者であれば空気が抜ける孔がなければ十分な濾過流量を確保することができないと考えるところ、本発明者らは空気溜まり部を設けることにより、十分な濾過流量を確保することができることに想到した。また、本発明者らはこれにより、浄水濾材の漏れを抑制することができることに想到した。なお、本明細書において「使用時」とは、浄水カートリッジによって原水の濾過を行なうように使用する時のことを指す。
空気溜まり部10は浄水濾材に入り込んだ空気が移動した後に留まる空間である。第1格納部14よりも内側で、空気溜まり部10は使用時において供給口7より鉛直方向上側に、空気を密封する。つまり、空気溜まり部10は第1格納部14よりも内側で、使用時において供給口7より鉛直方向上側となる位置に配置される。ケース4が空気溜まり部10を備えていることにより、浄水濾材に入り込んだ空気が空気溜まり部10に抜けることができる。そのため、空気溜まり部10が天板11によって覆われていても、十分な濾過流量を確保することができる。空気溜まり部10は、第1格納部14よりも内側で、供給口7の開口している部分のうち最も鉛直方向上側の位置より上側に、空気を密封するものであればよい。例えば、本実施形態のように供給口7が複数ある場合は、空気溜まり部10は、第1格納部14よりも内側で、使用時に、最も鉛直方向上側の供給口7より鉛直方向上側に空気を密封するものであればよい。なお、空気溜まり部10は、使用時において鉛直方向上側に空気を密封するものであり、鉛直方向下側、つまり第1水質改質部8のある方向には密封とならず、空気の移動が可能になっている。
第1水質改質部8は、第1水質改質材8aと保持材8bとを格納するための空間である。第1水質改質部8は、第1水質改質材8aと保持材8bとを備える。第1水質改質部8は、使用時において空気溜まり部10より鉛直方向下側となる位置に配置される。
第2水質改質材9aは、原水を改質するためのものである。第2水質改質材9aは、例えば、原水に混ざっている物質の少なくとも一部を除去する。第2水質改質部9は、第2水質改質材9aを格納するための空間である。第2水質改質部9は、第2水質改質材9aと原水通過部9bとを備える。第2水質改質部9は第1格納部14よりも外周に配置される。第2水質改質材9aを通過した水が第1水質改質材8aに供給される構造である。これにより、原水が浄水カートリッジ2の内周から外周に向かって濾過された後に、浄水が外周から内周に向かって浄水導出口6に流れる構造に比べて、浄水が第2水質改質材9aを通過してから浄水導出口6までの距離を短くすることができる。そのため、原水に含まれている塩素が除去されたことにより、雑菌が繁殖し易い状態の浄水の汚染を防止することができる。一方、特許文献1は構造が複雑で雑菌が繁殖しやすい問題があった。本発明の一態様に係る浄水カートリッジは、この点でも特許文献1より有利である。
本発明の一態様に係る浄水器は、上述した本発明の一態様に係る浄水カートリッジを備える。上述したように、浄水器は、原水の自重により濾過する自重濾過型浄水器であり、その胴部内に設けられたホルダーに浄水カートリッジを保持して使用される。浄水器は、浄水カートリッジ内を通過した浄水を胴部に貯留するようになっている。
以上のように本発明に係る浄水カートリッジの一態様では、第2水質改質材を備える第2水質改質部をさらに備え、上記第2水質改質材を通過した水が上記第1水質改質材に供給される構造であることがより好ましい。
2 浄水カートリッジ
3 原水タンク
4 ケース
5 原水導入口
6 浄水導出口
7 供給口
8 第1水質改質部
8a 第1水質改質材
8b 保持材
9 第2水質改質部
9a 第2水質改質材
9b 原水通過部
10 空気溜まり部
11 天板
100 浄水器
Claims (13)
- 原水導入口と、浄水導出口と、第1水質改質材を備える第1水質改質部と、前記第1水質改質部を格納し、上記原水導入口から導入された原水を上記第1水質改質部に導入する供給口が設けられた格納部と、上記格納部よりも内側で、使用時において上記供給口より鉛直方向上側に、空気を密封する空気溜まり部と、を備えることを特徴とする自重濾過用の浄水カートリッジ。
- 第2水質改質材を備える第2水質改質部をさらに備え、上記第2水質改質材を通過した水が上記第1水質改質材に供給される構造であることを特徴とする請求項1に記載の浄水カートリッジ。
- 上記格納部よりも外周に、上記第2水質改質部を備えることを特徴とする請求項2に記載の浄水カートリッジ。
- 前記原水導入口から原水を供給するときに、上記第2水質改質部と上記第1水質改質部との間に溜まっている空気が、上記空気溜まり部に溜まる構造であることを特徴とする請求項2又は3に記載の浄水カートリッジ。
- 原水は、上記第2水質改質部の外周から内周に向かって通過した後、上記第1水質改質部の外周及び/又は上部から内部に向かって通過する構造であることを特徴とする請求項2~4のいずれか1項に記載の浄水カートリッジ。
- 上記第2水質改質材は、吸着材であることを特徴とする請求項2~5のいずれか1項に記載の浄水カートリッジ。
- 上記吸着材は、バインダにより円筒状に成型されている成型体であることを特徴とする請求項6に記載の浄水カートリッジ。
- 上記吸着材は、活性炭及びイオン交換体のうち少なくとも一つであることを特徴とする請求項6又は7に記載の浄水カートリッジ。
- 上記吸着材は、上記活性炭及び上記イオン交換体であり、
上記イオン交換体の質量は、上記活性炭の質量に対して、2質量%以上、20質量%以下であることを特徴とする請求項8に記載の浄水カートリッジ。 - 上記第2水質改質材の空間速度は、30hr-1以上、600hr-1以下であることを特徴とする請求項2~9のいずれか1項に記載の浄水カートリッジ。
- 上記第1水質改質材は分離膜であることを特徴とする請求項1~10のいずれか1項に記載の浄水カートリッジ。
- 上記分離膜は、0.1m2以上、0.5m2未満の中空糸膜であることを特徴とする請求項11に記載の浄水カートリッジ。
- 上記空気溜まり部の容積は、上記第1水質改質部の容積に対して、50体積%以上であることを特徴とする請求項1~12のいずれか1項に記載の浄水カートリッジ。
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