JP5587086B2 - 位置検知システムおよび方法 - Google Patents
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Description
また、このように受信端末側をマルチにする代わりに、送信端末を複数使用して、複数の電波を送信する送信ダイバーシティ方式についても、前述と同様の効果が得られる。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる位置検知システム1について説明する。図1は、第1の実施の形態にかかる位置検知システムの構成を示すブロック図である。
次に、図1を参照して、本実施の形態にかかる位置検知システムで用いる送信端末10の構成について詳細に説明する。
この送信端末10は、全体として電波を発射する無線タグなどの一般的な小型無線送信器からなり、位置検知の対象となる人や物に取り付けられる。この送信端末10には、主な構成として、送信制御部11、送信部12、およびアンテナ13が設けられている。
アンテナ13は、送信部12からの送信信号を電波として送信する機能を有している。
次に、図1を参照して、本実施の形態にかかる位置検知システムで用いる受信端末20の構成について詳細に説明する。
この受信端末20は、全体として電波を受信する受信装置からなり、主な構成として、アンテナ21、受信部22、および通信処理部23が設けられている。
受信部22は、アンテナ21で受信した電波を復調して送信端末10の送信IDを抽出する機能と、受信した電波の受信電界強度を計測する機能と、時計回路(図示せず)から当該電波の受信時刻、すなわち受信電界強度の計測時刻を取得する機能とを有している。
通信処理部23は、通信回線40を介して演算装置30とデータ通信を行う通信回路からなり、受信部22で得られた送信ID、受信電界強度、および計測時刻の組に、受信端末識別用の自己の受信IDを付加した受信結果データを、演算装置30へ送信する機能を有している。
次に、図1を参照して、本実施の形態にかかる位置検知システムで用いる演算装置30の構成について詳細に説明する。
演算装置30は、全体としてサーバやパーソナルコンピュータなどの情報処理装置からなり、主な機能部として、端末制御部31、操作入力部32、画面表示部33、記憶部34、および位置計算部35が設けられている。
画面表示部33は、LCDなどの画面表示装置からなり、各受信端末20で得られた受信結果や、送信端末10の位置などの各種情報を画面表示する機能を有している。
図2は、受信結果データの構成例である。ここでは、受信ID、計測時刻、および受信電界強度が組として登録されている。
次に、図3を参照して、本実施の形態にかかる位置検知システムの動作について説明する。図3は、第1の実施の形態にかかる演算装置での位置計算処理を示すフローチャートである。
受信端末20の受信部22は、アンテナ21を介して送信端末10からの電波を受信し、その電波を復調して送信IDを抽出するとともに、当該電波の受信電界強度を計測し、さらにその計測時刻を取得する。
演算装置30の端末制御部31により、各受信端末20からの受信結果データを受信し、記憶部34へ順次格納する。
この後、選択した受信端末RXiごとの最大受信電界強度RSimaxから、例えば加重平均法に基づいて、当該送信IDを持つ送信端末10の位置を計算し(ステップ102)、一連の位置計算処理を終了する。
続いて、得られた補正受信電界強度RSi’をデシベル値(dB)から真値(W)で示されている補正受信電界強度Pi(=10RSI'/10)に変換する。
そして、これら受信強度比Riと記憶部34に予め設定されている受信端末20の座標位置Xi,Yiとに基づいて、送信端末10の座標位置X(=ΣXiRi)およびY(=ΣYiRi)を計算すればよい。
次に、図4を参照して、本実施の形態にかかる位置検知システムの動作例について説明する。図4は、第1の実施の形態にかかる位置計算動作の動作例を示す説明図である。
ここでは、4つの受信端末RX1,RX2,RX3,RX4が設置されており、時刻T1〜T5ごとに、受信電界強度RSが計測されている。
したがって、位置計算部35は、時刻T1〜T5の対象期間Tc内に計測された受信電界強度RSのうち、受信端末RXiごとに、最大受信電界強度RSimaxを選択する。
位置計算部35は、このようにして選択したRS13、RS21、RS32、RS45から、端末位置を計算する。
次に、図5および図6を参照して、本実施の形態にかかる位置計算方法の第1のシミュレーション結果について説明する。図5は、第1のシミュレーション時の端末配置を示す説明図である。図6は、送信端末の変位位置を示す説明図である。
この第1のシミュレーションでは、送信端末10が変位した際に、計算で得られる送信端末10の端末位置がどのように変化するかをシミュレーションした。
以下では、送信端末TX1〜TX3のそれぞれについて、位置計算方法の違いとそれぞれの誤差について検証した。
本方式によれば、前述したシミュレーション結果から、送信端末10が変位してマルチパルスの発生状況が変化しても、位置検知誤差が、9個の変位位置の誤差平均よりさらに低減されており、位置検知におけるマルチパスの影響が抑制されていることがわかる。
次に、図14および図15を参照して、本実施の形態にかかる位置計算方法の第2のシミュレーション結果について説明する。図14は、第2のシミュレーション時の端末配置を示す説明図である。図15は、人体の位置座標である。
第1のシミュレーションでは、送信端末10が僅かに変位した場合における位置計算への影響について説明した。第2のシミュレーションでは、送信端末10の周囲で人体が移動した場合における位置計算への影響について説明する。
この第2のシミュレーションでは、部屋の中で送信端末10を持たない他の人の位置が変化した場合、計算で得られる送信端末10の端末位置がどのように変化するかをシミュレーションした。
また、大きさが0.5m×0.3m×1.7m(X×Y×H)の直方体形状の人体A1〜A9を、部屋50の中のランダムに選択した位置に配置した。これら人体の材質としては、電気特性が近い「水」を用いた。
したがって、位置計算部35は、時刻T1〜T9の対象期間Tc内に計測された受信電界強度RSのうち、受信端末RXiごとに、最大受信電界強度RSimaxを選択する。
位置計算部35は、このようにして選択したRS14、RS23、RS39、RS49から、端末位置を計算する。
このように、本実施の形態は、演算装置30に、受信端末20で得られた受信電界強度を順次記憶する記憶部34と、この記憶部34に記憶されている受信電界強度に基づいて送信端末10の端末位置を計算する位置計算部35とを設け、位置計算部35で、記憶部34で記憶している受信電界強度のうち、端末位置計算の対象となる対象期間内に得られた受信電界強度の最大受信電界強度を当該受信端末20ごとに選択し、これら最大受信電界強度から端末位置を計算するようにしたものである。
次に、図20を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかる位置検知システム1について説明する。図20は、第2の実施の形態にかかる位置検知システムの構成を示すブロック図であり、前述した図1と同じまたは同等部分には同一符号を付してある。
本実施の形態では、送信端末10の移動有無を判定し、移動なしの場合には本方式を適用し、移動ありの場合には最新の受信電界強度から端末位置を計算する場合について説明する。
演算装置30の移動有無判定部36は、対象期間における送信端末10の移動有無を判定する機能を有している。
位置計算部35は、移動有無判定部36により送信端末10の移動なしと判定された場合には最大受信電界強度に基づき端末位置を計算し、送信端末10の移動ありと判定された場合には、記憶部34で記憶している受信電界強度のうち最新の受信電界強度に基づき端末位置を計算する機能を有している。
本実施の形態にかかる位置検知システム1におけるこの他の構成については、第1の実施の形態と同様であり、ここでの詳細な説明は省略する。
次に、図21を参照して、本実施の形態にかかる位置検知システム1の動作について説明する。図21は、第2の実施の形態にかかる演算装置での位置計算処理を示すフローチャートであり、前述した図3と同じまたは同等部分については同一符号を付してある。
受信端末20の受信部22は、アンテナ21を介して送信端末10からの電波を受信し、その電波を復調して送信IDと加速度データとを抽出するとともに、当該電波の受信電界強度を計測し、さらにその計測時刻を取得する。
演算装置30の端末制御部31により、各受信端末20からの受信結果データを受信し、記憶部34へ順次格納する。
ここで、移動距離Lが判定距離Lth以下の場合には(ステップ202:YES)、対象期間Tcにおいて送信端末10の移動なしと判定し、前述した本方式に基づき送信端末10の位置を計算する。判定距離Lthの値については、位置検知システム1をそれぞれの環境で用いた場合における端末位置の計算誤差を用いてもよい。後述するシミュレーション結果によれば、搬送波周波数2.45GHzにおいて、1〜2mであった。
次に、位置計算部35は、取得した対象期間Tc内における受信電界強度RSiから受信端末RXiごとに、その最大値、すなわち最大受信電界強度RSimaxを選択する(ステップ101)。
この後、選択した受信端末RXiごとの最大受信電界強度RSimaxから、例えば加重平均法に基づいて、当該送信IDを持つ送信端末10の位置を計算し(ステップ102)、一連の位置計算処理を終了する。
この場合、位置計算部35は、当該送信IDに関する各受信端末20の受信結果データのうちから、最新に計測した最新受信電界強度RSinewを取得し(ステップ203)、この最新受信電界強度RSinewから、例えば加重平均法に基づいて、当該送信IDを持つ送信端末10の位置を計算し(ステップ204)、一連の位置計算処理を終了する。
次に、図22を参照して、本実施の形態にかかる位置検知システムの動作例について説明する。図22は、第2の実施の形態にかかる位置計算動作の動作例を示す説明図である。
ここでは、4つの受信端末RX1,RX2,RX3,RX4が設置されており、時刻T1〜T5ごとに、受信電界強度RSが計測されている。
現在時刻がT5以降である場合、対象期間Tcは、時刻T5に計測された最新の受信電界強度から過去に遡った、一定時間長の期間に設定され、図22では、時刻T1〜T5に設定されている。
ここで、L≦Lthの場合、移動有無判定部36は、対象期間Tcにおける送信端末TX1の移動なしと判定し、位置計算部35は、時刻T1〜T5の対象期間Tc内に計測された受信電界強度RSのうち、受信端末RXiごとに、最大受信電界強度RSimaxを選択する。
位置計算部35は、このようにして選択したRS13、RS21、RS32、RS45から、端末位置を計算する。
このように、本実施の形態では、送信端末10の位置を計算する際、送信端末10の移動有無に応じて、対象期間Tc内から選択した最大受信電界強度RSimaxを用いるか、最新受信電界強度RSinewを用いるかを選択するようにしたので、送信端末10が停止している場合には、過去に計測した受信電界強度に基づき高い精度で端末位置を計算でき、送信端末10が移動を開始した場合には、過去の受信電界強度に左右されることなく最新の端末位置を計算することが可能となる。
次に、図23を参照して、本発明の第3の実施の形態にかかる位置検知システムについて説明する。図23は、第3の実施の形態にかかる位置検知システムの構成を示すブロック図であり、前述した図1と同じまたは同等部分には同一符号を付してある。
演算装置30の対象期間変更部37は、対象期間Tcの期間長を変更する機能を有している。
位置計算部35は、移動有無判定部36により送信端末10の移動なしと判定された場合には最大受信電界強度に基づき端末位置を計算し、送信端末10の移動ありと判定された場合には、記憶部34で記憶している受信電界強度のうち最新の受信電界強度に基づき端末位置を計算する機能を有している。
本実施の形態にかかる位置検知システム1におけるこの他の構成については、第1の実施の形態と同様であり、ここでの詳細な説明は省略する。
次に、図24を参照して、本実施の形態にかかる位置検知システム1の動作について説明する。図24は、第3の実施の形態にかかる演算装置での対象期間変更処理を示すフローチャートである。
受信端末20の受信部22は、アンテナ21を介して送信端末10からの電波を受信し、その電波を復調して送信IDと加速度データとを抽出するとともに、当該電波の受信電界強度を計測し、さらにその計測時刻を取得する。
演算装置30の端末制御部31により、各受信端末20からの受信結果データを受信し、記憶部34へ順次格納する。
これにより、これ以降の位置計算処理や対象期間変更処理において、変更後の対象期間Tc’が用いられる。
次に、図26を参照して、本実施の形態にかかる位置検知システムの動作例について説明する。図26は、第3の実施の形態にかかる位置計算動作の動作例を示す説明図である。
ここでは、4つの受信端末RX1,RX2,RX3,RX4が設置されており、時刻T1〜T5ごとに、受信電界強度RSが計測されている。
現在時刻がT5以降である場合、変更前の対象期間Tcは、時刻T1〜T5に設定されている。
したがって、対象期間変更部37は、時刻T1〜T5の対象期間Tc内に受信された加速度データAC1〜AC5に基づいて、対象期間Tcにおける送信端末TX1の移動速度Vを計算し、新たな対象期間長Tc’に変更する。ここで、移動速度Vが大きくなった場合、元の対象期間Tcより短い、時刻T3〜T5が対象期間Tc’となる。
具体的には、受信端末RX1については、RS13がRS1maxとして選択され、受信端末RX2については、RS24がRS2maxとして選択され、受信端末RX3については、RS34がRS3maxとして選択され、受信端末RX4については、RS45がRS4maxとして選択される。
位置計算部35は、このようにして選択したRS13、RS24、RS34、RS45から、端末位置を計算することになる。
次に、本発明の第4の実施の形態にかかる位置検知システムについて説明する。
第2の実施の形態では、送信端末10から通知された加速度データに基づいて、演算装置30で送信端末10の移動距離Lを計算し、この移動距離Lに基づいて送信端末10の移動有無を判定する場合を例として説明した。
本実施の形態では、送信端末10で加速度データを計測して移動距離Lまたは移動速度Vからなる判定要素データを計算し、演算装置30で送信端末10から通知された判定要素データに基づいて送信端末10の移動有無を判定する場合について説明する。
演算装置30の端末制御部31により、各受信端末20からの受信結果データを受信し、記憶部34へ順次格納する。
この後、移動有無判定部36は、記憶部34の受信結果データから判定要素データを取得し、送信端末10の移動有無判定を行う。この判定方法については前述した第2の実施の形態と同様の方法を用いればよい。
このように、本実施の形態は、送信端末10で移動距離Lまたは移動速度Vからなる判定要素データを計算し、演算装置30で送信端末10から通知された判定要素データに基づいて送信端末10の移動有無を判定するようにしたので、より正確に移動距離Lまたは移動速度Vを計算できる。通常、送信端末10の電力消費を抑制するため、電波の送信間隔は秒単位となるため、この送信間隔で得られた加速度データから計算した移動距離には、ある程度の誤差が含まれる。本実施の形態によれば、送信間隔より短い周期で加速度データを取得して移動距離Lを計算できるため、より正確に移動距離Lを計算できる。したがって、移動有無を精度良く判定でき、結果として位置検知精度を改善できる。
次に、本発明の第5の実施の形態にかかる位置検知システムについて説明する。
第4の実施の形態では、送信端末10で移動距離Lまたは移動速度Vからなる判定要素データを計算して電波で送信し、演算装置30で送信端末10から通知された判定要素データに基づいて送信端末10の移動有無を判定する場合を例として説明した。本実施の形態では、送信端末10で加速度データを計測して、送信端末10自身の移動有無を判定し、その判定結果を電波で送信する場合について説明する。
演算装置30の端末制御部31により、各受信端末20からの受信結果データを受信し、記憶部34へ順次格納する。この後、移動有無判定部36は、記憶部34の受信結果データから移動有無判定データを取得し、送信端末10の移動有無判定を行う。
これにより、演算装置30の移動有無判定部36での判定処理を簡素化することができる。
このように、本実施の形態は、送信端末10で移動有無を判定し、演算装置30で送信端末10から通知された移動有無判定データに基づいて送信端末10の移動有無を判定するようにしたので、送信端末10の移動有無を精度良く判定でき、結果として位置検知精度を改善できる。
次に、本発明の第6の実施の形態にかかる位置検知システムについて説明する。
第2の実施の形態では、送信端末10から通知された加速度データに基づいて、演算装置30で送信端末10の移動距離Lを計算し、この移動距離Lに基づいて送信端末10の移動有無を判定する場合を例として説明した。
本実施の形態では、送信端末10が人に取り付けられることを前提として、送信端末10で加速度データを計測して歩行の有無を判定し、演算装置30で送信端末10から通知された歩行有無判定データに基づいて送信端末10の移動有無を判定する場合について説明する。
演算装置30の端末制御部31により、各受信端末20からの受信結果データを受信し、記憶部34へ順次格納する。
この後、移動有無判定部36は、記憶部34の受信結果データから歩行有無判定データを取得し、送信端末10の移動有無判定を行う。
このように、本実施の形態は、送信端末10で歩行有無を判定し、演算装置30で送信端末10から通知された歩行有無判定データに基づいて送信端末10の移動有無を判定するようにしたので、特に送信端末10が人に取り付けられるアプリケーションにおいて、送信端末10の移動有無を精度良く判定でき、結果として位置検知精度を改善できる。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
Claims (10)
- 一定の送信間隔で電波を送信する送信端末と、
この送信端末からの前記電波を受信して受信電界強度を計測する複数の受信端末と、
これら受信端末で得られた前記受信電界強度を順次記憶する記憶部と、この記憶部に記憶されている前記受信電界強度に基づいて前記送信端末の端末位置を計算する位置計算部と、端末位置計算の対象となる対象期間における前記送信端末の移動速度を計算し、得られた前記移動速度に応じて前記対象期間の長さを変更する対象期間変更部とを有する演算装置とを備え、
前記位置計算部は、前記記憶部で記憶している前記受信電界強度のうち、前記対象期間内に得られた受信電界強度の最大受信電界強度を当該受信端末ごとに選択し、これら最大受信電界強度から前記端末位置を計算する
ことを特徴とする位置検知システム。 - 請求項1に記載の位置検知システムにおいて、
前記送信端末は、加速度センサにより計測した加速度データを前記電波により順次送信し、
前記受信端末は、前記電波により前記加速度データを受信し、
前記記憶部は、前記受信端末で得られた前記加速度データを順次記憶し、
前記対象期間変更部は、前記記憶部で記憶している前記加速度データのうち、前記対象期間に得られた加速度データから前記移動速度を計算する
ことを特徴とする位置検知システム。 - 一定の送信間隔で電波を送信する送信端末と、
この送信端末からの前記電波を受信して受信電界強度を計測する複数の受信端末と、
これら受信端末で得られた前記受信電界強度を順次記憶する記憶部と、端末位置計算の対象となる対象期間における前記送信端末の移動有無を判定する移動有無判定部と、前記移動有無判定部により前記送信端末の移動なしと判定された場合には、前記記憶部で記憶している前記受信電界強度のうち、前記対象期間内に得られた受信電界強度の最大受信電界強度を前記受信端末ごとに選択し、これら最大受信電界強度に基づいて前記送信端末の端末位置を計算し、前記送信端末の移動ありと判定された場合には、前記記憶部で記憶している前記受信電界強度のうち最新の受信電界強度に基づき前記端末位置を計算する位置計算部とを有する演算装置とを備え、
前記送信端末は、加速度センサにより計測した加速度データを順次保持し、これら加速度データに基づいて前記対象期間における自己の移動距離または移動速度からなる判定要素データを計算し、得られた前記判定要素データを前記電波により順次送信し、
前記受信端末は、前記電波により前記判定要素データを受信し、
前記記憶部は、前記受信端末で得られた前記判定要素データを順次記憶し、
前記移動有無判定部は、前記記憶部で記憶している前記判定要素データに基づき前記送信端末の移動有無を判定する
ことを特徴とする位置検知システム。 - 一定の送信間隔で電波を送信する送信端末と、
この送信端末からの前記電波を受信して受信電界強度を計測する複数の受信端末と、
これら受信端末で得られた前記受信電界強度を順次記憶する記憶部と、端末位置計算の対象となる対象期間における前記送信端末の移動有無を判定する移動有無判定部と、前記移動有無判定部により前記送信端末の移動なしと判定された場合には、前記記憶部で記憶している前記受信電界強度のうち、前記対象期間内に得られた受信電界強度の最大受信電界強度を前記受信端末ごとに選択し、これら最大受信電界強度に基づいて前記送信端末の端末位置を計算し、前記送信端末の移動ありと判定された場合には、前記記憶部で記憶している前記受信電界強度のうち最新の受信電界強度に基づき前記端末位置を計算する位置計算部とを有する演算装置とを備え、
前記送信端末は、加速度センサにより計測した加速度データを順次保持し、これら加速度データに基づいて前記対象期間における自己の移動有無を判定し、この判定結果を示す判定データを前記電波により順次送信し、
前記受信端末は、前記電波により前記判定データを受信し、
前記記憶部は、前記受信端末で得られた前記判定データを順次記憶し、
前記移動有無判定部は、前記記憶部で記憶している前記判定データに基づき前記送信端末の移動有無を判定する
ことを特徴とする位置検知システム。 - 請求項3または請求項4に記載の位置検知システムにおいて、
前記演算装置は、前記対象期間における前記送信端末の移動速度を計算し、得られた前記移動速度に応じて前記対象期間の長さを変更する対象期間変更部をさらに有する
ことを特徴とする位置検知システム。 - 送信端末が、一定の送信間隔で電波を送信するステップと、
複数の受信端末が、前記送信端末からの前記電波を受信して受信電界強度を計測するステップと、
演算装置の記憶部が、前記受信端末で得られた前記受信電界強度を順次記憶するステップと、
前記演算装置の位置計算部が、前記記憶部に記憶されている前記受信電界強度に基づいて前記送信端末の端末位置を計算する位置計算ステップと、
前記演算装置の対象期間変更部が、端末位置計算の対象となる対象期間における前記送信端末の移動速度を計算し、得られた前記移動速度に応じて前記対象期間の長さを変更する対象期間変更ステップとを備え、
前記位置計算ステップは、前記記憶部で記憶している前記受信電界強度のうち、前記対象期間内に得られた受信電界強度の最大受信電界強度を当該受信端末ごとに選択し、これら最大受信電界強度から前記端末位置を計算する
ことを特徴とする位置検知方法。 - 請求項6に記載の位置検知方法において、
前記送信端末が、加速度センサにより計測した加速度データを前記電波により順次送信するステップと、
前記受信端末が、前記電波により前記加速度データを受信するステップと、
前記記憶部が、前記受信端末で得られた前記加速度データを順次記憶するステップとをさらに備え、
前記対象期間変更ステップは、前記記憶部で記憶している前記加速度データのうち、前記対象期間に得られた加速度データから前記移動速度を計算する
ことを特徴とする位置検知方法。 - 送信端末が、一定の送信間隔で電波を送信するステップと、
前記送信端末が、加速度センサにより計測した加速度データを順次保持し、これら加速度データに基づいて端末位置計算の対象となる対象期間における自己の移動距離または移動速度からなる判定要素データを計算し、得られた前記判定要素データを前記電波により順次送信するステップと、
複数の受信端末が、前記送信端末からの前記電波を受信して受信電界強度を計測するステップと、
前記受信端末が、前記電波により前記判定要素データを受信するステップと、
演算装置の記憶部が、前記受信端末で得られた前記受信電界強度と前記判定要素データを順次記憶するステップと、
前記演算装置の移動有無判定部が、前記記憶部で記憶している前記判定要素データに基づき、前記対象期間における前記送信端末の移動有無を判定する移動有無判定ステップと、
前記演算装置の位置計算部が、前記移動有無判定ステップにより前記送信端末の移動なしと判定された場合には、前記記憶部で記憶している前記受信電界強度のうち、前記対象期間内に得られた受信電界強度の最大受信電界強度を前記受信端末ごとに選択し、これら最大受信電界強度に基づいて前記送信端末の端末位置を計算し、前記送信端末の移動ありと判定された場合には、前記記憶部で記憶している前記受信電界強度のうち最新の受信電界強度に基づき前記端末位置を計算する位置計算ステップと
を備えることを特徴とする位置検知方法。 - 送信端末が、一定の送信間隔で電波を送信するステップと、
前記送信端末が、加速度センサにより計測した加速度データを順次保持し、これら加速度データに基づいて端末位置計算の対象となる対象期間における自己の移動有無を判定し、この判定結果を示す判定データを前記電波により順次送信するステップと、
複数の受信端末が、前記送信端末からの前記電波を受信して受信電界強度を計測するステップと、
前記受信端末が、前記電波により前記判定データを受信するステップと、
演算装置の記憶部が、前記受信端末で得られた前記受信電界強度と前記判定データを順次記憶するステップと、
前記演算装置の移動有無判定部が、前記記憶部で記憶している前記判定データに基づき前記送信端末の移動有無を判定する移動有無判定ステップと、
前記演算装置の位置計算部が、前記移動有無判定ステップにより前記送信端末の移動なしと判定された場合には、前記記憶部で記憶している前記受信電界強度のうち、前記対象期間内に得られた受信電界強度の最大受信電界強度を前記受信端末ごとに選択し、これら最大受信電界強度に基づいて前記送信端末の端末位置を計算し、前記送信端末の移動ありと判定された場合には、前記記憶部で記憶している前記受信電界強度のうち最新の受信電界強度に基づき前記端末位置を計算する位置計算ステップと
を備えることを特徴とする位置検知方法。 - 請求項8または請求項9に記載の位置検知方法において、
前記演算装置の対象期間変更部が、前記対象期間における前記送信端末の移動速度を計算し、得られた前記移動速度に応じて前記対象期間の長さを変更する対象期間変更ステップをさらに備えることを特徴とする位置検知方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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