JP5586263B2 - 角形電池及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、角形電池及びその製造方法に関するものである。
近年、電子機器の発達に伴い、小型で軽量かつエネルギー密度が高く、更に繰り返し充放電が可能な非水電解質二次電池としてリチウム二次電池が発達してきた。また、最近では、ハイブリッド車や電気自動車に搭載する車載用二次電池、電力平準化に使用される電力貯蔵用二次電池として好適な、急速充電および高出力放電が可能な非水電解質二次電池の開発が要望されている。
特許文献1の角形密閉電池の製造方法は、ニッケル−水素二次電池のようなアルカリ二次電池に専ら用いられるものである。特許文献1では、外装缶の開口端と蓋板との嵌合部をレーザ溶接することにより嵌合部を封口する際、蓋板として、周側面がテーパ面になっている蓋板を用いる。
特許文献2の密閉型電池では、ケース本体の開口部の内周縁が、蓋を受けるよう外開きの穴側のテーパとして形成され、かつ蓋の外周が、開口部のテーパに嵌め込まれる軸側のテーパとして形成される。両テーパは、蓋をケース本体の開口部に嵌め込んだときに蓋とケース本体との接合のための溶接を蓋の上面に向かう方向から行い得るテーパである。特許文献2では、蓋がケース本体の開口部に嵌め込まれた状態で、蓋とケース本体との接合部が蓋の上面に向かう方向から溶接される。
特許文献1,2で用いられる蓋は、外周面がテーパ面で、フランジを持たない。このような形状の蓋に電極端子をかしめ固定すると、かしめ加工により蓋が変形した場合に、ケース内における蓋の位置がばらつきやすくなる。蓋の位置がばらつくと、電池寸法だけではなく、蓋に設けられた電極端子の高さにもバラツキが生じる。その結果、単電池同士を電気的に接続して組電池を構成するため、単電池間の電極端子を溶接により接続する際、電極端子の高さが単電池間で異なるゆえに溶接不良を生じ易く、溶接の歩留が低下する。
また、かしめ加工により蓋が変形すると、蓋とケースとの嵌合性が低下し、ケースと蓋との間に隙間を生じ易いため、蓋とケースとの溶接における溶接歩留まりも低下する。
特許文献3の図2には、フランジを有する蓋体を用いた密閉電池が記載されている。しかしながら、特許文献3では、電極端子が蓋体に絶縁材を介してハーメティックシールされているため、かしめ固定による蓋体の変形の問題がそもそも生じない。
特開平9−7557号公報 特開平10−144268号公報 特開2000−156219号公報
本発明の目的は、かしめ固定で取り付けられた電極端子を有する蓋を備えた角形電池及びその製造方法における溶接歩留まりを向上することである。
本発明に係る角形電池の製造方法は、有底角筒形状の金属製容器と、前記容器内に収納される正極および負極と、前記容器の開口部に配置される蓋と、前記蓋にかしめ固定され、かつ前記正極または前記負極と電気的に接続される端子とを備える角形電池の製造方法であって、
前記蓋は、前記容器の前記開口部内に位置する底部と、前記底部よりも上部に位置し、かつ前記底部よりも外側に突き出た段部と、前記端子がかしめ固定される貫通孔と、前記蓋の長辺方向の側面における前記貫通孔と対応する部分に凹みとを有し、
前記正極及び前記負極が収納された前記容器の前記開口部内に前記蓋の前記底部を配置すると共に、前記蓋の前記段部を前記容器の前記開口部の上端に配置する工程と、
前記蓋の前記段部と前記容器の前記開口部の上端とが重ね合わされた面と垂直方向からレーザを照射することにより、前記蓋の前記段部を前記容器の前記開口部の上端にレーザ溶接する工程とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、かしめ固定で取り付けられた電極端子を有する蓋を備えた角形電池及びその製造方法における溶接歩留まりを向上することができる。
(a)第1の実施形態の角形電池の上面図、(b)当該角形電池を長辺方向に切断した際の要部の断面図、(c)当該角形電池を短辺方向に切断した際の要部の断面図。 (a)第2の実施形態の角形電池の上面図、(b)当該角形電池を長辺方向に切断した際の要部の断面図、(c)当該角形電池を短辺方向に切断した際の要部の断面図。 (a)図2の角形電池で用いる蓋の上面図、(b)当該蓋を長辺方向に切断した際の断面図、(c)当該蓋を短辺方向に切断した際の断面図。 (a)図2の角形電池で用いる封口部材の上面図、(b)当該封口部材を長辺方向に切断した際の断面図、(c)当該封口部材を短辺方向に切断した際の断面図。 比較例1の角形電池で用いる蓋の上面図。 比較例1の角形電池で用いる封口部材の上面図。 (a)比較例1の角形電池の上面図、(b)比較例1の角形電池を長辺方向に切断した際の断面図、(c)比較例1の角形電池を短辺方向に切断した際の断面図。 比較例2の角形電池で用いる蓋の上面図。 比較例2の角形電池で用いる封口部材の上面図。 (a)比較例2の角形電池の上面図、(b)比較例2の角形電池を長辺方向に切断した際の断面図、(c)比較例2の角形電池を短辺方向に切断した際の断面図。
以下、本発明の実施形態に係わる電池を図面を参照して説明する。なお、本発明は、これら実施形態に限られるものではない。
(第1の実施形態)
第1の実施形態は、角型非水電解質電池である。図1に示すように、この電池は、容器1と、容器1内に収納される電極群2と、容器1内に収容される非水電解液(図示しない)と、容器1の開口部を塞ぐ蓋3と、蓋3に設けられた正極端子4並びに負極端子5とを有する。容器1は、有底角筒形状をなし、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、鉄あるいはステンレスなどの金属から形成された外装缶である。
電極群2は、正極(図示しない)と、負極(図示しない)と、正極及び負極の間に配置されるセパレータ(図示しない)とを含む。電極群2は、扁平形状を有し、例えば、正極と負極との間にセパレータを挟んで渦巻状に捲回した後、全体を扁平形状に加圧成形することにより作製される。
図1(b)に示すように、蓋3の底部6は、底面から段部7までの厚さで規定される部分で、容器1の開口部内に配置されている。蓋3における底部6よりも上方に位置する部分は、底部よりも外側に突き出した段部7(以下、フランジ部7と称す)である。また、蓋3は、外面側(上面側)に凸状に張り出した正極端子4と、負極端子5がカシメ固定される貫通孔8とを有する。蓋3は、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、鉄あるいはステンレスなどの金属から形成される。蓋3と容器1は、同じ種類の金属から形成されることが望ましい。
図1の(b),(c)に示すように、負極端子5は、リベット形状をしており、具体的には、頭部5aと、頭部5aから延出した軸部5bとを有する。負極端子5は、蓋3の貫通孔8に絶縁ガスケット9を介してかしめ固定されている。
矩形の絶縁板10は、蓋3の底面に配置されている。また、絶縁板10は、貫通孔を有し、その貫通孔に負極端子5の軸部5bがかしめ固定されている。
矩形の負極リード11は、絶縁板10の下面に配置されている。また、負極リード11は、貫通孔を有し、その貫通孔に負極端子5の軸部5bがかしめ固定されている。
負極タブ12は、一端が電極群2の負極と電気的に接続され、かつ他端が負極リード11と電気的に接続されている。このような構造を有することにより、電極群2の負極は、負極タブ12と負極リード11を通して負極端子5と電気的に接続される。
負極端子5、負極リード11及び負極タブ12は、導電材料から形成され、その材質は負極活物質の種類に合わせて変更される。負極活物質がチタン酸リチウムの場合、アルミニウムもしくはアルミニウム合金を使用することができる。
矩形の正極リード13は、蓋3の底面に固定されることにより正極端子4と電気的に接続されている。正極タブ14は、一端が電極群2の正極と電気的に接続され、かつ他端が正極リード13と電気的に接続されている。このような構造を有することにより、電極群2の正極は、正極タブ14と正極リード13を通して正極端子4と電気的に接続される。
正極リード13と正極タブ14は、導電材料から形成され、その材質は、正極活物質の種類により変更されるものではあるが、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金を使用することができる。
蓋3は、底部6が容器1の開口部内に配置され、かつフランジ部7の底部6との段差が開口部の上端1aに配置されている。蓋3のフランジ部7は、容器1の開口部の上端1aにレーザシーム溶接され、これにより容器1が蓋3で気密に封止される。
以下、第1の実施形態の角形電池の製造方法を説明する。
まず、容器1内に、電極群2及びその他必要な部材を収納する。また、蓋3の貫通孔8に絶縁ガスケット9を挿入した後、負極端子5の軸部5bを絶縁ガスケット9、絶縁板10及び負極リード11に挿入し、負極端子5の軸部5bをカシメ加工により拡径変形させる。これにより、蓋3の貫通孔8に負極端子5の軸部5bが絶縁ガスケット9を介してかしめ固定されると共に、負極端子5の軸部5bに絶縁板10及び負極リード11がかしめ固定される。
電極群2の正極と蓋3の正極端子4とを正極タブ14で電気的に接続すると共に、電極群2の負極と蓋3の負極端子5とを負極タブ12で電気的に接続する。電気的接続の方法は、例えば、レーザ溶接、超音波接合、抵抗溶接等を挙げることができる。
次いで、蓋3の底部6を容器1の開口部内に挿入すると共に、蓋3のフランジ部7の段差を開口部の上端1aに配置する。溶接用器具15からレーザ光を蓋3のフランジ部7に照射し、レーザシーム溶接を行う。照射の方向Lは、容器1の開口部の上端1aに蓋3の段部7を重ね合わせた面と垂直になるようにする。その結果、蓋3のフランジ部7が容器1の開口部の上端1aにレーザシーム溶接される。
蓋3に負極端子5をかしめ固定する際、負極端子5が軸方向に加圧されて拡径変形するだけでなく、その加圧力が貫通孔8の周囲に加わるため、蓋3の長辺側面が貫通孔8に対応する箇所を中心にして外側に湾曲する。このように変形した蓋3の底部6を容器1の開口部内に挿入すると、両者が密着せず、蓋3の底部6と容器1の開口部の内面との間に隙間が生じる。蓋3のフランジ部7は、四辺とも容器1の開口部の上端1aに配置され、フランジ部7が容器1の開口部を覆うため、蓋3の底部6と容器1の開口部の内面との間の隙間が外部に露出しない。フランジ部7と容器1の開口部の上端との重ね合わせ面に対して垂直方向からレーザを照射して溶接することにより、隙間が原因の溶接不良を低減することができ、容器1を蓋3で気密性良く封止することができる。また、蓋3のフランジ部7を容器1の開口部の上端に配置するだけで容器1に対する蓋3の位置を決めることができるため、電池の総高さや正負極端子の高さ等の寸法の製品毎のばらつきを小さくすることができる。
また、容器1の開口部の上端1aに蓋3のフランジ部7を重ね合せ、フランジ部7と容器1との重ね合わせ面に対して垂直方向となるフランジ部7の上面からレーザを照射する、いわゆる上打ちを行うことによって、容器1の肉厚程度の溶け込み深さでクラック防止とスプラッシュ低減を達成することができるため、十分な耐圧強度を得ることができる。例えば、容器1の肉厚(缶厚)が0.5mmの場合、0.5mm程度の溶け込みが必要であるが、蓋3と容器1との溶接部における耐圧強度は、容器1の肉厚および蓋3に設けられる安全弁の作動圧により調整可能なものであって容器1の肉厚以上の溶け込みが必ず必要と言う訳ではないため、0.5mm以下の溶け込み深さでよいことになる。また、上打ちの場合、溶接装置が2軸制御で可能となり、加工速度を上げやすく、設備コストを抑制できる。
一方、蓋3のフランジ部7と容器1の開口部の上端1aとの重ねあわせ面に対し、水平方向から溶接する、いわゆる横打ちの場合、容器1の肉厚未満の溶け込み深さでは、フランジ部7が完全溶け込みにならず、クラックが発生しやすいという問題がある。すなわち、容器1の肉厚以上の溶け込みが必要となる。例えば、容器1の肉厚が0.5mmの場合、0.5mm以上の溶け込みが必要となる。また、横打ちの場合、溶接装置が3軸制御となり、加工速度を上げにくく、設備コストが高くなる。
よって、レーザの照射方向を、フランジ部7と容器1との重ね合わせ面に対して垂直方向にするのは、重ね合わせ面に対して水平方向からレーザ照射する場合に比して、溶け込み深さを浅くしやすいため、レーザ出力を低く設定することが容易であり、スプラッシュ発生量抑制および加工速度向上の点で有利である。
レーザ溶接後、蓋3に設けられた電解液の注液口(図示しない)から電解液を注液後、注液口を封止蓋(図示しない)で封止することにより、溶接歩留まりが向上された角形非水電解質電池が得られる。
蓋3のフランジ部7の厚さTは、容器1の肉厚以下にすることが望ましく、さらに好ましい範囲は0.5mm以下である。これにより、上打ち溶接で必要とするフランジ部7の完全溶け込み深さを、容器1の肉厚よりも薄い、例えば0.5mm以下にすることができるため、レーザ出力を低くすることが可能となる。
蓋3の総厚さ(底部6とフランジ部7の合計厚さ)及び容器1の肉厚は、フランジ部7の厚さT以上であれば、特に限定されない。
溶接で使用するレーザ光線には、例えば、炭酸ガスレーザ、YAGレーザ等が採用される。
なお、負極活物質に炭素系材料を使用するリチウムイオン二次電池の場合、正極端子、正極リード、正極タブ等の材料は一般的に、アルミニウムあるいはアルミニウム合金が使用され、負極端子、負極リード、負極タブ等の材料は、銅、ニッケル、ニッケルメッキされた鉄などの金属が使用される。
第1の実施形態では、蓋3の一部を正極端子4として使用し、かつ負極端子5を蓋3にかしめ固定で取り付けたが、蓋3の一部を負極端子5として使用し、かつ正極端子4を蓋3にかしめ固定で取り付けても良い。あるいは、正負極端子4,5の双方を蓋3にかしめ固定で取り付けることも可能である。
(第2の実施形態)
第2の実施形態に係る角形非水電解質電池は、図2(a)〜(c)に例示され、蓋の形状と正極端子の取付方法が異なること以外は、第1の実施形態に係る角形非水電解質電池と同様な構造を有する。以下、第2の実施形態を図2〜図4を参照して説明するが、第1の実施形態で用いたのと同様な部材は同符号を付して説明を省略する。
図3(a)〜(c)に示すように、蓋3は、負極端子5がかしめ固定される貫通孔8と、正極端子4がかしめ固定される貫通孔16とを有する。図3(a)に示すように、蓋3の底部6の長辺方向の両側面のうち、貫通孔8,16を間に挟む部分17(4箇所)が凹んでいる。よって、底部6の短辺方向の幅は、貫通孔8,16を横切る部分17が他に比べて短くなっている。なお、蓋3のフランジ部7の長辺方向の両側面のうち、貫通孔8,16を間に挟む部分が凹んでいても良い。
図3(a)〜(c)に示す形状の蓋3に正負極端子4,5をかしめ固定によって取り付けたものが、図4(a)〜(c)に示す封口部材である。封口部材は、蓋3と、正負極端子4,5と、絶縁ガスケット9と、絶縁板10と、正負極リード13,11とを含む。
図4の(b),(c)に示すように、正極端子4は、リベット形状をしており、具体的には、頭部4aと、頭部4aから延出した軸部4bとを有する。正極端子4は、蓋3の貫通孔16に絶縁ガスケット9を介してかしめ固定されている。また、正極端子4の軸部4bに、蓋3の底面に配置された矩形の絶縁板10と、絶縁板10の下面に配置された矩形の正極リード13がかしめ固定されている。このような構造を有することにより、電極群2の正極は、正極タブ14と正極リード13を通して正極端子4と電気的に接続される。
図4(a)〜(c)に示すように蓋3に正負極端子4,5をかしめ固定すると、蓋3が変形し、蓋3の長辺側面が貫通孔8,16に対応する4箇所17を中心にして外側に湾曲しようとするが、当該箇所17は変形量を見越して予め凹んでいるため、湾曲度合いを少なくすることができる。その結果、隙間が原因の溶接不良を低減することができると共に、蓋3の変形量が少なくなることから、電池の総高さや正負極端子の高さ等の寸法の製品毎のばらつきをさらに小さくすることができる。角形電池から組電池を組み立てるには、蓋3に設けられた正負極端子4,5にバスバーをレーザ溶接する必要がある。第2の実施形態によれば、電池高さのバラツキを少なくすることができるため、組電池製造の際のレーザ溶接の歩留を向上することができる。
なお、第1,第2の実施形態で用いる蓋は、底部よりも上部に位置する部分を全てフランジ部としたが、この形状に限定されるものではなく、例えば、フランジ部の上面にフランジ部よりも小面積の段部を設けることも可能である。
以下、第1〜第2の実施形態で用いた正極、負極、セパレータ及び電解液について説明する。
正極は、例えば、正極活物質を含むスラリーをアルミニウム箔もしくはアルミニウム合金箔からなる集電体に塗着することにより作製される。正極活物質としては、特に限定されるものではないが、リチウムを吸蔵放出できる酸化物や硫化物、ポリマーなどが使用できる。好ましい活物質としては、高い正極電位が得られるリチウムマンガン複合酸化物、リチウムニッケル複合酸化物、リチウムコバルト複合酸化物、リチウム燐酸鉄等が挙げられる。また、負極は、負極活物質を含むスラリーをアルミニウム箔もしくはアルミニウム合金箔からなる集電体に塗着することにより作製される。負極活物質としては、特に限定されるものではないが、リチウムを吸蔵放出できる金属酸化物、金属硫化物、金属窒化物、合金等が使用でき、好ましくは、リチウムイオンの吸蔵放出電位が金属リチウム電位に対して0.4V以上貴となる物質である。このようなリチウムイオン吸蔵放出電位を有する負極活物質は、アルミニウムもしくはアルミニウム合金とリチウムとの合金反応を抑えられることから、負極集電体および負極関連構成部材へのアルミニウムもしくはアルミニウム合金の使用を可能とする。たとえば、チタン酸化物、リチウムチタン酸化物、タングステン酸化物、アモルファススズ酸化物、スズ珪素酸化物、酸化珪素などがあり、中でもリチウムチタン複合酸化物が好ましい。セパレータとしては、微多孔性の膜、織布、不織布、これらのうち同一材または異種材の積層物等を用いることができる。セパレータを形成する材料としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合ポリマー、エチレン−ブテン共重合ポリマー等を挙げることができる。
電解液は、非水溶媒に電解質(例えば、リチウム塩)を溶解させることにより調製された非水電解液が用いられる。非水溶媒としては、例えば、エチレンカーボネート(EC)、プロピレンカーボネート(PC)、ブチレンカーボネート(BC)、ジメチルカーボネート(DMC)、ジエチルカーボネート(DEC)、エチルメチルカーボネート(EMC)、γ−ブチロラクトン(γ−BL)、スルホラン、アセトニトリル、1,2−ジメトキシエタン、1,3−ジメトキシプロパン、ジメチルエーテル、テトラヒドロフラン(THF)、2−メチルテトラヒドロフラン等を挙げることができる。非水溶媒は、単独で使用しても、2種以上混合して使用してもよい。電解質としては、例えば、過塩素酸リチウム(LiClO4)、六フッ過リン酸リチウム(LiPF6)、四フッ化ホウ酸リチウム(LiBF4)、六フッ化砒素リチウム(LiAsF6)、トリフルオロメタスルホン酸リチウム(LiCF3SO3)等のリチウム塩を挙げることができる。電解質は単独で使用しても、2種以上混合して使用してもよい。電解質の非水溶媒に対する溶解量は、0.2mol/L〜3mol/Lとすることが望ましい。
以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
(実施例1)
角形非水電解質電池を、第1の実施形態の方法で20個製造した。なお、角形非水電解質電池は、正極端子4を蓋3に図2に示すかしめ固定で取り付けること以外は、図1に示す構造を有する。また、容器1には、JIS規格のA3003のアルミニウム合金からなり、板厚が0.5mmのものを使用した。蓋3には、JIS規格のA3003のアルミニウム合金からなり、フランジ部7の厚さが0.2mmで、総厚さが1.1mmのものを使用した。
(実施例2)
フランジ部7の厚さを0.4mmに変更すること以外は、実施例1と同様にして角形非水電解質電池を20個製造した。
(比較例1)
図5に示すように、フランジ部7を設けない蓋3を用いた。この蓋3の貫通孔16,8に正負極端子4,5をかしめ固定すると、図6に示すように、蓋3の長辺方向の両側面のうち貫通孔16,8と対応する箇所が外側に湾曲した。両側面が歪に変形した蓋3を容器1の開口部内に嵌め込んだ。次いで、図7(b)に示すように、溶接用器具15からレーザ光を、蓋3の側面と容器1の開口部の内面との重ね合わせ面と平行に照射し、レーザシーム溶接を行った。
上記以外は、実施例1と同様にして角形非水電解質電池を20個製造した。
実施例1,2及び比較例1の電池について、レーザ溶接後の蓋3の上面における場所による高さの差平均(母数n=20)を測定した。高さを測定する場所は、蓋3の中央部(例えば図7(a)に示すC部)、蓋3の長辺方向の片端(例えば図7(a)に示すA部)、もう一方の端部(例えば図7(a)に示すB部)の三点とした。蓋3の中央部Cの高さを基準とし、この高さとA部及びB部の高さとを比較した。A部及びB部の高さが、基準の高さよりも低い場合、その差分をマイナスの値で表1に表示し、基準の高さよりも高い場合、その差分をプラスの値で表1に表示した。
Figure 0005586263
表1から明らかな通り、フランジ部を持たない蓋を用いた比較例1によると、蓋中央部Cの高さを基準とした際に両端部A,Bの高さが0.1mm程度低くなっており、中央部Cが凸状になる。また、図7(a)に示すように、蓋3の側面の形状が容器1の開口部の形状と一致していないため、蓋3と容器1との間に隙間が存在した。
これに対し、フランジ部を有する蓋を用いた実施例1,2では、フランジ部の厚さが0.2mmの実施例1および0.4mmの実施例2の両方においてA、B部の高さが±0.01mmの範囲内に収まっており、良好である。
(比較例2)
図8に示すように、長辺側面のうち、貫通孔8,16と対応する4箇所18が内側に凹み、かつフランジ部7を設けない蓋3を用いた。この蓋3の貫通孔16,8に正負極端子4,5をかしめ固定すると、図9に示すように、蓋3の長辺方向の両側面のうち貫通孔16,8と対応する箇所が外側にやや湾曲した。両側面が歪に変形した蓋3を容器1の開口部内に嵌め込んだ。次いで、図10(b)に示すように、溶接用器具15からレーザ光を、蓋3の側面と容器1の開口部の内面との重ね合わせ面と平行に照射し、レーザシーム溶接を行った。
上記以外は、実施例1と同様にして角形非水電解質電池を製造したところ、図10(a)に示すように、容器1の開口部と蓋3の側面との間に隙間が存在したため、溶接不良が生じた。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]有底角筒形状の金属製容器と、前記容器内に収納される正極および負極と、前記容器の開口部に配置される蓋と、前記蓋にかしめ固定され、かつ前記正極または前記負極と電気的に接続される端子とを備える角形電池の製造方法であって、前記蓋は、前記容器の前記開口部内に位置する底部と、前記底部よりも上部に位置し、かつ前記底部よりも外側に突き出た段部とを有し、前記正極及び前記負極が収納された前記容器の前記開口部内に前記蓋の前記底部を配置すると共に、前記蓋の前記段部を前記容器の前記開口部の上端に配置する工程と、前記蓋の前記段部と前記容器の前記開口部の上端とが重ね合わされた面と垂直方向からレーザを照射することにより、前記蓋の前記段部を前記容器の前記開口部の上端にレーザ溶接する工程とを備えることを特徴とする角形電池の製造方法。
[2]前記蓋の前記段部の厚さが、前記容器の肉厚以下であることを特徴とする[1]記載の角形電池の製造方法。
[3]前記蓋は、前記端子がかしめ固定される貫通孔を有し、前記蓋の長辺方向の側面における前記貫通孔と対応する部分に凹みを有することを特徴とする[1]または[2]記載の角形電池の製造方法。
[4][1]〜[3]いずれかに記載の方法で製造されることを特徴とする角形電池。
1…容器、1a…開口部の上端、2…電極群、3…蓋、4…正極端子、5…負極端子、6…底部、7…フランジ部、8,16…貫通孔、9…絶縁ガスケット、10…絶縁板、11…負極リード、12…負極タブ、13…正極リード、14…正極タブ、15…溶接用器具。

Claims (3)

  1. 有底角筒形状の金属製容器と、前記容器内に収納される正極および負極と、前記容器の開口部に配置される蓋と、前記蓋にかしめ固定され、かつ前記正極または前記負極と電気的に接続される端子とを備える角形電池の製造方法であって、
    前記蓋は、前記容器の前記開口部内に位置する底部と、前記底部よりも上部に位置し、かつ前記底部よりも外側に突き出た段部と、前記端子がかしめ固定される貫通孔と、前記蓋の長辺方向の側面における前記貫通孔と対応する部分に凹みとを有し、
    前記正極及び前記負極が収納された前記容器の前記開口部内に前記蓋の前記底部を配置すると共に、前記蓋の前記段部を前記容器の前記開口部の上端に配置する工程と、
    前記蓋の前記段部と前記容器の前記開口部の上端とが重ね合わされた面と垂直方向からレーザを照射することにより、前記蓋の前記段部を前記容器の前記開口部の上端にレーザ溶接する工程とを備えることを特徴とする角形電池の製造方法。
  2. 前記蓋の前記段部の厚さが、前記容器の肉厚以下であることを特徴とする請求項1記載の角形電池の製造方法。
  3. 請求項1または請求項2記載の方法で製造されることを特徴とする角形電池。
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