JP5586077B2 - 水素ベースの化学反応による高用量注入後の剥離(hdis) - Google Patents
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Description
本発明の以下の詳細な説明では、本発明の完全な理解を提供することを目的として多数の具体的な実施形態を記載する。しかし、当業者には明らかなように、本発明は、これらの具体的な詳細なしでも、又は、代替の要素若しくはプロセスを用いても実施しうる。周知のプロセス、手順、及び構成要素は、本発明の特徴を不必要に曖昧にしないよう詳細には説明していない。
一般に元素水素を含む水素含有ガスが、プラズマ源内に導入される。一般に、プラズマ源に導入されるガスは、プラズマを形成すべくプラズマ源においてイオン化される化学活性種を含む。プラズマ源に導入されるガスには、四フッ化炭素、C2F6及びハイドロフルオロカーボンを含む他のフッ化炭素、元素フッ素、三フッ化窒素、六フッ化硫黄といったフッ素含有ガスが含まれる。特定の実施形態では、フッ素含有ガスは、四フッ化炭素である。特定の具体的な実施形態では、プラズマ源に導入されるガスは、約0.1乃至約3体積%の四フッ化炭素を含む。プラズマ源に導入されるガスには、二酸化炭素、一酸化炭素、二酸化窒素、酸化窒素、及び/又は水といった弱酸化剤が含まれてもよい。特定の実施形態では、弱酸化剤は二酸化炭素である。
RF、DC、及びマイクロ波に基づいたプラズマ源といった様々なタイプのプラズマ源を本発明に用いることができる。好適な実施形態では、ダウンストリームRFプラズマ源を用いる。一般に、300mmのウェハ用のRFプラズマ出力は、約300W乃至約10KWの範囲にある。ある実施形態では、RFプラズマ出力は、約1000W乃至2000Wである。
剥離プロセスには様々な不活性ガスを用いることができる。上述したように、不活性ガスは、プラズマ源の下流側で、且つ、シャワーヘッドの上流側で導入されてプラズマを混合する。特定の実施形態では、不活性ガスはアルゴン又はヘリウムである。具体的な実施形態では、不活性ガスはアルゴンである。しかし、窒素及びヘリウムを含む任意の不活性ガスを用いてよい。特定の実施形態では、不活性ガスの流量は、水素の流量の約0.15乃至10.0倍である。特定の具体的な実施形態では、不活性ガスの流量は、水素の流量の約1乃至3倍、又は、約2倍である。
不活性ガスの注入口は、様々なタイプのガス注入口のいずれであってもよく、プラズマとの混合を容易にするために複数のポート又はジェットを備えてもよい。注入ジェットの角度も、混合を最大化すべく最適化されうる。一実施形態では、少なくとも4つの不活性ガス用注入ジェットがある。別の実施形態では、16の注入ジェットがある。特定の具体的な実施形態では、注入ジェットの角度は、プラズマ源の底部から測定して、0度である。それにより、不活性ガスは、プラズマ源からシャワーヘッドアセンブリ(又は、シャワーヘッドアセンブリがない場合に、プロセスチャンバ)に入るプラズマの流れ方向に対して垂直に注入される。0度という角度は、ワークピース面に並行な方向にも対応する。他の注入角度を用いてもよいことは明らかであるが、多くの実施形態では、この角度は一般にワークピース面と並行である。
本発明の様々な実施形態では、プラズマガスは、シャワーヘッドアセンブリを介してワーク面に分配される。シャワーヘッドアセンブリは、ウェハへの中性種の流れに悪影響を及ぼすことなく一部の荷電種を引きつけるために接地されても、又は、例えば、0乃至1000Wのバイアスといった電圧が印加されてもよい。プラズマ中の多くの荷電種は、シャワーヘッドにおいて再結合する。アセンブリは、プラズマと不活性ガスの混合物を反応チャンバ内に導く複数の穴を有する金属プレートでありうるシャワーヘッドを含む。シャワーヘッドは、プラズマ源からの活性水素を広い面積に亘って再分配するので、小型のプラズマ源を用いることが可能となる。シャワーヘッドの穴の数と配置は、剥離レート及び剥離レート均一性を最適にすべく決められうる。プラズマ源がウェハの上方で中心に位置付けられる場合、シャワーヘッドの穴は、活性ガスを外側の領域に向けて押すようにシャワーヘッドの中心では小さく且つ数が少ないことが好適である。シャワーヘッドは、少なくとも100個の穴を有しうる。好適なシャワーヘッドには、カリフォルニア州サンホセのNovellus Systems社から入手可能であるGamma xPRシャワーヘッド又はGxTドロップインシャワーヘッドがある。
プロセスチャンバは、行われる剥離工程に適した任意の反応チャンバであってよい。プロセスチャンバは、複数のチャンバを有する装置のうちの1つのチャンバであっても、単に単一チャンバ装置であってもよい。プロセスチャンバは、異なるウェハが同時に処理される複数のステーションを含んでもよい。プロセスチャンバは、注入、エッチング、又はレジストを介在する他のプロセスが行われるチャンバと同じであってよい。別の実施形態では、剥離専用の別個のチャンバがある。プロセスチャンバの圧力は、約300mTorr乃至2Torrの範囲にありうる。特定の実施形態では、この圧力は、約0.9Torrr乃至1.1Torrの範囲にありうる。
好適な実施形態では、本発明の方法及び装置に用いるワークピースは、半導体ウェハである。任意のサイズのウェハを用いてよい。最近のウェハ製造施設は、200又は300mmのウェハが使用される。上に開示したように、本願に開示する方法及び装置は、エッチング、イオン注入、又は堆積といったプロセス工程後にフォトレジストを剥離する。本発明は、極小の構造、又は、100nm未満、65nm、又は45nm以下である限界寸法を有するウェハに適している。開示したようなHDISのシリコン損失が少ないという特徴は、高度ロジックデバイスの超浅接合に特に適している。本発明は、フロントエンド・オブ・ライン(FEOL)のイオン注入、特に、高用量のイオン注入が行われているウェハにも特に適している。
図3は、本発明の特定の実施形態による様々な工程を示すプロセスフロー図である。ウェハは反応チャンバ内でウェハ支持体上に位置付けられる。工程301において、水素含有ガスが、プラズマ源内に導入される。工程303において、そのガスからプラズマが発生する。プラズマ源に追加されるガスが多いほど、プラズマは、下流側に流れ、工程305において導入される不活性ガスと混合される。プラズマ内の一部の荷電種は結合して、活性化されているが中性の種を形成する。工程307において、活性種及び不活性ガスはともに、シャワーヘッドのフェースプレートを通り流れ、ウェハ表面上のフォトレジストと反応する。反応により、揮発性副生成物がもたらされ、これは、工程309において、真空ポンプによってプロセス領域から除去される。このプロセスは、異なるプロセスパラメータを用いて1回以上繰り返されうる。例えば、ウェハは、プロセスの反復の間に加熱されても冷却されてもよい。別の例では、異なる初期の水素含有ガスと不活性ガスの組成及び流量を用いてよい。複数の反復のうち少なくとも1回には、元素水素、二酸化炭素、及び四フッ化炭素を含む水素に基づいたガスが用いられることが好適である。複数の反復のうちの1回以上に二酸化炭素又は四フッ化炭素を含まない水素含有ガスを用いてよい。
この実験例では、二酸化炭素と四フッ化炭素の残留物への影響を調べた。300mmのウェハは、45nmの構造でパターニングされ、イオン注入されてP+領域にLDD(低濃度ドレイン)が形成された。結果として得られた高用量注入された後のレジストは、約2000オングストロームの厚さで、約630オングストロームの厚さのクラストを有した。
この実験例では、二酸化炭素流量と四フッ化炭素流量のシリコン損失への影響を独立して調べた。実験例1と同じプロセス条件下でのHDISのシリコン損失を、四フッ化炭素流量を40sccmで一定にした状態で、0、50、100、及び150sccmの二酸化炭素流量について測定した。図5Aに結果を示す。シリコン損失は、150sccmの二酸化炭素流量において最も低く、二酸化炭素が添加されない場合に最も高かった。この結果は、プラズマ中に幾らかの二酸化炭素があることによってシリコン損失が減少することを示す。
別の実験例では、異なるステーションにおいて異なるガス組成を用いた場合のシリコン損失及び剥離残留物への影響を調べた。プロセス条件は、実験例1のものと同じであるが、ウェハ支持体の温度は、250℃である。第1のレシピでは、四フッ化炭素が、40sccmの総流量で全てのステーションにおいて用いられた。第2のレシピでは、四フッ化炭素は、20sccmの総流量で第1のRFステーション及び第2のステーションだけに供給された(即ち、各ステーションに10sccm)。二酸化炭素の流量は、150sccmで一定に維持された。
この実験例では、1ステーション当たりのプロセス時間を短くし、四フッ化炭素の流量を少なくしたことによる影響を調べた。第1のレシピでは、四フッ化炭素は添加されず、1ステーション当たりのプロセス時間は20秒であった。第2のレシピでは、10sccmの四フッ化炭素を添加し、1ステーション当たりのプロセス時間は10秒であった。両レシピにおいて、ウェハ支持体の温度は285℃であった。
この実験例では、四フッ化炭素は、異なるステーションにおいてプラズマ源に導入された。第1のレシピでは、5sccmの四フッ化炭素が第1のRFステーションに導入された。第2のレシピでは、5sccmの四フッ化炭素が第3のRFステーションに導入された。シリコン損失は、第1のサイクル後及び第5のサイクル後に測定されて平均化された。他のプロセスパラメータは、実験例1のものと同じである。
101 プラズマ源
103 プロセスチャンバ
105 シャワーヘッドアセンブリ
109 シャワーヘッド
111 ガス注入口
113 不活性ガス注入口
115 誘導コイル
117 プラテン
119 真空ポンプ
121 穴
201 基板
203 フォトレジスト材料
205 クラスト層
207 下材料
209 ドープ領域
401 レジスト
403 フォトレジストが除去された構造
405 パッド
407 残留物
Claims (32)
- 反応チャンバ内でワークピースの表面から材料を除去する方法であって、
分子状水素、弱酸化剤、及びフッ素含有ガスを含むガスをプラズマ源内に導入する段階と、
前記プラズマ源内に導入された前記ガスからプラズマを生成する段階と、
前記プラズマ源の下流側及び前記ワークピースの上流側に、アルゴン、ヘリウム、及び窒素、並びにこれらの組み合わせから構成される群から選択される不活性ガスを導入する段階と、
を含み、
分子状水素、前記弱酸化剤、前記フッ素含有ガスを含む前記ガスは、前記不活性ガスとともに、前記ワークピースへと流れ前記ワークピースの前記材料と反応し、
前記ワークピースの表面から除去される前記材料は、イオン注入されたレジストを含み、
前記プラズマ源内に導入された前記ガスは、0.1から10体積%の前記弱酸化剤を含む、
方法。 - 反応チャンバ内でワークピースの表面から材料を除去する方法であって、
分子状水素、弱酸化剤、及びフッ素含有ガスを含むガスをプラズマ源内に導入する段階と、
前記プラズマ源内に導入された前記ガスからプラズマを生成する段階と、
前記プラズマ源の下流側及び前記ワークピースの上流側に、アルゴン、ヘリウム、及び窒素、並びにこれらの組み合わせから構成される群から選択される不活性ガスを導入する段階と、
を含み、
分子状水素、前記弱酸化剤、前記フッ素含有ガスを含む前記ガスは、前記不活性ガスとともに、前記ワークピースへと流れ前記ワークピースの前記材料と反応し、
前記ワークピースの表面から除去される前記材料は、イオン注入されたレジストを含み、
前記ワークピースは、300mmのウェハであり、
前記プラズマは、300Wから10KWの範囲のRF出力により生成される、
方法。 - 反応チャンバ内でワークピースの表面から材料を除去する方法であって、
分子状水素、弱酸化剤、及びフッ素含有ガスを含むガスをプラズマ源内に導入する段階と、
前記プラズマ源内に導入された前記ガスからプラズマを生成する段階と、
前記プラズマ源の下流側及び前記ワークピースの上流側に、アルゴン、ヘリウム、及び窒素、並びにこれらの組み合わせから構成される群から選択される不活性ガスを導入する段階と、
を含み、
分子状水素、前記弱酸化剤、前記フッ素含有ガスを含む前記ガスは、前記不活性ガスとともに、前記ワークピースへと流れ前記ワークピースの前記材料と反応し、
前記ワークピースの表面から除去される前記材料は、イオン注入されたレジストを含み、
前記ワークピースの温度は、分子状水素、前記弱酸化剤、及び前記フッ素含有ガスを含む前記ガスが接触するときに、160℃から400℃である、
方法。 - 前記プラズマ源内に導入された前記ガスは、0.1から10体積%の前記弱酸化剤を含む、
請求項2又は3に記載の方法。 - 前記不活性ガスを導入する段階は、
前記反応チャンバ内のシャワーヘッドの上流側に前記ガスを導入する段階を含む、
請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。 - 前記プラズマ中の荷電種は、前記シャワーヘッドに接触すると放電される、
請求項5に記載の方法。 - 前記弱酸化剤は、二酸化炭素、一酸化炭素、二酸化窒素、酸化窒素、水、過酸化水素、及びこれらの組み合わせから構成される群から選択される、
請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。 - 前記弱酸化剤は、二酸化炭素である、
請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。 - 前記フッ素含有ガスは、四フッ化炭素、元素フッ素、三フッ化窒素、六フッ化硫黄、フッ化炭素、ハイドロフルオロカーボン、及びこれらの組み合わせから構成される群から選択される、
請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。 - 前記フッ素含有ガスは、四フッ化炭素である、
請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。 - 前記フッ素含有ガスは、CF4、C2F6、CHF3、CH2F2、C3F8、又はNF3である、
請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。 - 前記プラズマ源内に導入された前記ガスは、0.1から3体積%の前記フッ素含有ガスを含む、
請求項1〜11のいずれか1項に記載の方法。 - 前記ワークピースの表面から除去される前記材料は、高用量注入されたレジストを含む、
請求項1〜12のいずれか1項に記載の方法。 - 前記ワークピースは、除去後には前記高用量注入されたレジストの残留物が実質的になく、下にあるシリコン層から失われるシリコンは3Å未満である、
請求項13に記載の方法。 - 前記不活性ガスの体積流量は、前記分子状水素の体積流量の0.15から10倍である、
請求項1〜14のいずれか1項に記載の方法。 - 前記不活性ガスの体積流量は、前記分子状水素の体積流量の少なくとも2倍である、
請求項1〜14のいずれか1項に記載の方法。 - 前記プラズマ源内に導入された前記ガスは、予め混合される、
請求項1〜16のいずれか1項に記載の方法。 - 前記反応チャンバ内の圧力は、300mTorrから2Torrである、
請求項1〜17のいずれか1項に記載の方法。 - 高用量注入されたレジストが、前記ワークピースの表面から少なくとも100nm/分の速度で除去され、
シリコンが、前記ワークピースの表面から4nm/分以下の全体速度で除去される、
請求項1〜18のいずれか1項に記載の方法。 - 前記プラズマ源に導入される前記ガスは、1から99体積%の前記分子状水素を含む、
請求項1〜19のいずれか1項に記載の方法。 - 反応チャンバ内でワークピースの表面から高用量注入されたレジスト材料を除去する方法であって、
前記材料の第1の部分を除去する段階と、
前記材料の第2の部分を除去する段階と、
を含み、
前記材料の前記第1の部分を除去する段階は、
分子状水素、弱酸化剤、及びフッ素含有ガスを含む第1のガスを、第1の総流量で、プラズマ源内に導入する段階と、
前記プラズマ源内に導入された前記第1のガスから第1のプラズマを生成する段階と、
前記プラズマ源の下流側及び前記ワークピースの上流側に、アルゴン、ヘリウム、及び窒素、並びにこれらの組み合わせから構成される群から選択される第1の不活性ガスを導入して第1の混合物を形成する段階と、
前記ワークピースの前記材料の前記第1の部分を前記第1の混合物と反応させる段階と、
を含み、
前記材料の前記第2の部分を除去する段階は、
分子状水素及び弱酸化剤を含み、組成が前記第1のガスとは異なる第2のガスを、第2の総流量で、プラズマ源内に導入する段階と、
前記プラズマ源内に導入された前記第2のガスから第2のプラズマを生成する段階と、
前記プラズマ源の下流側及び前記ワークピースの上流側に、アルゴン、ヘリウム、及び窒素、並びにこれらの組み合わせから構成される群から選択される第2の不活性ガスを導入して第2の混合物を形成する段階と、
前記ワークピースの前記材料の前記第2の部分を前記第2の混合物と反応させる段階と、
を含み、
下にあるシリコン層から失われるシリコンは、3オングストローム未満であり、
前記ワークピースは、前記材料の除去後は残留物が実質的にない、
方法。 - 前記第2の部分を除去する段階は、前記第1の部分を除去する段階より前に行われる、
請求項21に記載の方法。 - 前記第1の部分を除去する段階及び前記第2の部分を除去する段階は、1回以上繰り返される、
請求項21又は22に記載の方法。 - 前記第1の部分を除去する段階及び前記第2の部分を除去する段階は、前記反応チャンバ内の異なる反応ステーションにおいて行われる、
請求項21〜23のいずれか1項に記載の方法。 - 前記第1の部分を除去する段階及び前記第2の部分を除去する段階は、前記反応チャンバ内の、異なる温度を有する異なる反応ステーションにおいて行われる、
請求項21〜24のいずれか1項に記載の方法。 - 前記第2のガスは、フッ素含有ガスを実質的に有さない、
請求項21〜25のいずれか1項に記載の方法。 - 前記プラズマ源に導入される前記第1のガスは、1から99体積%の前記分子状水素を含む、
請求項21〜26のいずれか1項に記載の方法。 - ワークピースの表面から材料を除去する装置であって、
反応チャンバと、
命令セットを実行するコントローラと、
を備え、
前記反応チャンバは、
プラズマ源と、
分子状水素を含むガス混合物を前記プラズマ源内に導入するガス注入口と、
前記プラズマ源の下流側及び前記ワークピースの上流側に、アルゴン、ヘリウム、及び窒素、並びにこれらの組み合わせから構成される群から選択される不活性ガスを導入するガス注入口と、
前記ガス注入口の下流側に位置付けられるシャワーヘッドと、
前記シャワーヘッドの下流側にあるワークピース支持体と、
を有し、
前記ワークピース支持体は、台座と、前記ワークピース支持体上に支持されるワークピースの温度を制御する温度制御機構とを含み、
前記命令セットは、
分子状水素、弱酸化剤、及びフッ素含有ガスを含むガスであって、0.1から10体積%の前記弱酸化剤を含むガスをプラズマ源内に導入させる命令と、
前記プラズマ源内に導入された前記ガスからプラズマを生成させる命令と、
前記プラズマ源の下流側及び前記ワークピースの上流側に、アルゴン、ヘリウム、及び窒素、並びにこれらの組み合わせから構成される群から選択される不活性ガスを導入させる命令と、
を含む、
装置。 - 前記命令は更に、異なる流量を用いて、ガスを導入させることと、プラズマを生成させることと、不活性ガスを導入させることを繰り返させる命令を含む、
請求項28に記載の装置。 - 前記反応チャンバは、複数のステーションを含み、
各ステーションは、プラズマ源、複数のガス注入口、シャワーヘッド、及びワークピース支持体を含む、
請求項28又は29に記載の装置。 - 前記プラズマ源にガスを導入させる命令は、1から99体積%の分子状水素を含むガスを前記プラズマ源に導入させる命令を含む、
請求項28〜30のいずれか1項に記載の装置。 - 反応チャンバ内でワークピースの表面から材料を除去する方法であって、
分子状水素、弱酸化剤、及びフッ素含有ガスを含むガスであって、0.1から10体積%の前記弱酸化剤を含むガスをプラズマ源内に導入する段階と、
前記プラズマ源内に導入された前記ガスからプラズマを生成する段階と、
前記プラズマ源の下流側及び前記ワークピースの上流側に不活性ガスを導入する段階と、
を含み、
分子状水素、前記弱酸化剤、及び前記フッ素含有ガスを含む前記ガスは、前記不活性ガスとともに、前記ワークピースへと流れ前記ワークピースの前記材料と反応し、
前記ワークピースの表面から除去される前記材料は、イオン注入されたレジストを含む、
方法。
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