JP5582922B2 - 像ブレ補正装置及び撮像装置 - Google Patents
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Description
コイル152aに電流を流すと、マグネット155aの着磁境界に対して略直交するB方向において、コイル152とマグネット155aにローレンツ力が発生し、可動部は光軸と直交する方向に移動する。このようなムービングマグネット型アクチュエータを、光軸回りに90°の角度間隔をもって2個配置すれば、両者の駆動力が合成されるので、レンズホルダ155を光軸と直交する面内で自在に移動させることができる。
図13に示した従来の機構では、マグネット155aがコイル152aの直線部(L1参照)から外れてコイル152aの曲線部にかかるとローレンツ力の方向が乱れ、所望の方向の力が得にくくなる。その結果、駆動制御が不安定になる可能性がある。より大きな像ブレ量を補正しようとする場合、可動部の移動量をより大きく設定する必要がある。このため、コイルを大型化させなければ制御性を高めるのに限界があるが、像ブレ補正装置の大型化が懸念される。
また、特許文献1に開示の像ブレ補正装置では、マグネットの厚み方向の小型化を実現している。しかし、より大きな像ブレ量を補正しようとする場合、コイルと対向する面積は大きくしなければならないと考えられる。
本発明は、マグネット及びコイルにより構成されたアクチュエータを用いた像ブレ補正装置において、可動部の移動量をより大きく設定した場合でも、像ブレ補正装置の大型化を抑えつつ可動部の制御性を維持することを目的とする。
X<Y
X<L1−2×d
Y>L2+2×d
の関係が成り立つことを特徴とする。
本発明の第2の側面に係る装置は、コイル及び直方体形状をしたマグネットを有するアクチュエータによって、像ブレ補正用の光学部材を含む可動部を光軸と直交する方向に駆動して像ブレを光学的に補正する像ブレ補正装置であって、前記マグネットの長辺方向及び前記コイルの短辺方向は、前記光軸と直交する面内にて前記マグネットと前記コイルにより発生するローレンツ力の方向に平行であり、かつ前記マグネットの短辺方向及び前記コイルの長辺方向は、前記光軸と直交する面内にて前記ローレンツ力の方向と直交する方向に平行であり、 前記コイルの長辺方向の直線部の長さをL1、前記コイルの短辺方向の外形長をL2とし、前記マグネットにおける前記コイルの長辺方向の外形長をXとし、前記マグネットにおける前記コイルの短辺方向の外形長をYとし、前記コイルの長辺方向と平行な方向における前記可動部の可動量をdAとし、前記コイルの短辺方向と平行な方向における前記可動部の可動量をdBとしたとき、
X<Y
X<L1−2×dA
Y>L2+2×dB
の関係が成り立つことを特徴とする。
図4は3群ユニット13の構成例を示す分解斜視図であり、図5は正面側から見た3群ユニット13の斜視図であり、図6は背面側から見た3群ユニット13の斜視図である。また、図7は3群ユニット13の断面図であり、図8は3群ユニット13を図7とは別の位置で切断して示す断面図である。
3群ベース51はカムピン51aと係合部51bを備える。カムピン51aは係合部51bの端部から光軸に直交する方向に突出しており、カム筒33に形成した不図示のカム溝と係合する。係合部51bには、ガイドバー32を係合するための挿通孔が形成されている。3群ベース51の背面(被写体とは反対の側)にはバネ掛け部51c(図6参照)が設けられ、レンズホルダ55には、これらに対応したバネ掛け部55cが設けられている。各バネ掛け部51cと55cとの間に掛けられたバネ54の付勢力により、レンズホルダ55が3群ベース51の側へ付勢される。コイル保持部51dは2箇所設けられ、コイルユニット52を保持する。3群ベース51には2つのコイルユニット52が取り付けられ、該コイルユニットはコイル52aとボビン52bで構成される。その詳細については後述する。3群ベース51の中央部にはレンズホルダ55の一部を受け入れるための凹部51fが形成されている。
(1)マグネット55aの外形長Xは、外形長Yより小さいこと(X<Y)。
(2)マグネット55aの外形長Xは、コイル52aの直線部長L1から可動量dの2倍を差し引いた長さより小さいこと(X<L1−2×d)。
(3)マグネット55aの外形長Yは、コイル52aの直線部長L2に可動量dの2倍を足した長さより大きいこと(Y>L2+2×d)。
なお、A方向とB方向とで可動量が異なる場合には、A方向の可動量をdAとし、B方向の可動量をdBとしたとき、条件(2)は「X<L1−2×dA」であり、条件(3)は「Y>L2+2×dB」である。
また本実施形態によれば、外部からの衝撃等により、可動部であるレンズホルダ55が大きくローリングを起こした場合でも、バネ54の付勢力によってレンズホルダ55の玉受け面55bと3群ベース51の玉受け部51との間にボール53を常に挟んでいる。図12に示すように、レンズホルダ55の玉受け面55bは3群ベース51の玉受け部51eを覆っているので、玉受け部51eからボール53が脱落することはない。よって、レンズホルダ55は光軸に直交する方向に沿って安定に移動可能である。
13 3群ユニット
13L 3群レンズ(光学部材)
15 撮像素子
51 3群ベース
52a コイル
55 レンズホルダ(可動部)
55a マグネット
56 センサホルダ(保持部材)
56b ストッパー(規制部)
57c 位置検出センサ
Claims (8)
- コイル及び直方体形状をしたマグネットを有するアクチュエータによって、像ブレ補正用の光学部材を含む可動部を光軸と直交する方向に駆動して像ブレを光学的に補正する像ブレ補正装置であって、
前記マグネットの長辺方向及び前記コイルの短辺方向は、前記光軸と直交する面内にて前記マグネットと前記コイルにより発生するローレンツ力の方向に平行であり、かつ前記マグネットの短辺方向及び前記コイルの長辺方向は、前記光軸と直交する面内にて前記ローレンツ力の方向と直交する方向に平行であり、
前記コイルの長辺方向の直線部の長さをL1、前記コイルの短辺方向の外形長をL2とし、前記マグネットにおける前記コイルの長辺方向の外形長をXとし、前記マグネットにおける前記コイルの短辺方向の外形長をYとし、前記可動部の可動量をdとしたとき、
X<Y
X<L1−2×d
Y>L2+2×d
の関係が成り立つことを特徴とする像ブレ補正装置。 - 前記可動部の位置を検出する位置検出手段と、
前記位置検出手段を保持する保持部材を更に備え、
前記保持部材は、前記光軸を中心とする前記可動部の回転を規制する規制部を有することを特徴とする請求項1に記載の像ブレ補正装置。 - 前記規制部は、前記光軸に沿う方向から見て前記コイルと重なる位置に設けられたことを特徴とする請求項2に記載の像ブレ補正装置。
- 前記コイルが設けられた部材に対して移動可能な前記可動部に、前記マグネットが設けられたことを特徴とする請求項2又は3に記載の像ブレ補正装置。
- 前記規制部は、前記マグネットを保持する保持部と当接することにより、前記可動部の回転を規制することを特徴とする請求項4に記載の像ブレ補正装置。
- 2個の前記マグネットが、前記光軸を中心として90°の角度間隔をおいて前記可動部に配置されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の像ブレ補正装置。
- コイル及び直方体形状をしたマグネットを有するアクチュエータによって、像ブレ補正用の光学部材を含む可動部を光軸と直交する方向に駆動して像ブレを光学的に補正する像ブレ補正装置であって、
前記マグネットの長辺方向及び前記コイルの短辺方向は、前記光軸と直交する面内にて前記マグネットと前記コイルにより発生するローレンツ力の方向に平行であり、かつ前記マグネットの短辺方向及び前記コイルの長辺方向は、前記光軸と直交する面内にて前記ローレンツ力の方向と直交する方向に平行であり、
前記コイルの長辺方向の直線部の長さをL1、前記コイルの短辺方向の外形長をL2とし、前記マグネットにおける前記コイルの長辺方向の外形長をXとし、前記マグネットにおける前記コイルの短辺方向の外形長をYとし、前記コイルの長辺方向と平行な方向における前記可動部の可動量をdAとし、前記コイルの短辺方向と平行な方向における前記可動部の可動量をdBとしたとき、
X<Y
X<L1−2×dA
Y>L2+2×dB
の関係が成り立つことを特徴とする像ブレ補正装置。 - 請求項1乃至7の何れか1項に記載の像ブレ補正装置と、
前記像ブレ補正装置を通して得た被写体からの光像を電気信号に変換する撮像素子を備えたことを特徴とする撮像装置。
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Family Applications (1)
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