JP5582694B2 - カートンの供給装置 - Google Patents
カートンの供給装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5582694B2 JP5582694B2 JP2008293176A JP2008293176A JP5582694B2 JP 5582694 B2 JP5582694 B2 JP 5582694B2 JP 2008293176 A JP2008293176 A JP 2008293176A JP 2008293176 A JP2008293176 A JP 2008293176A JP 5582694 B2 JP5582694 B2 JP 5582694B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carton
- robot arm
- magazine
- supply device
- cartons
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
上記によれば、ロボットアームは、マガジンに斜めに載置されているカートンを真っ直ぐな状態にして次工程へ供給するので、次工程の処理を容易にすることができる。
上記によれば、断面がV字状である斜面を採用したことに起因して、ロボットアームはストッパを回避してカートンを取り出すことができる。したがって、作業者は面倒なストッパの調整作業を行う必要がなく、カートンを取り出す工程を容易にすることができる。
上記によれば、カートンを挟む際にカートンが凸部に掛止するので、両端から挟む際にカートンが逃げてしまうことをより確実に防止することができ、カートンをより確実に開くことができる。
上記によれば、ロボットアームがカートンを把持する高さを変化させるだけで、大きさの異なる複数種類のカートンを単一の組立手段で組み立てることができる。これによって、マガジンのみならず、組立手段をも複数種類のカートンに対応可能とすることができる。
上記によれば、ロボットアームがカートンを折り曲げる方法によってカートンがロックされない場合でも、カートンをより確実にロックすることができる。
上記によれば、ベルトに凹凸が形成されることにより、凹凸が滑り止めの役割を果たし、カートンを確実に搬送することができる。
図1は、本実施形態に係るカートン供給装置1の斜視図である。図2は、カートン供給装置1の上面図である。図1および図2において、カートン供給装置1は、カートンマガジン2、ロボットアーム3、組立部4、およびコンベヤ5を備えている。カートン供給装置1は、カートンCを次工程へ供給するものである。すなわち、カートンCはカートンマガジン2に載置され、カートンマガジン2の前端(図2に示すx軸正側の端部)の取出位置まで搬送される。取出位置まで搬送されたカートンCはロボットアーム3によって取り出され、組立部4によって組み立てられて(起函されて)箱状になる。その後、組み立てられたカートンCがロボットアーム3によってコンベヤ5に載置され、次工程へと搬送される。以下、カートン供給装置1の各部の詳細について説明する。
以下、図2〜図4を参照して、カートンマガジン2の構成および動作を説明する。図3は、カートンマガジン2の斜視図であり、図4は、カートンマガジン2を前側(図示x軸正側)から見た図である。カートンマガジン2は、載置されたカートンを搬送する搬送工程を行う。図2〜図4に示すように、カートンマガジン2は、マガジン本体21、3本のベルト22a〜22c、ストッパ23a〜23e、ならびに、2つのセンサ24aおよび24bを有している。なお、ベルト、ストッパおよびセンサの数はいくつであっても良いが、各斜面に少なくとも1つ設けられることが好ましい。
以下、図4〜図6を参照して、ロボットアーム3の構成および動作を説明する。ロボットアーム3は、カートンマガジン2の上記取出位置にあるカートンCを取り出す取出機構である。本実施形態では、ロボットアーム3は、カートンマガジン2から取り出したカートンCを一旦組立部4に載置した後、コンベヤ5に載置する。
以下、図7および図8を参照して、組立部4の構成および動作を説明する。組立部4は、ロボットアーム3によって取り出されたカートンCを組み立てる組立手段である。組立部4は、ロボットアーム3によって取り出されたワンタッチ式のカートンCをロック状態(組み立てられた状態)とするための構成である。
以下、図9を参照して、コンベヤ5の構成および動作を説明する。組立部4によってカートンCがロックされると、ロボットアーム3は、カートンCを次の工程へ供給すべく、カートンCをコンベヤ5へ載置する。図9は、コンベヤ5の斜視図である。図9に示すように、コンベヤ5の上面には、2つで1組の保持部51aおよび51bが設けられる。なお、図9では1組の保持部51aおよび51bのみを示しているが、保持部51aおよび51bはコンベヤ5上に複数組設けられる。1組の保持部51aおよび51bの間隔は、開いた状態のカートンCの幅と同程度である。ロボットアーム3は、カートンCを保持部51aおよび51bの間に載置する。これによって、コンベヤ5上でカートンCは固定されて搬送される。なお、ロボットアーム3は、図9に示すように底面が水平になるように回転させてカートンCを載置しても良いし、側面の1つが水平になるように回転させてカートンCを載置しても良い。コンベヤ5で搬送された後に行われる工程としては、例えば、カートンC内に製品を梱包する工程、カートンCにラベルを貼り付ける工程、カートンCに印字を行う工程等が考えられる。
以上のように、本実施形態に係るカートン供給装置1によれば、カートンマガジン2の断面をV字状とすることにより、大きさや形状が異なる複数種類のカートンに対応することが可能となる。カートン供給装置1は、ワンタッチ式のカートンのように柱状形状における底面の一方のみが開口しているカートンだけでなく、底面の両方が開口しているカートン(シールエンドカートンやタックエンドカートン等)にも対応可能である。さらに、本実施形態によれば、面倒なストッパの調整作業を行うことなく、カートンの取り出しを容易に行うことができる。
なお、上記実施形態においては、組立部4を用いてカートンCを組み立てる構成としたが、カートンCを組み立てる構成としては、下記の参考例のように、ロボットアーム3のハンド部によってカートンCを組み立てる方法が考えられる。以下、参考例におけるカートンの組立方法について説明する。なお、以下の参考例においては、カートン供給装置1は組立部4を有しない構成であるとする。
また、上記実施形態と上記参考例との両方を組み合わせて、ロボットアーム3のハンド部を共通化することが可能である。すなわち、上記実施形態において、上記参考例で示したハンド部35を採用しても良い。組立部4によってカートンCを組み立てる場合、ロボットアーム3は、ハンド部35によってカートンCのいずれか1面のみを把持すれば良い。上記実施形態において、ハンド部35を採用することにより、カートン供給装置1は、組立部4によってカートンを組み立てる方法と、ハンド部35によってカートンを組み立てる方法との両方に対応することが可能となる。つまり、所定の種類のカートンに対して組立部4によって組み立てを行い、当該所定の種類以外のカートンについては、ロボットアーム3がカートンCを折り曲げる(さらに参考例のようにカートンを任意の位置に当てても良い)ことによって組立を行う。たとえば、図11は、ハンド部35がカートンCをロックする様子を示す図である。なお、図11においては、図面を見やすくする目的で、カートンCを把持するロボットアーム3を記載していない。図11に示すように、ロボットアーム3は、把持しているカートンCをコンベヤ5の保持部51aに当てることによってカートンCをロックする。このとき、ロボットアーム3は、カートンCの各辺のうち、折り畳み状態において折り曲げられていた辺を当てる。これによれば、ハンド部35によってカートンCを折り曲げる方法によってカートンCがロックされない場合でも、カートンCを確実にロックすることができる。
2 カートンマガジン
3 ロボットアーム
4 組立部
5 コンベヤ
21 マガジン本体
22a〜22c ベルト
23a〜23e ストッパ
24a,24b センサ
25a,25b プーリ
26 突起
27 錘
28 爪部
31,35 ハンド部
32,36,37 吸着部
41 基台
42,43 狭持部
42a,43a〜43d 凸部
44 レール
51a,51b 保持部
Claims (9)
- カートンを搬送して供給する供給装置であって、
搬送方向に垂直な断面がV字状となる2つの斜面を有し、当該斜面上に載置された前記カートンを当該搬送方向へ搬送するマガジンと、
前記斜面上の所定の取出位置にある前記カートンを把持して取り出すロボットアームと、
前記ロボットアームによって取り出された前記カートンを、挟むことによって組み立てる組立手段とを備え、
前記ロボットアームが前記カートンを把持したままの状態で、前記組立手段は前記カートンを組み立て、前記組立手段によって組み立てられた前記カートンを、前記ロボットアームはそのまま把持した状態で次工程へ供給することを特徴とする、供給装置。 - 前記ロボットアームは、取り出された前記カートンのいずれかの面が水平となるように当該カートンを回転させた後、前記組立手段に供給する、請求項1に記載の供給装置。
- 前記マガジンは、搬送された前記カートンを前記取出位置で停止させるための、前記斜面から突起したストッパを有しており、
前記ロボットアームは、前記取出位置にある前記カートンを、前記ストッパを回避するように上方に移動させて取り出す、請求項1または請求項2に記載の供給装置。 - 前記組立手段は、前記カートンを挟む2つの狭持部を有し、
前記2つの狭持部は、互いに対向する面において、当該面から突出する凸部をそれぞれ有し、
前記狭持部の少なくとも一方がスライドして前記凸部に前記カートンを掛止することによって前記カートンが開けられることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の供給装置。 - 前記2つの狭持部のうち一方は、それぞれ水平方向および垂直方向の位置が異なる複数の凸部を有し、
前記ロボットアームは、前記組立手段が前記カートンを挟む際、前記複数個の凸部のうちでカートンの大きさに応じた位置に設けられる凸部にカートンが掛止するように、カートンを把持する高さをカートンの大きさに応じて変化させる、請求項4に記載の供給装置。 - 前記組立手段は、所定の種類のカートンに対して組み立てを行い、
前記ロボットアームは、前記所定の種類以外のカートンについては、折り畳み状態のカートンの2側面を把持し、当該2側面の角度を変化させることによって当該カートンを折り曲げて開いた後で次工程へ供給する、請求項1〜5のいずれかに記載の供給装置。 - 前記ロボットアームは、前記折り畳み状態のカートンの2側面を把持し、当該2側面の角度を変化させることによって当該カートンを折り曲げて開いた後で次工程へ供給する、請求項1〜5のいずれかに記載の供給装置。
- 前記ロボットアームは、前記カートンが前記組立手段によって組み立てられた後、前記折り畳み状態において折り曲げられていた辺を任意の位置に当ててから次工程へ供給する、請求項1〜7のいずれかに記載の供給装置。
- 前記マガジンは、前記カートンを前記搬送方向に搬送するベルトを有しており、
前記ベルトには、前記搬送面に凹凸が形成される、請求項1〜8のいずれかに記載の供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008293176A JP5582694B2 (ja) | 2008-11-17 | 2008-11-17 | カートンの供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008293176A JP5582694B2 (ja) | 2008-11-17 | 2008-11-17 | カートンの供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010120647A JP2010120647A (ja) | 2010-06-03 |
JP5582694B2 true JP5582694B2 (ja) | 2014-09-03 |
Family
ID=42322342
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008293176A Expired - Fee Related JP5582694B2 (ja) | 2008-11-17 | 2008-11-17 | カートンの供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5582694B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6896974B2 (ja) * | 2016-11-21 | 2021-06-30 | 日本製紙クレシア株式会社 | 紙製箱型のカートン |
JP6975554B2 (ja) * | 2017-05-26 | 2021-12-01 | 日本クロージャー株式会社 | 搬出装置 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4011799A (en) * | 1975-11-10 | 1977-03-15 | Container Corporation Of America | Carton erecting apparatus |
JPS6230033A (ja) * | 1985-08-01 | 1987-02-09 | 協和醗酵工業株式会社 | ワンタツチ式段ボ−ル箱の製函装置 |
US5057066A (en) * | 1988-04-28 | 1991-10-15 | Tokyo Automatic Machinery Works, Ltd. | Magazine and method of feeding articles |
JP3827553B2 (ja) * | 2001-10-25 | 2006-09-27 | 東罐興業株式会社 | 容器搬送方法 |
JP2004075085A (ja) * | 2002-08-12 | 2004-03-11 | Tokyo Autom Mach Works Ltd | カートンの供給装置 |
JP2004269025A (ja) * | 2003-03-12 | 2004-09-30 | Dainippon Printing Co Ltd | カートン開口装置 |
JP4403751B2 (ja) * | 2003-08-18 | 2010-01-27 | 澁谷工業株式会社 | 物品と紙片の装填方法および装填装置 |
JP2005119730A (ja) * | 2003-10-20 | 2005-05-12 | Shibuya Kogyo Co Ltd | ロボット式ケーサ |
JP2009012859A (ja) * | 2007-06-08 | 2009-01-22 | Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd | カートンマガジン、カートンハンド及び文書積載挿入装置 |
-
2008
- 2008-11-17 JP JP2008293176A patent/JP5582694B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010120647A (ja) | 2010-06-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4454968B2 (ja) | 平坦な筒状小包を使用した製品梱包方法および機械 | |
US11173686B2 (en) | Apparatus and method for accurate carton formation | |
WO2013046552A1 (ja) | 搬送システム | |
JP2021004042A (ja) | 包装用袋の供給装置 | |
JP5582694B2 (ja) | カートンの供給装置 | |
JP2013035607A (ja) | カートンマガジン、カートンハンド及び文書積載挿入装置 | |
JP2001048117A (ja) | 段ボールケーサ | |
JP4475129B2 (ja) | シート状物品の取り出し装置 | |
JP4403751B2 (ja) | 物品と紙片の装填方法および装填装置 | |
US11529821B2 (en) | Book block feed device | |
JPH05116831A (ja) | シート状物積層装置 | |
JP5302040B2 (ja) | 紙受け装置及び印刷機 | |
JP5658870B2 (ja) | バッファ装置及びバケット幅調整方法 | |
JP2016055875A (ja) | カートン起函搬送装置 | |
JP2021116117A (ja) | 容器搬送装置 | |
WO2006064925A1 (ja) | 板材収納方法および装置 | |
JPH09295620A (ja) | 板紙シート取出装置 | |
JP6374259B2 (ja) | ワーク整列装置 | |
JP7315209B2 (ja) | 包装袋供給装置 | |
JP7305525B2 (ja) | 向き矯正システム | |
JP7432480B2 (ja) | 袋束搬送装置及び袋束搬送方法 | |
JP2008174327A (ja) | 部品供給装置 | |
JPH09240621A (ja) | カートンの集積装置 | |
JPS6138223Y2 (ja) | ||
JP2525160Y2 (ja) | 袋体内の収容物斉整装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20111025 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111110 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130207 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130327 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130520 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131204 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140130 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140702 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140715 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5582694 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |