JP5581352B2 - カーテンエアバッグ装置のインフレータ取付構造 - Google Patents

カーテンエアバッグ装置のインフレータ取付構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5581352B2
JP5581352B2 JP2012085079A JP2012085079A JP5581352B2 JP 5581352 B2 JP5581352 B2 JP 5581352B2 JP 2012085079 A JP2012085079 A JP 2012085079A JP 2012085079 A JP2012085079 A JP 2012085079A JP 5581352 B2 JP5581352 B2 JP 5581352B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inflator
curtain airbag
airbag device
mounting structure
bolt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012085079A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013212805A (ja
Inventor
史治 落合
大英 殿岡
聡一 西川
京介 篠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2012085079A priority Critical patent/JP5581352B2/ja
Publication of JP2013212805A publication Critical patent/JP2013212805A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5581352B2 publication Critical patent/JP5581352B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Air Bags (AREA)

Description

本発明は、カーテンエアバッグ装置のインフレータ取付構造に関する。
最近の自動車等の車両では、車両の側面衝突時等に、エアバッグと呼ばれる袋体を車室内側部と乗員との間にカーテン状に展開させて乗員を保護するカーテンエアバッグ装置を搭載したものが増えてきている(例えば特許文献1参照)。
従来例に係るカーテンエアバッグ装置101について、図1Aおよび図1Bを参照して説明する。図1Aは、従来例に係るカーテンエアバッグ装置101の車体への取付状態を表す図である。図1Bは、従来例に係るカーテンエアバッグ装置101のインフレータ取付構造を表す説明図である。
図1Aに示すように、従来例に係るカーテンエアバッグ装置101は、エアバッグ本体103と、衝撃の入力時にエアバッグ本体103内に高圧ガスを供給するインフレータ105と、を備える。エアバッグ本体103は、図1Aに示すように、フロントピラー107からルーフサイドレール109を経てリアピラー111にわたって細長い棒状とした折り畳み状態で収容されている。展開前のエアバッグ本体103は、図1Bに示すように、車室内側の表皮材であるルーフライニング113によって覆われている。略円柱形状のインフレータ105は、図1Aに示すように、ルーフサイドレール109における車両の前後方向の略中央付近に、図1Bに示すブラケット115を介して取り付けられる。
特開2010−120503号公報
従来例に係るカーテンエアバッグ装置101では、インフレータ105を保持するブラケット115は、図1Bに示すように、ルーフサイドレール109における取付部116に対してブラケット115の当接部115aを重ね合わせた状態で、作業員が例えばインパクトレンチ121を用いてボルト117をナット119に締結することで取り付けられる。
ところが、従来例に係るカーテンエアバッグ装置101では、車室内側からみて取付部116を覆い隠すようにエアバッグ本体103が位置している。このため、ルーフサイドレール109における取付部116に対するブラケット115の取り付け作業を、作業員は、エアバッグ本体103を押し避けて取付部116を露出させながら行う必要がある。そのため、前記の取り付けに係る作業性が悪いという問題が指摘されていた。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、インフレータを車体に取り付ける際の作業性が良好なカーテンエアバッグ装置のインフレータ取付構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、車両のルーフサイドレールに沿って設けられるエアバッグ本体をインフレータの作動により車室内にカーテン状に展開可能なカーテンエアバッグ装置のインフレータ取付構造であって、前記ルーフサイドレールは、車両の前後方向に延びるインナーパネルおよびアウターパネルを接合して形成され、前記インフレータは、前記インナーパネルにおける平坦な取付部の断面視延長線上にかぶって位置するように該取付部にブラケットを介して取り付けられ、前記取付部の取付面は、該インナーパネル下部の車室内方向下向きに傾斜した面からなる、ことを最も主要な特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、インフレータを車体(ルーフサイドレールを構成するインナーパネル)に取り付ける際の作業性を良好にすることができる。
また、講求項2に係る発明は、請求項1に記載のカーテンエアバッグ装置のインフレータ取付構造であって、前記ブラケットは、前記ルーフサイドレールの前記取付面に対してボルトおよびナットを用いて剛体結合されており、前記ボルトは、その頭部が前記エアバッグ本体の展開領域から外れて位置している、ことを特徴とする。
請求項2に係る発明によれば、エアバッグ本体の展開時に、エアバッグ本体がボルトの頭部により傷付けられる事態を未然に防止することができる。
また、請求項3に係る発明は、請求項2に記載のカーテンエアバッグ装置のインフレータ取付構造であって、前記ルーフサイドレールは、前記インナーパネルおよび前記アウターパネルの間に補強パネルを挟み込んで接合して形成され、前記補強パネルは、前記ボルトの軸部が対応する部位に、前記アウターパネルの側を指向して屈曲する屈曲部を有する、ことを特徴とする。
請求項3に係る発明によれば、インフレータを車体(ルーフサイドレールを構成するインナーパネル)に取り付ける際に、ボルトの軸部が補強パネルに干渉する事態を未然に防止することができる。
本発明によれば、インフレータを車体に取り付ける際の作業性を良好にすることができる。
従来例に係るカーテンエアバッグ装置の車体への取付状態を表す図である。 従来例に係るカーテンエアバッグ装置のインフレータ取付構造を表す説明図である。 比較例に係るカーテンエアバッグ装置のインフレータ取付構造を表す説明図である。 本発明の実施形態に係るカーテンエアバッグ装置のインフレータが取り付けられるルーフサイドレールの外観斜視図である。 本発明の実施形態に係るカーテンエアバッグ装置のインフレータ取付構造を表す説明図である。 図4Aに示すブラケットに保持されたインフレータを表す斜視図である。 本発明の別の実施形態に係るカーテンエアバッグ装置のインフレータ取付構造を表す説明図である。
以下、本発明の実施形態に係るカーテンエアバッグ装置11のインフレータ取付構造について、図面を参照して詳細に説明する。
〔比較例に係るカーテンエアバッグ装置11のインフレータ取付構造〕
本発明の実施形態に係るカーテンエアバッグ装置11のインフレータ取付構造の説明に先立って、比較例に係るカーテンエアバッグ装置11のインフレータ取付構造について、図2を参照して説明する。図2は、比較例に係るカーテンエアバッグ装置11のインフレータ取付構造を表す説明図である。
比較例に係るカーテンエアバッグ装置11は、図2に示すように、エアバッグ本体13と、側面衝突等の衝撃の入力時にエアバッグ本体13内に高圧ガスを供給するインフレータ15と、を備える。
エアバッグ本体13は、例えば、合成繊維製の織布、編布、または、不織布のうちいずれかからなる筒状の袋体である。エアバッグ本体13は、従来例と同様に、フロントピラーからルーフサイドレール17(図3参照)を経てリアピラーにわたって細長い棒状とした折り畳み状態で収容されている。展開前のエアバッグ本体13は、従来例と同様に、車室内側の表皮材であるルーフライニング19によって覆われている。
略円柱形状のインフレータ15は、従来例と同様に、ルーフサイドレール17における車両の前後方向の略中央付近に、ブラケット21を介して、折り畳み状態のエアバッグ本体13と略平行に取付けられる。インフレータ15は、衝撃の入力時にエアバッグ本体13内に高圧ガスを供給することにより、エアバッグ本体13を速やかに展開させる機能を有する。
比較例に係るカーテンエアバッグ装置11では、インフレータ15を保持するブラケット21は、図2に示すように、ルーフサイドレール17における取付部23の取付面23aに対してブラケット21の当接部21aを重ね合わせた状態で、作業員が例えばインパクトレンチ25を用いてボルト27をナット29に締結することで取り付けられる。
ルーフサイドレール17は、例えば亜鉛めっき鋼板等の金属製の板材をプレス加工により成形してなる。具体的には、ルーフサイドレール17は、車両の前後方向に延びるインナーパネル17aおよびアウターパネル17bの間に補強パネル17cを挟み込んで接合して形成されている。
ここで、従来例に係るカーテンエアバッグ装置101のインフレータ取付構造(図1B参照)と、比較例に係るカーテンエアバッグ装置11のインフレータ取付構造(図2参照)とでは、ルーフサイドレール17における取付部23に対するボルト27の固定位置、および、ブラケット21におけるボルト27の固定位置からインフレータ15までの距離が大きく相違している。
詳しく述べると、比較例に係るルーフサイドレール17における取付部23に対するボルト27の固定位置(図2参照)は、従来例に係るルーフサイドレール109における取付部116に対するボルト117の固定位置(図1B参照)と比べて下方にずらして設定されている。これに伴って、比較例に係るブラケット21におけるボルト27の固定位置からインフレータ15までの距離L(図2参照)は、従来例に係るボルト117の固定位置からインフレータ105までの距離(図1B参照)と比べて長く設定されている。
〔比較例に係るカーテンエアバッグ装置11のインフレータ取付構造の作用効果〕
比較例に係る取付部23に対するボルト27の固定位置は、従来例に係る取付部116に対するボルト117の固定位置と比べて下方にずらして設定されている。その結果、作業員は、ボルト27の固定位置を下方から臨むことができる。従って、比較例に係るカーテンエアバッグ装置11のインフレータ取付構造によれば、エアバッグ本体13をわずかに押し避けさえすれば、ルーフサイドレール17における取付部23に対するブラケット21の取り付け作業を円滑に行うことができるため、インフレータ15を車体に取り付ける際の作業性を改善することができる。
ところが、前記したように、比較例に係るブラケット21におけるボルト27の固定位置からインフレータ15までの距離L(図2参照)は、従来例に係るボルト117の固定位置からインフレータ105までの距離(図1B参照)と比べて長く設定されている。その結果、ブラケット21を介してインフレータ15に伝わる車両の振動を比較例において抑制するには、従来例に係るブラケット115と比べて厚肉で重い高剛性のブラケット21を採用する必要がある。従って、比較例に係るカーテンエアバッグ装置11のインフレータ取付構造では、従来例に係るカーテンエアバッグ装置101のインフレータ取付構造と比べて、ブラケット21が重く、かつ、かさばるといった問題が生じていた。
〔本発明の実施形態に係るカーテンエアバッグ装置11のインフレータ取付構造の概要〕
そこで、本発明の実施形態に係るカーテンエアバッグ装置11のインフレータ取付構造では、ルーフサイドレール17は、車両の前後方向に延びるインナーパネル17aおよびアウターパネル17bを接合して形成され、インフレータ15は、インナーパネル17aにブラケット21を介して取り付けられ、インナーパネル17aにおけるブラケット21の取付面23a(図4A参照)は、インナーパネル17a下部の車室内方向下向きに傾斜した面からなる、構成を採用することとした。
本発明の実施形態に係るカーテンエアバッグ装置11のインフレータ取付構造によれば、インフレータ15を車体(インナーパネル17a)に取り付ける際の作業性を良好にすることができる。
〔本発明の実施形態に係るカーテンエアバッグ装置11のインフレータ取付構造〕
次に、本発明の実施形態に係るカーテンエアバッグ装置11のインフレータ取付構造について、図3、図4A、および、図4Bを参照して説明する。図3は、本発明の実施形態に係るカーテンエアバッグ装置11のインフレータが取り付けられるルーフサイドレール17の外観斜視図である。図4Aは、本発明の実施形態に係るカーテンエアバッグ装置11のインフレータ取付構造を表す説明図である。図4Bは、図4Aに示すブラケット21に保持されたインフレータ15を表す斜視図である。
本発明の実施形態に係るカーテンエアバッグ装置11のインフレータ取付構造と、比較例に係るカーテンエアバッグ装置11のインフレータ取付構造とでは、基本的な構成が類似している。そこで、本発明の実施形態に係る説明において、比較例と共通の機能を有する部材には原則として共通の符号を付し、その重複した説明を省略すると共に、両者間の相違点を中心に説明を進める。
比較例および本発明の実施形態の両者間の相違点は3つある。第1の相違点は、図3および図4Aに示すように、本発明の実施形態に係るインナーパネル17aにおけるブラケット21の取付面23aが、インナーパネル17aの一般面22(略垂直な面)に対して下方に傾斜した面であって、インナーパネル17a下部の車室内方向下向きに傾斜した面からなる点である。
なお、インナーパネル17a下部の車室内方向下向きに傾斜した面とは、車室内の作業員がインナーパネル17aを見上げた際に略正対する向きに傾斜した面をいう。
第2の相違点は、本発明の実施形態に係るブラケット21におけるボルト27の固定位置からインフレータ15までの距離(図4A参照)が、比較例に係るブラケット21におけるボルト27の固定位置からインフレータ15までの距離L(図2参照)と比べて小さい点である。
第3の相違点は、本発明の実施形態に係る補強パネル17cが、ボルト27の軸部27bが対応する部位に、アウターパネル17bの側を指向して屈曲する屈曲部17c1を有する点である。
〔本発明の実施形態に係るカーテンエアバッグ装置11のインフレータ取付構造の作用効果〕
本発明の実施形態に係るカーテンエアバッグ装置11のインフレータ取付構造では、図4Bに示すように、インフレータ15は、インナーパネル17aにブラケット21を介して取り付けられる。特に、インナーパネル17aにおけるブラケット21の取付面23aは、図3および図4Aに示すように、インナーパネル17a下部の車室内方向下向きに傾斜した面からなる、構成を採用することとした。
本発明の実施形態に係るカーテンエアバッグ装置11のインフレータ取付構造によれば、組み立て途中の車両の車室内でカーテンエアバッグ装置11の組み付け作業を行う作業員は、エアバッグ本体13を押し避けて取付面23aを露出させる手順を要することなく、ボルト27の固定位置およびその周辺を含む取付面23aを直視しながら、ボルト27の頭部27aに対してインパクトレンチ25のソケット部を簡易かつ的確に嵌め込むことができるため、インフレータ15を車体(インナーパネル17a)に取り付ける際の作業性を良好にすることができる。
また、本発明の実施形態に係るカーテンエアバッグ装置11のインフレータ取付構造では、本発明の実施形態に係るブラケット21におけるボルト27の固定位置からインフレータ15までの距離(図4A参照)が、比較例に係るブラケット21におけるボルト27の固定位置からインフレータ15までの距離L(図2参照)と比べて小さい、構成を採用することとした。
本発明の実施形態に係るカーテンエアバッグ装置11のインフレータ取付構造によれば、比較例と比べてインフレータ15に係る力のモーメントを小さくすることができるため、比較例に係るブラケット21と比べて薄肉で軽いブラケット21を採用することができる。その結果、ブラケット21のコンパクト化および軽量化を図ることができる。
また、本発明の実施形態に係るカーテンエアバッグ装置11のインフレータ取付構造では、ブラケット21は、インナーパネル17aの取付面23aに対してボルト27およびナット29を用いて剛体結合されている。特に、ボルト27は、その頭部27aがエアバッグ本体13の展開領域から外れて位置している、構成を採用している。
本発明の実施形態に係るカーテンエアバッグ装置11のインフレータ取付構造によれば、ボルト27の頭部27aがエアバッグ本体13の展開領域から外れて位置しているため、エアバッグ本体13の展開時に、エアバッグ本体13がボルト27の頭部27aにより傷付けられる事態を未然に防止することができる。
また、本発明の実施形態に係るカーテンエアバッグ装置11のインフレータ取付構造では、ルーフサイドレール17は、車両の前後方向に延びるインナーパネル17aおよびアウターパネル17bの間に補強パネル17cを挟み込んで接合して形成されている。特に、補強パネル17cは、ボルト27の軸部27bが対応する部位に、アウターパネル17bの側を指向して屈曲する屈曲部17c1を有する、構成を採用している。
本発明の実施形態に係るカーテンエアバッグ装置11のインフレータ取付構造によれば、補強パネル17cは、ボルト27の軸部27bが対応する部位に、アウターパネル17bの側を指向して屈曲する屈曲部17c1を有するため、インフレータ15をインナーパネル17aに取り付ける際に、ボルト27の軸部27bが補強パネル17cに干渉する事態を未然に防止することができる。
〔本発明の別の実施形態に係るカーテンエアバッグ装置11のインフレータ取付構造〕
次に、本発明の別の実施形態に係るカーテンエアバッグ装置11のインフレータ取付構造について、図5を参照して説明する。図5は、本発明の別の実施形態に係るカーテンエアバッグ装置11のインフレータ取付構造を表す説明図である。
本発明の実施形態に係るカーテンエアバッグ装置11のインフレータ取付構造と、本発明の別の実施形態に係るカーテンエアバッグ装置11のインフレータ取付構造とは、下記の点で相違している。
すなわち、前記両者間の第1の相違点は、本発明の別の実施形態に係るブラケット21におけるボルト27の固定位置からインフレータ15までの距離(図5参照)が、本発明の実施形態に係るブラケット21におけるボルト27の固定位置からインフレータ15までの距離(図4A参照)と比べて長く設定されている点である。
前記両者間の第2の相違点は、本発明の別の実施形態に係るインフレータ15からルーフパネル31までの距離(図5参照)が、本発明の実施形態に係るインフレータ15からルーフパネル31までの距離(図4A参照)と比べて長く設定されている点である。
〔本発明の別の実施形態に係るカーテンエアバッグ装置11のインフレータ取付構造の作用効果〕
本発明の別の実施形態に係るカーテンエアバッグ装置11のインフレータ取付構造によれば、インフレータ15からルーフパネル31までの距離(図5参照)が、本発明の実施形態に係るインフレータ15からルーフパネル31までの距離(図4A参照)と比べて長く設定されているため、例えば、インフレータ15に対して車室内側から物体が衝突した際に、インフレータ15がルーフパネル31に衝突するまでのストローク長を稼ぐことができる。その結果、前記物体に対する衝撃力を緩和することができる。
〔その他の実施形態〕
以上説明した実施形態は、本発明の具現化例を示したものである。従って、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならない。本発明はその要旨またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形態で実施することができるからである。
例えば、本発明の実施形態において、エアバッグ本体13が、フロントピラーからルーフサイドレール17を経てリアピラーにわたって細長い棒状とした折り畳み状態で収容されている形態を例示して説明したが、本発明はこの例に限定されない。エアバッグ本体13が、(フロントピラーやリアピラーを除く)ルーフサイドレール17に対して細長い棒状とした折り畳み状態で収容されている形態も、本発明の技術的範囲に含まれる。
11 カーテンエアバッグ装置
13 エアバッグ本体
15 インフレータ
17 ルーフサイドレール
17a インナーパネル
17b アウターパネル
17c 補強パネル
17c1 屈曲部
19 ルーフライニング
21 ブラケット
22 ルーフサイドレールの一般面
23 取付部
23a 取付面
25 インパクトレンチ
27 ボルト
27a ボルトの頭部
27b ボルトの軸部
29 ナット
31 ルーフパネル

Claims (3)

  1. 車両のルーフサイドレールに沿って設けられるエアバッグ本体をインフレータの作動により車室内にカーテン状に展開可能なカーテンエアバッグ装置のインフレータ取付構造であって、
    前記ルーフサイドレールは、車両の前後方向に延びるインナーパネルおよびアウターパネルを接合して形成され、
    前記インフレータは、前記インナーパネルにおける平坦な取付部の断面視延長線上にかぶって位置するように該取付部にブラケットを介して取り付けられ、
    前記取付部の取付面は、該インナーパネル下部の車室内方向下向きに傾斜した面からなる、
    ことを特徴とするカーテンエアバッグ装置のインフレータ取付構造。
  2. 請求項1に記載のカーテンエアバッグ装置のインフレータ取付構造であって、
    前記ブラケットは、前記ルーフサイドレールの前記取付面に対してボルトおよびナットを用いて剛体結合されており、
    前記ボルトは、その頭部が前記エアバッグ本体の展開領域から外れて位置している、
    ことを特徴とするカーテンエアバッグ装置のインフレータ取付構造。
  3. 請求項2に記載のカーテンエアバッグ装置のインフレータ取付構造であって、
    前記ルーフサイドレールは、前記インナーパネルおよび前記アウターパネルの間に補強パネルを挟み込んで接合して形成され、
    前記補強パネルは、前記ボルトの軸部が対応する部位に、前記アウターパネルの側を指向して屈曲する屈曲部を有する、
    ことを特徴とするカーテンエアバッグ装置のインフレータ取付構造。
JP2012085079A 2012-04-04 2012-04-04 カーテンエアバッグ装置のインフレータ取付構造 Active JP5581352B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012085079A JP5581352B2 (ja) 2012-04-04 2012-04-04 カーテンエアバッグ装置のインフレータ取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012085079A JP5581352B2 (ja) 2012-04-04 2012-04-04 カーテンエアバッグ装置のインフレータ取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013212805A JP2013212805A (ja) 2013-10-17
JP5581352B2 true JP5581352B2 (ja) 2014-08-27

Family

ID=49586496

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012085079A Active JP5581352B2 (ja) 2012-04-04 2012-04-04 カーテンエアバッグ装置のインフレータ取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5581352B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004074867A (ja) * 2002-08-13 2004-03-11 Mitsubishi Motors Corp 頭部保護用エアバック装置
JP5061980B2 (ja) * 2008-03-19 2012-10-31 マツダ株式会社 自動車のカーテンエアバッグ配設構造
JP2010202068A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Kanto Auto Works Ltd インフレータの取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013212805A (ja) 2013-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5786886B2 (ja) 自動車の車室前部構造
KR102069188B1 (ko) 커튼 에어백 장치의 탑재 구조 및 커튼 에어백의 전개 방법
US9004576B2 (en) Vehicle front structure
JP5907126B2 (ja) 自動車の車体前部構造
US8056922B2 (en) Column-mounted knee airbag device
JP4752942B2 (ja) コラム付けニーエアバッグ装置
JP5581352B2 (ja) カーテンエアバッグ装置のインフレータ取付構造
US7665760B2 (en) Mounting structure of a curtain air bag for a vehicle
JP2016037084A (ja) インパネリインフォースの取付構造
JP4978253B2 (ja) フェンダカバー構造及び車体前部構造
EP2050635B1 (en) Airbag apparatus
JP2009226957A (ja) 自動車のカーテンエアバッグ配設構造
JP7027791B2 (ja) 車両前部構造
JP6365585B2 (ja) 歩行者用エアバッグ装置を備えた車両前部構造
JP2010095088A (ja) 車体構造及び車体構造体
JP2019107987A (ja) 車体前部の構造
JP7047529B2 (ja) 車両側部構造
JP4563868B2 (ja) エアバッグ取付部構造
JP2021133787A (ja) シートバックフレーム
JP6024808B2 (ja) 自動車の車体前部構造
JP4631467B2 (ja) フロントフェンダーの上端部支持構造
JP6347409B2 (ja) ルーフサイドエアバッグの取り付け構造
JP2014000840A (ja) センサ取付構造
JP5471711B2 (ja) 車両の上部車体構造
JP4933929B2 (ja) エアバッグのカバー体及びエアバッグ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140417

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140421

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140701

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140714

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5581352

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250