JP5580864B2 - 防災訓練疑似体験用サイネージ - Google Patents

防災訓練疑似体験用サイネージ Download PDF

Info

Publication number
JP5580864B2
JP5580864B2 JP2012222920A JP2012222920A JP5580864B2 JP 5580864 B2 JP5580864 B2 JP 5580864B2 JP 2012222920 A JP2012222920 A JP 2012222920A JP 2012222920 A JP2012222920 A JP 2012222920A JP 5580864 B2 JP5580864 B2 JP 5580864B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flame
water
image display
fire
display unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012222920A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014074832A (ja
Inventor
孝夫 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SEC ELEVATOR CO., LTD.
Original Assignee
SEC ELEVATOR CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SEC ELEVATOR CO., LTD. filed Critical SEC ELEVATOR CO., LTD.
Priority to JP2012222920A priority Critical patent/JP5580864B2/ja
Publication of JP2014074832A publication Critical patent/JP2014074832A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5580864B2 publication Critical patent/JP5580864B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Description

本発明は、防災訓練を疑似体験するためのサイネージ(signage:看板)に関するものである。
従来、防災訓練においては、実際に裸火に消防ホースから水を掛けたり、携帯小型の消化器から消火液を噴射したりして、実体験さながらにして訓練している。このような場合、裸火を取り扱うので、なるべく広い訓練場所を確保して、訓練参加者が遠巻きに、消火の様子を見学している。近年では、デジタルディスプレイを用いて、過去の災害、異常、故障などをマルチメディアで疑似体験し訓練して防災技術の向上を図るものが知られている(特許文献1参照)。
特開平08−33060号公報
しかし、従来の防災訓練では、例えば、実際に裸火を用意する場合には、火を起こす準備に手間がかかるとともに、危険性が高く、訓練後の裸火の後始末が大変である。また、屋外の広い訓練場所の確保も市街地では困難となる。一方、デジタルディスプレイにより疑似体験する近年の方法においては、裸火を使わないので危険性が低く、準備や後始末に困ることは無いが、消火訓練として消火器などによる放水・消火を実際に行わないので、消火訓練を受ける人にとっては、実体験として消火するという実感が湧かず、単に頭で理解するだけであって消火訓練の意義が減殺される。かかる状況において、本発明に係る防災訓練疑似体験用サイネージは、このような従来の課題を解決するために提案されたものである。
本発明に係る防災訓練疑似体験用サイネージの上記課題を解決して目的を達成するための要旨は、地面若しくは床面に移動自在に載置される筐体を有したサイネージで、前記筐体の片側面に装備されて火災状況を表示する画像表示部と、前記筐体の片側面の一部に設けられ当該片側面に水が掛けられたことを検知する水センサーと、前記画像表示部と前記水センサーとに電気的に接続され前記画像表示部の表示内容を制御する制御部と、前記画像表示部と前記水センサーと前記制御部に電源を供給する電源供給部とを少なくとも備えてなり、前記画像表示部を制御する制御部は、少なくとも、火炎が燃えさかる様子と、次第に火炎の勢いが消勢していく様子と、火炎が消火された様子との三段階の画像を、前記画像表示部に表示するように制御し、前記水センサーは、画像表示部の周囲に任意に複数個が配設され、当該水センサーに水が掛けられたことによるセンサー検知数が多い・少ないに対応させて、前記制御部で火炎が燃えさかる様子から、火炎の勢いが消勢していく様子、火炎が消火された様子の三段階の画像を表示する迄の時間を伸縮制御するとともに、水センサーによる水検知の位置が偏っている場合には偏っている側の火を小さくしてその反対側の火の大きさはそのままにして火炎の様子を前記制御部で制御することである。
本発明の防災訓練疑似体験用サイネージによれば、訓練参加者は実際に消火用ホース若しくは消火器のホースを手にして、的になるサイネ―ジの炎に向かって放水し、実体験のように消火を体験できる。放水の水が直接、サイネ―ジの火炎表示部に当たることで、火炎の勢いが消勢して行き消火の実感が湧くものである。サイネ―ジにより裸火を用意したりその後片づけをしたりする必要がなくなり、危険性が少なく、後始末が容易であって且つ手間が省けて訓練時間を短縮させることができる、と言う優れた効果を奏するものである。又、消火用の水が的であるサイネ―ジに当たる具合により、消火までの時間を伸縮調節する事で、消火の手際が良いか否かの判断が、訓練者にも容易に判断できるので、消火訓練の実効性が増すという優れた効果を奏するものである。
本発明に係る防災訓練疑似体験用サイネージ1による訓練の様子を示す斜視図である。 同本発明の防災訓練疑似体験用サイネージ1による消火訓練のフロー図である。 同本発明に係る防災訓練疑似体験用サイネージ1における、複数個の水センサーと無線受信部との配置の一例を示す斜視図である。 同本発明に係る防災訓練疑似体験用サイネージ1による消火訓練の流れを示す説明図である。
本発明に係る防災訓練疑似体験用サイネージ1は、図1に示すように、消火訓練において裸火を用いないで擬似的に画像表示部に火炎を表示して、放水体験は訓練者2(防災訓練を受ける者をいう、以下同じ)の実体験とするものである。
前記サイネージ1は、図3に示すように、地面若しくは床面にキャスター1cによって移動自在に載置される筐体1aを有したものであり、前記筐体1bの片側面1fに装備されて火災状況を表示する画像表示部1bと、前記筐体1aの片側面1fの一部に設けられ当該片側面1fに水が掛けられたことを検知する水センサー1dと、前記画像表示部1bと前記水センサー1dとに電気的記に接続され前記画像表示部の表示内容を制御する制御部(筐体1a内部に装備される、図示せず)と、前記画像表示部1bと前記水センサー1dと前記制御部に電源を供給する電源供給部(同、図示せず)とを少なくとも備えて成るものである。
前記画像表示部1bを制御する制御部は、少なくとも、火炎が燃えさかる様子と、次第に火炎の勢いが消勢していく様子と、火炎が消火された様子との三段階の画像を、前記画像表示部1bに表示するように制御するものである。図4に示すように、訓練最初の画像表示である「火災発生・消火開始」から、「再出動」までの複数消火段階の画像表示画が用意されている。
前記電源供給部は無線受信機を備えてなり、図3に示すように、無線受信機用の無線受信部1eが、筐体1aの例えば水の掛かりにくい側壁側若しくは片側面1fの裏面側などに適宜に配設される。この無線受信機にスイッチのON/OFF信号を発信する無線発信器を備えた外部遠隔操作装置、図4に示すリモコン6の遠隔操作によって、前記電源供給がON/OFFされるものである。
このように、本発明に係るサイネージ1を使用して、防災訓練疑似体験を行うには、例えば、図1及び図3に示す防災訓練疑似体験用サイネージ1をキャスター1cを転動させて訓練用広場に移動させ設置する。なお、設置後は、前記キャスター1cをロックして固定する。
そして、訓練者2がホース3の放出口を持って待機する。サイネージ1の操作担当者5がリモコン6を手に持って、これを操作して、スタートボタンを押す。これにより、図2および図4に示すように、サイネージ1における画像表示部1bの画像が、火災発生となり、ガスコンロ等から火炎が燃え広がる(図2の出火状態となる)。
次に、ホース3から放水が始まり、訓練者2が的であるサイネージ1の画像表示部1bに向かって放水4が掛かるようにホース3の先端放水口を操作する。
前記放水訓練により前記画像表示部1bに放水4が掛かると、水センサー1dによって当該放水4が検知される。図4に示すように、水が掛かりその時間が続くことで画像表示部1bの火炎の勢いが消勢され、次第に炎が小さくなる。また、水センサー1dによって水が検知されないと、制御部に前記水センサー1dからの信号が伝達されないので、炎の勢いがそのままであり、火の勢いが衰えることが無い。
前記炎が消勢して鎮火すると画像表示部1bに「消火完了」の表示が制御部によって表示される。なお、このとき、放水4が掛けられる画像表示部1bが、放水操作している訓練者2にとって見えにくい場合もあるので、同時に消火完了音をスピーカ等から発するようにしても良い。更には、画像表示部1bの全体を表示色を変えて点滅させる等の変化をもたらすようにしても良い。これにより確実に、消火完了したことが訓練者2等に認知されるからである。
その後、図4に示すように、「再出動」の表示画面になり、訓練が終了する。次の訓練者2に替わった後に、前記操作担当者5がリモコン6のスイッチを押すと、再び、サイネージ1の画像表示部1bにおける画像が、訓練最初の「火災発生」の画面になり、消火訓練の開始となる。このように繰り返して、訓練者2の防災訓練疑似体験がなされるものである。
訓練者2は、放水の実体験をすると共に、放水の的になる火に関しては裸火を用いないで画像表示で済ませるものであり、手軽な消火訓練手段で、より実体験に近い防災訓練疑似体験が可能となったものである。訓練終了後は、広場のシートや水等を片付けるだけであり、火の始末が無いので後始末が容易である。
本発明に係るサイネージ1の第2実施例は、例えば、筐体1bに配設される水センサー1dに関するものである。この水センサー1dを、画像表示部1bの周囲に任意に複数個が配設して、当該水センサー1dに水が掛けられたことによるセンサー検知数が多い・少ないに対応させて、火炎の勢いが消勢していく様子から火炎が消火された様子を表示する迄の時間を伸縮制御するようにするのである。
このように水センサー1dを配設することで、訓練者2が上手に放水した場合には、消火時間が短くなり、水を画像表示部1bに上手く当てられない場合には、消火に要する時間が長くなるように制御装置で制御することで、訓練者2の技量確認がなされ、訓練者2が自覚することで消火に対する意欲も湧くようになるものである。
このほか、水センサー1dによる水検知の位置が偏っている場合には、偏っている側の火を小さくして、その反対側の火の大きさはそのままにする等と、適宜に画像表示部1bの画像を状況に合わせて火炎の様子を変化させるのが好ましいものである。
本発明に係る防災訓練疑似体験用サイネージ1により、実体験を併用した訓練として広く応用できるものである。
1 サイネージ、 1a 筐体、
1b 画像表示部、 1c キャスター、
1d 水センサー、 1e 無線受信部、
1f 片側面、
2 訓練者、
3 ホース、
4 放水、
5 操作担当者、
6 リモコン(リモートコントローラー)。

Claims (1)

  1. 地面若しくは床面に移動自在に載置される筐体を有したサイネージで、
    前記筐体の片側面に装備されて火災状況を表示する画像表示部と、
    前記筐体の片側面の一部に設けられ当該片側面に水が掛けられたことを検知する水センサーと、
    前記画像表示部と前記水センサーとに電気的に接続され前記画像表示部の表示内容を制御する制御部と、
    前記画像表示部と前記水センサーと前記制御部に電源を供給する電源供給部とを少なくとも備えてなり、
    前記画像表示部を制御する制御部は、少なくとも、火炎が燃えさかる様子と、次第に火炎の勢いが消勢していく様子と、火炎が消火された様子との三段階の画像を、前記画像表示部に表示するように制御し、
    前記水センサーは、画像表示部の周囲に任意に複数個が配設され、
    当該水センサーに水が掛けられたことによるセンサー検知数が多い・少ないに対応させて、前記制御部で火炎が燃えさかる様子から、火炎の勢いが消勢していく様子、火炎が消火された様子の三段階の画像を表示する迄の時間を伸縮制御するとともに、水センサーによる水検知の位置が偏っている場合には偏っている側の火を小さくしてその反対側の火の大きさはそのままにして火炎の様子を前記制御部で制御すること、
    を特徴とする防災訓練疑似体験用サイネージ。
JP2012222920A 2012-10-05 2012-10-05 防災訓練疑似体験用サイネージ Expired - Fee Related JP5580864B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012222920A JP5580864B2 (ja) 2012-10-05 2012-10-05 防災訓練疑似体験用サイネージ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012222920A JP5580864B2 (ja) 2012-10-05 2012-10-05 防災訓練疑似体験用サイネージ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014074832A JP2014074832A (ja) 2014-04-24
JP5580864B2 true JP5580864B2 (ja) 2014-08-27

Family

ID=50749010

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012222920A Expired - Fee Related JP5580864B2 (ja) 2012-10-05 2012-10-05 防災訓練疑似体験用サイネージ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5580864B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106683512A (zh) * 2016-08-30 2017-05-17 大连伟岸纵横科技股份有限公司 基于网络商城的虚拟现实演练系统

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2537166Y2 (ja) * 1986-08-05 1997-05-28 大槻ポンプ工業株式会社 消火訓練用模擬火災、消火表示装置
JP2881482B2 (ja) * 1990-06-27 1999-04-12 株式会社京都科学 消火器操作練習装置
JPH07117812B2 (ja) * 1990-07-18 1995-12-18 株式会社テレシステムズ 消火訓練用模凝装置
JP2987763B2 (ja) * 1996-10-07 1999-12-06 大槻ポンプ工業株式会社 水消火器を使用して行う消火訓練自動指導システム
JP3762857B2 (ja) * 2000-06-29 2006-04-05 義博 田邊 消火訓練設備
US7748983B2 (en) * 2006-03-07 2010-07-06 Bullex, Inc. Flameless fire extinguisher training methods and apparatus
JP2008185639A (ja) * 2007-01-26 2008-08-14 Iida Denshi Kk 模擬消火訓練用標的装置
JP2009005719A (ja) * 2007-06-26 2009-01-15 Uchida Techno:Kk 初期消火体験システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014074832A (ja) 2014-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2005094232A3 (en) Training device for extinguishing fires, method and system of use thereof
GB2409922A (en) Gaming device having a plurality of multiple-image panels
CN203659251U (zh) 移动消防体验馆
JP6546490B2 (ja) 消防用設備
KR101285630B1 (ko) 소방 훈련용 장치
KR101356038B1 (ko) 모의소방훈련용 소화장치
KR102212241B1 (ko) 혼합현실 기반의 소방 체험 시스템
KR101875170B1 (ko) 체감형 소방훈련 시뮬레이션 시스템
US20180280748A1 (en) Training system
JP5580864B2 (ja) 防災訓練疑似体験用サイネージ
CN110874964A (zh) 灭火训练设备
CN205122072U (zh) 虚拟灭火系统
KR102070641B1 (ko) 화재진압 학습시스템 및 그 방법
KR100923076B1 (ko) 화재진압용 소화기 체험시스템
CN203706564U (zh) 一种可移动式自动喷淋灭火演示系统
KR101733554B1 (ko) 교육훈련용 소화시스템
KR102215205B1 (ko) 소방 훈련 평가용 교보재 시스템 및 이를 이용한 소방 훈련 평가 방법
JP2008185639A (ja) 模擬消火訓練用標的装置
KR100758559B1 (ko) 화재 진압 교육 시스템
KR101212797B1 (ko) 교육용 소방 시스템
JPH10111640A (ja) 水消火器を使用して行う消火訓練自動指導システム
JP4654225B2 (ja) 擬似火災発生装置
KR20220063049A (ko) Ar기술을 활용한 소방안전 점검 교육 시스템
EP2705881B1 (de) Verfahren zum Ansteuern von Löschmittelwerfern
KR200379548Y1 (ko) 가상화재체험 교육장치

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140318

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140516

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140612

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140711

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5580864

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees