JP5580642B2 - 型枠用間隔保持具、及び、型枠用間隔保持具セット - Google Patents
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Description
すなわち、従来の型枠固定金具または施工方法では、金属製のセパレーターがコンクリート構造物の内部に埋め込まれたまま残置される。このため、コンクリート構造物の内部でセパレーターが錆びるおそれがある。セパレーターが錆びると、その錆びがコンクリート構造物の表面に表れ、コンクリート構造物の美感が損なわれるという不都合がある。
すなわち、本発明の型枠用間隔保持具は、対向する型枠同士の間に設置される型枠用間隔保持具であって、コンクリートまたはモルタルから成り、内部にロッドを挿入可能な貫通孔が形成された円筒部と、コンクリート、モルタル、及び、樹脂のいずれかから成り、前記円筒部の両端側に形成され、互いに対向する型枠とそれぞれ接触する一対の端部と、を備え、前記一対の端部の少なくとも一方は、前記貫通孔を囲む環形状を有し、型枠と接触する接触面と、前記接触面の内側であって前記貫通孔の周囲に形成され、前記接触面より奥側に凹んでいる凹部と、を備え、前記円筒部及び前記一対の端部は、型枠に流し込まれる生コンクリートと一体になってコンクリート構造物の内部に残置され、かつ、生コンクリートと一体になった後であっても、前記貫通孔に挿入されているロッドの抜き取りを許容し、前記凹部は、前記接触面の内周縁から奥側に向かって形成される内周壁と、前記内周壁から前記貫通孔に連続する、前記接触面と略平行な内奥面と、を備え、前記接触面の内周縁の径は、前記円筒部の外径に比べて小さく、前記内周壁の径は前記接触面に向かって増大しており、前記凹部を有する端部の外周面は、その径を減少させつつ前記接触面の外周縁と接合しており、前記凹部が形成されている端部の外周面の径が減少する割合は、前記接触面に近づくに従って小さくなり、前記円筒部とは別個に成形される端部部材を、前記円筒部の少なくとも一方の端部に取り付けて成り、前記端部部材には、前記接触面及び前記凹部と、前記凹部の略中央に配置され、前記貫通孔と通じる開口とが形成されている型枠用間隔保持具である。
図1は、実施例1に係る型枠用間隔保持具の斜視図であり、図2は、実施例1に係る型枠用間隔保持具の断面図であり、図3は、型枠用間隔保持具の要部の分解断面図である。
図6に示すように、貫通孔Aにセパレーター31を挿入し、このセパレーター31の両端を型枠33a、33bに貫通させる。各型枠33a、33bの外側に突出したセパレーター31の端部にフォームタイ35a、35bをそれぞれ締結する。このとき、セパレーター31に付設される羽根31aが型枠33a、33bに食い込み、セパレーター31自体が型枠33a、33bに対して回転しにくくなる。このため、フォームタイ35a、35bをセパレーター31に対して強く締め付けることができ、セパレーター31を型枠33a、33bに強固に固定することができる。
図7に示すように、型枠33によって区画された中に、生コンクリート37を流し込む。型枠用間隔保持具1は生コンクリート37の中に埋まり、円筒部3及び端部4の表面には生コンクリート37が付着する。しかし、接触面11が型枠33と接触しているため、セパレーター31には生コンクリート37が付着しにくい。
図7に示す状態で、所定の期間、養生する。生コンクリート37は硬化し、円筒部3、及び、端部4は生コンクリート37と一体となる。これら円筒部3、及び、端部4はコンクリート構造物39の内部に残置される。
図8に示すように、フォームタイ35をセパレーター31から取り外して、型枠33を取り外すとともに、セパレーター31を円筒部3から抜き取る。これにより、生コンクリート37によって構築されたコンクリート構造物39が表れる。コンクリート構造物39の表面には、接触面11と凹部13が露出する。凹部13は貫通孔Aに通じている。
図11に示すように、コンクリート構造物39の内部に残置された円筒部3の貫通孔Aに、棒状体43を挿入する。この際、コンクリートボンドを介して棒状体43と円筒部3とを接着することが好ましい。これによれば、棒状体43を貫通孔Aに好適に固定することができる。また、棒状体43を挿入したときに貫通孔Aに残る隙間を一層少なくすることができる。
図16に示すように、型枠間隔保持具51の貫通孔Aにセパレーター31を挿入し、このセパレーター31の両端を型枠33a、33bに貫通させる。各型枠33a、33bの外側に突出したセパレーター31の端部にフォームタイ35a、35bをそれぞれ締結する。これにより、セパレーター31は型枠33a、33bに固定される。端部53の接触面61は型枠33aと接触し、端部54の接触面62は型枠33bと接触する。そして、型枠間隔保持具51は型枠33a、33bの間で支持される。
型枠33内に生コンクリート37を流し込む。接触面61、62は型枠33a、33bと接触しているため、セパレーター31に生コンクリート37が付着しにくい。この状態で所定の期間、養生する。これにより、型枠間隔保持具51は生コンクリート37と一体となり、コンクリート構造物39の内部に残置される。
図17に示すように、フォームタイ35をセパレーター31から取り外し、型枠33を取り外すとともに、セパレーター31を円筒部3から抜き取る。これにより、生コンクリート37によって構築されたコンクリート構造物39が表れる。コンクリート構造物39の一方面には、接触面61と、貫通孔Aに通じる凹部63が露出する。他方、コンクリート構造物39の他方面には、接触面62と貫通孔Aが露出する。
図20に示すように、型枠間隔保持具71の貫通孔Aにセパレーター31を挿入し、このセパレーター31の両端を対向する各型枠33に貫通させる。型枠33の外側に突出したセパレーター31の各端部にフォームタイ35をそれぞれ締結する。これにより、セパレーター31は型枠33に固定される。型枠間隔保持具71の各端部74はそれぞれ型枠33と接触する。そして、型枠間隔保持具71は対向する型枠33同士の間で支持される。
型枠33内に生コンクリート37を流し込む。各接触面81は型枠33と接触しているため、セパレーター31に生コンクリート37が付着しにくい。この状態で所定の期間、養生する。これにより、型枠間隔保持具71は生コンクリート37と一体となり、コンクリート構造物39の内部に残置される。
図21に示すように、フォームタイ35をセパレーター31から取り外して、型枠33を取り外すとともに、セパレーター31を円筒部73から抜き取る。これにより、生コンクリート37によって構築されたコンクリート構造物39が表れる。コンクリート構造物39の表面には、接触面81と、貫通孔Aに通じる凹部83が露出する。
図25に示すように、型枠間隔保持具51の貫通孔Aにセパレーター31を挿入し、このセパレーター31の両端を各型枠33に貫通させる。各型枠33の外側に突出したセパレーター31の端部にフォームタイ35をそれぞれ締結する。これにより、セパレーター31は型枠33に固定される。各端部94は型枠33とそれぞれ接触する。このとき、セパレーター31に付設される座金31bは、キャップ部材95の凹部103に収まるので、端部94aが型枠33と接触することは妨げられない。そして、型枠間隔保持具91は対向する型枠同士33の間で支持される。
型枠33内に生コンクリート37を流し込む。接触面101は各型枠33と接触しているため、セパレーター31に生コンクリート37が付着しにくい。この状態で所定の期間、養生する。これにより、型枠間隔保持具91のうち、円筒部3は生コンクリート37と一体となり、コンクリート構造物39の内部に残置される。
図26に示すように、フォームタイ35をセパレーター31から取り外し、型枠33を取り外すとともに、セパレーター31を円筒部3から抜き取る。これにより、生コンクリート37によって構築されたコンクリート構造物39が表れる。
図28に示すように、コンクリート構造物39の内部に残置された円筒部3の貫通孔Aに、棒状体43を挿入する。この際、コンクリートボンドを介して棒状体43と円筒部3とを接着することが好ましい。
3、73、123 …円筒部
4a、4b、4、53、54、74a、74b、74、94a、94b、94、124a、124b、134a、134b、144a、144b、164a、164b …型枠間隔保持具の端部
5、55、135、145、146、165 …端部部材
11、61、62、81、101、151、152、171 …接触面
11a、61a、81a、101a …内周縁
11b、61b、81b、101b …外周縁
13、63、83、103、153、154、173 …凹部
13a、83a、103a …内周壁
13b、83b、103b …内奥面
15、65、105、175 …外周面
17、67 …嵌合部
31 …セパレーター
33a、33b、33 …型枠
35a、35b、35 …フォームタイ
37 …生コンクリート
39 …コンクリート構造物
41、111 …型枠間隔保持具セット
43 …棒状体
45、115 …栓部材
46、116 …フランジ部
47、117 …軸部
64 …内周面
95 …キャップ部材
107 …接続管
A …貫通孔
R1 …貫通孔の径
R2 …円筒部の外径
P …貫通孔の軸心
r1 …内周縁の径
r2 …外周縁の径
r3 …内周壁の径
r4 …外周面の径
r5 …開口の径
B1、B2、B3 …開口
E …空間
d1 …嵌合部の深さ
d2 …端部部材全体の長さ
Claims (11)
- 対向する型枠同士の間に設置される型枠用間隔保持具であって、
コンクリートまたはモルタルから成り、内部にロッドを挿入可能な貫通孔が形成された円筒部と、
コンクリート、モルタル、及び、樹脂のいずれかから成り、前記円筒部の両端側に形成され、互いに対向する型枠とそれぞれ接触する一対の端部と、
を備え、
前記一対の端部の少なくとも一方は、
前記貫通孔を囲む環形状を有し、型枠と接触する接触面と、
前記接触面の内側であって前記貫通孔の周囲に形成され、前記接触面より奥側に凹んでいる凹部と、
を備え、
前記円筒部及び前記一対の端部は、型枠に流し込まれる生コンクリートと一体になってコンクリート構造物の内部に残置され、かつ、生コンクリートと一体になった後であっても、前記貫通孔に挿入されているロッドの抜き取りを許容し、
前記凹部は、
前記接触面の内周縁から奥側に向かって形成される内周壁と、
前記内周壁から前記貫通孔に連続する、前記接触面と略平行な内奥面と、
を備え、
前記接触面の内周縁の径は、前記円筒部の外径に比べて小さく、
前記内周壁の径は前記接触面に向かって増大しており、
前記凹部を有する端部の外周面は、その径を減少させつつ前記接触面の外周縁と接合しており、
前記凹部が形成されている端部の外周面の径が減少する割合は、前記接触面に近づくに従って小さくなり、
前記円筒部とは別個に成形される端部部材を、前記円筒部の少なくとも一方の端部に取り付けて成り、
前記端部部材には、前記接触面及び前記凹部と、前記凹部の略中央に配置され、前記貫通孔と通じる開口とが形成されている型枠用間隔保持具。 - 請求項1に記載の型枠用間隔保持具において、
前記凹部を有する端部の外周面と前記接触面とは、湾曲面によってなめらかに接合されている型枠用間隔保持具。 - 対向する型枠同士の間に設置される型枠用間隔保持具であって、
コンクリートまたはモルタルから成り、内部にロッドを挿入可能な貫通孔が形成された円筒部と、
コンクリート、モルタル、及び、樹脂のいずれかから成り、前記円筒部の両端側に形成され、互いに対向する型枠とそれぞれ接触する一対の端部と、
を備え、
前記一対の端部の少なくとも一方は、
前記貫通孔を囲む環形状を有し、型枠と接触する接触面と、
前記接触面の内側であって前記貫通孔の周囲に形成され、前記接触面より奥側に凹んでいる凹部と、
を備え、
前記円筒部及び前記一対の端部は、型枠に流し込まれる生コンクリートと一体になってコンクリート構造物の内部に残置され、かつ、生コンクリートと一体になった後であっても、前記貫通孔に挿入されているロッドの抜き取りを許容し、
前記円筒部とは別個に成形される端部部材を、前記円筒部の少なくとも一方の端部に取り付けて成り、
前記端部部材には、前記接触面と、前記接触面の内側に配置され、前記貫通孔に比べて大きな径を有し、前記貫通孔と通じる開口とが形成されており、
前記開口の内周面と、前記開口から露出する円筒部の端面とによって前記凹部が形成される型枠用間隔保持具。 - 請求項3に記載の型枠用間隔保持具において、
前記凹部を有する端部の外周面は、その径を減少させつつ前記接触面の外周縁と接合している型枠用間隔保持具。 - 対向する型枠同士の間に設置される型枠用間隔保持具であって、
コンクリートまたはモルタルから成り、内部にロッドを挿入可能な貫通孔が形成された円筒部と、
コンクリート、モルタル、及び、樹脂のいずれかから成り、前記円筒部の両端側に形成され、互いに対向する型枠とそれぞれ接触する一対の端部と、
を備え、
前記一対の端部の少なくとも一方は、
前記貫通孔を囲む環形状を有し、型枠と接触する接触面と、
前記接触面の内側であって前記貫通孔の周囲に形成され、前記接触面より奥側に凹んでいる凹部と、
を備え、
前記円筒部及び前記一対の端部は、型枠に流し込まれる生コンクリートと一体になってコンクリート構造物の内部に残置され、かつ、生コンクリートと一体になった後であっても、前記貫通孔に挿入されているロッドの抜き取りを許容し、
前記円筒部と前記一対の端部を一体に形成して成り、
端部の外形状は、円筒部と同じ外径を有する円筒形状を呈し、
端部の端面に前記接触面と前記凹部が形成されており、
前記凹部は、前記接触面の内周縁の内側に形成され、接触面に比べて奥側に凹んでいる型枠用間隔保持具。 - 請求項3から請求項5のいずれかに記載の型枠用間隔保持具において、
前記凹部は、
前記接触面の内周縁から奥側に向かって形成される内周壁と、
前記内周壁から前記貫通孔に連続する、前記接触面と略平行な内奥面と、
を備え、
前記接触面の内周縁の径は、前記円筒部の外径に比べて小さく、
前記内周壁の径は前記接触面に向かって増大している型枠用間隔保持具。 - 型枠用間隔保持具セットであって、
請求項1から請求項6のいずれかに記載の型枠用間隔保持具と、
コンクリート、モルタル、及び、樹脂のいずれかから成り、前記貫通孔、及び、前記端部の前記凹部の少なくともいずれかに詰めるための詰め部材と、
を備え、
前記詰め部材は、貫通孔より若干小さい径を有し、前記円筒部が前記型枠に流し込まれる生コンクリートと一体になった後に前記貫通孔内に挿入するための棒状体を含む型枠用間隔保持具セット。 - 対向する型枠同士の間に設置される型枠用間隔保持具であって、
コンクリートまたはモルタルから成り、内部にロッドを挿入可能な貫通孔が形成された円筒部と、
樹脂または金属から成り、前記円筒部の少なくとも一端側に着脱自在に取り付けられて型枠と接触するキャップ部材と、
を備え、
前記キャップ部材は、
前記貫通孔と通じる開口と、
前記開口を囲む環形状を有し、型枠と接触する接触面と、
前記接触面に向かって径が増大している外周面と、
を備え、
前記キャップ部材は、型枠に流し込まれる生コンクリートによって構築されるコンクリート構造物から取り外され、
前記円筒部は、型枠に流し込まれる生コンクリートと一体になって、コンクリート構造物の内部に残置され、かつ、生コンクリートと一体になった後であっても、前記貫通孔に挿入されているロッドの抜き取りを許容し、
前記キャップ部材は、前記貫通孔に挿入されて円筒部と接続可能な接続管を備え、
前記接続管は、前記貫通孔より若干小さい外径を有し、かつ、その内部にロッドを挿入可能であり、
前記開口は前記接続管の内部に形成されており、
前記接続管は略円筒形状を呈し、
前記接続管の先端において、前記開口の径は、前記接続管の外径と同等程度まで拡大している型枠用間隔保持具。 - 対向する型枠同士の間に設置される型枠用間隔保持具であって、
コンクリートまたはモルタルから成り、内部にロッドを挿入可能な貫通孔が形成された円筒部と、
樹脂または金属から成り、前記円筒部の少なくとも一端側に着脱自在に取り付けられて型枠と接触するキャップ部材と、
を備え、
前記キャップ部材は、
前記貫通孔と通じる開口と、
前記開口を囲む環形状を有し、型枠と接触する接触面と、
前記接触面に向かって径が増大している外周面と、
を備え、
前記キャップ部材は、型枠に流し込まれる生コンクリートによって構築されるコンクリート構造物から取り外され、
前記円筒部は、型枠に流し込まれる生コンクリートと一体になって、コンクリート構造物の内部に残置され、かつ、生コンクリートと一体になった後であっても、前記貫通孔に挿入されているロッドの抜き取りを許容し、
前記外周面の径は、前記キャップ部材の先端側から基端側にかけて一様に減少しており、
前記キャップ部材の基端側における前記外周面の径は前記円筒部の外径より小さく、
前記円筒部は前記キャップ部材に対して張り出している型枠用間隔保持具。 - 請求項8または9に記載の型枠用間隔保持具において、
前記キャップ部材は、前記接触面の内側であって前記貫通孔の周囲に形成され、前記接触面より奥側に凹んでいる凹部を備え、
前記接触面の内周縁の径は、前記円筒部の外径に比べて小さく、
前記凹部は、
前記接触面の内周縁から奥側に向かって形成される内周壁と、
前記内周壁の奥端からその内側に張り出すように形成され、前記接触面と略平行な内奥面と、
を備え、
前記内周壁の径は前記接触面から奥側に向かって徐々に小さくなっている型枠用間隔保持具。 - 型枠用間隔保持具セットであって、
請求項8から請求項10のいずれかに記載の型枠用間隔保持具と、
コンクリート、モルタル、及び、樹脂のいずれかから成り、前記キャップ部材をコンクリート構造物から取り外すときに形成される空間、及び、前記貫通孔の少なくともいずれかに詰めるための詰め部材と、
を備え、
前記詰め部材は、貫通孔より若干小さい径を有し、前記円筒部が前記型枠に流し込まれる生コンクリートと一体になった後に前記貫通孔内に挿入するための棒状体を含む型枠用間隔保持具セット。
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