JP5580101B2 - 閉端接続子防水カバーおよび閉端接続子の防水方法 - Google Patents

閉端接続子防水カバーおよび閉端接続子の防水方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数本の被覆付導線を閉端接続子内で電気的に接続するときに閉端接続子内を防水状態を維持するために用いる閉端接続子防水カバーおよびこれを用いた防水方法に関する。
電気機器類および機具等の電気配線では、2,3本の被覆付導線を電気的に接続し、接続部分の外側を絶縁被覆する作業が行われるが、その際に作業性を良くするとともに確実な絶縁被覆を行うため、閉端接続子が用いられている(特許文献1参照)。
図6は2本の被覆付導線を絶縁された閉端接続子で接続するときの斜視図である。被覆付導線1,2は、それぞれ、芯線1a,2aが露出するように、端部近傍で外被1b,2bが剥離され、外側が樹脂製の絶縁キャップ4で絶縁された閉端接続子6の導体金属製のスリーブ5に、剥離された部分が挿入される。そして閉端接続子6の外側からスリーブ5の部分を圧着工具で押圧することにより2本の導線が確実に導通するようにしている。
このような閉端接続子6を防水構造にするときは、圧着後に絶縁キャップの開口部分からシール材を注入して防水処理を行うようにしている。
また、使用するワイヤ本数、ワイヤ外径が予め定まっている自動車用のワイヤハーネスでは、防水処理に時間をかけず、確実に防水できるようにするため、多数本の電線の先端側を防水ゴム蓋に穿設した複数の貫通孔にそれぞれ貫通させ、かつ、貫通孔の内周面と各電線の絶縁被覆の外周面との間を密着させてシールするようにした防水ジョイント部を形成し、絶縁キャップの開口端内側に当該防水ゴム蓋を嵌合してシールする方法が開示されている(特許文献2参照)。
特開2000−208229号公報 特開2009−146771号公報
防水のために、圧着後に絶縁キャップの開口部分からシール材を注入して防水処理を行う方法では、シール材を注入する作業に手間を要することになる。また、シール材を注入後、硬化し終えるまでに一定の待ち時間が必要となるため、防水作業に時間を要することになる。
一方、特許文献2に記載されるような防水ゴム蓋を用いて防水ジョイント部を形成する方法は、防水作業に時間を要しない点では優れている。しかしながら、防水ゴム蓋には貫通孔が形成されているため、使用するワイヤの本数を貫通孔の数に一致させる必要がある。また、電線の径を貫通孔の径に一致させておく必要もある。そのため、使用するワイヤ本数、ワイヤ外径について変更することができない。したがって使用本数やワイヤ外径が一定である自動車用のワイヤハーネスの用途には適しているが、一般の電気機器類および機具等の電気配線のように電線本数や電線外径が機種により異なる場合には、特許文献2に記載の防水ゴム蓋は利用することができない。
そこで、本発明は状況に応じて接続する電線本数や電線外径が異なる電気配線において閉端接続子を使用する際に、防水処理が簡単にできる閉端接続子用の防水カバーおよびこれを用いた防水方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明の閉端接続子防水カバーは、一端が開口した絶縁キャップ内で外皮が剥離された複数の被覆付導線が電気的に接続される閉端接続子とともに使用され、閉端接続子の絶縁キャップ内を防水するための閉端接続子防水カバーであって、以下の構成を有する。すなわち、閉端接続子防水カバーは伸縮性材料で形成され、防水カバーは底壁と側壁とを有するカバー本体部と、カバー本体部の底壁から側壁と反対側に延びる少なくとも3本の脚部とからなる。カバー本体部の側壁は、絶縁キャップが側壁の内側に挿入されたときに側壁が拡張して絶縁キャップの開口の外周面と密着することができる内径にしてある。各脚部は中空に形成されるとともに底壁側は開口し先端側が閉じてあり、さらに脚部の内径は先端側が底壁側より細くなるように多段円筒空間に形成される。
また、上記課題を解決するためになされた本発明の閉端接続子の防水方法は、一端が開口した絶縁キャップ内で外皮が剥離された複数の被覆付導線が電気的に接続される閉端接続子の防水方法であって、以下の構成を有する。すなわち、伸縮性材料で形成され、底壁と側壁とを有するカバー本体部、および、カバー本体部の底壁から側壁と反対側に延びる少なくとも3本の脚部からなり、各脚部は中空に形成されるとともに底壁側が開口し先端側が閉じてあり、脚部の内径は先端側が底壁側よりも細くなるように多段円筒空間に形成された閉端接続子防水カバーが用意される。そして、絶縁キャップ内に挿入される被覆付導線の本数および被覆付導線の外皮の外径に応じて、脚部の対応する内径位置を切断し、切断した脚部の円筒空間にそれぞれ被覆付導線を密着させた状態で貫通させる。絶縁キャップの開口をカバー本体部の側壁の内側に挿入して側壁を拡張させることで絶縁キャップの開口の外周面と閉端接続子防水カバーの側壁内周面とを密着させる。これにより閉端接続子の防水を行う。
本発明の閉端接続子防水カバーおよびこれを用いた防水方法によれば、閉端接続子内に挿入して接続しようとする被覆付導線の本数に合わせて切断する脚部の数を決定し、さらに被覆付導線の外径が太いときはカバー本体部の底壁に近い側で脚部を切断し、被覆付導線の外形が細いときはカバー本体部から離れた脚部先端に近い側で脚部を切断するようにして、脚部の切断位置を調整することで、被覆付導線の外径に合わせた内径の孔を脚部に形成して導線を貫通させるので、被覆付導線の本数だけ脚部に貫通孔が形成され、各被覆付導線の外径に合わせた防水カバーにすることができ、水分の浸入を確実に防ぐことができる。
(その他の課題を解決するための手段および効果)
また、別の観点からなされた本発明の他の実施形態である閉端接続子防水カバーは、一端が開口した絶縁キャップ内で外皮が剥離された複数の被覆付導線が電気的に接続される閉端接続子とともに使用され、閉端接続子の絶縁キャップ内を防水するための閉端接続子防水カバーであって、閉端接続子防水カバーは伸縮性材料で形成され、底壁と側壁とを有するカバー本体部、および、カバー本体部の底壁から側壁と反対側に延びる2本の脚部からなり、カバー本体部の側壁は絶縁キャップが側壁の内側に挿入されたときに拡張して絶縁キャップの開口の外周面と密着する内径となるように形成され、各脚部は中空に形成され、底壁側が開口するとともに脚部の内径は先端側が底壁側より細くなるように多段円筒空間に形成されるようにしてある。
また、別の観点からなされた本発明の他の実施形態である閉端接続子防水カバーの防水方法は、一端が開口した絶縁キャップ内で外皮が剥離された2本の被覆付導線が電気的に接続される閉端接続子の防水方法であって、伸縮性材料で形成され、底壁と側壁とを有するカバー本体部、および、カバー本体部の底壁から側壁と反対側に延びる2本の脚部とからなり、各脚部は中空に形成され、底壁側が開口するとともに脚部の内径は先端側が底壁側よりも細くなるように多段円筒空間に形成された閉端接続子防水カバーを用意し、絶縁キャップ内に挿入する2本の被覆付導線の外皮の外径に応じて、前記脚部の対応する内径位置を切断し、切断した脚部の円筒空間にそれぞれ被覆付導線を密着するようにして貫通させ、絶縁キャップの開口をカバー本体部の側壁の内側に挿入して側壁を拡張させることで絶縁キャップの開口の外周面と閉端接続子カバーの側壁内周面とを密着させて防水を行うようにしている。
この場合、脚部の先端は閉じていてもよいが、必ずしも閉じている必要はなく、使用が想定される最小径の被覆付導線に対し密着させることができる径の孔を設けておくようにすることもできる。
すなわち、接続する被覆付導線の本数は2本に限られているが、使用する被覆付導線の外径が状況に応じて異なる電気工事の際に、被覆付導線の外径が太いときはカバー本体部の底壁に近い側で脚部を切断し、被覆付導線の外形が細いときはカバー本体部から離れた脚部先端に近い側で脚部を切断するかあるいは当初から設けてある孔を通すようにして、脚部の貫通孔の径を調整することで、被覆付導線の外径に合わせた内径の孔を脚部に形成して導線を貫通させる。これにより、接続する本数が2本の場合に、各被覆付導線の外径に合わせた防水カバーにすることができ、水分の浸入を確実に防ぐことができる。
本発明の一実施形態である閉端接続子防水カバーの構成を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)はA−A’断面図である。 (d)は図1Aに示した閉端接続子防水カバーの構成を示す斜視図である。 図1の閉端接続子防水カバーの使用方法を説明する図であり、(a)は外皮を剥離した状態、(b)は閉端接続子を圧着した状態を示す図である。 絶縁キャップを被せて2本の電線を圧着した他の実施例を示す図である。 絶縁キャップを被せて3本の電線を圧着した他の実施例を示す図である。 本発明の他の一実施形態である閉端接続子防水カバーの構成を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)はB−B’断面図である。 2本の被覆付導線を閉端接続子で接続する状態を示す斜視図である。
以下、本発明にかかる閉端接続子防水カバーの詳細について図面を用いて説明する。本発明の閉端接続子防水カバーは、一端側に開口が設けられた絶縁キャップ内で複数の被覆付導線を電気的に接続する閉端接続子(例えば図6参照)とともに使用される。
したがって、以下の説明では、図6で説明した閉端接続子6を防水する場合を具体例にして説明する。なお、本発明は必ずしも以下に説明する実施形態のみに特定されるものではなく、本発明の目的が達成され、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で適宜修正、変更できることは言うまでもない。
図1Aおよび図1Bは、本発明の一実施形態である閉端接続子防水カバーの構成を示す図であり、図1(a)は正面図、図1(b)は側面図、図1(c)はA−A’断面図、図1(d)は斜視図である。
この閉端接続子防水カバー11は、伸縮性を有するゴム材で形成され、底壁12と側壁13とを有するカバー本体部14、および、カバー本体部14の底壁12から側壁13とは反対側に形成される複数本の脚部15とからなる。脚部15の本数は閉端接続子6(図6)を用いて電気的に接続する被覆付導線の最大想定本数にしてある。具体的には、通常は2本〜5本程度にすることでコンパクトな防水カバーにしてある。ここでは3本の脚部を有する例を示している。
カバー本体部14の底壁12と側壁13とに囲まれる内空間Uは、これと同時に使用する閉端接続子6の絶縁キャップ4(図6)が開口18から挿入される空間にしてあり、絶縁キャップ4が確実に密着できるように底壁12から遠ざかり開口18に近づくにつれて側壁13の径が小さくなるテーパ状に形成してある。
側壁13とは反対側に形成される3本の脚部15は、それぞれ底壁12との接続部分に開口16が形成されている。脚部15の内部は中空(多段円筒空間)に形成され、脚部15の先端側は閉塞端17としてある。
脚部15の内径は底壁12に近い側が太く、先端側が細くなるように太さが多段円筒空間にしてある。本実施例では3段の異なる径にしてある。すなわち、大径部15aの径をa、中径部15bの径をb、小径部15cの径をcとして、a>b>cの関係が成り立つようにしてある。大径部15a,中径部15b、小径部15cは、それぞれの内径に対応する被覆付導線を挿入したときに密着できる寸法になっている。
そして、脚部15がゴム材で形成されているので、ハサミやカッタで脚部15を所望の位置で切断することにより、切断位置に形成されている内径(a,b,cのいずれか)の孔が形成されるようにしてある。
なお、脚部15の外形状(3本用)は、大径部15aについては3本の脚部を合体させて断面が略正三角形にしてあり、中径部15bは僅かな間隙で3本に分離してあり、小径部15cは中径部分15bより少し広い間隙で分離するようにしてある。
次に、上述した閉端接続子防水カバー11の使用方法について説明する。ここでは、小径の被覆付導線21と中径の被覆付導線22とを1本ずつ接続する場合を例に説明する。小径の被覆付導線21は小径部15cにおいて密着させることができる径であり、中径の被覆付導線22は中径部15bにおいて密着させることができる径であるものとする。
この場合、図2(a)に示すように、3本の脚部15のうち、1本の脚部15は小径部15c、1本の脚部は中径部15bで切断し、残り1本の脚部15は切断せずに閉塞端17を残したままにする。小径部15cで切断した脚部の孔31に被覆付導線21を貫通させ、中径部15bで切断した脚部15の孔32に被覆付導線22を貫通させる。そして被覆付導線21,22の端部21a,22aを、カバー本体部14の開口18の外側まで引き出して、外皮を剥離して芯線を露出させ、閉端接続子6のスリーブ5の(図6)位置に剥離部分がくるように調整する。
続いて、図2(b)に示すように、閉端接続子6の絶縁キャップ4を開口18から内空間Uに嵌め込み、圧着工具(不図示)でスリーブ5の外側を圧着する。以上の手順により、閉端接続子6と閉端接続子防水カバー11とは密着され、内部が防水状態になる。
図3は本発明の他の実施形態を示す図である。本実施形態では中径の被覆付導線22を2本接続する場合を示している。中径の被覆付導線22は中径部15bにおいて密着させることができる径であるので、3本の脚部15のうち、2本の脚部15は中径部15bで切断し、残り1本の脚部15は切断せずに閉塞端17を残したままにしてある。中径部15bで切断した2本の脚部15の孔32にそれぞれ被覆付導線22を貫通してある。
そして図2(b)と同様に、閉端接続子6の絶縁キャップ4(図6)を開口18から内空間Uに嵌め込み、圧着工具(不図示)でスリーブ5の外側を圧着する。以上の手順により、閉端接続子6と閉端接続子防水カバー11とは密着され、内部が防水状態になる。
図4は本発明の他の実施形態を示す図である。本実施形態では、小径の被覆付導線21を3本接続する場合を示している。小径の被覆付導線21は小径部15cにおいて密着させることができる径であるので、3本の脚部15をそれぞれ小径部15cで切断する。切断した3本の脚部15の孔31にそれぞれ被覆付導線21を貫通してある。
そして図2(b)と同様に、閉端接続子6の絶縁キャップ4(図6)を開口18から内空間Uに嵌め込み、圧着工具(不図示)でスリーブ5の外側を圧着する。以上の手順により、閉端接続子6と閉端接続子防水カバー11とは密着され、内部が防水状態になる。
以上、径の異なる2本の被覆付導線を接続する場合(図2)、同径の2本の被覆付導線を接続する場合(図3)、同径の3本の被覆付導線を接続する場合(図4)を説明したが、いずれも同じ閉端接続子防水カバー11を一種類用意しておけば、本数、被覆付導線の外径寸法に合わせて脚部の切断場所を調整することにより、電気機器類および機具等の電気配線時に防水処理を行うことができる。
(変形実施例)
上述した実施例では2本または3本の導線の電気接続に利用することができる。一方、配線内容によって接続する被覆付導線の径は機種により異なるが、2本ずつしか電気接続を行わない場合が多々ある。その場合には、脚部を2本にした専用の閉端接続子防水カバーを用いることができる。
図5は本発明の他の一実施形態である閉端接続子防水カバー11aの構成を示す図であり、図5(a)は正面図、図5(b)は側面図、図5(c)はB−B’断面図である。図において、図1と同じものについては同符号を付すことにより、説明を省略する。脚部が2本の場合は、必ずその2本とも使用することになるので、脚部15の先端側は閉塞部17に変えて、開口19が形成してある。ただし、この場合も当初は閉塞部17にしておき、使用時に切断するようにしてもよい。そして、接続する2本の被覆付導線の径に応じて、大径部15a、中径部15b、小径部15cのいずれかを切断して形成した孔を用いることにより(あるいは開口19を利用することにより)、同様の手順で閉端接続用防水カバー11aを取り付けることができる。
なお、上記実施形態では脚部15は内径を3段が変化するようにしているが、段数を増やしたり、減らしたりしてもよい
本発明は、電気機器類および機具等の電気配線で用いる閉端接続子用の防水カバーとして利用される。
4 絶縁キャップ
5 スリーブ
6 閉端接続子
11,11a 閉端接続子用防水カバー
12 底壁
13 側壁
14 カバー本体部
15 脚部
15a 大径部
15b 中径部
15c 小径部
16 開口
17 閉塞部
21,22 被覆付導線
21a,22a 端部
31,32 孔

Claims (4)

  1. 一端が開口した絶縁キャップ内で外皮が剥離された複数の被覆付導線が電気的に接続される閉端接続子とともに使用され、
    前記閉端接続子の絶縁キャップ内を防水するための閉端接続子防水カバーであって、
    前記閉端接続子防水カバーは伸縮性材料で形成され、
    底壁と側壁とを有するカバー本体部、および、カバー本体部の底壁から側壁と反対側に延びる少なくとも3本の脚部からなり、
    前記カバー本体部の側壁は前記絶縁キャップが側壁の内側に挿入されたときに拡張して絶縁キャップの開口の外周面と密着する内径となるように形成され、
    各脚部は中空に形成され、底壁側が開口するとともに先端側が閉じてあり、さらに脚部の内径は先端側が底壁側より細くなるように多段円筒空間に形成されることを特徴とする閉端接続子防水カバー。
  2. 一端が開口した絶縁キャップ内で外皮が剥離された複数の被覆付導線が電気的に接続される閉端接続子とともに使用され、
    前記閉端接続子の絶縁キャップ内を防水するための閉端接続子防水カバーであって、
    前記閉端接続子防水カバーは伸縮性材料で形成され、
    底壁と側壁とを有するカバー本体部、および、カバー本体部の底壁から側壁と反対側に延びる2本の脚部からなり、
    前記カバー本体部の側壁は前記絶縁キャップが側壁の内側に挿入されたときに拡張して絶縁キャップの開口の外周面と密着する内径となるように形成され、
    各脚部は中空に形成され、底壁側が開口するとともに脚部の内径は先端側が底壁側より細くなるように多段円筒空間に形成されることを特徴とする閉端接続子防水カバー。
  3. 一端が開口した絶縁キャップ内で外皮が剥離された複数の被覆付導線が電気的に接続される閉端接続子の防水方法であって、
    伸縮性材料で形成され、底壁と側壁とを有するカバー本体部、および、カバー本体部の底壁から側壁と反対側に延びる少なくとも3本の脚部とからなり、
    各脚部は中空に形成され、底壁側が開口するとともに先端側が閉じてあり、脚部の内径は先端側が底壁側よりも細くなるように多段円筒空間に形成された閉端接続子防水カバーを用意し、
    絶縁キャップ内に挿入する被覆付導線の本数および被覆付導線の外皮の外径に応じて、前記脚部の対応する内径位置を切断し、切断した脚部の円筒空間にそれぞれ被覆付導線を密着するようにして貫通させ、
    絶縁キャップの開口をカバー本体部の側壁の内側に挿入して側壁を拡張させることで絶縁キャップの開口の外周面と閉端接続子カバーの側壁内周面とを密着させて防水を行う閉端接続子の防水方法。
  4. 一端が開口した絶縁キャップ内で外皮が剥離された2本の被覆付導線が電気的に接続される閉端接続子の防水方法であって、
    伸縮性材料で形成され、底壁と側壁とを有するカバー本体部、および、カバー本体部の底壁から側壁と反対側に延びる2本の脚部とからなり、
    各脚部は中空に形成され、底壁側が開口するとともに脚部の内径は先端側が底壁側よりも細くなるように多段円筒空間に形成された閉端接続子防水カバーを用意し、
    絶縁キャップ内に挿入する2本の被覆付導線の外皮の外径に応じて、前記脚部の対応する内径位置を切断し、切断した脚部の円筒空間にそれぞれ被覆付導線を密着するようにして貫通させ、
    絶縁キャップの開口をカバー本体部の側壁の内側に挿入して側壁を拡張させることで絶縁キャップの開口の外周面と閉端接続子カバーの側壁内周面とを密着させて防水を行う閉端接続子の防水方法。
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