JP5579953B1 - 送電装置、給電システム - Google Patents

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Abstract

本発明は、送電装置から受電装置への電力の送電又は遮断を適切に制御することによって、供給電流の増大により送電回路が損傷するという課題を解消するものである。
受電装置の第1コイル34に対して電力を供給するための第2コイル24を有する送電回路と、前記第2コイル24との間で磁気的に結合される第3コイル26と、前記電力が遮断又は供給されるように、前記第2コイルの巻回軸241と交差する回動軸262を中心に前記第3コイル26を回動させて、前記送電回路のインピーダンスを変化させる回動装置と、を備える。

Description

本発明は、送電装置、給電システムに関する。
例えば、送電装置と受電装置とを有する給電システムが知られている(例えば特許文献1)。
特開2013−70590号公報
例えば、特許文献1の給電システムでは、送電装置から受電装置への電力の送電又は遮断が制御されていない。このために、送電される電力量が増大した場合、送電装置の送電回路に供給されている電流が増大し、送電回路の損傷が引き起こされる虞がある。
前述した課題を解決する主たる本発明は、受電装置の第1コイルに対して電力を供給するための第2コイルを有する送電回路と、前記第2コイルの内径よりも小さい外径を有し、前記第2コイルの内側に設けられるとともに前記第2コイルとの間で磁気的に結合される第3コイルと、前記送電回路と、前記第3コイルと、前記第2コイルの巻回軸と交差する回動軸と、を収容する筐体と、前記電力が遮断又は供給されるように、前記回動軸を中心に前記第3コイルを回動させて、前記送電回路のインピーダンスを変化させる回動装置と、を備え、前記回動軸は、前記筐体、前記第2コイル、前記第3コイルを連続的に貫通した状態で、両端が軸受に軸支されることを特徴とする送電装置である。
本発明の他の特徴については、添付図面及び本明細書の記載により明らかとなる。
本発明によれば、送電装置から受電装置に供給される電力を遮断又は送電することができる。
本発明の実施形態における給電システムを示す斜視図である。 本発明の実施形態における給電システムを示す断面図である。 本発明の実施形態における給電システムを示す図である。 本発明の実施形態における送電されている状態の給電システムを示す断面図である。 本発明の実施形態における送電が遮断されている状態の給電システムを示す断面図である。 本発明の実施形態における周波数と伝送電力との関係を示す図である。 本発明の実施形態における制御装置のハードを示す図である。 本発明の実施形態における制御装置の機能を示す図である。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
===給電システム===
以下、図1乃至図3を参照して、本実施形態における給電システムについて説明する。図1は、本実施形態における給電システムを示す斜視図である。尚、筐体25、35の内部は見えない状態となっているが、説明の便宜上、破線で示されている。図2は、本実施形態における給電システムを示す断面図である。尚、図2は、図1における給電システム100の略中央を通り且つXZ平面に平行な断面から+Yに向かって状態の給電システム100を示している。図3は、本実施形態における給電システムを示す図である。
給電システム100は、例えば電磁界の共鳴現象を用いて非接触電力伝送を行うシステムである。尚、Z軸は、巻回軸241、341に沿うとともに上下方向に沿う軸であり、送電装置2から受電装置3に向かう方向を+Zとし、受電装置3から送電装置2に向かう方向を−Zとする。X軸は、回動軸262に沿う軸であり、軸受27に軸支されている回動軸262の一端から軸受28に軸支されている回動軸262の他端に向かう方向を+Xとし、回動軸262の他端から一端に向かう方向を−Xとする。Y軸は、X軸及びZ軸に対して直交する軸であり、紙面表から紙面裏に向かう方向を+Yとし、紙面裏から紙面表に向かう方向を−Yとする。
給電システム100は、送電装置2、受電装置3を有する。
送電装置2は、受電装置3に対して非接触で電力を送電する装置である。
受電装置3は、送電装置2から出力される電力を受電して、受電した電力に応じた電力を負荷31に供給する装置である。
負荷31は、受電装置3から供給される電力に基づいて動作する電気機器等の電力負荷である。
=送電装置=
<形状等>
送電装置2は、送電コイル24、筐体25、回動コイル26、軸受27、28、回動軸262を有する。
筐体25は、送電コイル24を有する送電回路200(電気回路)、回動コイル26、回動軸262を収容する。筐体25の外形は例えば円柱形状を呈しており、例えば樹脂等絶縁性の材料を用いて形成されている。
送電コイル24は、上下方向(Z軸)に沿っている巻回軸241を中心に筒状に巻回されている。送電コイル24の内側には、回動コイル26が設けられる。尚、例えば、送電コイル24は、送電コイル24の外形に沿った絶縁性のケースに収容されていることとしてもよい。
回動コイル26は、送電コイル24との間で磁気的に結合され、回動することにより送電回路200のインピーダンスを変化させるための磁性体である。回動コイル26は、回動軸262と略直交する巻回軸261を中心に巻回されている。回動コイル26の外径は、送電コイル24の内側に設けられるように、送電コイル24の内径よりも小さく設定されている。回動コイル26は、回動軸261に対して固定されている。
回動軸261は、例えば、筐体25、送電コイル24、回動コイル26を連続的に貫通した状態で、両端が軸受27、28によって軸支される。更に、回動軸262は、巻回軸241とも略直交している。回動軸261は、制御装置4によって制御されるサーボモータ51から伝達される回動力に基づいて、−Xから+Xに向かってみて時計回り方向(図4のA2方向)又は反時計回り方向(図4のA1方向)に回動する。つまり、回動コイル26は、制御装置4によって、回動軸262を中心にA1方向又はA2方向に回動することになる。
<回路>
送電装置2は、電源21、インバータ22、コンデンサ23、制御装置4、サーボモータ51、測定装置52を更に有する。尚、回動コイル26、制御装置4、サーボモータ51が、電気回路のインピーダンス調整装置に相当する。
電源21は、直流電力を発生する。インバータ22は、電源21から供給される直流電力を交流電力に変換する。送電コイル24は、受電コイル34に対して非接触で電力を供給するための、給電システム100の一次側コイルである。コンデンサ23は、送電回路200のインピーダンスを設定するのに用いられる。
電源21の一端は、インバータ22を介してコンデンサ23の一端に接続される。電源21の他端は、インバータ22を介して送電コイル24の一端に接続される。送電コイル24の他端は、コンデンサ23の他端と接続される。これらの接続により、電源21、インバータ22、コンデンサ23、送電コイル24を有する送電回路200が形成される。
電源21から出力される直流電力は、インバータ22によって直流から交流に変換されて送電コイル24に供給される。送電コイル24に供給された交流電力は、送電コイル24から受電コイル34に供給される。
測定装置52は、送電コイル24に供給される電流を測定し、遮断信号を制御装置4に送信する。測定装置52は、例えば、所定値より大きな値の電流が測定されたときに、遮断信号を送信する。所定値は、例えば、送電装置2の損傷が引き起こされない程度の値であり、送電装置2の仕様等に基づいて定められていることとしてもよい。
サーボモータ51は、回動軸262を回動する回動力を、回動軸262に付与する。
サーボモータ51は、制御装置4によって制御される。
制御装置4は、送電コイル24から受電コイル34に電力を供給したり遮断したりするために、回動コイル26を回動して、送電回路200のインピーダンスを変化させる。尚、制御装置4については、後述する。
=受電装置=
<形状等>
受電装置3は、受電コイル34、筐体35を有する。
筐体35は、受電コイル34を有する受電回路300を収容する。筐体35の外形は例えば円柱形状を呈しており、例えば樹脂等絶縁性の材料を用いて形成されている。
受電コイル34は、上下方向(Z軸)に沿っている巻回軸341を中心に巻回されている。受電コイル34は、筐体35の内部における下側(−Z)寄りの所定位置に固定されている。
<回路等>
受電装置3は、整流回路32、コンデンサ33を更に有する。
受電コイル34は、送電コイル24から非接触で電力が供給される、給電システム100の二次側コイルである。整流回路32は、受電コイル34から供給される交流電力を直流電力に変換して、当該変換された直流電力を負荷31に供給する。コンデンサ33は、受電回路300のインピーダンスの値を設定するのに用いられる。
受電コイル34の一端は、コンデンサ33、整流回路32を介して負荷31に接続される。受電コイル34の他端は、整流回路32を介して負荷31に接続される。これらの接続により、受電コイル34、コンデンサ33、整流回路32、負荷31を有する受電回路300が形成される。
===送電装置及び受電装置の設定===
以下、図2、図4乃至図6を参照して、本実施形態における送電装置及び受電装置の設定について説明する。図4は、本実施形態における送電されている状態の給電システムを示す断面図である。図5は、本実施形態における送電が遮断されている状態の給電システムを示す断面図である。尚、図4及び図5は、図1における給電システム100の略中央を通り且つYZ平面に平行な断面から−Xに向かって状態の給電システム100を示している。図6は、本実施形態における周波数と伝送電力との関係を示す図である。尚、図6の周波数は、送電コイル24から出力される電力の周波数を示している。又、伝送電力とは、送電コイル24から受電コイル34へ伝送される電力を示している。尚、この伝送電力は、例えば、送電コイル24から受電コイル34への電力の伝送効率等に基づいて定まる。
<第1位置及び第2位置>
送電装置2から受電装置3に対して電力を送電する場合、受電装置3は、第1位置に設けられる。第1位置は、図4に示されるように、受電装置3の対向面351と送電装置2の対向面251とが接触する位置である。
送電装置2から受電装置3に対して電力を送電しない場合、受電装置3は、第2位置に設けられる。第2位置は、図2に示されるように、受電装置3が送電装置2から所定距離以上離れた位置である。尚、所定距離は、給電システム100の仕様等に基づいて設定されている。
<送電装置及び受電装置の設定>
送電装置2及び受電装置3は、伝送効率に基づいて設定される。尚。送電装置2及び受電装置3を設定するとは、例えば、送電装置2から送電される電力の周波数、送電回路200及び受電回路300のインピーダンスを設定すること等を含んでいる。
伝送効率は、前述したように、共鳴周波数等に基づいて定まる。この共鳴周波数f1、f2は、例えば、式(1)乃至式(3)に基づいて定まる。
[数1]
Figure 0005579953
尚、Lは送電回路200及び受電回路300のインダクタンスの値を示しており、Cは送電回路200及び受電回路300の容量値を示している。kは、送電コイル24と受電コイル34との間の結合係数を示している。
結合係数kの値は、送電コイル24と受電コイル34との距離を示す伝送距離D(図2)に応じて変化する。又、固有共振周波数f0は、送電回路200のインダクタンスの値に応じて変動する。つまり、共鳴周波数f、fつまり伝送効率は、伝送距離D及び送電回路200のインダクタンスの値に応じて変動する。従って、伝送距離D及び送電回路200のインダクタンスを変動させることにより、送電装置2から受電装置3に対して電力を送電又は遮断することが可能になる。
送電装置2及び受電装置3の設定は、例えば、受電装置3が第1位置に設けられている状態で行われる。送電装置2及び受電装置3は、送電コイル24と回動コイル26との相対的位置関係が第1の位置関係となっているときに送電され、且つ、送電コイル24と回動コイル26との相対的位置関係が第2の位置関係となっているときに送電されないように設定される。
尚、第1の位置関係とは、図4に示されるように、巻回軸241と巻回軸261とが互いに略直交するときの、送電コイル24と回動コイル26との相対的位置関係を示す。又、第2の位置関係とは、図5に示されるように、巻回軸241と巻回軸261とが互いに略平行となるときの、送電コイル24と回動コイル26との相対的位置関係を示す。
ここで、送電コイル24及び回動コイル26の径、巻き数等は、送電コイル24と回動コイル26との相対的位置関係が第1及び第2の位置関係となったときに送電及び送電の遮断が行われる程度に、送電回路200のインピーダンスを変化させられるように設定される。例えば、送電コイル24と回動コイル26とが第2の位置関係となっているときの送電回路200のインダクタンスの値が、送電コイル24と回動コイル26とが第1の位置関係となっているときの送電回路200のインダクタンスの値の2倍以上となるように、送電コイル24及び回動コイル26の径、巻き数が設定されることとしてもよい。
===制御装置===
以下、図7及び図8を参照して、本実施形態における制御装置について説明する。図7は、本実施形態における制御装置のハードを示す図である。図8は、本実施形態における制御装置の機能を示す図である。
制御装置4は、CPU(Central Processing Unit)41、通信装置42、記憶装置43、表示装置44、入力装置45を有する。CPU41は、記憶装置43に記憶されているプログラムを実行することにより制御装置4の各種機能を実現し、制御装置4を統括制御する。記憶装置43には、前述のプログラム、各種情報が記憶されている。表示装置44は、制御装置4の情報を表示するディスプレイである。入力装置45は、制御装置4に対して情報を入力するための例えばキーボード、マウス等である。通信装置42は、サーボモータ51及び測定装置52との間で通信を行う。
制御装置4は、更に、検出部46、制御部47(「制御装置4の各種機能」とも称する)を有する。尚、制御装置4の各種機能は、記憶装置43に記憶されているプログラムのCPU41による実行により実現される。
検出部46は、遮断信号を受信した際に、送電装置2における異常を検出する。尚、遮断信号は、測定装置52から制御装置4に送信されたり、給電システム100のユーザによって入力装置45を介して制御装置4に送信されたりすることとしてもよい。
制御部47は、検出部46の検出結果に基づいて、送電コイル24と回動コイル26との相対的位置関係が第1の位置関係又は第2の位置関係となるように、回動コイル26をA1方向又はA2方向に回動させる。例えば、検出部46が異常を検出した場合に、制御部47は、電力が遮断されるように制御する。又、例えば、検出部46が異常を検出ない場合に、制御部47は、電力が送電されるように制御する。
===給電システムの動作===
以下、図2、図4及び図5を参照して、本実施形態における給電システムの動作について説明する。
<電力を送電しない場合(図2)>
送電装置2から受電装置3に対して電力を送電しない場合、受電装置3は、第2位置に設けられる。この場合、伝送効率が低下して、電力が送電されない状態になる。
<電力を送電する場合(図4)>
送電装置2から受電装置3に対して電力を送電する場合、受電装置3は、第1位置に設けられる。更に、この場合、送電コイル24と回動コイル26との相対的位置関係が第1の位置関係となるように、制御装置4は、回動コイル26が回動させる。この場合、送電回路200のインピーダンスが変化して、例えば、共鳴周波数が送電される電力の周波数と略一致する。従って、伝送効率が向上して、電力が送電される。
<送電されている電力を遮断する場合(図5)>
送電装置2から受電装置3に対して電力が送電されているときに当該電力を遮断する場合、送電コイル24と回動コイル26との相対的位置関係が第1の位置関係となるように、制御装置4は、回動コイル26が回動させる。この場合、送電回路200のインピーダンスが変化して、例えば、共鳴周波数が送電される電力の周波数からずれる。この共鳴周波数のずれによって、例えば、伝送効率が略0となる。従って、伝送効率が低下して、電力の送電が遮断される。尚、前述の共鳴周波数のずれ量は、前述した送電装置2及び受電装置3の設定により定まることになる。
前述したように、送電装置2は、送電回路200、回動コイル26(第3コイル)、サーボモータ51、制御装置4を有する。送電回路200は、受電装置3の受電コイル34(第1コイル)に対して電力を送電するための送電コイル24(第2コイル)を有する。回動コイル26は、送電コイル24との間で磁気的に結合される。制御装置4及びサーボモータ51(回動装置)は、送電コイル24から受電コイル34への電力が遮断又は供給されるように、送電コイル24の巻回軸241と交差する回動軸262を中心に回動コイル26を回動させて、送電回路200のインピーダンスを変化させる。よって、送電装置2から受電装置3に供給される電力を遮断又は送電することができる。定格電流を超える電流(「過電流」とも称する)が送電回路200に供給されることにより送電装置2の損傷が引き起こされるのを、防止することができる。従って、給電システム100の安全性を向上させることができる。又、例えば、ブレーカ等を送電回路200に設ける必要がないために、ブレーカの定格電流を超える電流が送電回路200に供給されて当該ブレーカが故障することにより、過電流を遮断できずに、送電回路200に過電流が供給されるのを防止することができる。
又、回動コイル26は、回動コイル26の外径が送電コイル24の内径よりも小さい形状を呈している。回動コイル26は、送電コイル24の内側に設けられる。従って、コンパクトな送電装置2を提供することができる。
又、サーボモータ51及び制御装置4は、回動コイル26を通る回動軸262を中心に回動コイル26を回動させる。よって、回動コイル26の回動により回動コイル26が移動する領域を縮小することができる。従って、送電装置2を更にコンパクトにすることができる。
又、サーボモータ51及び制御装置4は、巻回軸241と巻回軸261とが略平行となる第1状態、及び、巻回軸241と巻回軸261とが略直交する第2状態のうちの一方の状態から他方の状態となるように、回動コイル26を回動させる。よって、回動コイル26の回動に基づく送電回路200のインピーダンスの変動幅を広げることにより、送電装置2から受電装置3に供給される電力の送電又は遮断を確実に行うことができる。
尚、上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
上記実施形態においては、回動コイル26が送電コイル24の内側に設けられていることについて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、回動コイル26が送電コイル24の外側に設けられることとしてもよい。
又、上記実施形態においては、巻回軸261と回動軸262とが直交することについて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、巻回軸261と回動軸262とにより形成される角が例えば略80度、略70度等となるように、巻回軸261と回動軸262とが交差していればよい。
又、上記実施形態においては、回動コイル26を回動させることについて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、回動軸262を中心に送電コイル24を回動させることとしてもよいし、送電コイル24及び回動コイル26の双方を回動させることとしてもよい。
又、上記実施形態においては、回動軸262が回動コイル26を通ることについて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、回動軸262が回動コイル26から離れており、回動コイル26を通らないこととしてもよい。
又、上記実施形態においては、回動コイル26を略90度回動されることについて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、電力を送電又は遮断するために、回動コイル26を略90度以外の所定角度だけ回動されることとしてもよい。
又、上記実施形態においては、回動コイル24を送電装置2に設けることについて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、回動コイル24と同様な構成の回動コイルを受電装置3の受電コイル34の内側に設けて、当該回動コイルの回動により受電回路300のインピーダンスを変化させることとしてもよい。
又、上記実施形態においては、送電コイル24と回動コイル26との相対的位置関係が第1の位置関係となっているときに送電され、且つ、送電コイル24と回動コイル26との相対的位置関係が第2の位置関係となっているときに送電されないように、送電装置2及び受電装置3が設定されることについて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、送電コイル24と回動コイル26との相対的位置関係が第2の位置関係となっているときに送電され、且つ、送電コイル24と回動コイル26との相対的位置関係が第1の位置関係となっているときに送電されないように、送電装置2及び受電装置3が設定されることとしてもよい。この場合、制御装置4は、電力を送電する際に、送電コイル24と回動コイル26との相対的位置関係が第2の位置関係となるように回動コイル26を回動させ、電力を遮断する際に、送電コイル24と回動コイル26との相対的位置関係が第1の位置関係となるように回動コイル26を回動させることとする。
2 送電装置
3 受電装置
4 制御装置
24 送電コイル
36 回動コイル
31 負荷
34 受電コイル
51 サーボモータ
100 給電システム

Claims (4)

  1. 受電装置の第1コイルに対して電力を供給するための第2コイルを有する送電回路と、
    前記第2コイルの内径よりも小さい外径を有し、前記第2コイルの内側に設けられるとともに前記第2コイルとの間で磁気的に結合される第3コイルと、
    前記送電回路と、前記第3コイルと、前記第2コイルの巻回軸と交差する回動軸と、を収容する筐体と、
    前記電力が遮断又は供給されるように、前記回動軸を中心に前記第3コイルを回動させて、前記送電回路のインピーダンスを変化させる回動装置と、
    を備え
    前記回動軸は、前記筐体、前記第2コイル、前記第3コイルを連続的に貫通した状態で、両端が軸受に軸支される
    ことを特徴とする送電装置。
  2. 前記回動装置は、
    前記第2コイルの巻回軸と前記第3コイルの巻回軸とが平行となる第1状態、及び、前記第2コイルの巻回軸と前記第3コイルの巻回軸とが直交する第2状態のうちの一方の状態から他方の状態となるように、前記第3コイルを回動させる
    ことを特徴とする請求項に記載の送電装置。
  3. 第1コイルを有する受電装置と、
    前記第1コイルに対して電力を供給する送電装置と、を備え、
    前記送電装置は、
    前記第1コイルに対して電力を供給するための第2コイルを有する送電回路と、
    前記第2コイルの内径よりも小さい外径を有し、前記第2コイルの内側に設けられるとともに前記第2コイルとの間で磁気的に結合される第3コイルと、
    前記送電回路と、前記第3コイルと、前記第2コイルの巻回軸と交差する回動軸と、を収容する筐体と、
    前記電力が遮断又は供給されるように、前記回動軸を中心に前記第3コイルを回動させて、前記送電回路のインピーダンスを変化させる回動装置と、
    を備え
    前記回動軸は、前記筐体、前記第2コイル、前記第3コイルを連続的に貫通した状態で、両端が軸受に軸支される
    ことを特徴とする給電システム。
  4. 前記回動装置は、
    前記第2コイルの巻回軸と前記第3コイルの巻回軸とが平行となる第1状態、及び、前記第2コイルの巻回軸と前記第3コイルの巻回軸とが直交する第2状態のうちの一方の状態から他方の状態となるように、前記第3コイルを回動させる
    ことを特徴とする請求項に記載の給電システム。
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