JP5575968B1 - 自転車用制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】走行補助用電動機を有する自転車の乗り心地を向上させる。
【解決手段】自転車用制御装置1は、人力駆動力検出部2と、回転状態検出部3と、制御部4とを備えている。制御部4は、人力駆動力検出部2によって検出された人力駆動力、及び回転状態検出部3によって検出された回転状態に応じて、走行補助用電動機116に出力させる走行補助力を制御する。制御部4は、人力駆動力が低下するとき、人力駆動力の低下に対して走行補助力の低下が遅れるように走行補助力を制御する。制御部4は、回転状態に応じて走行補助力の低下の遅れを制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、自転車用制御システムに関するものである。
人力駆動力に加え、走行補助用電動機によって走行補助を行う電動アシスト自転車が近年普及してきている(例えば特許文献1)。この電動アシスト自転車は、自転車用制御装置を有しており、この自転車用制御装置は、クランク軸に作用するトルク又はチェーンの張力などの人力駆動力に応じて、走行補助のための走行補助力を決定している。
特開2001−10581号公報
走行補助力は人力駆動力に応じて発生するため、ペダルが上死点又は下死点にあるとき、すなわち人力駆動力が自転車に作用していないときには、走行補助力が発生しない。このため、自転車の運転者が走行補助力の不足を感じたり、走行補助力が周期的に途切れたりし、乗り心地が良くないという問題がある。
本発明の課題は、走行補助用電動機を有する自転車の乗り心地を向上させることにある。
本発明の第1側面に係る自転車用制御装置は、クランク及び走行補助用電動機を有する自転車を制御する自転車用制御装置である。この自転車用制御装置は、人力駆動力検出部と、回転状態検出部と、制御部とを備えている。人力駆動力検出部は、人力駆動力を検出する。回転状態検出部は、クランクの回転状態を検出する。制御部は、人力駆動力検出部によって検出された人力駆動力に応じて、走行補助用電動機に出力させる走行補助力を制御する。制御部は、人力駆動力が低下するとき、人力駆動力の低下に対して走行補助力の低下が遅れるように走行補助力を制御する。制御部は、回転状態検出部によって検出されたクランクの回転状態に応じて走行補助力の低下の遅れを制御する。
この構成によれば、制御部が走行補助力を制御することによって、人力駆動力が低下するときに、人力駆動力の低下に対して走行補助力の低下を遅らせる。このため、人力駆動力が自転車に作用していないときであっても走行補助力が発生し、走行補助力が周期的に途切れることが防止させる。この結果、本発明は、自転車の乗り心地を向上させることができる。
また、制御部は、人力駆動力の低下に対する走行補助力の低下の遅れを回転状態に応じて制御する。このため、制御部は、走行補助力の低下の遅れを小さくしたり大きくしたりすることによって、より適切に走行補助力を制御することができる。
好ましくは、回転状態検出部は、クランクの回転速度を回転状態として検出する。
好ましくは、回転状態検出部は、回転周期を回転状態として検出する。
好ましくは、制御部は、回転速度が高いほど、人力駆動力の低下に対する走行補助力の低下の遅れが小さくなるように走行補助力を制御する。
好ましくは、制御部は、回転周期が短いほど、人力駆動力の低下に対する走行補助力の低下の遅れが小さくなるように走行補助力を制御する。
好ましくは、制御部は、人力駆動力が低下するときに、人力駆動力に応じて設定される基本走行補助力以上の走行補助力を走行補助用電動機に出力させる。
好ましくは、制御部は、回転速度が高いまたは回転周期が短いほど、走行補助力が基本走行補助力に近付くように制御する。
好ましくは、制御部は、回転状態に応じて基本走行補助力を補正して走行補助力とする。
好ましくは、制御部は、回転状態に対応する補正情報に基づいて、基本走行補助力を補正する。
好ましくは、制御部は、回転状態に対応する時定数を有するフィルタを用いて基本走行補助力を補正する。
好ましくは、時定数は、回転速度が高いほど、小さくなる。
好ましくは、時定数は、回転周期が短いほど、小さくなる。
好ましくは、制御部は、人力駆動力を回転状態に応じて補正する。そして、制御部は、補正後の人力駆動力に対応する走行補助力を走行補助用電動機に出力させる。
好ましくは、制御部は、回転状態に対応する補正情報に基づいて、人力駆動力を補正する。
好ましくは、制御部は、回転状態に対応する時定数を有するフィルタを用いて人力駆動力を補正する。
好ましくは、自転車用制御装置は、自転車の変速状態を検出する変速状態検出部をさらに備える。制御部は、変速状態に応じて、走行補助力を制御する。
好ましくは、変速状態検出部は、自転車のギア段数またはギア比を変速状態として検出する。
好ましくは、制御部は、ギア比が大きいほど、走行補助力の低下の遅れが小さくなるように走行補助力を制御する。
好ましくは、制御部は、人力駆動力の波高値に応じて、走行補助力を制御する。
好ましくは、制御部は、波高値が大きいほど、走行補助力の低下の遅れが小さくなるように走行補助力を制御する。
本発明の第2側面に係る自転車用制御装置は、走行補助用電動機を有する自転車を制御する自転車用制御装置である。この自転車用制御装置は、人力駆動力検出部と、変速状態検出部と、制御部とを備えている。人力駆動力検出部は、人力駆動力を検出する。変速状態検出部は、自転車の変速状態を検出する。制御部は、人力駆動力検出部によって検出された人力駆動力に応じて、走行補助用電動機に出力させる走行補助力を制御する。制御部は、人力駆動力が低下するとき、人力駆動力の低下に対して走行補助力の低下が遅れるように走行補助力を制御する。そして、制御部は、変速状態検出部によって検出された変速状態変速状態に応じて、走行補助力の低下の遅れを制御する。
本発明の第3側面に係る自転車用制御装置は、走行補助用電動機を有する自転車を制御する自転車用制御装置である。この自転車用制御装置は、人力駆動力検出部と、制御部とを備えている。人力駆動力検出部は、人力駆動力を検出する。制御部は、人力駆動力検出部によって検出された人力駆動力に応じて、走行補助用電動機に出力させる走行補助力を制御する。制御部は、人力駆動力が低下するとき、人力駆動力の低下に対して走行補助力の低下が遅れるように走行補助力を制御する。そして、制御部は、人力駆動力の波高値に応じて走行補助力の低下の遅れを制御する。
本発明によれば、走行補助用電動機を有する自転車の乗り心地を向上させることができる。
自転車の側面図。 自転車用制御装置の構成を示すブロック図。 基本走行補助力の時間変化を示すグラフ。 走行補助力の時間変化を示すグラフ。 時定数とケイデンスとの関係を示すグラフ。 第1実施形態に係る自転車用制御装置の動作を説明するためのフローチャート。 第2実施形態に係る自転車用制御装置の動作を説明するためのフローチャート。 第3実施形態に係る自転車用制御装置の構成を示すブロック図。 第3実施形態に係る自転車用制御装置の動作を説明するためのフローチャート。 第4実施形態に係る自転車用制御装置の構成を示すブロック図。 第4実施形態に係る自転車用制御装置の動作を説明するためのフローチャート。 第5実施形態に係る自転車用制御装置の構成を示すブロック図。 第5実施形態に係る自転車用制御装置の動作を説明するためのフローチャート。 変形例1に係る自転車用制御装置の構成を示すブロック図。 変形例2に係る自転車用制御装置1の動作を説明するためのフローチャート。
以下、本発明に係る自転車用制御装置の各実施形態について図面を参照しつつ説明する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る自転車用制御装置1を適用した自転車101の側面図である。図1に示すように、第1実施形態に係る自転車用制御装置1を適用した自転車101は、フレーム102と、ハンドル104と、駆動部105と、前輪106と、後輪107とを備えている。
駆動部105は、チェーン110と、ペダル111が装着されたクランク112と、アシスト機構115と、アシスト機構115の電源としての着脱可能な充電池117とを有しており、それぞれがフレーム102に支持されている。
クランク112は、クランク軸112aと、一対のクランクアーム112bとを含む。各クランクアーム112bは、クランク軸112aの両端部に設けられる。駆動部105は、図示しないフロントスプロケットをさらに備える。フロントスプロケットはクランク112に直接または間接的に接続される。チェーン110は、フロントスプロケットと後輪107に装着されるリアスプロケットとの間に巻き掛けられて駆動力を伝達する。充電池117は、例えばニッケル水素電池およびリチウムイオン電池等を用いた蓄電池であり、フレーム102に着脱可能に搭載される。充電池117は、リアキャリアに搭載されてもよい。
図2は、自転車用制御装置1の構成を示すブロック図である。図2に示すように、自転車用制御装置1は、人力駆動力検出部2と、回転状態検出部3と、制御部4とを備えている。この自転車用制御装置1には、操作部118及びアシスト機構115が接続されている。
操作部118は、自転車101に設けられており、例えばハンドル104に装着されている。この操作部118が操作されることによって、アシスト機構115におけるアシスト条件が選択される。操作部118は、例えば操作スイッチを含む。例えば、操作部118を操作することによって、第1アシスト条件、第2アシスト条件、及び第3アシスト条件のうち、いずれかのアシスト条件を選択することができる。アシスト条件を変更することによって、人力駆動力に対する走行補助力の割合を変更することができる。なお、各アシスト条件の詳細については後述する。
アシスト機構115は、走行補助用電動機116と、モータドライバ117とを含む。走行補助用電動機116は、モータドライバ117によって制御される。また、モータドライバ117は、制御部4からの指令に基づき、走行補助用電動機116を制御する。走行補助用電動機116は、クランクアーム112bとフロントスプロケットとの間に設けられるクランク軸112aを含む動力伝達経路に連結される。アシスト機構115は、減速機を備え、走行補助用電動機116の出力を、減速機を介して前記動力伝達経路に伝達する構成としてもよい。本実施の形態では、自転車用制御装置1とアシスト機構115とを含んで駆動ユニットが構成される。駆動ユニットは、フレーム102に着脱可能に設けられる。
人力駆動力検出部2は、人力駆動力を検出する。すなわち、人力駆動力検出部2は、自転車101に作用する人力駆動力を検出する。詳細には、人力駆動力検出部2は、人力駆動力に応じた信号を出力する。例えば、人力駆動力検出部2はトルクセンサであって、クランク112のクランク軸112a、またはクランクアーム112bとフロントスプロケットとの間に設けられるクランク軸112aを含む動力伝達経路に作用するトルクに応じた信号(例えば電圧)を出力する。トルクセンサは、例えば磁歪式センサであってもよいし、歪ゲージであってもよい。人力駆動力検出部2は、検出された人力駆動力に関する情報を制御部4に出力する。
回転状態検出部3は、クランク112の回転状態を検出する。詳細には、回転状態検出部3は、クランク112の回転速度を回転状態として検出する。例えば、回転状態検出部3は、ケイデンスセンサであって、クランク112のケイデンスを回転速度として検出する。回転状態検出部3は、フレーム102に取り付けられ、クランクアーム112bに取り付けられた磁石を検出する。なお、回転状態検出部3は、アシスト機構115に取り付けられ、クランク軸112aまたはクランク軸112aを含む動力伝達機構に取り付けられた磁石を検出するように構成されてもよい。回転状態検出部3は、検出された回転状態に関する情報を制御部4に出力する。なお、回転状態検出部3は、クランク112の回転周期を回転状態として検出してもよい。
制御部4は、人力駆動力検出部2によって検出された人力駆動力、及び回転状態検出部3によって検出されたクランク112の回転状態に応じて、走行補助用電動機116に出力させる走行補助力を制御する。制御部4は、人力駆動力が低下するとき、この人力駆動力の低下に対して走行補助力の低下が遅れるように、走行補助力を制御する。
詳細には、制御部4は、基本的には、人力駆動力に応じて設定される基本走行補助力を走行補助力として走行補助用電動機116に出力させる。そして、制御部4は、人力駆動力が低下するときに、基本走行補助力を補正して、補正後の基本走行補助力を走行補助力として走行補助用電動機116に出力させる。この補正後の基本走行補助力は、補正前の基本走行補助力以上となる。制御部4は、この補正処理によって、人力駆動力の低下に対して、走行補助力の低下を遅らせる。ここで、人力駆動力に応じて設定される基本走行補助力、及び基本走行補助力の時間変化について説明する。
例えば、操作部118によって第1アシスト条件が選択されている場合、制御部4は、人力駆動力のX倍の補助力を基本走行補助力として設定する。第1アシスト条件では、人力駆動力によって動力伝達経路に作用するトルクのX倍のトルクが、アシスト機構115から動力伝達経路に与えられるように、制御部4はアシスト機構115を制御する。
また、例えば、操作部118によって第2アシスト条件が選択されている場合、制御部4は、人力駆動力のY倍の補助力を基本走行補助力として設定する。第2アシスト条件では、人力駆動力によって動力伝達経路に作用するトルクのY倍のトルクが、アシスト機構115から動力伝達経路に与えられるように、制御部4はアシスト機構115を制御する。
また、例えば、操作部118によって第3アシスト条件が選択されている場合、制御部4は、人力駆動力のZ倍の補助力を基本走行補助力として設定する。第3アシスト条件では、人力駆動力によって動力伝達経路に作用するトルクのZ倍のトルクが、アシスト機構115から動力伝達経路に与えられるように、制御部4はアシスト機構115を制御する。X,Y,Zは、X>Y>Zとなる数字に選ばれる。例えば、X=2、Y=1.5、Z=1に選ばれる。なお、アシスト機構115によるアシストを行わないオフモードも、操作部118によって選択することができる。
図3は、基本走行補助力の時間変化を示すグラフである。人力駆動力は、ペダル111が上死点又は下死点に位置するときに最小となり、ペダル111が上死点又は下死点から90度回転した位置に位置するときに最大となる。そして、基本走行補助力は人力駆動力の所定倍に設定されるため、基本走行補助力の時間変化は図3に示すような波形となる。
制御部4は、上述した基本走行補助力を走行補助力として走行補助用電動機116に出力させる一方で、人力駆動力が低下するとき、基本走行補助力を補正して、その補正後の基本走行補助力を走行補助力として走行補助用電動機116に出力させる。
具体的には、制御部4は、人力駆動力検出部2が出力する信号を離散信号に変換する。すなわち、制御部4は、人力駆動力検出部2によって検出された人力駆動力に関する情報を、所定時間間隔で取得する。そして、制御部4は、その離散信号に基づき、人力駆動力検出部2によって検出された人力駆動力が一つ前の時刻において検出された人力行動力よりも小さいと判断すると、人力駆動力が低下したと判断する。
図4は、走行補助力の時間変化を示すグラフである。なお、図4において実線で示した波形が走行補助力の時間変化を示し、破線で示した波形は基本走行補助力の時間変化を示す。図4に示すように、制御部4は、時刻t1の次の時刻t2において、人力駆動力が低下したと判断する。なお、時刻t1は、基本走行補助力が最大値を示す時刻である。
制御部4は、人力駆動力が低下したと判断すると、人力駆動力の低下に対して走行補助力の低下を遅らせる。具体的には、制御部4は、一次ローパスフィルタを用いて基本走行補助力を補正して走行補助力とする。このように制御部4が一次ローパスフィルタを用いて基本走行補助力を補正することによって、走行補助力の低下は人力駆動力の低下に対して遅れる。
また、制御部4は、基本走行補助力の補正処理を開始した後、補正後の基本走行補助力(走行補助力)が補正前の基本走行補助力よりも大きい間において、基本走行補助力の補正処理を続ける。すなわち、図4の時刻t2から時刻t3までの間、制御部4は、基本走行補助力の補正処理を続ける。そして、制御部4は、時刻t3において補正前の基本走行補助力が、補正後の基本走行補助力(走行補助力)以上となると、基本走行補助力の補正処理を停止して、補正前の基本走行補助力を走行補助力として走行補助用電動機116に出力させる。
また、制御部4は、クランク112の回転状態に応じて、上述した走行補助力の低下の遅れを制御する。詳細には、上記補正処理に用いられる一次ローパスフィルタの時定数に関して、制御部4は、クランク112の回転状態に対応した時定数を設定する。
具体的には、制御部4は、クランク112のケイデンスが高いほど、又はクランク112の回転周期が短いほど、小さい時定数に設定する。また、制御部4は、クランク112のケイデンスが低いほど、又はクランク112の回転周期が長いほど、大きい時定数に設定する。この結果、ケイデンスが高いほど、又は回転周期が短いほど、上述した走行補助力の低下の遅れが小さくなる。すなわち、ケイデンスが高いほど、又は回転周期が短いほど、走行補助力が基本走行補助力に近付く。
例えば、制御部4は、図5に示すような時定数マップを記憶しており、この時定数マップに基づいて、時定数を設定する。なお、時定数マップは、時定数とケイデンスとを対応付けた情報を含んでおり、ケイデンスが高くなるにつれて時定数が小さくなる。また、ケイデンスが所定値c以上の場合、時定数は0となるように対応付けられている。すなわち、制御部4は、ケイデンスが所定値c以上の場合、基本走行補助力を走行補助力として走行補助用電動機116に出力させる。なお、制御部4は、このような時定数マップを用いるのではなく、予め設定された計算式によって、ケイデンスに応じた時定数を算出してもよい。
時定数マップにおいて、時定数とケイデンスとの関係は、図5にL1で示すように一次関数のような関係となっていてもよいし、図5にL2、L3で示すようにn次関数のような関係となっていてもよい。また、図5にL4で示すように、ケイデンスが所定値cの時に時定数が0ではなく、所定の数値となっていてもよい。時定数マップは、図5にL1〜L4で示すようにケイデンスの変化に応じて時定数が連続的に変化するようになっていてもよいし、図5にL5で示すようにケイデンスの変化に応じて時定数が階段状に不連続に変化するようになっていてもよい。このような時定数マップは実験によって決定される。さらに複数の時定数マップを制御部4が備え、操作部118によって複数の時定数マップを設定可能に構成してもよい。
なお、制御部4は、例えば、マイクロコンピュータによって構成され、CPU(Central processing unit),RAM(random access memory),ROM(read only memory),I/Oインターフェイスなどを含む。
次に、上述した自転車用制御装置1の動作について、図6を参照しつつ説明する。図6は、自転車用制御装置1の動作を説明するためのフローチャートである。
図6に示すように、制御部4は、まず、人力駆動力検出部2によって検出された人力駆動力に関する情報を取得する(ステップS1)。具体的には、制御部4は、人力駆動力検出部2によって検出されたトルクに関する情報を取得する。
次に、制御部4は、人力駆動力が低下しているか否か判断する(ステップS2)。具体的には、制御部4は、取得された人力駆動力が一つ前の時刻において取得された人力駆動力よりも小さいか否か判断する。
制御部4は、人力駆動力が低下していないと判断すると(ステップS2のNo)、基本走行補助力を走行補助力として走行補助用電動機116に出力させる(ステップS3)。具体的には、制御部4は、取得された人力駆動力が1つ前の時刻において取得された人力駆動力以上であると判断すると、基本走行補助力を走行補助力として走行補助用電動機116に出力させる。すなわち、制御部4は、人力駆動力に応じた基本走行補助力を算出し、その算出した基本走行補助力を補正することなく走行補助用電動機116に出力させる。
一方、制御部4は、人力駆動力が低下していると判断すると(ステップS2のYes)、人力駆動力に応じた基本走行補助力を算出する(ステップS4)。具体的には、制御部4は、取得された人力駆動力が一つ前の時刻において取得された人力駆動力よりも小さいと判断すると、人力駆動力に応じた基本走行補助力を算出する。
次に、制御部4は、回転状態検出部3によって検出された回転状態に関する情報を取得する(ステップS5)。具体的には、制御部4は、回転状態検出部3によって検出されたケイデンス又は回転周期に関する情報を取得する。
次に、制御部4は、クランク112のケイデンス又は回転周期に応じて、基本走行補助力を補正する(ステップS6)。例えば、制御部4は、一次ローパスフィルタを用いてフィルタ処理することによって、基本走行補助力を補正する。ここで、制御部4は、一次ローパスフィルタにおいて用いられる時定数を、ステップS5の処理において取得された回転状態に基づき決定する。なお、制御部4は、時定数マップを有しており、この時定数マップに基づき時定数を決定する。この時定数マップにおいて、ケイデンスが高いほど、又は回転周期が短いほど、時定数が小さくなるように設定されている。
次に、制御部4は、補正後の基本走行補助力を走行補助力として走行補助用電動機116に出力させる(ステップS7)。
次に、制御部4は、上記ステップS1と同様に、人力駆動力検出部2によって検出された人力駆動力に関する情報を取得する(ステップS8)。
制御部4は、ステップS8の処理において取得した人力駆動力に関する情報に基づき、人力駆動力に応じた基本走行補助力を算出する(ステップS9)。そして、制御部4は、上記ステップS6の処理と同様の方法で、ステップS9の処理において算出された基本走行補助力を補正する(ステップS10)。
制御部4は、補正後の基本走行補助力が補正前の基本走行補助力より大きいか否か判断する(ステップS11)。制御部4は、補正後の基本走行補助力が補正前の基本走行補助力以下であると判断すると(ステップS11のNo)、ステップS3の処理に移行し、走行補助用電動機116に基本走行補助力を出力させる。
一方、制御部4は、補正後の基本走行補助力が補正前の基本走行補助力より大きいと判断すると(ステップS11のYes)、補正後の基本走行補助力を走行補助力として補助用電動機116に出力させる(ステップS12)。その後、制御部4は、ステップS8の処理に移行する。
[第2実施形態]
次に第2実施形態に係る自転車用制御装置1について説明する。なお、第2実施形態に係る自転車用制御装置1が適用される自転車101は、上述した第1実施形態において説明した自転車101と同じであるため、その説明を省略する。また、第2実施形態に係る自転車用制御装置1は、走行補助力の導き方が第1実施形態に係る自転車用制御装置1と異なるだけであって、構成は第1実施形態に係る自転車用制御装置1と同じであるため、その説明を省略する。
図7は、第2実施形態に係る自転車用制御装置1の動作を説明するためのフローチャートである。なお、図7において、ステップS1〜S5、S7〜S9、S11,及びS12の処理は、上記第1実施形態において説明した処理と同じであるため、その詳細な説明を省略する。
制御部4は、ステップS5の処理の後、人力駆動力検出部2によって検出された人力駆動力の波高値に関する情報を取得する(ステップS21)。
次に、制御部4は、クランク112の回転状態と、人力駆動力の波高値とに応じて、基本走行補助力を補正する(ステップS22)。詳細には、制御部4は、クランク112のケイデンス又は回転周期と、クランク軸112aに作用するトルクの波高値とに応じて、基本走行補助力を補正する。
例えば、制御部4は、一次ローパスフィルタを用いてフィルタ処理することによって、基本走行補助力を補正する。ここで、制御部4は、一次ローパスフィルタにおいて用いられる時定数を、クランク112のケイデンス又は回転周期と、クランク軸112aに作用するトルクの波高値とに基づき決定する。制御部4は、ケイデンスが高くなるほど、又は、回転周期が短くなるほど、時定数が小さくなるように、時定数を決定する。また、制御部4は、波高値が大きいほど、時定数が小さくなるように、時定数を決定する。
例えば、制御部4は、第1時定数マップと、第2時定数マップとを有する。第1時定数マップは、クランク112のケイデンスと第1時定数とを関連付けた情報を含む。第2時定数マップは、クランク軸112aに作用するトルクの波高値と第2時定数とを関連付けた情報を含む。
制御部4は、第1時定数マップを参照して、クランク112のケイデンスと対応する第1時定数を決定する。また、制御部4は、第2時定数マップを参照して、クランク112aに作用するトルクの波高値と対応する第2時定数を決定する。そして、制御部4は、第1時定数と第2時定数とに基づいて、一次ローパスフィルタに用いる時定数を算出する。例えば、制御部4は、第1時定数と第2時定数とを乗算して、一次ローパスフィルタに用いる時定数を算出する。この場合、第1時定数マップにおいて、ケイデンスが高くなるほど第1時定数は小さくなり、第2時定数マップにおいて、波高値が大きくなるほど第2時定数は小さくなる。
制御部4は、ステップS22の処理を実行した後、上記第1実施形態と同様にステップS7〜S9の処理を実行し、その後、上記ステップS22の処理と同様の方法で、ステップS9の処理において算出された基本走行補助力を補正する(ステップS23)。
[第3実施形態]
次に第3実施形態に係る自転車用制御装置1aについて説明する。なお、第3実施形態に係る自転車用制御装置1aが適用される自転車101は、上述した第1実施形態において説明した自転車101と同じであるため、その説明を省略する。
図8は、第3実施形態に係る自転車用制御装置1aの構成を示すブロック図である。図8に示すように、第3実施形態に係る自転車用制御装置1aは、人力駆動力検出部2、回転状態検出部3、制御部4、及び変速状態検出部5を備えている。人力駆動力検出部2、回転状態検出部3、及び制御部4は、基本的に上記第1実施形態において説明したものと同じであるため、詳細な説明を省略する。
変速状態検出部5は、自転車101の変速状態を検出する。詳細には、変速状態検出部5は、自転車101のギア段数又はギア比を、自転車101の変速状態として検出する。具体的には、変速状態検出部5は、自転車101の変速機の位置を検出するセンサである。
図9は、第3実施形態に係る自転車用制御装置1aの動作を説明するためのフローチャートである。なお、図9において、ステップS1〜S5,S7〜S9,S11,及びS12の処理は、上記第1実施形態において説明した処理と同じであるため、その詳細な説明を省略する。
制御部4は、ステップS5の処理の後、変速状態検出部5によって検出された自転車101の変速状態に関する情報を取得する(ステップS31)。具体的には、制御部4は、ギア段数又はギア比に関する情報を取得する。
次に、制御部4は、クランク112のケイデンス又は回転周期と、ギア比とに応じて、基本走行補助力を補正する(ステップS32)。例えば、制御部4は、一次ローパスフィルタを用いてフィルタ処理することによって、基本走行補助力を補正する。ここで、制御部4は、一次ローパスフィルタにおいて用いられる時定数を、クランク112のケイデンス又は回転周期と、ギア比とに基づき決定する。制御部4は、ケイデンスが大きくなるほど、又は回転周期が短くなるほど、時定数が小さくなるように、時定数を決定する。また、制御部4は、ギア比が大きいほど、時定数が小さくなるように、時定数を決定する。
例えば、制御部4は、第1時定数マップと、第3時定数マップとを有する。第1時定数マップは、クランク112のケイデンスと第1時定数とを関連付けた情報を含む。第3時定数マップは、ギア比と第3時定数とを関連付けた情報を含む。
制御部4は、第1時定数マップを参照して、クランク112のケイデンスと対応する第1時定数を決定する。また、制御部4は、第3時定数マップを参照して、ギア比と対応する第3時定数を決定する。そして、制御部4は、第1時定数と第3時定数とに基づいて、一次ローパスフィルタに用いる時定数を算出する。例えば、制御部4は、第1時定数と第3時定数とを乗算して、一次ローパスフィルタに用いる時定数を算出する。この場合、第1時定数マップにおいて、ケイデンスが大きくなるほど第1時定数は小さくなり、第3時定数マップにおいて、ギア比が大きくなるほど第3時定数は小さくなる。
制御部4は、ステップS32の処理を実行した後、上記第1実施形態と同様にステップS7〜S9の処理を実行し、その後、上記ステップS32の処理と同様の方法で、ステップS9の処理において算出された基本走行補助力を補正する(ステップS33)。
[第4実施形態]
次に第4実施形態に係る自転車用制御装置1bについて説明する。なお、第4実施形態に係る自転車用制御装置1bが適用される自転車101は、上述した第1実施形態において説明した自転車101と同じであるため、その説明を省略する。
図10は、第4実施形態に係る自転車用制御装置1bの構成を示すブロック図である。図10に示すように、第4実施形態に係る自転車用制御装置1bは、人力駆動力検出部2、制御部4、及び変速状態検出部5を備えている。人力駆動力検出部2、制御部4は、上記第1実施形態において説明したものと同じであるため、詳細な説明を省略する。また、変速状態検出部5は、上記第3実施形態において説明したものと同じであるため、詳細な説明を省略する。
図11は、第4実施形態に係る自転車用制御装置1bの動作を説明するためのフローチャートである。なお、自転車用制御装置1bにおける動作は、クランク112の回転状態を検出しない点を除き、上記第3実施形態において説明した処理と同じであるため、上記第3実施形態において説明した処理についての詳細な説明を省略する。
すなわち、制御部4は、ステップS4の処理の後、ギア段数又はギア比に関する情報のみを取得する(ステップS31)。次に制御部4は、ギア比に応じて、基本走行補助力を補正する(ステップS42)。例えば、制御部4は、一次ローパスフィルタを用いてフィルタ処理することによって、基本走行補助力を補正する。ここで、制御部4は、一次ローパスフィルタにおいて用いられる時定数を、ギア比に基づき決定する。制御部4は、ギア比が大きいほど、時定数が小さくなるように、時定数を決定する。
また、制御部4は、上記ステップS42の処理と同様の方法で、ステップS9の処理において算出された基本走行補助力を補正する(ステップS43)。
[第5実施形態]
次に第5実施形態に係る自転車用制御装置1cについて説明する。なお、第5実施形態に係る自転車用制御装置1cが適用される自転車101は、上述した第1実施形態において説明した自転車101と同じであるため、その説明を省略する。
図12は、第5実施形態に係る自転車用制御装置1cの構成を示すブロック図である。図12に示すように、第5実施形態に係る自転車用制御装置1cは、人力駆動力検出部2、及び制御部4を備えている。人力駆動力検出部2、制御部4は、上記第1実施形態において説明したものと同じであるため、詳細な説明を省略する。
図13は、第5実施形態に係る自転車用制御装置1cの動作を説明するためのフローチャートである。なお、自転車用制御装置1cにおける動作は、ケイデンスを検出しない点を除き、上記第2実施形態において説明した処理と同じであるため、上記第2実施形態において説明した処理についての詳細な説明を省略する。
すなわち、制御部4は、ステップS4の処理の後、人力駆動力の波高値に関する情報のみを取得する(ステップS21)。次に、制御部4は、人力駆動力検出部2によって検出された人力駆動力の波高値に応じて、基本走行補助力を補正する(ステップS52)。例えば、制御部4は、一次ローパスフィルタを用いてフィルタ処理することによって、基本走行補助力を補正する。ここで、制御部4は、一次ローパスフィルタにおいて用いられる時定数を、人力駆動力の波高値に基づき決定する。制御部4は、波高値が大きいほど、時定数が小さくなるように、時定数を決定する。
また、制御部4は、上記ステップS52の処理と同様の方法で、ステップS9の処理において算出された基本走行補助力を補正する(ステップS53)。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
変形例1
上記第3実施形態及び第4実施形態では、変速状態検出部5を設けており、この変速状態検出部5によって自転車101の変速状態を検出しているが、特にこれに限定されない。例えば、図14に示すように、自転車用制御部1dは、変速状態検出部5の代わりに車速検出部6を備える。車速検出部6は、例えば、車速センサである。
制御部4は、この車速検出部6によって検出された車速と、回転状態検出部3によって検出された回転速度とに基づいて、ギア比を算出することができる。この場合、回転状態検出部3と、車速検出部6とが、変速状態検出部を構成する。
変形例2
上記各実施形態では、制御部4は、人力駆動力が低下したと判断すると、基本走行補助力を補正しているが、特にこれに限定されない。例えば、制御部4は、基本走行補助力を補正する代わりに、人力駆動力検出部2によって検出される人力駆動力を補正してもよい。すなわち、変形例2において、制御部4は、基本走行補助力を直接補正するのではなく、人力駆動力を補正することによって、基本走行補助力を間接的に補正する。
以下、上記第1実施形態に対してこの変形例2を適用した場合の自転車用制御装置1の動作について説明する。図15は、変形例2に係る自転車用制御装置1の動作を説明するためのフローチャートである。なお、上記第1実施形態と同様の処理については、詳細を説明しない。
図15に示すように、制御部4は、まず、ステップS1及びステップS2の処理を実行する。そして、制御部4は、人力駆動力が低下していないと判定すると(ステップS2のNo)、ステップS3の処理を実行する。
一方、制御部4は、人力駆動力が低下していると判断すると(ステップS2のYes)、ステップS5の処理を実行する。そして、制御部4は、クランク112のケイデンス又は回転周期に応じて、ステップS1の処理において取得された人力駆動力を補正する(ステップS61)。例えば、制御部4は、一次ローパスフィルタを用いてフィルタ処理することによって、人力駆動力を補正する。ここで、制御部4は、一次ローパスフィルタにおいて用いられる時定数を、ステップS5の処理において取得された回転状態に基づき決定する。なお、制御部4は、時定数マップを有しており、この時定数マップに基づき時定数を決定する。この時定数マップにおいて、ケイデンスが高いほど、又は回転周期が短いほど、時定数が小さくなるように設定されている。
次に、制御部4は、補正後の人力駆動力に応じた走行補助力を算出し、この算出された走行補助力を走行補助用電動機116に出力させる(ステップS62)。この結果、補正前の人力駆動力の低下に対して、走行補助力の低下が遅れる。
次に、制御部4は、ステップS8の処理を実行する。そして、制御部4は、上記ステップS61の処理と同様に、ステップS8の処理において取得された人力駆動力を補正する(ステップS63)。
次に、制御部4は、補正後の人力駆動力が補正前の人力駆動力よりも大きいか否か判断する(ステップS64)。制御部4は、補正後の人力駆動力が補正前の人力駆動力以下であると判断すると(ステップS64のNo)、ステップS3の処理に移動し、走行補助用電動機116に基本走行補助力を出力させる。すなわち、制御部4は、補正前の人力駆動力に応じた基本走行補助力を算出する。そして、制御部4は、算出された基本走行補助力を走行補助力として走行補助用電動機116に出力させる。
一方、制御部4は、補正後の人力駆動力が補正前の人力駆動力よりも大きいと判断すると(ステップS64のYes)、補正後の人力駆動力に応じた走行補助力を算出し、この算出された走行補助力を走行補助用電動機116に出力させる(ステップS65)。
なお、変形例2は、同様の考え方で、他の実施形態にも適用することができる。
上記の各実施形態およびその変形例では、消費電力を抑制すること走行補助用電動機を有する自転車の乗り心地を向上させることができるとともに、フィルタの時定数を固定する場合と比較して、バッテリの消費電力を抑制することができる。
1 自転車用制御装置
2 人力駆動力検出部
3 回転状態検出部
4 制御部
5 変速状態検出部

Claims (20)

  1. クランク及び走行補助用電動機を有する自転車を制御する自転車用制御装置であって、
    人力駆動力を検出する人力駆動力検出部と、
    前記クランクの回転状態を検出する回転状態検出部と、
    前記人力駆動力検出部によって検出された人力駆動力に応じて、前記走行補助用電動機に出力させる走行補助力を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記人力駆動力が低下するとき、前記人力駆動力の低下に対して走行補助力の低下が遅れるように前記走行補助力を制御し、かつ前記回転状態検出部によって検出された前記クランクの回転状態に応じて前記走行補助力の低下の遅れを制御する、自転車用制御装置。
  2. 前記回転状態検出部は、前記クランクの回転速度または回転周期を前記回転状態として検出する、請求項1に記載の自転車用制御装置。
  3. 前記制御部は、前記回転速度が高いまたは前記回転周期が短いほど、前記人力駆動力の低下に対する走行補助力の低下の遅れが小さくなるように前記走行補助力を制御する、
    請求項2に記載の自転車用制御装置。
  4. 前記制御部は、前記人力駆動力が低下するときに、前記人力駆動力に応じて設定される基本走行補助力以上の走行補助力を前記走行補助用電動機に出力させる、請求項1から3のいずれか1つに記載の自転車用制御装置。
  5. 前記制御部は、前記回転速度が高いまたは前記回転周期が短いほど、前記走行補助力が前記基本走行補助力に近付くように制御する、請求項2に係る請求項4に記載の自転車用制御装置。
  6. 前記制御部は、前記回転状態に応じて前記基本走行補助力を補正して前記走行補助力とする、請求項4又は5に記載の自転車用制御装置。
  7. 前記制御部は、前記回転状態に対応する補正情報に基づいて、前記基本走行補助力を補正する、請求項6に記載の自転車用制御装置。
  8. 前記制御部は、前記回転状態に対応する時定数を有するフィルタを用いて前記基本走行補助力を補正する、請求項6に記載の自転車用制御装置。
  9. 前記時定数は、前記回転速度が高いまたは回転周期が短いほど、小さくなる、請求項7に記載の自転車用制御装置。
  10. 前記制御部は、前記人力駆動力を前記回転状態に応じて補正し、前記補正後の人力駆動力に対応する前記走行補助力を前記走行補助用電動機に出力させる、請求項4または5に記載の自転車用制御装置。
  11. 前記制御部は、前記回転状態に対応する補正情報に基づいて、前記人力駆動力を補正する、請求項10に記載の自転車用制御装置。
  12. 前記制御部は、前記回転状態に対応する時定数を有するフィルタを用いて前記人力駆動力を補正する、請求項10に記載の自転車用制御装置。
  13. 前記時定数は、前記回転速度が高いまたは回転周期が短いほど、小さくなる、請求項12に記載の自転車用制御装置。
  14. 前記自転車の変速状態を検出する変速状態検出部をさらに備え、
    前記制御部は、前記変速状態に応じて、前記走行補助力を制御する、
    請求項1から13のいずれかに記載の自転車用制御装置。
  15. 前記変速状態検出部は、前記自転車のギア段数またはギア比を変速状態として検出する、
    請求項14に記載の自転車用制御装置。
  16. 前記制御部は、ギア比が大きいほど、前記走行補助力の低下の遅れが小さくなるように走行補助力を制御する、請求項15に記載の自転車用制御装置。
  17. 前記制御部は、前記人力駆動力の波高値に応じて、前記走行補助力を制御する、請求項1から16のいずれかに記載の自転車用制御装置。
  18. 前記制御部は、前記波高値が大きいほど、前記走行補助力の低下の遅れが小さくなるように前記走行補助力を制御する、請求項17に記載の自転車用制御装置。
  19. 走行補助用電動機を有する自転車を制御する自転車用制御装置であって、
    人力駆動力を検出する人力駆動力検出部と、
    前記自転車の変速状態を検出する変速状態検出部と、
    前記人力駆動力検出部によって検出された人力駆動力に応じて、前記走行補助用電動機に出力させる走行補助力を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記人力駆動力が低下するとき、前記人力駆動力の低下に対して走行補助力の低下が遅れるように前記走行補助力を制御し、かつ前記変速状態検出部によって検出された変速状態に応じて走行補助力の低下の遅れを制御する、自転車用制御装置。
  20. 走行補助用電動機を有する自転車を制御する自転車用制御装置であって、
    人力駆動力を検出する人力駆動力検出部と、
    前記人力駆動力検出部によって検出された人力駆動力に応じて、前記走行補助用電動機に出力させる走行補助力を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記人力駆動力が低下するとき、前記人力駆動力の低下に対して走行補助力の低下が遅れるように前記走行補助力を制御し、かつ前記人力駆動力の波高値に応じて走行補助力の低下の遅れを制御する、自転車用制御装置。
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