JP5574933B2 - レーザ加工装置及びレーザ加工方法 - Google Patents
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Description
加工対象物に照射されるレーザパルスを出射するレーザ光源と、
前記レーザ光源から出射されたレーザパルスの、前記加工対象物上における照射位置を移動させる照射位置移動装置と、
前記照射位置移動装置が前記加工対象物上の1つの照射位置から次の照射位置に、レーザパルスの照射位置を移動させる移動時間に応じたパルス幅と周波数でレーザパルスが出射されるように、前記レーザ光源からのレーザパルスの出射を制御する制御装置と
を有し、
前記制御装置は、
前記加工対象物上における前記照射位置の加工順序、前記照射位置とパルス幅とを関連付けた対応表、及び発振周波数の許容範囲を記憶しており、
前記レーザ光源が、前記照射位置移動装置による、レーザパルスの照射位置の移動終了とともにレーザパルスを出射した場合に、該レーザパルスの発振周波数が、前記許容範囲の上限値より高くなるときは、該レーザパルスの出射時刻を遅延させ、前記許容範囲内の発振周波数で出射させることにより、所定範囲内のパルス幅のレーザパルスが前記加工対象物上に照射されるように、前記レーザ光源からのレーザパルスの出射を制御するレーザ加工装置が提供される。
パルスエネルギ一定の条件を満たすレーザパルスの発振周波数とパルス幅との対応関係が定義されており、
加工対象物の品種によって定まる適切な発振周波数の許容範囲が決められており、
(a)複数の被加工位置が加工順序とともに画定された加工対象物を準備する工程と、
(b)前記工程(a)で準備された加工対象物の被加工位置に、前記被加工位置の加工順序にしたがった間隔に応じたパルス幅と周波数とで、レーザパルスを照射する工程と
を有し、
前記工程(b)が、
(b1)レーザパルスを第1の被加工位置に照射する工程と、
(b2)レーザパルスが前記第1の被加工位置の次の第2の被加工位置に照射されるように、レーザパルスの照射位置の位置決めを行う工程と、
(b3)レーザパルスを前記第2の被加工位置に照射する工程と
を含み、
前記工程(b2)におけるレーザパルスの照射位置の位置決め終了とともに、前記第2の被加工位置にレーザパルスを照射する場合に、該レーザパルスの発振周波数が、前記許容範囲の上限値より高いときには、前記工程(b3)において、該レーザパルスの出射時刻を遅延させ、前記許容範囲内の発振周波数で出射させて、当該発振周波数と前記対応関係から求まるパルス幅のレーザパルスを前記第2の被加工位置に照射するレーザ加工方法が提供される。
11 マスク
12 AOD
13 ダンパ
14 ガルバノスキャナ
15 fθレンズ
16 ステージ
17 制御装置
20 パルスレーザビーム
30 プリント基板
31 銅層
32 樹脂層
33 銅層
40 レーザ発振器
41 マスク
42 AOD
43 ダンパ
44a、44b ガルバノスキャナ
45a、45b fθレンズ
46、46a、46b ステージ
47 制御装置
48 伝搬光学系
50、50a、50b パルスレーザビーム
60 基板
60a、60b プリント基板
61a、61b 銅層
62a、62b 樹脂層
63a、63b 銅層
Claims (9)
- 加工対象物に照射されるレーザパルスを出射するレーザ光源と、
前記レーザ光源から出射されたレーザパルスの、前記加工対象物上における照射位置を移動させる照射位置移動装置と、
前記照射位置移動装置が前記加工対象物上の1つの照射位置から次の照射位置に、レーザパルスの照射位置を移動させる移動時間に応じたパルス幅と周波数でレーザパルスが出射されるように、前記レーザ光源からのレーザパルスの出射を制御する制御装置と
を有し、
前記制御装置は、
前記加工対象物上における前記照射位置の加工順序、前記照射位置とパルス幅とを関連付けた対応表、及び発振周波数の許容範囲を記憶しており、
前記レーザ光源が、前記照射位置移動装置による、レーザパルスの照射位置の移動終了とともにレーザパルスを出射した場合に、該レーザパルスの発振周波数が、前記許容範囲の上限値より高くなるときは、該レーザパルスの出射時刻を遅延させ、前記許容範囲内の発振周波数で出射させることにより、所定範囲内のパルス幅のレーザパルスが前記加工対象物上に照射されるように、前記レーザ光源からのレーザパルスの出射を制御するレーザ加工装置。 - 前記制御装置は、前記レーザ光源から出射されるレーザパルスのパルスエネルギが一定値から±5%の範囲内におさまるように、前記移動時間に応じて、前記レーザ光源から出射されるレーザパルスのパルス幅と周波数を制御する請求項1に記載のレーザ加工装置。
- 前記レーザ光源は、
原レーザパルスを出射するレーザ発振器と、
前記レーザ発振器から出射された原レーザパルスから、加工対象物に照射されるレーザパルスを生成するレーザパルス生成器と
を含む請求項1または2に記載のレーザ加工装置。 - 前記制御装置は、前記レーザパルスの出射時刻を遅延させるとき、前記許容範囲内の上
限値に相当する発振周波数で出射させる請求項3に記載のレーザ加工装置。 - 前記制御装置は、前記レーザ光源が、前記照射位置移動装置による、レーザパルスの照射位置の移動終了とともにレーザパルスを出射した場合に、該レーザパルスの発振周波数が、前記許容範囲の下限値より低くなるときには、前記レーザ光源から単数または複数の、前記加工対象物に照射されないレーザパルスを出射した後、前記許容範囲内の発振周波数でレーザパルスを出射させて、前記所定範囲内のパルス幅のレーザパルスを前記加工対象物上に照射させる請求項1〜4のいずれか1項に記載のレーザ加工装置。
- パルスエネルギ一定の条件を満たすレーザパルスの発振周波数とパルス幅との対応関係が定義されており、
加工対象物の品種によって定まる適切な発振周波数の許容範囲が決められており、
(a)複数の被加工位置が加工順序とともに画定された加工対象物を準備する工程と、
(b)前記工程(a)で準備された加工対象物の被加工位置に、前記被加工位置の加工順序にしたがった間隔に応じたパルス幅と周波数とで、レーザパルスを照射する工程と
を有し、
前記工程(b)が、
(b1)レーザパルスを第1の被加工位置に照射する工程と、
(b2)レーザパルスが前記第1の被加工位置の次の第2の被加工位置に照射されるように、レーザパルスの照射位置の位置決めを行う工程と、
(b3)レーザパルスを前記第2の被加工位置に照射する工程と
を含み、
前記工程(b2)におけるレーザパルスの照射位置の位置決め終了とともに、前記第2の被加工位置にレーザパルスを照射する場合に、該レーザパルスの発振周波数が、前記許容範囲の上限値より高いときには、前記工程(b3)において、該レーザパルスの出射時刻を遅延させ、前記許容範囲内の発振周波数で出射させて、当該発振周波数と前記対応関係から求まるパルス幅のレーザパルスを前記第2の被加工位置に照射するレーザ加工方法。 - 前記工程(b)において、パルスエネルギが一定値から±5%の範囲内におさまるレーザパルスを、前記加工対象物の被加工位置に照射する請求項6に記載のレーザ加工方法。
- 前記工程(b3)において、前記レーザパルスを、前記許容範囲の上限値の発振周波数で出射させる請求項6または7に記載のレーザ加工方法。
- 前記工程(b)が、
(b4)レーザパルスを第3の被加工位置に照射する工程と、
(b5)レーザパルスが前記第3の被加工位置の次の第4の被加工位置に照射されるように、レーザパルスの照射位置の位置決めを行う工程と、
(b6)レーザパルスを前記第4の被加工位置に照射する工程と
を含み、
前記工程(b5)におけるレーザパルスの照射位置の位置決め終了とともに、前記第4の被加工位置にレーザパルスを照射する場合に、該レーザパルスの発振周波数が、前記許容範囲の下限値より低くなるときには、前記工程(b6)において、単数または複数の、加工対象物に照射されないレーザパルスの出射後に、前記許容範囲内の発振周波数でレーザパルスを出射させ、当該発振周波数と前記対応関係から求まるパルス幅のレーザパルスを前記第4の被加工位置に照射する請求項6〜8のいずれか1項に記載のレーザ加工方法。
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JP2010269006A JP5574933B2 (ja) | 2010-12-02 | 2010-12-02 | レーザ加工装置及びレーザ加工方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2012115883A JP2012115883A (ja) | 2012-06-21 |
JP5574933B2 true JP5574933B2 (ja) | 2014-08-20 |
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JP2010269006A Active JP5574933B2 (ja) | 2010-12-02 | 2010-12-02 | レーザ加工装置及びレーザ加工方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05259561A (ja) * | 1992-03-09 | 1993-10-08 | Toshiba Corp | インジェクションロック同調制御装置 |
JP4827650B2 (ja) * | 2006-08-09 | 2011-11-30 | 住友重機械工業株式会社 | レーザ加工方法及び加工装置 |
JP5025391B2 (ja) * | 2007-08-30 | 2012-09-12 | 住友重機械工業株式会社 | レーザ加工装置及び加工方法 |
-
2010
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