JP5574864B2 - 洗髪機 - Google Patents
洗髪機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5574864B2 JP5574864B2 JP2010165777A JP2010165777A JP5574864B2 JP 5574864 B2 JP5574864 B2 JP 5574864B2 JP 2010165777 A JP2010165777 A JP 2010165777A JP 2010165777 A JP2010165777 A JP 2010165777A JP 5574864 B2 JP5574864 B2 JP 5574864B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mist
- spraying
- head
- hair
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000002453 shampoo Substances 0.000 title claims description 68
- 239000003595 mist Substances 0.000 claims description 458
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 300
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 163
- 230000008569 process Effects 0.000 claims description 156
- 238000005406 washing Methods 0.000 claims description 124
- 238000005507 spraying Methods 0.000 claims description 121
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 68
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 63
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 63
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 44
- 239000007921 spray Substances 0.000 claims description 41
- 230000003750 conditioning effect Effects 0.000 claims description 34
- 210000003128 head Anatomy 0.000 description 158
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 61
- 210000004761 scalp Anatomy 0.000 description 33
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 31
- 210000003739 neck Anatomy 0.000 description 26
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 13
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 11
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 9
- 230000001936 parietal effect Effects 0.000 description 8
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 6
- 239000008237 rinsing water Substances 0.000 description 6
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 5
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 4
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 4
- 125000002066 L-histidyl group Chemical group [H]N1C([H])=NC(C([H])([H])[C@](C(=O)[*])([H])N([H])[H])=C1[H] 0.000 description 3
- 230000007480 spreading Effects 0.000 description 3
- 238000003892 spreading Methods 0.000 description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
- 230000003796 beauty Effects 0.000 description 2
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 239000004615 ingredient Substances 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 210000002374 sebum Anatomy 0.000 description 2
- 230000001960 triggered effect Effects 0.000 description 2
- 101000827703 Homo sapiens Polyphosphoinositide phosphatase Proteins 0.000 description 1
- 102100023591 Polyphosphoinositide phosphatase Human genes 0.000 description 1
- 230000017531 blood circulation Effects 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 230000004087 circulation Effects 0.000 description 1
- 239000003814 drug Substances 0.000 description 1
- 239000003205 fragrance Substances 0.000 description 1
- 230000003779 hair growth Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
- 230000002040 relaxant effect Effects 0.000 description 1
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 239000010865 sewage Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Cleaning And Drying Hair (AREA)
Description
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、頭部を自動で洗髪するという特性を活かして、効果的にミストを噴霧可能な洗髪機を提供することを目的とする。
なお、密閉空間とは、完全に密閉された空間を示すのではなく、噴射部から噴射された洗浄水が、密閉空間から外部へ漏洩しない程度の水密性が維持された空間のことを示す。
図1は自動洗髪機1の斜視図であり、図2は自動洗髪機1を上から見た図である。図3は、シンク保持台3の外枠を取り外した上で自動洗髪機1を横から見た図である。図4(A)は自動洗髪機1の概略断面図であり、(B)は要部拡大図である。図5は自動洗髪機1の水の流れを概略的に示す水路図である。
本実施形態では、自動洗髪機1に、ミスト発生装置90(後述)が接続されており、これら自動洗髪機1と、ミスト発生装置90とが協働して洗髪機として機能する。
図4に示すように、シンク2内に被洗髪者の頭部を収容した状態でカバー8が閉じられた場合、頭部により頭部切り欠き部8aが塞がれ、シンク2とカバー8とで囲まれた空間に略密閉された密閉空間8b(図4)が形成され、この密閉空間8bに頭部が延在した状態となる。なお、密閉空間8bとは、完全に密閉された空間を示すのではなく、密閉空間8b内に設けられた各ノズルリンク(後述)から噴射された洗浄水が、密閉空間8bから外部へ漏洩しない程度の水密性が維持された空間のことを示す。
自動洗髪時には、密閉空間8bに設けられた各ノズルリンク(後述)から頭部に対して洗浄水が噴射されて、頭部の洗髪が行われる。その際、密閉空間8bに頭部が延在した構成であるため、各ノズルリンクから噴射された洗浄水が密閉空間8bの外部へ漏洩することを防ぎつつ、円滑な自動洗髪を実行できる。そして、本実施形態では、詳細は後述するが、密閉空間8bを利用して、好適に、被洗髪者の頭部に対して、ミストを噴霧可能な構成となっている。
なお、図示は省略したが、カバー8の頭部切り欠き部8aには、頭部切り欠き部8aと頭部との間に介在する隙間を塞ぐためのフェイスシールが設けられており、このフェイスシールにより、密閉空間8bの密閉性(水密性)がより高められている。
下ノズルリンク12は、被洗髪者の髪を囲うように、図示位置で左方に凸の略弓形状に湾曲し、所定間隔でノズルを有する管状の部材であって、その左端部が上ノズルリンク11よりも下方で回転可能に片持ち支持されている。この下ノズルリンク12は、後方に向かって洗浄水を噴射することにより、後方側に垂れ下がった被洗髪者の髪を洗浄する。
また、シンク2内には、仰向け姿勢の被洗髪者の首元に向けて洗浄水を噴射する首元用ノズルリンク80が配置されている。
また、図1を参照して、シンク2の右側面100aには、右側頭マッサージノズル151が設けられ、シンク2の左側面100bには、左側頭マッサージノズル152が設けられている。これら側頭マッサージノズルは、頭部のマッサージを目的として、頭部支持ネット70に支持された頭部の側頭部に対して、洗浄水を噴射するためのノズルである。
頭頂マッサージノズル150や、右側頭マッサージノズル151、左側頭マッサージノズル152からは、後述するマッサージ行程や、マッサージ動作の実行時に、洗浄水が噴射され、被洗髪者の頭部がマッサージされる。
なお、図5における図示は省略したが、シャンプー液やコンディショナー液等の薬剤を収容する容器は、シャンプー容器34、コンディショナー容器36の他にも複数も受けられており、複数の容器のそれぞれに、薬液が流通する供給管が接続されると共に、供給管のそれぞれに、容器に収容された薬液を、供給管を介して、吸込管33に供給するためのポンプが設けられている。
頭頂バルブ155から延設された分岐路158の終端は、頭頂マッサージノズル150に接続され、また、側頭バルブ156から延設された分岐路159の終端は、途中で分岐し、右側頭マッサージノズル151、及び、左側頭マッサージノズル152のそれぞれに接続される。
具体的には、図4(B)を参照して、上ノズルリンク11は、回転軸Aを中心に矢印C方向に回転を開始し、図4(B)に示す頭頂位置T1から回転して、後頭位置T2に至り、そこから矢印E方向に逆回転して頭頂位置T1に戻るという反復移動が可能である。ここで、上ノズルリンク11が頭頂位置T1にある場合、上ノズルリンク11に形成された各ノズルのそれぞれから矢印Y1方向に洗浄水が噴射され、これにより、被洗髪者の頭頂部付近に洗浄水が噴射されることとなる。また、上ノズルリンク11が後頭位置T2にある場合、上ノズルリンク11に形成された各ノズルのそれぞれから矢印Y2方向に洗浄水が噴射され、これにより、被洗髪者の後頭部付近に洗浄水が噴射されることとなる。
すなわち、図4(B)を参照して、上ノズルリンク11が頭頂位置T1に位置している場合、下ノズルリンク12が髪位置T3に位置する構成となっている。そして、上ノズルリンク11が頭頂位置T1に位置し、下ノズルリンク12が髪位置T3に位置しているものとして、上ノズルリンク11が矢印C方向に回転を開始すると、下ノズルリンク12も同期して矢印D方向に回転を開始し、上ノズルリンク11が後頭位置T2に至ったときに略同時に下ノズルリンク12が首元位置T4に至る。さらに、上ノズルリンク11が後頭位置T2に至り、下ノズルリンク12が首元位置T4に至った後は、これらノズルリンクのそれぞれは反転して移動する。すなわち、上ノズルリンク11が後頭位置T2に、下ノズルリンク12が首元位置T4にあるとして、上ノズルリンク11が矢印Cと逆方向に回転を開始すると、下ノズルリンク12も同期して矢印Dと逆方向に回転を開始し、上ノズルリンク11が頭頂位置T1に至ったときに同時に下ノズルリンク12が髪位置T3に至る。
しかしながら、上述したように、上ノズルリンク11と、下ノズルリンク12とが同期して同じ方向に動くよう構成されているため、髪の生える向きに対する上ノズルリンク11および下ノズルリンク12のそれぞれの移動方向が常に一致し、髪がからまるという事態が発生することを防止することができる。
なお、本実施形態では、制御部89の制御の下、上ノズルリンク11および下ノズルリンク12は、同期しつつ速度を変えて移動をしたり、一定の範囲移動した後一時停止したり、所定の範囲を反復移動したりなど、複雑な移動が可能である。
図5に示すように、ミスト発生装置90は、ミストを発生し、シンク2内へ供給する装置であり、ミストの発生に供する温水を貯留するためのミスト用タンク90aと、このミスト用タンク90aから供給された温水からミストを生成するミスト発生部90bと、を備えている。
ミスト用タンク90aには、ミスト用タンク90aに貯留された温水を加熱するためのヒーター90cと、ミスト用タンク90aに貯留された温水の温度を検出するためのミスト用サーミスター90dと、が設けられている。
また、ミスト発生部90bには、超音波によってミスト用タンク90aから供給された温水を振動させることにより、温水を霧状にしてミストを発生させる超音波発生装置90fと、この超音波発生装置90fの働きにより発生したミストをミスト搬送管91へと送り出すためのファン90gと、を備えている。
図1、図2、及び、図4に示すように、シンク2の後部側面100に、筒状のミスト吐出管101が、シンク2の内側へ向かって突出した状態で設けられ、このミスト吐出管101の端部の開口には、ミスト吐出口102が形成されている。このミスト吐出管101は、ミスト搬送管91に接続されており、ミスト発生装置90から供給されたミストは、ミスト搬送管91、及び、このミスト吐出管101を介してミスト吐出口102からシンク2の内部へ供給される。
本実施形態では、ミスト発生装置90と、ミスト吐出口102と、ミスト搬送管91とが協働して、密閉空間8b内にミストを噴霧するミスト噴霧部として機能する。
以下、排水トラップ92の機能と共に、ミスト搬送管91におけるミストの流れ、及び、シンク2からミスト搬送管91に流入した逆流水(後述)の流れについて説明する。
そして、逆流水がミスト搬送管91を介してミスト発生装置90本体に流入した場合、ミスト発生装置90の故障の原因となると共に、シンク2への円滑なミストの供給が阻害される原因となる。
これを踏まえ、本実施形態では、ミスト搬送管91に、下方へ向かって延びる排水トラップ入口管93が接続されている。そして、ミスト搬送管91と排水トラップ入口管93との接続部95は、シンク接続部94よりも下方に設けられ、シンク2からミスト搬送管91に流入した逆流水は、ミスト搬送管91の傾斜に従って接続部95へ向かって流れ、この接続部95において排水トラップ入口管93に流入する構成となっており、これにより、逆流水がミスト発生装置90へ至らない構成となっている。
これを踏まえ、本実施形態では、排水トラップ入口管93の下部に、いわゆるS字トラップからなる排水トラップ92が設けられている。そして、排水トラップ92には、下方へ向かってU字状に屈曲して形成された液体貯留部96が形成されており、この液体貯留部96に、排水トラップ入口管93を介して逆流水が供給され、所定の水位で絶えず液体が貯留される仕組みとなっている。この排水トラップ92の液体貯留部96において貯留された液体が栓としての役割を果たし、ミスト発生装置90からシンク2へ供給されるミストが、排水トラップ入口管93に流入することが防止され、これにより、円滑なミストの供給が妨げられることが防止されている。
さらに、ミスト発生装置90によるミストの発生に伴って、ミスト発生装置90の内部で発生したドレン水は、ミスト発生装置90に接続されたドレン水排出管97からミスト発生装置90の外部へ排出される構成とされ、かつ、このドレン水排出管97の他端が、排水トラップ入口管93に接続された構成とされている。これにより、ミスト発生装置90から排出されたドレン水は、適宜、排水トラップ92へ供給され、より確実に排水トラップ92における液体の貯留が行われている。
このように、本実施形態では、ドレン水を排出する専用の経路や、この経路上に設けられた電磁弁、電磁弁の制御に供する機器等を設けることなく、ドレン水の処理が可能であるため、製造コストを低減でき、かつ製造容易性を向上できる。
図3〜図5に示すように、排水トラップ出口管98の他端は、上述した排水管30に接続されており、排水トラップ92の液体貯留部96において、所定の水位を超え、排水トラップ出口管98へ流入した液体は、排水トラップ出口管98を介して、排水管30へ流出し、排水管30を介して機外に排出される。つまり、ミスト搬送管91に流入した逆流水や、ミスト発生装置90によるミストの発生に伴って生じたドレン水は、既存の排水管30を介して機外へ排出される。このように、シンク2の排水管30という既存の設備を利用して、逆流水やドレン水を機外へ排出する構成としたため、新たに機外へ液体を排出する機構を設けた場合と比較して、コストの削減、及び、製造容易性の向上を図ることができる。
そして、ミスト吐出口102に対応する位置に、傘部を設けた場合、ミスト吐出口102に逆流水が流入することは防止できるものの、傘部により、ミスト吐出口102から被洗髪者の頭部に対し直接ミストが噴射されることが妨げられると共に、ミストが傘部を迂回した上で被洗髪者の頭部に吹き付けられることとなり、この迂回に起因して、ミストの温度が低下する可能性があった。
以上のことを考慮して、本実施形態では、ミスト吐出口102がシンク2内で露出した状態とされ、シンク2に収めた頭部に対してミスト吐出口102から直接ミストが噴射可能な構成となっており、これにより、トリートメント効果やリラクゼーション効果等を効果的に生じさせている。
なお、ミスト吐出口102に対応する位置に傘部を設けなかった場合、ミスト吐出口102に逆流水が多分に流入することとなるが、上述した、排水トラップ92等の機能により、ミスト発生装置90に逆流水が流入することが確実に防止されると共に、円滑なミストの供給が阻害されることが防止されている。
特に、図1、図2に示すように、ミスト吐出口102は、シンク2の後部側面100の中央下部に設けられており、空気中で上昇する性質を有する霧状のミストを好適に仰向け姿勢の被洗髪者の頭部の全域に行き渡らせることができる。すなわち、シンク2の後部側面100の中央下部に設けられたミスト吐出口102から、仰向け姿勢の被洗髪者の後頭部付近にミストが噴射されると、ミストが上昇しつつ、頭部の形状に沿って頭部の全域に行き渡る。
また、本実施形態では、上述したように、自動洗髪中は、シンク2内において、頭部支持ネット70に被洗髪者の後頭部が支持された状態(図2、図4も併せて参照)となるが、この場合、頭部支持ネット70から髪が鉛直下方へ垂れ下がることとなる。これを踏まえ、シンク2の後部側面100の中央下部にミスト吐出口102が設けられているため、鉛直下方に垂れ下がる髪の側方からミストを噴射でき、垂れ下がる髪を含めた髪の全域へ好適にミストを行き渡らせることができる。
図6に示すように、自動洗髪機1は、制御部89を備えている。
制御部89は、自動洗髪機1の各部を中枢的に制御するものであり、CPUやROM、RAM、その他周辺回路を備えている。制御部89は、図示せぬ発振器が生成した基準クロックに基づいて各種の計時動作を実行可能である。
制御部89には、第1水位センサー26、第2水位センサー27、オーバーフローセンサー31、第1サーミスター19から各種検出信号が入力され、また、各種指示を行うための操作パネル60から指示に応じた操作信号が入力されるようになっている。
また、制御部89には、モーター20、貯湯バルブ24、シャンプー用ポンプ38、コンディショナー用ポンプ39、インバーター64、上ノズルバルブ42、下ノズルバルブ43、排水バルブ44、首元用ノズルバルブ74などが制御対象として接続されている。
モーター20には、ミキシングバルブ15が接続されていて、制御部89は、モーター20を駆動制御してミキシングバルブ15を開閉させることにより、給水管16へと送られる温水の温度を調節することができる。
本実施形態では、制御部89や、駆動モーター103、各ノズルリンク等が協働して、密閉空間8b内に延在する頭部に向けて洗浄水を噴射する噴射部として機能する。
ミスト発生装置制御部110は、ミスト発生装置90の各部を中枢的に制御するものであり、CPUやROM、RAMその他周辺回路を備えている。
ミスト発生装置制御部110には、ミスト用サーミスター90dから検出信号が入力される。
また、ミスト発生装置制御部110には、ヒーター90cや、超音波発生装置90f、ファン90g等が制御対象として接続されている。
本実施形態では、制御部89とミスト発生装置制御部110とが協働して、自動洗髪機1、及び、ミスト発生装置90の双方を制御する。
図7を参照し、操作パネル60の左上に配置された電源スイッチ120は、自動洗髪機1の電源をオン/オフするスイッチである。
電源スイッチ120に右方に配置されたタンク温度調整スイッチ121は、貯湯タンク25に貯留される水の温度を設定するためのスイッチである。このタンク温度調整スイッチ121が操作されることにより設定された設定温度は、電源スイッチ120と、タンク温度調整スイッチ121との間に形成された設定温度表示パネル126に液晶表示される。制御部89は、貯湯タンク25に貯留される水の温度が設定温度となるよう、モーター20を制御して、ミキシングバルブ15の開閉状態を調整し、水と湯との混合割合を調整する。なお、貯湯タンク25内にヒーターを設け、このヒーターによって貯湯タンク25に貯留された水の温度を調整する構成としてもよい。
運転コースとは、所定の動作行程が、所定の順序で並べられたものであり、1の運転コースの実行が指示された場合、この運転コースに含まれる一連の動作行程が順番通りに実行される。
動作行程には、例えば、シャンプー液を含んだ洗浄水によって被洗髪者の頭部を洗髪するシャンプー行程や、コンディショナー液を含んだ洗浄水によって被洗髪者の頭部をコンディショニングするコンディショニング行程、薬液を含まない洗浄水によって被洗髪者の頭部をすすぐすすぎ行程等がある。
本実施形態では、それぞれ内容が異なる複数の運転コース(フルコースや、パワフルコース、スキャルプケアコース、ヘアケアコースI、ヘアケアコースII等)が準備されている。
本実施形態では、シャンプー行程、コンディショニング行程、及び、すすぎ行程のいずれかのみの実行を指示することが可能である。
また、すすぎスイッチ133の右方には、実行する運転コースとして、運転コースの1つであるパワフルコースを選択するためのパワフルコーススイッチ134が配置されている。
残り時間表示パネル142には、運転コースが実行されている場合には、運転コースの実行が終了するまでの残り時間が表示され、1つの動作行程の実行が指示されている場合は、当該動作行程が終了するまでの残り時間が表示される。また、残り時間調整スイッチ143は、残り時間を延長し、また、短縮する際に操作されるスイッチである。
残り時間調整スイッチ143の下方には、水圧調整スイッチ144が配置されている。水圧調整スイッチ144は、各ノズルリンクから噴射される洗浄水の噴射圧力を調整するためのスイッチである。
このスタート/ストップ指示スイッチ145は、実行する運転コースとして1つの運転コースが選択されている場合や、実行する動作行程として1つの動作行程の実行が指示された場合において、実際に運転コースの実行の開始をする際や、実際に1つの動作行程の開始を指示する際に操作されるスイッチであり、このスタート/ストップ指示スイッチ145が操作されることにより運転コースに係る動作や、1つの動作行程に係る動作の実行が開始される。また、スタート/ストップ指示スイッチ145は、運転コースに係る動作や、1の動作行程に係る動作の実行中に、当該動作を一時的に中止する際に操作されるスイッチであり、自動洗髪機1の動作中にこのスタート/ストップ指示スイッチ145が操作されると、自動洗髪機1の動作が一時的に中断され、再び、スタート/ストップ指示スイッチ145が操作されると、自動洗髪機1の動作が再開する。
まず、ユーザーにより、ミスト発生装置90の電源が投入されると共に(ステップSA1)、自動洗髪機1の電源が投入される(ステップSA2)。
上述したように、本実施形態では、自動洗髪機1と、ミスト発生装置90とは、別体の装置であり、それぞれの装置に対して、別の電源から電力が供給されており、それぞれの装置に対して、個別に電源の投入が行われる。
なお、自動洗髪機1と、ミスト発生装置90とを別体の装置とすることにより、ミストを噴霧する機能が必要な自動洗髪機1に対してはミスト発生装置90を接続することにより当該機能を付加する一方、当該機能が必要ない自動洗髪機1に対してはミスト発生装置90を接続しないことにより、当該機能を付加しないようにすることができる。ミストを発生する機構は、比較的、大きな機構となる傾向があるため、上記構成により、当該機能が必要ない自動洗髪機1が不必要に大型化することを防止できる。
なお、ミストを発生するミスト発生機構を小型化した上で、自動洗髪機1に内蔵するようにしてもよいことは勿論である。
なお、本実施形態では、フルコース、及び、パワフルコースには、ミストを噴射する動作が含まれておらず、一方、スキャルプケアコース、ヘアケアコースI、及び、ヘアケアコースIIには、ミストを噴射する動作が含まれている。これを踏まえ、以下の説明では、適宜、スキャルプケアコース、ヘアケアコースI、及び、ヘアケアコースIIを、概念的に、「ミスト連動コース」と称する。
ステップSA4で入力された運転コースがミスト連動コースでない場合(ステップSA5:NO)、制御部89は、処理手順をステップSA9へ移行する。
ミスト発生装置90が自動洗髪機1に対して正常にミストを供給できる状態にない場合(ステップSA6:NO)、制御部89は、その旨報知する(ステップSA7)。
例えば、制御部89は、設定温度表示パネル126に、ミスト発生装置90に何らかのエラーが発生していることを示す所定の表示を行うことにより、ミスト発生装置90が正常にミストを供給できない状態にあることをユーザーに対して報知する。この場合、ユーザーは、設定温度表示パネル126の表示内容を参照することにより、ミスト発生装置90に何らかのエラーが発生していることを認識でき、この認識に基づいて、エラーを解消するための対処(例えば、ミスト発生装置90の電源が投入されていない状態の場合は、電源を投入する等の処置)を行うことができる。
一方、ステップSA6において、ミスト発生装置90が自動洗髪機1に対して正常にミストを供給できる状態である場合(ステップSA6:YES)、制御部89は、入力された運転コースを示す情報をミスト発生装置90に出力し(ステップSA8)、処理手順をステップSA9へ移す。
ステップSA4で入力された運転コースがミスト連動コースである場合(ステップSA10:YES)、制御部89は、スタート/ストップ指示スイッチ145が操作されたことをトリガーとして、運転開始を示す情報をミスト発生装置90に送信し(ステップSA11)、処理手順をステップSA12へ移す。
一方、ステップSA4で入力された運転コースがミスト連動コースでない場合(ステップSA10:NO)、制御部89は、処理手順をステップSA12へ移す。
次いで、制御部89は、ステップSA4で入力された運転コースが、ミスト連動コースであるか否かを判別する(ステップSA13)。
ステップSA4で入力された運転コースが、ミスト連動コースである場合、すなわち、ステップSA4で入力された運転コースが、スキャルプケアコース、ヘアケアコースI、及び、ヘアケアコースIIのいずれかに該当する場合(ステップSA13:YES)、制御部89は、ミスト発生装置制御部110と協働して、該当する運転コースに準じて、自動洗髪機1、及び、ミスト発生装置90の各部を制御して、当該運転コースを実行する(ステップSA14)。ステップSA14の動作については、詳述する。
一方、ステップSA4で入力された運転コースが、ミスト連動コースでない場合、すなわち、ステップSA4で入力された運転コースが、フルコース、及び、パワフルコースのいずれかである場合(ステップSA13:NO)、制御部89は、該当する運転コースに準じて、自動洗髪機1の各部を制御して、当該運転コースを実行する(ステップSA15)。ステップSA15の動作の詳細については省略する。
このスキャルプケアコースでは、一連の動作行程のうち、最初の動作行程、及び、最後の動作行程が、ミストの噴霧を伴うミスト行程となっている。こうすることによる効果については、後述する。
図9を参照し、まず、スキャルプケアコースの実行が開始される(ステップSB1)。
スキャルプケアコースの実行の開始は、スキャルプケアスイッチ138が操作されることにより、実行すべき運転コースとしてスキャルプケアコースが選択され、かつ、シンク2内に被洗髪者の頭部を収容した状態でカバー8が閉じられた上で、スタート/ストップ指示スイッチ145が操作されたことをトリガーとして行われる。
なお、上述したように、シンク2内に被洗髪者の頭部を収容した状態でカバー8が閉じられた場合、頭部により頭部切り欠き部8aが塞がれ、シンク2とカバー8とで囲まれた空間に略密閉された密閉空間8b(図4)が形成され、この密閉空間8bに頭部が延在した状態となる。
ここで、ミスト行程について詳述する。
図10を参照し、ミスト行程が開始されると(ステップSC1)、制御部89は、インバーター64を介してメインポンプ32を制御して、非常に弱い噴射圧力で、各ノズルリンクから、洗浄水を噴射する(ステップSC2)。この洗浄水の噴射は、ミストの噴霧が行われている間、継続して実行される。ここで、非常に弱い噴射圧力とは、各ノズルリンクから噴射される洗浄水が、シンク2に収容された頭部に届かないような噴射圧力である。また、各ノズルリンクから噴射される洗浄水の温度が、比較的高めとなるように、ミキシングバルブ15が制御されて貯湯タンク25に貯留された水の温度が制御される。
このステップSC2の動作は、以下を目的とする。
すなわち、スキャルプケアコースの開始時は、シンク2と、カバー8で囲まれた密閉空間8bの温度が低い場合もあり、また、シンク2や、カバー8の密閉空間8b側の表面温度が低い場合もある。そして、密閉空間8bの温度や、シンク2、カバー8の表面温度が低い場合において、密閉空間8b内にミストを充満させた場合、ミストの温度が低下してしまい、ミストによるトリートメント効果やリラクゼーション効果が低減する可能性がある。これを踏まえ、ステップSC2の動作は、シンク2における密閉空間8bへのミストの供給に先立って、密閉空間8bの温度や、シンク2、カバー8の表面温度を高めることを目的としている。
具体的には、ミスト発生装置制御部110は、ヒーター90cを駆動することにより、ミスト用タンク90aに貯留されている水を加熱する。そして、ミスト用サーミスター90dから入力された検出値に基づいて、ミスト用タンク90aに貯留された水の温度が所定温度(例えば、75℃)に到達したことを検出すると、ミスト発生装置制御部110は、ヒーター90cの駆動を停止する。この、ミスト用タンク90aに貯留された水を所定温度に至らしめるまでの一連の動作が、ミスト噴霧準備処理に該当する。
なお、トリートメント効果や、リラクゼーション効果を効果的に発揮できるミストの温度範囲が知られており、シンク2内に供給されるミストの温度が、当該温度範囲となるように、上述した所定温度は、適切な値に定められる。
ミスト噴霧準備処理が終了した場合(ステップSC5:YES)、ミスト発生装置制御部110は、シンク2における密閉空間8bへのミストの噴射を開始する(ステップSC6)。
具体的には、ミスト発生装置制御部110は、超音波発生装置90fを駆動して、ミスト用タンク90aから超音波発生装置90fに供給される水を超音波で振動させ、その水を霧状にすることによりミストを発生させると共に、ファン90gを駆動することにより、超音波発生装置90fが生成したミストを、ミスト搬送管91を介してシンク2における密閉空間8bへと送り込む。これにより、ミスト搬送管91、及び、このミスト吐出管101を介してミスト吐出口102からシンク2の内部へミストが供給される。
なお、ミスト行程を実行すべき時間として予め定められた時間は、ミストを噴射することによるトリートメント効果や、リラクゼーション効果の達成具合と、ミストが噴射される時間との関係に応じて適切に設定され、特に、本実施形態では、少なくとも30秒以上であるものとする。
なお、制御部89は、ミストの噴霧の実行が継続できないような異常が発生したか否かを以下のようにして検出する。すなわち、ミスト発生装置制御部110は、ミスト用タンク90aに貯留された水の状態(温度や、量)や、超音波発生装置90fの動作状態等を常に監視し、ミストの噴霧の実行が継続できないような異常が発生した場合(例えば、ミスト用タンク90aに貯留された水の温度の異常上昇や、超音波発生装置90fの動作異常等)、そのことを検知できる構成とされている。そして、ミスト発生装置制御部110は、ミストの噴霧の実行が継続できないような異常が発生したことを検知した場合、その旨の信号を制御部89に出力する。制御部89は、ミスト発生装置制御部110から入力された信号に基づいて、ミストの噴霧の実行が継続できないような異常が発生したことを検出する。
なお、ミストの噴霧の実行が継続できないような異常が発生したことをユーザーに報知するようにしても良い。
このように、本実施形態では、ミストの噴霧中に、ミスト発生装置90にミストの噴霧の実行が継続できないような異常が発生したときは、自動洗髪機1の動作を停止するのではなく、ミストの噴霧に係る処理を省略して、自動洗髪機1の動作を継続する。これは、ミストの噴霧は、後述するシャンプー行程や、コンディショニング行程と比較して、付加的な機能であり、ミストの噴霧が行われない場合であっても、比較的、被洗髪者の満足度を損なわない点を考慮したものであり、ミストの噴霧を省略した上で自動洗髪機1の動作を継続して実行することにより、運転コースの円滑な実行を担保し、よりユーザーの利便性を向上している。
なお、ミスト発生装置90に異常が生じている場合は、自動洗髪機1の動作を一時的に停止するようにしてもよい。
このマッサージ動作は、被洗髪者に、一定のマッサージ効果を与えることを目的として行われる動作である。例えば、制御部89は、各種のバルブ等を制御して、頭頂マッサージノズル150、右側頭マッサージノズル151、及び、左側頭マッサージノズル152から洗浄水を噴射し、頭頂部、及び、右側頭部に洗浄水を噴射する。ここで、噴射される洗浄水は温水とする。このように被洗髪者の頭頂部や、側頭部に対して、集中的に温水を噴射することにより、効果的にマッサージ効果を得ることができる。
なお、各ノズルからの洗浄水の噴射に際し、間欠的に洗浄水を噴射したり、また、噴射圧力の強弱を変更しつつ噴射したりしてもよい。これらの動作を実行することにより、より高いマッサージ効果を得ることが期待できる。
ステップSC13において、ミスト発生装置90にミストの噴霧の実行が継続できないような異常が発生した場合(ステップSC13:YES)、制御部89は、ミスト行程を終了する(ステップSC11)。
一方、残り時間がなくなった場合(ステップSC14:YES)、制御部89は、インバーター64や、各バルブを制御して、マッサージ動作を停止し、さらに、ミスト発生装置制御部110と協働して、ミストの噴霧を停止し(ステップSC15)、これにより、ミスト行程の実行を終了する(ステップSC11)。
この動作は、シンク2における密閉空間8bに頭部が延在し、この密閉空間8bにおいて頭部に対して各ノズルリンクから洗浄水を噴射し、また、この密閉空間8b内でミストを噴霧する構成としたからこそ可能な動作である。そして、ミストの噴霧と、マッサージ動作に伴うノズルリンクからの洗浄水の噴射とを同時並行的に行った場合、ミストによるリラクゼーション効果、トリートメント効果、及び、マッサージ動作によるマッサージ効果とを被洗髪者に同時に与えることができ、これら効果の達成度を相乗的に高めることが可能となる。
また、ミストを被洗髪者の頭部に噴霧した場合、頭部の毛穴が開く効果があることが知られているが、本実施形態では、ミストによる頭部の毛穴の開化と、マッサージ動作に伴う頭部への洗浄水の噴射とを、同時に行うことができ、よりマッサージ効果を高めることができる。
すなわち、上述したように、ミストを被洗髪者の頭部に噴霧した場合、頭部の毛穴が開く効果があることが知られている。そして、シャンプー行程より先にミスト行程を実行し、この行程において頭部の毛穴を開いておくことにより、以後行われるシャンプー行程において、シャンプー液を含む洗浄水の噴射による毛穴の皮脂汚れの洗浄力を向上できる。
さらに、ミストの噴射により、リラクゼーション効果を被洗髪者に与えることができるが、スキャルプケアコースの前半に、このリラクゼーション効果を被洗髪者に与えることにより、スキャルプケアコースの間中、被洗髪者をリラックスさせることができる。
この慣らし行程は、頭部に洗浄水が噴射されることについて被洗髪者に慣れてもらい、被洗髪者をリラックスさせることを目的とした動作行程である。
慣らし行程では、例えば、制御部89は、比較的弱い噴射圧力で洗浄水を噴射させつつ、上ノズルリンク11、及び、下ノズルリンク12を非常に緩やかな速度で移動させる。これにより、被洗髪者に対し、あたかも人手によってゆっくりと撫でられるかのような感覚を与え、被洗髪者に安心感を与えることができる。さらに、スキャルプケアコースが開始された直後の行程である慣らし行程で、このように緩やかな速度で各ノズルリンクを移動しつつ洗浄水を噴射させることにより、被洗髪者を驚かせることなく、機械で洗髪されているという感触を払拭し、高級感を出すことができる。また、例えば、制御部89は、首元用ノズルバルブ74などを制御して、被洗髪者の首元に対し首元用ノズルリンク80から洗浄水を噴射させる。ここで、噴射される洗浄水は温水とする。このように被洗髪者の首元に温水を噴射させることにより、首元の血流が良くなり、頭部全体の緊張がほぐれることとなり、マッサージ効果の向上を図ることができる。
この弱洗浄行程は、次の動作行程である第1シャンプー行程の前に、シャンプー液やコンディショナー液を含まない洗浄水(以下、適宜「すすぎ水」と表現する)によって、髪に付着した汚れをある程度流すための動作行程である。
この弱洗浄行程では、例えば、制御部89は、ある程度強い噴射圧力で洗浄水を噴射させつつ、上ノズルリンク11、及び、下ノズルリンク12をある程度早い速度で移動させることにより、頭部及び髪の全域にすすぎ水を噴射し、これにより、頭部に付着した汚れをある程度流す。
この第1シャンプー行程は、シャンプー液を含んだ洗浄水(以下、適宜「シャンプー洗浄水」と表現する)によって被洗髪者の髪を洗髪する行程である。制御部89は、シャンプー用ポンプ38を制御して、洗浄水にシャンプー液を混入してシャンプー洗浄水を生成する。
第1シャンプー行程では、例えば、制御部89は、ある程度強い噴射圧力でシャンプー洗浄水を噴射させつつ、上ノズルリンク11、及び、下ノズルリンク12をある程度早い速度で移動させることにより、頭部及び髪の全域にシャンプー洗浄水を噴射し、これにより、頭部の全域にシャンプー洗浄水を行き渡らせ、頭部の全域を洗髪する。
上述したように、本実施形態では、上ノズルリンク11、及び、下ノズルリンク12は、同期しつつ速度を変えて移動をしたり、一定の範囲移動した後一時停止したり、所定の範囲を反復移動したりなど、複雑な移動が可能であるため、これを利用して、頭部の所定の部分に集中的にシャンプー洗浄水が噴射されるようにしたり、各ノズルリンクを所定の範囲内で往復移動させつつ、移動させたりすることにより、頭部の洗浄の効率化、及び、頭部の洗浄効果の増大、及び、マッサージ効果の向上を実現しつつ、頭部の洗髪を行うようにしてもよい。このことは、洗浄水の噴射を伴う他の動作行程についても、同様である。
この第1すすぎ行程は、第1シャンプー行程において頭部に噴射され、頭部及び髪に残留するシャンプー洗浄水をすすぎ落とすための動作行程である。
第1すすぎ行程では、例えば、制御部89は、ある程度強い噴射圧力ですすぎ水を噴射させつつ、上ノズルリンク11、及び、下ノズルリンク12をある程度早い速度で移動させることにより、頭部及び髪の全域にすすぎ水を噴射し、これにより、頭部及び髪に残留するシャンプー洗浄水をすすぎ落とす。
この第2シャンプー行程は、第1シャンプー行程、及び、第2すすぎ行程を経て、ある程度きれいになった頭部に対し、再び、洗髪を実行することにより、より確実に頭部の洗髪を行うことを目的とする動作行程である。
第2シャンプー行程では、例えば、制御部89は、ある程度強い噴射圧力でシャンプー洗浄水を噴射させつつ、上ノズルリンク11、及び、下ノズルリンク12をある程度早い速度で移動させることにより、頭部及び髪の全域にシャンプー洗浄水を噴射し、これにより、頭部の全域にシャンプー洗浄水を行き渡らせ、頭部の全域を洗髪する。
この仕上げすすぎ行程は、第2シャンプー行程において頭部に噴射され、頭部及び髪に残留するシャンプー洗浄水をすすぎ落とすための動作行程である。
仕上げすすぎ行程では、例えば、制御部89は、ある程度強い噴射圧力ですすぎ水を噴射させつつ、上ノズルリンク11、及び、下ノズルリンク12をある程度早い速度で移動させることにより、頭部及び髪の全域にすすぎ水を噴射し、これにより、頭部及び髪に残留するシャンプー洗浄水をすすぎ落とす。
このマッサージ動作は、被洗髪者に、一定のマッサージ効果を与えることを目的として行われる動作である。例えば、制御部89は、各種のバルブ等を制御して、頭頂マッサージノズル150、右側頭マッサージノズル151、及び、左側頭マッサージノズル152から洗浄水を噴射し、頭頂部、及び、右側頭部に洗浄水を噴射する。ここで、噴射される洗浄水は温水とする。このように被洗髪者の頭頂部や、側頭部に対して、集中的に温水を噴射することにより、効果的にマッサージ効果を得ることができる。
なお、各ノズルからの洗浄水の噴射に際し、間欠的に洗浄水を噴射したり、また、噴射圧力の強弱を変更しつつ噴射したりしてもよい。これらの動作を実行することにより、より高いマッサージ効果を得ることが期待できる。
このコンディショニング行程は、被洗髪者の頭部及び髪にコンディショナー液を含む洗浄水(以下、適宜「コンディショナー洗浄水」と表現する)を噴射し、いわゆるコンディショニングを行うための行程である。
コンディショニング行程では、例えば、制御部89は、ある程度強い噴射圧力でコンディショナー洗浄水を噴射させつつ、上ノズルリンク11、及び、下ノズルリンク12をある程度早い速度で移動させることにより、頭部及び髪の全域にコンディショナー洗浄水を噴射し、これにより、頭部の全域にコンディショナー洗浄水を行き渡らせ、頭部の全域をコンディショニングする。
ここで、ミストを被洗髪者の頭部に噴霧した場合、髪のキューティクルが開く効果があることが知られている。そして、本実施形態では、ミストの噴霧と、コンディショニング行程が同時並行的に実行されるため、ミストによるキューティクルの開化と、コンディショナー洗浄水の頭部への噴射とを、同時に行うことができ、コンディショニングによる効果を向上できる。
なお、本実施形態では、シンク2における密閉空間8bに頭部が延在し、この密閉空間8bにおいて頭部に対して各ノズルリンクから洗浄水を噴射し、また、この密閉空間8b内でミストを噴霧する構成としたからこそ、ミストの噴霧と、コンディショニング行程とを同時並行的に実行可能である。
この最終すすぎ行程は、コンディショニング行程において頭部に噴射され、頭部及び髪に残留するコンディショナー洗浄水を軽くすすぎ落とすための動作行程である。
最終すすぎ行程では、例えば、制御部89は、比較的弱い噴射圧力ですすぎ水を噴射させつつ、上ノズルリンク11、及び、下ノズルリンク12を移動させることにより、頭部及び髪の全域にすすぎ水を噴射し、これにより、頭部や髪に残るコンディショナー洗浄水を軽くすすぎ落とす。
ここで、上述したように、ミストを噴霧した場合、被洗髪者をリラックスさせることができるが、最終すすぎ行程中に、ミストの噴霧を実行することにより、被洗髪者をリラックスさせつつ、最終すすぎ行程を実行することができる。なお、本実施形態では、シンク2における密閉空間8bに頭部が延在し、この密閉空間8bにおいて頭部に対して各ノズルリンクから洗浄水を噴射し、また、この密閉空間8b内でミストを噴霧する構成としたからこそ、ミストの噴霧と、最終すすぎ行程とを同時並行的に実行可能である。
すなわち、ミストの噴射により、リラクゼーション効果を被洗髪者に与えることができるが、スキャルプケアコースの後半にミストを噴射することにより、スキャルプケアコースを終えた被洗髪者をリラックスさせることができると共に、疲労を緩和できる。
図11を参照し、まず、ヘアケアコースI、又は、ヘアケアコースIIの実行が開始される(ステップSD1)。
ヘアケアコースI、又は、ヘアケアコースIIの実行の開始は、ヘアケアスイッチ139が操作されることにより、実行すべき運転コースとしてヘアケアコースI、又は、ヘアケアコースIIが選択され、かつ、シンク2内に被洗髪者の頭部を収容した状態でカバー8が閉じられた上で、スタート/ストップ指示スイッチ145が操作されたことをトリガーとして行われる。
なお、上述したように、シンク2内に被洗髪者の頭部を収容した状態でカバー8が閉じられた場合、頭部により頭部切り欠き部8aが塞がれ、シンク2とカバー8とで囲まれた空間に略密閉された密閉空間8b(図4)が形成され、この密閉空間8bに頭部が延在した状態となる。
次いで、制御部89は、マッサージ行程の各動作行程を実行すると共に(ステップSD81)、マッサージ行程の実行の途中から、ミスト発生装置制御部110と協働して、ミストの噴霧を開始する(ステップSD82)。
選択された運転コースが、ヘアケアコースIである場合(ステップSD9:ヘアケアコースI)、制御部89は、コンディショニング行程を実行し(ステップSD11)、処理手順をステップSD14へ移行する。
このように、ヘアケアコースIでは、ミストの噴霧と、コンディショニング行程とが同時並行的に行われる。ここで、上述したように、ここで、ミストを被洗髪者の頭部に噴霧した場合、髪のキューティクルが開く効果があることが知られている。そして、ヘアケアコースIでは、ミストの噴霧と、コンディショニング行程が同時並行的に実行されるため、ミストによるキューティクルの開化と、コンディショナー洗浄水の頭部への噴射とを、同時に行うことができ、コンディショニングによる効果を向上できる。
そして、この一時停止中に、ユーザー(この場合におけるユーザーとは、被洗髪者に対して、頭部のトリートメント等の各種サービスを提供できる人間(美容師等)を指し、自動洗髪機1を動作させる人間と別人であってもよい)は、自身の手により、被洗髪者の頭部をトリートメントし、当該トリートメントの終了後、カバー8を閉じて、スタート/ストップ指示スイッチ145を操作する(ステップSD13)。
一時停止後に、スタート/ストップ指示スイッチ145が操作されたことをトリガーとして、制御部89は、処理手順をステップSD14へ移行する。
また、図10を用いて上述したように、ステップSD14におけるミスト行程の実行中、ミスト装置に何らかのエラーが発生し、ミストの供給ができないような状況に至ったときは、ミスト行程が省略されて、次の行程である最終すすぎ行程(ステップSD15)が実行される。
なお、ステップSD14において、ミストの噴霧が停止されていないため、この最終すすぎ行程は、ミストの噴霧と同時並行的に実行される。
ここで、上述したように、ミストを噴霧した場合、被洗髪者をリラックスさせることができるが、最終すすぎ行程中に、ミストの噴霧を実行することにより、被洗髪者をリラックスさせつつ、最終すすぎ行程を実行することができる。なお、本実施形態では、シンク2における密閉空間8bに頭部が延在し、この密閉空間8bにおいて頭部に対して各ノズルリンクから洗浄水を噴射し、また、この密閉空間8b内でミストを噴霧する構成としたからこそ、ミストの噴霧と、最終すすぎ行程とを同時並行的に実行可能である。
このようにミストの噴霧と、他の動作とを連続して行うことができるのは、ミスト発生装置に接続された自動洗髪機1において、制御部89とミスト発生装置制御部110が協働してミストの噴霧を含む各種動作を実行するからこそ可能である。このことは、他の運転コースについても同様である。
これにより、密閉空間8b内で頭部に対して洗浄水を噴射することにより、頭部の洗浄を自動で行う、という自動洗髪機1の特定を利用して、効果的なミストの噴霧が可能となる。すなわち、自動洗髪機1では、各ノズルリンクから洗浄水を噴射して、被洗髪者の頭部を洗髪する、という性質上、シンク2に密閉空間8bを形成し、この密閉空間8bに被洗髪者の頭部を延在させた上で、密閉空間8b内において各ノズルリンクから洗浄水を噴射して頭部を洗髪している。そして、本実施形態では、この密閉空間8bを利用して、密閉空間8b内にミストを充満させることにより、被洗髪者の頭部に対してミストを噴霧しているため、密閉空間8bを利用して、好適に、ミストの噴霧を実現でき、かつ、被洗髪者の頭部に対して確実にミストを接触させることができる。
これにより、例えば、洗浄水の噴射後にミストを噴霧したり、また、ミストを噴霧した後に洗浄水を噴射したり、といったことができ、洗浄水の噴射のタイミングとの関係で、よりミストの噴霧による効果を発揮できるようなタイミングでミストの噴霧を実行することができる。
より具体的には、図10を参照し、ミスト行程では、ミストの噴霧と、マッサージ動作に伴う各ノズルリンクからの洗浄水の噴射とが同時並行的に行われる。
また、図9を参照し、スキャルプケアコースでは、ミストの噴霧と、コンディショニング行程、及び、最終すすぎ行程とが同時並行的に実行される。
また、図11を参照し、ヘアケアコースIでは、ミストの噴霧と、コンディショニング行程、及び、最終すすぎ行程とが同時並行的に実行され、ヘアケアコースIIでは、ミストの噴霧と、ユーザーの手による被洗髪者へのトリートメント、及び、最終すすぎ行程とが同時並行的に実行される。
洗浄水の頭部への噴射と、ミストの噴霧との同時並行的な実行は、シンク2における密閉空間8bに頭部が延在し、この密閉空間8bにおいて頭部に対して各ノズルリンクから洗浄水を噴射し、また、この密閉空間8b内でミストを噴霧する構成としたからこそ可能な動作である。
そして、ミストの噴霧と、洗浄水の噴射とを同時並行的に行った場合、上述したように、ミストによるリラクゼーション効果、トリートメント効果、及び、ミストによる毛穴の開化を利用して、効果的に、リラクゼーション効果や、トリートメント効果、洗浄効果、マッサージ効果等を被洗髪者に与えることができる。
これによれば、運転コースを実行することにより、被洗髪者に対してミストの噴霧によるリラクゼーション効果や、マッサージ効果を与えつつ、洗浄水の噴射により被洗髪者の頭部を洗浄することが可能となる。
これによれば、以下の効果を奏することができる。
すなわち、上述したように、ミストを被洗髪者の頭部に噴霧した場合、頭部の毛穴が開く効果があることが知られている。そして、シャンプー行程より先にミスト行程を実行し、この行程において頭部の毛穴を開いておくことにより、以後行われるシャンプー行程において、シャンプー液を含む洗浄水の噴射による毛穴の皮脂汚れの洗浄力を向上できる。
これによれば、以下の効果を奏することができる。
すなわち、ミストを被洗髪者の頭部に噴霧した場合、髪のキューティクルが開く効果があることが知られている。そして、ミストの噴霧と、コンディショニング行程とを同時並行的に実行することにより、ミストによるキューティクルの開化と、コンディショナー洗浄水の頭部への噴射とを、同時に行うこととなり、コンディショニングによる効果を向上できる。
さらに、ヘアケアコースIでは、コンディショニング行程の後のミスト行程が実行され、また、ヘアケアコースIIでは、人手によるトリートメントの後にミスト行程が実行される。これにより、コンディショニング行程で噴射されたコンディショナーの成分や、トリートメントにおけるトリートメント液の成分が、ミスト行程におけるミストの噴霧によるキューティクルの開化に伴って、より髪へ浸透し、コンディショニングの効果、及び、トリートメントの効果がより向上する。
これにより、自動洗髪機1と、ミスト発生装置90とが別体であっても、円滑、かつ、確実に、洗浄水の噴射と、ミストの噴霧とを連動させて実行することが可能となる。
例えば、上述の実施形態では、自動洗髪機1は、上ノズルリンク11と下ノズルリンク12を備え、これらが協働する構成であったが、ノズルリンクの数や、形状は実施形態の例に限定されない。すなわち、シンク2を有する自動洗髪機1に広く本発明を適用可能である。
2 シンク
8b 密閉空間
11 上ノズルリンク(噴射部)
12 下ノズルリンク(噴射部)
60 操作パネル
89 制御部(噴射部)
90 ミスト発生装置(ミスト噴霧部)
91 ミスト搬送管(ミスト噴霧部)
102 ミスト吐出口(ミスト噴霧部)
103 駆動モーター(噴射部)
110 ミスト発生装置制御部
Claims (4)
- 被洗髪者の頭部を収めるシンクを備える洗髪機において、
前記シンクに被洗髪者の頭部を収めたときに、前記シンク内に密閉空間が形成され、かつ、この密閉空間に頭部が延在する構成とし、
前記密閉空間内に延在する頭部に向けて洗浄水を噴射する噴射部と、前記密閉空間内にミストを噴霧するミスト噴霧部と、を設け、
前記噴射部と、前記ミスト噴霧部とを制御する制御部を備え、
前記制御部は、前記噴射部による洗浄水の噴射と、前記ミスト噴霧部によるミストの噴霧とが連動して実行されるよう、前記噴射部と、前記ミスト噴霧部とを制御し、
前記噴射部による洗浄水の噴射を伴う洗浄行程、及び、前記ミスト噴霧部によるミストの噴霧を伴うミスト行程、を少なくとも含む複数の行程が所定の順序で並べられたコースを実行することを指示する指示部を備え、
前記制御部は、前記コースの実行が指示された場合、前記コースにおける各行程の順序に応じた所定のタイミングで、前記噴射部による洗浄水の噴射と、前記ミスト噴霧部によるミストの噴霧とが実行されるように、前記噴射部と、前記ミスト噴霧部とを制御し、
前記噴射部は、シャンプー液が混入した洗浄水を噴射可能に構成され、
前記コースでは、シャンプー液が混入した洗浄水の噴射を伴うシャンプー行程よりも前記ミスト行程が先になるように各行程の順序が設定されることを特徴とする洗髪機。 - 前記制御部は、
前記噴射部と、前記ミスト噴霧部とを制御して、前記噴射部による洗浄水の噴射と、前記ミスト噴霧部によるミストの噴霧と、を同時に実行することを特徴とする請求項1に記載の洗髪機。 - 前記噴射部は、コンディショナー液が混入した洗浄水を噴射可能に構成され、
前記コースでは、コンディショナー液が混入した洗浄水の噴射を伴うコンディショニング行程よりも前記ミスト行程が後になるように各行程の順序が設定され、又は、前記コンディショニング行程の実行中に前記ミスト噴霧部によるミストの噴霧を実行することを特徴とする請求項1又は2に記載の洗髪機。 - 前記ミスト噴霧部は、前記洗髪機とは別体の装置としてミストを発生するミスト発生装置と、前記シンクに形成されたミスト吐出口と、前記ミスト発生装置と前記ミスト吐出口とを接続するミスト搬送管と、を備え、
前記制御部は、
前記ミスト発生装置に備えられて前記ミスト発生装置を制御するミスト発生装置制御部と通信可能に接続され、このミスト発生装置制御部と連係して、前記噴射部による洗浄水の噴射と、前記ミスト噴霧部によるミストの噴霧とが連動して実行されるよう、前記噴射部と、前記ミスト噴霧部とを制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の洗髪機。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010165777A JP5574864B2 (ja) | 2010-07-23 | 2010-07-23 | 洗髪機 |
EP11159731A EP2371235A1 (en) | 2010-03-31 | 2011-03-25 | Automatic hair washing machine |
US13/072,093 US20110239363A1 (en) | 2010-03-31 | 2011-03-25 | Automatic hair washing machine |
TW100110524A TW201143670A (en) | 2010-03-31 | 2011-03-28 | Automatic shampoo machine |
KR1020110029423A KR20110110045A (ko) | 2010-03-31 | 2011-03-31 | 자동세발기 |
CN201110079334.9A CN102210511B (zh) | 2010-03-31 | 2011-03-31 | 自动洗发机 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010165777A JP5574864B2 (ja) | 2010-07-23 | 2010-07-23 | 洗髪機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012024330A JP2012024330A (ja) | 2012-02-09 |
JP5574864B2 true JP5574864B2 (ja) | 2014-08-20 |
Family
ID=45778017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010165777A Active JP5574864B2 (ja) | 2010-03-31 | 2010-07-23 | 洗髪機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5574864B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2563782Y2 (ja) * | 1992-08-31 | 1998-02-25 | 東陶機器株式会社 | 自動洗髪機 |
JP3133619B2 (ja) * | 1994-08-31 | 2001-02-13 | 三洋電機株式会社 | 自動洗髪機 |
JP2005253837A (ja) * | 2004-03-15 | 2005-09-22 | Sanyo Electric Co Ltd | 自動洗髪機 |
-
2010
- 2010-07-23 JP JP2010165777A patent/JP5574864B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012024330A (ja) | 2012-02-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR20110110045A (ko) | 자동세발기 | |
JP5162490B2 (ja) | 自動洗髪機 | |
KR100720736B1 (ko) | 애완견 전용 목욕기 및 이를 이용한 애완견 목욕 방법 | |
US3521647A (en) | Hair treating apparatus | |
JPH0893034A (ja) | 局部洗浄装置及び局部洗浄装置用ノズルの洗浄方法 | |
US3894546A (en) | Apparatus for treating the hair and scalp with solutions | |
JPH10211012A (ja) | 自動洗髪機 | |
JP5574864B2 (ja) | 洗髪機 | |
KR100736172B1 (ko) | 다기능 욕조 | |
JP3439358B2 (ja) | 自動洗髪機 | |
JP2005253837A (ja) | 自動洗髪機 | |
JP5631616B2 (ja) | 自動洗髪機 | |
JP3142498B2 (ja) | 自動洗髪機 | |
JP4011784B2 (ja) | 洗髪機 | |
JP3101502B2 (ja) | 自動洗髪機 | |
JP2011212249A (ja) | 自動洗髪機 | |
JP2012024334A (ja) | 洗髪機 | |
JP2004173969A (ja) | 入浴・洗髪装置 | |
JPH10314061A (ja) | シャワー装置 | |
JP3133619B2 (ja) | 自動洗髪機 | |
JP4174562B2 (ja) | 循環式洗髪器 | |
JP3568465B2 (ja) | 自動洗髪機 | |
EP0702912A1 (en) | Method for applying active substance to scalp and apparatus for implementing said method | |
CN209996179U (zh) | 一种超声洗脸装置 | |
JP2010178978A (ja) | 洗髪機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20120420 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20120507 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20120627 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20120719 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130508 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140227 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140520 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140605 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140701 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5574864 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |