JP5574771B2 - 電動機制御装置、および、これを用いた電動機システム - Google Patents

電動機制御装置、および、これを用いた電動機システム Download PDF

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Description

本発明は、電動機制御装置、および、これを用いた電動機システムに関する。
従来、複数のスイッチング素子からなる電力変換器のオンおよびオフの切り替えを制御することにより、電動機の駆動を制御する電動機制御装置が公知である。このような電動機制御装置および電動機からなる電動機システムにおいて、電力変換器から出力される電圧に関する信号は、例えばケーブル等を経由して電動機に入力される。電力変換器から出力される信号は、出力直後は方形状のパルス波であるが、電動機に入力される時点では、ケーブル等の回路共振に起因して波打った形状の波(リンギング波)に変化する。このとき、定常状態での電圧を越える電圧(以下、「サージ電圧」という)が電動機に入力されることが懸念される。電動機の入力部に大きなサージ電圧が生じた場合、電動機の巻線間で部分放電が発生することがある。部分放電が継続すると、巻線の皮膜が浸食され、やがて巻線間が短絡するおそれがある。
そこで、特許文献1に開示された電動機制御装置では、半導体サージ吸収素子を電動機の動力線に接続することにより、電動機でのサージ電圧の発生を抑制している。しかしながら、特許文献1の電動機制御装置では、「半導体サージ吸収素子が発熱することで電力の損失が増大する」および「設置する半導体サージ吸収素子の分、部品コストが増大する」といった問題がある。
一方、特許文献2に開示された手法では、3レベルインバータ等の1つのアームにつき複数のスイッチング素子を設け、スイッチング素子間のスイッチングタイミングを、信号の伝送経路における電圧反射によるリンギング位相が180°ずれる(遅延する)ような2段階の波形を形成するよう制御することで、「リンギングの抑制」および「伝送品質の向上」を図っている。しかしながら、3レベルインバータを電動機制御装置に適用した場合、部品(スイッチング素子)のコストが増大するおそれがある。また、電動機システムの電力変換器と電動機とを接続するケーブルは、特許文献2の手法における伝送経路に比べて短い。そのため、電動機の入力部には、電圧反射は生じない。よって、電動機システムのように、電圧反射が無く、回路共振に起因して生じるサージ電圧に対しては、伝送経路の遅延のみを考慮する特許文献2の手法では、リンギング抑制の効果は得られない。
特許第3742636号明細書 特開平7−327054号公報
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡単な構成で、電動機に生じるサージ電圧を抑制可能な電動機制御装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、電動機の絶縁性能が高い電動機システムを提供することにある。
請求項1に記載の発明は、複数の相に対応する巻線、および、当該巻線毎に設けられる入力部を有し、電源からの電力が前記入力部に入力されることで駆動する電動機を制御する電動機制御装置であって、電力変換器と、接続部と、制御部と、を備えている。電力変換器は、電動機の各相に対応する高電位側スイッチング素子および低電位側スイッチング素子からなるスイッチング素子対、および、当該スイッチング素子対毎に設けられる出力部を有する。接続部は、電動機の各相毎に前記出力部と前記入力部とを接続する。制御部は、スイッチング素子対のオンおよびオフの切り替えを制御することで方形状のパルス波を生成するパルス波生成手段を有し、当該パルス波生成手段により生成したパルス波を前記出力部から出力し接続部を経由して前記入力部に入力することで電動機の駆動を制御する。ここで、電力変換器の出力部から出力された方形状のパルス波は、接続部を経由することにより、電動機の入力部では波打った形状の波(リンギング波)に変化する。特に、電源の電圧値が比較的大きい場合、リンギング波の振幅は大きくなる傾向にある。
パルス波生成手段は、所定の条件を満たすとき、前記出力部から一度に出力されるパルス波が、第1パルスと、当該第1パルスの立ち上がりから「第1パルスのパルス幅よりも長い所定の期間」遅れて立ち上がる第2パルスと、から構成されるようスイッチング素子対の作動を制御する。これにより、第1パルスと第2パルスとの間には、前記所定の期間から第1パルスのパルス幅を引いた長さのオフ期間が形成される。すなわち、電力変換器の出力部から一度に出力されるパルス波は、前記オフ期間を挟む第1パルスと第2パルスとの2つのパルスで構成される。そのため、例えば、第1パルスの前記入力部におけるリンギング波の正方向または負方向に振れる部分と、第2パルスの前記入力部におけるリンギング波の負方向または正方向に振れる部分と、が略一致するよう、前記所定の期間が設定された場合、前記2つのリンギング波の振幅は、互いに打ち消される。したがって、簡単な構成で、電動機の入力部に生じるサージ電圧を抑制することができる。
なお、前記所定の期間および第1パルスのパルス幅は電動機および接続部の長さ等により最適な値が異なるが、第1パルスの前記入力部におけるリンギング波の正方向または負方向に振れる部分と、第2パルスの前記入力部におけるリンギング波の負方向または正方向に振れる部分と、が正確に一致しなくても、電動機の入力部に生じるサージ電圧を抑制することは可能である。
また、本発明では、前記所定の条件を満たすときのみ、パルス波が第1パルスと第2パルスとの2つのパルスで構成されるようスイッチング素子対の作動を制御する。これにより、スイッチング素子対のスイッチング回数を低減でき、スイッチング回数の増加によるインバータ損失の増大を抑えることができる。
また、請求項に記載の発明では、パルス波生成手段は、前記所定の期間を、前記入力部のリンギング周期の1/2に対応する長さに設定する。これにより、第1パルスの前記入力部におけるリンギング波の正方向に振れる部分と第2パルスの前記入力部におけるリンギング波の負方向に振れる部分とが略一致する。そのため、前記2つのリンギング波の振幅は、互いに打ち消される。したがって、電動機の入力部に生じるサージ電圧を確実に抑制することができる。
また、請求項に記載の発明では、電動機の入力部の電圧を検出可能な電圧検出手段をさらに備えている。そして、パルス波生成手段は、電圧検出手段により検出した電圧に基づき、前記所定の期間の長さ、および、第1パルスのパルス幅を設定する。例えば、電圧検出手段により検出した電圧の最大値が所定の値よりも大きい場合、パルス波生成手段は、前記所定の期間の長さ、および、第1パルスのパルス幅をその時点の値とは別の値に変更する。そして、再度、電圧検出手段により電動機の入力部の電圧を検出し、検出した電圧の最大値が所定の値よりも大きい場合、パルス波生成手段は、前記所定の期間の長さ、および、第1パルスのパルス幅をさらに別の値に変更する。このように、パルス波生成手段は、電動機の入力部の電圧の最大値(サージ電圧)が小さくなるよう、電圧検出手段による検出値をフィードバックして前記所定の期間の長さ、および、第1パルスのパルス幅を設定する。すなわち、本発明では、電動機の入力部に生じるサージ電圧を抑制するために、前記所定の期間の長さ、および、第1パルスのパルス幅を予め設定しておく必要がなく、これらの値はフィードバックにより適宜調整される。つまり、事前に、電動機および接続部の特性を試験等により調べ、前記所定の期間の長さ、および、第1パルスのパルス幅を設定しておく必要がない。また、電動機の使用中、何らかの原因により前記特性が変化しても、前記所定の期間の長さ、および、第1パルスのパルス幅は、入力部に生じるサージ電圧を抑制するのに最適な値に調整される。
また、請求項3に記載の発明では、前記所定の条件とは、「電源の電圧値が所定値よりも大きい場合」である。すなわち、本発明では、電源の電圧値が所定値よりも大きいときのみ、パルス波が第1パルスと第2パルスとの2つのパルスで構成されるようスイッチング素子対の作動を制御する。よって、電源の電圧値が比較的大きい場合に大きな値となるサージ電圧を効果的に抑制することができる。また、前記所定値の設定次第で、スイッチング素子対のスイッチング回数を低減でき、スイッチング回数の増加によるインバータ損失の増大を抑えることができる。例えば、前記所定値を比較的大きく設定した場合、スイッチング回数を少なくできる。一方、前記所定値を比較的小さく設定した場合、スイッチング回数は多くなる。さらに、前記所定値を0に設定した場合、電源の電圧値が0より大きな、如何なる値であっても、出力部からは第1パルスと第2パルスとの2つのパルスで構成されるパルス波が出力される。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか一項に記載の電動機制御装置と、当該電動機制御装置により駆動が制御される電動機と、を備えた電動機システムである。上述のように請求項1〜のいずれか一項に記載の電動機制御装置では、電動機の入力部に生じるサージ電圧を抑制することができる。よって、本発明では、巻線間の放電を抑えることができ、電動機の絶縁性能を向上することができる。
本発明の第1実施形態による電動機制御装置および電動機システムを示す概略図。 本発明の第1実施形態による電動機制御装置から出力されるパルス波を説明するための図であって、(A)は制御信号に関するパルス波を示す図、(B)は(A)のパルス波に基づき出力される、電圧に関するパルス波を示す図、(C)は(B)のパルス波により電動機の入力部に生じるリンギング波を示す図、(D)は(A)のパルス波に基づく、制御信号に関するパルス波を示す図。 本発明の第1実施形態による電動機制御装置から出力されるパルス波により電動機の入力部に生じるリンギング波の違いを説明するための図であって、(A)は第1パルスを示す図、(B)は(A)の第1パルスにより電動機の入力部に生じるリンギング波を示す図、(C)は第2パルスを示す図、(D)は(C)の第2パルスにより電動機の入力部に生じるリンギング波を示す図、(E)は第1パルスと第2パルスとからなるパルス波を示す図、(F)は(E)のパルス波により電動機の入力部に生じるリンギング波を示す図。 本発明の第2実施形態による電動機制御装置および電動機システムを示す概略図。
以下、本発明による電動機制御装置を図面に基づいて説明する。なお、複数の実施形態において、実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
(第1実施形態)
図1に示すように、本発明の第1実施形態による電動機制御装置1は、電動機としてのモータ10を駆動制御するものである。電動機制御装置1は、モータ10とともに、例えば車両の車輪を回転駆動させるための電動機システム5に採用される。
モータ10は、三相ブラシレスモータであり、図示しないロータおよびステータを有している。ロータは、円板状の部材であり、その表面に永久磁石が貼り付けられ、磁極を有している。ステータは、ロータを内部に収容するとともに、回転可能に支持している。ステータは、径内方向へ所定角度毎に突出する突出部を有し、この突出部に図1に示すUコイル11、Vコイル12、および、Wコイル13が巻回されている。Uコイル11、Vコイル12、および、Wコイル13は、それぞれU相、V相、および、W相に対応する巻線であり、全体で巻線組18を構成している。Uコイル11、Vコイル12、および、Wコイル13は、Y結線されている。すなわち、Uコイル11、Vコイル12、および、Wコイル13の一端は互いに接続されている。Uコイル11、Vコイル12、および、Wコイル13の他端には、それぞれ入力部51、入力部52、および、入力部53が設けられている。つまり、入力部51、入力部52、および、入力部53は、各相に対応する巻線毎に設けられている。以下、適宜、入力部51、入力部52、および、入力部53をまとめて入力部50という。
電動機制御装置1は、電力変換器としてのインバータ部20、接続部としてのケーブル41〜43、および、制御部70等を備えている。
インバータ部20は、3相インバータであり、巻線組18のUコイル11、Vコイル12、Wコイル13のそれぞれへの通電を切り替えるべく、6つのスイッチング素子21〜26がブリッジ接続されている。スイッチング素子21〜26は、本実施形態においては、例えば電界効果トランジスタの一種であるMOSFET(metal-oxide-semiconductor field-effect transistor)をゲート部に組み込んだIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor:絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)である。以下、スイッチング素子21〜26を、IGBT21〜26という。
3つのIGBT21〜23は、ドレインが、電源としてのバッテリ80の正極側に接続される上母線2に結線されている。また、IGBT21〜23のソースが、それぞれIGBT24〜26のドレインに接続されている。IGBT24〜26のソースは、バッテリ80の負極側に接続された下母線3に結線されている。また、下母線3は、グランドに接続されている。
ここで、IGBT21〜23がインバータ部20における「高電位側スイッチング素子」に対応している。また、IGBT24〜26がインバータ部20における「低電位側スイッチング素子」に対応している。さらに、以下では、適宜、IGBT21とIGBT24との組み合わせを「スイッチング素子対27」、IGBT22とIGBT25との組み合わせを「スイッチング素子対28」、IGBT23とIGBT26との組み合わせを「スイッチング素子対29」という。
図1に示すように、インバータ部20は、出力部31、出力部32、および、出力部33を有している。そして、対になっているIGBT21とIGBT24との接続点は、出力部31に接続している。また、対になっているIGBT22とIGBT25との接続点は、出力部32に接続している。さらにまた、対になっているIGBT23とIGBT26との接続点は、出力部33に接続している。このように、出力部31、出力部32、および、出力部33は、各相に対応するスイッチング素子対毎に設けられている。以下、適宜、出力部31、出力部32、および、出力部33をまとめて出力部30という。
出力部31は、ケーブル41を経由してモータ10の入力部51に接続している。また、出力部32は、ケーブル42を経由してモータ10の入力部52に接続している。さらにまた、出力部33は、ケーブル43を経由してモータ10の入力部53に接続している。以下、適宜、ケーブル41、ケーブル42、および、ケーブル43をまとめて接続部40という。
このように、本実施形態では、電動機制御装置1は、1つの系統のインバータ(インバータ部20)を有している。インバータ部20は、後述する制御部70により、その作動が制御され、バッテリ80からモータ10へ供給する電力を、モータ10が回転可能なよう変換する。
本実施形態では、電動機制御装置1には、コンデンサ60が設けられている。コンデンサ60は、一端が上母線2のバッテリ80とIGBT21との間に接続され、他端が下母線3のグランドとIGBT24との間に接続されている。すなわち、コンデンサ60は、バッテリ80とインバータ部20との間に設けられている。コンデンサ60は、電荷を蓄えることで、IGBT21〜26への電力供給を補助したり、バッテリ80からモータ10へ電力を供給する際に生じるリップル電流を抑制したりする。
制御部70は、電動機制御装置1全体の制御を司るものであって、マイコン71、駆動回路72等で構成される。マイコン71は、図示しないCPU、RAMおよびROM等の記憶手段を有する小型のコンピュータである。マイコン71は、記憶手段に格納されたプログラムに従い種々の処理を実行する。マイコン71と駆動回路72とは接続されている。また、駆動回路72は、IGBT21〜26のそれぞれに接続している。図1では、図が煩雑になることを避けるため、駆動回路72とIGBT21〜26との接続線については省略している。
マイコン71は、PWM制御により、モータ10のトルクおよび回転数を調節する。マイコン71は、図示しない制御信号発生部を有している。制御信号発生部は、PWM制御に基づく制御信号を発生する。制御信号発生部で発生した制御信号は、駆動回路72に伝送される。駆動回路72は、マイコン71から伝送された制御信号に基づき、オンまたはオフに関する制御信号をIGBT21〜26に伝送する。IGBT21〜26のそれぞれは、駆動回路72から伝送された制御信号に基づき、オンまたはオフの状態に切り替え制御される。
本実施形態では、通常、図2(A)に示すような制御信号に関するパルス波100(1つのパルス波)がマイコン71から駆動回路72に伝送される。パルス波100が駆動回路72に伝送されると、駆動回路72は、パルス波100と同様のパルス波を例えばスイッチング素子対27に伝送する。これにより、出力部31から、パルス波100に対応する、図2(B)に示すような電圧に関する方形のパルス波110が出力される。このパルス波110がケーブル41を経由してモータ10の入力部51に到達するとUコイル11に電流が流れ、モータ10が回転する。同じように、出力部32および33からもパルス波が出力され、これらのパルス波がモータ10の回転に寄与する。ここで、制御部70は、特許請求の範囲における「パルス波生成手段」に対応する。
マイコン71は、上母線2のバッテリ80とコンデンサ60との間に接続されている。これにより、マイコン71は、バッテリ80の電圧を検出することができる。なお、バッテリ80とコンデンサ60との間に、バッテリ80の電圧を昇圧する昇圧回路を設けてもよい。この場合、マイコン71は、上母線2の昇圧回路とコンデンサ60との間に接続される。これにより、マイコン71は、バッテリ80の昇圧後の電圧を検出することができる。
次に、出力部30から出力されたパルス波が、接続部40を経由することで入力部50においてどのように変化するかを説明する。ここでは、出力部31から出力されるパルス波についてのみ説明し、出力部32および出力部33から出力されるパルス波については説明を割愛する。
例えば、図2(B)に示すような電圧に関するパルス波110が出力部31から出力された場合、パルス波110は、ケーブル41を経由するとケーブル41等の回路共振に起因して、モータ10の入力部51では波打った形状の波(リンギング波)120に変化する(図2(C)参照)。そのため、入力部51では、定常状態における電圧aを越える電圧bが生じる。この、電圧aを越える電圧bがサージ電圧である。特に、バッテリ80の電圧値が比較的大きい場合、リンギング波101の振幅が大きくなるため、サージ電圧は大きくなる。入力部51に大きなサージ電圧が生じた場合、Uコイル11を構成する巻線間で部分放電が発生することがある。部分放電が継続すると、巻線の皮膜が浸食され、やがて巻線間が短絡するおそれがある。
そこで、本実施形態では、制御部70は、所定の条件を満たすとき、出力部31から一度に出力されるパルス波が、第1パルスと、当該第1パルスの立ち上がりから「第1パルスのパルス幅よりも長い所定の期間」遅れて立ち上がる第2パルスと、から構成されるようスイッチング素子対27の作動を制御する。本実施形態では、前記所定の条件とは、「バッテリ80の電圧値またはバッテリ80の昇圧後の電圧値が所定値よりも大きい場合」である。
より具体的には、制御部70は、「バッテリ80の電圧値またはバッテリ80の昇圧後の電圧値が所定値よりも大きい場合」、まず、マイコン71から駆動回路72に対し図2(A)に示すようなPWM制御に基づくパルス波100を伝送する。駆動回路72は、マイコン71から伝送されたパルス波100に基づき、図2(D)に示すような制御信号に関するパルス波200をスイッチング素子対27に伝送する。ここで、パルス波200は、第1パルス201と第2パルス202とからなる。これにより、パルス波200に対応する、図3(E)に示すような電圧に関するパルス波210が出力部31から出力される。
図3(E)において、第1パルス211の立ち上がりの時刻をt1、立ち下がりの時刻をt2、第2パルス212の立ち上がりの時刻をt3とすると、第2パルス212は、第1パルス211の立ち上がりから所定の期間(t3−t1)遅れて立ち上がるよう生成される。また、第1パルス211のパルス幅を、便宜上、時間で表すと、t2−t1である。本実施形態では、前記所定の期間(t3−t1)は、第1パルス211のパルス幅(t2−t1)よりも長くなるよう設定されている。すなわち、(t3−t1)−(t2−t1)=t3−t2>0である。
なお、本発明では、第1パルス211のパルス幅(t2−t1)は、前記所定の期間(t3−t1)の約半分であることが望ましい。すなわち、(t2−t1)/(t3−t1)≒1/2であることが望ましい。
このように、本実施形態では、第1パルス211と第2パルス212との間には、前記所定の期間(t3−t1)から第1パルス211のパルス幅(t2−t1)を引いた長さのオフ期間T(t3−t2)が形成される。すなわち、出力部31から一度に出力されるパルス波210は、オフ期間Tを挟む第1パルス211と第2パルス212との2つのパルスで構成される。
次に、第1パルス211および第2パルス212が出力部31からそれぞれ単独で出力された場合、ならびに、第1パルス211と第2パルス212との2つのパルスで構成されたパルス波210が出力部31から出力された場合(本実施形態の場合)に入力部51に生じる電圧について、図3に基づいて説明する。
図3(A)に示すような第1パルス211が出力部31から単独で出力された場合、入力部51では、図3(B)に示すような電圧に関するリンギング波221が生じる。このリンギング波221は、立ち上がり直後の振幅が比較的大きく、徐々にその振幅が減衰する形状をなしている。
図3(C)に示すような第2パルス212が出力部31から単独で出力された場合、入力部51では、図3(D)に示すような電圧に関するリンギング波222が生じる。このリンギング波222は、リンギング波221と同様、立ち上がり直後の振幅が比較的大きく、徐々にその振幅が減衰する形状をなしている。また、リンギング波222の最大値cは、入力部51の定常状態における電圧aを越えた値となる。
図3(E)に示すような第1パルス211と第2パルス212との2つのパルスで構成されたパルス波210が出力部31から出力された場合、入力部51では、図3(F)に示すような電圧に関するリンギング波230が生じる。
本実施形態では、前記所定の期間(t3−t1)は、入力部51のリンギング周期の1/2に対応する長さになるよう設定されている。前記リンギング周期はケーブル41およびモータ10の共振周波数によって決まり、図3(B)に示すリンギング波221と図3(D)に示すリンギング波222とは同じ周波数となる。そのため、入力部51における、パルス波210の第1パルス211によるリンギング波(図3(B)に示すリンギング波221と同様のリンギング波)の正方向または負方向に振れる部分と、パルス波210の第2パルス212によるリンギング波(図3(D)に示すリンギング波222と同様のリンギング波)の負方向または正方向に振れる部分と、が略一致する。その結果、2つのリンギング波の振幅は互いに打ち消され、入力部51には、図3(F)に示すような比較的振幅の小さなリンギング波230が生じる。
上述したように、図2(B)に示すような電圧に関する1つのパルス波が出力部30から出力された場合、モータ10の入力部50では比較的大きなサージ電圧が生じる(図2(C)参照)。本実施形態では、前記所定の条件を満たすとき、オフ期間を挟む第1パルスと第2パルスとの2つのパルスで構成されるパルス波を出力部30から出力する(図3(E)参照)。これにより、入力部50に生じるサージ電圧を抑制することができる(図3(F)参照)。
インバータ部20の損失は、スイッチング素子のスイッチング速度(dV/dt)を高めるほど、低下させることができる。従来のように電圧に関する1つのパルス波(オフ期間無し)をインバータ部の出力部から出力する場合、スイッチング速度を高めるほどモータの入力部50に生じるサージ電圧が上昇するため、モータの絶縁性能が低下するおそれがある。一方、本実施形態では、インバータ部20のスイッチング速度を最大限に高めても入力部50に生じるサージ電圧を抑制できる。よって、「インバータ部20の効率向上(損失低下)」および「モータ10の絶縁性能向上(サージ電圧抑制)」といった2つの効果を両立できる。
また、本実施形態では、出力部30から出力されるパルス波にオフ期間を設けても(図3(E)参照)、入力部50に生じる電圧には0となる期間は生じない(図3(F)参照)。そのため、モータ10に流れる電流は従来と変わらず、モータ10の性能が低下することはない。
なお、前記所定の期間(t3−t1)および第1パルスのパルス幅(t2−t1)は、モータ10および接続部40の長さ等により最適な値が異なる。そのため、本実施形態では、前記所定の期間および第1パルスのパルス幅として、電動機システム5の構成毎に決められた所定の値を用いる。すなわち、本実施形態では、予め決められた前記所定の期間および第1パルスのパルス幅の値が、マイコン71の記憶手段に記憶されている。
以上説明したように、本実施形態では、制御部70は、所定の条件を満たすとき、出力部30から一度に出力されるパルス波が、第1パルスと、当該第1パルスの立ち上がりから「第1パルスのパルス幅よりも長い所定の期間」遅れて立ち上がる第2パルスと、から構成されるようスイッチング素子対27〜29の作動を制御する。これにより、第1パルスと第2パルスとの間には、前記所定の期間から第1パルスのパルス幅を引いた長さのオフ期間が形成される。すなわち、出力部30から一度に出力されるパルス波は、前記オフ期間を挟む第1パルスと第2パルスとの2つのパルスで構成される。また、本実施形態では、前記所定の期間は、入力部50のリンギング周期の1/2に対応する長さに設定されている。そのため、第1パルスの入力部50におけるリンギング波の正方向または負方向に振れる部分と第2パルスの入力部50におけるリンギング波の負方向または正方向に振れる部分とが略一致する。これにより、前記2つのリンギング波の振幅は、互いに打ち消される。したがって、モータ10の入力部50に生じるサージ電圧を抑制することができる。
また、本実施形態では、前記所定の条件を満たすときのみ、パルス波が第1パルスと第2パルスとの2つのパルスで構成されるようスイッチング素子対27〜29の作動を制御する。これにより、スイッチング素子対27〜29のスイッチング回数を低減でき、スイッチング回数の増加によるインバータ損失の増大を抑えることができる。
また、本実施形態では、前記所定の条件とは、「バッテリ80の電圧値またはバッテリ80の昇圧後の電圧値が所定値よりも大きい場合」である。すなわち、本実施形態では、バッテリ80の電圧値またはバッテリ80の昇圧後の電圧値が所定値よりも大きいときのみ、パルス波が第1パルスと第2パルスとの2つのパルスで構成されるようスイッチング素子対27〜29の作動を制御する。よって、バッテリ80の電圧値が比較的大きい場合に大きな値となるサージ電圧を効果的に抑制することができる。また、前記所定値の設定次第で、スイッチング素子対27〜29のスイッチング回数を低減でき、スイッチング回数の増加によるインバータ損失の増大を抑えることができる。例えば、前記所定値を比較的大きく設定した場合、スイッチング回数を少なくできる。一方、前記所定値を比較的小さく設定した場合、スイッチング回数は多くなる。さらに、前記所定値を0に設定した場合、バッテリ80の電圧値が0より大きな、如何なる値であっても、出力部30からは第1パルスと第2パルスとの2つのパルスで構成されるパルス波が出力される。
上述した電動機システム5は、本実施形態による電動機制御装置10とモータ10とを備えている。電動機制御装置10は、モータ10の入力部50に生じるサージ電圧を抑制することができる。よって、電動機システム5では、Uコイル11、Vコイル12およびWコイル13の巻線間の放電を抑えることができ、モータ10の絶縁性能を向上することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態による電動機制御装置について、図4を用いて説明する。第2実施形態は、モータの入力部の電圧を検出可能な電圧検出手段をさらに備える点で、第1実施形態と異なる。
図4に示すように、第2実施形態では、電動機制御装置は、電圧検出手段としての電圧センサ90を備えている。電圧センサ90は、モータ10の入力部50と制御部70のマイコン71とを接続している。電圧センサ90は、入力部50の電圧を検出可能である。これにより、マイコン71は、入力部50の電圧を検出可能である。
本実施形態では、第1実施形態と同様、所定の条件を満たすとき(例えば「バッテリ80の電圧値が所定値よりも大きい場合」)、オフ期間を挟む第1パルスと第2パルスとの2つのパルスで構成されるパルス波を出力部30から出力する(図3(E)参照)。本実施形態では、電圧センサ90による検出値に基づき、第1パルスの立ち上がりから第2パルスの立ち上がりまでの所定の期間、および、第1パルスのパルス幅を適宜調節することを特徴とする。
例えば、マイコン71は、電圧センサ90により検出した電圧の最大値が所定の値よりも大きい場合、前記所定の期間の長さ、および、第1パルスのパルス幅をその時点の値とは別の値に変更する。そして、再度、電圧センサ90により入力部50の電圧を検出し、検出した電圧の最大値が所定の値よりも大きい場合、前記所定の期間の長さ、および、第1パルスのパルス幅をさらに別の値に変更する。このように、マイコン71は、入力部50の電圧の最大値(サージ電圧)が小さくなるよう、電圧センサ90による検出値をフィードバックして前記所定の期間の長さ、および、第1パルスのパルス幅を設定する。
以上説明したように、本実施形態では、モータ10の入力部50に生じるサージ電圧を抑制するために、前記所定の期間の長さ、および、第1パルスのパルス幅を予め設定しておく必要がなく、これらの値はフィードバックにより適宜調整される。つまり、事前に、モータ10および接続部40の特性を試験等により調べ、前記所定の期間の長さ、および、第1パルスのパルス幅を設定しておく必要がない。また、モータ10の使用中、何らかの原因により前記特性が変化しても、前記所定の期間の長さ、および、第1パルスのパルス幅は、入力部50に生じるサージ電圧を抑制するのに最適な値に調整される。
(他の実施形態)
本発明の他の実施形態では、出力部が出力する、第1パルスの立ち上がりから第2パルスの立ち上がりまでの所定の期間は、「入力部のリンギング周期の1/2に対応する長さ」とは異なる長さに設定されていてもよい。前記所定の期間が「入力部のリンギング周期の1/2に対応する長さ」とは異なる長さであっても、第1パルスによるリンギング波の位相と第2パルスによるリンギング波の位相とがずれていれば、電動機の入力部に生じるサージ電圧を抑制することは可能である。
上述の実施形態の説明では、モータを、車両の車輪を回転駆動させるための電動機として使用し、電動機制御装置により前記モータの駆動を制御する例を示した。ここで、前記モータは、外力により回転することで発電する発電機として機能してもよい。
本発明は、Y結線のモータに限らず、Δ結線のモータにも適用することができる。
また、本発明は、3相モータに限らず、3相以外の相で駆動するモータにも適用することができる。
また、本発明は、車両の車輪を回転駆動させるためのモータに限らず、電動パワーステアリング装置に用いられるモータ、エアコンのコンプレッサに用いられるモータ等、種々のモータに適用することができる。
このように、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
1:電動機制御装置、10:モータ(電動機)、11、12、13:コイル(巻線)、18:巻線組、20:インバータ部(電力変換器)、21〜23:IGBT(高電位側スイッチング素子)、24〜26:IGBT(低電位側スイッチング素子)、27〜29:スイッチング素子対、30〜33:出力部、40:接続部、41〜43:ケーブル(接続部)、50〜53:入力部、70:制御部(パルス波生成手段)、71:マイコン(制御部)、72:駆動回路(制御部)、80:バッテリ(電源)

Claims (4)

  1. 複数の相に対応する巻線、および、当該巻線毎に設けられる入力部を有し、電源からの電力が前記入力部に入力されることで駆動する電動機を制御する電動機制御装置であって、
    前記電動機の各相に対応する高電位側スイッチング素子および低電位側スイッチング素子からなるスイッチング素子対、および、当該スイッチング素子対毎に設けられる出力部を有する電力変換器と、
    前記電動機の各相毎に前記出力部と前記入力部とを接続する接続部と、
    前記スイッチング素子対のオンおよびオフの切り替えを制御することで方形状のパルス波を生成するパルス波生成手段を有し、当該パルス波生成手段により生成した前記パルス波を前記出力部から出力し前記接続部を経由して前記入力部に入力することで前記電動機の駆動を制御する制御部と、を備え、
    前記パルス波生成手段は、所定の条件を満たすとき、前記出力部から一度に出力される前記パルス波が、第1パルスと、当該第1パルスの立ち上がりから「前記第1パルスのパルス幅よりも長い所定の期間」遅れて立ち上がる第2パルスと、から構成されるよう前記スイッチング素子対の作動を制御し、前記所定の期間を、前記入力部のリンギング周期の1/2に対応する長さに設定することを特徴とする電動機制御装置。
  2. 複数の相に対応する巻線、および、当該巻線毎に設けられる入力部を有し、電源からの電力が前記入力部に入力されることで駆動する電動機を制御する電動機制御装置であって、
    前記電動機の各相に対応する高電位側スイッチング素子および低電位側スイッチング素子からなるスイッチング素子対、および、当該スイッチング素子対毎に設けられる出力部を有する電力変換器と、
    前記電動機の各相毎に前記出力部と前記入力部とを接続する接続部と、
    前記スイッチング素子対のオンおよびオフの切り替えを制御することで方形状のパルス波を生成するパルス波生成手段を有し、当該パルス波生成手段により生成した前記パルス波を前記出力部から出力し前記接続部を経由して前記入力部に入力することで前記電動機の駆動を制御する制御部と、
    前記入力部の電圧を検出可能な電圧検出手段と、を備え、
    前記パルス波生成手段は、所定の条件を満たすとき、前記出力部から一度に出力される前記パルス波が、第1パルスと、当該第1パルスの立ち上がりから「前記第1パルスのパルス幅よりも長い所定の期間」遅れて立ち上がる第2パルスと、から構成されるよう前記スイッチング素子対の作動を制御し、前記電圧検出手段により検出した電圧に基づき、前記所定の期間の長さ、および、前記第1パルスのパルス幅を設定することを特徴とする電動機制御装置。
  3. 前記所定の条件とは、「前記電源の電圧値が所定値よりも大きい場合」であることを特徴とする請求項1または2に記載の電動機制御装置。
  4. 請求項1〜のいずれか一項に記載の電動機制御装置と、
    前記電動機制御装置により駆動が制御される前記電動機と、を備えた電動機システム。
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