JP5573201B2 - 熱転写シート - Google Patents

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Description

本発明は、熱転写シートに関し、さらには、耐熱性に優れ、印画シワやスティッキングを確実に防止でき、PETフィルムと背面層との密着性、高速印画適性に優れた熱転写シートに関する。
従来から、高品質の印画物に対する要求に対し、昇華性染料を色材とする色材層がポリエステルフィルム等の基材の一方の面に設けられた転写シートと、被転写材、例えば、紙やプラスチックフィルム等に受容層を形成した受像シートを重ね合わせ、サーマルヘッドによる加熱処理(エネルギー印加処理)により昇華染料を受像シートに転写して画像を形成する昇華転写方式が提案されている。このような昇華転写方式によれば、転写シートに印加するエネルギー量によってドット単位で染料の移行量を制御出来るため濃度階調が可能であることから、画像が非常に鮮明であり、且つ透明性、中間調の色再現性、階調性に優れフルカラー写真画像に匹敵する高品質の印画物を形成することができる。
また、上記高品質の印画物に対する要求とともに、プリンタの高速化に対する要求も高まりつつある。該要求を満たすためには、転写時のサーマルヘッドにかかる熱エネルギーを高くする必要があり、サーマルヘッドにかかる熱エネルギーは増加の一途をたどっている。
サーマルヘッドにかかる熱エネルギーを高くしていった場合に、熱転写シートの基材としてポリエステルフィルム等の熱に弱い基材を用いた場合には、印画時にサーマルヘッドと基材とが粘着(スティッキング)して、カスが付着し剥離性、スリップ性が損なわれ、基材の破損のほか、印画シワが生ずることとなる。
かかる問題に対し、特許文献1、2ではポリアミドイミド樹脂組成物からなる背面層が、また、特許文献3ではポリアミドイミド樹脂に潤滑剤を含む背面層が基材の他方の面に形成されてなる熱転写シートが提案されている。
特開平8−113647号公報 特開平8−244369号公報 特開平10−297124号公報
しかしながら、特許文献1〜3で提案される熱転写シートは、背面層を構成する樹脂が熱可塑性樹脂であることから、その耐熱性には限界があり、一定以上の熱エネルギー加えられた場合には、背面層とサーマルヘッドとがスティッキングをおこし印画時のシワを防止することができない。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、高い耐熱性を有し、印画シワやスティッキングを確実に防止でき、PETフィルムと背面層との密着性、高速印画適性に優れた熱転写シートを提供することを主たる課題とする。
上記課題を解決するための本発明は、基材の一方の面に染料層が設けられ、基材の他方の面に背面層が設けられた熱転写シートであって、前記背面層は、紫外線硬化性樹脂を主体とし、前記紫外線硬化性樹脂が、6官能アクリレートと、2〜5官能アクリレートの中から選択される1種または2種以上とを含有しており、前記選択される1種または2種以上のアクリレートに、4官能アクリレートが含まれることを特徴とする。
また、前記背面層の総質量に対し、前記6官能アクリレートを40〜60質量%、前記2〜5官能アクリレートの中から選択される1種又は2種以上を10〜30質量%含有することとしてもよい。
また、前記背面層に、アクリル系樹脂及びセルロース系樹脂のいずれか一方又は双方が添加されていてもよく、前記背面層に、金属石鹸が添加されていてもよい。
本発明によれば、背面層が高い耐熱性を有することから、転写時の熱エネルギーが非常に高い場合であっても、スティッキングや、印画シワが生ずることがなく、かつ高速印画適性に優れる。
本願発明の熱転写シートの層構成を示す概略断面図である。
以下に、本発明の熱転写シート10について図面を用いて具体的に説明する。図1に示すように本発明の熱転写シート10は、基材1の一方の面に染料層3が設けられ、基材1の他方の面に背面層5が設けられることにより形成されている。ここで、本発明の熱転写シート10は、背面層5が紫外線硬化性樹脂を主体として構成されるとともに、該紫外線硬化性樹脂が、6官能アクリレートと、2〜5官能アクリレートの中から任意に選択される1種または2種以上とを含有する点に特徴を有する。
以下、熱転写シート10を構成する各層について図1を用いてさらに詳細に説明する。
(基材)
基材1は本発明の熱転写シート10における必須の構成であり、後述する染料層3及び背面層5を保持するために設けられる。基材1の材料については特に限定されないが、染料層3を被転写体上に転写する際にサーマルヘッドにより加えられる熱に耐え、取り扱い上支障のない機械的特性を有することが望ましい。このような基材として、例えば、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリアリレート、ポリカーボネート、ポリウレタン、ポリイミド、ポリエーテルイミド、セルロース誘導体、ポリエチレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、ポリプロピレン、ポリスチレン、アクリル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール、ナイロン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリサルフォン、ポリエーテルサルフォン、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル、ポリビニルフルオライド、テトラフルオロエチレン・エチレン、テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン、ポリクロロトリフルオロエチレン、ポリビニリデンフルオライド等の各種プラスチックフィルムまたはシートを挙げることができる。また、基材1の厚さは、その強度及び耐熱性が適切になるように材料に応じて適宜設定することができ、2.5〜100μm程度が一般的で、好ましくは1〜10μmである。
(背面層)
図1に示すように基材1の他方の面(図1に示す場合には基材1の下面)には、本発明の熱転写シート10における必須の構成である背面層5が形成されている。
背面層5は、6官能アクリレートと、2〜5官能アクリレートの中から任意に選択される1種または2種以上とを含有する紫外線硬化性樹脂を主体として構成される。以下に、紫外線硬化性樹脂を組成する各成分について述べる。
<6官能アクリレート>
6官能アクリレートとは、1分子中に6個の官能基を有するアクリレートであり、例えば、脂肪族ウレタンアクリレート、芳香族ウレタンアクリレート等が使用可能である。中でも本発明においては、6個の官能基のうち少なくとも1以上の官能基がビニル基である6官能アクリレートを好適に使用することができ、6個全ての官能基がビニル基である6官能アクリレートを特に好適に使用することができる。
<2官能アクリレート>
2官能アクリレートとは、1分子中に2個の官能基を有するアクリレートであり、例えば、ジオキサングリコールジアクリレート、トリシクロデカンジメタノールジアクリレート、ビスフェノールA型エポキシアクリレート、ウレタンアクリレート等が使用可能である。中でも本発明においては、2個の官能基のうち1の官能基がビニル基である2官能アクリレートを好適に使用することができ、2個全ての官能基がビニル基である2官能アクリレートを特に好適に使用することができる。
<3官能アクリレート>
3官能アクリレートとは、1分子中に3個の官能基を有するアクリレートであり、例えば、エトキシ化イソシアヌル酸トリアクリレート、ε−カプロラクトン変性トリス-(2−アクリロキシエチル)イソシアヌレート等が使用可能である。中でも本発明においては、3個の官能基のうち少なくとも1以上の官能基がビニル基である3官能アクリレートを好適に使用することができ、3個全ての官能基がビニル基である3官能アクリレートを特に好適に使用することができる。
<4官能アクリレート>
4官能アクリレートとは、1分子中に4個の官能基を有するアクリレートであり、例えば、エトキシ化ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート等が使用可能である。中でも本発明においては、4個の官能基のうち少なくとも1以上の官能基がビニル基である4官能アクリレートを好適に使用することができ、4個全ての官能基がビニル基である4官能アクリレートを特に好適に使用することができる。
<5官能アクリレート>
5官能アクリレートとは、1分子中に5個の官能基を有するアクリレートであり、例えば、ジペンタエリスリトールポリアクリレート等が使用可能である。中でも本発明においては、5個の官能基のうち少なくとも1以上の官能基がビニル基である5官能アクリレートを好適に使用することができ、5個全ての官能基がビニル基である5官能アクリレートを特に好適に使用することができる。
また、背面層5の全質量に対し、6官能アクリレートを40〜60質量%、好ましくは48〜52質量%の割合で、2〜5官能アクリレートの中から任意に選択される1種又は2種以上を10〜30質量%、好ましくは20〜22質量%の割合で含有して構成されることが好ましい。このような組成配分とすることで、耐熱性をさらに向上させることができ、スティッキングや印画ジワをより効果的に防止することができる。
このとき、6官能アクリレートが40質量%未満では、含有量が少なすぎるため、環状構造を持つ主鎖骨格の割合が低い為、必要とする耐熱性が得ることができない虞があり、また60質量%を超える比率では光重合反応における反応点が多すぎるため、主鎖骨格の形成が多角的に進行し、主鎖長の短いものが得られてしまい、耐熱性が減少してしまう虞が生ずることとなる。また、2〜5官能アクリレートの中から選択される1種または2種以上の含有量が10質量%未満では、含有量が少なすぎるため、主鎖骨格同士を理想的に結合させる効果が得られず、30質量%を越える比率では今度は、主鎖骨格に対する含有量が多すぎるため、主鎖骨格を理想的に結合させることができなくなる虞が生ずることとなる。
また、6官能アクリレートとともに含有される、2〜5官能アクリレートの中から選択される少なくとも1種が4官能アクリレートであることが好ましい。6官能アクリレートとともに、少なくとも4官能アクリレートが含有された紫外線硬化性樹脂を主体とする背面層5とすることで、最も優れた耐熱性を有する背面層5を得ることができる。
また、上記の紫外線硬化性樹脂には、必要に応じて光重合開始剤を添加することとしてもよい。光重合開始剤としては、一般的に紫外線硬化性塗料の光増感剤として用いられている各種の光増感剤を用いることができる。このような光重合開始剤としては、例えば、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、α−メチルベンゾイン、α−フェニルベンゾイン等のベンゾイン系化合物;アントラキノン、メチルアントラキノン等のアントラキノン系化合物;ベンジル:ジアセチル;アセトフェノン、ベンゾフェノン等のフェニルケトン化合物;ジフェニルジスルフィド、テトラメチルチウラムスルフィド等のスルフィド化合物;α−クロルメチルナフタリン;アントラセン及びヘキサクロロブタジエン、ペンタクロロブタジエン等のハロゲン化炭化水素等が挙げられる。
また、背面層5には、上記の紫外線硬化性樹脂に加え、アクリル系樹脂及びセルロース系樹脂のいずれか一方又は双方が含有されていることが好ましい。背面層5にアクリル樹脂及びセルロース系樹脂のいずれか一方又は双方を含有させることで、背面層5が硬化収縮によりカールすることを防止することが可能となる。
背面層5に含有されるアクリル系樹脂としては、例えば、ポリメチルメタクリレート、ポリアクリルアミド、スチレンアクリル共重合体等が挙げられる。上記アクリル系樹脂の中でも、ポリメチルメタクリレートを特に好適に用いることができる。また、背面層5に含有されるセルロース系樹脂としてはセルロース・アセテート、セルロース・アセテート・ブチレート、セルロース・アセテート・プロピレート等が挙げられる。上記セルロース系樹脂の中でも、セルロース・アセテート・プロピレートを特に好適に用いることができる。
アクリル系樹脂及びセルロース樹脂のいずれか一方又は双方は、上記の紫外線硬化性樹脂における耐熱性の効果を妨げない範囲で適宜含有させることができ、その含有量について特に限定はないが、背面層5の全質量に対し、10〜15質量%の割合で含有されていることが好ましい。10質量%未満である場合には、アクリル系樹脂、セルロース樹脂を含有することによる硬化収縮の防止効果を発揮することができなくなる場合があり、また、15質量%を超える場合には、その分紫外線硬化性樹脂の含有量が減少することとなり、所望の耐熱効果を得られなくなる虞があるためである。
また、背面層5には、上記のアクリル樹脂とともに、又はアクリル樹脂、セルロース樹脂に代えて、金属石鹸が含有されていることが好ましい。
金属石鹸は、背面層5にかかる熱が高温/高エネルギー時においては良好な滑性を発揮することから、背面層5に金属石鹸を含有させることで、高温/高エネルギーにおける滑性を向上させることができ、高温/高エネルギーにおける印画シワの発生をさらに効果的に防止することができる。
このような、金属石鹸の好ましい具体例としては、アルキルリン酸エステルの多価金属塩、脂肪酸の多価金属塩、アルキルカルボン酸の金属塩等が挙げられる。アルキルリン酸エステルの多価金属塩としては、プラスチック用添加剤として公知のものを使用することができる。アルキルリン酸エステルの多価金属塩は、一般に、アルキルリン酸エステルのアルカリ金属塩を多価金属で置換することによって得られ、種々のグレードのものが使用可能である。
背面層5に含有される金属石鹸は、その滑性を発揮し得る範囲で適宜含有させることができ、その含有量について特に限定はないが、背面層5の全質量に対し、9〜20質量%の割合で含有されていることが好ましい。9質量%未満である場合には、背面層とサーマルヘッドとの摩擦力が大きくなり、結果として印画シワが生じてしまう場合があり、また、20質量%を超える場合には、その分紫外線硬化性樹脂の含有量が減少することとなり、所望の耐熱効果を得られなくなる虞があるためである。
また、背面層5の厚さについても特に限定はないが、背面層5の厚さが薄すぎる場合には、上記紫外線硬化性樹脂による耐熱性の効果を発揮できない虞が生ずる。このような点を考慮すると、背面層の厚さは0.8μm〜2.2μmであることが好ましい。
(背面層の形成方法)
背面層の形成方法について特に限定はなく、例えば、上記の6官能アクリレートと、2〜5官能アクリレートの中から選択される1種又は2種以上のアクリレートと、必要に応じて、アクリル系樹脂、金属石鹸、その他の成分を加えて有機溶剤に溶解または分散させた塗工液を調製し、グラビア印刷法、スクリーン印刷法、グラビア版を用いたリバースロールコーティング法等の公知の塗工手段を用いて形成することができる。
その他、必要に応じて、リン酸エステル、シリコーンオイル、変性シリコーン、ポリエチレンワックス、脂肪酸アマイド等を添加することもできる。
有機溶剤としては、例えば、ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサンなどの脂肪族炭化水素、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノールなどのアルコール、メチルエチルケトン、2−ぺンタノン、イソホロンなどのケトン、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸メトキシプロピルなどのエステル、エチルセロソルブなどのセロソルブ系溶剤、メトキシプロパノール、エトキシプロパノール、メトキシブタノールなどのグリコール系溶剤を単独又は混合した有機溶剤を挙げることができる。
(プライマー層)
また、本発明の背面層は、紫外線硬化性樹脂を主体とし、基材1と高い接着性を有することから、基材と1背面層5との接着性を向上させるためのプライマー層を特に設けることなく熱転写シートを構成することができる。なお、帯電防止効果を所望する場合には、必要に応じて、基材1と背面層5との間に帯電防止剤を含有したプライマー層(図示しない)を設けてもよい。
プライマー層に含有される帯電防止剤としては、例えば、高級アルコールエチレンオキサイド付加物、脂肪酸エチレンオキサイド付加物、高級アルキルアミンエチレンオキサイド付加物、ポリプロピレングリコールエチレンオキサイド付加物等のポリエチレングリコール型非イオン界面活性剤、ポリエチレンオキサイド、グリセリンの脂肪酸エステル、ペンタエリスリットの脂肪酸エステル、ソルビットおよびソルビタンの脂肪酸エステル、多価アルコールのアルキルエーテル、アルカノールアミン類の脂肪族アミド等の多価アルコール型非イオン界面活性剤等の非イオン界面活性剤;高級脂肪酸のアルカリ金属塩等のカルボン酸塩類、高級アルコール硫酸エステル塩、高級アルキルエーテル硫酸エステル塩等の硫酸エステル塩類、アルキルベンゼンスルホン酸塩、パラフィンスルホン酸塩等のスルホン酸塩類、高級アルコールリン酸エステル塩等のリン酸エステル塩類等のアニオン界面活性剤;アルキルトリメチルアンモニウム塩等の第4級アンモニウム塩類等のカチオン界面活性剤;高級アルキルアミノプロピオン酸塩等のアミノ酸型両性界面活性剤、高級アルキルジメチルベタイン、高級アルキルジヒドロキシエチルベタイン等のベタイン型両性界面活性剤等の両性界面活性剤等が挙げられる。これらの帯電防止剤は、単独で用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
(染料層)
図1に示すように、基材1の一方の面上(図1に示す場合にあっては基材1の上面)には、1色以上の染料層が形成されている。なお、染料層3は本発明の熱転写シート10における必須の構成である。染料層3は、所望の画像がモノカラーである場合には、染料層3として適宜選択した1色の層のみ形成してもよいし、所望の画像がフルカラー画像である場合には、イエロー、マゼンダ、シアン、必要に応じてブラック等の色相の異なる染料を含む複数の染料層3を、同一基材の同一面に面順次に、繰り返し形成してもよい。
また、本発明の熱転写シート10が、昇華型熱転写シートである場合には、染料層3として昇華性の染料を含む染料層3を形成し、熱溶融型の熱転写シートである場合には、染料層3として顔料等で着色した染料層3を形成する。以下、昇華型熱転写シートの場合を例に挙げて説明するが、本発明の熱転写シート10は昇華型熱転写シートのみに限定されるものではない。
昇華型の染料層3に用いられる昇華性の染料としては、特に限定されず、従来公知のものを使用することができる。上記昇華性の染料として、例えば、ジアリールメタン系染料;トリアリールメタン系染料;チアゾール系染料;メロシアニン染料;ピラゾロン染料;メチン系染料;インドアニリン系染料;アセトフェノンアゾメチン、ピラゾロアゾメチン、イミダゾルアゾメチン、イミダゾアゾメチン、ピリドンアゾメチン等のアゾメチン系染料;キサンテン系染料;オキサジン系染料;ジシアノスチレン、トリシアノスチレン等のシアノスチレン系染料;チアジン系染料;アジン系染料;アクリジン系染料;ベンゼンアゾ系染料;ピリドンアゾ、チオフェンアゾ、イソチアゾールアゾ、ピロールアゾ、ピラゾールアゾ、イミダゾールアゾ、チアジアゾールアゾ、トリアゾールアゾ、ジスアゾ等のアゾ系染料;スピロピラン系染料;インドリノスピロピラン系染料;フルオラン系染料;ローダミンラクタム系染料;ナフトキノン系染料;アントラキノン系染料;キノフタロン系染料;等が挙げられる。
上記染料層3において、昇華性の染料は染料層3の全固形分に対し5〜90質量%、好ましくは10〜70質量%の量である。昇華性の染料の使用量が、上記範囲未満であると印字濃度が低くなることがあり、上記範囲を越えると保存性等が低下することがある。
上記染料を担持するためのバインダー樹脂としては、一般に、耐熱性を有し、染料と適度の親和性があるものを使用することができる。バインダー樹脂としては、例えば、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、エチルヒドロキシセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、酢酸セルロース、酪酸セルロース等のセルロース系樹脂;ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルブチラール、ポリビニルアセトアセタール、ポリビニルピロリドン等のビニル系樹脂;ポリ(メタ)アクリレート、ポリ(メタ)アクリルアミド等のアクリル樹脂;ポリウレタン系樹脂;ポリアミド系樹脂;ポリエステル系樹脂;等が挙げられる。なかでも、耐熱性、染料の移行性等の点、セルロース系樹脂、ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂等が好ましく、ビニル系樹脂がより好ましく、ポリビニルブチラール、ポリビニルアセトアセタール等が更に好ましい。
上記染料層3は、所望により、離型剤、無機微粒子、有機微粒子等の添加剤を使用してもよい。離型剤としては、シリコーンオイル、リン酸エステル等が挙げられ、無機微粒子としては、カーボンブラック、アルミニウム、二硫化モリブデン等が挙げられ、有機微粒子としては、ポリエチレンワックス等が挙げられる。
また、上記染料層3は、上述の染料とバインダー樹脂とを、必要に応じて添加する添加剤とともに、適当な有機溶剤や水に溶解又は分散して塗工液を調製し、更に、グラビア印刷法、スクリーン印刷法、グラビア版を用いたリバースロールコーティング印刷法等の公知の手段により、上述の基材フィルムの一方の面に上記塗工液を塗布し、乾燥することにより形成することができる。上記有機溶剤としては、トルエン、メチルエチルケトン、エタノール、イソプロピルアルコール、シクロヘキサノン、ジメチルホルムアミド〔DMF〕等が挙げられる。また、上記着色熱転写層の塗工量は、乾燥固形基準で0.2〜6.0g/m2、好ましくは0.2〜3.0g/m2程度である。
(被転写体)
上記熱転写シート10の転写に使用可能な被転写体(熱転写受像シート)としては、本発明の熱転写シートが熱溶融型の熱転写シートの場合、被転写材は特に限定されず、例えば、上質紙、トレーシングペーパー、プラスチックフィルム等を用いることができる。また、本発明の熱転写シートが昇華型の熱転写シートの場合、その記録面が前記の染料に対して染料受容性を有するものであればいかなるものでもよく、また、染料受容性を有しない紙、金属、ガラス、合成樹脂である場合には少なくともその一方の面に染料受容層を形成しておけばよい。上記の熱転写シートおよび上記の被転写材を使用して熱転写を行う際に使用するプリンタとしては、公知の熱転写プリンタがそのまま使用可能であり、特に限定されない。
次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。以下、特に断りのない限り、部または%は質量基準である。
(背面層用塗工液の準備)
<背面層用塗工液1>
・芳香族ウレタンアクリレート 14.5部
(EBECRYL220 ダイセルサイテック(株))
・ペンタエリスリトールテトラアクリレート 6.5部
(NKエステル A−TMMT 新中村化学工業(株))
・ポリメチルメタクリレート 3.5部
(ダイヤナールBR−80 三菱レイヨン(株))
・ジンクステアリルアシッドフォスフェイト 5部
(LBT1830精製 堺化学工業(株))
・タルク 0.5部
(ミクロエースP−3 日本タルク工業(株))
・メチルエチルケトン 56部
・メチルイソブチルケトン 14部
<背面層用塗工液2>
・芳香族ウレタンアクリレート 14.5部
(EBECRYL220 ダイセルサイテック(株))
・エトキシ化ビスフェノールAジアクリレート 6.5部
(NKエステル ABE−300 新中村化学工業(株))
・ポリメチルメタクリレート 3.5部
(ダイヤナールBR−80 三菱レイヨン(株))
・ジンクステアリルアシッドフォスフェイト 5部
(LBT1830精製 堺化学工業(株))
・タルク 0.5部
(ミクロエースP−3 日本タルク工業(株))
・メチルエチルケトン 56部
・メチルイソブチルケトン 14部
<背面層用塗工液3>
・芳香族ウレタンアクリレート 14.5部
(EBECRYL220 ダイセルサイテック(株))
・エトキシ化イソシアヌル酸トリアクリレート 6.5部
(NKエステル A−9300 新中村化学工業(株))
・ポリメチルメタクリレート 3.5部
(ダイヤナールBR−80 三菱レイヨン(株))
・ジンクステアリルアシッドフォスフェイト 5部
(LBT1830精製 堺化学工業(株))
・タルク 0.5部
(ミクロエースP−3 日本タルク工業(株))
・メチルエチルケトン 56部
・メチルイソブチルケトン 14部
<背面層用塗工液4>
・芳香族ウレタンアクリレート 14.5部
(EBECRYL220 ダイセルサイテック(株))
・ジペンタエリスリトールポリアクリレート 6.5部
(NKエステル A−9550 新中村化学工業(株))
・ポリメチルメタクリレート 3.5部
(ダイヤナールBR−80 三菱レイヨン(株))
・ジンクステアリルアシッドフォスフェイト 5部
(LBT1830精製 堺化学工業(株))
・タルク 0.5部
(ミクロエースP−3 日本タルク工業(株))
・メチルエチルケトン 56部
・メチルイソブチルケトン 14部
<背面層用塗工液5>
・芳香族ウレタンアクリレート 14.5部
(EBECRYL220 ダイセルサイテック(株))
・ペンタエリスリトールテトラアクリレート 6.5部
(NKエステル A−TMMT 新中村化学工業(株))
・セルロース・アセテート・ブチレート 3.5部
(CAB381−0.5 イーストマンケミカル社)
・ジンクステアリルアシッドフォスフェイト 5部
(LBT1830精製 堺化学工業(株))
・タルク 0.5部
(ミクロエースP−3 日本タルク工業(株))
・メチルエチルケトン 56部
・メチルイソブチルケトン 14部
<背面層用塗工液6>
・芳香族ウレタンアクリレート 14.5部
(EBECRYL220 ダイセルサイテック(株))
・イソボニルアクリレート 6.5部
(NKエステル A−IB 新中村化学工業(株))
・ポリメチルメタクリレート 3.5部
(ダイヤナールBR−80 三菱レイヨン(株))
・ジンクステアリルアシッドフォスフェイト 5部
(LBT1830精製 堺化学工業(株))
・タルク 0.5部
(ミクロエースP−3 日本タルク工業(株))
・メチルエチルケトン 56部
・メチルイソブチルケトン 14部
<背面層用塗工液7>
・芳香族ウレタンアクリレート 24.5部
(EBECRYL220 ダイセルサイテック(株))
・ジンクステアリルアシッドフォスフェイト 5部
(LBT1830精製 堺化学工業(株))
・タルク 0.5部
(ミクロエースP−3 日本タルク工業(株))
・メチルエチルケトン 56部
・メチルイソブチルケトン 14部
<背面層用塗工液8>
・ポリビニルブチラール樹脂 2.0部
(エスレックBX−1 積水化学工業(株))
・リン酸エステル系界面活性剤 1.3部
(プライサーフA208N 第一工業製薬(株))
・タルク 0.3部
(ミクロエースP−3 日本タルク工業(株))
・ポリイソシアネート 9.2部
(バーノックD750−45 大日本インキ化学工業(株))
・メチルエチルケトン 43.6部
・トルエン 43.6部
(染料層用塗工液の準備)
<染料層用塗工液>
<イエロー染料層用塗工液(Y)>
・分散染料 5.5部
(ホロンブリリアントイエローS−6GL)
・ポリビニルアセタール樹脂 4.5部
(エスレックスKS−5 積水化学(株))
・リン酸エステル系界面活性剤 0.1部
(プライサーフA208N 第一工業製薬(株))
・ポリエチレンワックス 0.1部
・トルエン 44.9部
・メチルエチルケトン 44.9部
<マゼンタ染料層用塗工液(M)>
・MS−RED−G 1.5部
(ディスパーレッド60 三井東圧化学(株))
・マクロレックスレッドバイオレットR 2部
(ディスパースバイオレット26 バイエル社)
・ポリビニルアセタール樹脂 4.6部
(エスレックスKS−5 積水化学(株))
・リン酸エステル系界面活性剤 0.1部
(プライサーフA208N 第一工業製薬(株))
・ポリエチレンワックス 0.1部
・トルエン 45.8部
・メチルエチルケトン 45.8部
<シアン染料層用塗工液(C)>
・分散染料 4.5部
(カヤセットブルー714)
・ポリビニルアセタール樹脂 4.5部
(エスレックスKS−5 積水化学(株))
・リン酸エステル系界面活性剤 0.1部
(プライサーフA208N 第一工業製薬(株))
・ポリエチレンワックス 0.1部
・トルエン 45.4部
・メチルエチルケトン 45.4部
(実施例1)
基材として厚さ6μmの易接着処理済みポリエチレンテレフタレートフィルムを用い、該基材の一方の面に上記の背面層用塗工液1をバーコーターを用いて塗工し、80℃で1分間乾燥させ、厚さ1.6μmの背面層を形成した。また、基材の他方の面(易接着処理面)に、各染料層(Y,M,C)用塗工液をイエロー染料層(Y)、マゼンタ染料層(M)、シアン染料層(C)を、この順に面順次に繰り返してバーコーターを用いて塗工し、厚さ1.0μmの各染料層を形成して実施例1の熱転写シートを得た。
(実施例2)
染料層用塗工液1を背面層用塗工液2に変更した以外は、全て実施例1と同様にして、実施例2の熱転写シートを得た。
(実施例3)
染料層用塗工液1を背面層用塗工液3に変更した以外は、全て実施例1と同様にして、実施例3の熱転写シートを得た。
(実施例4)
染料層用塗工液1を背面層用塗工液4に変更した以外は、全て実施例1と同様にして、実施例4の熱転写シートを得た。
(実施例5)
染料層用塗工液1を背面層用塗工液5に変更した以外は、全て実施例1と同様にして、実施例5の熱転写シートを得た。
(比較例1〜3)
染料層用塗工液1を背面層用塗工液6〜8に変更した以外は、全て実施例1と同様にして、比較例1〜3の熱転写シートを得た。
(印画条件)
カードプリンタ
発熱体平均抵抗値;2901(Ω)
印圧;2.2kg/inch
印画速度;2msec/line
サーマルヘッド解像度;300dpi
印画パターン;255階調目 ベタ画像
印画エネルギー;0.26mJ/dot
(シワ評価試験)
シワ評価試験は、実施例1〜5および比較例1〜3の熱転写シートを、白色塩化ビニルカードに、高速カードプリンタを用いて、上記印画条件にてシワ評価用画像を形成し、それぞれの印画物に見られるシワの程度を評価した。その結果を表1に示す。
印画シワ評価の基準は以下の通りである。
○:印画シワなし。
△:印画物の端部に細かい印画シワが有る。
×:印画物に目立った印画シワが有る。
(接着性評価)
接着性評価は、実施例1〜5および比較例1〜3の熱転写シートにおける背面層にセロテープ(登録商標)(CT405AP−18 ニチバン(株))を十分に接着させ、背面層に対して垂直、水平方向に剥がした際に、背面層が基材からはがれ取れるかどうかを評価した。その結果を表1に併せて示す。
接着性評価の基準は以下の通りである。
○:テープを接着させた部分の背面層が、基材から全く剥がれない。
△:テープを密着させた部分の背面層の、一部が剥がれる。
×:テープを密着させた部分の背面層が、全て剥がれてしまう。
Figure 0005573201
表1からも明らかなように、比較例1〜3の熱転写シートは印画シワが多く発生しており耐熱性の要求を満たすことができないのに対し、実施例1〜5の熱転写シートは、印画シワの発生を防止することができ、高い耐熱性を有することが確認された。さらに、PETフィルムと背面層との密着性においても良好な評価を得ることができた。
1…基材
3…染料層
5…背面層
10…熱転写シート

Claims (4)

  1. 基材の一方の面に染料層が設けられ、基材の他方の面に背面層が設けられた熱転写シートであって、
    前記背面層は、紫外線硬化性樹脂を主体とし、
    前記紫外線硬化性樹脂が、6官能アクリレートと、2〜5官能アクリレートの中から選択される1種または2種以上とを含有しており、
    前記選択される1種または2種以上のアクリレートに、4官能アクリレートが含まれることを特徴とする熱転写シート。
  2. 前記背面層の総質量に対し、前記6官能アクリレートを40〜60質量%、前記2〜5官能アクリレートの中から選択される1種又は2種以上を10〜30質量%含有することを特徴とする請求項1に記載の熱転写シート。
  3. 前記背面層に、アクリル系樹脂及びセルロース系樹脂のいずれか一方又は双方が添加されてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の熱転写シート。
  4. 前記背面層に、金属石鹸が添加されてなることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の熱転写シート。
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