JP5572819B2 - 地面を締め固める締固め装置および方法 - Google Patents

地面を締め固める締固め装置および方法 Download PDF

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Description

本発明は、請求項1の前文に記載の地面を締め固めるための締固め装置、および請求項21に記載の地面を締め固める方法に関する。
締固め装置は、例えば、ロードローラの形で知られている。
グラウンドエリア、例えばアスファルト表面は、ロードローラの助けを借りて、広い表面積を横切って締め固めることができる。地面の荷重負担能力および耐久性を保証するためには、十分な締固めが求められる。ロードローラによって行われる締固めにおいては、動的な機能性と静的な機能性とが区別される。動的な機能性の場合、締固めは移動によって達成され、静的な機能性の場合、締固めはロードローラの重量によって達成される。
ロードローラは自走式車両とすることができ、少なくとも1つのドラムを備える。
ロードローラの形をとる締固め装置のドラムでカーブを曲がるとき、ドラムの両側面端部にドラムの内側カーブの半径および外側カーブの半径が存在する。ドラムの外側カーブ縁部においては、そこを走る距離がより長いため、速度は内側縁部におけるより速くなる。ステアリング角が増大し、結果としてカーブの半径が小さくなると、前記2つの速度の間の隔たりは大きくなる。しかし、ドラムはドラムの両側面端部で異なる周辺速度で回転することができないので、ドラムは、その幅の中央で下にある地面または土壌の上を転がるが、ドラムの外縁領域上では、アスファルトとドラムの転がり面との間に滑り運動(すべり)が生じることになる。この理由で、分割されたドラムの幅が小さくなるため、上記の強制的な効果が減じられうるように、ドラムを分割し、両半分を互いに独立して駆動することが有用と思われる。
揺動ドラムは振動ドラムとは対照的に、技術的実現が極めて困難であるため分割構成では製造されない。不平衡質量体(unbalanced mass)が遠心力を発生させるのを同期させることが、特にドラムが互いに相対的に回転する場合にも、常時保証されなければならない。
国際公開第82/01903号パンフレットによる既知の揺動ローラでは、歯付きベルトを用いて中心軸を介して駆動される2つの同期回転する不均衡軸が設けられる。それにより、急速に変化する前方/後方回転運動がローラに課される。その結果、回転ローラは下にある地面から持ち上げられることはない。
国際公開第82/01903号パンフレット(図5)から、現況技術の分割されていない揺動ドラムの揺動システムの4つの典型的な動作状態を集めることができる。不平衡質量体の位置は、左から右へそれぞれ90°のステップで回転して示されている(位相シフト)。
結合駆動のために、2つの不平衡質量体(不均衡おもり)は同じ意味で回転する。図5の左側の図における動作状態では、遠心力は互いに打ち消し合うが、右側の図(図5B、図5D)における回転モーメントは、遠心力Fの向きおよび応力中心距離xにより、時計方向(図5B)または逆時計方向(図5D)に、
M=2・x・F
となる。
したがって、不均衡軸が回転するたびに、ドラムは左右にわずかに向きを変え、ドラムの回転軸線Mを中心に揺動し始める。
振動ドラムでは、ドラムを分割することは、その技術的実現が容易であるため既に知られている。本明細書の図2は分割された振動ドラムの断面図を示す。2つのドラム部分2a、2bは、回転連結部によって互いにねじ込まれる。したがって、両方のドラム部分2a、2bの不平衡質量体3は、水力機関7によって駆動される中心不均衡軸31上に配置される。カーブを曲がり、したがってドラム部分2a、2bを互いに相対的に回転させたときに、2つのドラム部分2a、2bの互いに相対的な振動に関して何も変わらない。すなわち、両方のドラム部分2a、2bは同期して振動する。
振動ドラムと同様に不平衡質量体3を駆動するための連続中心軸33を有する単純な構成が、揺動ドラムの図3に示されている。この方法では、以下の理由で位相の問題を解決することはできない。
ドラム部分2a、2b(ローラ表面)が互いに対して回転しているときに、例えばカーブを曲がっている間に、不均衡軸31a、31bの互いに相対的な位置は、不均衡軸31a、31bがそれぞれドラム部分2a、2b内に支持されているため変化する。中心軸33によって歯付きベルト32で駆動される不平衡質量体3は方位が維持されるので、回転するドラム部分2a、2b内での力の有効性の方向は毎回シフトされる(図4〜図7)。
図4〜図7の歯付きベルトの配置をよりよく表すために、歯付きベルトの説明される配置が図3に斜視図で示されている。
図4および図5は、回転する前の2つのドラム部分2a、2bを示す。図6および図7には、ドラム部分2bが90°回転した後のドラム部分2a、2bが示されている。
説明のために、ドラム部分2bが90°回転し続ける間、ドラム部分2aはドラム部分2aの位置を変えないものとする。目に見えるようにするため、中心回転軸もまたスナップショットで示されており、したがって実質的に静止している。図7に示されているように、右側のドラム部分2bの2つの不平衡質量体はこのとき互いに上下に位置している。ドラムの中心にある駆動軸33は静止しているので、歯付きベルト32は、ドラム部分2bが回転する間、中心駆動プーリ21の上を進み、不平衡質量体3の方位を変えなかった。しかしながら、不平衡質量体3が新しい位置にあるため、遠心力はこのとき、最大てこ比で、ドラム部分2bを回転させることになるモーメントを起こす。一方、図6の位置では、有効てこ比がゼロであるのでモーメントは発生しない。
上述の問題により、ドラム部分2a、2bは同期して揺動できないということになる。極端な場合、2つのドラム部分2a、2bが互いに正確にこれに反して動作したときに、ドラム部分2a、2b間のすき間にかつ隣り合った領域内にスラスト運動が起こり、その結果、アスファルト表面が引き裂かれて開くことになる。ドラム部分2a、2bを互いに相対的に回転させることに依存して、0〜180°の位相誤差が生じる可能性がある。既に10〜20°の位相誤差があれば、ドラム部分2a、2b間の接合部でアスファルトを削ぎ取ることになる。
したがって、本発明の一目的は、上述の問題のない地面を締め固めるための振動装置または方法を提供することである。
本発明によれば、上記の目的は、請求項1および21に定義された特徴によってそれぞれ達成される。
本発明によれば、ドラム軸を中心に回転可能な少なくとも1つの走行ドラムと、ドラム軸を中心に揺動トルクを発生させるための結合された起振機と、を備える締固め装置において、前記起振機が、同じ回転方向に180度位相がずれて回転する不平衡質量体を有するとともに、起振機を駆動するための、ドラム軸と同軸に延びる駆動軸を有し、ドラムが少なくとも1回分割され、各ドラム部分が、ドラム軸からある距離を置いてドラム内に取り付けられた少なくとも2つの結合された起振機を備える、締固め装置が提供される。
この構成では、それぞれの起振機がそれぞれのドラム部分内に支持される。
好ましくは、個々のドラム部分の起振機の駆動軸は、機械的に結合されるか、または、ドラム部分が互いに相対的に回転する場合にもすべてのドラム部分の起振機が同期して揺動するように制御手段を介して同位相に調節されるものとする。
制御は、電気的に、電子的に、または液圧/空気圧で行うことができる。
隣り合ったドラム部分の起振機の駆動軸は伝動装置を介して機械的に結合することができ、前記伝動装置は、ドラム部分の後続の駆動軸に正しい位相で駆動軸の回転または駆動トルクを伝動するように機能する。
駆動軸部分を結合するための伝動装置は、遊星歯車伝動装置、平歯車伝動装置、またはかさ歯車伝動装置とすることができる。
ドラムは2部分の設計になっており、各ドラム部分はドラム部分自体の走行駆動装置を備え、2つのドラム部分は、2つのドラム部分を互いに相対的に同軸に回転させることを可能にする態様で互いに連結される。
遊星歯車伝動装置は、好ましくは挿入可能なタイプであり、少なくとも2つの遊星歯車セットを備えることができる。
2つの遊星歯車セットでなる前記遊星歯車伝動装置は共有遊星キャリアを備え、遊星歯車セットのリング歯車はそれぞれ、リング歯車と共に共通の回転をするためにドラム部分に連結され、駆動軸部分はそれぞれ、遊星歯車セットの太陽歯車に連結される。
不平衡質量体を駆動するための駆動装置は、ベルト伝動装置またはチェーン伝動装置とすることができる。
起振機を駆動させるための駆動装置はオメガループを有する歯付きベルト伝動装置であることが好ましく、前記歯付きベルト伝動装置は不平衡質量体に結合された歯付きベルトプーリを駆動する。
駆動装置は、循環方向の逆転と遊星歯車伝動装置に対する逆速度伝達比とを可能にするベルト案内装置を有するベルト伝動装置であることが好ましい。
ベルト伝動装置の速度伝達比と遊星歯車伝動装置の速度伝達比とは一体で速度伝達比1:1になるものとする。
多段遊星歯車伝動装置と、回転方向の逆転がなくかつ遊星歯車伝動装置に対する逆速度伝達比がないベルト伝動装置と、を設けることも可能である。
起振機は不平衡質量体を備え、前記不平衡質量体は、2つの不均衡軸およびそれぞれのプーリの間の回転角変位が所望の値に対応する場合、歯付きベルト伝動装置のプーリに好ましくは横方向に固定されかつ所定の開始位置で歯付きベルト伝動装置のベルトと位置合せされる半径方向外向きのフランクを有する不平衡プレートを備えることが好ましい。ベルト伝動装置は歯付きベルト伝動装置であることが好ましい。
ベルト張力装置は、不平衡質量体を駆動するか、またはプーリ用の偏心して変位可能な軸受ピンの助けを借りてプーリを駆動するために、ベルトに張力をかけることができる。
前記ベルト張力装置は、前記偏心軸受ピンを回転および停止させるための偏心調節ピンを備えることができる。
ベルト伝動装置は、不平衡質量体の回転軸線と同軸かつ同心であるとともに、重量分布が不平衡質量体の回転軸線に対して回転対称に延びていないプーリを備えることができる。
不平衡質量体の回転軸線に関して対称でない、歯付きベルトプーリの材料内の好ましくは孔または穴の形をとる凹所が、非回転対称の重量分布をもたらすことができ、負の不平衡質量体を形成することができる。
横方向に配置された不平衡プレートをプーリに固定することができ、かつ/または、非対称に配置されたねじは不均衡おもりを形成することができ、前記ねじは不平衡プレートを装着するのにも適している。
不平衡質量体の転がり軸受を収容するために、片持ち枢動ピンを設けることができ、前記転がり軸受は、不平衡質量体の半径方向ベルト力および遠心力に対して中心に配置されることが好ましい。
ベルトに張力をかけるために、これらの軸受ピンはドラム部分の円形内に変位可能に支持される。
締固め装置のドラムを用いて地面を締め固める場合、回転する不均衡おもりを備える少なくとも1つの起振機の助けを借りて、ドラムの締め固め振動が生成され、2つのドラム部分を有する分割されたドラムを使用することにより、ドラムの各部分内の起振機の不均衡おもりは、ドラム部分が互いに相対的に回転させられている場合でも、2つのドラム部分の揺動運動の同期化を得るために、ドラム部分が互いに相対的に回転するのと同様に位相位置に対して同じ角度だけ回転させられるものとする。
両方のドラム部分内の起振機の力の同期化を可能にするために機械的接続部が設けられる。この機能は、多段遊星歯車伝動装置によって満たされる。
この構成では、歯車伝動装置が、不平衡質量体を駆動するために設けられた油圧モータのモーメントを左ドラムから右ドラムへ正しい位相で伝動する機能を有する。
本発明の実施形態について図面を参照しながら以下により詳細に説明する。
振動装置を示す図である。 現況技術によるローラDV90の分割された振動ドラムを示す図である。 位相問題を解決することができない、分割揺動するための単純な歯付きベルト案内装置を示す図である。 異なるドラム位置を示す図である。 異なるドラム位置を示す図である。 異なるドラム位置を示す図である。 異なるドラム位置を示す図である。 本発明によるドラムの断面図である。 遊星歯車セットを示す図である。 オメガループを有する歯付きベルト伝動装置を示す図である。 不均衡フランジ/軸受ピンの偏心を示す図である。 歯付きベルトプーリの斜視図である。
図1は、振動装置の一例として、ロードローラ機械、すなわち、特に前ドラム2および後ドラム2を備えるタンデム式振動ローラ機械を示す。
図2〜図7は、本明細書の序文で既に述べたように、現況技術を例示している。
図8に、分割された揺動可能ドラム2が示されている。内蔵の歯車伝動装置、例えば、カーブを曲がるときの位相問題を解決するための図9に示されている遊星歯車伝動装置6と、起振機30a、30bの不平衡質量体(不均衡おもり)3と、付属品と、を有する2つのドラム部分2a、2bが示されている。
走行駆動装置7a、7bは、それぞれのドラム部分2a、2bを駆動するために設けられる。遊星歯車伝達装置6は2つの遊星歯車セット6a、6bを備える。
各ドラム部分2a、2bは内側端側リング12a、12bを備え、内側端側リング12a、12bには、例えば、起振機30a、30bの回転可能な不平衡質量体3に適合する軸受ピン20a、20bが支持される。
第1の遊星歯車セット6aの左側にあるリング歯車10aは、軸受ピン16aおよび円形壁12aを介して、ドラム2の左側にあるドラム部分2aに緊密に連結される。ドラムの右側にあるリング歯車10bは、軸受ピン16bおよびリング12bを介して、ドラム2の右側にあるドラム部分2bに連結される。
図9に、遊星歯車伝動装置6の構成が示されている。
不均衡モーメントの同期化はドラム部分2a、2bの回転から独立している。説明を簡単にするために、以下のことが仮定される。
揺動運動を駆動するための油圧モータ7は作動しており、ドラム部分2a、2bは作動していない。すなわち、ドラム部分2a、2bはどちらも静止している。結果として、図9に示されているリング歯車10a、10bはブロックされる。というのは、既述のように、リング歯車10a、10bは、ドラム2a、2bを回転に対して固定する形でドラム2a、2bに連結されるからである。
図9の左側にある遊星歯車セット6aでは、油圧モータ7によって駆動軸5a(太陽軸)に伝動された駆動モーメントは、太陽歯車11aおよび遊星歯車8aを介して遊星キャリア9に伝えられる。この場合に当てはまるのが、表2による基本的な遊星歯車セットのケース3(太陽歯車駆動、ウェブ出力)である。したがって、速度伝達比iは3になる。
速度伝達比を算出するための遊星歯車セット6の車輪の歯の数が表1に挙げられている。
表1:伝動装置歯車の歯の数
Figure 0005572819
次に、モーメントは、遊星キャリア9から右側の段の遊星歯車8bを介して右側の太陽歯車11bおよび駆動軸(太陽軸)5bへさらに伝動される(図9)。2つの遊星歯車セット6a、6bは構成が全く同じであるので、したがって、表2のケース4による速度伝達比iは、右側の段(遊星歯車セット6b)に対して1/3になる。モーメント伝達では、これにより総速度伝達比が1になる(左側の太陽歯車11aから右側の太陽歯車11bへ)。
したがって、ドラム部分2a、2bが共に同じ回転速度で回転している場合(線形経路に沿って走行中、または停止中)、すなわち、ドラム部分2a、2bの互いに相対的な回転が行われていないとき、回転モーメントは、所望されるように、一方の側から他方の側へ速度伝達比1:1で伝動される。
Figure 0005572819
一方のドラム部分2aが他方ドラム部分2bに相対して回転するとき、不平衡質量体3がいっしょに同程度回転させられることが保証されなければならない。
説明を簡単にするために、以下のことを仮定する。
片側にあるドラム部分2aは静止しており、油圧モータ7は作動していない。これは、簡潔に言えば、ドラム部分2aに連結された第1の段(遊星歯車セット6a)のリング車輪10a、および駆動軸5aを介して油圧モータ7に結合された第1の遊星歯車セット6aの太陽歯車11aが静止していることを意味する。その結果、片側(図9の左側)にある遊星歯車セット6aはブロックされる。
反対側にあるドラム部分2bはこのとき、ランダム角度で回転させられると想像される。
反対側(図9の右側)にある遊星歯車セット6bのリング歯車10bは、リング歯車駆動装置および軸受ピン16bを介してドラム部分2bに連結される。軸受ピン16bはこのとき、ドラム部分2bの回転を、遊星歯車8bを介して右側の太陽歯車11bへ伝動する。共有遊星キャリア9は、既述のように、左側の遊星歯車セットを介してブロックされる。したがって、表2の基本的な遊星歯車セットのケース2が当てはまる。したがって、速度伝達比iは−0.5になる。
既述のように、不平衡質量体3は、両方のドラム部分2a、2bの揺動運動の同期化を実現するために、不平衡質量体3が中で支持されているドラム部分2a、2bと同じ角度だけ回転させられなければならない。
遊星歯車セット6として、回転方向の逆転がありかつ逆速度伝達比をもつベルト伝動装置を備える2段の遊星歯車伝動装置を使用することができることが好ましい。
遊星歯車セット6a、6bのそれぞれのリング歯車10a、10bは、ドラム部分2a、2bの隣り合った円形壁12a、12bに配置された軸受ピン16a、16bによって、リング歯車10a、10bとともに共通の回転をするドラム部分2a、2bに連結され、軸受ピン16a、16bは、起振機30a、30bを駆動するための歯付きベルト伝動装置15a、15bの中心駆動プーリ21の支持体も形成する。
別法として、歯車伝動装置の逆値に等しくないベルト速度伝達比を用いかつ方向の逆転を用いない多段遊星歯車伝動装置を使用することもできる。
歯付きベルト32cがオメガループ(図10参照)および速度伝達比−2で案内されるため、総速度伝達比1および方向の逆転を実現することになる第3の遊星歯車段の必要はない。オメガループは、図10に示されているように、歯付きベルト15cが180°を超えて、例えば約200°〜210°を超えて、特に205°で歯付きベルトプーリ13を取り囲むものを言う。
またここで、それぞれの遊星歯車セットの速度伝達比−0.5と歯付きベルト伝動装置15の速度伝達比−2とにより、総速度伝達比は1になる。
したがって、不平衡質量体3は、必要に応じて、回転するドラム部分2a、2bと同じ角度で調節される。したがって、揺動の不均衡によって生成されるモーメントは、互いに相対的な不平衡質量体3の現在の方位に関係なく、各ドラム部分2a、2b内で同位相となる。
歯付きベルトの案内装置では、いくつかの基本的な革新および有利な変更が実現されている。
ベルトが1つまたは複数の不均衡軸を駆動する。国際公開第82/201903号パンフレットによる駆動装置が分割されたドラム20に適用されるのであれば、8個のプーリと4個のベルトが必要になる。
この場合、各不均衡軸に不均衡軸自体の歯付きベルト駆動装置が設けられる以前の非分割構造(国際公開第82/201903号パンフレット)とは対照的に、ドラム部分2a、2bの両方の不平衡質量体3は、1つのベルト、好ましくは歯付きベルト32によって駆動されることになる。それにより、ドラム半分につきそれぞれ1つの歯付きベルト32および1つの駆動プーリを省略することができる。
歯付きベルト案内装置では、既述のように、速度伝達比−2が実現される。これは、図10による歯付きベルト32のオメガループの助けを借りて達成されている。この目的で、大きいプーリ13は、より小さい駆動プーリ21の2倍の数の歯を備える。
より小さい駆動プーリ21でのたわみにより回転方向が変えられ、これは所要の負の速度伝達比をもたらす。
歯付きベルト伝動装置の所要の速度伝達比が−2であることにより、好ましくは、大きい歯付きベルトプーリ13を使用することが可能となるはずであり、大きい歯付きベルトプーリ13の中に不平衡質量体3の大半を実現することも可能となる。
不均衡プレート14にねじを取り付けるためにとにかく歯付きベルトプーリ13に穴を開ける必要があるので、不平衡プレート14(負の不均衡)の形をとる不均衡おもりの反対側に所要の不均衡3の一部を確立するために、追加の穴35を開けることができる。別の利点は、おもりを軽くすることにより歯付きベルトプーリ13のより小さい慣性モーメントが達成され、それによって駆動を開始するときのより速い準備期間を可能にすることに存在する。
不平衡質量体3の残り部分は、横方向の不均衡プレート14と、例えば、不均衡プレート14が(好ましくは両側面上に)歯付きベルトプーリ13に固定されるようにする、不均等重量(正の不均衡)を形成する9個のねじ18と、によって実現される(図10)。
したがって、歯付きベルト13は、とにかく必要であり、不平衡質量体3としても働く。歯付きベルトプーリ13の横方向に配置された不均衡プレート14は、それぞれの歯付きベルトプーリ13に直接ねじで取り付けられる。ねじ18は追加の不均衡おもりを形成する。この構成では、ねじ18の反対側にある孔または穴35が負の不均衡を形成する。
図10では、2つの横方向に固定された不均衡プレート14は、装着された歯付きベルト32と共に取付け位置で示されている。不均衡プレート14の外面形状は、不均衡プレート14の両側の傾斜した側面14aが歯付きベルト32の短いストランド32aと正確に位置合せされるという効果に提供される。これは、歯付きベルト32の方位によって不平衡質量体3の適正な180°の変位を目視チェックするための1つの可能性である。
不均衡プレート14の傾斜した側面14aの角度は、図10に示されている位置で、オメガで囲まれた側面のベルト32の角度に対応する。
不均衡プレート14は、歯付きベルトプーリの両側面に同じ位置で配置されることが好ましい。不均衡プレート14の厚みによって不均衡の質量3を変えることができるが、これは、ねじ18の数および穴35の大きさによってもたらすこともできる。
以前は、歯付きベルト32の所要のベルト張力は、追加の引張りローラを用いるか、または選択された、公差に厳密に対応する長さを有する適当な寸法の歯付きベルト32を専ら使用するかのどちらかによって生成された。
図10および図11に示されている現在の構造では、ベルト張力は、駆動軸5a、5b間の軸線と軸受ピン20a、20bの軸線との距離を連続的に変化させることによって設定される。これは、不均衡フランジ19のところで偏心して支持された軸受ピン20a、20bを回転させることによって実現される(図11)。
歯付きベルト15cに張力をかけるための、軸受ピン20a、20bによる偏心不均衡フランジ19の回転は、偏心調節ピン17を回転させることによって行われる(図10)。偏心調節ピン17は、2つの互いに偏心する円筒とレンチを適用するための六角形とを備える。
偏心調節ピン17は、偏心不均衡フランジ19を回転させるために設けられる。
偏心のおかげで、調節ピン17を回転させることにより、不均衡フランジ19が円形壁12a、12bに対して回転させられる。
したがって、ベルト32には、偏心して変位可能な軸受ピンを配置することにより張力をかけることができる。
片持ち軸受ピン20a、20bは、歯付きベルトプーリ13の転がり軸受34を収容するのに役立つ。転がり軸受34は、不平衡質量体3の半径方向ベルト力および遠心力に対して中心に配置される。
図12は、歯付きベルト32を外した歯付きベルトプーリ13の斜視図を示す。

Claims (21)

  1. ドラム軸(1)を中心に回転可能である少なくとも1つの走行ドラム(2)と、
    前記ドラム軸(1)を中心に揺動トルクを発生させる互いに結合された起振機(30a、30b)とを備える締固め装置であって、前記起振機が、同じ回転方向に180度位相がずれて回転する不平衡質量体(3)を有し、前記起振機(30a、30b)を駆動するための、前記ドラム軸(1)と同軸に延びる駆動軸(5a、5b)を有する、締固め装置において、
    前記走行ドラム(2)が少なくとも1回分割され、
    各ドラム部分(2a、2b)が、前記ドラム軸(1)からある距離を置いて前記走行ドラム(2)内に取り付けられた少なくとも2つの互いに結合された起振機(30a、30b)を備え
    一つの前記ドラム部分の前記起振機が他の前記ドラム部分の前記起振機と結合され、前記ドラム部分が互いに相対的に回転する場合にも全てのドラム部分の前記起振機が同期して揺動する、締固め装置。
  2. 個々の前記ドラム部分(2a、2b)における前記起振機(30a、30b)のための前記駆動軸(5a、5b)は、機械的に互いに結合されること、または、前記ドラム部分(2a、2b)が互いに相対的に回転する場合にもすべての前記ドラム部分(2a、2b)の前記起振機(30a、30b)が同期して揺動するように制御手段を介して同位相に調節されることを特徴とする、請求項1に記載の締固め装置。
  3. 隣り合った前記ドラム部分(2a、2b)の前記起振機(30a、30b)の前記駆動軸(5a、5b)が伝動装置(6)を介して機械的に互いに結合され、前記伝動装置(6)が、前記ドラム部分(2a)の後続の前記駆動軸(5b)に正しい位相で前記駆動軸(5a)の回転をまたは駆動トルクを伝動するように機能することを特徴とする、請求項1または2に記載の締固め装置。
  4. 駆動軸部分(5a、5b)同士を結合するための前記伝動装置が、遊星歯車伝動装置(6)、平歯車伝動装置またはかさ歯車伝動装置であることを特徴とする、請求項3に記載の締固め装置。
  5. 前記走行ドラム(2)が2つのドラム部分からなる構造になっており、前記ドラム部分(2a、2b)が前記ドラム部分自体の走行駆動装置(7a、7b)を備え、前記2つのドラム部分(2a、2b)が、前記2つのドラム部分を互いに相対的に同軸に回転できるようにする態様で互いに連結されることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の締固め装置。
  6. 前記遊星歯車伝動装置(6)が少なくとも2つの遊星歯車セット(6a、6b)を備えることを特徴とする、請求項4または5に記載の締固め装置。
  7. 前記遊星歯車伝動装置(6)が、共有遊星キャリア(9)を有する2つの遊星歯車セット(6a、6b)を備え、前記遊星歯車セット(9)のリング歯車(10a、10b)がそれぞれ、前記リング歯車(10a、10b)と共に回転するために前記ドラム部分(2a、2b)に連結され、前記駆動軸部分(5a、5b)がそれぞれ、前記遊星歯車セット(6a、6b)のそれぞれの太陽歯車(11a、11b)に連結されることを特徴とする、請求項6に記載の締固め装置。
  8. 前記ドラム部分(2a、2b)の各々の前記駆動軸部分(5a、5b)が、歯車伝動装置を介して前記少なくとも2つの起振機(30a、30b)を駆動するように機能することを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の締固め装置。
  9. 前記不平衡質量体(3)を駆動するため前記歯車伝動装置が、ベルト伝動装置またはチェーン伝動装置であることを特徴とする、請求項8に記載の締固め装置。
  10. 前記起振機(30a、30b)を駆動させるため前記歯車伝動装置が、不平衡質量体(3)に結合された歯付きベルトプーリ(13)を駆動するための歯付きベルトを備える歯付きベルト伝動装置(15a、15b)であることを特徴とする、請求項〜9のいずれか一項に記載の締固め装置。
  11. 前記歯車伝動装置が、循環方向の逆転と前記遊星歯車伝動装置(6)に対する逆速度伝達比とを可能にするベルト案内装置を有するベルト伝動装置であることを特徴とする、請求項9または10に記載の締固め装置。
  12. 前記ベルト伝動装置(15)の前記速度伝達比と前記遊星歯車伝動装置(6)の前記速度伝達比とが一体で速度伝達比1:1になることを特徴とする、請求項11に記載の締固め装置。
  13. 多段遊星歯車伝動装置(6)と、回転方向の逆転がなくかつ前記遊星歯車伝動装置(6)に対する逆速度伝達比がないベルト伝動装置とが設けられることを特徴とする、請求項9〜10のいずれか一項に記載の締固め装置。
  14. 前記起振機(30a、30b)が不平衡質量体(3)を備え、前記不平衡質量体(3)は、前記歯付きベルト伝動装置(15a、15b)によって駆動される前記2つの歯付きベルトプーリ(13)間の回転角変位が前記所望の値に対応する場合、前記歯付きベルト伝動装置(15a、15b)の前記歯付きベルトプーリ(13)に横方向に固定されかつ所定の開始位置で前記歯付きベルト伝動装置(15a、15b)の前記歯付きベルト(32)と位置合せされる半径方向外向きのフランク(14)を有する不平衡プレート(14)を備えることを特徴とする、請求項10〜13のいずれか一項に記載の締固め装置。
  15. ベルト張力装置が、前記不平衡質量体(3)を駆動するために、または偏心して変位可能な軸受ピン(20a、20b)の助けを借りて前記プーリ(13)を駆動するために、前記ベルト(32)に張力をかけるように機能することを特徴とする、請求項9〜14のいずれか一項に記載の締固め装置。
  16. 前記ベルト張力装置が、前記偏心軸受ピン(20a、20b)を回転させるための偏心調節ピン(17)を備えることを特徴とする、請求項15に記載の締固め装置。
  17. 前記ベルト伝動装置(15a、15b)が、前記不平衡質量体(3)の前記回転軸線と同軸かつ同心であるとともに、重量分布が前記不平衡質量体(3)の前記回転軸線に対して回転対称に延びていないプーリ(13)を備えることを特徴とする、請求項9〜16のいずれか一項に記載の締固め装置。
  18. 前記不平衡質量体(3)の前記回転軸線に関して対称でない、前記歯付きベルトプーリ(13)の材料内の凹所(35)が、非回転対称の重量分布をもたらすとともに、負の不平衡質量体を形成することを特徴とする、請求項17に記載の締固め装置。
  19. 前記不平衡質量体(3)は不平衡プレート(14)から成り、前記不平衡プレート(14)が前記プーリ(13)に固定され、かつ/または非対称に配置されたねじ(18)が前記不平衡質量体(3)を形成し、前記ねじ(18)が前記不平衡プレート(14)を装着するのにも適していることを特徴とする、請求項9〜18に記載の締固め装置。
  20. 前記不平衡質量体(3)の転がり軸受(34)を収容するために、片持ち枢動ピン(20a、20b)が設けられ、前記転がり軸受(34)が好ましくは前記不平衡質量体(3)の半径方向ベルト力および遠心力に対して中心に配置されることを特徴とする、請求項1〜19のいずれか一項に記載の締固め装置。
  21. 請求項1に記載の締固め装置の走行ドラム(2)を用いて地面を締め固める方法であって、回転する不平衡質量体(3)を備える少なくとも1つの起振機(30a、30b)の助けを借りて、前記走行ドラム(2)の締固め振動が生成される方法において、
    2つのドラム部分(2a、2b)を有する分割された走行ドラム(2)を使用することにより、前記走行ドラム(2)の各ドラム部分(2a、2b)内の前記起振機(30a、30b)の前記不平衡質量体(3)が、前記ドラム部分(2a、2b)が互いに相対的に回転させられている場合でも、前記2つのドラム部分(2a、2b)の揺動運動の同期化が得られるように、前記ドラム部分(2a、2b)が互いに相対的に回転するのと同様に位相位置に対して同じ角度だけ回転させられることを特徴とする、方法。
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