JP5571807B2 - 電子機器、音声出力機器、通信システムおよび電子機器の通信制御方法 - Google Patents

電子機器、音声出力機器、通信システムおよび電子機器の通信制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数の無線通信機器と無線通信が可能な電子機器、音声出力機器、通信システムおよび電子機器の通信制御方法に関するものである。
従来、複数の電子機器を無線接続し、相互に通信を行なうことが可能なシステムが知られている。例えば、特許文献1には、複数の携帯機器(Bluetooth機器)と、前記複数の携帯機器のそれぞれと無線通信を行なう車載オーディオ装置とから成る車内通信システムが記載されている。このシステムでは、車載オーディオ装置が、接続可能な携帯機器に関してプロファイル(通信規格)単位で接続可否を管理する接続可否テーブルを有している。この接続可否テーブルは、接続可否フラグと、携帯機器を識別する識別子(機器名およびBDアドレス(Bluetooth device address))と、当該携帯機器のプロファイルとによって構成されており、任意の携帯機器からの接続要求があった場合、当該携帯機器のBDアドレスおよびプロファイルを取得し、これらが接続可否テーブルに存在しており、且つその接続フラグが接続許可を示すものである場合に、車載オーディオ機器に対して、当該携帯機器をそのプロファイル(接続可否テーブルで関連付けられたプロファイル)で接続する。
特開2008−160646号公報
ところで、上記のシステムでは、接続対象となる複数の携帯機器が同一のプロファイルを有していた場合、そのうちの1つの携帯機器に関してのみ当該プロファイルによる接続許可が割り当てられる。このため、例えば、同一のプロファイルをサポートする携帯機器が複数ある場合、そのうちの1つの携帯機器しか当該プロファイルで接続することができず、複数の携帯機器と同じプロファイルで接続し、且つ同時に通信することができないという問題がある。
本発明は、上記の問題に鑑み、複数の無線通信機器と無線接続し、これら複数の無線通信機器と同時に通信することが可能な電子機器、音声出力機器、通信システムおよび電子機器の通信制御方法を提供することを目的とする。
本発明の電子機器は、複数の無線通信機器と無線通信可能な電子機器であって、複数の無線通信機器毎に、各無線通信機器を識別するための識別子と、各無線通信機器がサポートする全ての通信規格に関する通信規格情報と、各無線通信機器において、電子機器との間でアプリケーション間通信によるデータ通信を行なうための所定のアプリケーションが起動しているか否かを示すアプリケーション動作情報と、を取得する機器情報取得部と、取得した各無線通信機器の識別子と、通信規格情報と、アプリケーション動作情報と、を関連付けた管理テーブルを生成するテーブル生成部と、1の無線通信機器からの処理要求により、他の無線通信機器に対して当該処理要求に伴う処理が発生する場合、管理テーブルを参照して、他の無線通信機器がサポートする通信規格の中から、処理内容に適した通信規格を選択する通信規格選択部と、通信規格選択部により選択した通信規格に基づいて、他の無線通信機器との間の通信を制御する通信制御部と、を備えたことを特徴とする。
本発明の電子機器において、1の無線通信機器から他の無線通信機器への所定のアプリケーションによるデータ通信要求があった場合、通信規格選択部は、管理テーブルを参照して、他の無線通信機器において所定のアプリケーションが起動しているか否か判定し、所定のアプリケーションが起動している場合、データ通信要求の内容に適した通信規格を選択し、通信制御部は、通信規格選択部により選択した通信規格に基づいて、他の無線通信機器との間のデータ通信を制御することが好ましい。
本発明の電子機器において、1の無線通信機器から、所定のアプリケーションによるデータ通信により所定のコンテンツデータを受信した場合、通信規格選択部は、管理テーブルを参照して、他の無線通信機器において所定のアプリケーションが起動しているか否かを判定し、所定のアプリケーションが起動している場合、当該所定のアプリケーションによりデータ通信を行なうための通信規格を選択し、通信制御部は、通信規格選択部により、所定のアプリケーションによるデータ通信を行なうための通信規格が選択された全ての他の無線通信機器に対して、コンテンツデータを配信することが好ましい。
本発明の電子機器において、所定のアプリケーションが起動している無線通信機器のみを接続可能とする第1モードと、所定のアプリケーションの起動の有無に関係なく、全ての無線通信機器を接続可能とする第2モードと、を切り換えるモード切替部をさらに備えたことが好ましい。
本発明の音声出力機器は、本発明の電子機器の各部を備えたことを特徴とする。
本発明の通信システムは、複数の無線通信機器と、複数の無線通信機器と無線接続により通信可能な電子機器とから成る通信システムであって、電子機器は、複数の無線通信機器毎に、各無線通信機器を識別するための識別子と、各無線通信機器がサポートする全ての通信規格に関する通信規格情報と、各無線通信機器において、電子機器との間でアプリケーション間通信によるデータ通信を行なうための所定のアプリケーションが起動しているか否かを示すアプリケーション動作情報と、を取得する機器情報取得部と、取得した各無線通信機器の識別子と、通信規格情報と、アプリケーション動作情報と、を関連付けた管理テーブルを生成するテーブル生成部と、1の無線通信機器からの処理要求により、他の無線通信機器に対して当該処理要求に伴う処理が発生する場合、管理テーブルを参照して、他の無線通信機器がサポートする通信規格の中から、処理内容に適した通信規格を選択する通信規格選択部と、通信規格選択部により選択した通信規格に基づいて、他の無線通信機器との間の通信を制御する通信制御部と、を備えたことを特徴とする。
本発明の電子機器の通信制御方法は、複数の無線通信機器と無線接続により通信可能な電子機器の通信制御方法であって、複数の無線通信機器毎に、各無線通信機器を識別するための識別子と、各無線通信機器がサポートする全ての通信規格に関する通信規格情報と、各無線通信機器において、電子機器との間でアプリケーション間通信によるデータ通信を行なうための所定のアプリケーションが起動しているか否かを示すアプリケーション動作情報と、を取得する機器情報取得ステップと、取得した各無線通信機器の識別子と、通信規格情報と、アプリケーション動作情報と、を関連付けた管理テーブルを生成するテーブル生成ステップと、1の無線通信機器からの処理要求により、他の無線通信機器に対して当該処理要求に伴う処理が発生する場合、管理テーブルを参照して、他の無線通信機器がサポートする通信規格の中から、処理内容に適した通信規格を選択する通信規格選択ステップと、通信規格選択ステップにより選択した通信規格に基づいて、他の無線通信機器との間の通信を制御する通信制御ステップと、を実行することを特徴とする。
なお、以下の構成としても良い。
本発明の電子機器は、複数の無線通信機器と無線通信可能な電子機器であって、複数の無線通信機器毎に、各無線通信機器を識別するための識別子と、各無線通信機器がサポートする全ての通信規格に関する情報と、を取得する機器情報取得部と、少なくとも取得した識別子と、各無線通信機器の通信規格情報と、を関連付けた管理テーブルを生成するテーブル生成部と、1の無線通信機器からの処理要求により、他の無線通信機器に対して当該処理要求に伴う処理が発生する場合、管理テーブルを参照して、他の無線通信機器がサポートする通信規格の中から、処理内容に適した通信規格を選択する通信規格選択部と、通信規格選択部により選択した通信規格に基づいて、他の無線通信機器との間の通信を制御する通信制御部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の通信システムは、複数の無線通信機器と、複数の無線通信機器と無線接続により通信可能な電子機器とから成る通信システムであって、電子機器は、複数の無線通信機器毎に、各無線通信機器を識別するための識別子と、各無線通信機器がサポートする全ての通信規格に関する情報と、を取得する機器情報取得部と、少なくとも取得した識別子と、各無線通信機器の通信規格情報と、を関連付けた管理テーブルを生成するテーブル生成部と、1の無線通信機器からの処理要求により、他の無線通信機器に対して当該処理要求に伴う処理が発生する場合、管理テーブルを参照して、他の無線通信機器がサポートする通信規格の中から、処理内容に適した通信規格を選択する通信規格選択部と、通信規格選択部により選択した通信規格に基づいて、他の無線通信機器との間の通信を制御する通信制御部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の電子機器の通信制御方法は、複数の無線通信機器と無線接続により通信可能な電子機器の通信制御方法であって、複数の無線通信機器毎に、各無線通信機器を識別するための識別子と、各無線通信機器がサポートする全ての通信規格に関する情報と、を取得する機器情報取得ステップと、少なくとも取得した識別子と、各無線通信機器の通信規格情報と、を関連付けた管理テーブルを生成するテーブル生成ステップと、1の無線通信機器からの処理要求により、他の無線通信機器に対して当該処理要求に伴う処理が発生する場合、管理テーブルを参照して、他の無線通信機器がサポートする通信規格の中から、処理内容に適した通信規格を選択する通信規格選択ステップと、通信規格選択ステップにより選択した通信規格に基づいて、他の無線通信機器との間の通信を制御する通信制御ステップと、を実行することを特徴とする。
これらの構成によれば、接続対象となる複数の無線通信機器がサポートする通信規格(プロファイル/プロトコル)をテーブル(管理テーブル)で管理し、各無線通信機器に対する処理が発生した場合に、管理テーブルを参照して、当該処理内容に適した通信規格を自動的に選択し、各無線通信機器との間の通信制御(処理制御)を行なうことができる。これにより、複数の通信規格をサポートしている複数の無線通信機器が、同時に同一の通信規格で電子機器と接続する状況、あるいは異なる通信規格で接続する状況においても、各無線通信機器に適合した通信制御を実行し、同時に通信を行なうことができる。
本発明の電子機器において、機器情報取得部は、各無線通信機器において、電子機器との間でアプリケーション間通信によるデータ通信を行なうための所定のアプリケーションが起動しているか否かを示すアプリケーション動作情報をさらに取得し、管理テーブル生成部は、識別子および通信規格情報に加え、取得したアプリケーション動作情報をさらに関連付けて管理テーブルを生成することが好ましい。
この構成によれば、管理テーブルで各無線通信機器におけるアプリケーションの動作情報(起動しているか否か)を管理する。無線通信を行なう無線通信機器がサポートする通信規格は、その機器上で所定のアプリケーションが起動することで利用可能となる場合(アプリケーションが起動することで利用可能な通信規格が追加・変更される場合)がある。本発明では、アプリケーションの動作情報をテーブルにより関連付けることが可能であるため、上記の場合にも対応することができる。
本発明の電子機器において、1の無線通信機器から他の無線通信機器への所定のアプリケーションによるデータ通信要求があった場合、通信規格選択部は、管理テーブルを参照して、他の無線通信機器において所定のアプリケーションが起動しているか否か判定し、所定のアプリケーションが起動している場合、データ通信要求の内容に適した通信規格を選択し、通信制御部は、通信規格選択部により選択した通信規格に基づいて、他の無線通信機器との間のデータ通信を制御することが好ましい。
この構成によれば、無線通信機器のアプリケーションの動作状態を判定し、アプリケーションが起動している場合に、当該アプリケーションによるデータ通信を行なうための最適な通信規格を選択して通信制御を行なう。これにより、電子機器を介して、2つの無線通信機器間においてアプリケーションを用いたデータ通信を行なうことができる。
本発明の電子機器において、1の無線通信機器から、所定のアプリケーションによるデータ通信により所定のコンテンツデータを受信した場合、通信規格選択部は、管理テーブルを参照して、他の無線通信機器において所定のアプリケーションが起動しているか否かを判定し、所定のアプリケーションが起動している場合、当該所定のアプリケーションによりデータ通信を行なうための通信規格を選択し、通信制御部は、通信規格選択部により、所定のアプリケーションによるデータ通信を行なうための通信規格が選択された全ての他の無線通信機器に対して、コンテンツデータを配信することが好ましい。
この構成によれば、複数の無線通信機器に対して、アプリケーションを用いたデータ通信によりコンテンツデータを一斉配信する機能を提供することができる。
本発明の電子機器において、所定のアプリケーションが起動している無線通信機器のみを接続可能とする第1モードと、所定のアプリケーションの起動の有無に関係なく、全ての無線通信機器を接続可能とする第2モードと、を切り換えるモード切替部をさらに備えたことが好ましい。
この構成によれば、モードを切り替えることにより、接続を許可する無線通信機器を限定(選別)するか否かを設定することができる。例えば、ユーザー同士で、アプリケーションを用いて特定の情報を共有する場合には第1モードに設定し、それ以外の場合には、第2モードに設定して誰もが接続可能にするというように、ユーザーの利用スタイルによってモード切り替えることができる。
本発明の音声出力機器は、上記に記載の電子機器の各部を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、各無線通信機器に対する処理が発生した場合に、管理テーブルを参照し、当該処理内容に適した通信規格を自動的に選択して、各無線通信機器との間の通信制御(処理制御)を行なうことができる音声出力機器を提供することができる。なお、音声出力装置としては、例えば、ワイヤレススピーカーやヘッドセット等が挙げられる。
本実施形態に係る音楽再生システムのシステム構成図である。 ワイヤレススピーカーの制御ブロック図である。 管理テーブルの一例を示す図である。 ワイヤレススピーカーの機能ブロック図である。 音楽再生を行なう携帯機器を切り換える処理を説明するフローチャートである。 音楽再生を行なう携帯機器を切り換える処理を説明するフローチャートである。 ワイヤレススピーカーを介して、携帯機器の間で音楽アプリケーションを用いた楽曲情報データの送受信を行なう処理を説明するフローチャートである。 ワイヤレススピーカーを介して、携帯機器の間で音楽アプリケーションを用いた楽曲情報データの送受信を行なう処理を説明するフローチャートである。 ワイヤレススピーカーが全ての携帯機器に対して楽曲情報データを配信する処理を説明するフローチャートである。 ワイヤレススピーカーが全ての携帯機器に対して楽曲情報データを配信する処理を説明するフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態に係る電子機器、音声出力機器、通信システムおよび電子機器の通信制御方法について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施形態では、電子機器として、ワイヤレススピーカー(音声出力機器)を例に挙げ、複数の無線通信機器から送信される音楽データに基づいて、ワイヤレススピーカーから音楽を再生する(音楽を出力する)音楽再生システムについて説明する。
図1は、本発明の音楽再生システムSY(通信システム)のシステム構成図である。同図に示すように、音楽再生システムSYは、ワイヤレススピーカー1(電子機器,音声出力機器)と、ワイヤレススピーカー1とBluetooth(登録商標)規格に基づいて無線通信を行なう携帯機器2(無線通信機器,同図では、4台の携帯機器2a、2b、2c、2dを例示)と、により構成されている。なお、図1に示す携帯機器2の台数はあくまでも一例であり、これに限るものではない。また、本実施形態では、無線通信機器として携帯機器2を例示しているが、これに限るものではなく、例えば、Bluetooth規格に対応したパーソナルコンピューターや電子機器であっても良い。
携帯機器2aは、音楽再生機能を有する携帯電話機であり、Bluetoothプロファイル/プロトコル(以下、単に「プロファイル」と称す)として、A2DP(Advanced Audio Distribution Profile:音声(音楽)伝送のためのプロファイル)、AVRCP(Audio/Video Remote Control Profile:リモコン機能を実現するためのプロファイル)およびHSP(Hands Free Profile:ハンズフリー通話を実現するためのプロファイル)をサポートしている。
携帯機器2b、2cおよび2dは、携帯音楽プレーヤーであり、プロファイルとして、A2DP、AVRCPおよびSPP(Serial Port Profile:携帯機器2(Bluetooth対応機器)を仮想シリアルポート化するためのプロファイル)をサポートしている。また、携帯機器2b、2cおよび2dは、音楽の再生/停止等の操作をはじめ、音楽(楽曲)に付随する各種情報(例えば、アーティスト名、楽曲名等の楽曲情報データ(所定のコンテンツデータ))を管理する音楽アプリケーション(所定のアプリケーション)を有している。
ワイヤレススピーカー1は、少なくとも携帯機器2a〜2dがサポートするプロファイル(A2DP、AVRCP、HSP、SPP)をサポートしており、これら各プロファイルに基づいて各携帯機器2(携帯機器2a〜2d)と接続(通信)することで、音楽データや音楽の再生/停止等の制御コマンドを受信し、これに基づいて音楽の再生(出力)や停止等の制御を行なう。また、携帯機器2から楽曲情報データを受信し、これを他の携帯機器2に送信(転送)する制御を行なう。なお、ワイヤレススピーカー1および各携帯機器2は、上記プロファイル以外に、Bluetooth接続に必要な基本的なプロファイルであるGAP(Generic Access Profile:機器の接続/認証/暗号化を行なうためのプロファイル)やSDAP(Service Discovery Application Profile:他のBluetooth機器が提供する機能を検索するためのプロファイル)等をサポートしている。
次に、図2の制御ブロック図を参照して、ワイヤレススピーカー1の制御構成について説明する。ワイヤレススピーカー1は、通信部12、アンテナ13、音声出力部14、操作部15、表示部16、記憶部17、およびこれら各部を制御する制御部11を備えている。
通信部12は、アンテナ13を介して各携帯機器2との間で無線通信による各種データ(音楽データ、制御コマンド、楽曲情報データ等)の送受信を行なうインターフェースであり、高周波送受信部21およびベースバンド部22を有している。高周波送受信部21は、Bluetooth規格(IEEE802.15.1規格)に基づき、2.4GHz帯のISMバンドを79チャンネルに分割し、利用する周波数をランダムに変える周波数ホッピングを行ないながら対象となる携帯機器2と通信を行なう。ベースバンド部22は、Bluetoothによるデータ送受信の基本的処理を行なうものであり、例えば、送信時には、データ列を高周波変調するためのパケッタイズ(パケット化)や、Bluetooth規格に基づく誤り訂正符号の重畳を行なう。また、受信時には、高周波復調して得られたパケットからペイロードを分離する処理や、Bluetooth規格に基づく誤り訂正を行なう。
音声出力部14は、ステレオアンプ23およびマンマシンインターフェースとしてのスピーカー24(同図では2台を例示)を有している。音声出力部14は、通信部12を介して受信した音楽データをDAコンバーター(図示省略)によりアナログ信号に変換し、ステレオアンプ23で増幅した後にスピーカー24に供給し、スピーカー24から音楽(音声)を出力する。
操作部15は、ワイヤレススピーカー1本体に設けられ、各種設定や操作を行うためのボタン群を有している。ユーザーがこれらボタンを操作することにより、例えば、ワイヤレススピーカー1の電源ON/OFF操作や、接続要求のある携帯機器2を一覧から選択する操作や、接続している携帯機器2に対する各種操作等を行う。
また、操作部15は、ワイヤレススピーカー1と携帯機器2との接続形態(接続モード)を変更/設定するためのモード切替ボタン25(モード切替部)を有している。具体的には、ワイヤレススピーカー1は、「全接続モード(第2モード)」および「限定接続モード(第1モード)」の2つのモードを有しており、モード切替ボタン25によりこれらモードを切り替える。「全接続モード」は、ワイヤレススピーカー1に接続可能な全ての携帯機器2に対して接続を許可し、双方がサポートするプロファイルに基づいて各携帯機器2との間で通信を可能にするモードである。一方、「限定接続モード」は、接続可能な携帯機器2の内、音楽アプリケーションが動作している携帯機器2のみの接続を許可するモードであり、例えば、音楽アプリケーションが動作していない携帯機器2が、双方がサポートするプロファイルを用いて接続されている場合には、当該プロファイルによる接続を切断する。なお、モード切替時における音楽アプリケーションの動作判定は、後述する管理テーブルT(図3参照)を参照することにより行なわれる。
表示部16は、液晶パネル等により形成され、ワイヤレススピーカー1と各携帯機器2との間のネットワークの接続状態や、接続要求のある携帯機器2の一覧、管理テーブルTの情報(図3参照)、操作部15による操作状況など、各種情報を表示する。
記憶部17は、不揮発性メモリーで構成され、プログラム格納領域26およびデータ格納領域27を有している。プログラム格納領域26は、制御部11が上記各部を制御するための制御プログラムを記憶する。データ格納領域27は、携帯機器2から受信するデータ(楽曲情報データ等)を一時的に記憶する。また、データ格納領域27は、携帯機器2に関する機器情報を管理する管理テーブルTを記憶する。
この管理テーブルTは、図3に示すように、各携帯機器2について、「管理番号」、「機器名(識別子)」、「BDアドレス(Bluetooth device address,識別子)」、「プロファイル(通信規格情報)」、「アプリケーション動作情報」、「接続状態」が関連付けられている。
「管理番号」には、ワイヤレススピーカー1と接続を確立した順番が登録される。「機器名」には、各携帯機器2に割り当てられたデバイス名が登録される。「BDアドレス」には、各携帯機器2に割り当てられ、各携帯機器2を一意に特定するためのBDアドレスが登録される。「プロファイル」には、各携帯機器2がサポートしているプロファイルが登録される。サポートしているプロファイルは「1」のフラグがセットされ、未サポートのプロファイルは「0」のフラグがセットされる。なお、各携帯機器2がサポートしているプロファイルであっても、ワイヤレススピーカー1がサポートしていないプロファイルに関しては、登録されない。つまり、ワイヤレススピーカー1がサポートしているプロファイルであって、且つ各携帯機器2がサポートしているプロファイルのフラグが「1」にセットされる。
「アプリケーション動作情報」には、携帯機器2上で、音楽アプリケーションが起動しているか否かが登録される。起動している場合は「1」のフラグがセットされ、起動していない場合は「0」のフラグがセットされる。「接続状態」には、現時点で、ワイヤレススピーカー1と携帯機器2との間の接続が確立しているか否か(通信可能な状態か否か)が登録される。現時点で接続が確立している場合は「1」のフラグがセットされ、何らかの理由で現時点での接続が切断されている場合は「0」のフラグがセットされる。
制御部11は、CPU28(Central Processing Unit)およびRAM29(Random Access Memory)等を主要な要素として構成される。RAM29は、CPU28が各種処理を実行する際の作業領域として利用される。CPU28は、各種演算処理を行う中央処理装置であり、記憶部17に記憶された制御プログラムや各種データに基づいてワイヤレススピーカー1全体を統括制御する。特に、本実施形態では、携帯機器2に対する処理が発生した場合、管理テーブルTを参照して、対象となる携帯機器2がサポートするプロファイルの中から、その処理内容に適したプロファイルを選択し、選択したプロファイルに基づいて通信(各種データおよび制御コマンド等の送受信等)を行なうよう制御する(詳細は後述する)。
次に、図4の機能ブロック図を参照して、ワイヤレススピーカー1の機能構成について説明する。ワイヤレススピーカー1は、機器情報取得手段31(機器情報取得部)、テーブル生成手段32(テーブル生成部)、処理内容判定手段33、プロファイル選択手段34および通信制御手段35(通信制御部)を有している。なお、これら各手段は制御部11を主要な要素とする。また、請求項における通信規格選択部は、処理内容判定手段33およびプロファイル選択手段34を主要な要素とする。
機器情報取得手段31は、各携帯機器2の機器情報を取得する手段(機能)であり、ワイヤレススピーカー1と携帯機器2とを相互に認識させるためのペアリングおよびSDAPに基づくSDP Searchによって各種機器情報を取得する。具体的には、ペアリング後、携帯機器2がSDP Searchを実行した後に、ワイヤレススピーカー1からも携帯機器2に対してSDP Searchを実行することにより、各携帯機器2の機器名、BDアドレス、サポートするプロファイル等の情報を取得する。
テーブル生成手段32は、機器情報取得手段31により取得した機器情報に基づいて、管理テーブルTを生成(管理テーブルTに機器情報を登録)する。また、管理テーブルTの「アプリケーション動作情報」に関しては、機器情報取得手段31におけるSPD Searchでは取得できないため、実際に携帯機器2上で音楽アプリケーションが起動された時に、携帯機器2から音楽アプリケーション起動を示す通知(アプリケーション起動通知)を受信し、この通知をトリガーとして「アプリケーション動作情報」のフラグを「1」にセットする。
処理内容判定手段33は、携帯機器2に対して処理(処理要求)が発生した場合、当該処理がどのような内容であるか(例えば、音楽を再生するための処理なのか、あるいは音楽を停止する処理なのか、または楽曲情報データを転送(配信)する処理なのか等)を判定(分析)する。プロファイル選択手段34は、管理テーブルTを参照し、当該管理テーブルTに登録されているプロファイル(対象となる携帯機器2がサポートしているプロファイル)の中から、処理内容判定手段33により判定した処理内容に適したプロファイルを選択する。通信制御手段35は、プロファイル選択手段34により選択したプロファイルに整合した手順で、各携帯機器2に対する処理に関する通信制御を行う。
次に、図5ないし図10のフローチャートを参照して、ワイヤレススピーカー1と携帯機器2との通信処理(通信制御方法)の一例について、具体例を挙げて説明する。図5および図6は、音楽データの送信元となる携帯機器2を切り換える処理フロー、即ち、音楽再生を行なう携帯機器2を切り換える処理フローである。この処理フローでは、携帯機器2aが音楽データを送信し、当該音楽データに基づいてワイヤレススピーカー1が音楽を再生(出力)している最中に、他の携帯機器2bから音楽の再生要求(音楽データの送信要求)があった場合のワイヤレススピーカー1の動作について説明する。なお、ここでは、携帯機器2cおよび2dの音楽アプリケーションは既に起動済であるものとする(後述の図7ないし図10の説明においても同様である)。
まず、ワイヤレススピーカー1(制御部11)は、各携帯機器2(携帯機器2a〜2d)とのペアリングおよびその後のSDP Searchにより、各携帯機器2の機器情報(機器名、BDアドレス、プロファイル等)を取得する(S01,機器情報取得ステップ)。そして、ワイヤレススピーカー1は、取得した機器情報に基づいて管理テーブルT(図3参照)を生成すると共に(S02,テーブル生成ステップ)、各携帯機器2に対して、双方がサポートするプロファイルに基づいた接続を確立する(S03)。
次に、この状態で、携帯機器2aからワイヤレススピーカー1に対して、サポートしているプロファイルの1つであるA2DPに基づいて音楽データ(音楽ストリーム)が送信されると(S04)、ワイヤレススピーカー1は、これを受信し(S05)、受信した音楽データに基づいてスピーカー24から音楽再生(音楽出力)を行なう(S06)。
この携帯機器2aによる音楽再生中に、携帯機器2b上で音楽アプリケーションが起動され(S07)、その旨を示す「アプリケーション起動通知」が送信されると(S08)、ワイヤレススピーカー1は、携帯機器2bからこの通知を受信し(S09)、これをトリガーとして、管理テーブルTの携帯機器2bの「アプリケーション動作情報」のフラグを、音楽アプリケーションが起動している旨を示す「1」に設定(更新)する(S10,図3の管理テーブルTにおいて、携帯機器2bの「アプリケーション動作情報」が「0」から「1」に更新される)。
次に、ワイヤレススピーカー1は、S09により携帯機器2bにおける音楽アプリケーションの起動を検出したため、携帯機器2bとの間で当該音楽アプリケーションによる制御を行なうための回線(SPPを用いた論理的回線)の開通処理を実行する(S11)。次に、S11により制御回線が開通した状態で、携帯機器2bからSPPに基づいた「音楽データ送信要求」が送信され(S12)、ワイヤレススピーカー1が、この「音楽データ送信要求」を受信すると(S13)、これをトリガーとして、携帯機器2bによる音楽再生を行なうための処理を開始する。即ち、現在再生中の携帯機器2aによる音楽再生を停止し、携帯機器2bによる音楽再生に切り換える処理を開始する。
具体的には、ワイヤレススピーカー1は、携帯機器2bから「音楽データ送信要求」を受信すると、まず、現時点で再生中の音楽(音楽データ)の有無を判定する。ここでは、携帯機器2aから受信した音楽データに基づいて音楽を再生しているため、ワイヤレススピーカー1は、携帯機器2bに対してSPPに基づいて音楽データの送信を待機する旨を示す「音楽データ送信待機命令」を送信(発行)する(S14)。
次に、ワイヤレススピーカー1は、管理テーブルTを参照し、携帯機器2aのプロファイルを読み出す(S15)。そして、読み出した携帯機器2aのプロファイルの中から、音楽データの送信を停止する制御が可能なプロファイルを選択する(S16,通信規格選択ステップ)。ここでは、管理テーブルTから、携帯機器2aは、A2DP、AVRCPおよびHSPをサポートしていることが検出できるため、ワイヤレススピーカー1は、この中から、音楽データの送信停止制御が可能なプロファイル、即ちAVRCPを選択し、当該AVRCPに基づいて携帯機器2aに対して「音楽データ送信停止命令」を送信する(S17,通信制御ステップ)。
次に、S17の処理後、ワイヤレススピーカー1は、音楽再生を切り換える際のノイズ(ポップノイズ)の発生を防止すべく、ステレオアンプ23をミュート状態にすると共に(S18)、携帯機器2aにより再生されている音楽が停止したか否かを判定する。具体的には、ワイヤレススピーカー1は、携帯機器2aからの音楽データの送信状況を監視し、S17で送信した「音楽データ送信停止命令」によって携帯機器2aからの音楽データの送信が停止したか否かを判定する。そして、音楽データの送信が停止したことを検知すると(S19;Yes)、ワイヤレススピーカー1は、携帯機器2bに対して、サポートしているSPPに基づいて「音楽データ送信命令」を送信する(S20)。即ち、携帯機器2aによる音楽再生が停止され、携帯機器2bによる音楽再生が可能となったため、S14の「音楽データ送信待機命令」で待機させていた音楽データの送信を再開させる命令を発行する。
携帯機器2bは、この音楽データ送信命令を受信することにより、双方がサポートするプロファイルの1つであるA2DPを用いて音楽データ(音楽ストリーム)を送信する(S21)。そして、ワイヤレススピーカー1は、携帯機器2bからA2DPに基づいて送信された音楽データを受信すると(S22)、ステレオアンプ23のミュートを解除し(S23)、受信した音楽データに基づく音楽再生、即ち携帯機器2bによる音楽再生を行なう(S24)。
次に、図7および図8のフローチャートについて説明する。図7および図8は、ワイヤレススピーカー1を介して、携帯機器2の間で音楽アプリケーションを用いた楽曲情報データの送受信(データ通信)を行なう処理フローである。この処理フローでは、携帯機器2cによる音楽再生中に、携帯機器2bから再生中の音楽に関する楽曲情報(携帯機器2cが保有(記憶)する楽曲情報データ)を取得する要求があった場合のワイヤレススピーカー1の動作について説明する。
まず、ワイヤレススピーカー1(制御部11)は、各携帯機器2(携帯機器2a〜2d)とのペアリングおよびその後のSDP Searchにより、各携帯機器2の機器情報(機器名、BDアドレス、プロファイル等)を取得する(S31)。そして、ワイヤレススピーカー1は、取得した機器情報に基づいて管理テーブルT(図3参照)を生成すると共に(S32)、各携帯機器2に対して、双方がサポートするプロファイルに基づいた接続を確立する(S33)。
次に、この状態で、携帯機器2cから音楽アプリケーションを用いて音楽の再生が行なわれると、即ち、ワイヤレススピーカー1に対して、サポートしているプロファイルの1つであるA2DPに基づき、音楽アプリケーションを用いて音楽データ(音楽ストリーム)が送信されると(S34)、ワイヤレススピーカー1は、これを受信し(S35)、受信した音楽データに基づいてスピーカー24から音楽再生(音楽出力)を行なう(S36)。
この携帯機器2cによる音楽再生中に、携帯機器2b上で音楽アプリケーションが起動され(S37)、その旨を示す「アプリケーション起動通知」が送信されると(S38)、ワイヤレススピーカー1は、携帯機器2bからこの通知を受信し(S39)、これをトリガーとして、管理テーブルTの携帯機器2bの「アプリケーション動作情報」のフラグを、音楽アプリケーションが起動している旨を示す「1」に設定(更新)する(S40,図3の管理テーブルTにおいて、携帯機器2bの「アプリケーション動作情報」が「0」から「1」に更新される)。
次に、ワイヤレススピーカー1は、S39により携帯機器2bにおける音楽アプリケーションの起動を検出したため、携帯機器2bとの間で当該音楽アプリケーションによる制御を行なうための回線(SPPを用いた論理的回線)の開通処理を実行する(S41)。次に、S41により制御回線が開通した状態で、携帯機器2bからSPPに基づいた「データ通信開始要求」が送信され(S42)、ワイヤレススピーカー1が、この「データ通信開始要求」を受信すると(S43)、当該「データ通信開始要求」を分析し、その要求内容を判定する(S44)。ここでは、「データ通信開始要求」の内容は、現在再生中の音楽に関する楽曲情報の取得、即ち、携帯機器2cが保有している現在再生中の音楽の楽曲情報データを取得する内容であると判定する。この判定結果により、ワイヤレススピーカー1は、自身(ワイヤレススピーカー1)を介して携帯機器2bと携帯機器2cとの間のデータ通信を可能にするための処理を開始する。
具体的には、ワイヤレススピーカー1は、まず、携帯機器2bに対してSPPに基づく「データ通信待機命令」を送信(発行)する(S45)。次に、ワイヤレススピーカー1は、管理テーブルTを参照し、携帯機器2cのプロファイルを読み出す(S46)。そして、読み出した携帯機器2cのプロファイルの中から、データ通信制御が可能なプロファイルを選択する(S47)。ここでは、管理テーブルTから、携帯機器2cは、A2DP、AVRCPおよびSPPをサポートしており、且つ音楽アプリケーションが動作していることが検出できるため、ワイヤレススピーカー1は、この中から、音楽アプリケーションによるデータ通信の制御が可能なプロファイル、即ちSPPを選択し、当該SPPに基づいて携帯機器2cに対して「データ通信接続命令」を送信する(S48)。
携帯機器2cは、「データ通信接続命令」を受信すると、この命令の応答として、ワイヤレススピーカー1に対してSPPに基づいて「データ通信許可通知」を送信する(S49)。そして、ワイヤレススピーカー1は、携帯機器2cから「データ通信許可通知」を受信する(S50)。これにより、携帯機器2bと携帯機器2cとの間で、自身(ワイヤレススピーカー1)を介してデータ通信を行なうためのデータ通信回線が開通する。
ワイヤレススピーカー1は、携帯機器2bと携帯機器2cとの間のデータ通信回線を開通させると、携帯機器2bに対して楽曲情報データを受信するようにSPPに基づく「データ通信開始/受信命令」を送信すると共に(S51)、携帯機器2cに対して楽曲情報データを送信するようにSPPに基づく「データ通信開始/送信命令」を送信する(S52)。
携帯機器2cは、上述の「データ通信開始/送信命令」を受信すると、ワイヤレススピーカー1に対し、SPPに基づいて対象となる楽曲情報データの送信を開始する(S53)。ワイヤレススピーカー1は、携帯機器2cから楽曲情報データを受信すると(S54)、当該楽曲情報データを記憶部17(データ格納領域27)に一時的に格納し(S55)、格納した楽曲情報データをSPPに基づいて携帯機器2bに送信する(S56)。このS54からS56までの処理は、携帯機器2cから、楽曲情報データの送信が完了したことを示す通知(データ送信終了通知)が来るまでの間、継続して実行される(S57;No)。
次に、携帯機器2cは、対象となる楽曲情報データを送信し終えると、ワイヤレススピーカー1に対してSPPに基づいた「データ送信終了通知」を送信する(S58)。そして、ワイヤレススピーカー1は、携帯機器2cから「データ送信終了通知」を受信すると(S57;Yes)、携帯機器2bに対してSPPに基づいた「データ送信終了通知」を発行し、これにより楽曲情報データの送受信を完了する(S59)。
次に、図9および図10のフローチャートについて説明する。図9および図10は、ワイヤレススピーカー1が全ての携帯機器2に対して楽曲情報データを配信する処理フローである。この処理フローでは、携帯機器2cが保有する楽曲情報データを他の携帯機器2(携帯機器2a、2b、2d)に配信する場合のワイヤレススピーカー1の動作について説明する。
まず、ワイヤレススピーカー1(制御部11)は、各携帯機器2(携帯機器2a〜2d)とのペアリングおよびその後のSDP Searchにより、各携帯機器2の機器情報(機器名、BDアドレス、プロファイル等)を取得する(S61)。そして、ワイヤレススピーカー1は、取得した機器情報に基づいて管理テーブルT(図3参照)を生成すると共に(S62)、各携帯機器2に対して、双方がサポートするプロファイルに基づいた接続を確立する(S63)。
次に、この状態で、携帯機器2cからワイヤレススピーカー1に対して、サポートしているプロファイルの1つであるA2DPに基づき、音楽アプリケーションを用いて音楽データ(音楽ストリーム)が送信されると(S64)、ワイヤレススピーカー1は、これを受信し(S65)、受信した音楽データに基づいてスピーカー24から音楽再生(音楽出力)を行なう(S66)。
ここで、携帯機器2cが、ワイヤレススピーカー1に対してSPPに基づく「データ通信開始要求」を送信し(S67)、ワイヤレススピーカー1が、当該「データ通信開始要求」を受信すると(S68)、ワイヤレススピーカー1は、受信した「データ通信開始要求」を分析し、その要求内容を判定する(S69)。ここでは、「データ通信開始要求」の内容は、現在再生中の音楽に関する楽曲情報の送信要求、即ち携帯機器2cにより再生中の音楽の楽曲情報データの送信要求であると判定し、この判定結果から、ワイヤレススピーカー1は、携帯機器2cに対してSPPに基づく「データ通信開始/送信命令」を送信する(S70)。携帯機器2cは、ワイヤレススピーカー1から「データ通信開始/送信命令」を受信すると、ワイヤレススピーカー1に対して楽曲情報データを送信する(S71)。ワイヤレススピーカー1は、携帯機器2cから楽曲情報データを受信すると(S72)、これを記憶部17(データ格納領域27)に一時的に格納する(S73)。
次に、ワイヤレススピーカー1は、管理テーブルTを参照し、携帯機器2a、2b、2dのプロファイルを順次読み出す(S74)。そして、読み出した携帯機器2a、2b、2dのそれぞれがサポートするプロファイルの中から、音楽アプリケーションによるデータ通信制御が可能なプロファイルを選択する(S75)。このプロファイルの選択処理において、携帯機器2aは、A2DP、AVRCPおよびHSPをサポートしているが、音楽アプリケーションが起動しておらず、また音楽アプリケーションによるデータ通信制御が可能なプロファイル、即ちSPPをサポートしていないことが検出できるため、プロファイルの選択は行なわれない。また、携帯機器2bは、A2DP、AVRCPおよびSPPはサポートしているが、音楽アプリケーションが起動していないため(「アプリケーション動作情報」が「0」であるため)、音楽アプリケーションを用いたデータ通信はできないと判定され、プロファイルの選択は行なわれない。
一方、携帯機器2dは、A2DP、AVRCPおよびSPPをサポートしており、且つ音楽アプリケーションが動作しているため、ワイヤレススピーカー1は、これらプロファイルの中から、音楽アプリケーションによるデータ通信の制御が可能なプロファイルであるSPPを選択し、当該SPPに基づいて携帯機器2dに対して「データ通信接続命令」を送信する(S76)。即ち、ワイヤレススピーカー1は、携帯機器2dに対してのみ「データ通信接続命令」を送信し、携帯機器2aおよび携帯機器2bに対しては当該命令の送信は行なわない。
次に、携帯機器2dは、ワイヤレススピーカー1から「データ通信接続命令」を受信すると、この命令の応答として、ワイヤレススピーカー1に対してSPPに基づく「データ通信許可通知」を送信する(S77)。ワイヤレススピーカー1は、携帯機器2dから「データ通信許可通知」を受信し(S78)、この受信をトリガーとして、S73において記憶部17(データ格納領域27)に記憶した楽曲情報データを読み出し、携帯機器2dに対してSPPに基づいて当該楽曲情報データを送信する(S79)。即ち、携帯機器2cから受信した楽曲情報データを携帯機器2dに転送(配信)する。
次に、ワイヤレススピーカー1は、楽曲情報データを転送し終えると、携帯機器2dに対してSPPに基づく「データ送信終了通知」を送信し(S80)、携帯機器2dがこの通知を受信することで、ワイヤレススピーカー1と携帯機器2dとの間の楽曲情報データの送受信を完了する。
また、任意のタイミングで、ユーザーによって携帯機器2bが操作されることにより、携帯機器2b上で音楽アプリケーションが起動され(S81)、その旨を示す「アプリケーション起動通知」が送信されると(S82)、ワイヤレススピーカー1は、携帯機器2bからこの通知を受信し(S83)、これをトリガーとして、管理テーブルTの携帯機器2bの「アプリケーション動作情報」のフラグを、音楽アプリケーションが起動している旨を示す「1」に設定(更新)する(S84,図3の管理テーブルTにおいて、携帯機器2bの「アプリケーション動作情報」が「0」から「1」に更新される)。
次に、ワイヤレススピーカー1は、再度、管理テーブルTを参照して、携帯機器2bのプロファイルを読み出し(S85)、携帯機器2bがサポートしているプロファイルの中から、音楽アプリケーションによるデータ通信制御が可能なプロファイルを選択する(S86)。ここでは、管理テーブルTが更新されたことにより、携帯機器2bは、A2DP、AVRCPおよびSPPをサポートしており、且つ音楽アプリケーションが起動していることが検出できるため、ワイヤレススピーカー1は、この中から、音楽アプリケーションによるデータ通信の制御が可能なプロファイルであるSPPを選択し、当該SPPに基づいて携帯機器2bに対して「データ通信接続命令」を送信する(S87)。
携帯機器2bは、ワイヤレススピーカー1から「データ通信接続命令」を受信すると、この命令の応答として、ワイヤレススピーカー1に対してSPPに基づく「データ通信許可通知」を送信する(S88)。ワイヤレススピーカー1は、携帯機器2bから「データ通信許可通知」を受信し(S89)、この受信をトリガーとして、S73において記憶部17(データ格納領域27)に記憶した楽曲情報データを読み出し、携帯機器2bに対してSPPに基づいて当該楽曲情報データを送信する(S90)。即ち、携帯機器2cから受信した楽曲情報データを携帯機器2bに転送(配信)する。
次に、ワイヤレススピーカー1は、楽曲情報データを転送し終えると、携帯機器2bに対してSPPに基づいて「データ送信終了通知」を送信し(S91)、携帯機器2bがこの通知を受信することで、ワイヤレススピーカー1と携帯機器2bとの間の楽曲情報データの送受信を完了する。
以上のように、本実施形態では、接続した複数の携帯機器2(無線通信機器)がサポートするプロファイルを管理テーブルTで管理し、各携帯機器2に対する処理が発生した場合に、管理テーブルTを参照して、当該処理内容に適したプロファイルを自動的に選択して、各携帯機器2との間の通信制御(処理制御)を行なうことができる。これにより、複数のプロファイルをサポートしている複数の携帯機器2が、同時に同一のプロファイルでワイヤレススピーカー1と接続(通信)する状況、あるいは異なるプロファイルで接続(通信)する状況においても、各携帯機器2に適合した通信制御を実行し、同時に通信を行なうことができる。
なお、本実施形態では、複数の携帯機器2と無線接続する電子機器としてワイヤレススピーカー1を例示しているが、これに限るものではなく、ヘッドセット等の他の音声出力機器にも適用可能である。また、音声出力機器のみならず、複数の携帯機器2と無線通信が可能な電子機器(例えば、無線通信により映像を出力する映像出力機器等)にも適用可能である。
また、本実施形態では、操作部15をワイヤレススピーカー1本体に設ける構成を例示しているが、これに限るものではない。例えば、操作部15による各種操作を、リモコン(図示省略)により実現することも可能である。この場合、ワイヤレススピーカー1に、リモコンからの操作信号を受信するためのリモコン受信部を備える構成とすれば良い。
また、本実施形態では、ワイヤレススピーカー1および携帯機器2がサポートするプロファイルとして、A2DP、AVRCP、HSPおよびSPPを例示したが、これ以外のプロファイル(プロトコル)をサポートする場合においても、本実施形態と同様の手順で制御が可能である。
また、本実施形態では、無線通信方式として、Bluetoothを例に挙げて説明したが、これに限るものではなく、他の無線通信方式を適用することも可能である。
また、上述した実施形態に示した音楽再生システムSYにおける各機能をプログラムとして提供することも可能である。また、そのプログラムを記録媒体(図示省略)に格納して提供することも可能である。記録媒体としては、CD―ROM、フラッシュROM、メモリーカード(コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア、メモリースティック等)、コンパクトディスク、光磁気ディスク、デジタルバーサタイルディスク、フレキシブルディスクおよびハードディスク等を利用することができる。
また、上述した実施例によらず、音楽再生システムSYのシステム構成、ワイヤレススピーカー1の装置構成や処理工程等について、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。
1:ワイヤレススピーカー,2、2a、2b、2c、2d:携帯機器,25:モード切替ボタン,31:機器情報取得手段,32:テーブル生成手段,33:処理内容判定手段,34:プロファイル選択手段,35:通信制御手段,T:管理テーブル

Claims (7)

  1. 複数の無線通信機器と無線通信可能な電子機器であって、
    前記複数の無線通信機器毎に、前記各無線通信機器を識別するための識別子と、前記各無線通信機器がサポートする全ての通信規格に関する通信規格情報と、前記各無線通信機器において、前記電子機器との間でアプリケーション間通信によるデータ通信を行なうための所定のアプリケーションが起動しているか否かを示すアプリケーション動作情報と、を取得する機器情報取得部と、
    得した前記各無線通信機器の前記識別子と、前記通信規格情報と、前記アプリケーション動作情報と、を関連付けた管理テーブルを生成するテーブル生成部と、
    1の前記無線通信機器からの処理要求により、他の前記無線通信機器に対して当該処理要求に伴う処理が発生する場合、前記管理テーブルを参照して、他の前記無線通信機器がサポートする通信規格の中から、前記処理内容に適した通信規格を選択する通信規格選択部と、
    前記通信規格選択部により選択した前記通信規格に基づいて、他の前記無線通信機器との間の通信を制御する通信制御部と、を備えたことを特徴とする電子機器。
  2. 1の前記無線通信機器から他の無線通信機器への前記所定のアプリケーションによるデータ通信要求があった場合、
    前記通信規格選択部は、
    前記管理テーブルを参照して、他の前記無線通信機器において前記所定のアプリケーションが起動しているか否か判定し、前記所定のアプリケーションが起動している場合、前記データ通信要求の内容に適した通信規格を選択し、
    前記通信制御部は、
    前記通信規格選択部により選択した前記通信規格に基づいて、前記他の無線通信機器との間のデータ通信を制御することを特徴とする請求項に記載の電子機器。
  3. 1の前記無線通信機器から、前記所定のアプリケーションによるデータ通信により所定のコンテンツデータを受信した場合、
    前記通信規格選択部は、
    前記管理テーブルを参照して、他の前記無線通信機器において前記所定のアプリケーションが起動しているか否かを判定し、前記所定のアプリケーションが起動している場合、当該所定のアプリケーションによりデータ通信を行なうための通信規格を選択し、
    前記通信制御部は、
    前記通信規格選択部により、前記所定のアプリケーションによるデータ通信を行なうための通信規格が選択された全ての他の前記無線通信機器に対して、前記コンテンツデータを配信することを特徴とする請求項に記載の電子機器。
  4. 前記所定のアプリケーションが起動している前記無線通信機器のみを接続可能とする第1モードと、前記所定のアプリケーションの起動の有無に関係なく、全ての前記無線通信機器を接続可能とする第2モードと、を切り換えるモード切替部をさらに備えたことを特徴とする請求項に記載の電子機器。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の電子機器の各部を備えたことを特徴とする音声出力機器。
  6. 複数の無線通信機器と、前記複数の無線通信機器と無線接続により通信可能な電子機器とから成る通信システムであって、
    前記電子機器は、
    前記複数の無線通信機器毎に、前記各無線通信機器を識別するための識別子と、前記各無線通信機器がサポートする全ての通信規格に関する通信規格情報と、前記各無線通信機器において、前記電子機器との間でアプリケーション間通信によるデータ通信を行なうための所定のアプリケーションが起動しているか否かを示すアプリケーション動作情報と、を取得する機器情報取得部と、
    得した前記各無線通信機器の前記識別子と、前記通信規格情報と、前記アプリケーション動作情報と、を関連付けた管理テーブルを生成するテーブル生成部と、
    1の前記無線通信機器からの処理要求により、他の前記無線通信機器に対して当該処理要求に伴う処理が発生する場合、前記管理テーブルを参照して、他の前記無線通信機器がサポートする通信規格の中から、前記処理内容に適した通信規格を選択する通信規格選択部と、
    前記通信規格選択部により選択した前記通信規格に基づいて、他の前記無線通信機器との間の通信を制御する通信制御部と、を備えたことを特徴とする通信システム。
  7. 複数の無線通信機器と無線接続により通信可能な電子機器の通信制御方法であって、
    前記複数の無線通信機器毎に、前記各無線通信機器を識別するための識別子と、前記各無線通信機器がサポートする全ての通信規格に関する通信規格情報と、前記各無線通信機器において、前記電子機器との間でアプリケーション間通信によるデータ通信を行なうための所定のアプリケーションが起動しているか否かを示すアプリケーション動作情報と、を取得する機器情報取得ステップと、
    得した前記各無線通信機器の前記識別子と、前記通信規格情報と、前記アプリケーション動作情報と、を関連付けた管理テーブルを生成するテーブル生成ステップと、
    1の前記無線通信機器からの処理要求により、他の前記無線通信機器に対して当該処理要求に伴う処理が発生する場合、前記管理テーブルを参照して、他の前記無線通信機器がサポートする通信規格の中から、前記処理内容に適した通信規格を選択する通信規格選択ステップと、
    前記通信規格選択ステップにより選択した前記通信規格に基づいて、他の前記無線通信機器との間の通信を制御する通信制御ステップと、を実行することを特徴とする電子機器の通信制御方法。
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