JP2012235397A - 受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザ操作を要することなくユーザが所有する送信装置と無線接続可能な受信装置を提供する。
【解決手段】個人識別装置7は、受信装置100を利用するユーザを、カメラを用いた顔に認識によって特定する。受信装置100のCPU1は、特定されたユーザの個人識別情報に対応付けて管理されている送信装置200を特定し、特定された送信装置200を自動的に探索する。特定された送信装置200が発見されると、CPU1は、送信装置200と自動的に無線接続する。従って、受信装置100は、自動的に(つまり、ユーザ操作を要することなく)、受信装置100を利用するユーザが所有する送信装置200と確実に自動的に無線接続することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、送信装置に無線接続可能な受信装置に関する。
音楽ファイルを記録可能なフラッシュメモリ等の記憶媒体を有する送信装置と、アンプ装置およびスピーカーを有する受信装置とを備えるコンテンツ送受信システムが利用されている。送信装置は、音楽ファイルを再生し、音楽データを例えばBluetooth等の無線通信を使用して受信装置に送信する。受信装置は、音楽データを受信して、増幅し、スピーカーから音声を出力する。
送信装置の音楽データを受信装置で増幅して出力するためには、(1)受信装置の電源をスタンバイ状態から電源オン状態に移行させる、(2)受信装置と送信装置との接続処理を実行させる、(3)送信装置において再生アプリケーションを起動させ、音楽ファイルを選択し、音楽ファイルを再生開始させる、といった3種類のユーザ操作が必要となり、その操作が非常に煩雑である。また、受信装置の無線接続範囲内に複数の送信装置が存在する場合、ユーザ操作によって、複数の送信装置の中から接続対象の送信装置を1つ選択し受信装置と接続させる必要があり、その操作が煩雑である。
下記特許文献1には、「従属デバイスD1は、接続可能な複数の主デバイスP(P1〜P3のいずれか2つ)を検出した場合、接続優先度に応じて接続相手を決定し、決定した接続相手と無線通信を開始する。また、予め設定された切替条件により、従属デバイスD1は、接続相手との無線通信中に無線リンクが切れた場合、接続可能な主デバイスPを検索し、接続優先度に応じて接続相手を自動的に切り替える。また、従属デバイスD1は、無線リンクが切れていなくても、接続可能な新たな主デバイスPを検出した場合、接続優先度に応じて接続相手を切り替える。また、従属デバイスD1は、切り替えを指示する指示入力があった場合に、接続優先度に応じて接続相手を切り替える。」ことが記載されている。
しかし、特許文献1の技術によると、主デバイスを従属デバイスに接続させる処理にはユーザ操作が必要である。また、特許文献1によると、接続優先度に応じて接続相手を自動的に切り替えているので、ユーザが好まない主デバイスPと接続されてしまう可能性がある。例えば、複数のユーザの主デバイスが従属デバイスの近傍に配置されている場合に、音楽を聴こうとしているユーザとは異なるユーザの主デバイスが誤って従属デバイスに接続されてしまう恐れがある。
特開2009−71657号公報
本発明は上記従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、ユーザ操作を要することなくユーザが所有する送信装置と確実に無線接続可能な受信装置を提供することである。
本発明の好ましい実施形態による受信装置は、送信装置と無線接続可能な受信装置であって、1又は複数の前記送信装置の識別情報を、前記送信装置を所有するユーザの個人識別情報と対応付けて管理する識別情報管理手段と、前記受信装置を利用するユーザの個人識別を実行する個人識別手段と、前記個人識別手段によって前記受信装置を利用するユーザを特定できたとき、特定できたユーザの個人識別情報に対応付けて前記識別情報管理手段によって管理されている前記送信装置を特定する特定手段と、前記特定手段によって特定された送信装置を探索する探索手段と、前記探索手段が前記送信装置を発見したとき、発見した前記送信装置と無線接続する接続手段と、前記接続手段によって無線接続された前記送信装置からコンテンツを受信する受信手段と、前記受信手段によって受信されたコンテンツを再生する再生手段とを備える。
個人識別手段は、受信装置を利用するユーザを特定する。特定手段は、特定されたユーザの個人識別情報に対応付けて管理されている送信装置を特定する。探索手段は、特定された送信装置を自動的に探索する。接続手段は、探索手段によって送信装置が発見されると、送信装置と自動的に無線接続する。従って、受信装置は、自動的に(ユーザ操作を要することなく)、受信装置を利用するユーザが所有する送信装置と確実に接続することができる。
好ましい実施形態においては、前記個人識別情報がユーザの顔の写真データであり、前記個人識別手段がカメラを有し、前記カメラによってユーザの顔を撮影することにより、前記受信装置を利用するユーザの個人識別を実行し、前記特定手段が、前記個人識別手段によって撮影されたユーザの顔の写真データに対応付けて、前記識別情報管理手段によって管理されている前記送信装置を特定する。
この場合、ユーザ操作を要することなく、ユーザがカメラの撮影可能範囲内に存在するだけで、受信装置を利用するユーザを特定することができる。
好ましい実施形態においては、前記探索手段が、前記特定手段によって特定された前記送信装置を発見できなかったとき、前記識別情報管理手段によって管理されている他の前記送信装置を探索しない。
この場合、受信装置は、受信装置を利用するユーザが所有する送信装置以外の送信装置に誤って無線接続することを防止できる。また、受信装置は、受信装置を利用するユーザが所有する送信装置に迅速に無線接続することができる。
好ましい実施形態においては、前記接続手段が前記送信装置と無線接続したとき、前記接続手段によって無線接続された前記送信装置に再生アプリケーションプログラムの起動指示およびコンテンツ再生指示を送信する指示手段をさらに備える。
この場合、受信装置が送信装置と無線接続したときに送信装置がコンテンツを再生していない場合であっても、受信装置は送信装置からコンテンツを受信して再生することができる。
好ましい実施形態においては、前記個人識別手段によって、前記接続手段が無線接続している前記送信装置のユーザの不在が判断されたとき、前記接続手段が前記送信装置との無線接続を解除する。
この場合、受信装置と無線接続している送信装置のユーザが居なくなると、接続手段は自動的に送信装置との接続を解除するので、受信装置100および送信装置200の消費電力を低減できる。
ユーザ操作を要することなくユーザが所有する送信装置と確実に無線接続可能な受信装置を提供することができる。
本発明の好ましい実施形態による受信装置100と送信装置200とを示すブロック図である。 受信装置100と送信装置200との配置を示す図である。 送信装置管理テーブルを示す図である。 受信装置100と送信装置200との処理を示すフローチャートである。 受信装置100のCPU1の処理を示すフローチャートである。 受信装置100のCPU1の処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の好ましい実施形態について、図面を参照して具体的に説明するが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。
図1は、本発明の好ましい実施形態によるコンテンツ再生システムを示す概略ブロック図である。コンテンツ再生システムは、コンテンツ受信装置(以下、受信装置という。)100と、1又は複数のコンテンツ送信装置(以下、送信装置という。)200とを備える。受信装置100は、例えば各部屋に設置された据置型のオーディオ装置である。送信装置200は、各個人(ユーザ)が所持、携帯する音楽プレーヤ、ノートパソコン、スマートフォン、携帯電話機、携帯ゲーム機等である。コンテンツは、音楽ファイル(音楽データ)、音声ファイル(音声データ)、映像ファイル(映像データ)、静止画ファイル(静止画データ)等の総称であるが、本実施形態においては音楽ファイル(音楽データ)である。
図2は、受信装置100と複数の送信装置200との配置を示す概念図である。受信装置100に対して無線接続可能範囲Xおよび個人識別可能範囲Yが形成されている。個人識別には、本例ではカメラによる周知の顔認識が適用され得る。従って、個人識別可能範囲Yとは、受信装置100が備えるカメラが受信装置100の近傍に存在するユーザを感知および撮影し、顔認識によって個人識別することができる範囲である。個人識別は、これに限定されず指紋認証やICカードを使用した個人認証等が適用されてもよいが、カメラによる顔認識を適用することで個人識別のためのユーザ操作を不要とすることができる。
受信装置100と送信装置200とは、例えば、Bluetooth等の任意の規格の無線通信によって相互に接続可能である。送信装置200は、自身が記録している音楽フィルを再生し、再生した音楽データを無線経由で、受信装置100に送信する。受信装置100は、送信装置200から送信された音楽データを受信し、増幅して、スピーカーから音声を出力する。
図1に示すように、受信装置100は、CPU1と、書換可能メモリ(RAM、フラッシュメモリ等)2と、ROM3と、通信部4と、再生部5と、スピーカー6と、個人識別装置7とを概略備える。CPU1は、ROM3に格納されている受信装置100の動作プログラムに基づいて受信装置100の各部を制御する。
通信部4は、送信装置200の通信部18と接続して通信し、各種の制御コマンドや、音楽データ等を送信装置200との間で送受信する。通信部4は、例えばBluetooth等の無線送受信機である。再生部5は、通信部4が送信装置200から受信した音楽データを再生(例えば、デコード、D/A変換、音量調整、増幅等)し、スピーカー6から音声を出力する。
個人識別装置7は、受信装置100を利用するユーザの個人識別を実行する。つまり、個人識別装置7は、受信装置100の近傍に存在しているユーザを特定し、特定したユーザの個人識別情報をCPU1に送信する。本例では、個人識別情報はユーザの顔の写真データであり、個人識別装置7はカメラを有し、カメラによってユーザの顔を撮影することにより、受信装置100を利用するユーザの個人識別を実行する。
CPU1は、個人識別装置7によって受信装置100を利用するユーザを特定できたとき、特定できたユーザの個人識別情報に対応付けて管理されている送信装置200を特定する。CPU1は、特定された送信装置200を探索し、送信装置200を発見した場合に、送信装置200と自動的に接続する。一方、CPU1は、ユーザが受信装置100の近傍(つまり、個人識別可能範囲Y)に居ない等の理由により、個人識別装置7によって受信装置100を利用するユーザを特定できなかったとき、送信装置200の探索を実行しない。従って、送信装置200の無駄な探索による消費電力を抑制することができる。
CPU1は、1又は複数の送信装置200の識別情報を、送信装置200を所有するユーザの個人識別情報と対応付けて管理する。詳細には、書換可能メモリ2には、図3に示す送信装置管理テーブルが格納されている。送信装置管理テーブルは、送信装置200に関する情報を管理するテーブルである。送信装置管理テーブルには、送信装置200の識別情報と、ユーザ識別情報とをそれぞれ対応付けて登録可能である。送信装置の識別情報は、受信装置100と送信装置200とがペアリングした際に相互に交換しあい登録される情報であり、例えば、送信装置200のアドレスと暗号鍵との組合せである。なお、図3では、送信装置の識別情報を単に「送信装置A」等と略して記述する。
ユーザ識別情報は、送信装置200を所有するユーザを示す情報であり、顔認識によって個人識別を行う場合には、ユーザの顔の写真データを含む。なお、図3では、ユーザ識別情報を単に「ユーザA」等と略して記述する。ユーザ識別情報は、受信装置100と送信装置200とがペアリング処理を実行し、送信装置の識別情報が送信装置管理テーブルに登録される際に、任意の方法で送信装置管理テーブルに登録される。例えば、個人識別装置7のカメラによってユーザの顔を撮影し、写真データが送信装置管理テーブルに登録されるとよい。または、送信装置200内にユーザの顔の写真データが格納されており、送信装置200から受信装置100に無線経由で写真データが送信されて、送信装置管理テーブルに登録されてもよい。
CPU1は、個人識別装置7から通知されたユーザ識別情報(つまりユーザの顔の写真データ)に対応付けられている送信装置200を、探索対象として送信装置管理テーブルから自動的に選択する。CPU1は、選択した送信装置を探索し、発見できた場合にはその送信装置と自動的に無線接続する。一方、発見できなかった場合、CPU1は、送信装置と自動的に無線接続しない。
必要に応じて、CPU1は、無線接続した送信装置200に対して、再生アプリケーションプログラムを起動する指示や、音楽ファイルを再生開始する指示を送信する。これにより、受信装置100と無線接続した送信装置200は、自動的に(つまりユーザ操作を要することなく)、音楽ファイルの再生を開始し、音楽データを受信装置100に送信することができる。
送信装置200は、CPU11と、RAM等の書換可能メモリ12と、ROM13と、フラッシュメモリ等のコンテンツ記憶部14と、再生部15と、表示部16と、操作部17と、通信部18とを概略備える。CPU11は、ROM13に格納されている送信装置200の動作プログラムに基づいて送信装置200の各部を制御する。また、ROM13には再生アプリケーションプログラムがインストール又は記録されている。CPU11は、再生アプリケーションプログラムをRAM12に読み出して実行する。
フラッシュメモリ14には複数の音楽ファイルが記録されている。再生部15は、再生アプリケーションプログラムに従って、フラッシュメモリ14に記録されている音楽ファイルを再生し、通信部18を介して受信装置100に音楽データを送信する。表示部16は、再生中の音楽ファイルのコンテンツ情報(曲名、アーティスト名等)を表示する。操作部17は、ユーザ操作に基づく指示が入力されるものであり、送信装置200の筐体に設けられた操作ボタンやタッチパネル等である。通信部18は、受信装置100の通信部4と通信し、各種の制御コマンドや、音楽データ等を受信装置100との間で送受信する。通信部18は、例えばBluetoothの無線送受信機である。
以下、本実施形態の動作を説明する。図4は、受信装置100と送信装置200とのBluetoothのペアリング処理を示すフローチャートである。受信装置100と送信装置200とは、ユーザ操作によってペアリング待機状態に設定されている(S101、S201)。送信装置200のCPU11は、ユーザ操作に応じて、無線経由でペアリング処理を実行可能な受信装置100を検索する(S202)。これに対して受信装置100は、送信装置200に対して応答処理を実行し、受信装置100の情報を送信する(S102)。送信装置200は、受信装置100からの応答を受信すると、ペアリング処理を実行可能な受信装置100の一覧を表示部16に表示させる。
ユーザ操作によって、ペアリング処理を実行可能な受信装置100の一覧の中から、受信装置100が選択される(S203)。送信装置200と、ユーザ操作によって選択された受信装置10とは周知の方法によって、無線を介して相互に接続し、ペアリング情報(アドレスおよび暗号鍵)を相互に交換して登録することによって、ペアリング処理を実行する(S103、S204)。
受信装置100のCPU1は、上記の通り任意の方法によって、新たにペアリング処理を実行した送信装置200を所有するユーザのユーザ識別情報(ユーザの顔の写真データ)を取得する(S104)。受信装置100のCPU1は、新たにペアリング処理を実行した送信装置200の識別情報(ペアリング情報)とユーザ識別情報とを、送信装置管理テーブルに対応付けて登録する(S105)。
図5は、受信装置100が送信装置200と接続していないときの受信装置100のCPU1の処理を示すフローチャートである。特に限定されないが、受信装置100において、個人識別装置7およびCPU1以外の部分はスタンバイ状態になっている。個人識別装置7は、カメラ撮影を常時実行しており、受信装置100の近傍に存在するユーザの個人識別を実行している(S111)。CPU1は、個人識別装置7によって人間の存在が感知され、個人識別情報(ユーザの顔の写真データ)を個人識別装置7から受信したか否かを判断している(S112)。例えば、受信装置100が配置されている部屋に送信装置200を所持した人が入って来た場合、個人識別装置7によって人間の存在が感知され、撮影されたユーザの顔の写真データが個人識別情報としてCPU1に通知される。CPU1は、個人識別装置7によって個人識別が実行されたと判断する(S112でYES)。CPU1は、受信装置100をスタンバイ状態から電源オン状態に移行させ、Bluetooth接続可能状態に移行させる。
CPU1は、個人識別装置7から通知された個人識別情報が、送信装置管理テーブルに登録されているか否かを判断する(S113)。つまり、受信装置100の近傍に居ると特定されたユーザのユーザ識別情報が登録されているかが判断される。個人識別装置7から通知された個人識別情報が登録されていなければ(S113でNO)、処理を終了する。一方、個人識別装置7から通知された個人識別情報が登録されている場合(S113でYES)、CPU1は、個人識別装置7から受信した個人識別情報に対応付けられている送信装置200を、送信装置管理テーブルを参照して特定する(S114)。
CPU1は、特定された送信装置200を自動的に探索する(S115)。詳細には、特定された送信装置200の識別情報(アドレス、暗号鍵)を送信装置管理テーブルから読み出して、ポーリング処理を実行する。CPU1は、特定された送信装置200からポーリングに対する応答を受信したか否かを判断する(S116)。応答を受信しない場合(S116でNO)、CPU1は所定時間経過したか否かを判断し(S117)、所定時間経過していなければ(S117でNO)、S116に戻って、応答を待機する。つまり、探索の結果、特定された送信装置200が発見されたか否かが判断される。特定された送信装置200が無線接続可能範囲Xに存在している場合には、送信装置200から応答が返信される。一方、特定された送信装置200が無線接続可能範囲Xに存在していない場合には、送信装置200から応答が返信されない。
特定された送信装置200から応答を受信した場合(S116でYES)、CPU1は、特定された送信装置200と自動的に無線接続する(S118)。この接続処理自体は周知技術が採用され得る。
CPU1は、接続した送信装置200に対して再生アプリケーションプログラムを起動する指示を無線経由で送信する(S119)。送信装置200のCPU11は、再生アプリケーションプログラムを起動する指示を受信すると、起動済みでなければ再生アプリケーションプログラムを起動させる。続いて、CPU1は、接続した送信装置200に再生指示を送信する(S120)。送信装置200のCPU11は、再生指示を受信すると、音楽ファイルを再生中でない場合、音楽ファイルを再生開始し、音楽データを無線経由で受信装置100に送信する。受信装置100は、音楽データを受信すると、再生部5によって音楽データを再生し、スピーカー6から音声を出力する。
一方、特定された送信装置200から応答を受信しなかった場合(S117でYES)、いずれの送信装置200とも自動的に無線接続することなく、処理を終了する。
以上の処理によって、送信装置200を所持するユーザが受信装置100に近づくと、ユーザの個人識別が実行されると共に、受信装置100が自動的に電源オン状態になり、識別されたユーザに対応付けられている送信装置200が自動的に探索され、送信装置200が発見されるとその送信装置200と受信装置100とが自動的に接続する。受信装置100からの指示に応じて送信装置200再生アプリケーションプログラムを起動させ、音楽ファイルを再生開始する。従って、ユーザが送信装置200を所持して受信装置100に近づくだけで、自動的に受信装置100から音楽を再生することができる。
また、個人識別によって受信装置100の近傍に存在すると判断されたユーザが所有する送信装置200と受信装置100とが自動的に接続するので、受信装置100が他のユーザの送信装置200と自動的に無線接続することが防止され、他のユーザの音楽ファイルが勝手に受信装置100から再生されてしまうことを防止できる。また、送信装置管理テーブルに登録されている他のユーザの送信装置200を探索することがないので、無駄な探索処理が実行されることが防止され、ユーザが所有する送信装置200が受信装置100によって非常に早く発見され、無線接続を実行することができる。
図6は、個人識別装置7がユーザの存在を感知しなくなった場合のCPU1の処理を示すフローチャートである。受信装置100が送信装置200と接続している(音楽データを受信して再生している)とき(S131)、個人識別装置7は、カメラによる撮影によってユーザの個人識別情報(ユーザの顔の写真)をCPU1に通知し続けている。CPU1は、個人識別装置7から受信する個人識別情報に基づいて、現在受信装置100と接続している送信装置200のユーザの存在が感知されなくなったか否かを判断している(S132)。ユーザの存在を感知している場合(S132でNO)、CPU1は、送信装置200との接続、および、送信装置200から音楽データを受信して再生する処理を継続する。
一方、例えば、受信装置100が配置されている部屋から、現在受信装置100と無線接続している送信装置200のユーザが出て行った場合、個人識別装置7によってユーザの個人識別情報がCPU1に通知されなくなる。従って、CPU1は、ユーザの存在が感知されなくなったと判断する(S132でYES)。このとき、CPU1は、送信装置200との無線接続を自動的に解除し(送信装置200から音楽データを受信しなくなり)、スタンバイ状態に移行し、図5のS101の処理へと移行する。
受信装置100が配置されている部屋から送信装置200を所持した人が出て行った場合であっても送信装置200が受信装置100の無線接続可能範囲X内に存在する場合には、送信装置200から受信装置100に音楽データが送信される。従って、受信装置100は音楽データの受信有無によって、送信装置200との無線接続を切断することができない。そこで、本実施形態では、個人識別装置7から受信される個人識別情報によって、現在受信装置100が無線接続している送信装置200のユーザの存在を感知しなくなると、送信装置200との無線接続を自動的に切断する。従って、ユーザが居なくなっているにもかかわらず、受信装置100と送信装置200との無線接続および音楽データ送受信が維持されることが防止され、受信装置100および送信装置200の無駄な電力消費が発生することを防止できる。また、Bluetoothにおいては、1つの送信装置は1つの受信装置としか接続できないので、自動的に接続が切断されることによって、送信装置200を所持するユーザが別の部屋にある別の受信装置100に近づいたときに、別の受信装置100と自動的に接続することが可能となる。
なお、個人識別装置7として指紋認証やICカードが使用される場合、現在受信装置100が無線接続している送信装置200のユーザが再度、指紋認証やICカードによる個人認証を実行することで、ユーザが居なくなると判断すると良い。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。音楽ファイル以外のコンテンツ(例えば、映像ファイルや静止画ファイル)を再生するものであってもよい。通信規格は、Bluetoothに限定されるものではなく、無線LAN、無線HDMIやその他の任意の無線通信規格を適宜選択して採用することができる。本発明の受信装置100、送信装置200を動作させるためのコンピュータプログラムまたはそのコンピュータプログラムを記録した記録媒体という形態で提供されてもよい。
本発明は例えば据置型オーディオ機器と携帯型音楽プレーヤとに好適に適用され得る。
100 受信装置
1 CPU
2 書換可能メモリ
3 ROM
4 通信部
5 再生部
6 スピーカー
7 個人識別装置
200 送信装置
11 CPU
12 書換可能メモリ
13 ROM
14 フラッシュメモリ
15 再生部
16 表示部
17 操作部
18 通信部

Claims (5)

  1. 送信装置と無線接続可能な受信装置であって、
    1又は複数の前記送信装置の識別情報を、前記送信装置を所有するユーザの個人識別情報と対応付けて管理する識別情報管理手段と、
    前記受信装置を利用するユーザの個人識別を実行する個人識別手段と、
    前記個人識別手段によって前記受信装置を利用するユーザを特定できたとき、特定できたユーザの個人識別情報に対応付けて前記識別情報管理手段によって管理されている前記送信装置を特定する特定手段と、
    前記特定手段によって特定された送信装置を探索する探索手段と、
    前記探索手段が前記送信装置を発見したとき、発見した前記送信装置と無線接続する接続手段と、
    前記接続手段によって無線接続された前記送信装置からコンテンツを受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信されたコンテンツを再生する再生手段とを備える、受信装置。
  2. 前記個人識別情報がユーザの顔の写真データであり、
    前記個人識別手段がカメラを有し、前記カメラによってユーザの顔を撮影することにより、前記受信装置を利用するユーザの個人識別を実行し、
    前記特定手段が、前記個人識別手段によって撮影されたユーザの顔の写真データに対応付けて、前記識別情報管理手段によって管理されている前記送信装置を特定する、請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記探索手段が、前記特定手段によって特定された前記送信装置を発見できなかったとき、前記識別情報管理手段によって管理されている他の前記送信装置を探索しない、請求項1または2に記載の受信装置。
  4. 前記接続手段が前記送信装置と無線接続したとき、前記接続手段によって無線接続された前記送信装置に再生アプリケーションプログラムの起動指示およびコンテンツ再生指示を送信する指示手段をさらに備える、請求項1〜3のいずれかに記載の受信装置。
  5. 前記個人識別手段によって、前記接続手段が無線接続している前記送信装置のユーザの不在が判断されたとき、前記接続手段が前記送信装置との無線接続を解除する、請求項1〜4のいずれかに記載の受信装置。
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