JP2005268853A - ハンズフリー通話装置、その制御方法、制御プログラム及び記録媒体 - Google Patents

ハンズフリー通話装置、その制御方法、制御プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 利用可能な複数の電話端末の中から適切な電話端末を選択してハンズフリー通話を行うことができ、また、ハンズフリー通話中は他の電話端末を単独使用可能にできるハンズフリー通話装置、その制御方法、制御プログラム及び記録媒体を提供する。
【解決手段】 ハンズフリー通話装置10は、生体情報検出ユニット26により取得した指紋データと、記憶部21に記憶された生体情報とを照合し、照合がとれ、かつ、無線通信部30により記憶部21に記憶された識別情報と一致する電話番号を持つ携帯電話機100が検索された場合に、その携帯電話機100を介してハンズフリー通話を可能にする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電話端末と無線通信してその電話端末を介したハンズフリー通話を制御するハンズフリー通話装置、その制御方法、制御プログラム及び記録媒体に関する。
自動車等の車室内には、ドライバが携帯電話機をハンズフリーで使用できるようにするハンズフリー装置が配置されることがある。この種のハンズフリー通話装置には、車内の携帯電話機との通信接続を無線通信によって行うものが提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2003−47054号公報
しかしながら、携帯電話機との通信接続を無線通信により行うハンズフリー通話装置は、通信エリアに複数の携帯電話機が存在すると、同乗者の携帯電話機を介して電話を発信してしまうおそれがある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、使用者が意図する電話端末だけをハンズフリー通話に使用することが可能なハンズフリー通話装置、その制御方法、制御プログラム及び記録媒体を提供することを目的としている。
上述課題を解決するため、本発明は、電話端末と無線通信して、その電話端末を介したハンズフリー通話を制御するハンズフリー通話装置において、使用許可者の生体情報と、前記使用許可者に対して使用許可された電話端末の識別情報とを記憶する記憶手段と、生体情報を検出する検出手段と、前記検出手段で検出された生体情報と、前記記憶手段に記憶された生体情報との照合を行うと共に、無線通信により前記記憶手段に記憶された識別情報を持つ電話端末を検索し、照合がとれ、かつ、前記記憶手段に記憶された識別情報を持つ電話端末が検索された場合に、この電話端末を介したハンズフリー通話を許可する制御手段とを備えることを特徴とする。
この構成によれば、検出手段で検出された生体情報と、記憶手段に記憶された生体情報との照合がとれ、かつ、記憶手段に記憶された識別情報を持つ電話端末が検索された場合に、この電話端末を介したハンズフリー通話を許可するので、使用許可者だけが、この使用許可者に使用許可された電話端末を使ってハンズフリー通話を行うことでき、また、使用許可者以外がハンズフリー通話を行うのを規制することができる。
上記構成において、前記制御手段は、前記記憶手段に記憶された識別情報を持つ電話端末が検索されなかった場合、ユーザに対して、無線通信により取得した電話端末の識別情報の中から一つの識別情報の選択を促し、選択された識別情報を、前記使用許可者に対して使用許可された電話端末の識別情報として、前記記憶手段に記憶させるようにしてもよい。
また、前記制御手段は、前記照合がとれない場合、ユーザに対して使用許可者として新規登録するか否かの選択を促し、新規登録が選択された場合は、無線通信により取得した電話端末の識別情報の中から一つの識別情報の選択を促し、選択された識別情報を、前記ユーザに対して使用許可された電話端末の識別情報として前記記憶手段に記憶させると共に、前記検出手段により検出した前記ユーザの生体情報を前記記憶手段に記憶させるようにしてもよい。
また、前記記憶手段には、使用許可者毎に、前記使用許可者の生体情報と、この使用許可者に対して使用許可された電話端末の識別情報とが対応づけられて記憶されるようにしてもよい。また、前記生体情報は、前記使用許可者の指紋、声紋、体重、前記使用許可者が発した音声の音声データのうちのいずれかを含むことが好ましく、また、前記識別情報は、前記電話端末の電話番号、或いは、前記電話端末のアドレス情報であることが好ましい。
また、本発明は、電話端末と無線通信して、その電話端末を介したハンズフリー通話を制御するハンズフリー通話装置の制御方法において、生体情報を検出し、検出した前記生体情報と、予め記憶された使用許可者の生体情報との照合を行うと共に、無線通信により、予め記憶された、前記使用許可者に対して使用許可された電話端末の識別情報、と一致する識別情報を持つ電話端末を検索し、照合がとれ、かつ、前記識別情報を持つ電話端末が検索された場合に、この電話端末を介したハンズフリー通話を許可することを特徴とする。
この構成によれば、検出した生体情報と、予め記憶された使用許可者の生体情報との照合がとれ、かつ、予め記憶された、使用許可者に対して使用許可された電話端末の識別情報、と一致する識別情報を持つ電話端末が検索された場合に、この電話端末を介したハンズフリー通話を許可するので、使用許可者だけが、この使用許可者に使用許可された電話端末を使ってハンズフリー通話を行うことでき、また、使用許可者以外がハンズフリー通話を行うのを規制することができる。
また、本発明は、以上説明したハンズフリー通話装置及びその制御方法に適用する他、この発明を実施するための制御プログラムを電気通信回線を介して一般ユーザに配布したり、そのようなプログラムを、磁気記録媒体、光記録媒体、半導体記録媒体等のコンピュータに読み取り可能な記録媒体に格納して一般ユーザに配布する、といった態様でも実施され得る。
本発明は、使用許可者だけが、この使用許可者に許可された電話端末を使ってハンズフリー通話を行うことでき、また、使用許可者以外がハンズフリー通話を行うのを規制することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るハンズフリー通話装置10の機能構成を示すブロック図である。このハンズフリー通話装置10は、自動車等の車両に配置され、予め定めたユーザが使用許可者であり、また、カーオーディオ装置としても機能するものである。
このハンズフリー通話装置10において、制御部20は、CPUを備え、このハンズフリー通話装置10の全体を制御するコンピュータとして機能する。また、記憶部21は、制御部20によって実行される制御プログラムやデータの他、使用許可者の生体情報D1や、使用許可者が所有する携帯電話機100を識別する識別情報D2が記憶される。ここで、本実施形態では、生体情報D2は指紋データ(指紋の画像データ或いは指紋の特徴を示すベクトルデータ等)であり、識別情報D2は携帯電話機100の電話番号である。
オーディオ部22は、一般的なカーオーディオ装置と同様の構成を備えるものであるため詳細な説明は省略するが、制御部20の制御の下、CD(Compact Disc)の再生処理やラジオの受信処理を行い、対応する音声を、車両内に配置されたスピーカから放音させる。
入力インターフェース(入力I/F)23は、電話番号等を入力するためのテンキーや認証開始を指示する操作子といったハンズフリー通話用の操作子の他、CD再生用の操作子等のオーディオ操作用の操作子を備えるものである。すなわち、制御部20は、この入力I/F23を介してユーザから各種指示を入力し、この指示に応じてハンズフリー通話制御や、オーディオ部22の制御を適宜行うようになっている。
通信インターフェース(通信I/F)24は、RS(Recommended Standard)−232C、USB(Universal Serial Bus)等の汎用の通信インターフェース或いは独自規格の通信インターフェースであり、この通信I/F24には、音声入力ユニット25と、生体情報検出ユニット26とが接続される。
音声入力ユニット25は、ハンズフリー通話の際の送話音声を入力するものであり、マイクやアンプ等から構成される。このように、音声入力ユニット25は、通信I/F24を介して接続されるので、ハンドルやダッシュボードの上等、使用者(ドライバ)の音声を入力し易い位置に配置することが可能となっている。但し、この音声入力ユニット25をハンズフリー通話装置10に内蔵するようにしても良い。
生体情報検出ユニット(検出手段)26は、使用者の生体情報を検出するものであり、本実施形態では、指紋を検出する指紋検出ユニットが適用される。この生体情報検出ユニット26は、制御部20の制御の下、指紋の読み取りを開始し、読み取った指紋データを出力する。この生体情報検出ユニット26は、ドライバが運転中の間は、基本的にいつでもドライバの指紋を読み取ることができるように、少なくとも指紋を読み取る指紋読取部が車両のハンドルに設けられている。
無線通信部30は、制御部20の制御の下、Bluetooth(登録商標)規格に準拠して近距離無線通信を行うものであり、周囲に通信エリアを形成して、この通信エリアに在圏する携帯電話機100と無線通信する。なお、通信方式はBluetoothに限らず、無線LAN等の他の無線通信方式でもよく、また、この無線通信部30は、このハンズフリー通話装置10に着脱可能な汎用の無線通信ユニットでもよい。
具体的には、この無線通信部30は、この無線通信部30全体を制御する通信制御回路31と、音声入力ユニット25を介して入力した送話音声等の送信データに対して所定の変調処理を施す変調回路32と、変調回路32の出力信号に基づいてアンテナ33から無線信号を送信させる出力回路34と、アンテナ33を介して受信した送話音声等の信号を増幅する増幅回路35と、受信信号に対して所定の復調処理を施す復調回路36等から構成されている。
次に、このハンズフリー通話装置10で使用可能な携帯電話機(電話端末)100について簡単に説明する。この携帯電話機100は、移動通信網(図示略)を介して他の携帯電話機や固定電話と通話通信するものであり、スピーカフォンやマイクロフォン、通話通信のための通信部といった、一般的な携帯電話機が備える構成の他に、上記無線通信部30と略同様の構成を具備する無線通信ユニット(図示略)を備える。また、この携帯電話機100は、一般的な携帯電話機と同様に、自機の電話番号が内蔵メモリに記憶されており、無線通信ユニットは、内蔵メモリに記憶された電話番号の送信や、電話相手からの受話音声の送信や送話音声の受信等の音声通信を無線で行うことが可能となっている。また、表示部27は、各種情報を表示するものであり、例えば、液晶表示パネルや液晶駆動回路等から構成されている。
ところで、このハンズフリー通話装置10は、車両のイグニッションキーがオン(少なくともアクセサリー電源がオン)されると、或いは、入力I/F23を介して起動指示を入力すると、1台の携帯電話機100と無線接続し、この携帯電話機100を介してハンズフリー通話可能なハンズフリー通話システムを構築するようになっている。以下、このハンズフリー通話システム構築時の動作について説明する。
図2は、ハンズフリー通話システム構築の動作を示すフローチャートである。
まず、制御部20は、ドライバ席に着座する人が使用許可者か否かを判定するドライバ判定処理を実行する(ステップS1)。具体的には、制御部20は、生体情報検出ユニット26を駆動し、この生体情報検出ユニット26によりハンドルを握る人の指紋を読み取り、通信I/F24を介して指紋データを入力する。続いて、制御部20は、入力した指紋データと、記憶部21に記憶された生体情報D1(指紋データ)とを照合し、その一致度を演算により算出し、一致度が予め定めた閾値レベル以上か否かを判定する。
そして、一致度が閾値レベル以上の場合、つまり、入力した指紋データと記憶部21に記憶された生体情報D1(指紋データ)との照合がとれ、使用許可者であると判定した場合(ステップS2:YES)、制御部20は、その使用許可者の携帯電話機100の検索を行う(ステップS3)。
具体的には、制御部20は、無線通信部30により通信エリアに在圏する携帯電話機100と無線通信を行うことにより、携帯電話機100から電話番号の情報を取得し、その電話番号が、記憶部21に記憶された識別情報D2(電話番号)と一致するか否かを判定する。ここで、制御部20は、通信エリアに複数の携帯電話機100が存在する場合は、無線通信により各携帯電話機100から電話番号をそれぞれ取得し、識別情報D2と一致するか否かをそれぞれ判定する。
そして、制御部20は、識別情報D2と一致する電話番号を取得し、かつ使用許可者の携帯電話機100が見つかったと判定すると(ステップS4:YES)、無線通信部30によりその携帯電話機100(以下、携帯電話機100aと表記する。)だけと通信同期を確立して無線接続し、ハンズフリー通話システムを構築する(ステップS4)。
このようにハンズフリー通話システムを構築すると、制御部20は、無線接続された携帯電話機100aの発着信を待機する状態となり、この携帯電話機100aを介したハンズフリー通話を制御する。具体的には、制御部20は、例えば、入力I/F23を介して発信指示や電話番号を入力すると、無線通信部30を介して発信コマンド及び電話番号を送信して携帯電話機100aに発信処理を行わせ、その後、この携帯電話機100aと音声通信することにより、携帯電話機100aが受信した受話音声をスピーカから放音させると共に、音声入力ユニット25を介して入力した送話音声を携帯電話機100aに音声入力させる。
また、制御部20は、無線通信部30を介して携帯電話機100aから無線送信された着信トリガ信号(着信音の音声信号を含む)を受信することにより着信を検知し、この場合、着信音をスピーカから放音させると共に、入力I/F23を介して通話指示を入力すると、対応する制御コマンドを送信して携帯電話機100aを通話状態に制御し、この携帯電話機100aと音声通信する。
これによって、携帯電話機100aだけがハンズフリー通話に使用され、他の携帯電話機100を介して発信してしまう場合や、他の携帯電話機100の着信をうけてしまう場合が回避される。
また、制御部20は、ハンズフリー通話システムを構築すると、所定の時間間隔で、上記ステップS1と同様のドライバ判定処理を行うことによりドライバが交代したか否かの判定を行う(ステップS6)。そして、制御部20は、ドライバが交代したと判定した場合は(ステップS6:YES)、車両のイグニッションキーがオフされた(アクセサリー電源の供給が停止された)か否かを所定時間判定し(ステップS7)、オフされると処理を終了する一方(ステップS7:YES)。イグニッションキーがオンのままの場合はステップS1の処理に移行し、ドライバ判定処理を再度行うようになっている。これにより、このハンズフリー通話装置10は、ドライバが交代すると、ハンズフリー通話システムが解除され、使用許可されていない者によるハンズフリー通話を規制できるようになっている。
ここで、上記ステップS2の判定において、ドライバが使用許可者でない場合(ステップS2:NO)、制御部20は、例えば「新規登録しますか」といったメッセージを表示部27に表示させ、或いは、該メッセージの音声をスピーカから放音させて、そのドライバに対して新規登録するか否かの選択を促す(ステップS10)。そして、制御部20は、入力I/F23を介して新規登録しない旨が選択された場合(ステップS10:NO)、この処理を終了する一方、新規登録する旨が選択された場合は(ステップS10:YES)、新規登録する者の生体情報D1と電話番号の識別情報D2とを記憶部21に記憶させる処理を開始する。
具体的には、制御部20は、無線通信部30により通信エリアに在圏する全ての携帯電話機100を検索し、これら携帯電話機100の電話番号を無線通信により取得し(ステップS11)、取得した電話番号を表示部27に表示させ、新規登録を促すべく、ユーザに対して携帯電話機100の電話番号の選択を促す(ステップS12)。そして、制御部20は、入力I/F23を介して電話番号が選択されると(ステップS12:登録)、ステップS1の処理で取得した指紋データを生体情報D1として記憶部21に記憶すると共に、選択された電話番号を識別情報D2として記憶部21に記憶した後、ステップS5の処理に移行する。
一方、ステップS12において新規登録者の携帯電話機100の電話番号が表示されず、入力I/F23を介してその旨が入力されると(ステップS12:登録不可)、制御部20は、通信エリアに在圏する全ての携帯電話機100を再検索し(ステップS11)、これら携帯電話機100の電話番号を再表示させて、電話番号の選択を促すようになっている(ステップS12)。これにより、新規登録者は、電話番号をいちいち入力しなくても、自身の携帯電話機100の電話番号を簡易に登録できるようになっている。
この場合、ステップS5の処理では、制御部20は、新規登録された識別情報D2に対応する携帯電話機100だけと無線接続し、これによって、新規登録者は、自身の携帯電話機100を介して直ぐにハンズフリー通話を行うことができるようになっている。
また、上記ステップS10〜S12の新規登録の際、制御部20は、記憶部21に予め記憶された生体情報D1及び識別情報D2を、この新規登録対象の生体情報D1及び識別情報D2に更新する(書き換える)ようにしてもよいし、追加登録するようにしてもよい。
追加登録する場合は、使用許可者毎に、生体情報D1と識別情報D2とを対応づけて記憶するようにし、制御部20は、ステップS1及びS2において、入力した指紋データと、記憶部21に記憶された各生体情報D1とを照合し、ステップS3及びS4において、照合がとれた生体情報D1に対応づけられた識別情報D2と一致する電話番号を有する携帯電話機100を検索するようにすれば、ハンズフリー通話の許可者を複数人にすることが可能となる。
一方、上記ステップS4の判定において、識別情報D2と一致する電話番号を取得できなかった場合(ステップS4:NO)、制御部20は、ステップS3で検索した全ての携帯電話機100の電話番号を表示部27に表示させ、新規登録を促すべく、ユーザ(使用許可者)に対して電話番号の選択を促す(ステップS8)。そして、入力I/F23を介して電話番号が選択されると、制御部20は、記憶部21に記憶された識別情報D2を、選択された電話番号に更新した後(ステップS9)、ステップS5の処理に移行し、この新規登録された識別情報2に対応する携帯電話機100だけと無線接続する。
これによって、使用許可者は、自身の携帯電話機100を変更した場合でも、簡易にこの携帯電話機100の電話番号を新規登録でき、直ぐにハンズフリー通話を行うことができる。なお、ステップS8において登録対象の電話番号が表示されず、入力I/F23を介してその旨が入力された場合、或いは、所定期間何も操作されなかった場合は(ステップS8:登録不可)、制御部20は、通信エリアに在圏する全ての携帯電話機100を再検索し(ステップS3)、これら携帯電話機100の電話番号を再表示させて、電話番号の選択を促す(ステップS8)。これにより、使用許可者は、電話番号をいちいち入力しなくても、新たな携帯電話機100の電話番号を簡易に新規登録できるようになっている。
以上説明したように、このハンズフリー通話装置10は、生体情報検出ユニット26により取得した指紋データと、予め記憶された生体情報D1とを照合し、照合がとれ、かつ、無線通信部30により予め記憶された識別情報D2と一致する電話番号を持つ携帯電話機100が検索された場合に、その携帯電話機100を介してハンズフリー通話を許可するので、使用許可者だけが、自分の携帯電話機100aを使ってハンズフリー通話を行うことでき、また、使用許可者以外がハンズフリー通話を行うのを規制することができる。
また、このハンズフリー通話装置10は、照合がとれない場合は、ユーザに対して新規登録するか否かの選択を促し、新規登録する場合は、無線通信により取得した携帯電話機100の電話番号の中から電話番号の選択を促し、生体情報検出ユニット26により取得した指紋データと、選択された電話番号とをそれぞれ生体情報D1及び識別情報D2として記憶部21に登録するので、簡易に新規登録を行うことができ、この新規登録者は、自分の携帯電話機100を使ってハンズフリー通話を行うことが可能となる。
また、このように追加登録を行う場合に、使用許可者毎に、生体情報D1と識別情報D2とを対応づけて記憶するようにすることにより、予め定めた複数人がそれぞれ自分の携帯電話機100を使ってハンズフリー通話を行うことが可能となる。
さらに、このハンズフリー通話装置10は、予め記憶された識別情報D2と一致する電話番号を持つ携帯電話機100が検索されなかった場合は、無線通信により取得した携帯電話機100の電話番号の中から電話番号の選択を促し、選択された電話番号を識別情報D2として記憶部21に登録するので、使用許可者が自身の携帯電話機100を変更した場合にも、簡易にこの携帯電話機100を登録してハンズフリー通話を行うことが可能となる。
上述した実施形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものではなく、本発明の範囲内で任意に変更可能である。さらに、実施例で示した構成はそれに限定されるものでは無く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。例えば、上述の実施形態では、ドライバ判定処理を行った後に、識別情報D2と一致する電話番号を持つ携帯電話機100を検索する場合について述べたが、この検索の後にドライバ判定処理を行うようにしてもよく、その順番は任意でよい。
また、上述の実施形態では、生体情報D1を指紋データとしたが、使用許可者の声紋や発した音声の音声データ、或いは、体重等の様々な生体情報を広く適用することができ、また、複数種類の生体情報を用いるようにしてもよい。この場合、音声入力ユニット25を生体情報検出ユニット26に兼用でき、また、シート下等に重量センサを配置し、この重量センサを生体情報検出ユニット26とすればよい。
また、上述の実施形態では、識別情報D2を電話番号としたが、携帯電話機100を識別可能な情報であればよく、携帯電話機100に予め割り当てられた識別情報や、無線通信ユニット等に固有に割り当てられたアドレス情報(MACアドレスやBluetooth Device Address)でもよい。
さらに、上述の実施形態では、ハンズフリー通話に使用する電話端末が携帯電話機100の場合について説明したが、無線通信機能を備えたPHSやIP電話等の電話端末を広く適用することが可能である。また、本発明を、車内で使用するハンズフリー通話装置10に適用する場合について述べたが、車両以外で使用するハンズフリー通話装置に広く適用することが可能である。
さらに、上述の実施形態では、上記制御プログラムを記憶部21に予め記憶しておく場合について説明したが、この制御プログラムを、磁気記録媒体、光記録媒体、半導体記録媒体等のコンピュータが読み取り可能な記録媒体に格納し、コンピュータが記録媒体からこの制御プログラムを読み取って実行するようにしてもよい。また、この制御プログラムを電気通信回線を介して通信ネットワーク上の配信サーバ等からダウンロードできるようにしてもよい。
本発明の実施形態に係るハンズフリー通話装置の機能構成を示すブロック図である。 ハンズフリー通話システム構築の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 ハンズフリー通話装置
20 制御部
21 記憶部
22 オーディオ部
23 入力I/F
24 通信I/F
25 音声入力ユニット
26 生体情報検出ユニット
27 表示部
30 無線通信部
100、100a 携帯電話機

Claims (9)

  1. 電話端末と無線通信して、その電話端末を介したハンズフリー通話を制御するハンズフリー通話装置において、
    使用許可者の生体情報と、前記使用許可者に対して使用許可された電話端末の識別情報とを記憶する記憶手段と、
    生体情報を検出する検出手段と、
    前記検出手段で検出された生体情報と、前記記憶手段に記憶された生体情報との照合を行うと共に、無線通信により前記記憶手段に記憶された識別情報を持つ電話端末を検索し、照合がとれ、かつ、前記記憶手段に記憶された識別情報を持つ電話端末が検索された場合に、この電話端末を介したハンズフリー通話を許可する制御手段と
    を備えることを特徴とするハンズフリー通話装置。
  2. 前記制御手段は、前記記憶手段に記憶された識別情報を持つ電話端末が検索されなかった場合、ユーザに対して、無線通信により取得した電話端末の識別情報の中から一つの識別情報の選択を促し、選択された識別情報を、前記使用許可者に対して使用許可された電話端末の識別情報として、前記記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項1に記載のハンズフリー通話装置。
  3. 前記制御手段は、前記照合がとれない場合、ユーザに対して使用許可者として新規登録するか否かの選択を促し、新規登録が選択された場合は、無線通信により取得した電話端末の識別情報の中から一つの識別情報の選択を促し、選択された識別情報を、前記ユーザに対して使用許可された電話端末の識別情報として前記記憶手段に記憶させると共に、前記検出手段により検出した前記ユーザの生体情報を前記記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項1又は2に記載のハンズフリー通話装置。
  4. 前記記憶手段には、使用許可者毎に、前記使用許可者の生体情報と、この使用許可者に対して使用許可された電話端末の識別情報とが対応づけられて記憶されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のハンズフリー通話装置。
  5. 前記生体情報は、前記使用許可者の指紋、声紋、体重、前記使用許可者が発した音声の音声データのうちのいずれかを含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のハンズフリー通話装置。
  6. 前記識別情報は、前記電話端末の電話番号、或いは、前記電話端末のアドレス情報であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のハンズフリー通話装置。
  7. 電話端末と無線通信して、その電話端末を介したハンズフリー通話を制御するハンズフリー通話装置の制御方法において、
    生体情報を検出し、
    検出した前記生体情報と、予め記憶された使用許可者の生体情報との照合を行うと共に、無線通信により、予め記憶された、前記使用許可者に対して使用許可された電話端末の識別情報、と一致する識別情報を持つ電話端末を検索し、
    照合がとれ、かつ、前記識別情報を持つ電話端末が検索された場合に、この電話端末を介したハンズフリー通話を許可する
    ことを特徴とするハンズフリー通話装置の制御方法。
  8. 電話端末と無線通信して、その電話端末を介したハンズフリー通話を制御するハンズフリー通話装置をコンピュータにより制御するための制御プログラムにおいて、
    生体情報を検出させ、
    検出した前記生体情報と、予め記憶された使用許可者の生体情報との照合を行わせると共に、無線通信により、予め記憶された、前記使用許可者に対して使用許可された電話端末の識別情報、と一致する識別情報を持つ電話端末を検索させ、
    照合がとれ、かつ、前記識別情報を持つ電話端末が検索された場合に、この電話端末を介したハンズフリー通話を許可させることを特徴とする制御プログラム。
  9. 電話端末と無線通信して、その電話端末を介したハンズフリー通話を制御するハンズフリー通話装置をコンピュータにより制御するための制御プログラムを記録した記録媒体において、
    生体情報を検出させ、
    検出した前記生体情報と、予め記憶された使用許可者の生体情報との照合を行わせると共に、無線通信により、予め記憶された、前記使用許可者に対して使用許可された電話端末の識別情報、と一致する識別情報を持つ電話端末を検索させ、
    照合がとれ、かつ、前記識別情報を持つ電話端末が検索された場合に、この電話端末を介したハンズフリー通話を許可させる制御プログラムをコンピュータ読み取り可能に記録した記録媒体。
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