JP5570967B2 - 回転伝達カップリング - Google Patents

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Description

本発明は、駆動側部材と従動側部材との間に介設されて両者を連結し、駆動側部材の回転力を従動側部材に伝達させる回転伝達カップリングに関するものである。
従来、例えば、自動車のドライブシャフトやプロペラシャフト、また最近では電気自動車などのモータを車輪に内蔵したインホイールモータシステムなどにおいては、駆動側から従動側に回転トルクを伝達するための回転伝達カップリングが組み込まれている。
例えば、下記特許文献1には、図5に示すような回転伝達カップリング100が開示されている。この回転伝達カップリング100では、カップリング本体である中間ベースプレート102に4つの貫通孔104を設け、該貫通孔104にゴムブッシュ106,108を挿入固定する。該ゴムブッシュは、中間ベースプレート102の面内に平行な面内においてその剛性に異方性を有して駆動側部材120に接続される第1のゴムブッシュ106と、剛性の低い方向が該第1のゴムブッシュ106の剛性の低い方向と直交するように設けられて従動側部材122に接続される第2のゴムブッシュ108からなる。これらのゴムブッシュ106,108は、その軸方向を回転伝達カップリング100の回転軸100Xに平行に設置した上で、それぞれ軸芯を挟んだ両側のゴム弾性部110にすぐり112を設けることで、上記剛性の異方性を与えている。
この回転伝達カップリング100であると、その回転方向については、第1及び第2のゴムブッシュ106,108がすぐり112のない剛性の高い方向に動くことになるので、回転力を効果的に伝達することができる。一方、駆動側部材120と従動側部材122との間に偏心があった場合、例えば、図5における偏心方向の変位に対しては、第1のゴムブッシュ106におけるすぐり112のある剛性の低い方向と、第2のゴムブッシュ108におけるすぐり112のない剛性の高い方向との直列ばねとなる。直列ばねでは、剛性の低い方のばねが支配的となるので、上記第1のゴムブッシュ106により偏心方向での剛性を下げることができ、従って、偏心方向での反力を下げつつ、回転力を確実に伝達することができる。
特開2008−185195号公報
上記回転伝達カップリング100においては、すぐり112のサイズを大きくすることで、ゴムブッシュ106,108のすぐり方向とすぐり無し方向の剛性比を大きくし、これにより、回転方向の剛性と偏心方向の剛性との剛性比を大きくすることができる。しかしながら、この構造では、すぐり112を大きくするとゴムブッシュ106,108の剛性の絶対値も低下してしまうので、すぐり方向とすぐり無し方向の剛性比を大きくするのには限界があり、回転方向での高い剛性を得ることが困難となる。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、回転方向と偏心方向との剛性比を大きく設定することが可能な回転伝達カップリングを提供することを目的とする。
本発明に係る回転伝達カップリングは、駆動側部材と該駆動側部材によって回転させられる従動側部材との間に介設されて両者を連結する回転伝達カップリングであって、その回転軸に垂直な第1の軸直角方向において前記回転軸を挟んだ両側に配置されて前記駆動側部材に接続される一対の第1ゴムブッシュと、前記第1の軸直角方向に垂直な第2の軸直角方向において前記回転軸を挟んだ両側に配置されて前記従動側部材に接続される一対の第2ゴムブッシュと、これら第1ゴムブッシュと第2ゴムブッシュを保持するカップリング本体と、を備えてなり、前記一対の第1ゴムブッシュは、当該第1ゴムブッシュの軸方向を前記第1の軸直角方向に一致させて前記カップリング本体に保持され、前記一対の第2ゴムブッシュは、当該第2ゴムブッシュの軸方向を前記第2の軸直角方向に一致させて前記カップリング本体に保持されたものである。前記第1ゴムブッシュは、第1内筒と、前記第1内筒を軸平行に取り囲む第1外筒と、これら第1内筒と第1外筒の間に介設されて両者に加硫接着された第1ゴム弾性部とを備え、前記第1内筒が前記駆動側部材と前記カップリング本体の一方に固定されるとともに、前記第1外筒が前記駆動側部材と前記カップリング本体の他方に固定され、更に、前記回転伝達カップリングの軸方向における前記第1ゴムブッシュの軸芯を挟んだ両側の第1ゴム弾性部にすぐりが設けられている。前記第2ゴムブッシュは、第2内筒と、前記第2内筒を軸平行に取り囲む第2外筒と、これら第2内筒と第2外筒の間に介設されて両者に加硫接着された第2ゴム弾性部とを備え、前記第2内筒が前記従動側部材と前記カップリング本体の一方に固定されるとともに、前記第2外筒が前記従動側部材と前記カップリング本体の他方に固定され、更に、前記回転伝達カップリングの軸方向における前記第2ゴムブッシュの軸芯を挟んだ両側の第2ゴム弾性部にすぐりが設けられている。
本発明の好ましい態様において、前記カップリング本体は、前記回転軸を取り囲む枠状部材であり、前記第1の軸直角方向における前記回転軸を挟んだ両側において当該第1の軸直角方向に貫通する一対の第1取付孔と、前記第2の軸直角方向における前記回転軸を挟んだ両側において当該第2の軸直角方向に貫通する一対の第2取付孔とを備え、前記一対の第1取付孔に前記一対の第1ゴムブッシュが挿入固定されるとともに、前記一対の第2取付孔に前記一対の第2ゴムブッシュが挿入固定されてもよい
本発明に係る回転伝達カップリングであると、その回転方向については、ゴムブッシュの圧縮方向でのばねを利用して剛性を高くすることができ、偏心方向については、ゴムブッシュの軸方向が偏心方向と一致するので、ゴムブッシュの剪断方向でのばねを利用して剛性を低くすることができる。そのため、回転方向と偏心方向との剛性比を大きくすることが容易である。また、ゴムブッシュの軸方向は剪断特性によりばね特性の線形性が確保しやすいことから、偏心方向に大変位が加わったときに反力の上昇を最小限に抑えることができる。
実施形態に係る回転伝達カップリングの構成を示す斜視図である。 同回転伝達カップリングの分解斜視図である。 同回転伝達カップリングの正面図である。 同回転伝達カップリングの断面図であり、(a)は正面断面図、(b)はそのA−A線断面図である。 (a)従来の回転伝達カップリングの正面図であり、(b)はそのB−B線断面図である。
以下、本発明の実施形態について図1〜4に基づいて説明する。
実施形態に係る回転伝達カップリング10は、駆動軸12に接続された駆動側ブラケット(駆動側部材)14と、従動軸16に接続された従動側ブラケット(従動側部材)18との間に介設される部材であり、駆動軸12と従動軸16を連結するとともに、駆動軸12から従動軸16に回転力を伝達する。
回転伝達カップリング10は、駆動側ブラケット14に接続される一対の第1ゴムブッシュ20,20と、従動側ブラケット18に接続される一対の第2ゴムブッシュ22,22と、これら4つの第1及び第2ゴムブッシュ20,20,22,22を保持するカップリング本体24とを備えてなる。
第1ゴムブッシュ20は、回転伝達カップリング10の回転軸Oに垂直な第1の軸直角方向Y1において、該回転軸Oを挟んだ両側に対向配置されている。第2ゴムブッシュ22は、上記回転軸Oに垂直かつ第1の軸直角方向Y1に垂直な第2の軸直角方向Y2において、該回転軸Oを挟んだ両側に対向配置されている。従って、一対の第1ゴムブッシュ20,20の対向方向と、一対の第2ゴムブッシュ22,22の対向方向とが、互いに直交するように設けられている。
第1ゴムブッシュ20は、軸部材としての第1内筒26と、該第1内筒26を軸平行かつ同軸状に取り囲む第1外筒28と、これら第1内筒26と第1外筒28との間に介設されて両者を連結する第1ゴム弾性部30とからなる。第1内筒26と第1外筒28は、金属などの剛性材料からなり、第1ゴム弾性部30は、これら第1内筒26と第1外筒28に加硫接着されている。第1ゴムブッシュ20は、その軸芯A1を挟んだ両側の第1ゴム弾性部30に、軸方向X1に貫通する一対のすぐり32,32を備える。すなわち、第1ゴムブッシュ20の第1ゴム弾性部30には、第1内筒26を挟んで対向する位置にすぐり32が設けられており、このすぐり32の対向方向(即ち、すぐり方向)に直交する方向では、第1内筒26と第2外筒28との間が、第1内筒26を挟んで対向する一対のゴム脚33,33により連結されている。これにより、第1ゴムブッシュ20は、該すぐり方向での剛性が、これに垂直なゴム脚33の対向方向(即ち、すぐり無し方向)での剛性よりも小さく設定されている。
第2ゴムブッシュ22は、軸部材としての第2内筒34と、該第2内筒34を軸平行かつ同軸状に取り囲む第2外筒36と、これら第2内筒34と第2外筒36との間に介設されて両者を連結する第2ゴム弾性部38とからなる。第2内筒34と第2外筒36は、金属などの剛性材料からなり、第2ゴム弾性部38は、これら第2内筒34と第2外筒36に加硫接着されている。第2ゴムブッシュ22は、その軸芯A2を挟んだ両側の第2ゴム弾性部38に、軸方向X2に貫通する一対のすぐり40,40を備える。すなわち、第2ゴムブッシュ22の第2ゴム弾性部38には、第2内筒34を挟んで対向する位置にすぐり40が設けられており、このすぐり40の対向方向(即ち、すぐり方向)に直交する方向では、第2内筒34と第2外筒36との間が、第2内筒34を挟んで対向する一対のゴム脚41,41により連結されている。これにより、第2ゴムブッシュ22は、該すぐり方向での剛性が、これに垂直なゴム脚41の対向方向(即ち、すぐり無し方向)での剛性よりも小さく設定されている。なお、この例では、部材の共通化を図るため、第1ゴムブッシュ20と第2ゴムブッシュ22は同一のものが使用されている。
カップリング本体24は、金属や樹脂などの剛性材料からなり、回転軸Oを中心としてその周りを取り囲む枠状部材である。この例では、内周側が矩形状をなし、外周側が各角部を面取りすることで略八角形状に形成された環状の部材である。カップリング本体24は、上記第1の軸直角方向Y1における回転軸Oを挟んだ両側部に、該第1の軸直角方向Y1に貫通する一対の第1取付孔42,42を備えるとともに、上記第2の軸直角方向Y2における回転軸Oを挟んだ両側部に、該第2の軸直角方向Y2に貫通する一対の第2取付孔44,44を備える。
そして、この一対の第1取付孔42,42に、上記一対の第1ゴムブッシュ20,20がそれぞれ挿入固定されるとともに、一対の第2取付孔44,44に、上記一対の第2ゴムブッシュ22,22がそれぞれ挿入固定されている。この例では、第1取付孔42に、第1ゴムブッシュ20の第1外筒28が圧入保持されており、第2取付孔44に、第2ゴムブッシュ22の第2外筒36が圧入保持されている。
これにより、上記一対の第1ゴムブッシュ20,20は、その軸方向X1を上記第1の軸直角方向Y1に一致させてカップリング本体24に保持されている。すなわち、第1ゴムブッシュ20は、その軸方向X1が回転伝達カップリング10の回転軸Oに対して直交するように設置されている。また、上記一対の第2ゴムブッシュ22,22は、その軸方向X2を上記第2の軸直角方向Y2に一致させてカップリング本体24に保持されている。すなわち、第2ゴムブッシュ22は、その軸方向X2が回転伝達カップリング10の回転軸Oに対して直交し、かつ第2ゴムブッシュ22の軸方向X2と第1ゴムブッシュ20の軸方向X1とが互いに垂直になるように設置されている。
また、この例では、第1ゴムブッシュ20は、上記すぐり32,32の対向方向、即ちすぐり方向が、回転伝達カップリング10の軸方向Xに平行となる姿勢で第1取付孔42内に保持されており、また、第2ゴムブッシュ22は、上記すぐり40,40の対向方向、即ちすぐり方向が、回転伝達カップリング10の軸方向Xに平行となる姿勢で第2取付孔44内に保持されている。これにより、第1ゴムブッシュ20では、回転伝達カップリング10の軸方向Xにおいて第1ゴムブッシュ20の軸芯A1を挟んだ両側にすぐり32,32が設けられており、第2ゴムブッシュ22では、回転伝達カップリング10の軸方向Xにおいて第2ゴムブッシュ22の軸芯A2を挟んだ両側にすぐり40,40が設けられている。
図3,4に示すように、第1ゴムブッシュ20は、第1内筒26が駆動側ブラケット14に接続固定され、また、第2ゴムブッシュ22は、第2内筒34が従動側ブラケット18に接続固定される。
詳細には、駆動側ブラケット14は、駆動軸12との連結部から上記第1の軸直角方向Y1における両側に延出しており、一対の第1ゴムブッシュ20,20の各第1内筒26の両端面に締結される4つの駆動側取付片46が軸方向Xに突出形成されている。そして、カップリング本体24の駆動側から各駆動側取付片46を差し入れて、一対の駆動側取付片46,46の間で第1内筒26を挟み込んだ状態で、第1内筒26にボルト48を挿通して締結することにより、駆動側ブラケット14が第1ゴムブッシュ20に接続固定される。
また、従動側ブラケット18は、従動軸16との連結部から上記第2の軸直角方向Y2における両側に延出しており、一対の第2ゴムブッシュ22,22の各第2内筒34の両端面に締結される4つの従動側取付片50が軸方向Xに突出形成されている。そして、カップリング本体24の従動側から各従動側取付片50を差し入れて、一対の従動側取付片50,50の間で第2内筒34を挟み込んだ状態で、第2内筒34にボルト52を挿通して締結することにより、従動側ブラケット18が第2ゴムブッシュ22に接続固定される。
以上よりなる実施形態の回転伝達カップリング10であると、第1及び第2のゴムブッシュ20,22を、その軸方向X1,X2が回転伝達カップリング10の回転軸Oに直交するように、すなわち軸方向X1,X2が回転伝達カップリング10の軸芯(中心)から放射方向に向くように設置している。そのため、回転伝達カップリング10の回転方向については、第1及び第2のゴムブッシュ20,22の圧縮方向(即ち、ゴム脚33,41が圧縮される方向である軸直角方向)でのばねを利用して、剛性を高くすることができる。
一方、回転伝達カップリング10の偏心方向については、第1及び第2のゴムブッシュ20,22のうちの一方のゴムブッシュにおける軸方向でのばねと、他方のゴムブッシュにおける軸直角方向でのばねとの直列ばねとなる。例えば、図4(a)に示す状態では、第1ゴムブッシュ20の軸方向X1でのばねと、第2ゴムブッシュ22の軸直角方向でのばねとの直列ばねとなり、この場合、剛性の低い第1ゴムブッシュ20の軸方向X1でのばねが支配的となる。そのため、回転伝達カップリング10の偏心方向と、剛性の低い第1ゴムブッシュ20の軸方向X1とが一致することにより、偏心方向での剛性を下げることができる。ここで、ゴムブッシュ20,22の軸方向X1,X2は、剪断歪みしか発生せず、上記すぐり方向よりも一般に剛性を低くすることが容易であるため、従来よりも偏心方向での低い剛性を得ることが容易である。
また、回転伝達カップリング10の回転方向での剛性を更に上げたい場合には、ゴムブッシュ20,22を軸方向X1,X2に長くして、当該軸方向でのゴム弾性部30,38の長さを長くするとともに、ゴム硬度を適切に下げてバランスをとることにより、偏心方向での剛性を上げることなく、回転方向での剛性を上げることができる。そのため、回転伝達カップリング10の回転方向と偏心方向での剛性比を大きくすることが容易である。
また、ゴムブッシュ20,22の軸方向X1,X2は、ゴム弾性部30,38の剪断特性によりばね特性の線形性が確保されるので、回転伝達カップリング10の偏心方向に大変位が加わっても、反力の特性に二次曲線的上昇が発生せず、反力の上昇を最小限に抑えることができる。そのため、例えば、該回転伝達カップリング10を上記のインホイールモータシステムに適用した場合に、モータなどの駆動側や、アクスルなどの従動側のベアリングにかかる負荷を低減させることが可能となる。
また、本実施形態であると、第1及び第2のゴムブッシュ20,22にそれぞれすぐり32,40を設けて、上記すぐり方向が回転伝達カップリング10の軸方向Xに向くようにして、これらゴムブッシュ20,22を設置している。そのため、回転伝達カップリング10の軸方向Xにおける剛性が低くなるので、駆動軸12と従動軸16の相対変位に対して、その荷重を柔らかく受け止めることができる。
以上のように、本実施形態の回転伝達カップリング10であると、回転方向のトルクは確実に伝達しながら、駆動軸12と従動軸16に偏心や偏角があった場合でも、回転力を確実に伝達することができる。
なお、上記実施形態においては、第1及び第2のゴムブッシュ20,22にすぐり32,40を設けたが、本発明において、回転方向と偏心方向との剛性比を大きくするために、かかるすぐりは必須ではなく、従って、このようなすぐりを持たないゴムブッシュで回転伝達カップリングを構成してもよい。また、上記実施形態では、すぐり32,40を軸方向X1,X2に貫通させて設けたが、軸方向において非貫通のすぐりであってもよい。
また、上記実施形態では、第1及び第2のゴムブッシュ20,22に第1及び第2の外筒28,36を設けた構成を採用したが、このような外筒を設けずに、カップリング本体24の取付孔42,44にゴム弾性部30,38を直接圧入させて組み付けるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、第1内筒26を駆動側ブラケット14に接続固定し、第1外筒28をカップリング本体24に固定するとともに、第2内筒34を従動側ブラケット18に接続固定し、第2外筒36をカップリング本体24に固定するようにしたが、これとは反対に、第1内筒をカップリング本体に固定し、第1外筒を駆動側ブラケットに接続固定するとともに、第2内筒をカップリング本体に固定し、第2外筒を従動側ブラケットに接続固定するようにしてもよい。また、これらを適宜に組み合わせてもよい。すなわち、第1ゴムブッシュは、駆動側部材に接続される限り、第1内筒と第1外筒とのいずれで駆動側部材に接続されてもよく、すなわち、第1内筒を駆動側部材に接続しても、カップリング本体側に固定してもよい。また、第2ゴムブッシュは、従動側部材に接続される限り、第2内筒と第2外筒とのいずれで従動側部材に接続されてもよく、すなわち、第2内筒を従動側部材に接続しても、カップリング本体側に固定してもよい。
なお、本発明の回転伝達カップリングは、インホイールモータとホイール又はハブとを連結する部位に設ける態様の他、自動車のドライブシャフトやプロペラシャフトの動力伝達部に設けるなど、自動車をはじめとする各種車両、機械などにおいて、駆動側から従動側に回転力を伝達させる部位に適用することができ、特に限定されない。その他、一々列挙しないが、本発明の趣旨を逸脱しない限り、種々の変更が可能である。
10…回転伝達カップリング 14…駆動側ブラケット 18…従動側ブラケット
20…第1ゴムブッシュ 22…第2ゴムブッシュ 24…カップリング本体
30…第1ゴム弾性部 32…すぐり 38…第2ゴム弾性部
40…すぐり 42…第1取付孔 44…第2取付孔
O…回転軸 Y1…回転伝達カップリングの軸方向
Y1…回転伝達カップリングの第1の軸直角方向 Y2…第2の軸直角方向
A1…第1ゴムブッシュの軸芯 X1…第1ゴムブッシュの軸方向
A2…第2ゴムブッシュの軸芯 X2…第2ゴムブッシュの軸方向

Claims (2)

  1. 駆動側部材と該駆動側部材によって回転させられる従動側部材との間に介設されて両者を連結する回転伝達カップリングであって、
    前記回転伝達カップリングの回転軸に垂直な第1の軸直角方向において、前記回転軸を挟んだ両側に配置されて前記駆動側部材に接続される一対の第1ゴムブッシュと、
    前記第1の軸直角方向に垂直な第2の軸直角方向において、前記回転軸を挟んだ両側に配置されて前記従動側部材に接続される一対の第2ゴムブッシュと、
    これら第1ゴムブッシュと第2ゴムブッシュを保持するカップリング本体と、
    を備えてなり、
    前記一対の第1ゴムブッシュは、当該第1ゴムブッシュの軸方向を前記第1の軸直角方向に一致させて前記カップリング本体に保持され、前記一対の第2ゴムブッシュは、当該第2ゴムブッシュの軸方向を前記第2の軸直角方向に一致させて前記カップリング本体に保持され
    前記第1ゴムブッシュは、第1内筒と、前記第1内筒を軸平行に取り囲む第1外筒と、これら第1内筒と第1外筒の間に介設されて両者に加硫接着された第1ゴム弾性部とを備え、前記第1内筒が前記駆動側部材と前記カップリング本体の一方に固定されるとともに、前記第1外筒が前記駆動側部材と前記カップリング本体の他方に固定され、更に、前記回転伝達カップリングの軸方向における前記第1ゴムブッシュの軸芯を挟んだ両側の第1ゴム弾性部にすぐりが設けられ、
    前記第2ゴムブッシュは、第2内筒と、前記第2内筒を軸平行に取り囲む第2外筒と、これら第2内筒と第2外筒の間に介設されて両者に加硫接着された第2ゴム弾性部とを備え、前記第2内筒が前記従動側部材と前記カップリング本体の一方に固定されるとともに、前記第2外筒が前記従動側部材と前記カップリング本体の他方に固定され、更に、前記回転伝達カップリングの軸方向における前記第2ゴムブッシュの軸芯を挟んだ両側の第2ゴム弾性部にすぐりが設けられた
    ことを特徴とする回転伝達カップリング。
  2. 前記カップリング本体は、前記回転軸を取り囲む枠状部材であり、前記第1の軸直角方向における前記回転軸を挟んだ両側において当該第1の軸直角方向に貫通する一対の第1取付孔と、前記第2の軸直角方向における前記回転軸を挟んだ両側において当該第2の軸直角方向に貫通する一対の第2取付孔とを備え、前記一対の第1取付孔に前記一対の第1ゴムブッシュが挿入固定されるとともに、前記一対の第2取付孔に前記一対の第2ゴムブッシュが挿入固定されたことを特徴とする請求項1記載の回転伝達カップリング。
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