JP5570963B2 - 光学式測定装置 - Google Patents
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Description
近赤外観察とは、近赤外光の性質、即ち、可視光よりも波長が長く、肉眼では見ることができない光であり、可視光とは異なり、シリコンやフィルム等の薄い素材や皮膚組織を透過する性質を利用して、近赤外光が透過する物質越しに行われる観察である。
近赤外観察の主な用途としては、シリコンやフィルム等の薄い素材を使用した回路基盤の検査、セキュリティに利用される静脈認証等が挙げられる。
蛍光観察の主な用途としては、ソルダーレジストが用いられたICウエハの検査、蛍光色素で染色された生物組織や細胞の観察等が挙げられる。
同様に、上記の蛍光観察用光学式測定装置のように、ワークに対応した励起光のみをワークに照射する構成の場合、ワークを白色光で照明する必要がある通常の可視観察を行うことができない。
前記測定対象物の特殊観察を行う特殊観察部と、を備え、
前記可視観察部は、
白色光を出射する白色光源と、
前記白色光源と前記測定対象物との間に配され、前記白色光源から出射された白色光と、前記測定対象物からの戻り光と、を通過させる第1対物レンズと、
前記第1対物レンズを通過した前記戻り光を所定の倍率に変倍する複数のチューブレンズと、
前記複数のチューブレンズのうち前記戻り光上に配置させる一のチューブレンズを選択的に切り替え可能なレンズ切替機構と、を備え、
前記特殊観察部は、
特殊光を出射する特殊光源と、
前記特殊光源と前記測定対象物との間に配され、前記特殊光源から出射された特殊光と、前記測定対象物からの戻り光と、を通過させる第2対物レンズと、を備えることを特徴とする。
前記第2対物レンズを通過した戻り光のうち前記測定対象物から放射された蛍光のみを透過する蛍光フィルタと、を更に備え、
前記特殊光は、励起光であり、
前記第2対物レンズは、前記特殊光源から出射された励起光のうち前記励起フィルタを透過した励起光を通過させることを特徴とする。
前記白色光源と測定対象物との間に配され、前記白色光源から出射された白色光と、前記測定対象物からの戻り光と、を通過させる対物レンズと、
前記対物レンズを通過した戻り光を所定の倍率に変倍する複数のチューブレンズと、
前記複数のチューブレンズのうち一のチューブレンズに設けられ、所定の光のみを透過する特殊フィルタと、
前記複数のチューブレンズのうち前記戻り光上に配置させる一のチューブレンズを選択的に切り替え可能なレンズ切替機構と、
前記白色光源と前記対物レンズとの間に配され、前記測定対象物から蛍光を放射させる波長の励起光のみを透過する励起フィルタを、前記白色光源から出射された白色光上に配置するか否かを選択的に切り替え可能なフィルタ切替機構と、
を備え、
前記特殊光は、励起光であり、
前記対物レンズは、前記白色光源から出射された白色光のうち前記フィルタ切替機構を通過した白色光又は励起光を通過させ、
前記特殊フィルタは、前記戻り光のうち前記測定対象物から放射された蛍光のみを透過する蛍光フィルタであることを特徴とする。
前記フィルタ切替機構は、前記励起フィルタ及び前記近赤外光のみを透過する近赤外光フィルタのうちいずれか一のフィルタを前記白色光源から出射された白色光上に配置するか、又は双方とも配置しないか、を選択的に切り替え可能であり、
前記対物レンズは、前記白色光源から出射された白色光のうち前記フィルタ切替機構を通過した白色光、近赤外光又は励起光を通過させることを特徴とする。
前記複数のチューブレンズは、少なくとも3つ以上であり、前記蛍光フィルタが設けられていないチューブレンズのうち一のチューブレンズに前記近赤外光のみを透過する近赤外光フィルタが設けられていることを特徴とする。
まず、構成について説明する。
第1実施形態に係る光学式測定装置1は、図1に示すように、ワークWの可視観察を行う可視観察部100と、ワークWの蛍光観察を行う特殊観察部としての蛍光観察部200と、を備えて構成されている。
また、ビームスプリッタ30は、ワークWの表面にて反射され、鉛直下方から対物レンズ40を透過して進んできた戻り光を透過する。ビームスプリッタ30を透過した戻り光は、鉛直上方に配置されたチューブレンズ50(図中ではチューブレンズ50a)に入射する。
また、対物レンズ40は、ワークWの表面(内面)にて反射された戻り光を透過する。対物レンズ40を透過した戻り光は、鉛直上方に配置されたビームスプリッタ30に照射される。
即ち、対物レンズ40は、白色光源10とワークWとの間に配され、白色光源10から出射された白色光と、ワークWからの戻り光と、を通過させる。
なお、チューブレンズ50の数は3つに限らず、2つ以上であれば任意の数とすることができる。
即ち、パワーターレット60は、複数のチューブレンズ50(50a、50b、50c)のうち戻り光上に配置させる一のチューブレンズ50を選択的に切り替え可能なレンズ切替機構として機能する。
即ち、励起フィルタ120は、特殊光源110とワークWとの間に配され、特殊光源110から入射された励起光のうちワークWから蛍光を放射させる波長の励起光のみを透過し、鉛直下方に配置されたミラー130に照射させる。
また、ダイクロイックミラー140は、鉛直下方から対物レンズ150を透過して進んできた戻り光を透過する。ダイクロイックミラー140を透過した戻り光は、鉛直上方に配置された蛍光フィルタ170に照射される。
また、対物レンズ150は、ワークWにて反射された励起光及びワークWに形成された蛍光体から放射された蛍光から成る戻り光を透過する。対物レンズ150を透過した戻り光は、鉛直上方に配置されたダイクロイックミラー140に照射される。
即ち、対物レンズ150は、特殊光源110とワークWとの間に配され、特殊光源110から出射された励起光のうち励起フィルタ120を透過した励起光と、ワークWからの戻り光と、を通過させる。
即ち、蛍光フィルタ170は、ダイクロイックミラー140を透過した戻り光のうちワークWから放射された蛍光のみを透過する。
光学式測定装置1では、可視観察部100において、白色光源10から出射された白色光が、ミラー20及びビームスプリッタ30を介して対物レンズ40を通過し、ワークWに照射される。ワークWに照射された白色光は、ワークWの表面で反射され、対物レンズ40及びビームスプリッタ30を介して、複数のチューブレンズ50(50a、50b、50c)のうちパワーターレット60により選択的に切り替えられた一のチューブレンズ(図中ではチューブレンズ50a)を通過し、CCDカメラ70に入射される。
即ち、可視観察を行う際には対物レンズ40を、蛍光観察を行う際には対物レンズ150を、ワークWに対向させる位置に移動させることで、容易に観察方法を変更することができる。
このため、ワークWに対して、可視観察と特殊観察を行うことができることとなって、使用者の用途に応じて容易に観察方法を変更することができる。
このため、ワークWに対して、可視観察のみならず、蛍光観察を行うことができることとなって、例えば、ソルダーレジストが用いられたICウエハの検査、蛍光色素で染色された生物組織や細胞の観察等を行うことができる。
まず、構成について説明する。なお、説明の簡略化のため、第1実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
第2実施形態に係る光学式測定装置2は、図2に示すように、ワークWの可視観察を行う可視観察部100と、ワークWの近赤外観察を行う特殊観察部としての近赤外観察部300と、を備えて構成されている。
また、ビームスプリッタ230は、ワークWの表面を透過して図示しない配線で反射され、鉛直下方から対物レンズ240を透過して進んできた戻り光を透過する。ビームスプリッタ230を透過した戻り光は、鉛直上方に配置されたチューブレンズ250に入射する。
また、対物レンズ240は、ワークWの表面を透過して図示しない配線で反射された戻り光を透過する。対物レンズ240を透過した戻り光は、鉛直上方に配置されたビームスプリッタ230に照射される。
即ち、対物レンズ240は、特殊光源210とワークWとの間に配され、特殊光源210から出射された近赤外光と、ワークWからの戻り光と、を通過させる。
光学式測定装置2では、可視観察部100において、白色光源10から出射された白色光が、ミラー20及びビームスプリッタ30を介して対物レンズ40を通過し、ワークWに照射される。ワークWに照射された白色光は、ワークWの表面で反射され、対物レンズ40及びビームスプリッタ30を介して、複数のチューブレンズ50(50a、50b、50c)のうちパワーターレット60により選択的に切り替えられた一のチューブレンズ(図中ではチューブレンズ50a)を通過し、CCDカメラ70に入射される。
即ち、可視観察を行う際には対物レンズ40を、近赤外観察を行う際には対物レンズ240を、ワークWに対向させる位置に移動させることで、容易に観察方法を変更することができる。
まず、構成について説明する。なお、説明の簡略化のため、第1、第2実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
第3実施形態に係る光学式測定装置3は、図3に示すように、高輝度光源11と、ミラー20と、ビームスプリッタ30と、対物レンズ40と、チューブレンズ50a、50b、50cと、ハイパスフィルタ80と、パワーターレット60と、CCDカメラ70と、を備えて構成されている。
即ち、ハイパスフィルタ80は、ビームスプリッタ30を透過した戻り光(近赤外光を含む白色光)のうち近赤外光のみを透過する。
このハイパスフィルタ80は、複数のチューブレンズ50(50a、50b、50c)のうち一のチューブレンズ50(図中ではチューブレンズ50a)と一体となるように設けられており、パワーターレット60によるチューブレンズ50の切替操作に付随して移動するようになっている。
光学式測定装置3では、高輝度光源11から出射された近赤外光を含む高輝度の白色光が、ミラー20及びビームスプリッタ30を介して対物レンズ40を通過し、ワークWに照射される。ワークWに照射された白色光に含まれる近赤外光は、ワークWの表面を透過して図示しない配線で反射される。ワークWからの戻り光は、対物レンズ40及びビームスプリッタ30を介して、近赤外光のみを透過するハイパスフィルタ80を透過する。ハイパスフィルタ80を透過した近赤外光は、チューブレンズ50aを通過し、CCDカメラ70に照射される。
このため、パワーターレット60によるチューブレンズ50の切替操作により、ワークWからの戻り光上に特殊フィルタを配置するか否かを選択することができることとなって、使用者は容易に可視観察と特殊観察とを切り替えることができる。
まず、構成について説明する。なお、説明の簡略化のため、第1〜3実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
第4実施形態に係る光学式測定装置4は、図4に示すように、高輝度光源12と、フィルタ切替ターレット90と、ミラー20と、ビームスプリッタ30と、対物レンズ40と、チューブレンズ50a、50b、50cと、蛍光フィルタ171と、パワーターレット60と、CCDカメラ70と、を備えて構成されている。
即ち、蛍光フィルタ171は、ビームスプリッタ30を透過した戻り光のうちワークWから放射された蛍光のみを透過する。
この蛍光フィルタ171は、複数のチューブレンズ50(50a、50b、50c)のうち一のチューブレンズ50(図中ではチューブレンズ50a)と一体となるように設けられており、パワーターレット60によるチューブレンズ50の切替操作に付随して移動するようになっている。
光学式測定装置4は、高輝度光源12から出射された白色光上に励起フィルタ121を配置するか否かを選択的に切り替え可能なフィルタ切替ターレット90を設けている。
このフィルタ切替ターレット90を操作して白色光上に励起フィルタ121を配置し、かつパワーターレット60を操作して蛍光フィルタ171が設けられたチューブレンズ50aを戻り光上に配置させた場合(図4参照)、励起フィルタ121を透過したことで得られた励起光が、ミラー20及びビームスプリッタ30を介して対物レンズ40を通過し、ワークWに照射される。励起光が照射されたワークWにおいては、ワークWに形成された蛍光体から厚みに応じた蛍光が放射されるとともに、照射された励起光が反射される。ワークWからの蛍光及び励起光から成る戻り光は、対物レンズ40及びビームスプリッタ30を介して、蛍光のみを透過する蛍光フィルタ171を透過する。蛍光フィルタ171を透過した蛍光は、チューブレンズ50aを通過し、CCDカメラ70に入射される。
このため、フィルタ切替ターレット90による励起フィルタ121の切替操作及びパワーターレット60によるチューブレンズ50の切替操作により、可視観察のみならず、蛍光観察を行うことができることとなって、例えば、ソルダーレジストが用いられたICウエハの検査、蛍光色素で染色された生物組織や細胞の観察等を行うことができる。
まず、構成について説明する。なお、説明の簡略化のため、第1〜4実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
第5実施形態に係る光学式測定装置5は、図5(a)、(b)に示すように、高輝度光源13と、フィルタ切替ターレット91と、ミラー20と、ビームスプリッタ30と、対物レンズ40と、チューブレンズ50a、50b、50cと、蛍光フィルタ171と、パワーターレット60と、CCDカメラ70と、を備えて構成されている。
光学式測定装置5は、高輝度光源13から出射された白色光上に、励起フィルタ121及びハイパスフィルタ81のうちいずれか一のフィルタを配置するか、又は双方とも配置しないか、を選択的に切り替え可能なフィルタ切替ターレット91を設けている。
このフィルタ切替ターレット91を操作して白色光上に励起フィルタ121を配置し、かつパワーターレット60を操作して蛍光フィルタ171が設けられたチューブレンズ50aを戻り光上に配置させた場合(図5(a)参照)、励起フィルタ121を透過したことで得られた励起光が、ミラー20及びビームスプリッタ30を介して対物レンズ40を通過し、ワークWに照射される。励起光が照射されたワークWにおいては、ワークWに形成された蛍光体から厚みに応じた蛍光が放射されるとともに、照射された励起光が反射される。ワークWからの蛍光及び励起光から成る戻り光は、対物レンズ40及びビームスプリッタ30を介して、蛍光のみを透過する蛍光フィルタ171を透過する。蛍光フィルタ171を透過した蛍光は、チューブレンズ50aを通過し、CCDカメラ70に入射される。
このため、フィルタ切替ターレット91によるフィルタの切替操作及びパワーターレット60によるチューブレンズ50の切替操作により、可視観察のみならず、蛍光観察や近赤外観察を行うことができることとなって、例えば、ソルダーレジストが用いられたICウエハの検査、蛍光色素で染色された生物組織や細胞の観察や、シリコンやフィルム等の薄い素材を使用した回路基盤の検査、セキュリティに利用される静脈認証等を行うことができる。
まず、構成について説明する。なお、説明の簡略化のため、第1〜5実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
第5実施形態の変形例に係る光学式測定装置6は、図6(a)、(b)に示すように、高輝度光源13と、フィルタ切替ターレット90と、ミラー20と、ビームスプリッタ30と、対物レンズ40と、チューブレンズ50a、50b、50cと、蛍光フィルタ171と、ハイパスフィルタ80と、パワーターレット60と、CCDカメラ70と、を備えて構成されている。
光学式測定装置6は、高輝度光源13から出射された白色光上に励起フィルタ121を配置するか否かを選択的に切り替え可能なフィルタ切替ターレット90を設けている。
このフィルタ切替ターレット90を操作して白色光上に励起フィルタ121を配置し、かつパワーターレット60を操作して蛍光フィルタ171が設けられたチューブレンズ50aを戻り光上に配置させた場合(図6(a)参照)、励起フィルタ121を透過したことで得られた励起光が、ミラー20及びビームスプリッタ30を介して対物レンズ40を通過し、ワークWに照射される。励起光が照射されたワークWにおいては、ワークWに形成された蛍光体から厚みに応じた蛍光が放射されるとともに、照射された励起光が反射される。ワークWからの蛍光及び励起光から成る戻り光は、対物レンズ40及びビームスプリッタ30を介して、蛍光のみを透過する蛍光フィルタ171を透過する。蛍光フィルタ171を透過した蛍光は、チューブレンズ50aを通過し、CCDカメラ70に入射される。
このため、フィルタ切替ターレット90による励起フィルタ121の切替操作及びパワーターレット60によるチューブレンズ50の切替操作により、可視観察のみならず、蛍光観察や近赤外観察を行うことができることとなって、例えば、ソルダーレジストが用いられたICウエハの検査、蛍光色素で染色された生物組織や細胞の観察や、シリコンやフィルム等の薄い素材を使用した回路基盤の検査、セキュリティに利用される静脈認証等を行うことができる。
100 可視観察部
200 蛍光観察部(特殊観察部)
300 近赤外観察部(特殊観察部)
10 白色光源
11、12、13 高輝度光源(白色光源)
20、130、220 ミラー
30、230 ビームスプリッタ
40 対物レンズ(第1対物レンズ)
50(50a、50b、50c)、160、250 チューブレンズ
60 パワーターレット(レンズ切替機構)
70、180、260 CCDカメラ
80 ハイパスフィルタ(近赤外光フィルタ;特殊フィルタ)
90、91 フィルタ切替ターレット(フィルタ切替機構)
110、210 特殊光源
120、121 励起フィルタ
140 ダイクロイックミラー
150、240 対物レンズ(第2対物レンズ)
170、171 蛍光フィルタ(特殊フィルタ)
Claims (6)
- 測定対象物の可視観察を行う可視観察部と、
前記測定対象物の特殊観察を行う特殊観察部と、を備え、
前記可視観察部は、
白色光を出射する白色光源と、
前記白色光源と前記測定対象物との間に配され、前記白色光源から出射された白色光と、前記測定対象物からの戻り光と、を通過させる第1対物レンズと、
前記第1対物レンズを通過した前記戻り光を所定の倍率に変倍する複数のチューブレンズと、
前記複数のチューブレンズのうち前記戻り光上に配置させる一のチューブレンズを選択的に切り替え可能なレンズ切替機構と、を備え、
前記特殊観察部は、
特殊光を出射する特殊光源と、
前記特殊光源と前記測定対象物との間に配され、前記特殊光源から出射された特殊光と、前記測定対象物からの戻り光と、を通過させる第2対物レンズと、を備えることを特徴とする光学式測定装置。 - 前記特殊光は、近赤外光であることを特徴とする請求項1に記載の光学式測定装置。
- 前記特殊光源と前記第2対物レンズとの間に配され、前記測定対象物から蛍光を放射させる波長の励起光のみを透過する励起フィルタと、
前記第2対物レンズを通過した戻り光のうち前記測定対象物から放射された蛍光のみを透過する蛍光フィルタと、を更に備え、
前記特殊光は、励起光であり、
前記第2対物レンズは、前記特殊光源から出射された励起光のうち前記励起フィルタを透過した励起光を通過させることを特徴とする請求項1に記載の光学式測定装置。 - 特殊光を含む白色光を出射する白色光源と、
前記白色光源と測定対象物との間に配され、前記白色光源から出射された白色光と、前記測定対象物からの戻り光と、を通過させる対物レンズと、
前記対物レンズを通過した戻り光を所定の倍率に変倍する複数のチューブレンズと、
前記複数のチューブレンズのうち一のチューブレンズに設けられ、所定の光のみを透過する特殊フィルタと、
前記複数のチューブレンズのうち前記戻り光上に配置させる一のチューブレンズを選択的に切り替え可能なレンズ切替機構と、
前記白色光源と前記対物レンズとの間に配され、前記測定対象物から蛍光を放射させる波長の励起光のみを透過する励起フィルタを、前記白色光源から出射された白色光上に配置するか否かを選択的に切り替え可能なフィルタ切替機構と、
を備え、
前記特殊光は、励起光であり、
前記対物レンズは、前記白色光源から出射された白色光のうち前記フィルタ切替機構を通過した白色光又は励起光を通過させ、
前記特殊フィルタは、前記戻り光のうち前記測定対象物から放射された蛍光のみを透過する蛍光フィルタであることを特徴とする光学式測定装置。 - 前記特殊光は、近赤外光を含み、
前記フィルタ切替機構は、前記励起フィルタ及び前記近赤外光のみを透過する近赤外光フィルタのうちいずれか一のフィルタを前記白色光源から出射された白色光上に配置するか、又は双方とも配置しないか、を選択的に切り替え可能であり、
前記対物レンズは、前記白色光源から出射された白色光のうち前記フィルタ切替機構を通過した白色光、近赤外光又は励起光を通過させることを特徴とする請求項4に記載の光学式測定装置。 - 前記特殊光は、近赤外光を含み、
前記複数のチューブレンズは、少なくとも3つ以上であり、前記蛍光フィルタが設けられていないチューブレンズのうち一のチューブレンズに前記近赤外光のみを透過する近赤外光フィルタが設けられていることを特徴とする請求項4に記載の光学式測定装置。
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