JP2009075448A - 光検出ユニット、顕微鏡装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の観察システムで得られた観察光を検出可能で、コストの削減及び設置スペースの小型化を図った光検出ユニット等を提供する。
【解決手段】複数の観察光学系4,5で得られた観察光を個別に入力するための複数の入力ポート7a,7bと、前記観察光を検出するための検出手段43c,44c,45cと、複数の入力ポート7a,7bのうちのいずれか1つに入力された前記観察光が検出手段43c,44c,45cへ導かれるように、複数の入力ポート7a,7bから検出手段43c,44c,45cまでの間にそれぞれ形成された光路のいずれかに切り換えるための光路切換手段42と、を有することを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】複数の観察光学系4,5で得られた観察光を個別に入力するための複数の入力ポート7a,7bと、前記観察光を検出するための検出手段43c,44c,45cと、複数の入力ポート7a,7bのうちのいずれか1つに入力された前記観察光が検出手段43c,44c,45cへ導かれるように、複数の入力ポート7a,7bから検出手段43c,44c,45cまでの間にそれぞれ形成された光路のいずれかに切り換えるための光路切換手段42と、を有することを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、光検出ユニット、顕微鏡装置に関する。
細胞等の標本を観察する顕微鏡の形態は様々であり、近年では共焦点観察を行うための共焦点観察システムや光量測定を行うための測光システムといった複数の観察システムを顕微鏡に組み合わせ、これらの観察システムを用いて標本を観察したいという要望が挙げられている。
斯かる場合、各観察システムには、標本からの観察光を検出するための光検出ユニットがそれぞれ設けられることとなり、この光検出ユニットは、観察光を波長毎に分離するフィルタと、分離した観察光を検出する複数の検出素子とを備えてなる(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2005−283659号公報
斯かる場合、各観察システムには、標本からの観察光を検出するための光検出ユニットがそれぞれ設けられることとなり、この光検出ユニットは、観察光を波長毎に分離するフィルタと、分離した観察光を検出する複数の検出素子とを備えてなる(例えば、特許文献1を参照。)。
しかしながら、上述のように観察システム毎に光検出ユニットを設ければ、コストが大きく、また大きな設置スペースを確保しなければならないという問題がある。
そこで本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、複数の観察システムで得られた観察光を検出可能で、コストの削減及び設置スペースの小型化を図った光検出ユニットを提供することを目的とする。
そこで本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、複数の観察システムで得られた観察光を検出可能で、コストの削減及び設置スペースの小型化を図った光検出ユニットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、
複数の観察光学系で得られた観察光を個別に入力するための複数の入力ポートと、
前記観察光を検出するための検出手段と、
前記複数の入力ポートのうちのいずれか1つに入力された前記観察光が前記検出手段へ導かれるように、前記複数の入力ポートから前記検出手段までの間にそれぞれ形成された光路のいずれかに切り換えるための光路切換手段と、
を有することを特徴とする光検出ユニットを提供する。
複数の観察光学系で得られた観察光を個別に入力するための複数の入力ポートと、
前記観察光を検出するための検出手段と、
前記複数の入力ポートのうちのいずれか1つに入力された前記観察光が前記検出手段へ導かれるように、前記複数の入力ポートから前記検出手段までの間にそれぞれ形成された光路のいずれかに切り換えるための光路切換手段と、
を有することを特徴とする光検出ユニットを提供する。
また本発明は、
前記複数の観察光学系として共焦点観察光学系と測光光学系とを有する顕微鏡と、
上記構成の光検出ユニットと、を有することを特徴とする顕微鏡装置を提供する。
また本発明は、
前記観察光学系として共焦点観察光学系を有する第1の顕微鏡と、
前記観察光学系として測光光学系を有する第2の顕微鏡と、
上記構成の光検出ユニットと、を有することを特徴とする顕微鏡装置を提供する。
前記複数の観察光学系として共焦点観察光学系と測光光学系とを有する顕微鏡と、
上記構成の光検出ユニットと、を有することを特徴とする顕微鏡装置を提供する。
また本発明は、
前記観察光学系として共焦点観察光学系を有する第1の顕微鏡と、
前記観察光学系として測光光学系を有する第2の顕微鏡と、
上記構成の光検出ユニットと、を有することを特徴とする顕微鏡装置を提供する。
本発明によれば、複数の観察システムで得られた観察光を検出可能で、コストの削減及び設置スペースの小型化を図った光検出ユニット、顕微鏡装置を提供することができる。
以下、本発明の各実施形態に係る光検出ユニットを備えた顕微鏡装置を添付図面に基づいて詳細に説明する。
はじめに、本発明の実施形態に係る光検出ユニットを備えた顕微鏡装置の構成を説明する。
図1に示すように顕微鏡装置1は、倒立顕微鏡2と、標本3の光量測定を行うための測光システム4と、標本3を共焦点観察するための共焦点観察システム5と、該共焦点観察システム5へレーザ光を供給するレーザユニット6と、各観察システム4,5で得られた標本3の観察光を検出するための光検出ユニット7と、コントローラ8とからなる。
はじめに、本発明の実施形態に係る光検出ユニットを備えた顕微鏡装置の構成を説明する。
図1に示すように顕微鏡装置1は、倒立顕微鏡2と、標本3の光量測定を行うための測光システム4と、標本3を共焦点観察するための共焦点観察システム5と、該共焦点観察システム5へレーザ光を供給するレーザユニット6と、各観察システム4,5で得られた標本3の観察光を検出するための光検出ユニット7と、コントローラ8とからなる。
倒立顕微鏡2は、上方から順に、透過照明装置11、標本3を載置するステージ12、対物レンズ13、光路切換ミラー14を有し、さらにこの光路切換ミラー14の透過光路上及び反射光路上に結像レンズ15,16をそれぞれ有している。なお、光路切換ミラー14は、不図示のスライド機構によって光路内へ挿脱可能に設けられており、これにより測光システム4の光路と共焦点観察システム5の光路とを選択的に切り換えることができる。
また、倒立顕微鏡2は、接眼観察用の接眼レンズ17と、標本3からの観察光を接眼レンズ17へ導くための不図示の光学系も備えられている。
また、倒立顕微鏡2は、接眼観察用の接眼レンズ17と、標本3からの観察光を接眼レンズ17へ導くための不図示の光学系も備えられている。
測光システム4は、倒立顕微鏡2の本体2aの側面に直接取り付けられており、該倒立顕微鏡2の結像レンズ16側から順に、ダイクロイックミラー21、集光レンズ22を有し、さらにダイクロイックミラー21の反射光路上に、集光レンズ23、測光用光源(水銀ランプ)24を有してなる。なお、斯かる構成の測光システム4は、光ファイバ4aを介して光検出ユニット7と接続されている。
共焦点観察システム5は、倒立顕微鏡2の本体2aに直接取り付けられており、該倒立顕微鏡2の結像レンズ15側から順に、スキャナレンズ25、光を二次元的に走査するガルバノスキャナ26、ミラー27、結像レンズ28、ピンホール29、集光レンズ30を有し、さらにミラー27の反射光路上にコリメートレンズ31を有してなる。なお、斯かる構成の共焦点観察システム5は、光ファイバ5aを介して光検出ユニット7と接続されている。
レーザユニット6は、光ファイバ6aを介して共焦点観察システム5と接続されており、共焦点観察システム5のコリメートレンズ31側から順に、集光レンズ33、ダイクロイックミラー34、全反射ミラー35を有し、これらのミラー34,35の反射光路上には、シャッタ装置34a,35a、波長の異なるレーザ光を発するレーザ光源34b,35bをそれぞれ有している。なお、シャッタ装置34a,35aには、レーザ光のパワーを調整するための音響光学素子等も含まれている。
光検出ユニット7は、測光システム4で得られた観察光を入力するために光ファイバ4aが接続された第1の入力ポート7aと、共焦点観察システム5で得られた観察光を入力するために光ファイバ5aが接続された第2の入力ポート7bを筐体側面に備えている。そして光検出ユニット7の筐体内部には、第1の入力ポート7a側から順に、レンズ41、光路切換ミラー42、ダイクロイックミラー43、該ダイクロイックミラー43と波長特性の異なるダイクロイックミラー44を有している。また、光路切換ミラー42の反射光路上には、第2の入力ポート7bに対向するレンズ46を有している。
また光検出ユニット7は、各ダイクロイックミラー43,44の透過光路上及び反射光路上に、バリアフィルタ43a,44a,45a、集光レンズ43b,44b,45b、微弱光を検出可能なPMT(フォトマルチプライヤ)43c,44c,45cをそれぞれ有している。
なお、光路切換ミラー42は、不図示のスライド機構によって光路内へ挿脱可能に設けられており、これにより測光システム4からの観察光と、共焦点観察システム5からの観察光を選択的に切り換えて各PMT43c,44c,45cへ導くことが可能となる。
なお、光路切換ミラー42は、不図示のスライド機構によって光路内へ挿脱可能に設けられており、これにより測光システム4からの観察光と、共焦点観察システム5からの観察光を選択的に切り換えて各PMT43c,44c,45cへ導くことが可能となる。
コントローラ8は、コンピュータ20と接続されており、該コンピュータ20からの指示に基づいて顕微鏡装置1の各部を制御するものである。具体的には、コントローラ8は、倒立顕微鏡2、共焦点観察システム5のガルバノスキャナ26、レーザユニット6、光検出ユニット7を制御するために、それぞれに対応した制御部8a,8b,8c,8dを備えている。なお、コンピュータ10には、標本3の観察画像等を表示するためのモニタ20も接続されている。
次に、以上に述べた構成の顕微鏡装置1において、測光システム4を用いて標本3の観察を行う場合と、共焦点観察システム5を用いて標本3の観察を行う場合について説明する。
顕微鏡装置1において、測光システム4を用いて標本3の観察を行う場合には、予め倒立顕微鏡2の光路切換ミラー14を光路内へ配置し、光検出ユニット7の光路切換ミラー42を光路外へ退避させておく。
斯かる前提の下、測光システム4において測光用光源24から発せられた照明光は、集光レンズ23を経た後、ダイクロイックミラー21で反射されて倒立顕微鏡2へ入力される。この照明光は、倒立顕微鏡2の本体2a内において結像レンズ16を経た後、光路切換ミラー14で反射され、対物レンズ13を介してステージ12上の標本3に照射される。
顕微鏡装置1において、測光システム4を用いて標本3の観察を行う場合には、予め倒立顕微鏡2の光路切換ミラー14を光路内へ配置し、光検出ユニット7の光路切換ミラー42を光路外へ退避させておく。
斯かる前提の下、測光システム4において測光用光源24から発せられた照明光は、集光レンズ23を経た後、ダイクロイックミラー21で反射されて倒立顕微鏡2へ入力される。この照明光は、倒立顕微鏡2の本体2a内において結像レンズ16を経た後、光路切換ミラー14で反射され、対物レンズ13を介してステージ12上の標本3に照射される。
これによって標本3から発せられた観察光は、再び対物レンズ13、光路切換ミラー14、結像レンズ16を順に経て測光システム4へ入力される。そしてこの観察光は、測光システム4においてダイクロイックミラー21を透過し、集光レンズ22によって光ファイバー4aの端面に集光される。これにより観察光は、光ファイバー4aを介して光検出ユニット7へ第1の入力ポート7aより入力される。
光検出ユニット7へ入力された観察光は、レンズ41を経た後、ダイクロイックミラー43によって透過光と反射光に分離され、当該透過光はダイクロイックミラー44によってさらに透過光と反射光に分離される。即ち観察光は、波長特性の異なる2枚のダイクロイックミラー43,44によって、3つの波長成分(ダイクロイックミラー43の反射光、及びダイクロイックミラー44の透過光と反射光)に分離されることとなり、この3つの波長成分はそれぞれ対応するバリアフィルタ43a,44a,45aと集光レンズ43b,44b,45bを順に経た後、PMT43c,44c,45cで検出される。
光検出ユニット7へ入力された観察光は、レンズ41を経た後、ダイクロイックミラー43によって透過光と反射光に分離され、当該透過光はダイクロイックミラー44によってさらに透過光と反射光に分離される。即ち観察光は、波長特性の異なる2枚のダイクロイックミラー43,44によって、3つの波長成分(ダイクロイックミラー43の反射光、及びダイクロイックミラー44の透過光と反射光)に分離されることとなり、この3つの波長成分はそれぞれ対応するバリアフィルタ43a,44a,45aと集光レンズ43b,44b,45bを順に経た後、PMT43c,44c,45cで検出される。
これによりコンピュータ10は、各PMT43c,44c,45cから観察光の波長成分毎の検出信号をコントローラ8を介して取得し、これに基づいて観察光の波長成分毎の光量を演算しモニタに表示させる。このようにして観察者は、標本3の光量測定を波長成分毎に行うことが可能となる。
本顕微鏡装置1において、共焦点観察システム5を用いて標本3の観察を行う場合には、予め倒立顕微鏡2の光路切換ミラー14を光路外へ退避させ、光検出ユニット7の光路切換ミラー42を光路内へ配置しておく。
斯かる前提の下、レーザユニット6においてレーザ光源34bから発せられた光は、シャッタ装置34aを経て、ダイクロイックミラー34で反射され、集光レンズ33に入射する。また、もう1つのレーザ光源35bから発せられた光は、シャッタ装置35aを経て、全反射ミラー35で反射され、さらにダイクロイックミラー34を透過して集光レンズ33に入射する。これにより、各レーザ光源34b,35bのレーザ光は、集光レンズ33によってまとめて光ファイバー6aの端面に集光され、この光ファイバー6aを介して照明光として共焦点観察システム5へ入力される。
斯かる前提の下、レーザユニット6においてレーザ光源34bから発せられた光は、シャッタ装置34aを経て、ダイクロイックミラー34で反射され、集光レンズ33に入射する。また、もう1つのレーザ光源35bから発せられた光は、シャッタ装置35aを経て、全反射ミラー35で反射され、さらにダイクロイックミラー34を透過して集光レンズ33に入射する。これにより、各レーザ光源34b,35bのレーザ光は、集光レンズ33によってまとめて光ファイバー6aの端面に集光され、この光ファイバー6aを介して照明光として共焦点観察システム5へ入力される。
共焦点観察システム5に入力された照明光は、コレメートレンズ31を経てダイクロイックミラー27で反射され、ガルバノスキャナ26とスキャナレンズ25を介して倒立顕微鏡2へ入力される。この照明光は、倒立顕微鏡2の本体2a内において結像レンズ15と対物レンズ13を順に介してステージ12上の標本3に照射される。
これによって標本3から発せられた観察光は、再び対物レンズ13、結像レンズ15を順に経て共焦点観察システム5へ入力される。この観察光は、共焦点観察システム5において再びスキャナレンズ25とガルバノスキャナ26を経た後、ダイクロイックミラー27を透過し、さらに結像レンズ28によってピンホール29に結像される。そしてピンホール29を通過した観察光は、集光レンズ30によって光ファイバー5aの端面に集光されて、該光ファイバー5aを介して光検出ユニット7へ第2の入力ポート7より入力される。
これによって標本3から発せられた観察光は、再び対物レンズ13、結像レンズ15を順に経て共焦点観察システム5へ入力される。この観察光は、共焦点観察システム5において再びスキャナレンズ25とガルバノスキャナ26を経た後、ダイクロイックミラー27を透過し、さらに結像レンズ28によってピンホール29に結像される。そしてピンホール29を通過した観察光は、集光レンズ30によって光ファイバー5aの端面に集光されて、該光ファイバー5aを介して光検出ユニット7へ第2の入力ポート7より入力される。
光検出ユニット7へ入力された観察光は、レンズ46を経た後、光路切換ミラー42によって反射された後、上述のように測光システム4からの観察光を検出する場合と同様、2枚のダイクロイックミラー43,44によって3つの波長成分に分離され、それぞれ対応するバリアフィルタ43a,44a,45aと集光レンズ43b,44b,45bを順に経た後、PMT43c,44c,45cで検出される。ここで、標本3に照射される照明光は、ガルバノスキャナ26によって二次元的に走査されるため、各PMT43c,44c,45cでは標本3の観察領域全体にわたって観察光が検出されることとなる。
これによりコンピュータ10は、各PMT43c,44c,45cから観察光の波長成分毎の検出信号をコントローラ8を介して取得し、これに基づいて波長成分毎に標本3の二次元画像を生成しモニタ20に表示させる。このようにして観察者は、標本3の波長成分毎の共焦点画像を観察することが可能となる。
これによりコンピュータ10は、各PMT43c,44c,45cから観察光の波長成分毎の検出信号をコントローラ8を介して取得し、これに基づいて波長成分毎に標本3の二次元画像を生成しモニタ20に表示させる。このようにして観察者は、標本3の波長成分毎の共焦点画像を観察することが可能となる。
以上、本実施形態によれば、複数の観察システム(測光システム及び共焦点観察システム)で得られた観察光を選択的に検出可能な光検出ユニットを備えた顕微鏡装置を実現することができる。これにより、従来のように複数の光検出ユニットを設ける必要がなくなるため、コストの削減及び設置スペースの小型化を図ることができる。
なお、本実施形態では、顕微鏡に測光システムと共焦点観察システムを組み合わせた例を示しているが、観察システムはこれらに限られず、例えば標本を全反射照明して観察するための全反射観察システム等の他の観察システムを組み合わせることもできる。
また、本実施形態では、光検出ユニットの検出素子としてPMTを採用しているが、これに限られずラインセンサやCCD等の他の検出素子を採用することもできる。
また、本実施形態では、光検出ユニットの検出素子としてPMTを採用しているが、これに限られずラインセンサやCCD等の他の検出素子を採用することもできる。
また、本実施形態における光検出ユニットは、上述のように2つの入力ポートを備えているが、入力ポートの数はこれに限られず、2つ以上の入力ポートを備え、これに対応して光路内へ挿脱可能な光路切換ミラーをさらに追加した光検出ユニットを構成することもできる。
また、光検出ユニットにおける光路切換ミラーに代えて、音響光学素子等を光路を切り換えるための素子として備える構成としてもよい。
また、光検出ユニットにおける光路切換ミラーに代えて、音響光学素子等を光路を切り換えるための素子として備える構成としてもよい。
また、本実施形態では、複数の観察システムを備えた顕微鏡装置に本発明の光検出ユニットを適用した例を示しているが、これに限られず本発明の光検出ユニットは、図2に示すように倒立顕微鏡に測光システム4を備えてなる顕微鏡装置と倒立顕微鏡に共焦点観察システム5を備えてなる顕微鏡装置、即ち複数台の顕微鏡装置に接続して用いることも勿論可能であり、前述同様の効果を奏することができる。
1 顕微鏡装置
2 倒立顕微鏡
3 標本
4 測光システム
4a 光ファイバ
5 共焦点観察システム
5a 光ファイバ
6 レーザユニット
7 光検出ユニット
7a 第1の入力ポート
7b 第2の入力ポート
8 コントローラ
10 コンピュータ
42 光路切換ミラー
43c,44c,45c PMT
2 倒立顕微鏡
3 標本
4 測光システム
4a 光ファイバ
5 共焦点観察システム
5a 光ファイバ
6 レーザユニット
7 光検出ユニット
7a 第1の入力ポート
7b 第2の入力ポート
8 コントローラ
10 コンピュータ
42 光路切換ミラー
43c,44c,45c PMT
Claims (7)
- 複数の観察光学系で得られた観察光を個別に入力するための複数の入力ポートと、
前記観察光を検出するための検出手段と、
前記複数の入力ポートのうちのいずれか1つに入力された前記観察光が前記検出手段へ導かれるように、前記複数の入力ポートから前記検出手段までの間にそれぞれ形成された光路のいずれかに切り換えるための光路切換手段と、
を有することを特徴とする光検出ユニット。 - 前記光路切換手段は、前記光路内へ挿脱可能なミラーであることを特徴とする請求項1に記載の光検出ユニット。
- 前記光路は、前記観察光を所定の波長成分に分離する波長分離手段を有し、
前記検出手段は、前記波長成分毎に設けられた複数の検出素子からなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光検出ユニット。 - 前記検出素子は、フォトマルチプライヤであることを特徴とする請求項3に記載の光検出ユニット。
- 前記観察光学系と前記入力ポートとは、光ファイバによって接続されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の光検出ユニット。
- 前記複数の観察光学系として共焦点観察光学系と測光光学系とを有する顕微鏡と、
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の光検出ユニットと、
を有することを特徴とする顕微鏡装置。 - 前記観察光学系として共焦点観察光学系を有する第1の顕微鏡と、
前記観察光学系として測光光学系を有する第2の顕微鏡と、
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の光検出ユニットと、
を有することを特徴とする顕微鏡装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2007245708A JP2009075448A (ja) | 2007-09-21 | 2007-09-21 | 光検出ユニット、顕微鏡装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016057405A (ja) * | 2014-09-08 | 2016-04-21 | オリンパス株式会社 | 多光子励起型観察システム |
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2007
- 2007-09-21 JP JP2007245708A patent/JP2009075448A/ja not_active Withdrawn
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JP2016057405A (ja) * | 2014-09-08 | 2016-04-21 | オリンパス株式会社 | 多光子励起型観察システム |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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