JP5570394B2 - 放送システム - Google Patents

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本発明は、放送システムに関し、特に、有料契約番組(以下、有料番組とも称する)を放送・視聴する放送システムに関する。
衛星デジタル放送やケーブルテレビにおいて有料番組をサービスする場合には、視聴契約を行った視聴者のみが契約対象の有料番組を視聴できるように放送する必要がある。
このような放送を実現するために、衛星デジタル放送やケーブルテレビの放送事業者は、番組の映像・音声データに対してスクランブルをかけ、スクランブルされた映像・音声データとともにスクランブルを解除(以下、デスクランブルとも称する)するための鍵情報を放送波で配信する。放送を受信するデジタル放送受信機は、スクランブルを解除するための信号処理回路を有しており、受信した鍵情報を使用して信号処理回路にてスクランブルを解除する。
デジタル放送受信機は、異なる唯一の端末IDを有しており、視聴者は当該端末IDを申請して放送事業者と視聴契約を結ぶ。
放送事業者は、鍵情報の生成時に端末IDを使用し、契約者(視聴者)の端末IDで映像・音声データのデスクランブルができるように鍵情報を生成する。従って、視聴契約した視聴者のデジタル放送受信機のみが信号処理回路にてスクランブルを解除することができ、契約した有料番組を視聴することができる。
また、上記の端末IDおよび信号処理回路を、デジタル放送受信機に対して容易に着脱可能なICカードに組み込むことによって、デジタル放送受信機が故障するなどして交換した場合であっても、交換したデジタル放送受信機にICカードを装着することで契約した有料番組を視聴することが可能となる。
視聴者が複数の放送事業者と視聴契約を行った場合は、表示画面を分割して同時に複数の有料番組を視聴したり、有料番組を視聴しながら別の放送事業者の有料番組を記録媒体に記録(録画)したりするなどの使用状況があり得るため、同時に複数の有料番組のデスクランブルが必要となる。
従来では、視聴者が複数の放送事業者と視聴契約を行った場合において、放送事業者ごとに別々の端末IDで契約し、契約した端末IDを有するICカードを数珠繋ぎにデジタル放送受信機に装着する(すなわち、契約数分のICカードをデジタル放送受信機に装着する)ことによって、各々のICカードにてスクランブルを解除して有料番組の視聴を可能とするデジタル放送受信機がある(例えば、特許文献1参照)。
特許第3592503号公報
特許文献1では、一つのICカードの端末IDで複数の放送事業者と契約した場合において、ICカードの信号処理回路の単位時間あたりの処理能力に上限があるため、一つのICカードで同時に複数の番組のデスクランブルを行うことができない場合が生じる。従って、同時間帯に複数の有料番組の視聴・記録ができないという問題がある。
本発明は、これらの問題を解決するためになされたものであり、一つのICカードの端末IDで複数の放送事業者と契約した場合であっても、同時間帯で複数の有料番組の視聴・記録が可能な放送システムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明による放送システムは、複数の放送事業者の放送を送信する放送送信側と、放送を受信するデジタル放送受信機を含む放送受信側とを備える放送システムであって、放送送信側において、放送事業者と放送受信側との視聴契約の内容に従って、スクランブルされた番組放送データと、当該番組放送データのスクランブルを解除する鍵情報とが送信され、放送受信側において、デジタル放送受信機は、番組放送データおよび鍵情報を受信し、かつ鍵情報を用いて番組放送データのスクランブルを解除する複数のICカードが着脱可能に備えられ、デジタル放送受信機は、ICカードが装着されると、当該ICカードが有する端末IDと、デジタル放送受信機の固有IDとを対応付けて放送送信側に送信し、放送送信側は、複数のICカードが一のデジタル放送受信機に装着されることにより、受信した同一の固有IDに対応付けられた複数の端末IDが存在する場合において、一の端末IDで複数の視聴契約があり、かつ他の端末IDで視聴契約がない場合は、端末IDと視聴契約とが一対となるように、一の端末IDにて契約された複数の視聴契約を他の端末IDで視聴契約したように変更することを特徴とする。
本発明によると、デジタル放送受信機は、ICカードが装着されると、当該ICカードが有する端末IDと、デジタル放送受信機の固有IDとを対応付けて放送送信側に送信し、放送送信側は、複数のICカードが一のデジタル放送受信機に装着されることにより、受信した同一の固有IDに対応付けられた複数の端末IDが存在する場合において、一の端末IDで複数の視聴契約があり、かつ他の端末IDで視聴契約がない場合は、端末IDと視聴契約とが一対となるように、一の端末IDにて契約された複数の視聴契約を他の端末IDで視聴契約したように変更するため、一つのICカードの端末IDで複数の放送事業者と契約した場合であっても、同時間帯で複数の有料番組の視聴・記録が可能となる。
本発明の実施形態による放送システムの構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態による受信機の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態による制御回路および回線制御の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態による顧客情報管理装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態による契約情報の変更の一例を示す図である。 本発明の実施形態による受信機における視聴と録画の動作を示す図である。
本発明の実施形態について、図面に基づいて以下に説明する。
〈構成〉
図1は、本発明の実施形態による放送システムの構成の一例を示す図であり、衛星デジタル放送の放送システムを例として示している。
図1に示すように、本実施形態による放送システムは、複数の放送事業者の放送を送信する放送送信側と、放送送信側が送信した放送を受信する受信機12(デジタル放送受信機)を含む放送受信側とを備えている。
放送送信側には、各々の放送事業者と視聴者(放送受信側)との契約情報(契約番組、契約期間、端末ID)を記憶する契約情報記録部22と、各放送事業者が視聴契約した視聴者の契約情報(契約情報記録部22に記録された契約情報)を一括管理する顧客情報管理装置23(情報管理部)と、受信機12で映像・音声データ(番組放送データ)にかけられたスクランブルを解除するための鍵情報を生成する鍵情報生成装置24と、映像・音声データにスクランブルをかけるスクランブラ25と、複数の放送事業者A〜Cの番組の映像・音声データおよび鍵情報を多重化する多重化装置26と、中継器28に向けて放送波を送信するアップリンク装置27とが備えられている。
一方、放送受信側には、放送を視聴するための受信機12と、受信機12が衛星デジタル放送を受信するためのアンテナ13と、受信機12に着脱可能なICカード3とが備えられている。
また、中継器28は、地球を周回する静止衛星に搭載され、地上(アップリンク装置27)から送信された放送波を地上(受信機12のアンテナ13)に向けて折り返し送信するよう中継するものであり、回線21は、受信機12が外部(放送送信側)とデータ交換を行うための通信網である。
なお、図1において、ICカード3はICカード3A〜3Cの3つとしているが、3つに限らず複数あればよい。
図2は、本発明の実施形態による受信機12の構成の一例を示すブロック図であり、3つのチューナーを実装して同時に3つまでの放送番組を視聴する場合を例として示している。
図2に示すように、本実施形態による受信機12は、衛星デジタル放送や地上デジタル放送、あるいはケーブルテレビを放送事業者が放送波で送信するように変換した情報を変換前の情報に戻すチューナー1と、伝送路上で発生したデータの誤りを修復する誤り訂正回路2と、受信機12に対して着脱可能なICカード3(ICカード3A〜3C)と、ICカード3の着脱状態を検出するカード検出回路4(4A〜4C)と、信号の伝達経路の切り換えを行う切り換えスイッチ5(5A〜5C)と、放送時に多重化されて送信されてきた映像データと音声データとをそれぞれ分離するDEMUX回路6(デマルチプレクサ回路)と、DEMUX回路6にて分離された映像データおよび音声データをそれぞれ復号する映像・音声デコード回路7と、映像・音声デコード回路7にて復号された映像および音声を出力する映像・音声出力回路8と、番組を映像・音声デコード回路7にて復号する前のデータで記録する記録媒体9と、番組を視聴するために受信機12を制御する制御回路10と、回線21(図1参照)を経由して外部とデータの送受信を行う回線制御11とを備えている。
また、ICカード3(3A〜3C)には、ICカード3(3A〜3C)に固有の端末IDを記憶する記憶回路31(31A〜31C)と、受信機12の誤り訂正回路2から入力された映像・音声データを含む番組情報のスクランブルを解除する信号処理回路32(32A〜32C)と、ICカード3(3A〜3C)を制御する制御回路33(33A〜33C)とを備えている。
このように、放送送信側において、放送事業者と放送受信側との視聴契約の内容(契約情報)に従って、スクランブルされた番組放送データと、当該番組放送データのスクランブルを解除する鍵情報とが送信され、放送受信側において、受信機12は、番組放送データおよび鍵情報を受信し、かつ鍵情報を用いて番組放送データのスクランブルを解除する複数のICカード3が着脱可能に備えられている。
〈動作〉
まず、受信機12の動作について説明する。
図2に示すように、アンテナ13(図1参照)によって受信された放送波は、チューナー1にて復調された後に、伝送路で発生したデータ誤りを誤り訂正回路2にて修復される。制御回路10は、カード検出回路4によってICカード3が受信機12に装着されているか否かを確認し、ICカード3が受信機12に装着されている場合は、誤り訂正回路2から出力したデータがICカード3を経由するように切り換えスイッチ5を制御する。また、ICカード3が受信機12に装着されていない場合は、誤り訂正回路2から出力したデータがICカード3を経由しないように切り換えスイッチ5を制御する。例えば、ICカード3A,3Bが受信機12に装着されている場合において、制御回路10は、カード検出回路4A〜4CによってICカード3A,3Bが受信機12に装着され、ICカード3Cが受信機12に装着されていないことを確認する。そして、制御回路10は、誤り訂正回路2から出力されたデータがICカード3A,3Bを経由し、かつICカード3Cを経由しないように切り換えスイッチ5A〜5Cを制御する。
ICカード3の信号処理回路32には、スクランブルされた映像・音声データと、スクランブルと解除するための鍵情報とが入力される。また、記憶回路31から読み出された端末IDも信号処理回路32に入力される。スクランブルを解除するための鍵情報は、放送事業者側の鍵情報生成装置24(図1参照)にて端末IDを用いて生成されているため、ICカード3の記憶回路31に記憶されている端末IDと、鍵情報を生成するために用いられた端末IDとが同じであれば、信号処理回路32にてスクランブルを解除(デスクランブル)することができる。
信号処理回路32から出力されたデータは、切り換えスイッチ5を介してDEMUX回路6に入力される。DEMUX回路6では、符号化された映像データと符号化された音声データとに分離される。DEMUX回路6から出力された映像・音声データは、映像・音声デコード回路7にて復号された後、映像・音声出力回路8から映像・音声として出力されて視聴することができる。また、DEMUX回路6から出力された映像・音声データを記録媒体9に記録することもできる。
上記の動作を行う受信機12において、視聴者が選局した有料番組が視聴契約対象の番組である場合は、ICカード3の信号処理回路32にて映像・音声データのスクランブルが解除され、DEMUX回路6にて映像データと音声データとに分離され、映像・音声デコード回路7にて正常に復号された後に、映像・音声出力回路8にてモニターやスピーカーへの出力データに変換されて視聴することができる。また、番組を記録(録画)する場合は、DEMUX回路6にて分離された映像データおよび音声データが記録媒体9に格納される。
一方、視聴者が選局した有料番組が視聴契約対象ではない場合は、ICカード3の信号処理回路32にて映像・音声データのスクランブルが解除できないため、DEMUX回路6にて映像データと音声データとに分離されても、映像・音声デコード回路7にて正常に復号できずに番組を視聴することができない。映像・音声データが正常に復号できない場合は、例えば、音声は無音出力、映像は黒画面を出力するとともに、正常に復号されない旨のメッセージをモニターに表示するなどして視聴者に知らせるようにしてもよい。
次に、受信機12の回線制御11から回線21を介して放送事業者側に受信機12の情報を送信する動作について説明する。
図3は、本発明の実施形態による制御回路10および回線制御11の動作を示すフローチャートである。図3に示すように、制御回路10は、カード検出回路4の状態を確認し(ステップS31)、ICカード3が受信機12に装着されているか否かについて判断する(ステップS32)。ICカード3が受信機12に装着されている場合は、ICカード3から端末IDを読み出す(ステップS33)、読み出した端末IDを回線制御11に渡す(ステップS34)。端末IDを渡された回線制御11は、例えば、LAN(local area network)に接続する全ての機器が有する固有のIDであるMACアドレス(media access control address)(すなわち、受信機12の固有ID)と端末IDとをペアにして、回線21を介して放送事業者側の顧客情報管理装置23に送信する(ステップS35)。そして、全てのカード検出回路4の状態を確認したか否かを判断し(ステップS36)、未確認のカード検出回路4があれば当該カード検出回路4の状態を確認する(ステップS37)。このように、受信機12に装着している全てのICカード3の端末IDと受信機固有のID(例えば、MACアドレス)とをペアにして顧客情報管理装置23に送信する。すなわち、受信機12は、ICカード3が装着されると、当該ICカード3が有する端末IDと、受信機12の固有IDとを対応付けて放送送信側に送信する。
次に、放送事業者側の動作について説明する。
図1に示すように、放送事業者の顧客ごとの契約対象の番組(契約番組)、契約期間、端末IDなどからなる視聴契約の情報(契約情報)は、契約情報記録部22に記録されており、顧客情報管理装置23が一括管理している。
顧客情報管理装置23は、番組が放送される度に、鍵情報生成装置24とスクランブラ25とに契約番組、契約期間、および端末IDをそれぞれ渡し、端末IDに基づいて、スクランブラ25にて映像データおよび音声データにスクランブルをかけさせるとともに、鍵情報生成装置24にてスクランブルを解除するための鍵情報を生成させる。スクランブルされた映像データおよび音声データは、多重化装置26にて鍵情報とともに多重化され、アップリンク装置27から中継器28に向けて放送波として発信される。中継器28にて中継された放送波は、受信機12のアンテナ13によって受信され受信機12で番組を視聴することができる。
図4は、本発明の実施形態による顧客情報管理装置23の動作を示すフローチャートである。図4に示すように、顧客情報管理装置23は、受信機12から回線21を介して受信した情報から、同じMACアドレスの受信機12から受信した端末IDを確認する(ステップS41)。次に、ステップS41にて確認された端末IDの契約内容を契約情報記録部22から読み出し(ステップS42)、端末IDごとの契約数を調べる。そして、複数の放送事業者と契約している端末IDがあるか否かを判断し(ステップS43)、複数の放送事業者と契約している端末IDがある場合は、さらに、どの放送事業者とも契約していない端末IDがあるか否かを判断する(ステップS44)。ステップS44において、どの放送事業者とも契約していない端末IDがある場合は、ステップS43にて複数の放送事業者と契約していると判断された端末IDが有する複数契約のうちの一つの契約を、ステップS44にてどの放送事業者とも契約していないと判断された端末IDで契約しているように、契約情報記録部22の契約情報を更新する(ステップS45)。ステップS45の後、更新した契約番組、契約期間、および端末IDの情報(更新後の契約情報)を、鍵情報生成装置24とスクランブラ25とに渡す(ステップS46)。鍵情報生成装置24およびスクランブラ25は、変更した端末IDに基づいて、鍵情報および映像・音声データ(番組放送データ)のスクランブルを生成する。
図5は、本発明の実施形態による契約情報の変更の一例を示す図であり、契約番組、契約期間、および端末IDの更新前および更新後を示している。図5に示すように、更新前において、3つのICカード3のうち、端末ID=001のICカード3Aは、a放送、b放送、c放送の3つの放送事業者と視聴契約している。また、端末ID=002のICカード3B、端末ID=003のICカード3Cは、それぞれどの放送事業者とも契約していない。更新後において、端末ID=001のICカード3Aはa放送、端末ID=002のICカード3Bはb放送、端末ID=003のICカード3Cはc放送とそれぞれ視聴契約しているように契約情報が更新される。すなわち、一つの端末IDで一つの放送事業者と契約しているように契約情報が更新される。
このように、放送送信側は、複数のICカード3が一つの受信機12に装着されることにより、受信した同一のMACアドレス(固有ID)に対応付けられた複数の端末IDが存在する場合において、一つの端末IDで複数の視聴契約があり、かつ他の端末IDで視聴契約がない場合は、端末IDと視聴契約とが一対となるように、一つの端末IDにて契約された複数の視聴契約を他の端末IDで視聴契約したように変更する。
図6は、本発明の実施形態による受信機12における視聴と録画の動作を示す図であり、顧客情報管理装置23によって契約情報が更新された後に、3つの放送事業者の番組の放送時間が重なった場合について示している。図6に示すように、時刻T1から時刻T2の間では、a放送の視聴とb放送の録画とが重なっているが、a放送はICカード3Aによってスクランブルが解除され、b放送波ICカード3Bによってスクランブルが解除されるため、a放送の視聴およびb放送の録画はどちらも正常に実行される。また、時刻T2以降では、さらにc放送の録画も実行されるが、c放送はICカード3Cによってスクランブルが解除されるため、c放送の録画も正常に実行される。
以上のことから、一つのICカードの端末IDで複数の放送事業者と契約した場合であっても、受信機に契約しているICカードを装着したままで、未契約のICカードを追加装着することによって、未契約のICカードを用いてスクランブルを解除することができる。従って、視聴者が新たなICカードの端末IDで放送事業者と契約し直すことなく、同時間帯で放送される複数の有料番組の視聴・記録(録画)をすることができる。
1 チューナー、2 誤り訂正回路、3 ICカード、4 カード検出回路、5 切り換えスイッチ、6 DEMUX回路、7 映像・音声デコード回路、8 映像・音声出力回路、9 記録媒体、10 制御回路、11 回線制御、12 受信機、13 アンテナ、21 回線、22 契約情報記録部、23 顧客情報管理装置、24 鍵情報生成装置、25 スクランブラ、26 多重化装置、27 アップリンク装置、28 中継器、31 記憶回路、32 信号処理回路、33 制御回路。

Claims (5)

  1. 複数の放送事業者の放送を送信する放送送信側と、
    前記放送を受信するデジタル放送受信機を含む放送受信側と、
    を備える放送システムであって、
    前記放送送信側において、前記放送事業者と前記放送受信側との視聴契約の内容に従って、スクランブルされた番組放送データと、当該番組放送データのスクランブルを解除する鍵情報とが送信され、
    前記放送受信側において、前記デジタル放送受信機は、前記番組放送データおよび前記鍵情報を受信し、かつ前記鍵情報を用いて前記番組放送データのスクランブルを解除する複数のICカードが着脱可能に備えられ、
    前記デジタル放送受信機は、
    前記ICカードが装着されると、当該ICカードが有する端末IDと、前記デジタル放送受信機の固有IDとを対応付けて前記放送送信側に送信し、
    前記放送送信側は、
    複数の前記ICカードが一の前記デジタル放送受信機に装着されることにより、受信した同一の前記固有IDに対応付けられた複数の前記端末IDが存在する場合において、一の端末IDで複数の視聴契約があり、かつ他の端末IDで前記視聴契約がない場合は、前記端末IDと前記視聴契約とが一対となるように、前記一の端末IDにて契約された前記複数の視聴契約を前記他の端末IDで視聴契約したように変更することを特徴とする、放送システム。
  2. 前記放送送信側は、
    各々の前記放送事業者と前記放送受信側との契約情報を記録する契約情報記録部と、
    前記契約情報を管理する情報管理部と、
    を備え、
    前記情報管理部は、受信した同一の固有IDに対応付けられた各々の前記端末IDの前記契約情報を前記契約情報記録部から読み出し、一の端末IDで複数の視聴契約があり、かつ他の端末IDで前記視聴契約がない場合は、前記端末IDと前記視聴契約とが一対となるように、前記一の端末IDにて契約された前記複数の視聴契約を前記他の端末IDで視聴契約したように変更することを特徴とする、請求項1に記載の放送システム。
  3. 前記放送送信側は、変更した前記端末IDに基づいて、前記番組放送データのスクランブルおよび前記鍵情報を生成することを特徴とする、請求項1または2に記載の放送システム。
  4. 前記番組放送データのスクランブルおよび前記鍵情報は、番組放送毎に生成されることを特徴とする、請求項3に記載の放送システム。
  5. 前記デジタル放送受信機の前記固有IDは、MACアドレス(media access control address)であることを特徴とする、請求項1または2に記載の放送システム。
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