JP5570244B2 - 腸間膜脂肪低減剤 - Google Patents
腸間膜脂肪低減剤 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5570244B2 JP5570244B2 JP2010036863A JP2010036863A JP5570244B2 JP 5570244 B2 JP5570244 B2 JP 5570244B2 JP 2010036863 A JP2010036863 A JP 2010036863A JP 2010036863 A JP2010036863 A JP 2010036863A JP 5570244 B2 JP5570244 B2 JP 5570244B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- galactooligosaccharide
- fat
- mesenteric fat
- reducing agent
- reduced
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Saccharide Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
Description
また、内臓脂肪組織の量が多くなると、血中のアディポネクチン量が減少する。アディポネクチンは、インスリン感受性増強作用、抗動脈硬化作用などを有する脂肪組織特異的ホルモン因子であり、「低アディポネクチン血症」は、糖尿病や動脈硬化症などの発症において、それらの上流に位置する根幹病態であることが明らかとなっている(非特許文献2)。
また、過栄養や運動不足によって肥大化した脂肪組織から多く分泌されるMCP−1(monocyte chemoattractant protein−1)は、マクロファージの脂肪組織への浸潤を促し、この浸潤したマクロファージと脂肪組織が相互作用することによって炎症が引き起こされ、インスリン抵抗性の発症へと繋がると考えられている。近年の研究では、脂肪組織によってMCP−1の発現が異なることが明らかとなっており、副睾丸脂肪、腎臓脂肪、皮下脂肪に比べ、腸間膜脂肪からのMCP−1の分泌量が顕著に高いことが示されている(非特許文献3)。このように、同じ内臓脂肪組織であっても、腸間膜脂肪が肥満に起因する炎症反応に重要な働きを示す可能性が示唆されている。
そこで、日常の食生活で摂取することにより、手軽に腸間膜脂肪を低減し、生活習慣病の予防に役立つ食品素材及びそれを含む飲食品並びに医薬の開発が望まれている。
そのような腸間膜脂肪低減効果を有する食品素材は、既にいくつか報告されており、その代表的なものとして、カテキン(特許文献1)を挙げることができるが、カテキンは強い苦味を有するため、飲食品として日常的に摂取するには、風味上の問題がある。その他の腸間膜脂肪低減効果を有する食品素材としては、コージオリゴ糖(特許文献2)などを例示することができる。
また、ガラクトオリゴ糖には、経口摂取することにより奏される様々な生理活性があることが知られている。例えば、炎症性腸疾患予防・治療効果(特許文献3)、二次胆汁酸低下効果(特許文献4)、血中脂質代謝改善効果(特許文献5)が報告されている。また、腸間膜脂肪低減効果についても報告されている(特許文献6)。
ここでいう腸間膜とは、小腸(空腸と回腸)の大部分を支持する、腹壁に付着した二重の腹膜をいい、腸間膜脂肪(組織)とは腸間膜に蓄積する脂肪(組織)をいう。
本発明に用いられる還元ガラクトオリゴ糖は、ガラクトオリゴ糖を水素添加することにより得ることが出来る。ガラクトオリゴ糖は、乳糖を原料とした場合、一般的には乳糖やグルコース等が混在したガラクトオリゴ糖含有糖として得られるため、本発明におけるガラクトオリゴ糖には、ガラクトオリゴ糖含有糖も含むものとする。また、本発明の還元ガラクトオリゴ糖には、乳糖やグルコースの糖アルコールであるラクチトールやソルビトール等が混在した還元ガラクトオリゴ糖含有糖も含むものとする。
水素添加手段としては、特に限定されないが、高圧接触還元法や水素化ホウ素ナトリウム等の還元剤を添加する薬剤法が用いられる。高圧接触還元法においては、例えば触媒としてスポンジニッケルを用いて水素添加する方法がより好ましい。より詳細には、30〜80%(w/v)のガラクトオリゴ糖に対して0.02〜5重量%のスポンジニッケル触媒の存在下で、100〜200℃で、水素圧2〜15MPaで1〜5時間水素添加するのが好ましい。水素添加反応終了後は、活性炭処理、イオン交換処理等により精製して用いるのが好ましい。
また、上記オリゴ糖の結合様式についても特に限定されるものではなく、例えばβ1−6、β1−3、β1−4、β1−2、α1−3、α1−6結合などが挙げられる。
3糖のガラクトオリゴ糖としては、Galβ1−4Galβ1−4Glc、Galβ1−4Galβ1−3Glc、Galβ1−6Galβ1−4Glcなどが挙げられる。
また、4糖のガラクトオリゴ糖としては、Galβ1−6Galβ1−4Galβ1−4Glcなどが挙げられる。
乳糖を含む原料としては、例えば、市販の乳糖、乳汁、粉乳、チーズホエーなどが挙げられる。当該乳汁は、そもそもガラクトオリゴ糖を含むものであるが、乳糖も含むため、酵素を作用させる方法でガラクトオリゴ糖を製造する際の原料として使用してもよい。
これらの微生物から酵素を製造するには、用いる微生物に適した条件で培養を行い、目的に応じて、得られる菌体又はその培養上清から常法に従って、酵素を単離・生成すればよい。例えば、培養により得た菌体を超音波又は界面活性剤により破砕し、不溶物を除去する方法、若しくは、クロマトグラフィーを用いて精製する方法を挙げることができる。
また、培養方法についても、特に限定されるものではなく、例えば、液体培地に微生物を添加し、培養する方法や微生物を担体に固定し、固定化増殖菌体として培養する方法を挙げることができる。
また、前記背景技術に示すとおり、近年の研究では、脂肪組織によってMCP−1(monocyte chemoattractant protein−1)の発現が異なることが明らかとなっており、副睾丸脂肪、腎臓脂肪、皮下脂肪に比べ、腸間膜脂肪からのMCP−1の分泌量が顕著に高いことが示されている(非特許文献3)。このMCP−1は、組織内で炎症を引き起こしたり、インスリン抵抗性の発症に関与していると考えられている。このように、同じ内臓脂肪組織であっても、腸間膜脂肪が肥満に起因する炎症反応及び当該炎症によって引き起こされるインスリン抵抗性の発症に重要な働きを示す可能性が示唆されている。このような背景から、内臓脂肪のなかでも特に腸間膜脂肪の蓄積抑制がインスリン抵抗性の抑制に繋がるのではないかと期待されている。
さらに、還元ガラクトオリゴ糖を既存の飲食品、例えば、パン、チューインガム、クッキー、チョコレート、菓子、シリアル、ジャム、アイスクリーム、ヨーグルト、ゼリー、ジュース、コーヒー、ココア、乳酸菌飲料などに添加することも可能であり、通常の固形食品の摂取が困難な人のための流動食にも添加することが可能である。
オリゴメイト55N(ヤクルト薬品工業)のBrixを50に調整したもの27kgにスポンジニッケル触媒を2.5%添加し、撹拌しながら120〜130℃まで昇温し、水素圧を7〜8MPaまで上げて水素化を完了させた。スポンジニッケル触媒を除去した後に、常法に従って、活性炭、ケイソウ土ろ過、イオン交換樹脂による精製を行ない、Brix30の還元ガラクトオリゴ糖液糖(ラクチトール、ソルビトール、ガラクチトールを含む)を得た。なお、反応後の反応液に残存する還元糖の量(ベルトラント法、ガラクトース換算)は、反応前の30.3%から0.05%にまで低下していたことから、水素添加反応が十分に進行していることを確認した。
A.方法
(1)被検試料
ガラクトオリゴ糖としてオリゴメイト55N(ヤクルト薬品工業株式会社)をイオン交換樹脂が充填されたクロマト分離装置に供して3糖以上画分を分画し、これを凍結乾燥したもの(GOS、糖組成:3糖77.6%、4糖19.2%、5糖以上1%)を、還元ガラクトオリゴ糖として上記製造例1で得られたもの(OM−OH)を用いた。
使用動物
Wistarラット(Jcl:Wistar、雄、6週齢、日本クレア株式会社)を使用した。
被験飼料
AIN−93Mをベースとして、脂肪のエネルギー比が40%になるようにコーンスターチをラードに置換した高脂肪食を基本飼料(Cont)とした(表2)。これに、GOS、OM−OHを、それぞれ5%となるようにコーンスターチと置換して配合した。
実験スケジュール
入荷後7日間はMF固形飼料(オリエンタル酵母工業株式会社)の自由摂取による馴化飼育を行なった。馴化飼育終了後、体重がほぼ一定になるように3群(1群3匹)に分け、被験飼料を32日間投与した。飼料と水は自由摂取とし、体重は週に1回、飼料摂取量は週に3回測定した。
解剖は午前9:30−12:30の間に、非絶食下で塩化ペントバルビタールによる麻酔下で実施した。解剖時には、腸間膜脂肪、精巣周囲脂肪、及び腎周囲脂肪を摘出して重量を測定した。
実験結果は平均値±標準誤差で示した。
(1)成長結果
成長結果を表3に示した。GOSとOM−OH投与群の間で、終体重、飼料摂取量、摂取熱量ともに大きな差はみられなかった。
内臓脂肪重量の結果を表4に示した。
A.方法
(1)被検試料
還元ガラクトオリゴ糖として上記製造例1で得られたもの(OM−OH)を、ソルビトールとして特級試薬(D−ソルビトール、シグマアルドリッチジャパン株式会社)を、ラクチトールとして特級試薬(ラクチトール一水和物、和光純薬工業株式会社)を、ビフィドバクテリウム属細菌としてビフィドバクテリウム・ブレーベ(BbrY)粉末、(ビフィズス菌末FDP;約1.0×1011CFU/g、ヤクルト薬品工業株式会社)を用いた。
使用動物
Wistarラット(Jcl:Wistar、雄、6週齢、日本クレア株式会社)を使用した。
被験飼料
実施例1と同様に、AIN−93Mをベースとして、脂肪エネルギー比が40%になるようにコーンスターチをラードに置換した高脂肪食に、BbrYを加えた粉末飼料を基本食(Cont)とした。また、これにOM−OH、及びソルビトールとラクチトールの混合物(SL)(構成比=11:7;OM−OH中における構成比と同様)を、それぞれ5%となるようにコーンスターチに置換して配合した(表5)。飼料は給餌器を使用して給餌し、ビフィズス菌生菌数を108〜109CFU/g dietの範囲に維持できる3日以内に飼料交換を実施した。
入荷後7日間はMF固形飼料(オリエンタル酵母工業株式会社)の自由摂取による馴化飼育を行なった。馴化飼育終了後、体重がほぼ一定になるように3群(1群8匹)に分け、被験飼料を5週間投与した。体重は週に1回、飼料摂取量は週に3回測定した。
解剖は、3時間の絶食の後、ソムノペンチル(ペントバルビタールナトリウム45.4mg/kg body weight i.p.)による麻酔下で実施した。腸間膜脂肪、精巣周囲脂肪、及び腎周囲脂肪を摘出して重量を測定した。
実験結果は平均値±標準偏差で示した。パラメトリックTukey多重比較にて統計処理を行ない、危険率5%未満において有意差ありと判定した。統計解析には、SAS Version 8.2(SAS Institute Inc.)を使用した。
内臓脂肪重量の結果を表6に示した。
Claims (4)
- Galβ1−4Galβ1−4Glc、Galβ1−4Galβ1−3Glc、Galβ1−6Galβ1−4Glc、Galβ1−6Galβ1−4Galβ1−4Glcのいずれか(但し、式中Galはガラクトース残基、Glcはグルコース残基を表す)を含むガラクトオリゴ糖を水素添加することにより得られる還元ガラクトオリゴ糖を有効成分とする腸間膜脂肪低減剤。
- 3糖を15〜80質量%、4糖以上を2〜30質量%含む還元ガラクトオリゴ糖を有効成分とする請求項1記載の腸間膜脂肪低減剤。
- 還元ガラクトオリゴ糖の糖組成が、単糖25〜35質量%、2糖23〜33質量%、3糖30〜40質量%、4糖以上2〜12質量%である請求項1又は2記載の腸間膜脂肪低減剤。
- さらに、乳酸菌、又はビフィドバクテリウム属細菌を含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の腸間膜脂肪低減剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010036863A JP5570244B2 (ja) | 2010-02-23 | 2010-02-23 | 腸間膜脂肪低減剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010036863A JP5570244B2 (ja) | 2010-02-23 | 2010-02-23 | 腸間膜脂肪低減剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011173798A JP2011173798A (ja) | 2011-09-08 |
JP5570244B2 true JP5570244B2 (ja) | 2014-08-13 |
Family
ID=44687029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010036863A Active JP5570244B2 (ja) | 2010-02-23 | 2010-02-23 | 腸間膜脂肪低減剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5570244B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020050318A1 (ja) * | 2018-09-05 | 2020-03-12 | 再生ファーマ株式会社 | 炎症性サイトカイン産生抑制剤 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2290289T3 (es) * | 2001-04-09 | 2008-02-16 | Danisco A/S | Utilizacion de agentes hinchantes como agentes generadores de saciedad. |
JP4746281B2 (ja) * | 2004-03-30 | 2011-08-10 | 株式会社林原生物化学研究所 | 生体内脂質調節剤 |
AU2008233548B2 (en) * | 2007-04-03 | 2011-12-01 | Mitsubishi Tanabe Pharma Corporation | Combined use of dipeptidyl peptidase IV inhibitor compound and sweetener |
JP5238373B2 (ja) * | 2008-06-25 | 2013-07-17 | 株式会社ヤクルト本社 | 腸間膜脂肪低減剤 |
-
2010
- 2010-02-23 JP JP2010036863A patent/JP5570244B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011173798A (ja) | 2011-09-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7273725B2 (ja) | 新規ビフィドバクテリウム属細菌及び当該細菌を含む組成物 | |
JP4834798B2 (ja) | 新規ビフィズス菌、耐糖能改善剤、および抗肥満剤 | |
KR20210013352A (ko) | 비만 및 비만 관련 질환을 치료하기 위한 프로바이오틱 조성물 및 방법 | |
KR20080059581A (ko) | 장내 플로라 개선용 조성물 | |
JP7240327B2 (ja) | 新規ビフィドバクテリウム属細菌及び当該細菌を含む組成物 | |
JP7516053B2 (ja) | 組成物並びに飲食品組成物、栄養組成物および調製乳 | |
AU2019237674B2 (en) | Composition for enhancing breast milk component | |
JP5238373B2 (ja) | 腸間膜脂肪低減剤 | |
JP5570244B2 (ja) | 腸間膜脂肪低減剤 | |
WO2019035486A1 (ja) | 血糖値スパイク抑制剤、食品及び血糖値スパイク抑制剤の製造方法 | |
KR20230153832A (ko) | 리모실락토바실러스 퍼멘툼 mg4295 균주를 포함하는 혈당 저하용 조성물 | |
KR20230083423A (ko) | 장 내 염증 완화 및 마이크로바이옴 조절 효과가 우수한 모유올리고당 복합체 및 이의 용도 | |
JP7408070B2 (ja) | ビフィドバクテリウム・ビフィダムを含む免疫力増強または改善用組成物 | |
WO2020113580A1 (zh) | 人粪厌氧棒形菌在预防和/或治疗代谢性疾病中的用途 | |
JPWO2019180965A1 (ja) | 学童期以降の高血糖に起因する疾患の予防のための乳幼児用組成物 | |
WO2023176952A1 (ja) | 腸管内での細菌の増殖制御用組成物及びその利用 | |
WO2019180964A1 (ja) | Fgf21分泌促進用組成物 | |
KR102264188B1 (ko) | 당귀 김치에서 분리한 락토바실러스 사케이 mbel1397 (kctc14037bp) 균주 및 이를 포함하는 혈당강하용 조성물 | |
EP4342535A1 (en) | Composition for inhibition of differentiation of osteoclast precursor cells into osteoclasts, and composition for improving bone metabolism | |
JP7141387B2 (ja) | 生体内フェノール化合物低減剤 | |
JP2024120406A (ja) | 糖尿病を予防または治療するための組成物および組合せ | |
KR100691863B1 (ko) | 비피도박테리움 비피둠의 공배양을 통한 콜레스테롤 흡수 저하방법 및 이를 이용한 콜레스테롤 저하제 | |
JP2023126304A (ja) | 腎機能障害予防又は改善用組成物、並びに、該腎機能障害予防又は改善用組成物を用いた医薬品組成物及び飲食品組成物 | |
JP2019187264A (ja) | 糖代謝異常の予防および改善用組成物 | |
CN117356711A (zh) | 一种具有改善胆汁酸代谢功能的合生元及其应用 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120824 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131112 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140110 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140304 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140422 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140603 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140624 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5570244 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |