JP5569597B2 - ローラヘミング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ローラを用いてワークをヘミング加工するローラヘミング装置に関する。
従来、自動車のドアサブアッシー等のワークにおける起立した状態のフランジに対し、ローラを用いて、所定の角度までの折り曲げ(予備曲げ)を行った後、最終的な角度までの折り曲げ(本曲げ)を行うローラヘミング装置が広く知られている。
上記のようなローラヘミング装置においては、予備曲げの際、ローラの姿勢を安定させるために、ワークが載置される下型に形成されたガイド面にローラの外周面が当接した状態で、ローラをガイド面に沿って転動させる(例えば、特許文献1参照)。
そのため、ローラにおけるガイド面に当接する部分が徐々に摩耗し、常に一定の条件でヘミング加工を行うことが困難となる。
このようなローラの摩耗に起因する加工不良を防止するため、ローラに所定量の摩耗が生じた際には、新たなローラに交換しているのが現状である。しかしながら、ローラを丸ごと交換することとなるため、多大なコストを要する点で不利である。
特開2002−35865号公報
本発明は、低コストで一定の加工品質を維持可能なローラヘミング装置を提供することを課題とする。
本発明のローラヘミング装置は、下型に載置されるワークに対してヘミング加工を行うローラを具備し、前記下型に形成されたガイド面に沿って、前記ワークの予備曲げを行うローラヘミング装置であって、前記ローラには、その周方向全周に亘って、外周面から径方向内側に向けて窪むように溝が形成され、前記溝には、前記ローラとは独立したガイド部材が前記ローラの外周面よりも径方向外側に突出するように設けられ、前記ガイド部材は、前記ワークの予備曲げの際に、前記下型のガイド面に当接する。
本発明のローラヘミング装置において、前記ガイド部材は、前記ローラに対する径方向の位置、及び前記ローラに対する軸方向の位置が、それぞれシムによって調整可能であることが好ましい。
本発明のローラヘミング装置において、前記ローラは、円錐台状に形成されることが好ましい。
本発明によれば、一定の条件でのヘミング加工を低コストで実現することができる。
本発明の第一実施形態におけるローラヘミング装置を示す図。 図1におけるA−A線断面図。 ローラヘミング装置によるワークの予備曲げの様子を示す図。 ワークの折り曲げ位置が変更された場合における予備曲げの様子を示す図。 円錐台状のローラを具備するローラヘミング装置を示す図。 本発明の第二実施形態におけるローラヘミング装置を示す図。
[第一実施形態]
以下では、図1〜図5を参照して、本発明に係るローラヘミング装置の第一実施形態であるローラヘミング装置1について説明する。
ローラヘミング装置1は、ワークWに対してヘミング加工を施す装置であり、ロボットアーム(不図示)に取り付けられている。
ワークWは、起立した状態のフランジFを有して下型B上に設置されるアウタパネルWo、及びアウタパネルWo上であってフランジFよりも左側に設置されるインナパネルWiから構成される(図3参照)。
下型Bは、ワークWを載置するための部材であり、アウタパネルWoと接触するようにワークWが載置される。
なお、図1における上下方向をローラヘミング装置1の上下方向と規定する。
図1及び図2に示すように、ローラヘミング装置1は、ローラ10と、ガイド部材20・20・20・20と、軸30と、取付部材40と、を具備する。
ローラ10は、略円柱状に形成されたローラであり、軸30に回転可能に支持されている。
ローラ10には、その周方向全周に亘って、外周面から径方向内側に向けて窪むように溝部11が形成されている。
なお、以下では、ローラ10の軸方向を単に「軸方向」と記し、ローラ10の径方向を単に「径方向」と記す。
溝部11は、ローラ10の周方向全周に亘って、ローラ10の外周面から径方向内側に向けて窪むように形成されている。溝部11は、ローラ10の軸心に沿った切断面において矩形状となるように形成されている(図1参照)。溝部11は、軸方向に対して直交し、軸方向における取付部材40側に配置されている。
溝部11には、ガイド部材20・20・20・20が取り付けられている。
ガイド部材20は、ローラ10と同程度、若しくはそれ以上の強度を有する鋼材である。ガイド部材20は、円弧状に形成されており、四つのガイド部材20・20・20・20の端部を互いに重ね合わせることによって環状となる。換言すれば、ガイド部材20は、環状の部材を四つに均等に分割することによって得られた部材である。ガイド部材20は、溝部11と同様に矩形状の断面形状を有しており、四つのガイド部材20・20・20・20の外周面がローラ10の外周面よりも径方向外側に突出するように、溝部11に取り付けられている。ガイド部材20における取付部材40側の端面には、ローラ10の周方向に沿って互いに離間する二つのボルト穴が形成されており、当該ボルト穴にボルト12をローラ10における取付部材40側の端面から螺嵌することで、ガイド部材20が溝部11に取り付けられる。なお、ローラ10には、ガイド部材20のボルト穴の位置に合わせて、ボルト12が貫通する貫通孔が複数個(本実施形態においては、八つ)形成されている。
ガイド部材20は、径方向位置調整シム21及び軸方向位置調整シム22を用いることによって、溝部11での位置が調整可能となっている。
径方向位置調整シム21は、一定の厚み(径方向の長さ)を保ちつつ、ガイド部材20の内周面(径方向内側に位置する面)に沿って延出する円弧状のシムである。つまり、径方向位置調整シム21は、ガイド部材20と同様に、四つの径方向位置調整シム21・21・21・21の端部を互いに重ね合わせることによって環状となる。径方向位置調整シム21は、ガイド部材20の内周面と、溝部11の底面(ローラ10の外周面と平行な面)との間にそれらの面と接触するように設置され、設置する数に応じてガイド部材20の径方向の位置を調整可能となっている。つまり、設置する径方向位置調整シム21の数が多くなるに従って、ガイド部材20がより径方向外側に位置することとなる。ただし、設置する径方向位置調整シム21の数に関わらず、ガイド部材20は、ローラ10の外周面よりも径方向外側に突出するような寸法に設定されているものとする。
このように、径方向位置調整シム21は、ガイド部材20外周面のローラ10からの径方向外側への突出量を調整するものである。
なお、本実施形態においては、一つのガイド部材20に対して、二つの径方向位置調整シム21・21が設けられている。
また、ガイド部材20の径方向の位置調整に伴って、ボルト12がローラ10に干渉しないように、ローラ10に形成された、ボルト12が貫通する貫通孔は、軸方向から見て、長手方向が径方向に沿うような長円状に形成されている。
軸方向位置調整シム22は、一定の厚み(軸方向の長さ)を保ちつつ、ガイド部材20における取付部材40側の端面に沿って延出する円弧状のシムである。つまり、軸方向位置調整シム22は、ガイド部材20と同様に、四つの軸方向位置調整シム22・22・22・22の端部を互いに重ね合わせることによって環状となる。軸方向位置調整シム22は、ガイド部材20における取付部材40側の端面と、溝部11における取付部材40側の側面(ローラ10の軸方向における端面と平行な面)との間にそれらの面と接触するように設置され、設置する数に応じてガイド部材20の軸方向の位置を調整可能となっている。つまり、設置する軸方向位置調整シム22の数が多くなるに従って、ガイド部材20がより取付部材40から離間することとなる。
このように、軸方向位置調整シム22は、ガイド部材20のローラ10に対する軸方向の位置を調整するものである。
なお、本実施形態においては、一つのガイド部材20に対して、二つの軸方向位置調整シム22・22が設けられている。
軸30は、ローラ10を回転可能に支持する軸部材である。詳細には、軸30の一端部(図1における右端部)にて、ベアリング31・31を介して、ローラ10を回転可能に支持している。
ベアリング31・31は、軸30の外周面と、ローラ10の内周面との間に介装された軸受であり、互いに軸方向に沿って隣接するように配置されている。
取付部材40は、上下方向に延出する部材である。取付部材40の下端部には、取付部材40と軸30とが直交するように、軸30の他端部(図1における左端部)が固定されている。取付部材40は、その上部にて図示せぬ複数の部材を介して、ロボットアームに固定されている。
以上のように構成されたローラヘミング装置1は、ロボットアームに取り付けられ、ローラ10がワークWにおけるアウタパネルWoのフランジFを押圧した状態で、フランジF上を転動することにより、ワークWに対してヘミング加工を施す。
図3に示すように、ローラヘミング装置1によってワークWにおけるアウタパネルWoのフランジFを所定の角度まで折り曲げる予備曲げが行われる際には、ローラ10の外周面における溝部11が形成されていない部分、つまりローラ10の外周面における取付部材40とは反対側の部分、がフランジFに接触すると共に、ローラ10の溝部11に取り付けられたガイド部材20の外周面が下型Bのガイド面Bgに当接した状態で、ローラ10がフランジF上を転動する。
ここで、ガイド面Bgは、予備曲げ後のフランジFと平行となるように、下型Bに形成された傾斜面である。
なお、図3におけるP1は、フランジFの折り曲げ位置(フランジFの根元の位置)を示している。
このように、環状のガイド部材20・20・20・20が下型Bのガイド面Bg上を転動しつつ、ローラ10によってワークWにおけるアウタパネルWoのフランジFの予備曲げが行われる。
これにより、ガイド部材20・20・20・20が下型Bのガイド面Bgにガイドされ、ローラ10がガイド面Bgの傾斜角度を保った状態で、フランジF上を転動することとなる。したがって、ローラ10の姿勢を安定させることができ、精度良くフランジFの予備曲げを行うことができる。
更に、ガイド面Bg上を転動するガイド部材20・20・20・20に所定量の磨耗が生じた場合には、ガイド部材20ごとにボルト12・12を取り外すことによって、容易に新たなガイド部材20・20・20・20と交換することができる。
これにより、従来のローラヘミング装置のように、ローラごと交換する場合と比較して、低コストでヘミング加工の品質を担保することができる。
また、前述のように、ガイド部材20は、径方向位置調整シム21によって径方向の位置が調整可能であり、軸方向位置調整シム22によって軸方向の位置が調整可能である。
図4に示すように、P1からP2へと、フランジFの折り曲げ位置の変更(アウタパネルWoの曲げプロファイルの変更)が行われ、フランジFが下型Bのガイド面Bgに近接した場合においては、径方向位置調整シム21を一つ増やし、軸方向位置調整シム22を一つ減らして、ガイド部材20の位置を調整する。
これにより、下型Bの肉盛を行ってガイド面Bgを修正することなく、フランジFの折り曲げ位置が変更される前と同様に、ガイド部材20の外周面が下型Bのガイド面Bgに当接した状態で、ローラ10をフランジF上で転動させることができる。
また、図5に示すように、ローラ10を円錐台状に形成することも可能である。
斯かる場合、ローラ10における大径側の部分(取付部材40とは反対側の部分)がフランジFの先端部に接触するように、ローラ10をフランジF上を転動させることで、ローラ10におけるフランジFの先端部に接触する部分と、ローラ10におけるフランジFの基端部に接触する部分との外径の差により、フランジFの先端部と基端部とにそれぞれ生じる応力の差を低減することができる。詳細には、円錐台状に形成されたローラ10は、通常、傾斜した外周面に沿って円状の軌跡を描くように転動するが、ロボットアームによってローラ10がフランジF上を直線状に転動するように制御されるため、フランジFの基端部に引張応力が発生し、これに伴ってフランジFの先端部と基端部とにそれぞれ生じる応力の差が低減されることとなる。したがって、ヘミング加工されたフランジFが波打つ等の不具合を抑制することができる。
また、ローラ10の外周面が水平面に対して傾斜しているため、ローラヘミング装置1を傾けることなく、フランジFを所定の角度に折り曲げることができる。そのため、複数のローラヘミング装置1によって同時にヘミング加工を行う場合には、ローラヘミング装置1を傾けることに伴うローラヘミング装置1同士の干渉を防止することができる。
なお、本実施形態においては、四つのガイド部材20・20・20・20をローラ10の溝部11に設けたが、ガイド部材20の数は限定するものではなく、ガイド部材同士を組み合わせることで環状となればよい。また、ガイド部材20の数に応じて、径方向位置調整シム21及び軸方向位置調整シム22の数も変更すればよい。
[第二実施形態]
以下では、図6を参照して、本発明に係るローラヘミング装置の第二実施形態であるローラヘミング装置100について説明する。
ローラヘミング装置100は、ローラヘミング装置1と同様に、ロボットアーム(不図示)によって制御されることで、ワークWに対してヘミング加工を施す装置である。
なお、以下では、ローラヘミング装置1と共通する部分には同一の符号を付して、その説明は省略する。
図6に示すように、ローラヘミング装置100は、ローラ110と、ガイド部材120と、ブラケット130と、を具備する。
ローラ110は、略円柱状に形成されたローラであり、軸30に回転可能に支持されている。
ローラ110には、比較的小さい外径を有する縮径部111が形成されている。
縮径部111は、ローラ110における取付部材40側の端面からローラ110の軸方向における中途部にかけて略円柱状に形成されている。縮径部111は、ローラ110の外周面におけるワークWを加工する部分(取付部材40とは反対側の部分)の外径と比較して小さい外径を有し、ローラ110がガイド部材120と接触することを防止している。
ガイド部材120は、ガイド部材20と同様の素材からなり、直方体状に形成されている。ガイド部材120は、ローラ110に接触しないように、縮径部111の下方において、ローラ110の外周面よりも下方に突出するように配置されている。
ブラケット130は、ガイド部材120を支持する部材であり、取付部材40の下端部に固定されている。ブラケット130は、ローラ110に接触しないように、取付部材40の下端部からガイド部材120における取付部材40側の端面に向けて延出している。ブラケット130は、ボルト131・131によって取付部材40に下方から固定されると共に、ボルト132・132によってガイド部材120に取付部材40側から固定されている。
このように、ローラヘミング装置1のガイド部材20・20・20・20がローラ10と一体的に回転するのに対し、ローラヘミング装置100のガイド部材120は、ローラ110とは独立して、一定の位置に保持されている。
ここで、ガイド部材120は、ガイド部材20と同様に、径方向位置調整シム121及び軸方向位置調整シム122を用いることによって、位置の調整が可能となっている。
径方向位置調整シム121は、平板状のシムである。径方向位置調整シム121は、取付部材40と、ブラケット130との間に設置され、設置する数に応じてガイド部材120の径方向の位置を調整可能となっている。つまり、設置する径方向位置調整シム121の数が多くなるに従って、ブラケット130がより下方に位置し、それに伴ってガイド部材120がより下方に位置することとなる。
なお、本実施形態においては、一つの径方向位置調整シム121が設置されている。
軸方向位置調整シム122は、平板状のシムである。軸方向位置調整シム122は、ガイド部材120とブラケット130との間に設置され、設置する数に応じてガイド部材120の軸方向の位置を調整可能となっている。つまり、設置する軸方向位置調整シム122の数が多くなるに従って、ガイド部材120がより取付部材40から離間することとなる。
なお、本実施形態においては、一つの軸方向位置調整シム122が設置されている。
以上のように構成されたローラヘミング装置100は、ロボットアームによって制御され、ローラ110がワークWにおけるアウタパネルWoのフランジFを押圧した状態で、フランジF上を転動することにより、ワークWに対してヘミング加工を施す。
この時、ガイド部材120が下型Bのガイド面Bgに当接した状態で、ローラ110によってワークWにおけるアウタパネルWoのフランジFの予備曲げが行われる。
これにより、ガイド部材120が下型Bのガイド面Bgにガイドされ、ローラ110がガイド面Bgの傾斜角度を保った状態で、フランジF上を転動することとなる。したがって、ローラ110の姿勢を安定させることができ、精度良くフランジFの予備曲げを行うことができる。
更に、ガイド面Bgに当接するガイド部材120に所定量の磨耗が生じた場合には、ボルト132・132を取り外すことによって、容易に新たなガイド部材120と交換することができる。
これにより、従来のローラヘミング装置のように、ローラごと交換する場合と比較して、低コストでヘミング加工の品質を担保することができる。
本発明は、下型のガイド面に沿って、ワークの予備曲げを行うローラヘミング装置に利用できる。
1 ローラヘミング装置
10 ローラ
11 溝部
20 ガイド部材
21 径方向位置調整シム
22 軸方向位置調整シム
30 軸
40 取付部材
W ワーク
B 下型
Bg ガイド面

Claims (3)

  1. 下型に載置されるワークに対してヘミング加工を行うローラを具備し、
    前記下型に形成されたガイド面に沿って、前記ワークの予備曲げを行うローラヘミング装置であって、
    前記ローラには、その周方向全周に亘って、外周面から径方向内側に向けて窪むように溝が形成され、
    前記溝には、前記ローラとは独立したガイド部材が前記ローラの外周面よりも径方向外側に突出するように設けられ、
    前記ガイド部材は、前記ワークの予備曲げの際に、前記下型のガイド面に当接するローラヘミング装置。
  2. 前記ガイド部材は、前記ローラに対する径方向の位置、及び前記ローラに対する軸方向の位置が、それぞれシムによって調整可能である請求項1に記載のローラヘミング装置。
  3. 前記ローラは、円錐台状に形成される請求項1又は請求項2に記載のローラヘミング装置。
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