JPH0578327A - ジベンゾシクロヘプタピリジン誘導体 - Google Patents
ジベンゾシクロヘプタピリジン誘導体Info
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- JPH0578327A JPH0578327A JP26550191A JP26550191A JPH0578327A JP H0578327 A JPH0578327 A JP H0578327A JP 26550191 A JP26550191 A JP 26550191A JP 26550191 A JP26550191 A JP 26550191A JP H0578327 A JPH0578327 A JP H0578327A
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- cyclohepta
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Abstract
(57)【要約】
【構成】次の一般式
【化1】
(式中、Rは水素原子又は低級アルキル基を、nは1〜
7の整数を表す。)で示されるジベンゾシクロヘプタピ
リジン誘導体及びその薬理学的に許容される塩。 【発明の効果】この化合物は、抗ヒスタミン剤,抗アレ
ルギー剤として有用である。
7の整数を表す。)で示されるジベンゾシクロヘプタピ
リジン誘導体及びその薬理学的に許容される塩。 【発明の効果】この化合物は、抗ヒスタミン剤,抗アレ
ルギー剤として有用である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抗ヒスタミン剤,抗ア
レルギー剤として有用な一般式(I)
レルギー剤として有用な一般式(I)
【化2】 (式中、Rは水素原子又は低級アルキル基を、nは1〜
7の整数を表す。)で示されるジベンゾシクロヘプタピ
リジン誘導体及びその薬理学的に許容しうる塩に関する
ものである。
7の整数を表す。)で示されるジベンゾシクロヘプタピ
リジン誘導体及びその薬理学的に許容しうる塩に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】本発明化合物と類似母核を有する医薬品
としては、例えば、次式(II)
としては、例えば、次式(II)
【化3】 で示されるテシプチリン〔抗うつ剤:特開昭50−10
6968号公報〕が知られている。
6968号公報〕が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記式(II)で示され
るテシプチリンの主な欠点は、それが有する種々の薬理
作用のために、副作用として、しばしば、眠気等の中枢
神経系症状あるいは口渇等の抗コリン作用に基づく症状
を引き起こすことである。
るテシプチリンの主な欠点は、それが有する種々の薬理
作用のために、副作用として、しばしば、眠気等の中枢
神経系症状あるいは口渇等の抗コリン作用に基づく症状
を引き起こすことである。
【0004】本発明の目的は、テシプチリンが有する種
々の薬理作用を分離し、選択性に優れた副作用の少ない
薬剤を提供することにある。
々の薬理作用を分離し、選択性に優れた副作用の少ない
薬剤を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前述の事
情を鑑み鋭意研究した結果、本発明に係わる新規なジベ
ンゾシクロヘプタピリジン誘導体が副作用の少ない選択
性に優れた抗ヒスタミン剤,抗アレルギー剤として有用
であることを見い出し、本発明を完成させた。
情を鑑み鋭意研究した結果、本発明に係わる新規なジベ
ンゾシクロヘプタピリジン誘導体が副作用の少ない選択
性に優れた抗ヒスタミン剤,抗アレルギー剤として有用
であることを見い出し、本発明を完成させた。
【0006】即ち、本発明は前記一般式(I)で示され
る新規なジベンゾシクロヘプタピリジン誘導体及びその
薬理学的に許容しうる塩に関するものである。
る新規なジベンゾシクロヘプタピリジン誘導体及びその
薬理学的に許容しうる塩に関するものである。
【0007】本発明の前記一般式(I)中、Rで示され
る低級アルキル基としては、たとえば、メチル,エチ
ル,n-プロピル,イソプロピル,n-ブチル,イソブチ
ル,sec-ブチル,tert- ブチル基等が挙げられる。
る低級アルキル基としては、たとえば、メチル,エチ
ル,n-プロピル,イソプロピル,n-ブチル,イソブチ
ル,sec-ブチル,tert- ブチル基等が挙げられる。
【0008】本発明の好ましい化合物としては、以下の
様な化合物が挙げられる。 〔(1,2,3,4)−テトラヒドロ−9H−ジベンゾ
〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−2−
ピリジル〕酢酸 3−〔(1,2,3,4)−テトラヒドロ−9H−ジベ
ンゾ〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−
2−ピリジル〕プロピオン酸 4−〔(1,2,3,4)−テトラヒドロ−9H−ジベ
ンゾ〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−
2−ピリジル〕酪酸 5−〔(1,2,3,4)−テトラヒドロ−9H−ジベ
ンゾ〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−
2−ピリジル〕吉草酸 6−〔(1,2,3,4)−テトラヒドロ−9H−ジベ
ンゾ〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−
2−ピリジル〕ヘキサン酸 〔(1,2,3,4)−テトラヒドロ−9H−ジベンゾ
〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−2−
ピリジル〕酢酸エチル 3−〔(1,2,3,4)−テトラヒドロ−9H−ジベ
ンゾ〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−
2−ピリジル〕プロピオン酸エチル 4−〔(1,2,3,4)−テトラヒドロ−9H−ジベ
ンゾ〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−
2−ピリジル〕酪酸エチル 5−〔(1,2,3,4)−テトラヒドロ−9H−ジベ
ンゾ〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−
2−ピリジル〕吉草酸エチル 6−〔(1,2,3,4)−テトラヒドロ−9H−ジベ
ンゾ〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−
2−ピリジル〕ヘキサン酸エチル
様な化合物が挙げられる。 〔(1,2,3,4)−テトラヒドロ−9H−ジベンゾ
〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−2−
ピリジル〕酢酸 3−〔(1,2,3,4)−テトラヒドロ−9H−ジベ
ンゾ〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−
2−ピリジル〕プロピオン酸 4−〔(1,2,3,4)−テトラヒドロ−9H−ジベ
ンゾ〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−
2−ピリジル〕酪酸 5−〔(1,2,3,4)−テトラヒドロ−9H−ジベ
ンゾ〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−
2−ピリジル〕吉草酸 6−〔(1,2,3,4)−テトラヒドロ−9H−ジベ
ンゾ〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−
2−ピリジル〕ヘキサン酸 〔(1,2,3,4)−テトラヒドロ−9H−ジベンゾ
〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−2−
ピリジル〕酢酸エチル 3−〔(1,2,3,4)−テトラヒドロ−9H−ジベ
ンゾ〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−
2−ピリジル〕プロピオン酸エチル 4−〔(1,2,3,4)−テトラヒドロ−9H−ジベ
ンゾ〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−
2−ピリジル〕酪酸エチル 5−〔(1,2,3,4)−テトラヒドロ−9H−ジベ
ンゾ〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−
2−ピリジル〕吉草酸エチル 6−〔(1,2,3,4)−テトラヒドロ−9H−ジベ
ンゾ〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−
2−ピリジル〕ヘキサン酸エチル
【0009】本発明の前記一般式(I)で示される化合
物は、所望に応じて薬理学的に許容しうる塩に変換する
ことも、又は生成した塩から塩基又は酸を遊離させるこ
ともできる。
物は、所望に応じて薬理学的に許容しうる塩に変換する
ことも、又は生成した塩から塩基又は酸を遊離させるこ
ともできる。
【0010】本発明の前記一般式(I)で示される化合
物の薬理学的に許容しうる塩としては、酸付加塩もしく
はアルカリ付加塩が提供され、酸付加塩としては、例え
ば、塩酸,臭化水素酸,硫酸,硝酸,燐酸等の鉱酸塩、
酢酸,マレイン酸,フマル酸,リンゴ酸,クエン酸,シ
ュウ酸,乳酸,酒石酸等の有機酸塩が、また、アルカリ
付加塩としては、たとえば、ナトリウム,カリウム,カ
ルシウム等の金属塩、アンモニウム塩,メチルアミン,
エチルアミン,ジメチルアミン,トリエチルアミン,エ
タノールアミン,ピペリジン,ピペラジン等の有機塩基
の塩等が挙げられる。
物の薬理学的に許容しうる塩としては、酸付加塩もしく
はアルカリ付加塩が提供され、酸付加塩としては、例え
ば、塩酸,臭化水素酸,硫酸,硝酸,燐酸等の鉱酸塩、
酢酸,マレイン酸,フマル酸,リンゴ酸,クエン酸,シ
ュウ酸,乳酸,酒石酸等の有機酸塩が、また、アルカリ
付加塩としては、たとえば、ナトリウム,カリウム,カ
ルシウム等の金属塩、アンモニウム塩,メチルアミン,
エチルアミン,ジメチルアミン,トリエチルアミン,エ
タノールアミン,ピペリジン,ピペラジン等の有機塩基
の塩等が挙げられる。
【0011】本発明の前記一般式(I)で示される新規
なジベンゾシクロヘプタピリジン誘導体は、以下の様に
して製造することができる。
なジベンゾシクロヘプタピリジン誘導体は、以下の様に
して製造することができる。
【0012】即ち、前記一般式(I)で示される化合物
は、次の一般式(III)
は、次の一般式(III)
【化4】 で示される化合物と次の一般式(IV) X−(CH2 )n−COOR 又は CH2 =CHC
OOR (IV) (式中、R及びnは前述と同意義を表し、Xはハロゲン
原子を表す。)で示される化合物とを無溶媒あるいは溶
媒中、塩基の存在下あるいは非存在下で反応させ、更に
必要に応じて、酸あるいは塩基で加水分解することによ
り製造することができる。
OOR (IV) (式中、R及びnは前述と同意義を表し、Xはハロゲン
原子を表す。)で示される化合物とを無溶媒あるいは溶
媒中、塩基の存在下あるいは非存在下で反応させ、更に
必要に応じて、酸あるいは塩基で加水分解することによ
り製造することができる。
【0013】本製造方法のアルキル化反応に使用される
溶媒としては、反応を阻害しない限りいかなるものでも
よく、例えば、ベンゼン,トルエン,テトラヒドロフラ
ン,ジオキサン,アセトン,アセトニトリル,メタノー
ル,エタノール,イソプロパノール,n-ブタノール,ジ
メチルスルホキシド,N,N−ジメチルホルムアミド,
ピリジン等が挙げられ、又、使用される塩基としては、
例えば、炭酸カリウム,炭酸ナトリウム,トリエチルア
ミン等が挙げられ、反応は0℃から200℃の範囲で行
われる。
溶媒としては、反応を阻害しない限りいかなるものでも
よく、例えば、ベンゼン,トルエン,テトラヒドロフラ
ン,ジオキサン,アセトン,アセトニトリル,メタノー
ル,エタノール,イソプロパノール,n-ブタノール,ジ
メチルスルホキシド,N,N−ジメチルホルムアミド,
ピリジン等が挙げられ、又、使用される塩基としては、
例えば、炭酸カリウム,炭酸ナトリウム,トリエチルア
ミン等が挙げられ、反応は0℃から200℃の範囲で行
われる。
【0014】本製造方法の加水分解反応に使用される酸
としては、塩酸,硫酸等が、又、塩基としては水酸化ナ
トリウム,水酸化カリウム,炭酸ナトリウム,炭酸カリ
ウム,炭酸水素カリウム,炭酸水素ナトリウム等が、溶
媒としては、水,テトラヒドロフラン,アセトン,メタ
ノール,エタノール及びこれらの混合溶媒等が挙げら
れ、反応は0℃から溶媒の還流温度の範囲で行われる。
としては、塩酸,硫酸等が、又、塩基としては水酸化ナ
トリウム,水酸化カリウム,炭酸ナトリウム,炭酸カリ
ウム,炭酸水素カリウム,炭酸水素ナトリウム等が、溶
媒としては、水,テトラヒドロフラン,アセトン,メタ
ノール,エタノール及びこれらの混合溶媒等が挙げら
れ、反応は0℃から溶媒の還流温度の範囲で行われる。
【0015】尚、出発原料として用いられる前記一般式
(III)で示される化合物は、既に医薬品研究、21巻、
49〜67頁及び特開昭50−106968号公報に開
示されている公知の化合物であるが、その合成法を参考
例に記載した。
(III)で示される化合物は、既に医薬品研究、21巻、
49〜67頁及び特開昭50−106968号公報に開
示されている公知の化合物であるが、その合成法を参考
例に記載した。
【0016】この様にして製造される前記一般式(I)
で示される新規なジベンゾシクロヘプタピリジン誘導体
及びその薬理学的に許容しうる塩を有効成分として含有
する医薬は、経口、非経口のいずれにおいても投与でき
る。経口投与剤の剤型としては、例えば、錠剤,カプセ
ル剤,散剤,細粒剤,顆粒剤,液剤及びシロップ剤等が
挙げられ、非経口投与剤の剤型としては、例えば、注射
剤,坐剤,吸入剤,点眼剤,点鼻剤,軟膏剤及び貼付剤
等が挙げられる。これらの製剤の調製には薬理学的,製
剤学的に許容しうる添加物を加えることができ、賦形
剤,崩壊剤ないし崩壊補助剤,結合剤,滑沢剤,コーテ
ィング剤,色素,希釈剤,基剤,溶解剤ないし溶解補助
剤,等張化剤,pH調節剤,安定化剤,噴射剤,粘着剤等
が用いられる。
で示される新規なジベンゾシクロヘプタピリジン誘導体
及びその薬理学的に許容しうる塩を有効成分として含有
する医薬は、経口、非経口のいずれにおいても投与でき
る。経口投与剤の剤型としては、例えば、錠剤,カプセ
ル剤,散剤,細粒剤,顆粒剤,液剤及びシロップ剤等が
挙げられ、非経口投与剤の剤型としては、例えば、注射
剤,坐剤,吸入剤,点眼剤,点鼻剤,軟膏剤及び貼付剤
等が挙げられる。これらの製剤の調製には薬理学的,製
剤学的に許容しうる添加物を加えることができ、賦形
剤,崩壊剤ないし崩壊補助剤,結合剤,滑沢剤,コーテ
ィング剤,色素,希釈剤,基剤,溶解剤ないし溶解補助
剤,等張化剤,pH調節剤,安定化剤,噴射剤,粘着剤等
が用いられる。
【0017】経口剤及び経皮、経粘膜投与剤において
は、賦形剤として、ブドウ糖,乳糖,D-マンニトール,
デンプン,結晶セルロース等が、崩壊剤,崩壊補助剤と
して、カルボキシメチルセルロース,デンプン,カルボ
キシメチルセルロースカルシウム等が、結合剤として、
ヒドロキシプロピルセルロース,ヒドロキシプロピルメ
チルセルロース,ポリビニルピロリドン,ゼラチン等
が、滑沢剤として、ステアリン酸マグネシウム,タルク
等が、コーティング剤として、ヒドロキシプロピルメチ
ルセルロース,白糖,ポリエチレングリコール,酸化チ
タン等が、基剤として、ワセリン,流動パラフィン,ポ
リエチレングリコール,ゼラチン,カオリン,グリセリ
ン,精製水,ハードファット等が、噴射剤として、フロ
ン,ジエチルエーテル,圧縮ガス等が、粘着剤として、
ポリアクリル酸ナトリウム,ポリビニルアルコール,メ
チルセルロース,ポリイソブチレン,ポリブテン等が、
基布として、木綿布あるいはプラスチックシートなどの
製剤用成分が、又、注射剤においては水性あるいは用時
溶解型注射剤を構成しうる溶解剤ないし溶解補助剤とし
て、注射用蒸留水,生理食塩水,プロピレングリコール
等が、等張化剤として、ブドウ糖,塩化ナトリウム,D-
マンニトール,グリセリン等が、pH調節剤として、無機
酸,有機酸又は無機塩基,有機塩基等の製剤用成分が使
用される。
は、賦形剤として、ブドウ糖,乳糖,D-マンニトール,
デンプン,結晶セルロース等が、崩壊剤,崩壊補助剤と
して、カルボキシメチルセルロース,デンプン,カルボ
キシメチルセルロースカルシウム等が、結合剤として、
ヒドロキシプロピルセルロース,ヒドロキシプロピルメ
チルセルロース,ポリビニルピロリドン,ゼラチン等
が、滑沢剤として、ステアリン酸マグネシウム,タルク
等が、コーティング剤として、ヒドロキシプロピルメチ
ルセルロース,白糖,ポリエチレングリコール,酸化チ
タン等が、基剤として、ワセリン,流動パラフィン,ポ
リエチレングリコール,ゼラチン,カオリン,グリセリ
ン,精製水,ハードファット等が、噴射剤として、フロ
ン,ジエチルエーテル,圧縮ガス等が、粘着剤として、
ポリアクリル酸ナトリウム,ポリビニルアルコール,メ
チルセルロース,ポリイソブチレン,ポリブテン等が、
基布として、木綿布あるいはプラスチックシートなどの
製剤用成分が、又、注射剤においては水性あるいは用時
溶解型注射剤を構成しうる溶解剤ないし溶解補助剤とし
て、注射用蒸留水,生理食塩水,プロピレングリコール
等が、等張化剤として、ブドウ糖,塩化ナトリウム,D-
マンニトール,グリセリン等が、pH調節剤として、無機
酸,有機酸又は無機塩基,有機塩基等の製剤用成分が使
用される。
【0018】本発明化合物の治療患者への投与量は、経
口投与で通常成人の場合、1日1〜500mgであるが、
年齢、症状等により適宜増減することができる。
口投与で通常成人の場合、1日1〜500mgであるが、
年齢、症状等により適宜増減することができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明を参考例及び実施例によって説
明するが、本発明はこれらの例の特定の細部に限定され
るものではない。
明するが、本発明はこれらの例の特定の細部に限定され
るものではない。
【0020】参考例1 〔(1,2,3,4)−テトラヒドロ−9H−ジベンゾ
〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−2−
ピリジル〕炭酸エチル (1,2,3,4)−テトラヒドロ−2−メチル−9H
−ジベンゾ〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−
c〕ピリジン2.61g,クロロ炭酸エチル5.43
g, 炭酸カリウム2.07g及びベンゼン10mlの混合
物を3時間還流した。反応混合物に氷水を加え、クロロ
ホルムで抽出した。抽出液を水洗,脱水後、溶媒を留去
した。残渣をカラムクロマトグラフィー〔シリカゲル,
n-ヘキサン−酢酸エチル(4:1)〕で処理して、黄色
粘稠液体2.39gを得た。 IRスペクトル ν (liq) cm -1 : 1702 NMRスペクトル δ (CDCl3) ppm :1.31(3H,t,J=7H
z),2.45-4.30(5H,m),3.62(2H,s),4.23(2H,q,J=7Hz),4.9
2(1H,d,J=17Hz),7.05-7.55(8H,m) 高分解能マススペクトル:C21H21NO2 理論値 m/z : 319.1573 実験値 m/z : 319.1574
〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−2−
ピリジル〕炭酸エチル (1,2,3,4)−テトラヒドロ−2−メチル−9H
−ジベンゾ〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−
c〕ピリジン2.61g,クロロ炭酸エチル5.43
g, 炭酸カリウム2.07g及びベンゼン10mlの混合
物を3時間還流した。反応混合物に氷水を加え、クロロ
ホルムで抽出した。抽出液を水洗,脱水後、溶媒を留去
した。残渣をカラムクロマトグラフィー〔シリカゲル,
n-ヘキサン−酢酸エチル(4:1)〕で処理して、黄色
粘稠液体2.39gを得た。 IRスペクトル ν (liq) cm -1 : 1702 NMRスペクトル δ (CDCl3) ppm :1.31(3H,t,J=7H
z),2.45-4.30(5H,m),3.62(2H,s),4.23(2H,q,J=7Hz),4.9
2(1H,d,J=17Hz),7.05-7.55(8H,m) 高分解能マススペクトル:C21H21NO2 理論値 m/z : 319.1573 実験値 m/z : 319.1574
【0021】参考例2 (1,2,3,4)−テトラヒドロ−9H−ジベンゾ
〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕ピリジ
ン 〔(1,2,3,4)−テトラヒドロ−9H−ジベンゾ
〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−2−
ピリジル〕炭酸エチル2.39g,水酸化カリウム2.
10g及びn-ブタノール15mlの混合物を4時間還流し
た。反応後、反応液に氷水を加え、クロロホルムで抽出
し、抽出液を水洗,脱水後、溶媒を留去した。残渣をイ
ソプロピルエーテルから再結晶して、融点128〜12
9℃の無色結晶1.49gを得た。 NMRスペクトル δ (CDCl3) ppm :1.96(1H,s),2.0
8-3.32(4H,m),3.57(1H,d,J=17Hz),3.60(2H,s),4.13(1H,
d,J=17Hz),7.00-7.60(8H,m)
〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕ピリジ
ン 〔(1,2,3,4)−テトラヒドロ−9H−ジベンゾ
〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−2−
ピリジル〕炭酸エチル2.39g,水酸化カリウム2.
10g及びn-ブタノール15mlの混合物を4時間還流し
た。反応後、反応液に氷水を加え、クロロホルムで抽出
し、抽出液を水洗,脱水後、溶媒を留去した。残渣をイ
ソプロピルエーテルから再結晶して、融点128〜12
9℃の無色結晶1.49gを得た。 NMRスペクトル δ (CDCl3) ppm :1.96(1H,s),2.0
8-3.32(4H,m),3.57(1H,d,J=17Hz),3.60(2H,s),4.13(1H,
d,J=17Hz),7.00-7.60(8H,m)
【0022】実施例1 3−〔(1,2,3,4)−テトラヒドロ−9H−ジベ
ンゾ〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−
2−ピリジル〕プロピオン酸エチル (1,2,3,4)−テトラヒドロ−9H−ジベンゾ
〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕ピリジ
ン2.47g,アクリル酸エチル1.20g及びエタノ
ール13mlの混合物を2時間還流した。反応後、溶媒を
留去し、残渣をカラムクロマトグラフィー〔シリカゲ
ル,n-ヘキサン−酢酸エチル(2:1)〕で処理して、
黄色粘稠液体3.02gを得た。 IRスペクトル ν (liq) cm -1 : 1734 NMRスペクトル δ (CDCl3) ppm :1.23(3H,t,J=7H
z),2.35-3.15(8H,m),3.40(1H,d,J=17Hz),3.62(2H,s),4.
06(1H,d,J=17Hz),4.18(2H,q,J=7Hz),7.00-7.50(8H,m) 高分解能マススペクトル:C23H25NO2 理論値 m/z : 347.1885 実験値 m/z : 347.1891
ンゾ〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−
2−ピリジル〕プロピオン酸エチル (1,2,3,4)−テトラヒドロ−9H−ジベンゾ
〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕ピリジ
ン2.47g,アクリル酸エチル1.20g及びエタノ
ール13mlの混合物を2時間還流した。反応後、溶媒を
留去し、残渣をカラムクロマトグラフィー〔シリカゲ
ル,n-ヘキサン−酢酸エチル(2:1)〕で処理して、
黄色粘稠液体3.02gを得た。 IRスペクトル ν (liq) cm -1 : 1734 NMRスペクトル δ (CDCl3) ppm :1.23(3H,t,J=7H
z),2.35-3.15(8H,m),3.40(1H,d,J=17Hz),3.62(2H,s),4.
06(1H,d,J=17Hz),4.18(2H,q,J=7Hz),7.00-7.50(8H,m) 高分解能マススペクトル:C23H25NO2 理論値 m/z : 347.1885 実験値 m/z : 347.1891
【0023】実施例2 〔(1,2,3,4)−テトラヒドロ−9H−ジベンゾ
〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−2−
ピリジル〕酢酸エチル (1,2,3,4)−テトラヒドロ−9H−ジベンゾ
〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕ピリジ
ン2.47g,ブロモ酢酸エチル2.00g,炭酸カリ
ウム1.38g及びN,N−ジメチルホルムアミド13
mlの混合物を室温で4時間攪拌した。反応後、反応液に
水を加えエ−テルで抽出した。抽出液を水洗,脱水後、
溶媒を留去した。残渣をカラムクロマトグラフィー〔シ
リカゲル,n-ヘキサン−酢酸エチル(1:3)〕で処理
して、黄色粘稠液体2.50gを得た。 IRスペクトル ν (liq) cm -1 : 1742 NMRスペクトル δ (CDCl3) ppm :1.20(3H,t,J=7H
z),2.35-3.10(4H,m),3.39(1H,d,J=17Hz),3.47(2H,s),3.
65(2H,s),4.10(1H,d,J=17Hz),4.28(2H,q,J=7Hz),7.05-
7.50(8H,m) 高分解能マススペクトル:C22H23NO2 理論値 m/z : 333.1729 実験値 m/z : 333.1736
〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−2−
ピリジル〕酢酸エチル (1,2,3,4)−テトラヒドロ−9H−ジベンゾ
〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕ピリジ
ン2.47g,ブロモ酢酸エチル2.00g,炭酸カリ
ウム1.38g及びN,N−ジメチルホルムアミド13
mlの混合物を室温で4時間攪拌した。反応後、反応液に
水を加えエ−テルで抽出した。抽出液を水洗,脱水後、
溶媒を留去した。残渣をカラムクロマトグラフィー〔シ
リカゲル,n-ヘキサン−酢酸エチル(1:3)〕で処理
して、黄色粘稠液体2.50gを得た。 IRスペクトル ν (liq) cm -1 : 1742 NMRスペクトル δ (CDCl3) ppm :1.20(3H,t,J=7H
z),2.35-3.10(4H,m),3.39(1H,d,J=17Hz),3.47(2H,s),3.
65(2H,s),4.10(1H,d,J=17Hz),4.28(2H,q,J=7Hz),7.05-
7.50(8H,m) 高分解能マススペクトル:C22H23NO2 理論値 m/z : 333.1729 実験値 m/z : 333.1736
【0024】実施例2の方法に準拠して、実施例3〜5
の化合物を得た。
の化合物を得た。
【0025】実施例3 4−〔(1,2,3,4)−テトラヒドロ−9H−ジベ
ンゾ〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−
2−ピリジル〕酪酸エチル 性状 黄色粘稠液体 IRスペクトル ν (liq) cm -1 : 1734 NMRスペクトル δ (CDCl3) ppm :1.22(3H,t,J=7H
z),1.75-2.20(2H,m),2.30-3.35(8H,m),3.26(1H,d,J=17H
z),3.62(2H,s),3.90(1H,d,J=17Hz),4.14(2H,q,J=7Hz),
7.00-7.50(8H,m) 高分解能マススペクトル:C24H27NO2 理論値 m/z : 361.2042 実験値 m/z : 361.2042
ンゾ〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−
2−ピリジル〕酪酸エチル 性状 黄色粘稠液体 IRスペクトル ν (liq) cm -1 : 1734 NMRスペクトル δ (CDCl3) ppm :1.22(3H,t,J=7H
z),1.75-2.20(2H,m),2.30-3.35(8H,m),3.26(1H,d,J=17H
z),3.62(2H,s),3.90(1H,d,J=17Hz),4.14(2H,q,J=7Hz),
7.00-7.50(8H,m) 高分解能マススペクトル:C24H27NO2 理論値 m/z : 361.2042 実験値 m/z : 361.2042
【0026】実施例4 5−〔(1,2,3,4)−テトラヒドロ−9H−ジベ
ンゾ〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−
2−ピリジル〕吉草酸エチル 性状 黄色粘稠液体 IRスペクトル ν (liq) cm -1 : 1736 NMRスペクトル δ (CDCl3) ppm :1.22(3H,t,J=7H
z),1.50-1.95(4H,m),2.20-3.10(8H,m),3.24(1H,d,J=17H
z),3.63(2H,s),3.86(1H,d,J=17Hz),4.14(2H,q,J=7Hz),
7.05-7.50(8H,m) 高分解能マススペクトル:C25H29NO2 理論値 m/z : 375.2198 実験値 m/z : 375.2198
ンゾ〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−
2−ピリジル〕吉草酸エチル 性状 黄色粘稠液体 IRスペクトル ν (liq) cm -1 : 1736 NMRスペクトル δ (CDCl3) ppm :1.22(3H,t,J=7H
z),1.50-1.95(4H,m),2.20-3.10(8H,m),3.24(1H,d,J=17H
z),3.63(2H,s),3.86(1H,d,J=17Hz),4.14(2H,q,J=7Hz),
7.05-7.50(8H,m) 高分解能マススペクトル:C25H29NO2 理論値 m/z : 375.2198 実験値 m/z : 375.2198
【0027】実施例5 6−〔(1,2,3,4)−テトラヒドロ−9H−ジベ
ンゾ〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−
2−ピリジル〕ヘキサン酸エチル 性状 黄色粘稠液体 IRスペクトル ν (liq) cm -1 : 1736 NMRスペクトル δ (CDCl3) ppm :1.23(3H,t,J=7H
z),1.15-2.00(6H,m),2.15-3.10(8H,m),3.30(1H,d,J=17H
z),3.63(2H,s),3.92(1H,d,J=17Hz),4.14(2H,q,J=7Hz),
7.05-7.55(8H,m) 高分解能マススペクトル:C26H31NO2 理論値 m/z : 389.2355 実験値 m/z : 389.2356
ンゾ〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−
2−ピリジル〕ヘキサン酸エチル 性状 黄色粘稠液体 IRスペクトル ν (liq) cm -1 : 1736 NMRスペクトル δ (CDCl3) ppm :1.23(3H,t,J=7H
z),1.15-2.00(6H,m),2.15-3.10(8H,m),3.30(1H,d,J=17H
z),3.63(2H,s),3.92(1H,d,J=17Hz),4.14(2H,q,J=7Hz),
7.05-7.55(8H,m) 高分解能マススペクトル:C26H31NO2 理論値 m/z : 389.2355 実験値 m/z : 389.2356
【0028】実施例6 3−〔(1,2,3,4)−テトラヒドロ−9H−ジベ
ンゾ〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−
2−ピリジル〕プロピオン酸 3−〔(1,2,3,4)−テトラヒドロ−9H−ジベ
ンゾ〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−
2−ピリジル〕プロピオン酸エチル695mg,2N水
酸化ナトリウム水溶液2ml及びメタノール7mlの混合物
を30分間還流した。反応後溶媒を留去し、残渣を水に
溶解後2N塩酸2mlを加え、析出結晶を濾取した。水か
ら再結晶して、融点119〜120℃の無色結晶476
mgを得た。 元素分析値 C21H21NO2 ・2H2 O 理論値 C,70.96; H, 7.37; N, 3.94 実験値 C,69.20; H, 7.18; N, 3.95
ンゾ〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−
2−ピリジル〕プロピオン酸 3−〔(1,2,3,4)−テトラヒドロ−9H−ジベ
ンゾ〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−
2−ピリジル〕プロピオン酸エチル695mg,2N水
酸化ナトリウム水溶液2ml及びメタノール7mlの混合物
を30分間還流した。反応後溶媒を留去し、残渣を水に
溶解後2N塩酸2mlを加え、析出結晶を濾取した。水か
ら再結晶して、融点119〜120℃の無色結晶476
mgを得た。 元素分析値 C21H21NO2 ・2H2 O 理論値 C,70.96; H, 7.37; N, 3.94 実験値 C,69.20; H, 7.18; N, 3.95
【0029】実施例6の方法に準拠して、実施例7〜1
0の化合物を得た。
0の化合物を得た。
【0030】実施例7 〔(1,2,3,4)−テトラヒドロ−9H−ジベンゾ
〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−2−
ピリジル〕酢酸 性状 無色結晶 (H2O) 融点 156〜158℃(分解) 元素分析値 C20H19NO2 ・H2 O 理論値 C,74.28; H, 6.55; N, 4.33 実験値 C,74.45; H, 6.37; N, 4.39
〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−2−
ピリジル〕酢酸 性状 無色結晶 (H2O) 融点 156〜158℃(分解) 元素分析値 C20H19NO2 ・H2 O 理論値 C,74.28; H, 6.55; N, 4.33 実験値 C,74.45; H, 6.37; N, 4.39
【0031】実施例8 4−〔(1,2,3,4)−テトラヒドロ−9H−ジベ
ンゾ〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−
2−ピリジル〕酪酸 性状 無色結晶 (H2O) 融点 106〜107℃ 元素分析値 C22H23NO2 理論値 C,79.25; H, 6.95; N, 4.20 実験値 C,79.07; H, 6.87; N, 4.18
ンゾ〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−
2−ピリジル〕酪酸 性状 無色結晶 (H2O) 融点 106〜107℃ 元素分析値 C22H23NO2 理論値 C,79.25; H, 6.95; N, 4.20 実験値 C,79.07; H, 6.87; N, 4.18
【0032】実施例9 5−〔(1,2,3,4)−テトラヒドロ−9H−ジベ
ンゾ〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−
2−ピリジル〕吉草酸 性状 無色結晶 (EtOH) 融点 183〜186℃(分解) 元素分析値 C23H25NO2 理論値 C,79.51; H, 7.25; N, 4.03 実験値 C,79.30; H, 7.25; N, 4.00
ンゾ〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−
2−ピリジル〕吉草酸 性状 無色結晶 (EtOH) 融点 183〜186℃(分解) 元素分析値 C23H25NO2 理論値 C,79.51; H, 7.25; N, 4.03 実験値 C,79.30; H, 7.25; N, 4.00
【0033】実施例10 6−〔(1,2,3,4)−テトラヒドロ−9H−ジベ
ンゾ〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−
2−ピリジル〕ヘキサン酸 性状 無色結晶 (H2O) 融点 135〜137℃(分解) 元素分析値 C24H27NO2 理論値 C,79.74; H, 7.53; N, 3.87 実験値 C,79.66; H, 7.55; N, 3.80
ンゾ〔3,4:6,7〕シクロヘプタ〔1,2−c〕−
2−ピリジル〕ヘキサン酸 性状 無色結晶 (H2O) 融点 135〜137℃(分解) 元素分析値 C24H27NO2 理論値 C,79.74; H, 7.53; N, 3.87 実験値 C,79.66; H, 7.55; N, 3.80
【0034】
【発明の効果】本発明の前記一般式(I)で示される新
規なジベンゾシクロヘプタピリジン誘導体及びその薬理
学的に許容しうる塩は、副作用の少ない選択性に優れた
抗ヒスタミン,抗アレルギー剤として有用である。
規なジベンゾシクロヘプタピリジン誘導体及びその薬理
学的に許容しうる塩は、副作用の少ない選択性に優れた
抗ヒスタミン,抗アレルギー剤として有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森川 宏二 福井県勝山市旭町2丁目6−63
Claims (1)
- 【請求項1】次の一般式 【化1】 (式中、Rは水素原子又は低級アルキル基を、nは1〜
7の整数を表す。)で示されるジベンゾシクロヘプタピ
リジン誘導体及びその薬理学的に許容しうる塩。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26550191A JPH0578327A (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | ジベンゾシクロヘプタピリジン誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26550191A JPH0578327A (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | ジベンゾシクロヘプタピリジン誘導体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0578327A true JPH0578327A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=17418051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26550191A Pending JPH0578327A (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | ジベンゾシクロヘプタピリジン誘導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0578327A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8272243B2 (en) | 2005-12-05 | 2012-09-25 | Honda Motor Co., Ltd. | Hemming working method and working apparatus |
US9003853B2 (en) | 2011-01-07 | 2015-04-14 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Roller hemming device |
-
1991
- 1991-09-18 JP JP26550191A patent/JPH0578327A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8272243B2 (en) | 2005-12-05 | 2012-09-25 | Honda Motor Co., Ltd. | Hemming working method and working apparatus |
US8914964B2 (en) | 2005-12-05 | 2014-12-23 | Honda Motor Co., Ltd. | Hemming working method and working apparatus |
US9003853B2 (en) | 2011-01-07 | 2015-04-14 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Roller hemming device |
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