JP5569595B2 - エレベーターのドア装置 - Google Patents

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Description

この発明は、エレベーターの乗場やかごに設置されるドア装置に関するものである。
下記特許文献1には、エレベーターのドアに過大な力が作用した際にドアが外れてしまうことを防止するための技術が開示されている。具体的に、特許文献1に記載のドア装置では、ドアレールの側面に僅かな間隙Gを有して対向するように板材を配置し、ハンガーローラがドアレールから外れてしまうことを阻止している。
日本特開昭54−75834号公報
超高層ビルに設置されたエレベーターでは、気圧の変化によって乗り心地が悪くなることを防止するため、エレベーターのかご内の圧力を制御しているものがある。また、エレベーターの乗場がトンネル内に設置されている場合は、高速に移動する乗物が通過する際に、エレベーターのドアが風圧を受けることがある。
特許文献1に記載のドア装置がこのようなエレベーターに適用されると、上記圧力或いは風圧によってドアが押され、上記板材とドアレールとが接触する恐れがあった。なお、板材がドアレールに接触すると、ドアの開閉時に異音が発生してしまう。更に、ドアの走行抵抗が大きくなり、開閉に支障をきたす恐れもあった。
図10は従来のエレベーターのドア装置を示す側面図、図11は、図10に示すドア装置において、ドアに圧力が作用した時の状態を示す図である。
図10に示すように、エレベーターのドア1は、ドアハンガー2に吊り下げられている。27は、その一部にドアレール28が形成されたハンガーケースである。ドアハンガー2には、ハンガーローラ6が回転自在に設けられている。ドア1は、ハンガーローラ6がドアレール28の上面を転がることにより、上端部の移動が案内される。
また、8はドア1の下端部に設けられたドアシューである。ドア1は、ドアシュー8が敷居4の溝内に配置されることにより、下端部の移動が案内される。
上記構成のドア装置においてドア1に圧力が作用すると、図11に示すように、ドアハンガー2が傾き、ドア1が変形してしまう。このため、ドア1と出入口を形成する縦枠29との隙間が広がり、異物の引き込まれが発生し易くなるといった問題があった。また、図11に示す向きとは逆方向に力が作用すると、ドア1と縦枠29との隙間が狭まる、或いはなくなってしまう。このため、ドア1の開閉時に、ドア1の意匠面が傷付いたり、開閉自体が阻害されたりする恐れがあった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、風圧等によってドアに外力が作用した場合であっても、ドアの変位を適切に抑制することができるエレベーターのドア装置を提供することである。
この発明に係るエレベーターのドア装置は、エレベーター出入口の上方に設けられたドアレールと、出入口を開閉するためのドアと、ドアを吊り下げるドアハンガーと、ドアハンガーに回転自在に設けられ、ドアレールの上面を転がることにより、ドアの開閉を案内するハンガーローラと、ドアハンガーに設けられ、ドアの開閉に伴い、ドアレールの下面に接触しながら回転する振れ止めローラと、ドアレールを支持し、その一部が、ドアレールに沿って配置された支持体と、ドアハンガーに設けられ、ハンガーローラの軸方向にドアが変位することを抑制するための変位抑制装置と、を備え、変位抑制装置は、ドアの開閉に伴い、支持体の一部の一側面に接触しながら回転する第1ガイドローラと、ドアの開閉に伴い、支持体の一部の他側面に接触しながら回転する第2ガイドローラと、を備えたものである。
また、この発明に係るエレベーターのドア装置は、エレベーター出入口の上方に設けられたドアレールと、出入口を開閉するためのドアと、ドアを吊り下げるドアハンガーと、ドアハンガーに回転自在に設けられ、ドアレールの上面を転がることにより、ドアの開閉を案内するハンガーローラと、ドアレールを支持し、その一部が、ドアレールに沿って配置された支持体と、ドアハンガーに設けられ、上下方向及びハンガーローラの軸方向にドアが変位することを抑制するための変位抑制装置と、を備え、変位抑制装置は、ドアの開閉に伴い、支持体の一部の下面に接触しながら回転する振れ止めローラと、ドアの開閉に伴い、支持体の一部の一側面に接触しながら回転する第1ガイドローラと、ドアの開閉に伴い、支持体の一部の他側面に接触しながら回転する第2ガイドローラと、を備えたものである。
この発明に係るエレベーターのドア装置であれば、風圧等によってドアに外力が作用した場合であっても、ドアの変位を適切に抑制することができるようになる。
この発明の実施の形態1におけるエレベーターのドア装置を示す正面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベーターのドア装置の要部を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベーターのドア装置の要部を示す側面図である。 この発明の実施の形態2におけるエレベーターのドア装置の要部を示す斜視図である。 この発明の実施の形態2におけるエレベーターのドア装置の要部を示す側面図である。 この発明の実施の形態3におけるエレベーターのドア装置の要部を示す斜視図である。 この発明の実施の形態3におけるエレベーターのドア装置の要部を示す側面図である。 この発明の実施の形態4におけるエレベーターのドア装置の要部を示す斜視図である。 この発明の実施の形態4におけるエレベーターのドア装置の要部を示す側面図である。 従来のエレベーターのドア装置を示す側面図である。 ドアに圧力が作用した時の状態を示す図である。
この発明をより詳細に説明するため、添付の図面に従ってこれを説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベーターのドア装置を示す正面図、図2はこの発明の実施の形態1におけるエレベーターのドア装置の要部を示す斜視図、図3はこの発明の実施の形態1におけるエレベーターのドア装置の要部を示す側面図である。
図1乃至図3において、1はエレベーターの出入口を開閉するためのドア、2はドア1の上端部から上方に設けられたドアハンガーである。ドア1は、ドアハンガー2に吊り下げられている。ドア1は、その幅方向に移動して、出入口を開閉する。図1は、ドア1が両側に移動して出入口を開閉する両開き方式のドア装置の例を示している。
ドア1の開閉移動は、ドアレール3と敷居4とによって案内されている。
ドアレール3は、所定の固定体に固定された支持体5に支持されている。支持体5は、桁やハンガーケースからなり、例えば、昇降路壁や昇降路梁に固定される。ドアレール3は、エレベーターの出入口の上方において、その間口方向に水平に配置されている。
ドアハンガー2には、一対のハンガーローラ6と一対の振れ止めローラ7とが、双方向に回転自在となるように設けられている。
ハンガーローラ6は、ドア1の開閉方向と直交する方向に、水平な軸を有している。即ち、ハンガーローラ6の軸は、ドアレール3の長手方向にも直交する。ハンガーローラ6は、ドアレール3上に載せられており、ドアレール3の上面を転がることにより、ドア1の開閉を案内する。
振れ止めローラ7は、ドア1が上下方向に変位することを抑制するために備えられたものである。振れ止めローラ7は、ハンガーローラ6の軸と平行な水平軸を有している。振れ止めローラ7は、その外周面の上端が、ドアレール3に下方から接触するように配置されている。このため、振れ止めローラ7は、ドア1が開閉すると、ドアレール3の下面に接触しながら回転する。つまり、振れ止めローラ7は、ハンガーローラ6とによってドアレール3を上下から挟み込み、ドア1に振れが発生することを防止する。
敷居4は、ドア1の下端部の移動を案内するためのものである。敷居4には、ドア1の開閉方向に溝が形成されている。ドア1は、その下端部に、下方に突出するドアシュー8(図1乃至図3においては図示せず)が設けられている。このドアシュー8(の一部)が敷居4の溝の内部に配置されることにより、ドア1の下端部の移動が案内される。ドアシュー8は、ドア1の両側部に設けられている。
9はドアハンガー2の一側部と他側部とに設けられた変位抑制装置である。変位抑制装置9は、ハンガーローラ6の軸方向にドア1が変位することを抑制するためのものである。変位抑制装置9は、ドアハンガー2の下部、即ち、ドア1に近接する位置に配置されている。
以下に、特に図2及び図3を参照し、変位抑制装置9と、この変位抑制装置9に関連する上記支持体5との各詳細について説明する。
支持体5は、例えば、側面視L字を呈しており、垂直に配置された一方の板状部材5aの一側面に、ドアレール3が設けられている。上記板状部材5aは、ドアレール3に対して平行に配置されている。このため、板状部材5aは、その下端部もドアレール3に沿って水平に配置されている。
変位抑制装置9は、支持部材10と、一対のガイドローラ11及び12とにより、その要部が構成される。
支持部材10は、例えば、L字状に折り曲げられた板材からなる。支持部材10は、L字の一辺側が垂直方向に配置され、ドアハンガー2の側端面に固定される。支持部材10のL字の他辺側は、板状部材5aの下端部の僅か下方において、水平に配置される。
ガイドローラ11及び12は、支持部材10の上記他辺側に、双方向に回転自在となるように設けられている。ガイドローラ11及び12は、それぞれ、垂直方向に軸を有している。一方のガイドローラ11は、その外周面が、板状部材5aの一側面に線接触するように配置されている。このため、ガイドローラ11は、ドア1が開閉すると、板状部材5aの一側面に接触しながら回転する。他方のガイドローラ12は、その外周面が、板状部材5aの上記一側面の裏面に線接触するように配置されている。このため、ガイドローラ12は、ドア1が開閉すると、板状部材5aの他側面(上記裏面)に接触しながら回転する。つまり、ガイドローラ11及び12は、板状部材5aの下端部をその表裏から挟み込み、利用者の出入方向(ハンガーローラ6の軸方向に一致)にドア1が変位することを抑制する。
上記構成を有するドア装置であれば、風圧等によってドア1の側面に水平方向の外力が作用した場合であっても、ドア1の変位を適切に抑制することができる。
即ち、本ドア装置には、垂直方向に軸を有する一対のガイドローラ11及び12が、板状部材5aの下端部をその表裏から挟み込むように設けられている。このため、ドア1の側面に対して水平方向の外力が作用した場合であっても、この外力を板状部材5aによって受けることができ、ドアハンガー2に傾きが生じることはない。このため、ドア1に変形も生じない。
なお、ガイドローラ11及び12は、板状部材5aの下端部に対し、線(或いは、僅かな幅の面)で接触している。また、ガイドローラ11及び12を有する変位抑制装置9は、ドアハンガー2の両側に、且つ、ドア1に近接する位置に設けられている。このため、ドア1に対して過大な外力が作用した場合であっても、ドア1が図11に示すように湾曲してしまうことはない。
更に、ドア1に作用する水平方向の外力をガイドローラ11及び12を介して受けているため、上記外力がドア1に作用している時でも、ドア1の開閉に支障をきたすことはない。また、ガイドローラ11及び12によって上記外力を安定して受けることができ、ドア1の開閉時に異音が発生したり、ドア1の走行抵抗が大きくなったりする恐れもない。
実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態2におけるエレベーターのドア装置の要部を示す斜視図、図5はこの発明の実施の形態2におけるエレベーターのドア装置の要部を示す側面図である。
図4及び図5において、13はドアハンガー2の一側部と他側部とに設けられた変位抑制装置である。変位抑制装置13は、ハンガーローラ6の軸方向にドア1が変位することを抑制するためのものである。本実施の形態では、変位抑制装置13は、支持体5ではなく、ドアレール3を利用して、ドア1の変位を抑制する。このため、変位抑制装置13は、ドアレール3に近接する位置に配置されている。
変位抑制装置13は、支持部材14と、一対のガイドローラ15及び16とにより、その要部が構成される。
支持部材14は、例えば、L字状に折り曲げられた板材からなる。支持部材14は、L字の一辺側が垂直方向に配置され、ドアハンガー2の側端面に固定される。支持部材14のL字の他辺側は、ドアレール3の僅か下方において、水平に配置される。
ガイドローラ15及び16は、支持部材14の上記他辺側に、双方向に回転自在となるように設けられている。ガイドローラ15及び16は、それぞれ、垂直方向に軸を有している。一方のガイドローラ15は、その外周面が、ドアレール3の一側面に線接触するように配置されている。このため、ガイドローラ15は、ドア1が開閉すると、ドアレール3の一側面に接触しながら回転する。他方のガイドローラ16は、その外周面が、ドアレール3の上記一側面の裏面に線接触するように配置されている。このため、ガイドローラ16は、ドア1が開閉すると、ドアレール3の他側面(上記裏面)に接触しながら回転する。つまり、ガイドローラ15及び16は、ドアレール3の下端部をその表裏から挟み込み、利用者の出入方向(ハンガーローラ6の軸方向に一致)にドア1が変位することを抑制する。
その他は、実施の形態1と同様の構成を有している。
本実施の形態に示す構成であっても、実施の形態1と同様の効果を奏することができる。また、上記構成であれば、支持体5の配置や形状に影響を受けることなく、変位抑制装置13によってドア1の変位を適切に抑制することができる。ドアレール3と支持体5との位置関係は、製造上及び据付上の誤差により、設計値からずれてしまう場合がある。本構成であれば、上記寸法誤差によってガイドローラ15及び16が空回りしたり、ガイドローラ15及び16の転がり抵抗が大きくなったりすることを確実に防止することができるようになる。
実施の形態3.
図6はこの発明の実施の形態3におけるエレベーターのドア装置の要部を示す斜視図、図7はこの発明の実施の形態3におけるエレベーターのドア装置の要部を示す側面図である。
図6及び図7に示すように、ドアハンガー2には、一対のハンガーローラ6が設けられているが、振れ止めローラ7は設けられていない。本実施の形態では、上記振れ止めローラ7の機能を、変位抑制装置17に備えさせている。
変位抑制装置17は、ドアハンガー2の一側部と他側部とに設けられている。変位抑制装置17は、ハンガーローラ6の軸方向にドア1が変位することを抑制する機能に加え、ドア1が上下方向に変位することを抑制する機能も備えている。本実施の形態では、変位抑制装置17は、支持体5を利用して、ドア1の変位を抑制する。このため、変位抑制装置17は、支持体5に近接する位置に配置されている。
変位抑制装置17は、支持部材18と、振れ止めローラ19と、一対のガイドローラ20及び21とにより、その要部が構成される。
支持部材18は、例えば、平面視コ字状を呈するブロック材からなる。支持部材18は、一側面がドアハンガー2の側端面に固定される。また、支持部材18は、その要部が、板状部材5aの下方に配置されている。
振れ止めローラ19は、ハンガーローラ6の軸と平行な水平軸を有している。振れ止めローラ19は、その外周面の上端が、支持体5の板状部材5aに下方から接触するように配置されている。このため、振れ止めローラ19は、ドア1が開閉すると、板状部材5aの下端面に接触しながら回転する。つまり、振れ止めローラ19は、ハンガーローラ6とにより、ドアレール3及び板状部材5aからなる一体物を上下から挟み込み、ドア1に振れが発生することを防止する。
ガイドローラ20及び21は、支持部材18の上面に、双方向に回転自在となるように設けられている。ガイドローラ20及び21は、それぞれ、垂直方向に軸を有している。一方のガイドローラ20は、その外周面が、板状部材5aの一側面に線接触するように配置されている。このため、ガイドローラ20は、ドア1が開閉すると、板状部材5aの一側面に接触しながら回転する。他方のガイドローラ21は、その外周面が、板状部材5aの上記一側面の裏面に線接触するように配置されている。このため、ガイドローラ21は、ドア1が開閉すると、板状部材5aの他側面(上記裏面)に接触しながら回転する。つまり、ガイドローラ20及び21は、板状部材5aの下端部をその表裏から挟み込み、利用者の出入方向(ハンガーローラ6の軸方向に一致)にドア1が変位することを抑制する。
その他は、実施の形態1と同様の構成を有している。
本実施の形態に示す構成であっても、実施の形態1と同様の効果を奏することができる。また、上記構成であれば、ドアハンガー2に振れ止めローラ7が備えられていないドア装置にも適用できる。更に、振れ止めローラ19を変位抑制装置17内に一体的に構成しているため、製作コストを抑えることが可能となる。
実施の形態4.
図8はこの発明の実施の形態4におけるエレベーターのドア装置の要部を示す斜視図、図9はこの発明の実施の形態4におけるエレベーターのドア装置の要部を示す側面図である。
図8及び図9において、22はドアハンガー2の一側部と他側部とに設けられた変位抑制装置である。本実施の形態においても、ドアハンガー2には、振れ止めローラ7が設けられていない。振れ止めローラ7の機能は、変位抑制装置22に備えられている。変位抑制装置22は、上下方向及びハンガーローラ6の軸方向にドア1が変位することを抑制するためのものである。変位抑制装置22は、支持体5ではなく、ドアレール3を利用して、ドア1の変位を抑制する。このため、変位抑制装置22は、ドアレール3に近接する位置に配置されている。
変位抑制装置22は、支持部材23と、振れ止めローラ24と、一対のガイドローラ25及び26とにより、その要部が構成される。
支持部材23は、例えば、平面視コ字状を呈するブロック材からなる。支持部材23は、一側面がドアハンガー2の側端面に固定される。また、支持部材23は、その要部が、ドアレール3の下方に配置されている。
振れ止めローラ24は、ハンガーローラ6の軸と平行な水平軸を有している。振れ止めローラ24は、その外周面の上端が、ドアレール3に下方から接触するように配置されている。このため、振れ止めローラ24は、ドア1が開閉すると、ドアレール3の下面に接触しながら回転する。つまり、振れ止めローラ24は、ハンガーローラ6とによってドアレール3を上下から挟み込み、ドア1に振れが発生することを防止する。
ガイドローラ25及び26は、支持部材23の上面に、双方向に回転自在にとなるように設けられている。ガイドローラ25及び26は、それぞれ、垂直方向に軸を有している。一方のガイドローラ25は、その外周面が、ドアレール3の一側面に線接触するように配置されている。このため、ガイドローラ25は、ドア1が開閉すると、ドアレール3の一側面に接触しながら回転する。他方のガイドローラ26は、その外周面が、ドアレール3の上記一側面の裏面に線接触するように配置されている。このため、ガイドローラ26は、ドア1が開閉すると、ドアレール3の他側面(上記裏面)に接触しながら回転する。つまり、ガイドローラ25及び26は、ドアレール3の下端部をその表裏から挟み込み、利用者の出入方向(ハンガーローラ6の軸方向に一致)にドア1が変位することを抑制する。
その他は、実施の形態1と同様の構成を有している。
本実施の形態に示す構成であれば、実施の形態1乃至3で示した各効果を奏することが可能である。
この発明に係るエレベーターのドア装置は、エレベーターの乗場或いはかごに設置されるものである。本ドア装置は、特に、室内の圧力制御が行われるエレベーターのかごや、トンネル内に設置されたエレベーター乗場等に好適である。
1 ドア
2 ドアハンガー
3、28 ドアレール
4 敷居
5 支持体
5a 板状部材
6 ハンガーローラ
7、19、24 振れ止めローラ
8 ドアシュー
9、13、17、22 変位抑制装置
10、14、18、23 支持部材
11、12、15、16、20、21、25、26 ガイドローラ
27 ハンガーケース
29 縦枠

Claims (4)

  1. エレベーター出入口の上方に設けられたドアレールと、
    前記出入口を開閉するためのドアと、
    前記ドアを吊り下げるドアハンガーと、
    前記ドアハンガーに回転自在に設けられ、前記ドアレールの上面を転がることにより、前記ドアの開閉を案内するハンガーローラと、
    前記ドアハンガーに設けられ、前記ドアの開閉に伴い、前記ドアレールの下面に接触しながら回転する振れ止めローラと、
    前記ドアレールを支持し、その一部が、前記ドアレールに沿って配置された支持体と、
    前記ドアハンガーに設けられ、前記ハンガーローラの軸方向に前記ドアが変位することを抑制するための変位抑制装置と、
    を備え、
    前記変位抑制装置は、
    前記ドアの開閉に伴い、前記支持体の前記一部の一側面に接触しながら回転する第1ガイドローラと、
    前記ドアの開閉に伴い、前記支持体の前記一部の他側面に接触しながら回転する第2ガイドローラと、
    を備えたエレベーターのドア装置。
  2. エレベーター出入口の上方に設けられたドアレールと、
    前記出入口を開閉するためのドアと、
    前記ドアを吊り下げるドアハンガーと、
    前記ドアハンガーに回転自在に設けられ、前記ドアレールの上面を転がることにより、前記ドアの開閉を案内するハンガーローラと、
    前記ドアレールを支持し、その一部が、前記ドアレールに沿って配置された支持体と、
    前記ドアハンガーに設けられ、上下方向及び前記ハンガーローラの軸方向に前記ドアが変位することを抑制するための変位抑制装置と、
    を備え、
    前記変位抑制装置は、
    前記ドアの開閉に伴い、前記支持体の前記一部の下面に接触しながら回転する振れ止めローラと、
    前記ドアの開閉に伴い、前記支持体の前記一部の一側面に接触しながら回転する第1ガイドローラと、
    前記ドアの開閉に伴い、前記支持体の前記一部の他側面に接触しながら回転する第2ガイドローラと、
    を備えたエレベーターのドア装置。
  3. 前記支持体は、前記ドアレールが側面に固定された板状部材を有し、
    前記変位抑制装置は、前記ドアレールに沿って配置された前記板状部材の下端部に各ローラを接触させて、前記ドアの変位を抑制する
    請求項1又は請求項2に記載のエレベーターのドア装置
  4. 前記変位抑制装置は、前記ドアハンガーの両側部にそれぞれ設けられた請求項1から請求項の何れか一項に記載のエレベーターのドア装置。
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