JP5568266B2 - 保険金支払システムおよびその保険金支払方法 - Google Patents

保険金支払システムおよびその保険金支払方法 Download PDF

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本発明は、保険金支払システムおよびその保険金支払方法に関する。
一般的な保険では、保険者(保険会社)と保険契約者とで保険契約が締結された後、所定の保険事故が発生したときに、保険契約上で指定した保険金受取人に対して所定の保険金が保険者によって支払われている。
たとえば、生命保険のうち死亡保険では、被保険者が死亡したときに、保険契約上で指定した保険金受取人に普通死亡保険金、条件によっては災害死亡保険金が保険者によって支払われている。
しかしながら、従来の保険金の支払においては、システム上保険金受取人のうち代表者1名が受取人として登録されて管理されるため、保険金受取人が複数人いる場合などは、代表者に保険金が一旦支払われ、その後、代表者がその受け取った保険金を他の保険金受取人に分割して渡さなければならず、手間および時間を要してしまうという問題点があった。また、代表者以外の保険金受取人は、代表者が保険金を受け取るまでその保険金を受け取ることができないという問題点もあった。
したがって、本発明は、上記問題点を解決し、保険金受取人が複数人いる場合であっても、保険金受取人それぞれに応じた保険金を保険金受取人ごとに支払うことができる新しい保険金支払システムおよびその保険金支払方法を提供することを目的とする。
本発明による保険金支払システムは、個々の保険契約ごとに保険金支払いの契約情報を記録したデータベースを備えるサーバと、該サーバに前記保険契約の異動情報をネットワークを介して送信可能な端末と、を含む保険金支払システムであって、前記契約情報は、前記個々の保険契約ごとに、証券番号と、1以上の保険金受取人の情報と、前記1以上の保険金受取人がそれぞれ受け取る保険金の割合情報と、保険金の保障金額の情報と、を含み、前記サーバは、前記保険契約に基づいて保険事故が発生したことを示す第1異動情報を受け付けると、前記データベースを参照し、前記保険事故が発生した保険契約における前記1以上の保険金受取人ごとに、前記証券番号と、保険金支払処理の進捗状況を示す受取人支払情報と、前記割合情報に基づいた保障金額の支払残金額を示す支払残金額情報と、を含む支払予定管理情報を作成して前記データベースに記憶し、前記1以上の保険金受取人ごとに保険金の請求が行われたことを示す第2異動情報を受け付けると、前記データベースを参照し、前記支払予定管理情報において、前記保険金を請求した保険金受取人の前記受取人支払情報を請求登録済みとして情報更新する。
また、保障金額は、保険事故の査定のレベルに応じてそれぞれ支払可能な第1保障金額と第2保障金額とを含み、前記サーバは、前記保険金を請求した保険金受取人に対して前記第1保障金額の保険金の支払いが決定されたことを示す第3異動情報を受け付けると、前記データベースを参照し、前記支払予定管理情報において、前記保険金を請求した保険金受取人の前記受取人支払情報を第1保障金額支払済みとして情報更新し、前記支払残金額の情報を前記支払残金額から前記第1保障金額を引いた金額に情報更新することもできる。
さらに、サーバは、前記保険事故の査定の結果、前記保険事故の査定が行われたことを示す第4異動情報を受け付けると、前記データベースを参照し、前記支払予定管理情報において、前記保険金を請求した保険金受取人の前記受取人支払情報を支払決定済みとして情報更新し、前記支払残金額の情報を前記支払残金額がゼロとして情報更新することもできる。
さらに、サーバは、前記保険金受取人の1以上の相続人によって前記第2異動情報を受け付けた場合、前記支払予定管理情報を、さらに、前記相続人ごとに、前記証券番号と、前記受取人支払情報と、前記相続人に対応する割合情報に基づいた保障金額の支払残金額を示す支払残金額情報と、を含んで作成し、保険金を請求した相続人の前記受取人支払情報を請求登録済みとして情報更新することもできる。
さらに、サーバは、前記第1異動情報を受け付けると、前記データベースを参照し、前記保険事故が発生した保険契約における前記保障金額の情報を含む支払予定保障金額情報を更に作成して前記データベースに記憶し、前記データベースを参照し、前記支払予定管理情報と前記支払予定保障金額情報とに基づいて支払備金情報を算出し、該算出した支払備金情報を出力することもできる。
さらに、前記第2異動情報は、保険金の支払い方法が年金受取または一時金受取のどちらかを選択したことを示す保険金受取情報を含み、前記サーバは、前記第2異動情報を受け付けると、前記データベースを参照し、前記保険金受取情報を前記データベースに記憶することもできる。
また、本発明による保険金支払方法は、個々の保険契約ごとに保険金支払いの契約情報を記録したデータベースを備えるサーバと、該サーバに前記保険契約の異動情報をネットワークを介して送信可能な端末と、を含む保険金支払システムを用いた保険金支払方法であって、前記契約情報は、前記個々の保険契約ごとに、証券番号と、1以上の保険金受取人の情報と、前記1以上の保険金受取人がそれぞれ受け取る保険金の割合情報と、保険金の保障金額の情報と、を含み、前記サーバは、前記保険契約に基づいて保険事故が発生したことを示す第1異動情報を受け付けると、前記データベースを参照し、前記保険事故が発生した保険契約における前記1以上の保険金受取人ごとに、前記証券番号と、保険金支払処理の進捗状況を示す受取人支払情報と、前記割合情報に基づいた保障金額の支払残金額を示す支払残金額情報と、を含む支払予定管理情報を作成する段階と、前記1以上の保険金受取人ごとに保険金の請求が行われたことを示す第2異動情報を受け付けると、前記データベースを参照し、前記支払予定管理情報において、前記保険金を請求した保険金受取人の前記受取人支払情報を請求登録済みとして情報更新する段階と、を含む。
以上のように構成された本発明によれば、保険金受取人ごとに支払予定管理情報を作成して管理することで、保険金受取人が複数人いる場合であっても、保険金受取人の持分に応じた保険金を保険金受取人ごとに支払うことができる。
本発明の第1実施形態の保険金支払システム100の概略構成を示す図である。 各端末のハードウェア構成の一例を示す概略図である。 本発明の第1実施形態のデータベース30のデータベース構造の概念図である。 死亡通報情報に基づいて各種情報がデータ作成された場合のデータベース30におけるデータベース構造の一例を示す図である。 請求情報に基づいて各種情報がデータ更新された場合のデータベース30におけるデータベース構造の一例を示す図である。 仮払情報に基づいて各種情報がデータ更新された場合のデータベース30におけるデータベース構造の一例を示す図である。 査定結果登録情報に基づいて各種情報がデータ更新された場合のデータベース30におけるデータベース構造の一例を示す図である。 査定結果登録後支払情報に基づいて各種情報がデータ更新された場合のデータベース30におけるデータベース構造の一例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る保険金支払システム100における保険金支払方法の処理内容を示すフローチャートである。 入力端末10におけるインタフェース50の具体的な画面表示の一例を示す。 本発明の第1実施形態に係る保険金支払システム100における保険金支払方法の処理内容を示すフローチャートである。 入力端末10におけるインタフェース50の具体的な画面表示の一例を示す。 本発明の第1実施形態に係る保険金支払システム100における保険金支払方法の処理内容を示すフローチャートである。 入力端末10におけるインタフェース50の具体的な画面表示の一例を示す。 本発明の第1実施形態に係る保険金支払システム100における保険金支払方法の処理内容を示すフローチャートである。 入力端末10におけるインタフェース50の具体的な画面表示の一例を示す。 本発明の第1実施形態に係る保険金支払システム100における保険金支払方法の処理内容を示すフローチャートである。 入力端末10におけるインタフェース50の具体的な画面表示の一例を示す。 入力端末10におけるインタフェース50の具体的な画面表示の一例を示す。 本発明の第2実施形態のデータベース30のデータベース構造の概念図である。 本発明の変形例のデータベース30のデータベース構造の概念図である。 本発明の変形例の支払予定管理情報33"を示す概念図である。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態に係る保険金支払システムについて詳細に説明する。なお、下記の各実施形態における保険として、生命保険のうち、死亡保険を例にとって説明する。生命保険で支払われる保険金は、一般に、被保険者の病気・事故などの死亡原因の場合に支払いの対象となるものであって、保険事故の普通死亡に該当するか否かの査定をした上で支払い可能な普通死亡保険金(第1保障金額)と、事故や法定伝染病などによる特定の死亡原因(死亡種類)の場合に支払の対象となるものであって、保険事故の災害死亡に該当するか否かの査定をした上で支払い可能な災害死亡保険金(第2保障金額)とを含むものとする。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態の保険金支払システム100の概略構成を示す図である。
本実施形態の保険金支払システム100は、図1に示すとおり、入力端末10と、サーバ20と、入力端末10とサーバ20を接続するネットワークNとを含む。
なお、入力端末10およびサーバ20はそれぞれ、たとえば、図2に示すように、マイクロプロセッサからなるCPU(中央演算処理装置)、CPUにバス結合されたROM、RAM、HDD、表示部、入力部、およびインタフェースなどの構成要素を備える専用または汎用のコンピュータを適用することができる。また、後述する入力端末10およびサーバ20の各部は、主にCPUがROMやRAMに格納されるプログラムを実行し、各ハードウェアを制御することにより、実現することができる。
入力端末10は、サーバ20とネットワークNを介して通信可能に接続され、データ入力管理部11を備える。
データ入力管理部11は、システム上の保険金支払の進捗状態に応じた保険契約の異動情報などをデータ入力するためのインタフェース画面をユーザに提供し、そのデータ入力を受け付けてサーバ20のデータ送受信部21に送信する。上記のインタフェース画面に表示される情報として、データベース30に記憶されている情報、たとえば、保険契約ごとの基本情報(契約情報)、保険契約ごとの保険金支払の進捗状態に関する情報(案件管理情報)、進捗状態に応じた保険金受取人ごとの支払状況に関する情報(支払予定管理情報)などがある。これらインタフェース画面に表示される情報は、データ入力管理部11が、データ送受信部21を介してデータベース30から取得する。なお、インタフェース画面については、後述する。
ここで、本実施形態における保険金支払の進捗状態は、被保険者が死亡した場合に、その死亡通報を受け付けた死亡通報状態と、該受け付けた死亡通報における死亡原因の査定結果登録前に、保険金受取人から保険金の支払いの請求を受け付けた請求登録状態と、該請求を受け付けた保険金受取人から普通死亡保険金の査定前の支払い(仮払い)の請求を受け付けた仮払状態と、死亡原因の査定結果の登録を受け付けた査定結果登録状態と、査定結果登録受付後に、全ての保険金受取人から保険金の支払いの請求を受け付けた支払完了状態と、を含む。なお、普通死亡保険金の仮払いは、被保険者の死亡原因が普通死亡に該当しない場合(たとえば、免責事由に該当する場合など)を除いて、請求が行われた保険金受取人に、その災害死亡保険金の支払いが可能か否かの査定結果を待たずに普通死亡保険金を支払うことができるようにするものである。
そして、本実施形態の保険契約の異動情報は、死亡通報が出されたことを示す死亡通報情報(第1異動情報)と、査定結果登録前に、保険金受取人から保険金の支払いの請求が行われたことを示す請求情報(第2異動情報)と、査定結果登録前に、請求が行われた保険金受取人に対して普通死亡保険金の仮払いが決定されたことを示す仮払情報(第3異動情報)と、保険事故の査定結果が登録されたことを示す査定結果登録情報(第4異動情報)と、査定結果登録後に、保険金受取人から保険金の支払いの請求が行われたことを示す査定結果登録後支払情報(第5異動情報)と、の各異動情報を含む。
なお、本実施形態における保険契約の異動とは、保険契約締結後、保険契約者または保険金受取人などの請求により、契約内容・条件を変更することである。異動情報には、上記各異動情報に加えて、たとえば、保険契約者または被保険者にかかる個人情報の変更に関する情報、保険金受取人の変更に関する情報、保険契約の見直しなどによる保険金額の変更に関する情報なども含まれる。
また、本実施形態の保険金受取人ごとの支払状況に関する情報は、ある保険契約における保険金受取人ごとの保険金の支払い状況が、請求登録前であるか、請求登録後であって保険金未払いであるか、請求登録後であって保険金の仮払決定済みであるか、請求登録後であって保険金の支払決定済みであるかを示す情報を含む。
サーバ20は、図1に示すとおり、データ送受信部21と、データ作成部22と、データ更新部23と、データベース30とを備える。図3は、データベース30におけるデータベース構造の一例を示す。
データベース30は、図3に示すとおり、個々の保険契約ごとに契約情報31を記憶する。契約情報31は、証券番号と、保険金受取人の情報と、保険金受取人がそれぞれ受け取る保険金の割合情報とを含んだ情報を有し、たとえば、保険者(保険会社)と保険契約者とが交わした保険契約の締結時に、または締結後に、保険者によってデータベース30に記憶される。また、契約情報31は、証券番号と、保障種別の情報と、その保障種別に応じた保険金額の情報とを含んだ情報も有する。データベース30は、上記契約情報31とともに、データ作成部22で作成された案件管理情報32、支払予定管理情報33、および支払予定保障金額情報34の各情報を記憶する。なお、これら各情報については後述する。
データ送受信部21は、ネットワークを介した入力端末10のデータ入力管理部11から死亡通報情報、請求情報、仮払情報、査定結果登録情報、および査定結果登録後支払情報の各異動情報を受信する。データ送受信部21は、死亡通報情報を受信した場合、その死亡通報情報をデータ作成部22に送り、一方、請求情報、仮払情報、査定結果情報、および査定結果後支払情報の各種情報を受信した場合、その各種情報をデータ更新部23に送る。また、データ送受信部21は、データベース30を参照し、データ入力管理部11から要求された契約情報31、案件管理情報32、支払予定管理情報33を送信する。
データ作成部22は、データ送受信部21が受信した死亡通報情報に基づいて、データベース30を参照し、案件管理情報32、支払予定管理情報33、および支払予定保障金額情報34を作成して、該作成した各種情報をデータベース30に格納する。図4は、死亡通報情報に基づいて各種情報がデータ作成された場合のデータベース30におけるデータベース構造の一例を示す。
詳細に説明すると、データ作成部22は、データベース30を参照し、まず、受信した死亡通報情報の証券番号に案件番号を付与して、図4に示すように、証券番号、案件番号、保険金支払の進捗状態の情報(保険金支払進捗情報)の各種情報を含んだ案件管理情報32を作成してデータベース30に格納する。なお、案件管理情報32は、保険契約単位で作成されるものであって、保険契約ごとの保険金支払の進捗状態を管理するために用いることができる。
また、データ作成部22は、データベース30を参照し、受信した死亡通報情報の証券番号と一致する証券番号を有する契約情報31を取得して、図4に示すように、保険金受取人ごとに、証券番号、案件番号、保険金受取人、割合情報、保険金受取人ごとの支払状況を示す情報(受取人支払情報)、割合情報に基づいた支払残金額、支払が決定された支払決定金額の各種情報を含んだ支払予定管理情報33を作成してデータベース30に格納する。支払予定管理情報33は、保険契約単位で作成されるものであって、保険金受取人ごとの支払状況を管理するために用いることができる。
さらに、データ作成部22は、データベース30を参照し、受信した死亡通報情報の証券番号と一致する証券番号を有する契約情報31を取得して、図4に示すように、保障種別ごとに、証券番号、案件番号、保障種別、保障種別ごとの金額(支払総金額)を含んだ支払予定保障金額情報34を作成してデータベース30に格納する。支払予定保障金額情報34は、保険契約単位で作成されるものであって、保障種別ごとに、支払総金額を管理するために用いることができる。なお、データ作成部22は、データベース30を参照し、支払予定管理情報33と支払予定保障金額情報34とに基づいて支払備金情報(図示せず)を算出して作成することもできる。すなわち、支払総金額から支払決定金額を除いた金額を支払備金として算出する。サーバ20は、たとえば、算出した支払備金情報を別に有する決算システムに連携すると共にデータベース30に記憶したり、データ送受信部21を介して入力端末10に出力することもできる。
データ更新部23は、データ送受信部21が受信した請求情報、仮払情報、査定結果登録情報、および査定結果登録後支払情報の各種情報に基づいて、データベース30を参照し、データ作成部22で作成された案件管理情報32、および支払予定管理情報33に含まれる各種情報をそれぞれ更新する。図5〜図8は、請求情報、仮払情報、査定結果登録情報、査定結果登録後支払情報の各種情報に基づいて、案件管理情報32および支払予定管理情報33がデータ更新された場合のデータベース30におけるデータベース構造の一例を示す。
詳細に説明すると、データ送受信部21が、請求情報を受信した場合、保険金支払の進捗状態が死亡通報状態から請求状態に移るため、データ更新部23は、案件管理情報32において、保険金支払進捗情報「請求登録」等を追記して情報更新する。さらに、データ更新部23は、支払予定管理情報33において、保険金を請求した保険金受取人の受取人支払情報を「請求登録後未払い」として情報更新する。たとえば、図5は、証券番号「0001」の保険金受取人「B」から保険金の支払いの請求が行われた場合のデータベース30を示す。
また、データ送受信部21が、仮払情報を受信した場合、保険金支払の進捗状態が請求登録状態から仮払状態に移るため、データ更新部23は、案件管理情報32において、保険金支払進捗情報「仮払」等の情報を追記して更新する。さらに、データ更新部23は、支払予定管理情報33において、仮払いを請求した保険金受取人の受取人支払情報を「仮払決定済み」として情報更新し、支払残金額から普通死亡保険金を引いた金額に情報更新し、支払決定金額を仮払いした普通死亡保険金の金額に情報更新する。たとえば、図6は、請求登録後未払いの保険金受取人「B」に対して普通死亡保険金の仮払いが決定された場合のデータベース30を示す。仮払いが決定されると、サーバ20は、たとえば、会計システムおよびファームバイキング(FB)システムを経由して、仮払いを請求した保険金受取人の口座に普通死亡保険金を送金する処理を実行する。
さらに、データ送受信部21が、査定結果登録情報を受信した場合、保険金支払の進捗状態が仮払状態から査定結果登録状態に移るため、データ更新部23は、案件管理情報32において、保険金支払進捗情報「査定結果登録」等の情報を追記して更新する。さらに、データ更新部23は、支払予定管理情報33において、保険金を請求した保険金受取人の受取人支払情報を「支払決定済み」として情報更新し、支払残金額をゼロに、支払決定金額の情報を普通死亡保険金および災害死亡保険金とを合わせた金額になるように情報更新する。たとえば、図7は、保険金を請求した保険金受取人Bに対して保険金の支払いが決定された場合のデータベース30を示す。なお、保険金受取人が保険金の支払いを請求した場合であって、仮払い請求をせずに査定結果の登録をした場合、保険金支払の進捗状態が請求状態から査定結果登録状態になり、案件管理情報32において、保険金支払進捗情報「請求登録」等の次に「査定結果登録」等の情報を追記して更新する。保険金支払いが決定されると、サーバ20は、たとえば、会計システムおよびFBシステムを経由して、仮払い済みの保険金受取人の場合には災害死亡保険金のみを保険金受取人の口座に送金する処理を実行し、保険金支払を請求したが仮払いを請求していない保険金受取人の場合には普通死亡保険金および災害死亡保険金を保険金受取人の口座に送金する処理を実行する。
さらに、データ送受信部21が、査定結果登録後支払情報を受信した場合、データ更新部23は、支払予定管理情報33において、査定の結果後に請求が行われた保険金受取人に対して普通死亡保険金及び災害死亡保険金の支払いが決定されたとして、その保険金受取人の受取人支払情報を「支払決定済み」として情報更新し、支払残金額の情報を支払残金額がゼロに、支払決定金額の情報を普通死亡保険金と災害死亡保険金とを合わせた金額になるように情報更新する。査定結果登録後に保険金支払が決定されると、サーバ20は、たとえば、会計システムおよびFBシステムを経由して、保険金支払を請求した保険金受取人の口座に普通死亡保険金および災害死亡保険金を送金する処理を実行する。
さらに、データ更新部23が、保険金受取人ごとの受取人支払い情報が全て「支払決定済み」になった場合、請求案件管理情報32において、保険金支払進捗情報「支払完了」等の情報を追記して更新する。たとえば、図8は、査定結果登録後に保険金を請求した保険金受取人Aに対して保険金の支払いが決定された場合のデータベース30を示す。
以下、図9〜図13に示すフローチャートを参照して、保険金支払システム100を用いて実施される保険金受取方法を説明する。なお、下記のフローチャートでは、たとえば、図3に示すように、証券番号「0001」、保険金受取人「A」および「B」、保険金受取人「A」および「B」のそれぞれの保険金の割合情報を「50%」を含む情報と、証券番号「0001」、保障種別「普通死亡保険金」および「災害死亡保険金」、保障種別ごとの金額「200」および「100」(単位:十万円)を含む情報とを有する契約情報31を有した保険契約に基づいて、保険金支払が行われる場合を例にとって説明する。また、各処理は、処理内容に矛盾を生じない範囲で任意に順番を変更して又は並列に実行することができる。
まず、死亡通報を受ける前段階として、データ入力管理部11が、証券番号をデータ入力するためのインタフェース画面をユーザに提供し、ユーザによる証券番号のデータ入力を受け付ける(ステップS100)。たとえば、被保険者が死亡した場合、該当する保険契約の証券番号「0001」をユーザがデータ入力することで、データ入力管理部11は、その証券番号「0001」のデータをデータ送受信部21に送信する。
次いで、データ入力された証券番号に対して死亡通報を受け付けていない場合(ステップS101:No)、ステップS102の死亡通報情報をデータ入力するための処理に進み、一方、データ入力された証券番号に対して既に死亡通報を受け付けている場合(ステップS101:Yes)、ステップS105の請求情報等をデータ入力するための処理に進む。なお、死亡通報を受け付けたか否かは、たとえば、データ入力管理部11が、証券番号をデータ送受信部21に送信し、そして、データ送受信部21が、受信した証券番号に関してデータベース30を参照し、その参照結果をデータ入力管理部11に送信することで判断することができる。たとえば、図3に示すように、該当する証券番号「0001」に関する案件管理情報32が作成されていない場合、死亡通報が受け付けられていないものとして判断することができる。なお、この判断方法は、案件管理情報32の有無によるものに限られず、死亡通報を受け付けたか否かを判断できれば良く、種々の方法を用いることができる。
次いで、上記死亡通報を受け付けていない場合(ステップS101:No)、データ入力管理部11が、死亡通報情報をデータ入力するためのインタフェース画面を表示する(ステップS102)。ここで、入力端末10において提供される、死亡通報情報をデータ入力するためのインタフェース画面の一例を図10に示す。図10に示すように、たとえば、該当する証券番号の表示画面上から、死亡受付日、死亡日、死亡種類、診断書完備日などの死亡情報のユーザ入力を受け付ける。
そして、データ入力管理部11が、ユーザによる死亡通報情報のデータ入力を受け付けるまで待機する(ステップS103)。死亡通報情報のデータ入力が受け付けられると、その情報はサーバ20に向けて送信されてサーバ20のデータ送受信部21が受信する。また、データ送受信部21は、その受信した死亡通報情報をデータ作成部22に送る。
次いで、データ作成部22が、データ送受信部21が受信した死亡通報情報に基づいて、データベース30を参照し、案件管理情報32、支払予定管理情報33、および支払予定保障金額情報34を作成して、該作成した各種情報をデータベース30に格納する(ステップS104)。たとえば、受信した死亡通報情報の証券番号「0001」に案件番号「1」を付与して、図4に示すように、証券番号「0001」、案件番号「1」、保険金支払進捗情報「死亡通報」の各種情報を含んだ案件管理情報32を作成してデータベース30に格納する。また、受信した死亡通報情報の証券番号「0001」と一致する証券番号を有する契約情報31を取得して、保険金受取人ごとに、証券番号「0001」、案件番号「1」、保険金受取人「A」(「B」)、割合情報「50%」、受取人支払情報「請求登録前」、割合情報に基づいた支払残金額「150」、支払が決定された支払決定金額「0」の各種情報を含んだ支払予定管理情報33を作成してデータベース30に格納する。さらに、保障種別ごとに、証券番号「0001」、案件番号「1」、保障種別「普通死亡保険金」(「災害死亡保険金」)、支払総金額「200」(「100」)を含んだ支払予定保障金額情報34を作成してデータベース30に格納する。
次いで、データ入力管理部11が、「請求登録」、「仮払」、「査定結果登録」、「査定結果登録後支払」のどの異動情報をデータ入力するかを選択するためのメニュー選択画面を表示する(ステップS105)。たとえば、ユーザが、「請求」に関する情報のデータ入力を希望する場合、メニュー選択画面中の「請求登録」に応じるボタンをクリックすればよい。
メニュー選択画面からユーザによって「請求登録」の情報をデータ入力するためのメニューが選択された場合、図11のフローチャートに示す請求情報に関する各処理が実行される。
まず、データ入力管理部11が、案件管理情報32の保険金支払進捗情報を取得する(ステップS200)。保険金支払進捗情報の取得は、データ入力管理部11が、サーバ20のデータ送受信部21を介してデータベース30から案件管理情報32を参照し、該当する証券番号に対応する保険金支払進捗情報を取得することによって行われる。
次いで、取得した保険金支払進捗情報が、死亡通報、請求登録、または仮払であるか否かを判断し(ステップS201)、死亡通報、請求登録、または仮払である場合(ステップS201:Yes)、ステップS203の処理に進み、一方、そうでない場合(ステップS201:No)、図9に示すステップS105の請求情報等をデータ入力するための処理に戻る。
次いで、データ入力管理部11が、支払予定管理情報33の受取人支払情報を取得する(ステップS202)。受取人支払情報の取得は、データ入力管理部11が、サーバ20のデータ送受信部21を介してデータベース30から支払予定管理情報33を参照し、該当する証券番号を有する受取人支払情報を取得することによって行われる。
次いで、取得した受取人支払情報が請求登録前である保険金受取人がいるか否かを判断し(ステップS203)、請求登録前の保険金受取人がいる場合(ステップS203:Yes)、データ入力管理部11が、請求情報をデータ入力するためのインタフェース画面を表示する(ステップS204)。ここで、入力端末10において提供される、請求情報をデータ入力するためのインタフェース画面の一例を図12に示す。
そして、データ入力管理部11が、ユーザによる請求情報のデータ入力を受け付けるまで待機する(ステップS205)。請求情報のデータ入力は、たとえば、図12(a)に示す画面上において、まず、保険金支払を希望する保険金受取人「B」の処理の欄における「登録・修正」をクリックする。そして、「登録・修正」をクリックすると、図12(b)に示す画面に移り、この画面上において、受取人情報および支払先情報の各欄をキーボード入力することで行うことができる。なお、受取人情報には、保険金の支払い方法が、一時金受取または年金受取のどちらかに選択されたことを示す保険金受取情報を含み、ユーザはその保険金受取情報をデータ入力することができる。請求情報のデータ入力が受け付けられると、その情報はサーバ20に向けて送信されてサーバ20のデータ送受信部21が受信する。また、データ送受信部21は、その受信した請求情報をデータ更新部23に送る。なお、取得した保険金受取情報は、たとえば、保険金受取人ごとに管理するために、データベース30上の支払予定管理情報33に追加して記憶することもできる。
次いで、データ更新部23が、案件管理情報32において、保険金支払進捗情報「請求登録」等を追記して情報更新し、支払予定管理情報33において、保険金を請求した保険金受取人の受取人支払情報を「請求登録後未払い」として情報更新する(ステップS206)。たとえば、図5に示すように、案件管理情報32に証券番号「0001」、案件番号「1」、保険金支払進捗情報「請求登録」が追記され、また、支払予定管理情報33の保険金受取人「B」の受取人支払情報が「請求登録後未払い」に更新される。
上記ステップS206の処理後、または、上記ステップS201において保険金支払進捗情報が、死亡通報でも請求でも仮払でもない場合(ステップS201:No)、および上記ステップS203において請求登録前の保険金受取人がいない場合(ステップS203:No)、図9に示すステップS105の処理に戻る。
メニュー選択画面からユーザによって「仮払」の情報をデータ入力するためのメニューが選択された場合、図13のフローチャートに示す仮払情報に関する各処理が実行される。
まず、データ入力管理部11が、案件管理情報32の保険金支払進捗情報を取得する(ステップS300)。保険金支払進捗情報の取得方法は、上記請求情報の場合と同様にすることができる。
次いで、取得した保険金支払進捗情報が、請求登録または仮払であるか否かを判断し(ステップS301)、請求登録または仮払である場合(ステップS301:Yes)、ステップS302の処理に進み、一方、請求登録でも仮払でもない場合(ステップS301:No)、図9に示すステップS105の請求情報等をデータ入力するための処理に戻る。
次いで、データ入力管理部11が、支払予定管理情報33の受取人支払情報を取得する(ステップS302)。受取人支払情報の取得方法は、上記請求情報の場合と同様にすることができる。
次いで、取得した受取人支払情報が請求登録後未払いである保険金受取人がいるか否かを判断し(ステップS303)、請求登録後未払いの保険金受取人がいる場合(ステップS303:Yes)、データ入力管理部11が、仮払情報をデータ入力するためのインタフェース画面を表示する(ステップS304)。たとえば、図5の支払予定管理情報33に示すように、保険金受取人「B」が「請求登録後未払い」である場合、データ入力管理部11が、仮払情報をデータ入力するためのインタフェース画面を表示する。ここで、入力端末10において提供される、仮払情報をデータ入力するためのインタフェース画面の一例を図14に示す。
そして、データ入力管理部11が、ユーザによる仮払情報のデータ入力を受け付けるまで待機する(ステップS305)。仮払情報のデータ入力は、たとえば、図14に示す画面上において、受取人情報および支払先情報の表示内容を確認し、「送信」をクリックすることで行うことができる。仮払情報のデータ入力が受け付けられると、その情報はサーバ20に向けて送信されてサーバ20のデータ送受信部21が受信する。また、データ送受信部21は、その受信した仮払情報をデータ更新部23に送る。
次いで、データ更新部23が、案件管理情報32において、保険金支払進捗情報「仮払」等を追記して情報更新し、支払予定管理情報33において、保険金を請求した保険金受取人の受取人支払情報を「請求登録後仮払い」として情報更新する(ステップS306)。たとえば、図6に示すように、案件管理情報32に証券番号「0001」、案件番号「1」、保険金支払進捗情報「仮払」が追記され、また、支払予定管理情報33の保険金受取人「B」の受取人支払情報が「請求登録前未払い」から「仮払決定済み」に更新され、さらに、支払残金額が「150」から「50」に、支払決定金額が「0」から「100」に更新される。
上記ステップS304の処理後、または、上記ステップS301において保険金支払進捗情報が、請求でも仮払でもない場合(ステップS301:No)、および上記ステップS303において請求登録後未払いの保険金受取人がいない場合(ステップS303:No)、図9に示すステップS105の処理に戻る。
メニュー選択画面からユーザによって「査定結果登録」の情報をデータ入力するためのメニューが選択された場合、図15のフローチャートに示す査定結果登録情報に関する各処理が実行される。
まず、データ入力管理部11が、案件管理情報32の保険金支払進捗情報を取得する(ステップS400)。保険金支払進捗情報の取得方法は、上記請求情報の場合と同様にすることができる。
次いで、取得した保険金支払進捗情報が、請求登録または仮払であるか否かを判断し(ステップS401)、請求登録または仮払である場合(ステップS401:Yes)、ステップS402の処理に進み、一方、請求登録でも仮払でもない場合(ステップS401:No)、図9に示すステップS105の請求情報等をデータ入力するための処理に戻る。
次いで、データ入力管理部11が、査定結果登録情報をデータ入力するためのインタフェース画面を表示する(ステップS402)。ここで、入力端末10において提供される、査定結果登録情報をデータ入力するためのインタフェース画面の一例を図16に示す。
そして、データ入力管理部11が、ユーザによる査定結果登録情報のデータ入力を受け付けるまで待機する(ステップS403)。査定結果登録情報のデータ入力は、たとえば、図16に示す画面上において、死亡情報の欄における「災害死亡」および「査定完了日」をキーボード入力し、そして「送信」をクリックすることで行うことができる。査定結果登録情報のデータ入力を受け付けると、その情報はサーバ20に向けて送信されてサーバ20のデータ送受信部21が受信する。また、データ送受信部21は、その受信した査定結果登録情報をデータ更新部23に送る。
次いで、データ更新部23が、案件管理情報32において、保険金支払進捗情報「仮払」等を追記して情報更新する(ステップS404)。たとえば、図7に示すように、案件管理情報32に証券番号「0001」、案件番号「1」、保険金支払進捗情報「査定結果登録」が追記される。
次いで、データ入力管理部11が、支払予定管理情報33の受取人支払情報を取得する(ステップS405)。受取人支払情報の取得方法は、上記請求情報の場合と同様にすることができる。
次いで、取得した受取人支払情報が請求登録後未払い、または、仮払決定済みである保険金受取人がいるか否かを判断し(ステップS406)、該保険金受取人がいる場合(ステップS406:Yes)、データ更新部23が、支払予定管理情報33において、保険金を請求した保険金受取人の受取人支払情報を「支払決定済み」として情報更新する(ステップS407)。たとえば、図7に示すように、支払予定管理情報33の保険金受取人「B」の受取人支払情報を「仮払い決定済み」から「支払決定済み」に更新され、さらに、支払残金額が「50」から「0」に、支払決定金額が「100」から「150」に更新される。
次いで、受取人支払い情報が請求登録前である保険金受取人がいるか否かを判断し(ステップS408)、該保険金受取人がいない場合(ステップS408:Yes)、データ更新部23が、案件管理情報32において、保険金支払進捗情報「支払完了」等を追記して情報更新する(ステップS409)。
上記ステップS409の処理後、または、上記ステップS401において保険金支払情報が、請求登録でも仮払でもない場合(ステップS401:No)、上記ステップS406において請求登録後未払いの保険金受取人、仮払決定済みの保険金受取人がいない場合(ステップS406:No)、および上記ステップS408において請求登録前の保険金受取人がいない場合(ステップS408:No)、図9に示すステップS105の処理に戻る。なお、ステップS408−S409の処理は省略することもできる。
メニュー選択画面からユーザによって査定結果登録後支払情報をデータ入力するためのメニューが選択された場合、図17のフローチャートに示す査定結果登録情報に関する各処理が実行される。
まず、データ入力管理部11が、案件管理情報32の「保険金支払進捗」の情報を取得する(ステップS500)。保険金支払進捗情報の取得方法は、上記請求情報の場合と同様にすることができる。
次いで、取得した保険金支払進捗情報が、査定結果登録であるか否かを判断し(ステップS501)、査定結果登録である場合(ステップS501:Yes)、ステップS502の処理に進み、一方、査定結果登録でない場合(ステップS501:No)、図9に示すステップS105の請求情報等をデータ入力するための処理に戻る。
次いで、データ入力管理部11が、支払予定管理情報33の受取人支払情報を取得する(ステップS502)。受取人支払情報の取得方法は、上記請求情報の場合と同様にすることができる。
次いで、取得した受取人支払情報が請求登録前である保険金受取人がいるか否かを判断し(ステップS503)、請求登録前の保険金受取人がいる場合(ステップS503:Yes)、データ入力管理部11が、査定結果登録後支払情報をデータ入力するためのインタフェース画面を表示する(ステップS504)。たとえば、図7の支払予定管理情報33に示すように、保険金受取人「A」が「請求登録前」である場合、データ入力管理部11が、請求登録後支払情報をデータ入力するためのインタフェース画面を表示する。ここで、入力端末10において提供される、請求登録後支払情報をデータ入力するためのインタフェース画面の一例を図18に示す。
そして、データ入力管理部11が、ユーザによる査定結果登録後支払情報のデータ入力を受け付けるまで待機する(ステップS505)。査定結果登録後支払情報のデータ入力は、たとえば、図18に示す画面上において、請求登録前であり、保険金支払を希望する保険金受取人「A」の処理の欄における「登録・修正」をクリックすることで行うことができる。査定結果登録後支払情報のデータ入力を受け付けると、その情報はサーバ20に向けて送信されてサーバ20のデータ送受信部21が受信する。また、データ送受信部21は、その受信した査定結果登録後支払情報をデータ更新部23に送る。
次いで、データ更新部23が、支払予定管理情報33において、保険金を請求した保険金受取人の受取人支払情報を「支払決定済み」として情報更新する(ステップS506)。たとえば、図8に示すように、案件管理情報32に証券番号「0001」、案件番号「1」、保険金支払進捗情報「査定結果登録後支払」が追記され、また、支払予定管理情報33の保険金受取人「A」の受取人支払情報が「支払決定済み」に更新され、さらに、支払残金額が「150」から「0」に、支払決定金額が「0」から「150」に更新される。
次いで、受取人支払い情報が請求登録前である保険金受取人がいるか否かを判断し(ステップS507)、該保険金受取人がいない場合(ステップS507:No)、データ更新部23が、案件管理情報32において、保険金支払進捗情報「支払完了」等を追記して情報更新する(ステップS508)。
上記ステップS508の処理後、または、上記ステップS501において保険金支払進捗情報が、査定結果登録でない場合(ステップS501:Yes)、上記ステップS503において請求登録前の保険金受取人がいない場合(ステップS503:No)、上記ステップS507において請求登録前の保険金受取人がいる場合(ステップS507:Yes)、図9に示すステップS105の処理に戻る。
なお、本実施形態では、上記死亡通報を受けたか否かの判断(S101)し、その後に、上述したメニュー選択画面を表示しているが、本発明はこの場合に限られず、死亡通報を受けたか否かを判断せずに、メニュー選択画面を表示してもよい。この場合、メニュー選択画面上において、「死亡通報」「請求」、「仮払」、「査定結果登録」、「査定結果登録後支払い」のどの情報をデータ入力するかを選択することができる。死亡通報が受け付けられていない状態で、他の「請求」、「仮払」、「査定結果登録」、「査定結果登録後支払」が選択された場合、データ入力を行うことができず、そして、インタフェース画面に死亡通報の入力を促すように文字等を表示させることができる。また、死亡通報が受け付けられている状態で、「死亡通報」が選択された場合、すでに死亡通報は入力済みであることを知らせる文字等を表示させることができる。
本実施形態の保険金支払システム100によれば、保険金受取人ごとに支払予定管理情報を作成して管理することで、保険金受取人が複数人いる場合であっても、保険金受取人それぞれに応じた保険金を保険金受取人ごとに支払うことができる。
また、保険金を請求した保険金受取人に対して普通死亡保険金を仮払いするシステムとすることで、査定結果を受ける前に、保険金受取人は普通死亡保険金を先に受け取ることができる。その結果、保険金受取人は、たとえば、被保険者の死亡にかかる葬式費用等を迅速に取得することができる。また、保険金受取人が複数人いる場合、個別に仮払いを可能にすることができ、保険金受取人の要望に合わせて柔軟に対応することができる。
さらに、保障種別ごとに管理する支払予定保障金額情報を作成することで、支払備金金額を契約の保障ごとに把握することが可能となる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について詳細に説明する。
第2実施形態の保険金支払システム200は、第1実施形態の保険金支払システム100の機能に加えて、さらに、保険金受取人の1以上の相続人がいる場合であっても、その相続人に対しても相続人それぞれに応じた保険金を支払うことを可能としたシステムである。そのために、本実施形態の異動情報は、上記第1異動情報〜第5異動情報に加えて、さらに、ある保険金受取人に給付される保険金が1以上の相続人によって分割されたことを示す受取人分割情報(第6異動情報)を含む。
第2実施形態の保険金支払システム200において、第1実施形態の保険金支払システム100と異なる各部の機能についてのみ下記で説明し、その他の機能は第1実施形態の保険金支払システム100と共通とすることができるので、その詳細な説明は省略する。
保険金支払システム200は、データ送受信部21が、請求情報において、上記受取人分割情報、およびその割合情報を含んで受信する。そして、受取人分割情報および割合情報をデータ作成部22に送る。
なお、入力端末10において提供される、受取人分割情報をデータ入力するためのインタフェース画面の一例を図19に示す。このインタフェース画面は、図12に示すようなインタフェース画面から該当する受取人情報の処理の欄における「分割」をユーザがクリック入力することで表示される。たとえば、図19に示す画面上において、該当する証券番号の表示画面上から、分割元受取人の1以上の相続人である受取人氏名およびその割合情報のユーザ入力を受け付ける。データ入力管理部11は、受け付けた受取人分割情報、およびその割合情報を含む請求情報をサーバ20に向けて送信する。
そして、データ作成部22が、データベース30を参照し、受信した死亡通報情報の証券番号と一致する証券番号を有する契約情報31を取得して、図20に示すように、保険金受取人ごとに、証券番号、案件番号、保険金受取人の情報、割合情報、保険金支払処理の進捗状況を示す受取人支払情報、割合情報に基づいた支払残金額、支払が決定された支払決定金額の各種情報を含んだ支払予定管理情報33'を作成してデータベース30に格納する。
本実施形態の保険金支払システム200によれば、保険金受取人ごとに支払予定管理情報を作成して管理することで、保険金受取人や、相続された保険金受取人の相続人が複数人いる場合であっても、それぞれに応じた保険金を保険金受取人や、相続された保険金受取人の相続人ごとに支払うことができる。
<変形例>
以上のように本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、以上の実施形態に限定されるべきものではなく、特許請求の範囲に表現された思想および範囲を逸脱することなく、種々の変形、追加、および省略が当業者によって可能である。
たとえば、上記実施形態では、生命保険のうち、普通死亡保険金および災害死亡保険金の2種類の保険金を有する場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限られず、複数の保険金受取人に分割して保険金を支払えればよく、その保険種別は適宜変更、または保険種別の数を増減することができる。
また、上記実施形態では、保険金受取人による普通死亡保険金の仮払いできる場合を説明したが、本発明はこれに限られず、たとえば、仮払いに関する処理を省略することもできる。この場合、査定結果登録後に、請求登録があった1以上の保険金受取人に保険金(たとえば、普通死亡保険金および災害死亡保険金)を支払うことができる。
さらに、保険金受取人を2名の場合を例にとって説明したが、本発明はこれに限定されず、1以上の保険金受取人に適用できる。たとえば、保険金受取人が一人の場合であれば、支払予定管理情報33において、その割合情報「100%」とすることで対応が可能である。
さらに、データベース30の契約情報31に予め記憶しておく受取人情報を限定(たとえば、6人分)することで、個々の契約情報ごとの記憶量を抑制し、データベース30の有効利用を図ることができる。この場合、たとえば、契約情報31として、図21に示すように、証券番号、受取人の人数情報(たとえば、8人分)を含む情報を別途記憶させることで対応が可能である。すなわち、データ作成部22は、データ送受信部21が死亡通報情報を受信した場合、図22(a)示すように、保険金受取人ごとに、支払予定管理情報33"を作成する。なお、受取人情報をデータベース30内に有さない受取人M,Nについては、たとえば、割合情報および支払残金額を仮に設定しておき、割合情報を受信した場合、図22(b)に示すように、支払予定管理情報33"を更新する。
さらに、上記実施形態では、入力端末10にデータ入力管理部11が、また、サーバ20にデータ送受信部21、データ作成部22、データ更新部23の各部が備えられている場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限られず、入力端末10およびサーバ20の各部における機能をそれぞれ複数のコンピュータを備えて実現してもよい。たとえば、データ入力管理部11をサーバ20側に備えることができる。
10 入力端末、
20 サーバ、
21 データ送受信部、
22 データ作成部、
23 データ更新部、
30 データベース、
31 契約情報、
32 案件管理情報、
33 支払予定管理情報、
34 支払予定保障金額情報。

Claims (7)

  1. 個々の保険契約ごとに保険金支払いの契約情報を記録したデータベースを備えるサーバと、該サーバに前記保険契約の異動情報をネットワークを介して送信可能な端末と、を含む保険金支払システムであって、
    前記契約情報は、前記個々の保険契約ごとに、証券番号と、1以上の保険金受取人の情報と、前記1以上の保険金受取人がそれぞれ受け取る保険金の割合情報と、保険金の保障金額の情報と、を含み、
    前記サーバは、
    前記保険契約に基づいて保険事故が発生したことを示す第1異動情報を受け付けると、
    前記データベースを参照し、前記保険事故が発生した保険契約における前記1以上の保険金受取人ごとに、前記証券番号と、保険金支払処理の進捗状況を示す受取人支払情報と、前記割合情報に基づいた保障金額の支払残金額を示す支払残金額情報と、を含む支払予定管理情報を作成して前記データベースに記憶し、
    前記1以上の保険金受取人ごとに保険金の請求が行われたことを示す第2異動情報を受け付けると、
    前記データベースを参照し、前記支払予定管理情報において、前記保険金を請求した保険金受取人の前記受取人支払情報を請求登録済みとして情報更新することを特徴とする保険金支払システム。
  2. 前記保障金額は、保険事故の査定のレベルに応じてそれぞれ支払可能な第1保障金額と第2保障金額とを含み、
    前記サーバは、
    前記保険金を請求した保険金受取人に対して前記第1保障金額の保険金の支払いが決定されたことを示す第3異動情報を受け付けると、
    前記データベースを参照し、前記支払予定管理情報において、前記保険金を請求した保険金受取人の前記受取人支払情報を第1保障金額支払済みとして情報更新し、前記支払残金額の情報を前記支払残金額から前記第1保障金額を引いた金額に情報更新することを特徴とする請求項1に記載の保険金支払システム。
  3. 前記サーバは、
    前記保険事故の査定が行われたことを示す第4異動情報を受け付けると、
    前記データベースを参照し、前記支払予定管理情報において、前記保険金を請求した保険金受取人の前記受取人支払情報を支払決定済みとして情報更新し、前記支払残金額の情報を前記支払残金額がゼロとして情報更新することを特徴とする請求項2に記載の保険金支払システム。
  4. 前記サーバは、
    前記保険金受取人の1以上の相続人による前記第2異動情報を受け付けた場合、
    前記支払予定管理情報を、さらに、前記相続人ごとに、前記証券番号と、前記受取人支払情報と、前記相続人に対応する割合情報に基づいた保障金額の支払残金額を示す支払残金額情報と、を含んで作成し、保険金を請求した相続人の前記受取人支払情報を請求登録済みとして情報更新することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の保険金支払システム。
  5. 前記サーバは、
    前記第1異動情報を受け付けると、
    前記データベースを参照し、前記保険事故が発生した保険契約における前記保障金額の情報を含む支払予定保障金額情報を更に作成して前記データベースに記憶し、
    前記データベースを参照し、前記支払予定管理情報と前記支払予定保障金額情報とに基づいて支払備金情報を算出し、該算出した支払備金情報を出力することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の保険金支払システム。
  6. 前記第2異動情報は、保険金の支払い方法が年金受取または一時金受取のどちらかに選択されたことを示す保険金受取情報を含み、
    前記サーバは、
    前記第2異動情報を受け付けると、
    前記データベースを参照し、前記保険金受取情報を前記データベースに記憶することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の保険金支払システム。
  7. 個々の保険契約ごとに保険金支払いの契約情報を記録したデータベースを備えるサーバと、該サーバに前記保険契約の異動情報をネットワークを介して送信可能な端末と、を含む保険金支払システムを用いた保険金支払方法であって、
    前記契約情報は、前記個々の保険契約ごとに、証券番号と、1以上の保険金受取人の情報と、前記1以上の保険金受取人がそれぞれ受け取る保険金の割合情報と、保険金の保障金額の情報と、を含み、
    前記サーバは、
    前記保険契約に基づいて保険事故が発生したことを示す第1異動情報を受け付けると、
    前記データベースを参照し、前記保険事故が発生した保険契約における前記1以上の保険金受取人ごとに、前記証券番号と、保険金支払処理の進捗状況を示す受取人支払情報と、前記割合情報に基づいた保障金額の支払残金額を示す支払残金額情報と、を含む支払予定管理情報を作成する段階と、
    前記1以上の保険金受取人ごとに保険金の請求が行われたことを示す第2異動情報を受け付けると、
    前記データベースを参照し、前記支払予定管理情報において、前記保険金を請求した保険金受取人の前記受取人支払情報を請求登録済みとして情報更新する段階と、
    を含むことを特徴とする保険金支払方法。
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