JP6437155B1 - 支払管理サーバ、支払管理システム、支払管理方法及び支払管理プログラム - Google Patents

支払管理サーバ、支払管理システム、支払管理方法及び支払管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】給与の即時支払い及び労働者の意思表示に基づく一定の支払いが可能な支払管理サーバ、支払管理システム、支払管理方法及び支払管理プログラムを提供する。【解決手段】給与等の支払管理を行う支払管理システム1の支払管理サーバ100は、その機能として、スタッフの住所及び勤務可能時間と支払会社の住所及び就業可能時間とをマッチングするマッチング部131と、スタッフが勤務した勤務情報を受け付ける勤務情報受付部132と、勤務情報への承認を受け付ける承認受付部133と、スタッフの意思表示に基づいて指定した一時金の支払可能な最大金額を算出する最大金額算出部134と、管理会社から支払会社へ貸出を行い、支払会社からスタッフへ資金移動を行う入金情報生成部135と、入金情報送信部136と、管理会社から支払会社への貸出に対する資金請求情報を生成する精算情報生成部137と、精算情報送信部138とを備える。【選択図】図3

Description

本開示は、管理会社に登録されているスタッフへの支払いを管理する支払管理サーバ、支払管理システム、支払管理方法及び支払管理プログラムに関する。
昨今、労働力不足が顕著となっており、特に小売店等で非正規雇用のアルバイトやパートタイマーを募集しても、なかなか応募者がいないという現状がある。そのため、学生や主婦といった人達の空き時間を利用して働いてもらうようにするため、短期間、例えば1日だけ働いてもらう、または短時間、例えば4時間だけ働いてもらう、というように、いわゆる日雇いのような雇用を促進する雇用のシェアリングが普及しつつある。
このような雇用のシェアリングを実現するために、例えば、求職者と雇用者とのマッチングを支援する求人マッチングシステムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に開示されているシステムは、特に日雇いの求人についてのマッチングを支援するシステムであり、求人情報の配信、適切な人材の選定補助、実際の契約の雇用契約の締結、その後の求職者の勤務まで短時間で行うことを可能としている。
また、このような雇用のシェアリングでは、日雇いのような労働者に対して迅速に給与を支払うことも求められているが、労働者が学生等の場合、銀行口座を保有していない場合もある。そのため、労働者が銀行口座を保有していない場合であっても本人確認を行って給与の即時支払いを可能とするシステムが知られている(例えば、特許文献2、3参照。)。特許文献2に開示されているシステムは、顔認証技術を使用して本人確認を行うシステムであり、特許文献3に開示されているシステムは、支払者(雇用者)の口座情報や労働者の認証情報を暗号化した支払券を発行するシステムであり、本人確認を迅速に行うことで、給与の即時支払いを可能としている。
特開2017−117375号公報 特許第6301519号公報 特開2009−151553号公報
ところで、給与は雇用者が労働者に直接支払うのが原則であるが、例えばコンビニエンスストアのようなフランチャイズチェーンの場合、雇用者であるオーナーはあまり現金を保有しておらず、特許文献2,3に開示されているようなシステムを利用しても、給与の支払者である雇用者が現金を自己の金融機関口座に入金していないため、給与の即時支払いは困難な場合もある。また、オーナーの現金に余裕がある場合であっても、支払いのタイミングごとに出金口座に現金を補充する手続が煩雑となる。給与の即時支払いに限らず、通常、月次の締めを経てから支払われる給与であっても、必要な場合に支払いを受けることが可能な支払システムが望まれていた。
そこで、本開示では、例えばフランチャイズチェーンのオーナーのようにあまり現金を保有していない雇用者であっても、給与の即時支払いが可能であり、労働者の意思表示に基づいて一定の支払いを受けることが可能な支払管理サーバ、支払管理システム、支払管理方法及び支払管理プログラムについて説明する。
本開示の一態様における支払管理サーバは、管理会社に登録されているスタッフへの支払いを管理する支払管理サーバであって、スタッフが有するアカウントを含む属性情報を記憶するスタッフ情報記憶部と、スタッフの勤務に対して支払いを行う支払会社が有するアカウントを含む属性情報を記憶する会社情報記憶部と、支払会社におけるスタッフの勤務情報を受け付ける勤務情報受付部と、勤務情報に基づき、スタッフが受け取れる最大金額を算出する最大金額算出部と、最大金額を限度とするスタッフの希望金額を管理会社から支払会社への貸出を行うために支払会社が有するアカウントへ入金する貸出情報を生成し、希望金額をスタッフへ資金移動するために支払会社が有するアカウントからスタッフが有するアカウントへ入金する移動情報を生成する入金情報生成部と、貸出の金額に基づき、支払会社への資金請求情報を生成する精算情報生成部と、を備える。
本開示の一態様における支払管理システムは、管理会社に登録されているスタッフへの支払いを管理する支払管理サーバと、スタッフの勤務に対して支払いを行う支払会社が金融機関口座を有し、支払会社からの支払いをスタッフが有する金融機関口座へ振り込む金融機関サーバと、を備える支払管理システムであって、支払管理サーバは、スタッフが有する金融機関口座の口座情報を含む属性情報を記憶するスタッフ情報記憶部と、支払会社が有する金融機関口座の口座情報を含む属性情報を記憶する会社情報記憶部と、支払会社におけるスタッフの勤務情報を受け付ける勤務情報受付部と、勤務情報に基づき、スタッフが受け取れる最大金額を算出する最大金額算出部と、最大金額を限度とするスタッフの希望金額を管理会社から支払会社への貸出を行うために支払会社が有する金融機関口座へ入金する貸出情報を生成し、希望金額をスタッフへ資金移動するために支払会社が有する金融機関口座からスタッフが有する金融機関口座へ入金する移動情報を生成する入金情報生成部と、貸出情報及び移動情報を金融機関サーバへ送信する送信部と、貸出の金額に基づき、支払会社への資金請求情報を生成する精算情報生成部と、を備え、金融機関サーバは、貸出情報及び移動情報を受信すると、貸出の金額を支払会社が有する金融機関口座へ入金し、支払会社が有する金融機関口座からスタッフが有する金融機関口座へスタッフの希望金額の振込を行う振込部を備える。
本開示の一態様における支払管理方法は、管理会社に登録されているスタッフへの支払いを管理する支払管理方法であって、勤務情報受付部が行う、スタッフの勤務に対して支払いを行う支払会社におけるスタッフの勤務情報を受け付ける勤務情報受付ステップと、最大金額算出部が行う、勤務情報に基づき、スタッフが受け取れる最大金額を算出する最大金額算出ステップと、入金情報生成部が行う、最大金額を限度とするスタッフの希望金額を管理会社から支払会社への貸出を行うために支払会社が有するアカウントへ入金する貸出情報を生成し、希望金額をスタッフへ資金移動するために支払会社が有するアカウントからスタッフが有するアカウントへ入金する移動情報を生成する入金情報生成ステップと、精算情報生成部が行う、貸出の金額に基づき、支払会社への資金請求情報を生成する精算情報生成ステップと、を備える。
また、本開示の一態様における支払管理プログラムは、管理会社に登録されているスタッフへの支払いを管理する支払管理プログラムであって、スタッフの勤務に対して支払いを行う支払会社におけるスタッフの勤務情報を受け付ける勤務情報受付ステップと、勤務情報に基づき、スタッフが受け取れる最大金額を算出する最大金額算出ステップと、最大金額を限度とするスタッフの希望金額を管理会社から支払会社への貸出を行うために支払会社が有するアカウントへ入金する貸出情報を生成し、希望金額をスタッフへ資金移動するために支払会社が有するアカウントからスタッフが有するアカウントへ入金する移動情報を生成する入金情報生成ステップと、貸出の金額に基づき、支払会社への資金請求情報を生成する精算情報生成ステップと、を電子計算機に実行させる。
本開示によれば、スタッフが登録されている管理会社から、スタッフの勤務に対して支払いを行う支払会社への貸出を行うため、支払会社が有するアカウントへ入金する貸出情報を生成する。これにより、例えばフランチャイズチェーンのオーナーである支払会社は管理会社からの貸出を受けられるため、入金の手間なく給与の即時支払いが可能になる。また、スタッフの意思表示に基づき、支払い可能な最大金額を限度とするスタッフの希望金額をスタッフへ資金移動するため、スタッフの意思表示に基づいて一定の支払いを受けることが可能になる。
本開示の一実施形態に係る支払管理システムを使用する目的を説明するためのブロック構成図である。 本開示の一実施形態に係る支払管理システムを示すブロック構成図である。 図1の支払管理サーバ100を示す機能ブロック構成図である。 図1の金融機関サーバ200を示す機能ブロック構成図である。 図3のスタッフ情報DB121に格納されるスタッフの属性情報の例を示す模式図である。 図3の店舗情報DB122に格納される会社の属性情報の例を示す模式図である。 図2の支払管理サーバ100と、店舗端末300と、スタッフ端末400とによるマッチング処理の各動作の関連状態の例を示すフローチャートである。 図2のスタッフ端末400に表示されるマッチング結果表示の例を示す模式図である。 図2の店舗端末300に表示される勤務可能応答画面の例を示す模式図である。 図2の支払管理サーバ100と、店舗端末300と、スタッフ端末400とによる入金情報生成処理の各動作の関連状態の例を示すフローチャートである。 図2のスタッフ端末400に表示される勤務情報入力画面の例を示す模式図である。 図2のスタッフ端末400に表示される支払情報入力画面の例を示す模式図である。 図2の店舗端末300に表示される勤務承認入力画面の例を示す模式図である。 図2の支払管理サーバ100と、金融機関サーバ200とによる振込処理の各動作の関連状態の例を示すフローチャートである。 図2の支払管理サーバ100と、店舗端末300とによる精算処理の各動作の関連状態の例を示すフローチャートである。 本開示の一実施形態に係る支払管理システムのスタッフ情報DB121に格納されるスタッフの属性情報の例を示す模式図である。 本開示の一実施形態に係る支払管理システムを示すブロック構成図である。 図17の支払管理サーバ100Aを示す機能ブロック構成図である。 図18のアカウント情報DB125に格納されるアカウント情報の例を示す模式図である。 図17の支払管理サーバ100Aによる支払処理の動作の例を示すフローチャートである。
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本開示の内容を不当に限定するものではない。また、実施形態に示される構成要素のすべてが、本開示の必須の構成要素であるとは限らない。
まず、本開示の実施形態に係る支払管理システムを使用する目的について説明する。図1は、本開示の実施形態に係る支払管理システムを使用する目的を説明するためのブロック構成図である。
本実施形態に係る支払管理システムは、図1に示す管理会社10が支払会社20とスタッフ30との間で雇用のマッチングを行い、スタッフ30に対して迅速に(例えば、即日)給与を支払うための支払管理システムである。管理会社10は、例えばコンビニエンスストアのようなフランチャイズチェーンの店舗に対して人材を紹介する会社であり、スタッフ30のような労働者が登録されている。支払会社20は、例えばコンビニエンスストアの店舗である。このようなコンビニエンスストアの店舗自身でもスタッフの採用は行っているが、例えばシフトの都合がつかない場合に、管理会社10に依頼してスタッフ30のような労働者を紹介してもらう場合があり、そのような場合にこの支払管理システムは使用される。スタッフ30は、管理会社10に登録されている労働者である。管理会社10とスタッフ30との関係は、雇用契約がある場合とない場合とがあり、後者の場合、支払会社20がマッチングされ、お互いの合意によりスタッフ30は支払会社20に雇用される関係になる。この場合、スタッフ30の給与は支払会社20が支払う必要があり、本実施形態ではこの場合について説明する。なお、スタッフ30は、特定の支払会社20に雇用されており、他の支払会社20に紹介される場合にこの支払管理システムが用いられても良い。
この支払管理システムにおける支払会社20とスタッフ30とのマッチング及び給与支払いは、図1に示すステップS1〜ステップS8のような流れになる。ステップS1では、スタッフ30の個人情報及び金融機関口座の情報が管理会社10に登録される。ステップS2では、管理会社10において支払会社20とスタッフ30とがマッチングされ、その旨が支払会社20及びスタッフ30に通知される。支払会社20及びスタッフ30がマッチングの結果に合意すると、ステップS3では、スタッフ30は支払会社20で勤務を行う。勤務終了後、ステップS4では、スタッフ30は支払会社20での勤怠報告を行い、ステップS5では、支払会社20はスタッフ30の勤怠報告を承認する。
このとき、ステップS4では、スタッフ30が当該勤務に対する給与を即日受け取りたい場合、管理会社10にその旨の意思表示を行うことが出来る。また、給与の全額ではなく、一部(一時金)のみ受け取りたい場合もあるので、希望金額を指定して受取を希望する旨意思表示を行うことが出来る。この場合、支払会社20がスタッフ30の勤務に対する給与、またはスタッフ30が希望する金額を支払えば終了となるが、一般にコンビニエンスストアの店舗オーナーはあまり現金を保有していないことが多く、スタッフ30への給与支払いを即時行うことは困難な場合が多い。そのため、ステップS6では、管理会社10は支払会社20に対して、スタッフ30の支払相当額の貸出を行う。そして、ステップS7では、支払会社20では貸出金からスタッフ30に対して支払いを行う。その後、ステップS8では、管理会社10は支払会社20に対して、貸金請求を行う。このような流れにより、支払会社20からスタッフ30に対する給与または一時金を支払うことが可能になる。
(実施形態1)
<構成>
図2は、本開示の実施形態1に係る支払管理システム1を示すブロック構成図である。この支払管理システム1は、前述のように図1に示す支払会社20とスタッフ30との間で雇用のマッチングを行い、スタッフ30に対して給与を金融機関口座への振込で支払うシステムである。
支払管理システム1は、支払管理サーバ100と、金融機関サーバ200と、店舗端末300と、スタッフ端末400と、ネットワークNWとを有している。支払管理サーバ100と、金融機関サーバ200と、店舗端末300と、スタッフ端末400とは、ネットワークNWを介して接続される。ネットワークNWは、インターネット、イントラネット、無線LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等により構成される。
支払管理サーバ100は、支払会社20からスタッフ30への給与または一時金の支払い(資金移動)を管理する装置である。金融機関サーバ200は、支払会社20の金融機関口座を有し、支払会社20からスタッフ30への支払いを行う装置である。支払管理サーバ100及び金融機関サーバ200は、各種Webサービスを提供するサーバ装置により構成されている。店舗端末300は、支払会社20が有する端末装置であり、支払会社20における就業可能時間を登録し、スタッフ30の勤務情報を承認するために使用される。スタッフ端末400は、スタッフ30が有する端末装置であり、スタッフ30の勤務可能時間を登録し、スタッフ30の勤務情報を支払管理サーバ100へ送信するために使用される。店舗端末300及びスタッフ端末400は、例えば、パーソナルコンピュータや携帯端末装置、タブレット端末等により構成される。
図3は、図1の支払管理サーバ100を示す機能ブロック構成図である。支払管理サーバ100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを備える。
通信部110は、金融機関サーバ200、店舗端末300、及びスタッフ端末400と通信を行うための通信インターフェースであり、例えばTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)等の通信規約により通信が行われる。
記憶部120は、各種制御処理や制御部130内の各機能を実行するためのプログラム、入力データ等を記憶するものであり、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等から構成される。また、記憶部120は、スタッフ30の住所や金融機関口座(アカウント)を含む属性情報が格納されているスタッフ情報DB(スタッフ情報記憶部)121と、支払会社20の住所や金融機関口座(アカウント)を含む属性情報が格納されている店舗情報DB(会社情報記憶部)122と、スタッフ30が支払会社20で勤務予定及び勤務した勤務情報が格納されている勤務情報DB123と、スタッフ30に支払われる予定の給与及び支払われた給与の情報が格納されている支払情報DB124とを記憶する。さらに、記憶部120は、金融機関サーバ200、店舗端末300、及びスタッフ端末400と通信を行ったデータを一時的に記憶する。
図5は、図3のスタッフ情報DB121に格納されるスタッフの属性情報の例を示す模式図である。スタッフ情報DB121には、図3に示すスタッフ情報DB121の列名に対応して、スタッフID、氏名、住所、金融機関情報、勤務可能時間として年月日、開始時刻、終了時刻の属性情報が含まれる。なお、これ以外に、例えばスタッフ30が雇用されている支払会社20の店舗名や、この支払管理システム1にログインするためのログインID及びパスワード等を格納することも可能であるが、図示を省略する。
スタッフIDは、スタッフ30を一意に特定するための識別情報であり、図5に示す例では、「001」、「002」が格納されている。氏名は、スタッフ30の氏名である。住所は、スタッフ30の住所である。金融機関情報は、スタッフ30が保有している金融機関口座の金融機関名、支店名、科目及び口座番号の情報であり、スタッフ30が支払会社20で勤務したときの給与が振り込まれる口座情報である。勤務可能時間は、そのスタッフが支払会社20で勤務可能な日時であり、図5に示す例では、年月日に「20180601」、「20180603」等が格納され、開始時刻に「09:00:00」等が格納され、終了時刻に「18:00:00」等が格納されている。
スタッフ情報DB121に格納される勤務可能時間は、各スタッフが自己の予定に合わせて空いている時間帯を登録可能であり、後述するマッチングを経て勤務することが確定した場合、勤務情報DB123に登録され、スタッフ情報DB121の勤務可能時間は削除されるようになっている。
図6は、図3の店舗情報DB122に格納される会社の属性情報の例を示す模式図である。店舗情報DB122には、図6に示す店舗情報DB122の列名に対応して、店舗ID、店舗名、住所、金融機関情報、就業可能時間として年月日、開始時刻、終了時刻の属性情報が含まれる。なお、これ以外に、例えば同時間に就業可能な人数、支払会社20のオーナーの個人情報や、この支払管理システム1にログインするためのログインID及びパスワード等を格納することも可能であるが、図示を省略する。
店舗IDは、支払会社20を一意に特定するための識別情報であり、図6に示す例では、「101」、「102」が格納されている。店舗名は、支払会社20の名称である。住所は、支払会社20の住所である。金融機関情報は、支払会社20が保有している金融機関口座の科目及び口座番号の情報であり、スタッフ30が支払会社20で勤務したときの給与がこの口座から支払われる。就業可能時間は、その支払会社でスタッフ30が勤務可能な日時であり、図6に示す例では、年月日に「20180601」、「20180604」等が格納され、開始時刻に「09:00:00」、「12:00:00」等が格納され、終了時刻に「14:00:00」、「17:00:00」等が格納されている。
店舗情報DB122に格納される就業可能時間は、支払会社20に雇用されている従業員のシフト状況に合わせて就業人数が不足している時間帯を登録可能であり、後述するマッチングを経て勤務することが確定した場合、勤務情報DB123に登録され、人数が充足すると店舗情報DB122の就業可能時間は削除されるようになっている。
なお、本実施形態では、管理会社10及び支払会社20はこの金融機関に金融機関口座を保有しており、スタッフ30はこの金融機関に金融機関口座を保有していない場合について説明している。この理由は、管理会社10がコンビニエンスストアのような店舗に対して人材を紹介する会社であり、支払会社20がコンビニエンスストアの店舗であるため、金融機関サーバ200に係る特定の金融機関に金融機関口座を保有していることが多いが、スタッフ30はその金融機関に金融機関口座を保有しているとは限らないためである。そのため、スタッフ情報DB121の金融機関情報には金融機関名、支店名、科目及び口座番号の情報が格納されており、店舗情報DB122の金融機関情報には科目及び口座番号の情報のみが格納されている。
勤務情報DB123には、スタッフ情報DB121と同様のスタッフIDや、スタッフ30が勤務予定及び勤務した店舗名、勤務情報、支払会社20からの承認情報等が格納され、支払情報DB124には、スタッフ情報DB121と同様のスタッフID及び金融機関情報、店舗情報DB122と同様のスタッフID及び金融機関情報や、後述するスタッフ30の意思表示により支払われる予定の給与及び支払われた給与の金額等が格納されているが、図示を省略する。
なお、本実施形態では、スタッフ情報DB121及び店舗情報DB122をスタッフID及び店舗IDをキーとするテーブルのように説明したが、スタッフ情報DB121及び店舗情報DB122はキー情報に従属して各種情報が格納されるRDB(Relational DataBase)に限られず、例えば各項目を独立した物理ファイルに格納しても良く、データ構造をオブジェクトとして格納しても良い。このことは、勤務情報DB123及び支払情報DB124についても同様である。
制御部130は、記憶部120に記憶されているプログラムを実行することにより、支払管理サーバ100の全体の動作を制御するものであり、CPU(Central Processing Unit)等から構成される。制御部130の機能として、マッチング部131と、勤務情報受付部132と、承認受付部133と、最大金額算出部134と、入金情報生成部135と、入金情報送信部136と、精算情報生成部137と、精算情報送信部138とを備えている。このマッチング部131、勤務情報受付部132、承認受付部133、最大金額算出部134、入金情報生成部135、入金情報送信部136、精算情報生成部137、及び精算情報送信部138は、記憶部120に記憶されているプログラムにより起動されて電子計算機により実行される。
マッチング部131は、スタッフ情報DB121に格納されているスタッフ30の住所及び勤務可能時間と、店舗情報DB122に格納されている支払会社20の住所及び就業可能時間とをマッチングし、支払会社20で勤務可能なスタッフ30を抽出する。このマッチングは、例えば、店舗情報DB122の住所の近傍(例えば、移動時間が30分以内)にスタッフ情報DB121の住所が登録されているスタッフ30を抽出し、店舗情報DB122の就業可能時間に重複するスタッフ情報DB121の勤務可能時間が登録されているスタッフ30を抽出することにより行う。このとき、同日に他の支払会社20での勤務が既に登録されている場合、支払会社20間の移動時間も考慮される。具体的には、各店舗間の標準移動時間が予め算出され、同日の支払会社20での勤務がある場合、ある支払会社20での勤務終了時刻と他の支払会社20での勤務開始時刻との間が標準移動時間以上空いていない場合、抽出しないようにする。マッチング結果は支払会社20及びスタッフ30に送信され、双方の勤務可能の応答及び就業可能の応答が受信されると、支払会社20におけるスタッフ30の勤務が決定される。また、支払会社20またはスタッフ30のいずれかから勤務不可能の応答または就業不可能の応答が受信されると、再度スタッフ30の抽出を行う。
なお、本実施形態では、スタッフ30の住所及び勤務可能時間と、支払会社20の住所及び就業可能時間とをマッチングする構成として説明しているが、例えば、既に支払会社20での勤務したスタッフ30に対して、後述するように、スタッフ30が給与の全額または指定した金額(一時金)の支払を希望する場合に即時振込を行う構成としても良い。この場合、マッチング部131は必須の構成ではなく、備えていなくても良い。
スタッフ30を抽出する際の条件は、店舗情報DB122の就業可能時間をスタッフ情報DB121の勤務可能時間が完全にカバーすれば良い。例えば、図5に示すスタッフID「001」の年月日「20180601」における勤務可能時間は「09:00:00」から「18:00:00」であるが、図6に示す店舗ID「101」の年月日「20180601」における就業可能時間は「09:00:00」から「14:00:00」であり、完全にカバーするため、スタッフID「001」は抽出される。しかし、図5に示すスタッフID「002」の年月日「20180601」における勤務可能時間は「12:00:00」から「21:00:00」であるが、図6に示す店舗ID「102」の年月日「20180601」における就業可能時間は「18:00:00」から「22:00:00」であり、完全にはカバーしないため、スタッフID「002」は抽出されない。
勤務情報受付部132は、スタッフ30が支払会社20で勤務した後、スタッフ30がスタッフ端末400で勤務情報(勤務店舗、勤務日、勤務開始時刻、勤務終了時刻)を入力するので、その勤務情報を受け付け、勤務情報DB123に勤務した時間として登録される。なお、本実施形態ではスタッフ端末400で勤務情報を登録する例として説明するが、支払会社20の店舗端末300から入力しても良い。
承認受付部133は、スタッフ30が支払会社20で勤務した後、スタッフ30が入力した勤務情報に対して、支払会社20がその勤務情報を承認する旨を入力するので、その承認情報を受け付け、勤務情報DB123に承認済み勤務情報として登録される。勤務情報DB123には、例えば勤務情報が未承認であるか承認済であるか給与計算済であるかを把握することが可能なステータス情報が格納されているので、そのステータス情報を更新することにより行われる。なお、支払会社20が承認しない場合とは、スタッフ30が入力した勤務情報に誤りがあった場合等であり、この場合、再度スタッフ30は勤務情報を入力する。また、スタッフ30が送信する勤務情報は、支払会社20が承認した状態(例えば、支払会社20のログインIDでログインされた状態で勤務情報を送信する場合。)で送信しても良く、この場合、承認受付部133を備えていなくても良い。
最大金額算出部134は、スタッフ30が勤務終了後に給与の全額または指定した金額(一時金)の即時振込を希望する場合における、支払可能な金額の最大金額を算出する。日雇いのような労働者の場合、迅速に給与の支払を受けたいという希望が多く、また、給与の全額ではなく一部のみ受け取りたいという希望が多いため、スタッフ30の意思表示に基づき、給与の全額または、最大金額を限度とするスタッフ30が指定した金額の即日振込を行う。この最大金額は、通常はスタッフ30の勤務に対する給与金額に基づいて算出されるが、給与金額の全額を支払可能としても良く、例えば給与金額に対する一定割合(例えば、90%)で算出しても良い。そのため、まずスタッフ30の勤務に対する給与金額を算出し、給与金額に基づいて最大金額を算出する。なお、例えば、過去の勤務に対する未払い分の給与金額が積み立てられて加算されるようにしても良い。
入金情報生成部135は、スタッフ30が勤務終了後に即時振込を希望する場合、支払会社20の金融機関口座からスタッフ30の金融機関口座へ入金するための振込情報(移動情報)を生成する。このとき、前述のように支払会社20のオーナーであるコンビニエンスストアのオーナーは、一般にあまり現金を保有していないことが多いが、給与は雇用者(支払会社20)が労働者(スタッフ30)へ直接支払うのが原則であるため、スタッフ30への支払相当額を管理会社10から支払会社20へ貸出を行うための振込情報(貸出情報)を生成する。管理会社10から支払会社20への振込情報は、金融機関サーバ200に係る特定の金融機関内の振込情報であり、支払会社20からスタッフ30への振込情報は、金融機関サーバ200に係る特定の金融機関から他の金融機関の金融機関口座への振込情報になる。生成された振込情報は、支払情報DB124に格納される。
入金情報送信部136は、入金情報生成部135が生成した振込情報(貸出情報、移動情報)を、通信部110を経由して金融機関サーバ200へ送信する。
精算情報生成部137は、管理会社10から支払会社20へ貸出された貸出金に対して、回収するための資金請求情報を生成する。この資金請求情報は、貸出金に所定の手数料か加算された金額についての、支払会社20への請求データである。
精算情報送信部138は、精算情報生成部137が生成した資金請求情報を、通信部110を経由して店舗端末300へ送信する。なお、本実施形態では、前述の貸金請求が支払管理サーバ100から店舗端末300へのデータ送信により行われる例について説明するが、請求書の発行及び郵送等により行われる場合、この精算情報送信部138を備えていなくても良い。
図4は、図1の金融機関サーバ200を示す機能ブロック構成図である。金融機関サーバ200は、通信部210と、記憶部220と、制御部230とを備える。
通信部210は、支払管理サーバ100、店舗端末300、及びスタッフ端末400と通信を行うための通信インターフェースであり、例えばTCP/IP等の通信規約により通信が行われる。
記憶部220は、各種制御処理や制御部230内の各機能を実行するためのプログラム、入力データ等を記憶するものであり、支払会社20の金融機関口座情報が格納されている口座情報DB221を記憶する。さらに、記憶部220は、支払管理サーバ100、店舗端末300、及びスタッフ端末400と通信を行ったデータを一時的に記憶し、この金融機関における取引(出入金や振込等)ログを、通常は決算時まで記憶する。
口座情報DB221には、管理会社10及び支払会社20の法人の名称またはオーナーの氏名、金融機関口座の科目、口座番号及び残高等が格納されている。なお、本実施形態では、前述のように管理会社10及び支払会社20はこの金融機関に金融機関口座を保有しており、スタッフ30はこの金融機関に金融機関口座を保有していない場合について説明するが、スタッフ30がこの金融機関に金融機関口座を保有していても良い。
制御部230は、記憶部220に記憶されているプログラムを実行することにより、金融機関サーバ200の全体の動作を制御するものであり、CPU等から構成される。制御部230の機能として、通常の金融機関における勘定系の処理を行うための機能に加えて、振込部231を備えている。この振込部231は、記憶部220に記憶されているプログラムにより起動されて電子計算機により実行される。
振込部231は、各種振込処理を行う機能を有している。また、支払管理サーバ100から送信された振込情報を通信部210を経由して受信すると、貸出情報に基づいて管理会社10の金融機関口座から支払会社20の金融機関口座へ、指定された金額の振込処理を行う。また、移動情報に基づいて支払会社20の金融機関口座からスタッフ30の金融機関口座へ、指定された金額の振込処理を行う。前述のようにスタッフ30はこの金融機関に金融機関口座を保有していないため、スタッフ30の金融機関口座への振込処理は、例えば全銀協制定フォーマットに従う振込情報を作成し、外部サーバに送信することにより行われる。
<処理の流れ>
まず、図7を参照しながら、支払管理システム1が実行するマッチング処理の流れの一例について説明する。図7は、図2の支払管理サーバ100と、店舗端末300と、スタッフ端末400とによるマッチング処理の各動作の関連状態の例を示すフローチャートである。なお、このマッチング処理は、前述のようにマッチング部131を備えない構成の場合は行われない。
ステップS101の処理として、支払管理サーバ100のマッチング部131では、スタッフ情報DB121に格納されているスタッフ30の住所及び勤務可能時間と、店舗情報DB122に格納されている支払会社20の住所及び就業可能時間とのマッチングが行われる。例えば、店舗情報DB122の住所の近傍にスタッフ情報DB121の住所が登録されているスタッフ30が抽出され、店舗情報DB122の就業可能時間に重複するスタッフ情報DB121の勤務可能時間が登録されているスタッフ30が抽出される。
ステップS102の処理として、支払管理サーバ100のマッチング部131では、ステップS101で行われたマッチング結果を支払会社20及びスタッフ30に通知して勤務可否を問い合わせるため、マッチング結果が店舗端末300及びスタッフ端末400(前記スタッフの連絡先)へ、通信部110を介して送信される。
ステップS103の処理として、ステップS102で送信されたマッチング結果がスタッフ端末400で受け付けられ、スタッフ端末400のWebブラウザに表示される。
図8は、図2のスタッフ端末400に表示されるマッチング結果表示の例を示す模式図である。スタッフ端末400のWebブラウザには、例えば、図8に示すように、マッチング結果T1と、勤務可能ボタンB1と、勤務不可ボタンB2とが設けられたマッチング結果が表示される。このマッチング結果に対して、スタッフ30が勤務可能な場合、勤務可能ボタンB1が押下され、勤務不可能な場合、勤務不可ボタンB2が押下される。
ステップS104の処理として、ステップS102で送信されたマッチング結果が店舗端末300でも受け付けられ、店舗端末300のWebブラウザに、図8に示すマッチング結果表示と同様に表示される。
ステップS105の処理として、ステップS103でスタッフ端末400のWebブラウザに表示されたマッチング結果表示において、勤務可能ボタンB1または勤務不可ボタンB2が押下され、マッチング結果に対する勤務応答が支払管理サーバ100へ送信される。ここでは、勤務可能ボタンB1が押下される例について説明する。
ステップS106の処理として、ステップS105で送信された勤務応答が支払管理サーバ100の通信部110を介して受け付けられ、通信部110を介して店舗端末300へ送信される。
ステップS107の処理として、ステップS106で送信された勤務応答が店舗端末300で受け付けられ、店舗端末300のWebブラウザに表示される。
図9は、図2の店舗端末300に表示される勤務可能応答画面の例を示す模式図である。店舗端末300のWebブラウザには、例えば、図9に示すように、勤務応答通知T2と、就業可能ボタンB3と、就業不可ボタンB4とが設けられた勤務可能応答画面が表示される。このスタッフ30の勤務応答に対して、支払会社20においてこのスタッフ30が就業可能な場合、就業可能ボタンB3が押下され、就業不可能な場合、就業不可ボタンB4が押下される。
ステップS108の処理として、ステップS107で店舗端末300のWebブラウザに表示された勤務可能応答画面において、就業可能ボタンB3または就業不可ボタンB4が押下され、マッチング結果に対する就業応答が支払管理サーバ100へ送信される。ここでは、就業可能ボタンB3が押下される例について説明する。
ステップS109の処理として、ステップS108で送信された就業応答が支払管理サーバ100の通信部110を介して受け付けられる。
ステップS110の処理として、支払管理サーバ100のマッチング部131では、ステップS105で送信された勤務応答と、ステップS109で送信された就業応答とからマッチングが成立したと判断し、スタッフ30の勤務が決定したことを支払会社20及びスタッフ30に通知するため、勤務決定通知が店舗端末300及びスタッフ端末400へ、通信部110を介して送信される。
ステップS111の処理として、ステップS110で送信された勤務決定通知がスタッフ端末400で受け付けられ、スタッフ端末400のWebブラウザに表示される。
ステップS112の処理として、ステップS110で送信された勤務決定通知が店舗端末300で受け付けられ、店舗端末300のWebブラウザに表示される。これにより、支払会社20とスタッフ30との間のマッチング処理を迅速に行うことが可能になる。
次に、図10を参照しながら、支払管理システム1が実行する支払管理方法の一部である入金情報生成処理の流れの一例について説明する。図10は、図2の支払管理サーバ100と、店舗端末300と、スタッフ端末400とによる入金情報生成処理の各動作の関連状態の例を示すフローチャートである。
ステップS121の処理として、スタッフ端末400では、スタッフ30が支払会社20で勤務した後、スタッフ30により勤務情報(勤務店舗、勤務日、勤務開始時刻、勤務終了時刻)が入力され、支払管理サーバ100へ送信される。
図11は、図2のスタッフ端末400に表示される勤務情報入力画面の例を示す模式図である。スタッフ端末400の操作により支払管理システム1にログインし、勤務情報入力を選択すると、スタッフ端末400のWebブラウザには、例えば、図11に示すように、勤務店舗入力欄A1と、勤務日入力欄A2と、勤務時間入力欄A3と、送信ボタンB5と、戻るボタンB6とが設けられた勤務情報入力画面が表示される。この勤務情報入力画面に勤務店舗、勤務日、及び勤務時間が入力され、送信ボタンB5が押下されると、入力された勤務情報が支払管理サーバ100へ送信される。また、戻るボタンB6が押下されると画面遷移前の状態に戻る。
また、ステップS121の処理として、スタッフ端末400では、スタッフ30が即時振込を希望するか、希望する場合に給与全額の支払いを受け取るか、または指定金額の支払いを受け取るかのいずれかを選択する支払情報の意思表示が行われる。スタッフ端末400の操作により支払情報が入力され、支払管理サーバ100へ送信される。
図12は、図2のスタッフ端末400に表示される支払情報入力画面の例を示す模式図である。図11に示す勤務情報入力画面の入力後、画面遷移により、スタッフ端末400のWebブラウザには、例えば、図12に示すように、支払希望入力欄C1と、金額入力欄A4と、送信ボタンB7と、戻るボタンB8とが設けられた支払情報入力画面が表示される。この支払情報入力画面で支払希望入力欄C1のいずれかが選択され、指定金額の受け取りを希望する場合には指定金額が金額入力欄A4に入力され、送信ボタンB7が押下されると、入力された支払情報が支払管理サーバ100へ送信される。また、戻るボタンB8が押下されると画面遷移前の状態に戻る。
ステップS122の処理として、ステップS121で送信された勤務情報が支払管理サーバ100の通信部110を介して受け付けられると、支払管理サーバ100の勤務情報受付部132では、勤務情報が受け付けられ、勤務情報DB123に勤務した時間として登録される。
ステップS123の処理として、店舗端末300では、スタッフ30が入力した勤務情報に対して、支払会社20によりその勤務情報を承認する旨が入力され、承認情報が支払管理サーバ100へ送信される。
図13は、図2の店舗端末300に表示される勤務承認入力画面の例を示す模式図である。店舗端末300の操作により支払管理システム1にログインし、勤務承認入力を選択すると、店舗端末300のWebブラウザには、例えば、図13に示すように、承認要求通知T3と、承認ボタンB7と、不承認ボタンB8とが設けられた勤務承認入力画面が表示される。この勤務承認入力画面で承認ボタンB7が押下されると、入力された承認情報が支払管理サーバ100へ送信される。また、戻るボタンB8が押下されると画面遷移前の状態に戻る。
ステップS124の処理として、ステップS123で送信された承認情報が支払管理サーバ100の通信部110を介して受け付けられると、支払管理サーバ100の承認受付部133では、承認情報が受け付けられ、勤務情報DB123に承認済み勤務情報として登録される。なお、前述のように支払会社20が承認した状態で勤務情報が送信される場合は、ステップS123〜ステップS124の処理は行われない。
ステップS125の処理として、支払管理サーバ100の最大金額算出部134では、支払可能な金額の最大金額、例えばスタッフ30の勤務に対する給与金額が算出される。また、過去の勤務に対する未払い分の給与金額の残額がある場合は加算される。
ステップS126の処理として、支払管理サーバ100の入金情報生成部135では、ステップS121においてスタッフ30が給与全額または指定金額の即時振込を希望する意思表示が入力された場合、管理会社10の金融機関口座からスタッフ30への支払相当額の貸出を、支払会社20の金融機関口座へ振込を行うための振込情報が生成される。
ステップS127の処理として、支払管理サーバ100の入金情報生成部135では、前述同様にステップS121において即時振込の意思表示が入力された場合、支払会社20の金融機関口座からスタッフ30の金融機関口座へ資金移動を行うための振込情報が生成される。
次に、図14を参照しながら、支払管理システム1が実行する支払管理方法の一部である振込処理の流れの一例について説明する。図14は、図2の支払管理サーバ100と、金融機関サーバ200とによる振込処理の各動作の関連状態の例を示すフローチャートである。
ステップS131の処理として、ステップS126及びステップS126にて、貸出及び資金移動を行うための振込情報がそれぞれ生成されると、支払管理サーバ100の入金情報送信部136では、通信部110を介して金融機関サーバ200へ送信される。
ステップS132の処理として、金融機関サーバ200では、ステップS131で送信された振込情報が通信部210を介して受け付けられる。
ステップS133の処理として、金融機関サーバ200の振込部231では、管理会社10の金融機関口座から支払会社20の金融機関口座への、スタッフ30による給与金額または指定金額の振込処理が行われる。この振込処理は、金融機関サーバ200の金融機関口座間の振込処理である。
ステップS134の処理として、金融機関サーバ200の振込部231では、支払会社20の金融機関口座からスタッフ30の金融機関口座への、スタッフ30による給与金額または指定金額の振込処理が行われる。この振込処理は、金融機関サーバ200の金融機関口座から他の金融機関の金融機関口座への振込処理であるため、例えば全銀協制定フォーマットに従う振込情報を作成し、外部サーバに送信される。これにより、スタッフ30への給与または希望金額の振込による支払いを迅速に行うことが出来る。
ステップS135の処理として、金融機関サーバ200の振込部231では、振込処理が完了した旨の通知が通信部210を介して支払管理サーバ100へ送信される。
ステップS136の処理として、支払管理サーバ100では、ステップS135で金融機関サーバ200によって送信された振込完了通知が通信部110を介して受信される。
次に、図15を参照しながら、支払管理システム1が実行する支払管理方法の一部である精算処理の流れの一例について説明する。図15は、図2の支払管理サーバ100と、店舗端末300とによる精算処理の各動作の関連状態の例を示すフローチャートである。
ステップS141の処理として、支払管理サーバ100の精算情報生成部137では、管理会社10から支払会社20へ貸出された貸出金に対して、回収するための資金請求情報が生成される。この処理は、管理会社10から支払会社20への貸出の一定期間経過後(例えば、当月の締日経過後)に行われる。
ステップS142の処理として、支払管理サーバ100の精算情報送信部138では、ステップS141で生成された資金請求情報が店舗端末300へ送信される。前述のように、貸金請求が請求書の発行及び郵送等により行われる場合、この処理は行われない。
ステップS143の処理として、ステップS142で送信された資金請求情報が店舗端末300で受け付けられる。この後、金融機関サーバ200の振込処理等により清算が行われる。
以上のように、本実施形態に係る支払管理システムは、スタッフの住所及び勤務可能時間と、支払会社の住所及び就業可能時間とがマッチングされ、支払会社で勤務可能なスタッフが抽出される。双方にマッチングされた旨が通知され、双方の勤務可能応答及び就業可能応答を受けて支払会社におけるスタッフの勤務が決定される。これにより、支払会社とスタッフとの間のマッチング処理を迅速に行うことが可能になり、支払会社におけるスタッフの勤務を迅速に決定することが可能になる。
また、スタッフが勤務終了後に給与の全額または指定した金額の即時振込を希望する意思表示をした場合、スタッフへの支払相当額を管理会社から支払会社へ貸出を行うための振込情報が生成され、支払会社からスタッフへの資金移動を行うための振込情報が生成され、金融機関サーバにて振込処理が行われる。これにより、あまり現金を保有していない支払会社であってもスタッフへ直接給与を迅速に支払うことが可能になる。また、給与の全額は必要ないが一部金額のみ必要な場合であっても、スタッフの意思表示に基づいて支払を柔軟かつ迅速に行うことが可能になる。
(実施形態2)
図16は、本開示の実施形態2に係る支払管理システム1における、支払管理サーバ100のスタッフ情報DB121に格納されるスタッフの属性情報の例を示す模式図である。この支払管理システム1は、支払会社20とスタッフ30との間で雇用のマッチングを行い、スタッフ30に対して給与を金融機関への振込で支払うシステムである点において実施形態1と同様であるが、図16に示すようなスタッフ情報DB121を備えている点において、実施形態1と異なる。
スタッフ情報DB121には、図16に示すスタッフ情報DB121の列名に対応して、スタッフID、氏名、住所1、住所2、勤務可能時間として年月日、開始時刻、終了時刻の属性情報が含まれる。スタッフID、氏名、勤務可能時間については、図5に示すスタッフ情報DB121と同様の情報であり、図5に示す金融機関情報も格納されているが図示を省略する。住所1は、スタッフ30の住所であり、図5に示す住所と同様の情報である。住所2は、スタッフ30の移動先の住所であり、例えば、スタッフ30が学生である場合の通学先の住所や、スタッフ30が自己の住所地以外で勤務を希望する場合の移動先住所情報である。この住所2は、例えば通学先の学校付近で短時間勤務する場合や、複数個所で勤務を希望する場合に対応するために設けられており、マッチング部131は、スタッフ30の住所1または住所2と、勤務可能時間とに基づいてマッチングを行う。この場合、住所1における勤務可能時間と、住所2における勤務可能時間とを登録することが可能である。なお、本実施形態では住所1及び住所2を設けたが、3つ以上の住所を登録可能にしても良い。その他の構成及び処理の流れについては、実施形態1と同様である。
本実施形態によれば、上記実施形態1の効果に加え、スタッフ情報DBに複数の住所を登録可能に構成したことにより、例えば通学先の学校付近で短時間勤務する場合や、複数個所で勤務を希望する場合等、より柔軟に支払会社とスタッフとのマッチングを行うことが可能になる。
(実施形態3)
図17は、本開示の実施形態3に係る支払管理システム1Aを示すブロック構成図である。この支払管理システム1Aは、支払会社20とスタッフ30との間で雇用のマッチングを行い、スタッフ30に対して給与を支払うシステムである点において実施形態1と同様であるが、実施形態1における支払管理サーバ100とは異なる支払管理サーバ100Aを備え、金融機関サーバ200を備えていない点において、実施形態1と異なる。
図18は、図17の支払管理サーバ100Aを示す機能ブロック構成図である。この支払管理サーバ100Aは、支払会社20からスタッフ30への給与または一時金の支払い(資金移動)を管理する点において実施形態1と同様であるが、記憶部120にアカウントDB125を備え、制御部130に入金情報送信部136及び精算情報送信部138を備えていない点において、実施形態1と異なる。
本実施形態では、スタッフ30の給与を金融機関口座への振込で支払う代わりに、支払管理サーバ100A内で管理されている、ユーザ間でポイントを移動可能なWebポイントサービスのポイントで支払う場合について説明する。このポイントは、例えば電子マネーや、各種決済に使用可能なWebポイントサービスのポイントであり、ポイント移動により決済等を行うことで現金の代わりに使用可能なものであり、現金として払出を行うことも可能なものである。アカウントDB125には、管理会社10、支払会社20、及びスタッフ30がユーザアカウントとして登録されており、ユーザ間の決済(貸出、資金移動)は支払管理サーバ100A内で完了するため、金融機関サーバ200を備える必要はなく、金融機関サーバ200へ送信するための機能を有する入金情報送信部136及び精算情報送信部138も備えていない。
図19は、図18のアカウント情報DB125に格納されるアカウント情報の例を示す模式図である。アカウント情報DB125には、図19に示すアカウント情報DB125の列名に対応して、アカウントID、氏名/店舗名、入出金明細として年月日、摘要、金額、残高の情報が含まれる。なお、これ以外に、例えば対応するスタッフ情報DB121のスタッフIDや店舗情報DB122の店舗ID等を格納することも可能であるが、図示を省略する。
アカウントIDは、管理会社10、支払会社20、及びスタッフ30のアカウントを一意に特定するための識別情報であり、図19に示す例では、「201」、「202」が格納されている。氏名/店舗名は、スタッフ30の氏名または支払会社20の名称である。入出金明細は、入出金や貸出、払出を行った日付、金額及び残高を示す情報が格納されている。その他の構成については、実施形態1と同様である。
処理の流れとして、図20を参照しながら、支払管理システム1Aが実行する支払処理の流れの一例について、実施形態1と異なる点について説明する。実施形態1におけるステップS101〜ステップS112、ステップS121〜ステップS127、ステップS141〜ステップS143の処理は同様であるため、実施形態1におけるステップS131〜ステップS136に代えて行われる処理について説明する。図20は、図17の支払管理サーバ100Aによる支払処理の動作の例を示すフローチャートである。
ステップS151の処理として、支払管理サーバ100Aの入金情報生成部135では、管理会社10のアカウントから支払会社20のアカウントへの、スタッフ30による給与金額または指定金額の貸出処理が行われる。
ステップS152の処理として、支払管理サーバ100Aの入金情報生成部135では、支払会社20のアカウントからスタッフ30のアカウントへの、スタッフ30による給与金額または指定金額の資金移動処理が行われる。これにより、スタッフ30への給与または希望金額の支払いを迅速に行うことが出来る。
本実施形態によれば、上記実施形態1及び2の効果に加え、管理会社、支払会社、及びスタッフのアカウントを管理するアカウントDBを備えたことにより、支払管理サーバ100A内の処理だけでスタッフへの給与または希望金額の支払いを行うことが出来る。これにより、スタッフの意思表示に基づいて支払をより迅速に行うことが可能になる。
以上、開示に係る実施形態について説明したが、これらはその他の様々な形態で実施することが可能であり、種々の省略、置換および変更を行なって実施することが出来る。これらの実施形態および変形例ならびに省略、置換および変更を行なったものは、特許請求の範囲の技術的範囲とその均等の範囲に含まれる。
1,1A 支払管理システム、10 管理会社、20 支払会社、30 スタッフ、100,100A 支払管理サーバ、110 通信部、120 記憶部、121 スタッフ情報DB、122 店舗情報DB、123 勤務情報DB、124 支払情報DB、125 アカウントDB、130 制御部、131 マッチング部、132 勤務情報受付部、133 承認受付部、134 最大金額算出部、135 入金情報生成部、136 入金情報送信部、137 精算情報生成部、138 精算情報送信部、200 金融機関サーバ、300 店舗端末、400 スタッフ端末、NW ネットワーク

Claims (13)

  1. 管理会社に登録されているスタッフへの支払いを管理する支払管理サーバであって、
    前記スタッフが有するアカウントを含む属性情報を記憶するスタッフ情報記憶部と、
    前記スタッフの勤務に対して支払いを行う支払会社が有するアカウントを含む属性情報を記憶する会社情報記憶部と、
    前記支払会社における前記スタッフの勤務情報を受け付ける勤務情報受付部と、
    前記勤務情報に基づき、前記スタッフが受け取れる最大金額を算出する最大金額算出部と、
    前記最大金額を限度とする前記スタッフの希望金額を前記管理会社から前記支払会社への貸出を行うために前記支払会社が有するアカウントへ入金する貸出情報を生成し、前記希望金額を前記スタッフへ資金移動するために前記支払会社が有するアカウントから前記スタッフが有するアカウントへ入金する移動情報を生成する入金情報生成部と、
    前記貸出の金額に基づき、前記支払会社への資金請求情報を生成する精算情報生成部と、を備える支払管理サーバ。
  2. 前記スタッフが有するアカウントは、前記スタッフが有する金融機関口座であり、
    前記支払会社が有するアカウントは、前記支払会社が有する金融機関口座であり、
    前記入金情報生成部は、前記貸出を前記支払会社が有する金融機関口座へ入金する貸出情報を生成し、前記希望金額を前記支払会社が有する金融機関口座から前記スタッフが有する金融機関口座へ入金する移動情報を生成する、請求項1に記載の支払管理サーバ。
  3. 前記スタッフが有するアカウントは、ユーザ間でポイントを移動可能なWebポイントサービスにおける前記スタッフのユーザアカウントであり、
    前記支払会社が有するアカウントは、前記Webポイントサービスにおける前記支払会社のユーザアカウントであり、
    前記入金情報生成部は、前記貸出を行うために前記支払会社が有するユーザアカウントへポイント移動する貸出情報を生成し、前記希望金額を前記支払会社が有するユーザアカウントから前記スタッフが有するユーザアカウントへポイント移動する移動情報を生成する、請求項1に記載の支払管理サーバ。
  4. 前記最大金額算出部は、前記スタッフの勤務に対する給与金額を前記最大金額とする、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の支払管理サーバ。
  5. 前記勤務情報に対する、前記支払会社または前記スタッフの承認を受け付ける承認受付部を備え、
    前記最大金額算出部は、承認済の前記勤務情報に基づき前記最大金額を算出する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の支払管理サーバ。
  6. 前記資金請求情報を前記支払会社へ送信する精算情報送信部を備える、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の支払管理サーバ。
  7. 前記スタッフ情報記憶部は、前記スタッフの住所情報及び勤務可能時間情報を含む属性情報を記憶し、
    前記会社情報記憶部は、前記支払会社の住所情報及び就業可能時間情報を含む属性情報を記憶し、
    前記スタッフの住所情報及び勤務可能時間と、前記支払会社の住所情報及び就業可能時間情報と、に基づき、前記支払会社で勤務可能な前記スタッフを抽出するマッチング部を備える、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の支払管理サーバ。
  8. 前記マッチング部は、抽出された前記スタッフの連絡先に対して前記支払会社での勤務可否の問い合わせを送信し、そのスタッフの前記支払会社での勤務を決定する、請求項7に記載の支払管理サーバ。
  9. 前記マッチング部は、抽出された前記スタッフの連絡先に対して前記支払会社での勤務可否の問い合わせを送信し、前記スタッフから勤務可能の応答を受信するとそのスタッフの前記支払会社での勤務を決定し、前記スタッフから勤務不可能の応答を受信すると他の前記スタッフを抽出する、請求項7に記載の支払管理サーバ。
  10. 前記スタッフ情報記憶部は、前記スタッフの移動先住所情報を含む属性情報を記憶し、
    前記マッチング部は、前記スタッフの移動先住所情報及び勤務可能時間と、前記支払会社の住所情報及び就業可能時間情報と、に基づき、前記支払会社で勤務可能な前記スタッフを抽出する、請求項7から請求項9のいずれか1項に記載の支払管理サーバ。
  11. 管理会社に登録されているスタッフへの支払いを管理する支払管理サーバと、前記スタッフの勤務に対して支払いを行う支払会社が金融機関口座を有し、前記支払会社からの支払いを前記スタッフが有する金融機関口座へ振り込む金融機関サーバと、を備える支払管理システムであって、
    前記支払管理サーバは、
    前記スタッフが有する金融機関口座の口座情報を含む属性情報を記憶するスタッフ情報記憶部と、
    前記支払会社が有する金融機関口座の口座情報を含む属性情報を記憶する会社情報記憶部と、
    前記支払会社における前記スタッフの勤務情報を受け付ける勤務情報受付部と、
    前記勤務情報に基づき、前記スタッフが受け取れる最大金額を算出する最大金額算出部と、
    前記最大金額を限度とする前記スタッフの希望金額を前記管理会社から前記支払会社への貸出を行うために前記支払会社が有する金融機関口座へ入金する貸出情報を生成し、前記希望金額を前記スタッフへ資金移動するために前記支払会社が有する金融機関口座から前記スタッフが有する金融機関口座へ入金する移動情報を生成する入金情報生成部と、
    前記貸出情報及び前記移動情報を前記金融機関サーバへ送信する入金情報送信部と、
    前記貸出の金額に基づき、前記支払会社への資金請求情報を生成する精算情報生成部と、を備え、
    前記金融機関サーバは、
    前記貸出情報及び前記移動情報を受信すると、前記貸出の金額を前記支払会社が有する金融機関口座へ入金し、前記支払会社が有する金融機関口座から前記スタッフが有する金融機関口座へ前記希望金額の振込を行う振込部を備える、支払管理システム。
  12. 管理会社に登録されているスタッフへの支払いを管理する支払管理方法であって、
    勤務情報受付部が行う、前記スタッフの勤務に対して支払いを行う支払会社における前記スタッフの勤務情報を受け付ける勤務情報受付ステップと、
    最大金額算出部が行う、前記勤務情報に基づき、前記スタッフが受け取れる最大金額を算出する最大金額算出ステップと、
    入金情報生成部が行う、前記最大金額を限度とする前記スタッフの希望金額を前記管理会社から前記支払会社への貸出を行うために前記支払会社が有するアカウントへ入金する貸出情報を生成し、前記希望金額を前記スタッフへ資金移動するために前記支払会社が有するアカウントから前記スタッフが有するアカウントへ入金する移動情報を生成する入金情報生成ステップと、
    精算情報生成部が行う、前記貸出の金額に基づき、前記支払会社への資金請求情報を生成する精算情報生成ステップと、を備える支払管理方法。
  13. 管理会社に登録されているスタッフへの支払いを管理する支払管理プログラムであって、
    前記スタッフの勤務に対して支払いを行う支払会社における前記スタッフの勤務情報を受け付ける勤務情報受付ステップと、
    前記勤務情報に基づき、前記スタッフが受け取れる最大金額を算出する最大金額算出ステップと、
    前記最大金額を限度とする前記スタッフの希望金額を前記管理会社から前記支払会社への貸出を行うために前記支払会社が有するアカウントへ入金する貸出情報を生成し、前記希望金額を前記スタッフへ資金移動するために前記支払会社が有するアカウントから前記スタッフが有するアカウントへ入金する移動情報を生成する入金情報生成ステップと、
    前記貸出の金額に基づき、前記支払会社への資金請求情報を生成する精算情報生成ステップと、を電子計算機に実行させる、支払管理プログラム。

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