JP2003016237A - 給与支払システム - Google Patents

給与支払システム

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JP2003016237A JP2001198209A JP2001198209A JP2003016237A JP 2003016237 A JP2003016237 A JP 2003016237A JP 2001198209 A JP2001198209 A JP 2001198209A JP 2001198209 A JP2001198209 A JP 2001198209A JP 2003016237 A JP2003016237 A JP 2003016237A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】人材派遣会社の資金調達の苦労を緩和すると共
に、従来全くない新たなサービスを提供する給与支払シ
ステムを提供すること 【解決手段】本発明にかかる本発明にかかる給与支払シ
ステムは、派遣先において作業を行なう派遣スタッフに
対する給与支払いを行なう給与支払システムである。そ
して、派遣先において行なわれる作業を識別する作業情
報と、当該作業に引き当てられた派遣スタッフを識別す
る派遣スタッフ情報と、当該作業に関して派遣スタッフ
に支払われる給与情報と、派遣先の端末によって入力さ
れた派遣スタッフの作業が完了したことを示す作業完了
情報とを関連付けて記憶する記憶手段を有する。さら
に、当該派遣スタッフより給与の早期入金の要求があっ
た場合には、前記記憶手段を検索し、当該派遣スタッフ
に関する情報を取得し、給与の早期入金の処理を行なう
給与支払手段とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、企業等に対して派
遣されたスタッフに対する給与の支払システムに関する
ものである。特に、軽作業等のために短期派遣されたス
タッフに対する給与の支払システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】正社員雇用の減少やライフスタイルの変
化に伴って、パートやアルバイトの層が増加している。
これに伴って、人材を必要とする企業に対して、軽作業
を中心に必要なパートやアルバイトを派遣する人材派遣
業が広く営まれるようになった。
【0003】ここで、人材派遣業を営む人材派遣会社
は、一般に、1ヶ月以内のパートやアルバイトとして派
遣するスタッフに対する給与を、派遣先の企業から当該
派遣に対する対価を受け取る前に、支払っている。それ
故、当該人材派遣会社は、恒常的にスタッフに対する給
与支払分の現金(キャッシュ)を大量に保有する必要が
ある。従来より、人材派遣会社は、例えば半月サイトの
短期運転資金の調達を銀行借入によって対応していた。
【0004】しかしながら、従来は、事務処理の都合か
ら派遣先企業から作業完了報告を受け、資金が振り込ま
れるまでの間、人材派遣会社は、スタッフに対する給与
を立て替え払いすることになるため、恒常的に短期の運
転資金の調達が必要となる上、急激な受注増の際には特
に資金の調達に苦労している。
【0005】他方、派遣スタッフに対する給与の支払い
を遅らせることは、現実的に短期の人材派遣業を営むこ
とが困難になるだけではなく、優秀な人材を確保すると
いう観点からもマイナス要素となり、人材派遣会社とし
ての競争力を低下せしめることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、派遣ス
タッフに対する給与の支払については、人材派遣会社に
おいて資金の調達に苦労が伴うという問題があった。
【0007】よって、本発明は、人材派遣会社の資金調
達の苦労を軽減すると共に、従来全くない新たなサービ
スを提供する給与支払システムを提供することを目的と
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる給与支払
システムは、派遣先において作業を行なう派遣スタッフ
に対する給与支払いを行なう給与支払システムであっ
て、派遣先において行なわれる作業を識別する作業情報
と、当該作業に引き当てられた派遣スタッフを識別する
派遣スタッフ情報と、当該作業に関して派遣スタッフに
支払われる給与情報と、派遣先の端末によって入力され
た派遣スタッフの作業が完了したことを示す作業完了情
報とを関連付けて記憶する記憶手段と、当該派遣スタッ
フより給与の早期入金の要求があった場合には、前記記
憶手段を検索し、当該派遣スタッフに関する情報を取得
し、給与の早期入金の処理を行なう給与支払手段とを備
えたものである。
【0009】ここで、前記派遣スタッフからの給与の早
期入金の要求は、通信網を介して当該派遣スタッフの端
末から要求情報を送信することにより実行することが望
ましい。
【0010】また、他の給与支払システムは、派遣先に
おいて作業を行なう派遣スタッフに対する給与支払いを
行なう給与支払システムであって、当該給与支払システ
ムは、少なくとも可搬情報媒体と、自動窓口機と、シス
テムサーバを備え、前記可搬情報媒体は、派遣先の端末
より入力された作業完了情報を格納する手段を有し、前
記自動窓口機は、前記可搬情報媒体より作業完了情報を
読み取り、通信網を介して前記システムサーバに当該作
業完了情報を送信する手段を有し、前記システムサーバ
は、前記作業完了情報を受信し、当該作業完了情報に基
づいて、当該作業を行なった派遣スタッフに対する給与
支払処理を実行する手段を有するものである。
【0011】ここで、前記自動窓口機は、派遣スタッフ
によって入力された給与の早期入金要求を受け付ける手
段を備えるようにしてもよい。
【0012】また、前記自動窓口機は、読み取った複数
の作業完了情報を表示する表示手段と、複数の作業完了
情報から派遣スタッフによって選択された作業に関する
情報を入力する入力手段とを備えるようにしてもよい。
【0013】他の給与支払システムは、派遣先において
作業を行なう派遣スタッフに対する給与支払いを行なう
給与支払システムであって、当該給与支払システムは、
少なくとも可搬情報媒体と、当該可搬情報媒体の情報読
み取る端末と、システムサーバを備え、前記可搬情報媒
体は、派遣先の端末より入力された作業完了情報を格納
する手段を有し、前記端末は、前記可搬情報媒体より作
業完了情報を読み取り、通信網を介して前記システムサ
ーバに当該作業完了情報を送信する手段を有し、前記シ
ステムサーバは、前記作業完了情報を受信し、当該作業
完了情報に基づいて、当該作業を行なった派遣スタッフ
に対する給与支払処理を実行する手段を有するものであ
る。
【0014】ここで、端末は、給与を電子マネーによっ
て早期入金を行なう要求を受け付ける手段と、当該要求
に基づき電子マネーによる早期入金要求を前記システム
サーバに送信する手段とを有し、前記システムサーバ
は、当該電子マネーによる早期入金要求を受信し、電子
マネーにより給与支払処理を実行する手段とを有するよ
うにしてもよい。
【0015】さらに、前記システムサーバは、電子マネ
ーを前記端末に対して送信する手段を備え、前記端末
は、当該システムサーバより送信された電子マネーを受
信する手段と、受信した電子マネーを前記可搬情報媒体
に格納する手段とを備えるようにしてもよい。
【0016】他の給与支払システムは、派遣先において
作業を行なう派遣スタッフに対する給与支払いを行なう
給与支払システムであって、当該給与支払システムは、
派遣先の端末と、システムサーバを備え、前記派遣先の
端末は、作業完了情報を通信網を介してシステムサーバ
に送信し、前記システムサーバは、前記作業完了情報を
受信し、当該作業完了情報に基づいて、当該作業を行な
った派遣スタッフに対する給与支払処理を実行する手段
を有するものである。
【0017】尚、早期給与支払要求に対する給与支払処
理において、早期給与支払に伴う割引き額を計算する手
段を備え、当該割引き後の給与を支払処理するようにし
てもよい。
【0018】他方、本発明にかかる給与支払処理方法
は、派遣先において作業を行なう派遣スタッフに対する
給与支払いを行なう給与支払処理方法であって、派遣先
において行なわれる作業を識別する作業情報と、当該作
業に引き当てられた派遣スタッフを識別する派遣スタッ
フ情報と、当該作業に関して派遣スタッフに支払われる
給与情報と、派遣先の端末によって入力された派遣スタ
ッフの作業が完了したことを示す作業完了情報とを関連
付けて記憶するステップと、当該派遣スタッフより給与
の早期入金の要求があった場合には、当該派遣スタッフ
に関する情報を取得し、給与の早期入金の処理を行なう
ステップとを備えたものである。
【0019】他の給与支払処理方法は、派遣先において
作業を行なう派遣スタッフに対する給与支払いを行なう
給与支払処理方法であって、派遣先の端末より入力され
た作業完了情報を可搬情報媒体に格納するステップと、
自動窓口機によって可搬情報媒体から作業完了情報を読
み取り、通信網を介して前記システムサーバに当該作業
完了情報を送信するステップと、前記システムサーバに
よって、前記作業完了情報を受信し、当該作業完了情報
に基づいて、当該作業を行なった派遣スタッフに対する
給与支払処理を実行するステップとを備えたものであ
る。
【0020】また、派遣先において作業を行なう派遣ス
タッフに対する給与支払いを行なう給与支払処理方法で
あって、可搬情報媒体に派遣先の端末より入力された作
業完了情報を格納するステップと、端末によって前記可
搬情報媒体より作業完了情報を読み取り、通信網を介し
て前記システムサーバに当該作業完了情報を送信するス
テップと、システムサーバによって、前記作業完了情報
を受信し、当該作業完了情報に基づいて、当該作業を行
なった派遣スタッフに対する給与支払処理を実行するス
テップを有するものとしてもよい。
【0021】さらに、派遣先において作業を行なう派遣
スタッフに対する給与支払いを行なう給与支払処理方法
であって、派遣先の端末より作業完了情報を通信網を介
してシステムサーバに送信するステップと、システムサ
ーバによって、前記作業完了情報を受信し、当該作業完
了情報に基づいて、当該作業を行なった派遣スタッフに
対する給与支払処理を実行するステップを有するように
してもよい。
【0022】
【発明の実施の形態】まず、本発明にかかる給与支払シ
ステムの基本的な仕組みについて説明する。本発明は、
特に1日、数週間、数ヶ月といった比較的短期の労働を
提供するスタッフを派遣する人材派遣会社のための給与
システムである。そして、このような派遣スタッフに対
する給与の支払いに関して売掛債権(労働債権)が確定
した時点で、例えば銀行等の金融機関が当該売掛債権を
買取り、その買取対価として給与相当額を派遣スタッフ
に支払うというものである。ここで、売掛債権は、派遣
先企業において労働が予め予定された通りに提供された
ことが認証されて確定する。その一方で、人材派遣会社
はこのサービスの対価として手数料を当該金融機関に対
して支払う。又は、派遣スタッフが本来得るべき給与額
より一定額割り引かれた割引給与額を受け取ることによ
って、派遣スタッフ自身が当該サービスの対価を負担す
る。本発明にかかる給与支払システムでは、このような
新規な構成と、情報処理、通信ネットワーク及びICカ
ード等の記憶媒体の技術とが不可分一体に融合され構成
されている。
【0023】図1は、本発明にかかる給与支払システム
のシステム構成図である。この給与支払システムは、主
としてシステムサーバ1及びデータベース2によって構
成され、さらに当該システムサーバ1の端末3、派遣先
企業の端末4、派遣スタッフの端末5、ICカードリー
ダライタ61、62、63、ICカード7、銀行システ
ム8、ATM9及び通信網10によって構成されてい
る。
【0024】システムサーバ1は、専用コンピュータ、
汎用コンピュータ等によって構成され、制御部11、ウ
ェブエンジン12、スタッフ登録処理部13、派遣情報
処理部14、給与支払処理部15によって構成されてい
る。また、図1には図示していないが、通信網10を介
して各端末と通信するための通信制御手段、インターフ
ェースを備えている。この例では、システムサーバ1
は、単一の構成として描かれているが、これに限らず、
複数のコンピュータ等によって構成されていてもよい。
その場合、スタッフ登録処理部13及び派遣情報処理部
14を、派遣会社が管理するコンピュータ等に、給与支
払処理部15を金融機関が管理するコンピュータ等に設
けるようにしてもよい。
【0025】制御部11は、CPU(中央制御装置)、
ROM、RAMによって構成されている。当該制御部1
1は、メモリ、ハードディスク等の記憶手段に格納され
た制御プログラムに基づいて、スタッフ登録処理部1
3、派遣情報処理部14、給与支払処理部15等の各種
機能を実現するため処理を実行する。
【0026】ウェブエンジン12は、派遣先企業の端末
4や派遣スタッフの端末5に対して通信網10を介して
ウェブ(WEB)ページを表示させるためのHTMLデ
ータやXMLデータ等の表示データを送信する機能を備
えている。
【0027】当該給与支払システムを通じてスタッフと
して派遣先企業に対して派遣されるためには、まず、派
遣スタッフとして登録する必要がある。スタッフ登録処
理部13は、スタッフの登録処理を実行する機能を備え
ている。また、図示していないが、システムサーバ1
は、スタッフの派遣を希望する企業の登録処理を実行す
る処理部も備えている。
【0028】派遣情報処理部14は、派遣先企業がスタ
ッフの派遣を希望する作業に関して、スタッフを引き当
てる処理を基本的な機能とし、さらに引き当てたスタッ
フの、派遣先企業に出入りするための入退出情報、派遣
先企業における勤怠情報や作業履歴情報を登録する機能
も備えている。
【0029】給与支払処理部15は、派遣スタッフが給
与の早期入金を要求するような場合に、早期入金を実現
するための各種処理を実行する。
【0030】データベース2は、システムサーバ1と接
続され、スタッフ情報記憶部21、派遣情報記憶部22
及び労働債権情報記憶部23を備えている。これらの各
記憶部21、22、23に記憶された情報については、
後に説明する。
【0031】システムサーバ1の端末3は、システムサ
ーバ1をオペレータが操作するために特に設けられた端
末であり、汎用コンピュータ、専用コンピュータ等によ
り構成されている。当該端末3は、CPU等の制御部、
ハードディスク、ROM等の記憶部、液晶ディスプレ
イ、CRT等の表示部、キーボード、マウス等の入力部
を備えている。当該端末3はICカードリーダライタ6
1を制御し、当該ICカードリーダライタ61を介して
ICカード7に所定情報を書き込み、また読み出す処理
を実行する処理プログラムがインストールされている。
【0032】派遣先企業の端末4は、派遣先企業に備え
付けられた端末であり、汎用コンピュータ、専用コンピ
ュータ等により構成されている。当該端末4は、CPU
等の制御部、ハードディスク、ROM等の記憶部、液晶
ディスプレイ、CRT等の表示部、キーボード、マウス
等の入力部を備えている。また、当該端末4は、システ
ムサーバ1より送信されたウェブデータを表示部に表示
させるためのデータに変換するブラウザプログラム及び
電子メールソフトがインストールされている。さらに、
当該端末4はICカードリーダライタ62を制御し、当
該ICカードリーダライタ62を介してICカード7に
所定情報を書き込み、また読み出す処理を実行する処理
プログラムもインストールされている。
【0033】派遣スタッフの端末5は、派遣スタッフの
使用する端末であり、汎用コンピュータ、専用コンピュ
ータ等により構成されている。この端末5は、携帯端
末、インターネット接続機能付きの携帯電話や固定電話
であってもよい。当該端末5は、例えば、CPU等の制
御部、ハードディスク、ROM等の記憶部、液晶ディス
プレイ、CRT等の表示部、キーボード、マウス等の入
力部を備えている。また、当該端末5は、システムサー
バ1より送信されたウェブデータを表示部に表示させる
ためのデータに変換するブラウザプログラムがインスト
ールされている。さらに、当該端末5は、ICカードリ
ーダライタ63を制御し、当該ICカードリーダライタ
63を介してICカード7に所定情報を書き込み、また
読み出す処理を実行する処理プログラムもインストール
されている。
【0034】ICカードリーダライタ61、62、63
は、端末3、4、5にインストールされた処理プログラ
ムと協働して、ICカード7に対し、所定の情報を書き
込む機能と、当該ICカード7より所定の情報を読み出
す機能を備えている。ICカードリーダライタ61は、
システムサーバ1の端末3と接続され、ICカードリー
ダライタ62は、派遣先企業の端末4と接続され、IC
カードリーダライタ63は、派遣スタッフの端末5と接
続されている。
【0035】ICカード7は、携帯が可能な可搬型情報
媒体の一例であって、データを格納する記憶手段と、当
該データの入出力を行う入出力手段とを備えている。好
ましい実施の形態によれば、当該ICカード7は、一般
的なキャッシュカードとしての機能も備えている。キャ
ッシュカードであれば、本人確認が完了しているため、
信頼性が高い。それ故、複数の人材派遣企業が介在する
本システムにおいても、個々の人材派遣企業が個別に本
人確認を行なう必要がなくなる。このキャッシュカード
には、銀行コード、口座番号、口座名義人等の銀行情報
がメモリ中に格納されるとともに、カード表面にもこれ
らの情報が記載されているため、本人確認がさらに容易
となる。さらには、社員証、勤怠管理カード、入退出許
可カード等としての機能を備えていてもよい。このIC
カード7の当該記憶手段は、例えば、RAM、ROM等
のメモリにより構成されている。入出力手段は、例え
ば、入出力回路を有するICチップと、入出力端子を備
えている。この入出力手段は、さらに無線通信機能を備
えていてもよい。この場合、当該ICカード7は非接触
カードとして機能する。当該ICカード7は、基本的に
個々の派遣スタッフに対して配布される。上述のよう
に、ICカードリーダライタ6を用いてこのICカード
7の記憶手段に記憶されたデータを読み出すことがで
き、また当該記憶手段に対してデータを書き込むことが
できる。
【0036】銀行システム8は、一般の振込み機能、口
座管理機能等の各種機能を実現するためのシステムであ
る。例えば、特開2000−82101号公報の図1に
示されたシステム構成を有する。
【0037】ATM9は、自動窓口機であり、キャッシ
ュカードや通帳を用いて、口座からの引き出し、口座へ
の預け入れ、口座振込み、口座振替、残高照会、通帳記
帳等の一般的な機能を備えたものであり、タッチパネル
やキーボード等の入力手段によって必要情報を入力する
ことができる構成を備えている。但し、本発明の実施の
形態におけるATM9はこれら全ての機能を備える必要
はなく、一部の機能のみ実現するものでもよい。さら
に、本システムにかかるATM9は、派遣スタッフが、
ICカード7を挿入し、所定の操作を行うことによっ
て、予め指定した口座に給与が入金されるように指示す
ることができる。
【0038】通信網10は、インターネット、公衆網、
移動体通信網等の通信網である。
【0039】図2は、ICカード7に格納された情報を
示す図である。このICカード7には、少なくとも識別
情報、作業完了情報及び銀行情報が記憶されている。こ
の識別情報には、システムID、所属会社ID、所属支
店ID及びスタッフIDが含まれる。システムIDは、
当該人材派遣システムの適用を示す識別情報である。所
属会社IDは、当該スタッフが所属する派遣元企業を示
す識別情報である。所属支店IDは、当該スタッフが所
属する支店を示す識別情報であり、所属事業部の識別情
報としてもよい。スタッフIDは、スタッフが本システ
ムに登録した際に割り振られる、スタッフ毎に固有の識
別情報である。作業完了情報は、作業が完了し、労働債
権が確定したことを示す情報であり、当該派遣スタッフ
が派遣先企業において作業が完了した際に入力される。
当該作業完了情報には、作業ID及び作業完了フラグが
含まれる。作業IDは、当該派遣スタッフが行なった作
業を識別する識別情報である。作業完了フラグは、例え
ば、作業完了の場合は「1」、作業未完了の場合は
「0」の情報が格納される。口座情報は、当該スタッフ
の保有する口座の情報であり、銀行コード、口座番号、
口座名義人に関する情報が含まれる。これらの情報は、
通常のキャッシュカードに記憶された情報である。銀行
情報は、給与の振替先となる口座を特定する上で有用な
情報である。ICカード7には、図2に示される情報が
少なくとも格納されているが、他の情報がさらに格納さ
れることを妨げるものではない。
【0040】図3は、データベース2のスタッフ情報記
憶部21に格納されたデータを示す図である。図に示さ
れるように、当該スタッフ情報記憶部21には、派遣さ
れた企業における作業が完了し労働債権が確定したこと
を示す作業履歴情報、スタッフ自身を特定するための情
報、スタッフが求職を実行するために必要な情報、勤怠
情報、派遣先に出入りするための入退出情報、緊急の場
合に必要な情報、スタッフの口座を特定する情報、スタ
ッフの所属会社の口座を特定する情報が格納されてい
る。ここで、派遣された企業における作業が完了し労働
債権が確定したことを示す作業履歴情報は、図中の「作
業完了情報」が相当する。スタッフ自身を特定するため
の情報は、「識別情報」に加えて、「住所」、「電子メ
ールアドレス」、「電話番号」、「性別」、「生年月
日」等が含まれる。スタッフが求職を実行するために必
要な情報には、前述のスタッフ自身を特定するための情
報に加え、「希望作業場所」、「作業可能時間」、「希
望作業種類」、「資格」、「希望給与」、「作業履歴」
等が含まれる。勤怠情報には、「勤怠情報」が相当し、
例えば、出社時間及び退社時間が含まれる。入退出情報
には、「入退出情報」が相当し、例えば、派遣先の出入
り口に設けられたICカードリーダに差し込むことによ
ってドアを開かせるような情報が格納されている。緊急
の場合に必要な情報には、「血液型」、「緊急連絡先」
等が含まれる。
【0041】図4は、データベース2の派遣情報記憶部
22に格納されたデータを示す図である。図に示される
ように派遣情報記憶部22には、作業の内容を特定する
情報と、その作業に対して引き当てられたスタッフを特
定する情報と、作業が完了したかどうかを示す情報と、
派遣先会社の口座を特定する情報が格納されている。作
業の内容を特定する情報には、「作業ID」、「企業I
D」、「作業場所」、「作業時間」、「作業種類」、
「給与額」等の情報が含まれる。その作業に対して引き
当てられたスタッフを特定する情報は、「スタッフI
D」が相当する。また、作業が完了したかどうかを示す
情報は、「作業完了の有無」が相当する。さらに、派遣
先会社の口座を特定する情報は、「派遣先の口座番号」
が相当する。
【0042】図5は、データベース2の労働債権情報記
憶部23に格納されたデータを示す図である。図に示さ
れるように労働債権情報記憶部23には、給与支払の対
象となる作業を特定する情報、給与支払先となるスタッ
フを特定する情報、スタッフの口座を特定する情報、給
与額に関する情報、スタッフが給与入金を要求したか否
かを示す情報、給与の入金が完了したか否かを示す情
報、給与を支払うことになる企業情報、作業が完了した
か否かを示す情報及び入金要求がない場合の給与支払予
定日に関する情報が格納されている。給与支払の対象と
なる作業を特定する情報は、「作業ID」が相当する。
給与支払先となるスタッフを特定する情報は、「スタッ
フID」が相当する。スタッフの口座を特定する情報
は、「口座番号」が相当する。給与額に関する情報は、
「給与額」が相当する。スタッフが早期支払を要求した
か否かを示す情報は、「給与入金要求」が相当する。給
与の入金が完了したか否かを示す情報は、「入金完了」
が相当する。給与を支払うことになる企業情報は、「給
与支払企業ID」が相当する。作業が完了したか否かを
示す情報は、「作業完了情報」が相当する。入金要求が
ない場合の給与支払予定日に関する情報は、「給与支払
予定日情報」が相当する。
【0043】図6は、本発明にかかる給与支払システム
における処理フローを示すフローチャートである。図6
に示すフローチャートでは、派遣スタッフが、作業完了
情報が格納されたICカードをATMに差込み、所定の
操作を行うことによって給与を自己の口座に入金するこ
とができるフローについて説明している。このフローに
おいて用いられるICカード7はキャッシュカード機能
併用型のものである。
【0044】まず、派遣先企業において、作業完了情報
をICカード7に入力する(S601)。当該作業完了
情報には、作業を特定する作業ID及び給与額情報が含
まれる。具体的には、派遣スタッフは、自己のICカー
ド7を派遣先企業の端末4に接続されたICカードリー
ダライタ62に挿入する。そして、派遣先企業の従業員
等が当該端末4を操作し、ICカードリーダライタ62
によって、ICカード7に対して作業完了情報を書き込
む。
【0045】次に、派遣スタッフは、作業完了情報が格
納されたICカード7をATM9の所定の挿入口に挿入
し、給与入金指示を入力する(S602)。具体的に
は、まず、派遣スタッフが、ATM9の所定挿入口にI
Cカード7を挿入すると、ATM9は、ICカード7に
記憶された作業完了情報を読み出し、ATM9中の所定
の記憶手段に格納する。ATM9は、そのディスプレイ
上に本発明にかかる給与システムを用いて給与入金を行
うか否かを問うメッセージを表示するとともに、当該作
業完了情報に基づいて、完了した作業に関する情報を表
示する。派遣スタッフは、このメッセージに従って、給
与入金を行うことをタッチパネル等を用いて選択するこ
とによって給与入金指示を入力することができる。
【0046】図7に、ATM9の画面表示例を示す。図
に示されるように、給与を早期に入金することを希望す
る作業を選択することを促すメッセージが表示されてい
る。そして、当該派遣スタッフが派遣され、作業を完了
した作業、即ち、労働債権が確定した作業が表示されて
いる。これらの情報は、ICカード7に格納された作業
完了情報をATM9が読み取ることによって取得された
情報である。この例では、3つの作業が表示されてい
る。この表示の順番は、特に限定されないが、派遣日
順、給与額順、入金予定日順とすることができる。各作
業に関し、作業ID、派遣日、派遣先企業、給与額及び
入金予定日が表示される。このうち、入金予定日は、早
期の入金を要求しない場合に給与が支払われる日をい
う。そして、各々の作業に対して選択ボタンが表示され
ている。派遣スタッフは、この選択ボタンを指で触る等
することにより、選択入力できる。選択された場合に
は、選択されたことを示す表示に変更される。この例で
は、選択された作業に対して下線が表示されている。そ
して、画面の下方においては、選択された作業に関して
入金される給与の総額が表示される。この例では、60
00円の作業と8000円の作業が選択されているか
ら、合計14000円の給与が早期入金されることが表
示されている。さらに、当該画面の最下欄においては、
入金すると記載されたボタンとキャンセルと記載された
ボタンが設けられている。前者を触れた場合には、選択
された作業に対する給与の早期入金が確定する。後者を
触れた場合には、作業の選択入力が解除される。
【0047】尚、図7で示した例では、いずれかの作業
を選択することとしたが、これに限られない。例えば、
入金を希望する金額のみを入力し、その入力額となるよ
うな作業を選択する構成をATM9又はシステムサーバ
1の給与支払処理部15が備えていてもよい。このと
き、作業単位で作業が選択されなくてもよい。即ち、作
業に対する給与の一部のみが入金されるようにしてもよ
い。
【0048】ATM9は、給与入金指示に応じて、IC
カード7の記憶手段に格納された作業完了情報を読み取
り、銀行システム8及び通信網10を介して、システム
サーバ1に対して送信する(S603)。
【0049】システムサーバ1は、作業完了情報及びス
タッフIDを受信し、給与支払処理部15によって、労
働債権情報記憶部23において、当該作業完了情報に含
まれる作業IDに対応する「給与入金要求」に関する情
報を更新し、給与入金要求があった旨の情報を格納する
(S604)。
【0050】続いて、システムサーバ1は、給与支払処
理部15によって、労働債権情報記憶部23に記憶され
た、当該作業IDと関連付けられたスタッフの口座番号
を読出し、その口座番号を有する口座に、当該作業の給
与を本システム用の口座から入金するよう銀行システム
8に要求する。また、システムサーバ1は、給与支払処
理部15によって、スタッフ情報記憶部21に記憶され
た人材派遣会社の口座から本システム用の口座に手数料
相当額を振り込むよう銀行システム8に要求する(S6
05)。ここで、当該作業の給与の額は、労働債権情報
記憶部23に格納されている。また、人材派遣会社の口
座は、派遣情報記憶部22に派遣先の口座番号として特
定されている。
【0051】このようにして、作業の給与がスタッフの
口座に入金されると、その旨がATM9のディスプレイ
上の入金明細に表示される(S606)。その後、派遣
スタッフが通常のキャッシュカードを用いた場合と同様
の処理により、所定の口座に入金された作業の給与を引
き出すことができる(S607)。
【0052】図8は、本発明にかかる給与支払システム
における処理フローを示すフローチャートである。図8
に示すフローチャートでは、派遣スタッフが、作業完了
情報が格納されたICカードを当該スタッフ自身の端末
のICカードリーダライタに差込み、所定の操作を行う
ことによって給与に相当する電子マネーを取得するフロ
ーについて説明している。
【0053】まず、派遣先企業において、作業完了情報
をICカード7に入力する(S801)。具体的には、
派遣スタッフは、自己のICカード7を派遣先企業の端
末4に接続されたICカードリーダライタ62に挿入す
る。そして、派遣先企業の従業員等が当該端末4を操作
し、ICカードリーダライタ62によって、ICカード
7に対して作業完了情報を書き込む。ICカード7で
は、当該作業完了情報が所定領域に格納される。
【0054】次に、派遣スタッフは、自身の端末5に接
続されたICカードリーダ63を用いて、ICカード7
より作業完了情報を読み取る(S802)。具体的に、
派遣スタッフは、自身の端末5にインストールされたI
Cカードリーダ63用の制御プログラムを起動させ、I
Cカード7に格納された情報を読み取ることを、キーボ
ード等によって入力する。この読み取り指示は、ICカ
ードリーダ63に対して出力される。当該ICカードリ
ーダ63は、この読み取り指示に従い、ICカード7に
格納された情報を読み取り、端末5に対して出力する。
端末5は、作業完了情報を入力し、そのディスプレイに
表示するとともに、所定の記憶手段に格納する。このと
き表示される画面は、図7で示した画面表示例と同等の
ものである。「入金する」と表示されたボタンが、例え
ば、「電子マネーにより入金する」と表示される。通
常、派遣スタッフの端末5は、タッチパネルでなく、キ
ーボード及びマウスにより所定の入力を行なう構成を有
するため、キーボード等によって選択ボタンをクリック
する。
【0055】派遣スタッフは、ディスプレイに表示され
た作業完了情報を確認し、端末5のキーボード等の入力
手段を用いて、当該作業の給与に相当する電子マネーの
生成をシステムサーバ1に対して要求する(S80
3)。作業完了情報と共に、電子マネー生成ボタンが画
面上で設けられていれば、それをクリックすることによ
り、システムサーバ1に対して電子マネー生成要求が送
信されるようにしてもよい。
【0056】システムサーバ1は、通信網10を介して
当該電子マネー生成要求を受信し、給与支払処理部15
によって、電子マネーを生成し、当該派遣スタッフの端
末5に対して送信する(S804)。
【0057】また、システムサーバ1は、銀行システム
8に対して、人材派遣会社の口座からシステム用口座に
対して手数料相当額を振り替えることの指示を行う(S
805)。ここで、人材派遣会社の口座に関する情報
は、ICカード7より読み取った作業完了情報に含まれ
る作業IDに基づきスタッフ情報記憶部21に格納され
た「所属会社の口座情報」にかかるデータによって入手
することできる。銀行システム8は、この振替指示に応
じて、人材派遣会社の口座からシステム用口座に対して
手数料相当額を振り替える処理を行う。
【0058】派遣スタッフの端末5は、システムサーバ
1から通信網10を介して電子マネーを受信する(S8
06)。派遣スタッフは、この電子マネーを例えば電子
財布等にダウンロードして持ち歩き、適宜使用すること
ができる。また、ICカード7にダウンロードすること
ができるような構成にするとさらによい。この場合、I
Cカード7の記憶手段にICカードリーダライタ63に
よって電子マネーに関する情報を格納する。適宜、電子
マネーを使用する際には、当該記憶手段に格納された電
子マネーを読出し、端末等に出力することによって使用
する。
【0059】図9は、本発明にかかる給与支払システム
における処理フローを示すフローチャートである。図9
に示すフローチャートでは、派遣先企業においてICカ
ードよりスタッフIDを読み取り、そのスタッフIDと
作業完了情報を関連付けてシステムサーバに登録し、そ
の登録内容に基づいて、派遣スタッフがATMにおいて
給与の支払いを受けることができるようなシステムの処
理フローについて説明している。
【0060】まず、派遣先企業において、ICカードリ
ーダライタ62を用いて、ICカード7のスタッフID
を読み取る。また、派遣先企業の従業員等は、このスタ
ッフIDと関連付けて作業完了情報を端末4を用いて入
力する。そして、派遣先企業の従業員等は、端末4に入
力されたスタッフIDと作業完了情報を通信網10を介
してシステムサーバ1に送信することを指示する。シス
テムサーバ1は、この送信指示に応じて、当該スタッフ
IDと作業完了情報とをシステムサーバ1に対して送信
する(S901)。この作業完了情報には、作業を特定
する作業ID及び作業完了フラグが含まれる。
【0061】システムサーバ1は、当該スタッフID及
び作業完了情報を通信網10を介して受信し、派遣情報
処理部14により派遣情報記憶部22に当該スタッフI
D及び作業完了情報を格納する(S902)。このと
き、派遣情報記憶部22に格納されたスタッフIDと作
業IDの組み合わせと、当該受信したスタッフIDと作
業完了情報中の作業IDと異なる場合には、正当な引き
当て通りに作業が行われていないとして、派遣情報処理
部14は、通信網10を介して派遣先企業の端末4にそ
の旨を表示させるウェブデータを送信する。
【0062】続いて、派遣スタッフが、当該作業に関す
る給与の支払を欲する場合には、ATM9の所定の挿入
口に当該ICカード7を挿入し、給与入金指示を入力す
る(S903)。具体的には、まず、派遣スタッフが、
ATM9の所定挿入口にICカード7を挿入すると、A
TM9のディスプレイ上に本発明にかかる給与システム
を用いて給与入金を行うか否かを問うメッセージが表示
される。派遣スタッフは、このメッセージに従って、給
与入金を行うことをタッチパネル等を用いて選択するこ
とによって給与入金指示を入力することができる。
【0063】ATM9は、給与入金指示に応じて、IC
カード7の記憶手段に格納されたスタッフIDを読み取
り、当該スタッフIDと給与入金要求を銀行システム8
及び通信網10を介して、システムサーバ1に対して送
信する(S904)。
【0064】システムサーバ1は、スタッフIDと給与
入金要求を受信し、給与支払処理部15によって、未だ
給与入金要求がない作業の作業IDを抽出する(S90
5)。
【0065】システムサーバ1は、抽出された作業ID
に基づき、派遣情報記憶部22に格納された作業完了情
報を確認する(S906)。
【0066】さらに、システムサーバ1は、作業完了し
た作業IDに対応する作業に関して、給与入金要求があ
った旨の情報を格納する(S907)。
【0067】そして、システムサーバ1は、銀行システ
ム8に対して、給与相当額を本システム用口座から派遣
スタッフの口座に振り替えると共に、手数料相当額を人
材派遣会社の口座から本システム用口座に振り替える旨
の要求を行う(S908)。銀行システム8はこの要求
に応じて振替処理を実行する(S909)。
【0068】このようにして、作業の給与がスタッフの
口座に入金されると、その旨がATM9のディスプレイ
上の入金明細に表示される(S910)。その後、派遣
スタッフが通常のキャッシュカードを用いた場合と同様
の処理により、所定の口座に入金された作業の給与を引
き出すことができる(S911)。
【0069】図10は、本発明にかかる給与支払システ
ムにおける処理フローを示すフローチャートである。図
10に示すフローチャートでは、派遣先企業においてI
CカードよりスタッフIDを読み取り、そのスタッフI
Dと作業完了情報を関連付けてシステムサーバに登録
し、その登録内容に基づいて、派遣スタッフがICカー
ドを用いて当該スタッフ自身の端末を用いて給与に相当
する電子マネーを取得するフローについて説明してい
る。
【0070】まず、派遣先企業において、ICカードリ
ーダライタ62を用いて、ICカード7のスタッフID
を読み取る。また、派遣先企業の従業員等は、このスタ
ッフIDと関連付けて作業完了情報を端末4を用いて入
力する。そして、派遣先企業の従業員等は、端末4に入
力されたスタッフIDと作業完了情報を通信網10を介
してシステムサーバ1に送信することを指示する。シス
テムサーバ1は、この送信指示に応じて、当該スタッフ
IDと作業完了情報とをシステムサーバ1に対して送信
する(S1001)。この作業完了情報には、作業を特
定する作業ID及び給与額情報が含まれる。
【0071】システムサーバ1は、当該スタッフID及
び作業完了情報を通信網10を介して受信し、派遣情報
処理部14により派遣情報記憶部22に当該スタッフI
D及び作業完了情報を格納する(S1002)。このと
き、派遣情報記憶部22に格納されたスタッフIDと作
業IDの組み合わせと、当該受信したスタッフIDと作
業完了情報中の作業IDと異なる場合には、正当な引き
当て通りに作業が行われていないとして、派遣情報処理
部14は、通信網10を介して派遣先企業の端末4にそ
の旨を表示させるウェブデータを送信する。
【0072】次に、派遣スタッフは、自身の端末5に接
続されたICカードリーダ63を用いて、ICカード7
よりスタッフIDを読み取る(S1003)。具体的
に、派遣スタッフは、自身の端末5にインストールされ
たICカードリーダ63用の制御プログラムを起動さ
せ、ICカード7に格納された情報を読み取ることを、
キーボード等によって入力する。この読み取り指示は、
ICカードリーダ63に対して出力される。当該ICカ
ードリーダ63は、この読み取り指示に従い、ICカー
ド7に格納されたスタッフIDを読み取り、端末5に対
して出力する。
【0073】派遣スタッフは、端末5のキーボード等の
入力手段を用いて、作業の給与に相当する電子マネーの
生成をシステムサーバ1に対して要求する(S100
4)。電子マネー生成ボタンが端末5のディスプレイ画
面上で表示し、それをクリックすることにより、システ
ムサーバ1に対して電子マネー生成要求が送信するよう
にしてもよい。この電子マネーの生成要求には、当該派
遣スタッフのICカードリーダ63によって読み取られ
たスタッフIDが含まれる。
【0074】システムサーバ1は、通信網10を介して
当該電子マネー生成要求を受信し、給与支払処理部15
によって、派遣情報記憶部22より、当該電子マネー生
成要求に含まれるスタッフIDに基づき労働債権情報記
憶部23を検索し、給与入金要求がない作業の作業ID
を抽出する(S1005)。
【0075】システムサーバ1は、抽出された作業ID
に基づき、派遣情報記憶部22に格納された作業完了情
報を確認する(S1006)。
【0076】さらに、システムサーバ1は、作業完了し
た作業IDに対応する作業に関して、給与入金要求があ
った旨の情報を格納する(S1007)。
【0077】派遣作業情報記憶部22に格納された作業
完了情報の確認の結果、作業が完了している旨の情報が
含まれている場合には、その作業に相当する給与相当分
の電子マネーを生成し、派遣スタッフの端末5に送信す
る(S1008)。このとき、複数の作業が抽出された
場合には、その複数分全てに相当する給与相当分の電子
マネーを生成するようにしてもよい。このような場合で
あっても、最も新しい作業に相当する給与分のみ電子マ
ネーを生成するようにしてもよい。さらには、複数の作
業に関して、一旦派遣スタッフの端末5に表示し、その
中から、電子マネーに交換する作業を派遣スタッフに選
択させるようにしてもよい。
【0078】システムサーバ1は、銀行システム8に対
して、人材派遣会社の口座からシステム用口座に対して
手数料相当額を振り替えることの指示を行う(S100
9)。ここで、人材派遣会社の口座に関する情報は、I
Cカード7より読み取った作業完了情報に含まれる作業
IDに基づき派遣情報記憶部22に格納された「派遣先
の口座番号」にかかるデータによって入手することでき
る。銀行システム8は、この振替指示に応じて、人材派
遣会社の口座からシステム用口座に対して手数料相当額
を振り替える処理を行う。
【0079】派遣スタッフの端末5は、システムサーバ
1から通信網10を介して電子マネーを受信する(S1
010)。派遣スタッフは、この電子マネーを例えば電
子財布等にダウンロードして持ち歩き、適宜使用するこ
とができる。
【0080】図11は、本発明にかかる給与支払システ
ムにおける処理フローを示すフローチャートである。図
11に示すフローチャートでは、ICカードを用いず
に、派遣先企業がスタッフIDと作業完了情報を関連付
けてシステムサーバに登録し、その登録内容に基づい
て、派遣スタッフの口座に給与が振り込まれるフローに
ついて説明している。
【0081】まず、派遣スタッフによる作業が完了した
ことを受けて、派遣先企業では、派遣先企業の端末4を
用いて作業完了情報とスタッフIDを通信網10を介し
てシステムサーバ1に対して送信する(S1101)。
【0082】システムサーバ1は、当該作業完了情報及
びスタッフIDを受信し、給与支払処理部15により当
該作業完了情報に含まれる作業IDに基づき給与入金指
示情報を確認する(S1102)。
【0083】早期入金指示があった場合(S1103)
には、システムサーバ1から銀行システム8に対して、
システム用口座から当該派遣スタッフの口座に給与相当
額を振り替えするよう指示する(S1104)。さら
に、システムサーバ1から銀行システム8に対して、人
材派遣会社の口座からシステム用口座に手数料相当額を
振り替えするよう指示する(S1105)。
【0084】他方、早期入金指示が所定の期間中になか
った場合(S1103)には、システムサーバ1から銀
行システム8に対して、予め定められた所定の時期に派
遣先企業の口座から派遣スタッフの口座に給与相当額を
振り替えるよう指示する(S1106)。
【0085】尚、図6、図8、図9、図10及び図11
に示す例では、本システムによって派遣スタッフが給与
の早期入金指示があった場合に、人材派遣会社が手数料
を負担する構成としたが、前述のように、派遣スタッフ
自身が負担するような構成としてもよい。このような構
成を採用した場合には、派遣スタッフは、通常の入金予
定日に得ることができる給与から所定金額割り引かれた
金額の給与を得ることになる。割引き額分は、金融機関
等、本システムを運用する者の利益となる。この割引き
額の計算は、例えばシステムサーバ1の給与支払処理部
15において実行される。ATM9や派遣スタッフの端
末5において当該計算の機能を備えるようにしてもよ
い。派遣スタッフが負担する場合の画面表示例を図12
に示す。図12に示されるように、「割引前給与総
額」、「割引手数料」、「口座入金額」が表示される。
【0086】また、上述の例では、システムサーバ1及
びデータベース2は、銀行システム8外に設けられる例
について説明したが、これに限らず、銀行システム8に
設けるようにしてもよい。この場合、既存のサーバ及び
データベースの機能を拡張することにより、実現しても
よい。
【0087】ここで、本発明が主として対象とする短期
労働における給与支払では、社会保険料や税金等の計算
が煩雑であるため、個々の人材派遣会社或いは派遣先企
業における所定のルールによって、日払金額を算定して
いる。本発明にかかる給与支払システムにおいて、さら
に、この社会保険料や税金等の計算を行なう機能を持た
せるようにしてもよい。即ち、この機能によれば、給与
振込口座にリンクされた労働債権情報の詳細から予め当
該システムを利用する人材派遣会社等の登録情報に基づ
き、月毎の社会保険料・税額等を再計算し、過不足分の
金額の資金移動を派遣先スタッフ或いは人材派遣会社か
らの口座引落等の手段により所定の時期に行う。また、
人材派遣会社に対しそのための確認データや、結果情報
等を提供し人材派遣会社の給与額算出事務を、給与支払
先の派遣スタッフ口座と連動させた形で代行することが
できる。この機能を加えることにより、事実上日給を月
給に、月給を日給に、いつでも変換できる一連の仕組み
が構築される。
【0088】上述の例において、システムサーバ1、端
末4、5のハードディスク、メモリ等の記憶手段等にイ
ンストールされた各種のプログラムは、様々な種類の記
憶媒体に格納することが可能であり、また、通信媒体を
介して伝達されることが可能である。ここで、記憶媒体
には、例えば、フレキシブルディスク、ハードディス
ク、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、D
VD、ROMカートリッジ、バッテリバックアップ付き
RAMメモリカートリッジ、フラッシュメモリカートリ
ッジ、不揮発性RAMカートリッジ等を含む。また、通
信媒体には、電話回線等の有線通信媒体、マイクロ波回
線等の無線通信媒体等を含み、インターネットも含まれ
る。
【0089】
【発明の効果】本発明により、従来全くない新たなサー
ビスを提供する給与支払システムを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる給与支払システムのシステム構
成図である。
【図2】ICカードに格納された情報を示す図である。
【図3】データベースのスタッフ情報記憶部に格納され
たデータを示す図である。
【図4】データベースの派遣情報記憶部に格納されたデ
ータを示す図である。
【図5】データベースの労働債権情報記憶部に格納され
たデータを示す図である。
【図6】本発明にかかる給与支払システムにおける処理
フローを示すフローチャートである。
【図7】本発明にかかる給与支払システムにおける画面
表示例を示す図である。
【図8】本発明にかかる給与支払システムにおける処理
フローを示すフローチャートである。
【図9】本発明にかかる給与支払システムにおける処理
フローを示すフローチャートである。
【図10】本発明にかかる給与支払システムにおける処
理フローを示すフローチャートである。
【図11】本発明にかかる給与支払システムにおける処
理フローを示すフローチャートである。
【図12】本発明にかかる給与支払システムにおける画
面表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 システムサーバ 2 データベース 3 派遣先企
業の端末 4 派遣先スタッフの端末 5 ICカードリーダライ
タ 6 ICカード 7 銀行システム 8 通信網

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】派遣先において作業を行なう派遣スタッフ
    に対する給与支払いを行なう給与支払システムであっ
    て、 派遣先において行なわれる作業を識別する作業情報と、
    当該作業に引き当てられた派遣スタッフを識別する派遣
    スタッフ情報と、当該作業に関して派遣スタッフに支払
    われる給与情報と、派遣先の端末によって入力された派
    遣スタッフの作業が完了したことを示す作業完了情報と
    を関連付けて記憶する記憶手段と、 当該派遣スタッフより給与の早期入金の要求があった場
    合には、前記記憶手段を検索し、当該派遣スタッフに関
    する情報を取得し、給与の早期入金の処理を行なう給与
    支払手段とを備えた給与支払システム。
  2. 【請求項2】前記派遣スタッフからの給与の早期入金の
    要求は、通信網を介して当該派遣スタッフの端末から要
    求情報を送信することにより実行することを特徴とする
    請求項1記載の給与支払システム。
  3. 【請求項3】派遣先において作業を行なう派遣スタッフ
    に対する給与支払いを行なう給与支払システムであっ
    て、当該給与支払システムは、少なくとも可搬情報媒体
    と、自動窓口機と、システムサーバを備え、 前記可搬情報媒体は、派遣先の端末より入力された作業
    完了情報を格納する手段を有し、 前記自動窓口機は、前記可搬情報媒体より作業完了情報
    を読み取り、通信網を介して前記システムサーバに当該
    作業完了情報を送信する手段を有し、 前記システムサーバは、前記作業完了情報を受信し、当
    該作業完了情報に基づいて、当該作業を行なった派遣ス
    タッフに対する給与支払処理を実行する手段を有する給
    与支払システム。
  4. 【請求項4】前記自動窓口機は、 派遣スタッフによって入力された給与の早期入金要求を
    受け付ける手段を備えたことを特徴とする請求項3記載
    の給与支払システム。
  5. 【請求項5】前記自動窓口機は、 読み取った複数の作業完了情報を表示する表示手段と、 複数の作業完了情報から派遣スタッフによって選択され
    た作業に関する情報を入力する入力手段とを備えたこと
    を特徴とする請求項3記載の給与支払システム。
  6. 【請求項6】派遣先において作業を行なう派遣スタッフ
    に対する給与支払いを行なう給与支払システムであっ
    て、当該給与支払システムは、少なくとも可搬情報媒体
    と、当該可搬情報媒体の情報読み取る端末と、システム
    サーバを備え、 前記可搬情報媒体は、派遣先の端末より入力された作業
    完了情報を格納する手段を有し、 前記端末は、前記可搬情報媒体より作業完了情報を読み
    取り、通信網を介して前記システムサーバに当該作業完
    了情報を送信する手段を有し、 前記システムサーバは、前記作業完了情報を受信し、当
    該作業完了情報に基づいて、当該作業を行なった派遣ス
    タッフに対する給与支払処理を実行する手段を有する給
    与支払システム。
  7. 【請求項7】前記端末は、給与を電子マネーによって早
    期入金を行なう要求を受け付ける手段と、当該要求に基
    づき電子マネーによる早期入金要求を前記システムサー
    バに送信する手段とを有し、 前記システムサーバは、当該電子マネーによる早期入金
    要求を受信し、電子マネーにより給与支払処理を実行す
    る手段とを有することを特徴とする請求項6記載の給与
    支払システム。
  8. 【請求項8】前記システムサーバは、電子マネーを前記
    端末に対して送信する手段を備え、 前記端末は、当該システムサーバより送信された電子マ
    ネーを受信する手段と、 受信した電子マネーを前記可搬情報媒体に格納する手段
    とを備えた請求項7記載の給与支払システム。
  9. 【請求項9】派遣先において作業を行なう派遣スタッフ
    に対する給与支払いを行なう給与支払システムであっ
    て、当該給与支払システムは、派遣先の端末と、システ
    ムサーバを備え、 前記派遣先の端末は、作業完了情報を通信網を介してシ
    ステムサーバに送信し、 前記システムサーバは、前記作業完了情報を受信し、当
    該作業完了情報に基づいて、当該作業を行なった派遣ス
    タッフに対する給与支払処理を実行する手段を有する給
    与支払システム。
  10. 【請求項10】早期給与支払要求に対する給与支払処理
    において、早期給与支払に伴う割引き額を計算する手段
    を備え、当該割引き後の給与を支払処理することを特徴
    とする請求項1乃至9記載の給与支払システム。
  11. 【請求項11】派遣先において作業を行なう派遣スタッ
    フに対する給与支払いを行なう給与支払処理方法であっ
    て、 派遣先において行なわれる作業を識別する作業情報と、
    当該作業に引き当てられた派遣スタッフを識別する派遣
    スタッフ情報と、当該作業に関して派遣スタッフに支払
    われる給与情報と、派遣先の端末によって入力された派
    遣スタッフの作業が完了したことを示す作業完了情報と
    を関連付けて記憶するステップと、 当該派遣スタッフより給与の早期入金の要求があった場
    合には、当該派遣スタッフに関する情報を取得し、給与
    の早期入金の処理を行なうステップとを備えた給与支払
    処理システム。
  12. 【請求項12】派遣先において作業を行なう派遣スタッ
    フに対する給与支払いを行なう給与支払処理方法であっ
    て、 派遣先の端末より入力された作業完了情報を可搬情報媒
    体に格納するステップと、 自動窓口機によって可搬情報媒体から作業完了情報を読
    み取り、通信網を介して前記システムサーバに当該作業
    完了情報を送信するステップと、 前記システムサーバによって、前記作業完了情報を受信
    し、当該作業完了情報に基づいて、当該作業を行なった
    派遣スタッフに対する給与支払処理を実行するステップ
    とを備えた給与支払処理方法。
  13. 【請求項13】派遣先において作業を行なう派遣スタッ
    フに対する給与支払いを行なう給与支払処理方法であっ
    て、 可搬情報媒体に派遣先の端末より入力された作業完了情
    報を格納するステップと、 端末によって前記可搬情報媒体より作業完了情報を読み
    取り、通信網を介して前記システムサーバに当該作業完
    了情報を送信するステップと、 システムサーバによって、前記作業完了情報を受信し、
    当該作業完了情報に基づいて、当該作業を行なった派遣
    スタッフに対する給与支払処理を実行するステップを有
    する給与支払処理方法。
  14. 【請求項14】派遣先において作業を行なう派遣スタッ
    フに対する給与支払いを行なう給与支払処理方法であっ
    て、 派遣先の端末より作業完了情報を通信網を介してシステ
    ムサーバに送信するステップと、 システムサーバによって、前記作業完了情報を受信し、
    当該作業完了情報に基づいて、当該作業を行なった派遣
    スタッフに対する給与支払処理を実行するステップを有
    する給与支払処理方法。
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