JP5567987B2 - レンズの倒れ調整装置およびレンズ鏡筒 - Google Patents

レンズの倒れ調整装置およびレンズ鏡筒 Download PDF

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本発明は、レンズ倒れ調整装置およびレンズ鏡筒に関する。
レンズを用いる光学機器におけるレンズの取り付けは、レンズの光軸が光学機器に設定される所定の光軸に対して所定の傾きとなるように行う必要がある。たとえば、光学機器の一つであるレンズ鏡筒においては、レンズ鏡筒に保持される複数のレンズの光軸を互いに一致させる必要がある。そのため、たとえば、特許文献1には、レンズ枠のレンズ鏡筒への取り付けに当たり、レンズ枠とレンズ鏡筒との間にワッシャを挟むことで、レンズ枠に保持されるレンズの倒れを調整し、レンズ枠に保持されているレンズとレンズ鏡筒の光軸とを一致させる構成が開示されている。
実開平6−23013号公報
しかしながら、ワッシャを挟む構成による場合は、レンズの倒れ角はワッシャの厚さ毎の調整量となり、調整の精度を高くすることが難しいという問題がある。
そこで、本発明は、レンズの倒れ調整の精度の向上を図ることができるレンズの倒れ調整装置、およびレンズの倒れ調整の精度の向上を図ることができるレンズ鏡筒を提供することを課題とする。
上述の課題を解決するため、レンズ鏡筒に保持されるレンズについて、レンズ鏡筒の光軸に対する倒れを調整するレンズの倒れ調整装置において、レンズを保持するレンズ保持枠と、レンズ保持枠をレンズの倒れ方向に変位可能に保持する調整枠と、調整枠から光軸と交差する方向に延設され、光軸に沿う方向である光軸方向に可撓性を有し、レンズ保持枠に対して光軸方向で当接する可撓体と、可撓体がレンズ保持枠に当接する位置に対して可撓体を挟んだ反対側に配置され、調整枠に対して光軸と交差する方向に進退可能にねじ結合するねじと、可撓体がレンズ保持枠に当接する位置に対して可撓体を挟んだ反対側に配置され、ねじの調整枠に対するねじ結合の量に応じて、光軸と交差する方向における位置が変位させられる駒体とを有し、可撓体と駒体とは、互いに、光軸方向で当接することができる当接部を有し、可撓体と駒体との少なくとも一方の当接部は、光軸に近づくに従ってねじの軸との間隔が狭くなる傾斜部に形成され、調整枠およびレンズ保持枠には、光軸方向に係合することで調整枠とレンズ保持枠との相対的な移動を規制すると共に、移動に対して弾性的に変形することができる係合手段が備えられていることとする。
上記発明に加えて、本発明のレンズの倒れ調整装置においては、調整枠に、駒体が、可撓体の配置される側とは反対側に移動しないように、駒体に対して可撓体が配置される側とは反対側で当接する当接体が設けられていることとする。
さらに、本発明のレンズの倒れ調整装置においては、係合手段は、バヨネットにより構成され、バヨネットを構成する雌側バヨネットあるいは雄側バヨネットの少なくとも一方の爪部は、前記光軸方向に弾性を有することとする。
さらに、本発明のレンズの倒れ調整装置においては、バヨネットの雌側バヨネットの爪部には、光軸と交差する方向に3本のスリットが形成され、雄側バヨネットの爪部には、3本のスリットの真ん中のスリットに嵌る突起部が設けられていることとする。
上述の課題を解決するため、レンズ鏡筒において、上述のレンズの倒れ調整装置を備え、レンズ鏡筒には、レンズの倒れ調整装置に備えられる駒体を変位させるためのねじをレンズ鏡筒の外部から操作することができる孔部が形成されていることとする。
本発明の実施の形態に調整装置の概略の構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態に調整装置の概略の構成を示す分解斜視図であり、図1に示す斜視図と異なる角度の斜視図である。 調整装置をレンズ鏡筒に組み込んだ状態を示す図であって、光軸を含む面における断面の概略の構成を部分的に示す部分断面図である。 可撓体と駒体の構成の変形例を示す図である。 可撓体と駒体の構成の変形例を示す図である。 駒体の変形例を示す図である。
(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態に係るレンズの倒れ調整装置(以下、単に調整装置と記載する。)1およびこの調整装置1を備えるレンズ鏡筒2の構成について、図面を参照しながら説明をする。なお、レンズの倒れとは、光学装置の所定の光軸に対するレンズの光軸の傾きをいい、本実施の形態においては、レンズ鏡筒2の光軸X1に対する、調整対象となる第1群レンズ3の光軸X2の傾きが、第1群レンズ3の倒れということになる。
(調整装置1、レンズ鏡筒2の全体構成)
図1,2は、本発明の実施の形態にかかる調整装置1の概略の構成を示す分解斜視図である。図3は、レンズ鏡筒2に調整装置1を組み込んだ状態を示す図であって、光軸X1を含む面における断面の概略の構成を部分的に示す部分断面図である。
本実施の形態に示すレンズ鏡筒2は、投射型プロジェクタ装置の投射レンズを構成するものであり、図3中、右方から左方に光が進行する構成となっている。図3に示されるレンズ鏡筒2の右方には、液晶パネル等により構成される図示外の画像表示部が備えられている。レンズ鏡筒2は、画像表示部(図示外)に形成される画像を、投射レンズを介して、図3における左方に配置される図示外のスクリーン上に、投射映像として結像することができるものである。
調整装置1は、レンズ鏡筒2に組み込まれ、3枚のレンズ3A,3B,3C(図3参照)から構成される第1群レンズ3が光軸X1に対して有する倒れを調整するためのものである。調整装置1は、倒れの調整対象となる第1群レンズ3を保持するレンズ保持枠4と、このレンズ保持枠4を、第1群レンズ3の倒れを変化させる方向に変位可能に保持する調整枠5とを有する。第1群レンズ3は、レンズ鏡筒2の最も光出射側に配置される。投射レンズにおいては、投射画角を大きくする必要等から、第1群レンズ3の口径(直径)を大きな構成とすることが多い。そのため、第1群レンズ3の自重が大きくなり、第1群レンズ3をレンズ鏡筒2に組み込んだ際に、倒れが発生し易い。そのため、レンズ鏡筒2においては、第1群レンズ3の倒れを調整装置1において調整する構成としている。
レンズ鏡筒2は、カム筒6と直進ガイド筒7とを備え、カム筒6を回転することで、調整装置1に保持される第1群レンズ3と、レンズ保持枠8に保持される第2群レンズ9とを移動することができるように構成されている。
(レンズ保持枠4,調整枠5)
レンズ保持枠4は、レンズ3A,3B,3Cを保持するレンズ保持部10と、レンズ保持枠4の調整枠5への保持部として構成される被保持部11と、係合手段としてのバヨネット12を構成する雌側バヨネット12Aとを有する。レンズ保持枠4は、全体として環状体を呈し、枠の内側にレンズ保持部10が構成され、枠の外側に、被保持部11および雌側バヨネット12Aが構成される。調整枠5も全体として環状体を呈し、レンズ保持枠4の被保持部11を保持する保持筒13と、第1群レンズ3の倒れ調整を行う調整機構14と、雌側バヨネット12Aと共にバヨネット12を構成する爪部としての雄側バヨネット12B等を有する。調整機構14は、光軸X2の周囲に120度間隔で3箇所に配置されている。また、バヨネット12(雌側バヨネット12Aおよび雄側バヨネット12B)も、それぞれ、光軸X2の周囲に120度間隔で3箇所に配置されている。
レンズ保持枠4および調整枠5は、たとえば、ポリカーボネイト樹脂(PC樹脂)、ポリフェニレンエーテル(m−PPE)、ポリアセタール(POM)等のいわゆるエンジニアリング樹脂により形成され、成形加工により一体的な構成となっている。なお、以下の説明において、光軸X1あるいは光軸X2に沿う方向であって、調整枠5に対してレンズ保持枠4が配置される方向を前方とし、その反対方向を後方として説明を行う。また、光軸X1あるいは光軸X2に交差する方向であって、光軸X1あるいは光軸X2から離れる方向を外側方向、その反対方向を内側方向として説明を行うこととする。また、後方から前方を見たときの左手側を左方、右手方向を右方として説明を行う。
レンズ保持枠4の被保持部11は、外周面15が円周面を呈し、また、調整枠5の保持筒13の内周面35も円周面を呈している。レンズ保持枠4は、被保持部11が保持筒13内に挿入され、調整枠5に対して保持されている。樹脂により形成されるレンズ保持枠4および調整枠5は、若干の可撓性を有している。また、被保持部11の保持筒13内への挿入が圧入となるように、保持筒13の内周面35の直径R2は、被保持部11の外周面15の直径R1に比べて僅かに大きな径となっている。つまり、被保持部11は、保持筒13により締め付けられている状態で保持される。したがって、被保持部11は、保持筒13内にガタの無い状態で保持されるが、レンズ保持枠4および調整枠5は可撓性を有しているため、調整枠5に保持された状態のレンズ保持枠4は、レンズ保持枠4および調整枠5の可撓性の範囲内で、保持筒13に対して傾斜可能であり、第1群レンズ3の光軸X2の光軸X1に対する傾斜を変えることができる。直径R2に対して直径R1が大きくなるほど、被保持部11が保持筒13により締め付けられる力も大きくなり、レンズ保持枠4および調整枠5の撓むことができる量も小さくなる。そのため、直径R2に対して直径R1が大きくなるほど、レンズ保持枠4の倒れの調整可能量は小さくなる。逆に、直径R2に対して直径R1が小さくなるほど、被保持部11が保持筒13により締め付けられる力が小さくなり、レンズ保持枠4の倒れの調整可能量は大きくなる。なお、R2>R1とされる場合には、直径R1と直径R2の差分(被保持部11の外周面15と保持筒13の内周面35との間の隙間の間隔)に対応して、第1群レンズ3の倒れの調整可能量が決まる。差分が大きくなると倒れの調整可能量は大きくなり、差分が小さくなると倒れの調整可能量も小さくなる。
調整枠5に保持されたレンズ保持枠4は、雌側バヨネット12Aが調整枠5の雄側バヨネット12Bに係合されることで、調整枠5に対して前後方向への移動が規制される。雄側バヨネット12Bは、保持筒13の内周面35に内側方向に向けて延設されている。雌側バヨネット12Aは、レンズ保持部10に形成され、雄側バヨネット12Bの導入部16と、雄側バヨネット12Bが嵌合する嵌合溝17と、爪部18とを有している。嵌合溝17は、被保持部11の外周面15に形成される溝部であり、導入部16に連通し、導入部16から左方に向かって沿設されている。嵌合溝17の後方側の壁部が爪部18として構成され、爪部18には、光軸X2と交差する方向に3つのスリット19A,19B,19Cが形成されている。爪部18がスリット19A,19B,19Cにより分割されることで、中央のスリット19Bの両側(左右)には、小爪部18A,18Bが形成されている。
レンズ保持枠4は、調整枠5に形成される雄側バヨネット12Bに雌側バヨネット12Aを係合させることで、調整枠5に対して前後方向への移動が規制された状態で保持される。雌側バヨネット12Aは、導入部16に雄側バヨネット12Bを通し、嵌合溝17内に雄側バヨネット12Bを挿入させることができる。雄側バヨネット12Bの後側の面には半球状の突起部20が形成されている。突起部20は、雄側バヨネット12Bが嵌合溝17に挿入されたときに爪部18の側となる面に形成され、スリット19Bに嵌合することができる。したがって、雄側バヨネット12Bを嵌合溝17に挿入し、突起部20をスリット19Bに嵌合させることで、レンズ保持枠4の光軸X2の周方向への位置決めが行われる。
嵌合溝17の前後方向のWは、小爪部18A、18Bの部分において、雄側バヨネット12の前後方向の厚さTよりもやや小さい。一方、導入部16から小爪部18Aの部分において、雄側バヨネット12の前後方向の厚さTよりもやや大きくなっている。そのため、雄側バヨネット12は、小爪部18A、18Bの部分において、小爪部18A、18Bと壁部21との間にガタ無く挟持される。雄バヨネット12が小爪部18A、18Bと壁部21との間にガタ無く挟持されることで、レンズ保持枠4の調整枠5に対する前後方向の位置決めが行われる。これに対し、嵌合溝17の前後方向のWを、導入部16から小爪部18Aの部分において、雄側バヨネット12の前後方向の厚さTよりもやや大きくすることで、雄側バヨネット12を小爪部18A、18Bに向けてスムーズに移動することができる。このため、嵌合溝17を移動される雄側バヨネット12に負荷がかかり難く、雄側バヨネット12の破損を防止することができる。
爪部18にスリット19A,19B,19Cを形成することで形成された小爪部18A,18Bは、レンズ保持枠4への接続部22を固定部として、前後方向に、レンズ保持枠4を形成する樹脂の材質に応じた弾性で若干の可撓性を有し弾性変形することができる。そのため、突起部20にスリット19Bが嵌合するように雌側バヨネット12Aを雄側バヨネット12Bに係合するようにレンズ保持枠4を調整枠5に保持させた状態で、レンズ保持枠4に対して前方向に力を作用させると、小爪部18A,18Bの撓み量だけ、レンズ保持枠4を前方向に変位させることができる。
(調整機構14)
調整機構14は、光軸X2の周囲に120度間隔で3箇所に備えられ、各調整機構14は、それぞれ、可撓体23と、ねじ24と、駒体25とを有する。可撓体23は、調整枠5の外周側に外側方向に向かって、前後方向の厚さが左右方向の幅に比べて薄い板状に延設される。可撓体23は、調整枠5との接続部26を固定部として、前後方向に、調整枠5を形成する樹脂の材質に応じた弾性で若干の可撓性を有する。可撓体23の先端部には、レンズ保持枠4に向けて(前方に向けて)突出する突起部27が形成されている。調整装置1は、雌側バヨネット12Aを雄側バヨネット12Bに係合させるようにレンズ保持枠4を調整枠5に保持させた状態で、突起部27が、レンズ保持枠4の後方に向く面28に当接することができるように、面28や突起部27の突出量等が配置されている。なお、駒体25は、たとえば、ポリカーボネイト樹脂、ポリフェニレンエーテル、ポリアセタール等のいわゆるエンジニアリング樹脂により形成される。
可撓体23を挟んだレンズ保持枠4の反対側、すなわち、可撓体23の後方側には、ねじ24により調整枠5に取り付けられる駒体25が配置されている。駒体25は、外側方向に向かってやや直径が大きくなる円錐台を呈し、中央部には、ねじ24を挿通するねじ挿通孔29が形成されている。ねじ挿通孔29に通されるねじ24を調整枠5にねじ着することにより、駒体25は、調整枠5に取り付けられる。ねじ24の頭部にはフランジ部30が形成されている。このフランジ部30は、ねじ24よりも外径方向に突出し、駒体25のねじ挿通孔29よりも大きな直径に形成されている。したがって、ねじ24により調整枠5に取り付けられた駒体25は、フランジ部30により外側方向への移動が規制される。また、駒体25は、ねじ24を調整枠5に締め込むことにより、フランジ部30に押されて、締め込み量(ねじ24の調整枠5へのねじ結合量)に応じて、内側方向に向かって移動させられる。
調整枠5には、調整枠5に取り付けられている駒体25の後側、すなわち、可撓体23が配置される側とは反対側で、駒体25に対して当接する当接体31が設けられている。当接体31は、調整枠5の外周側に外側方向に向かって延設され、駒体25の略半周に沿うように弧状に形成されている。したがって、駒体25は、当接体31と可撓体23との間に、当接体31と可撓体23とに当接する状態で配置されている。当接体31が駒体25の後側に当接することで、駒体25の後方への移動が規制されている。
可撓体23の前後方向の厚さは、外側方向よりも内側方向ほど、後方に向かって厚くなるように形成されている。つまり、可撓体23の駒体25と当接する当接部は、可撓体23とねじ24の軸との間隔が外側方向から内側方向に向かって狭くなるように、光軸X2と直交する方向に対して傾斜している。また、駒体25の外側方向の端部の直径Lは、ねじ24を挟んだ可撓体23と当接体31との前後方向の間隔Dよりも大きい。したがって、ねじ24が調整枠5に締め込まれることで内側方向に移動させられる駒体25は、可撓体23と当接体31との間に押し込められるように嵌る。駒体25は、上述したように、外側方向に向かってやや直径が大きくなる円錐台を呈し、また、可撓体23は、前後方向の厚さが外側方向から内側方向に向かって、後方に向かって厚くなるように形成されている。したがって、駒体25の可撓体23と当接する当接部は、光軸X2に近づくに従ってねじ24の軸との間隔が狭くなる傾斜部となっている。また、駒体25と可撓体23とが当接する傾斜部は、互いに合致する傾斜となっている。
駒体25と可撓体23とが上述の傾斜部で当接しているため、調整枠5へのねじ24の締め込み量を増やし、駒体25を内側方向に移動させることで、可撓体23を前方に向かって撓ませることができる。その撓み量は、ねじ24の調整枠5へのねじ24の締め込み量が増え、駒体25が内側方向へ移動するに連れて大きくなる。
突起部20がスリット19Bに嵌合するように、雌側バヨネット12Aを雄側バヨネット12Bに係合させ、レンズ保持枠4を調整枠5に保持させた状態で、突起部27は、レンズ保持枠4の後方に向く面28に当接する。このように突起部27がレンズ保持枠4の面28に当接するようにレンズ保持枠4が調整枠5に保持された状態で、ねじ24を締め込み駒体25を内側方向に移動させると、可撓体23が前方に撓み、レンズ保持枠4を調整枠5に対して前方に変位させることができる。調整機構14は、光軸X2の周囲に120度間隔で3箇所に備えられている。したがって、各調整機構14の可撓体23の撓み量に応じて、レンズ保持枠4の前方への移動量を調整機構14毎に変えることができる。
前述したように、レンズ鏡筒2は、カム筒6と直進ガイド筒7とを備え、カム筒6を回転することで、調整装置1に保持される第1群レンズ3と、レンズ保持枠8に保持される第2群レンズ9とを移動することができるように構成されている。具体的には、次のように構成されている。調整枠5には、光軸X2の周囲に120度間隔で3箇所に、カムフォロア32が取り付けられている。このカムフォロア32は、カム筒6に形成される図示外の第1群レンズ3用のカム溝に嵌合すると共に、直進ガイド筒7に形成される図示外の第1群レンズ3用の直進溝に嵌合している。つまり、調整装置1は、カムフォロア32を介して、レンズ鏡筒2に対して取り付けられている。また、レンズ保持枠8についても、光軸X1の周囲に120度間隔で3箇所に、カムフォロア33が取り付けられている。このカムフォロア33は、カム筒6に形成される図示外の第2群レンズ9用のカム溝に嵌合すると共に、直進ガイド筒7に形成される図示外の第2群レンズ9用の直進溝に嵌合している。つまり、レンズ保持枠8は、カムフォロア33を介して、レンズ鏡筒2に対して取り付けられている。
したがって、調整装置1をレンズ鏡筒2に組み込んだ状態で、調整機構14のねじ24の締め込み量を変え、可撓体23の前方向への撓み量を変化させることで、レンズ保持枠4をレンズ鏡筒2に対して前方へ移動させることができる。調整機構14は、光軸X2の周囲に120度間隔で3箇所配置されている。したがって、各調整機構14の可撓体23の前方向への撓み量をそれぞれ調整することで、第1群レンズ3の光軸X1に対する倒れを調整することができる。
また、レンズ鏡筒2のカム筒6および直進ガイド筒7には、ねじ24の配置に対応させて、調整用孔34が形成され、この調整用孔34を通して治具(ねじ回し等)によりねじ24を回す調整作業を行うことができる。したがって、第1群レンズ3をレンズ鏡筒2に組み込んだ状態で、第1群レンズ3の光軸X1に対する倒れを調整することができる。
(本実施の形態の主な効果)
調整装置1は、レンズ鏡筒2に保持される第1群レンズ3のレンズ鏡筒2の光軸X1に対する倒れを調整するものである。調整装置1は、第1群レンズ3を保持するレンズ保持枠4と、このレンズ保持枠4を第1群レンズ3の倒れ方向に変位可能に保持する調整枠5と、調整枠5から光軸X1と交差する方向に延設され、光軸X1に沿う方向である光軸方向に可撓性を有し、レンズ保持枠4に対して光軸方向で当接する可撓体23と、調整枠5に対して、光軸X1と交差する方向に進退可能にねじ結合するねじ24と、可撓体23がレンズ保持枠4に当接する位置に対して可撓体23を挟んだ反対側となる後方に配置され、ねじ24の調整枠に対するねじ結合の量に応じて、光軸X1と交差する方向における位置が変位させられる駒体25とを有している。そして、可撓体23と駒体25とは、互いに、光軸X1方向で当接することができる当接部を有し、可撓体23と駒体25との少なくとも一方の当接部は、光軸X1に近づくに従ってねじ24の軸との間隔が狭くなる傾斜部に形成されている。さらに、調整枠5およびレンズ保持枠4には、光軸X1の方向に係合することで調整枠5とレンズ保持枠4との相対的な移動を規制すると共に、この移動に対して弾性的に変形することができる係合手段としてのバヨネット12が備えられている。
駒体25と可撓体23とが当接する部分は、光軸X1(光軸X2)に近づくほどねじ24の軸との間隔が狭くなっている。つまり、駒体25と可撓体23とが当接する当接部は、駒体25の内側方向への移動を、可撓体23の前方側(レンズ保持枠4側)へ撓み変形に変換するカム部として機能を有する。したがって、調整枠5へのねじ24の締め込み量を増やし、駒体25を内側方向に移動させると、駒体25の移動量に応じて可撓体23が前方に撓む。可撓体23は突起部27において、レンズ保持枠4の面28に当接している。そのため、可撓体23が前方に撓むことで、レンズ保持枠4を前方に移動させることができる。
レンズ保持枠4は調整枠5に対してバヨネット12により係合され、前方への移動が制限されている。したがって、可撓体23によりレンズ保持枠4が前方に押されても、レンズ保持枠4が調整枠5から脱落してしまうことはない。また、バヨネット12は小爪部18A,18Bが前後方向に弾性変形することができる。つまり、小爪部18A,18Bの弾性変形によりレンズ保持枠4の前方への移動が許容され、小爪部18A,18Bが弾性を有しているため、レンズ保持枠4の調整枠5との間に、光軸X1方向のガタが生じ難い。また、調整機構14は、光軸X1の周囲に120度間隔で3箇所に配置されている。これにより、各調整機構14の可撓体23の撓み量を適切に設定することで、第1群レンズ3の光軸X1に対する倒れを調整することができる。
また、可撓体23と駒体25とが傾斜部で当接している。このため、ねじ24の移動量に対する可撓体23の撓み量が小さなものとなり、第1群レンズ3の倒れ調整の精度を高いものとすることができる。さらに、可撓体23と駒体25のそれぞれの傾斜部の傾きを設定することで、ネジの移動量に対する可撓体23の撓み量を変えることができ、それによりより倒れ調整の精度を高める事が可能となる。可撓体23と駒体25のそれぞれの傾斜部の傾きの設定は、要求される調整の精度に応じて、調整装置1の設計時に行うことができる。
なお、可撓体23と駒体25とは、図4、図5に示す構成としてもよい。上述の実施の形態では、可撓体23と駒体25とが当接する当接部の両方に傾斜部が形成されているが、図4に示すように、可撓体23側のみ、駒体25との当接部に傾斜部を設け、駒体25は円柱形としてもよい。また、図5に示すように、可撓体23側の駒体25との当接部は、光軸X1に直交する方向に沿う面とし、駒体25を円錐台として、可撓体23との接触部を傾斜部としてもよい。また、駒体25は、図6に示すように、角錐台としてもよい。
調整装置1には、調整枠5に、駒体25が、可撓体23の配置される側とは反対側に移動しないように、駒体25に対して可撓体23が配置される側とは反対側で当接する当接体31が設けられている。
ねじ24が調整枠5に締め込まれ駒体25が内側方向に移動すると、駒体25は、可撓体23の前方への撓み変形による弾性の反力により、後方に押される。そのため、ねじ24が調整枠5に対して傾斜して結合したり、あるいは、ねじ24と調整枠5とのねじ結合部を破損してしまう虞がある。しかしながら、当接体31を、駒体25の後側、すなわち、可撓体23が配置される側とは反対側に当接させることで、駒体25の後方への移動が阻止される。そのため、ねじ24に作用する後方に向く力が軽減され、ねじ24が調整枠5に対して傾斜して結合してしまったり、あるいは、ねじ24と調整枠5とのねじ結合部を破損してしまう虞を少なくすることができる。
当接体31は、駒体25の略半周に沿うように弧状に形成されている。つまり、駒体25の左右においても調整枠5に対して固定されている。上述のように、当接体31には、駒体25を内側方向に変位させる際に可撓体23から受ける反力により後方に向けて力が作用し、当接体31の調整枠5との接続部に破断を生じる虞がある。しかしながら、当接体31を駒体25の左右においても調整枠5に固定させることで、当接体31と調整枠5との接続部の強度を向上させることができ、当接体31の調整枠5との接続部の破断を防止することができる。
上述の実施の形態に係る調整装置1においては、バヨネット12を用いることにより、レンズ保持枠4の調整枠5に対する光軸X1に沿う方向の移動を簡単な構成で規制している。上述の実施の形態に係る調整装置1においては、雌側バヨネット12Aの爪部18にスリット19A,19B,19Cを形成することで小爪部18A,18Bを形成し、この小爪部18A,18Bにより弾性的に爪部としての雄側バヨネット12Bを受ける構成としている。しかしながら、スリット19A,19B,19Cを形成することなく、爪部18を、第1群レンズ3の倒れ調整に必要な弾性変形を行うことができる構成としてもよい。また、雄側バヨネット12Bの側を、第1群レンズ3の倒れ調整に必要な弾性変形を行うことができる構成としてもよい。
しかしながら、雌側バヨネット12の爪部18には、光軸X1と交差する方向に3本のスリット19A,19B,19Cを形成することで小爪部18A,18Bを形成した場合には、スリット19A,19B,19C間の相互の間隔を変え、小爪部18A,18Bの左右方向の幅を変えることで、小爪部18A,18Bの弾性と変形量(可撓量)を適宜に設定することができる。また、雄側バヨネット12Bに3本のスリット19A,19B,19Cのうち真ん中のスリット19Bに嵌る突起部20が設けられている。スリット19Bに突起部20を嵌合させることで、レンズ保持枠4の光軸X1の周方向に対する位置決めを行うことができる。
レンズ鏡筒2は、調整装置1を備え、レンズ鏡筒2には、ねじ24をレンズ鏡筒2の外部から操作することができる孔部としての調整用孔34が形成されている。これにより、調整用孔34を通して治具(ねじ回し等)によりねじ24を回す調整作業を行うことができる。したがって、第1群レンズ3をレンズ鏡筒2に組み込んだ状態で、第1群レンズ3の光軸X1に対する倒れを調整することができる。
1 … レンズの倒れ調整装置
2 … レンズ鏡筒
3 … 第1群レンズ(レンズ)
4 … レンズ保持枠
5 … 調整枠
12 … バヨネット(係合手段)
12A … 雌側バヨネット
12B … 雄側バヨネット
18 … 爪部
19A,19B,19C … スリット
20 … 突起部
23 … 可撓体
24 … ねじ
25 … 駒体
31 … 当接体
34 … 調整用孔(孔部)
X1 … 光軸

Claims (5)

  1. レンズ鏡筒に保持されるレンズについて、上記レンズ鏡筒の光軸に対する倒れを調整するレンズの倒れ調整装置において、
    上記レンズを保持するレンズ保持枠と、
    上記レンズ保持枠を上記レンズの倒れ方向に変位可能に保持する調整枠と、
    上記調整枠から上記光軸と交差する方向に延設され、上記光軸に沿う方向である光軸方向に可撓性を有し、上記レンズ保持枠に対して上記光軸方向で当接する可撓体と、
    上記可撓体が上記レンズ保持枠に当接する位置に対して上記可撓体を挟んだ反対側に配置され、上記調整枠に対して上記光軸と交差する方向に進退可能にねじ結合するねじと、
    上記可撓体が上記レンズ保持枠に当接する位置に対して上記可撓体を挟んだ反対側に配置され、上記ねじの上記調整枠に対するねじ結合の量に応じて、光軸と交差する方向における位置が変位させられる駒体と、
    を有し、
    上記可撓体と上記駒体とは、互いに、上記光軸方向で当接することができる当接部を有し、
    上記可撓体と上記駒体との少なくとも一方の上記当接部は、上記光軸に近づくに従って上記ねじの軸との間隔が狭くなる傾斜部に形成され、
    上記調整枠および上記レンズ保持枠には、光軸方向に係合することで上記調整枠と上記レンズ保持枠との相対的な移動を規制すると共に、上記移動に対して弾性的に変形することができる係合手段が備えられている、
    ことを特徴とするレンズの倒れ調整装置。
  2. 請求項1に記載のレンズの倒れ調整装置において、
    前記調整枠には、前記駒体が、前記可撓体の配置される側とは反対側に移動しないように、前記駒体に対して前記可撓体が配置される側とは反対側で当接する当接体が設けられている、
    ことを特徴とするレンズの倒れ調整装置。
  3. 請求項1または2に記載のレンズの倒れ調整装置において、
    前記係合手段は、バヨネットにより構成され、上記バヨネットを構成する雌側バヨネットあるいは雄側バヨネットの少なくとも一方の爪部は、前記光軸方向に弾性を有する、
    ことを特徴とするレンズの倒れ調整装置。
  4. 請求項3に記載のレンズの倒れ調整装置において、
    前記バヨネットの雌側バヨネットの爪部には、前記光軸と交差する方向に3本のスリットが形成され、前記雄側バヨネットの爪部には、上記3本のスリットの真ん中のスリットに嵌る突起部が設けられている、
    ことを特徴とするレンズの倒れ調整装置。
  5. レンズ鏡筒において、
    請求項1から4のいずれか1項記載のレンズの倒れ調整装置を備え、
    上記レンズ鏡筒には、前記ねじを上記レンズ鏡筒の外部から操作することができる孔部が形成されている、
    ことを特徴とするレンズ鏡筒。
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