JP5566843B2 - ベルトトレッド組立体の成形ドラム及びそれを用いたタイヤの製造方法 - Google Patents

ベルトトレッド組立体の成形ドラム及びそれを用いたタイヤの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、空気入りタイヤを製造する際に用いられるベルトトレッド組立体の成形ドラムに関し、また該成形ドラムを用いたタイヤの製造方法に関するものである。
一般に、空気入りタイヤの製造に際しては、成形ドラム上に複数枚のベルトプライ及びトレッドゴムを順に貼り付けて筒状のベルトトレッド組立体を成形する一方、別の成形ドラム上で、インナーライナー、カーカス、ビード及びサイドウォールゴム等を積層して筒状の生タイヤ本体を形成する。そして、シェーピングドラムにて、該生タイヤ本体をトロイド状に膨出させることにより、予めその半径方向外側に待機させたベルトトレッド組立体の内周面に生タイヤ本体の外周面を圧着させることにより、生タイヤを成形する。得られた生タイヤは、加硫成形型にセットされ、その成形型内面にトレッドゴムを圧接した状態で加硫成型が行われ、空気入りタイヤが得られる。
従来、上記ベルトトレッド組立体を成形するための成形ドラムとしては、ベルト成形面が直円筒状(外周面の断面が直線状)をなすものが用いられていた。しかしながら、加硫成形型の内面は、タイヤトレッド部の製品形状に対応して、半径方向外側に凸となる湾曲形状をなすため、加硫成型時にトレッド部の中央部が拡径するように変形する。このように加硫成型時におけるベルトの幅、長さ、角度の変化代が、特にトレッド中央部で大きく、ストレッチ量が不均一となるため、ベルトに残留応力が生じて、タイヤのユニフォミティを悪化させる原因になる。そのため、該成形ドラムのベルト成形面を、製品形状に対応させて半径方向外側に凸となる湾曲面状にする方策が採られているが、平面状のベルトプライを曲面状のベルト成形面に貼り付けるため、ベルトプライの蛇行が発生してしまい、ベルトプライの貼付精度の悪化を招き、これもユニフォミティを低下させる原因となる。
下記特許文献1には、かかる問題を解決するため、成形ドラムのベルト成形面を、ドラム軸心方向長さの15〜50%の長さを有する直線状の中央成形輪郭線と、その両外側において凸円弧状の外側成形輪郭線とに区分することが開示されている。しかしながら、この方策では、ベルトプライの貼付精度を向上するために、直線状の中央成形輪郭線の軸心方向長さを大きく確保する必要がある。その一方で、該中央成形輪郭線の軸心方向長さを大きくすると、加硫成型時における軸心方向中央部でのベルトのリフト率(ストレッチ量)が大きくなってしまう。そのため、成形ドラム形状の最適化だけでは、ベルトプライの貼付精度と加硫成型時のリフト率が背反事項となり、ユニフォミティの改善には不十分である。
下記特許文献2には、成形ドラムのベルト成形面を、軸心方向(幅方向)中央部で外径が一定の平坦部に形成するとともに、軸心方向両端部には外径が軸心方向外側に向かって徐々に小さくなるテーパ部に形成することが開示されている。しかしながら、この文献は、軸心方向両端部でのシワや波打ちの発生を防止するためのものであり、軸心方向中央部を平ら(すなわち、直線状)にする範囲が広いので、加硫成型時におけるリフト率が大きくなってしまう。
一方、ベルトトレッド組立体の成形ドラムに、ベルトプライを保持するための磁石を設けることは知られているが、下記特許文献3では直円筒状のベルト成形面を持つ成形ドラムに磁石を埋設した構成が、また下記特許文献4には凸円弧状のベルト成形面を持つ成形ドラムに磁石を埋設した構成が、それぞれ開示されているにすぎない。
特開2008−94059号公報 特開2005−81728号公報 特表2006−506256号公報 特開平8−174710号公報
本発明は、加硫成型時におけるリフト率を低くしつつ、ベルトプライの貼付精度を向上して、ユニフォミティの良好なタイヤを製造することができるベルトトレッド組立体の成形ドラム、及びそれを用いたタイヤの製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係るベルトトレッド組立体の成形ドラムは、金属コードをゴム被覆してなるベルトプライからなるベルトと、該ベルトの外周に巻き付けられたトレッドゴムとを備える筒状のベルトトレッド組立体を成形するための成形ドラムであって、前記ベルトプライが巻き付けられるベルト成形面を外周面に備え、前記ベルト成形面は、ドラム軸心を含む断面形状が、ドラム軸心方向中央において当該ドラム軸心に平行な直線の輪郭線からなる直線領域と、その両外側において前記直線領域に対して半径方向内方側に傾斜して延びる凸円弧状の輪郭線からなる傾斜領域とからなり、前記直線領域のドラム軸心方向の長さが5〜30mmであり、前記ベルトプライを磁力で引き付けることによって前記ベルト成形面に保持させるための磁石が少なくとも前記直線領域のドラム軸心方向両端部に配設されたものである。
本発明に係る空気入りタイヤの製造方法は、上記成形ドラムを用いて、金属コードをゴム被覆してなる複数枚のベルトプライを前記ベルト成形面に巻き付けてベルトを形成し、前記ベルトの外周にトレッドゴムを巻き付けて、筒状のベルトトレッド組立体を成形する工程を含むものである。
本発明に係る実施形態では、前記ベルト成形面の前記傾斜領域が、ある曲率半径の凸円弧の輪郭線からなり前記直線領域に隣接する第1傾斜領域と、その外側において前記曲率半径とは異なる曲率半径の凸円弧又は直線を1又は複数組合せた輪郭線からなる第2傾斜領域とからなり、前記磁石は、前記直線領域とその両外側の前記第1傾斜領域とからなるセンター領域の磁力が、前記第2傾斜領域からなる各ショルダー領域の磁力よりも強くなるよう配設されていることが好ましい。
本発明に係る他の実施形態では、前記ベルト成形面の前記傾斜領域が、単一の曲率半径を持つ凸円弧の輪郭線からなり、前記磁石は、一対の前記傾斜領域をそれぞれドラム軸心方向に2等分する位置により挟まれた領域であるセンター領域の磁力が、前記2等分する位置よりも軸心方向外側の各ショルダー領域の磁力よりも強くなるよう配設されていることが好ましい。
本発明によれば、成形ドラムのベルト成形面を、ドラム軸心方向中央の直線領域と、その両外側の凸円弧状の傾斜領域とで構成した上で、該直線領域の範囲を狭く設定したので、加硫成型時におけるトレッド中央部でのベルトのリフト率を低く抑えることができる。一方で、直線領域の範囲を狭く設定した場合、ベルトプライの貼付精度を確保することが難しくなるが、本発明では、該直線領域にベルトプライを引き付ける磁石を配設したので、平面状のベルトプライを成形ドラムに巻き付ける際に、該直線領域にベルトプライの中央部をしっかりと貼付させて、軸心方向外側にずれるのを防止することができ、ベルトプライの蛇行を防止することができる。このように加硫成型時におけるベルトのリフト率を低くしつつ、ベルトプライの貼付精度を向上することができるので、タイヤのユニフォミティを向上することができる。
生タイヤを示す断面模式図 成形ドラムをドラム軸心に垂直な断面で切断した断面図 実施例1に係る成形ドラムを、ドラム軸心を含む断面で切断した断面図 実施例1に係る成形ドラムの要部拡大平面図 図4のV−V線断面図 ベルトを巻き付ける工程を示す成形ドラムの要部断面図 ベルトトレッド組立体を成形した状態を示す成形ドラムの要部断面図 実施例1における磁石の配設間隔を示す成形ドラムの要部断面図 他の実施例における磁石の配設間隔を示す成形ドラムの要部断面図 実施例2に係る成形ドラムを、ドラム軸心を含む断面で切断した断面図 実施例3に係る成形ドラムを、ドラム軸心を含む断面で切断した断面図 実施例4に係る成形ドラムを、ドラム軸心を含む断面で切断した断面図 実施例5に係る成形ドラムを、ドラム軸心を含む断面で切断した断面図 実施例6に係る成形ドラムを、ドラム軸心を含む断面で切断した断面図 他の実施例に係る成形ドラムの要部拡大平面図 他の実施例に係る成形ドラムの要部拡大平面図 他の実施例に係る成形ドラムを、ドラム軸心を含む断面で切断した断面図 他の実施例に係る成形ドラムの要部拡大平面図 比較例1に係る成形ドラムを、ドラム軸心を含む断面で切断した断面図 比較例2に係る成形ドラムを、ドラム軸心を含む断面で切断した断面図
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1は、実施例に係る未加硫の生タイヤ1を示したものである。生タイヤ1は、トロイド状の生タイヤ本体2と、その外周面に圧着されたベルトトレッド組立体10とからなる。生タイヤ本体2は、インナーライナー3の外周面にカーカス層4を貼り付け、カーカス層4の両端部にビードコア5Aとビードフィラー5Bからなる一対のビード5を配置して、カーカス層4の両端部をビード5を包むように折り曲げ、更にサイドウォールゴム6を貼り付けて円筒状部材を形成し、これをシェーピングドラムにてトロイド状に膨出させることにより形成される。
ベルトトレッド組立体10は、金属コードをゴム被覆してなるベルト12の外周にトレッドゴム14を巻き付けてなる円筒状部材であり、その内周面が生タイヤ本体2のカーカス層4の外周面に圧着一体化されている。ベルト12は、金属コードをタイヤ周方向に対して例えば10〜40°の角度で配設した複数枚のベルトプライからなる。この例では、スチールコードを補強材とした2枚のベルトプライ12A,12Bを重ね合わせることによりベルト12は構成されている。
ベルトトレッド組立体10を成形するための成形ドラム20は、図2に示すように外周面に円筒状のベルト成形面22を備え、このベルト成形面22にベルトプライ12A,12Bが巻き付けられるように構成されている(図7参照)。成形ドラム20は、周方向に分割された複数のセグメント24を備え、各セグメント24が半径方向に進退することにより拡縮可能に構成されている。そして、各セグメント24が図2に示す半径方向外方に前進した状態で、各セグメント24の外面により円筒状のベルト成形面22が形成され、この状態から各セグメント24が半径方向内方に後退することにより、成形されたベルトトレッド組立体10を成形ドラム20から取り外すことができるようになっている。
ベルト成形面22は、図3に示すドラム軸心を含む断面において、ドラム軸心方向中央の直線領域26と、その軸心方向両外側の傾斜領域28とにより形成されている。
直線領域26は、上記断面においてドラム軸心に平行な直線の輪郭線P1からなり、従って、直線領域26では軸心方向に外径が一定の直円筒状に形成されている。直線領域26は、ベルト成形面22の幅中心線CLを含む比較的狭い軸心方向範囲で形成されており、詳細には、直線領域26のドラム軸心方向の長さL1は5〜30mmに設定されている。この長さL1が5mm未満では、直線領域26が実質上存在しないことになり、ベルトプライの蛇行を防止することができず、ユニフォミティが損なわれる(LFVの増大)。逆に、この長さL1が30mmを超えると、加硫成型時に直線領域26でのベルト12のリフト率が大きくなって、ユニフォミティが損なわれる(RFVの増大)。長さL1は、より好ましくは10〜20mmである。なお、ベルト成形面22のドラム軸心方向長さ(全幅)L0は、通常100〜300mmであり、これを基準にすれば、直線領域26の長さL1は、ベルト成形面22の全幅L0の2〜30%であることが好ましく、より好ましくは3〜20%、更に好ましくは4〜10%である。
傾斜領域28は、上記断面において、直線領域26に対してドラム半径方向内方側に傾斜して延びる凸円弧状の輪郭線からなる。傾斜領域28は、少なくとも1つの凸円弧(半径方向外側に凸となる円弧)を含む輪郭線により形成されていれば、直線の輪郭線を含むものであってもよい。但し、傾斜領域28は、その全体の断面形状が、直線領域26に対して半径方向内方に落ち込み、かつ半径方向外側に凸の円弧状をなしている。
詳細には、傾斜領域28は、曲率半径R1の凸円弧の輪郭線P2からなり直線領域26に隣接する第1傾斜領域30と、その軸心方向外側において曲率半径R1とは異なる曲率半径の凸円弧又は直線を1又は複数組合せた輪郭線P3からなる第2傾斜領域32とにより構成されている。輪郭線P2,P3を凸円弧により形成する場合、それらの曲率半径は100〜5000mmであることが好ましい。該曲率半径は、ドラム軸心方向の中央側から外側になるほど小さくなることが好ましく、中央から2つ目の曲率半径(第2傾斜領域32における最も軸心方向中央側の凸円弧の曲率半径)は、第1傾斜領域30を規定する1つ目の曲率半径R1の1〜50%であることが好ましく、3つ目以降の曲率半径は、2つ目の曲率半径の50〜99%であることが好ましい。なお、第2傾斜領域32を規定する輪郭線P3は直線であってもよい。
図3に示す実施例1では、傾斜領域28は、直線領域26に隣接する曲率半径R1の輪郭線P2からなる第1傾斜領域30と、該第1傾斜領域30に隣接する曲率半径R2の輪郭線P3からなる第2傾斜領域32とで構成されている(但し、R1>R2)。輪郭線P2は、上記幅中心線CL上に中心を有する曲率半径R1の凸円弧からなり、輪郭線P3は、上記幅中心線CL上に中心を有する曲率半径R2の凸円弧からなる。
ベルト成形面22には、ベルトプライ12A,12Bを磁力で引き付けることによって該ベルト成形面22の表面にベルトプライ12A,12Bを保持するための磁石34が埋設されている。磁石34としては永久磁石が用いられており、図3,4に示すように、ドラム軸心方向に延びる帯状の磁石34が軸心方向に複数個並べて配設され、かつ、図3,4に示す位置関係にてドラム周方向に所定間隔(例えば100〜200mmにて等間隔)をおいて配設されている。磁石34の埋設方法は、特に限定されるものではないが、この例では、図5に示すように、ベルト成形面22に設けられた収容凹部36内に埋設されており、ドラム表面に露出しているものの、ベルト成形面22を超えて外側に突出しないように設けられている。
磁石34は、ドラム軸心方向において、少なくともその一部が上記直線領域26にかかるように配設されており、また、直線領域26のドラム軸心方向両端部26A,26Aに存在するように配設されている。このように直線領域26に磁石34を配設した場合、平面状のベルトプライ12A,12Bを成形ドラム20に巻き付ける際に、該直線領域26にベルトプライ12A,12Bの中央部をしっかりと貼付させることができ、軸心方向外側にずれるのを防止することができるので、ベルトプライ12A,12Bの蛇行を防止することができる。特に、直線領域26の両端部26A,26Aは、半径方向内方に落ち込んでいく傾斜領域28との境界部となるので、この部分に磁石34を設けておくことにより、直線領域26の全幅を有効に利用した引き付けが可能となり、ベルトプライ12A,12Bの蛇行をより効果的に防ぐことができる。
ベルトプライ12A,12Bの蛇行をより効果的に防止するため、磁石34は、より詳細には次のように配設されている。すなわち、図3に示すように、ベルト成形面22を、その全幅において、上記直線領域26と第1傾斜領域30とからなるセンター領域38と、第2傾斜領域32からなるショルダー領域40とに区分したとき、磁石34は、センター領域38の磁力が各ショルダー領域40の磁力よりも強くなるように配設されている。このようにセンター領域38の磁力をショルダー領域40よりも強くすることにより、ベルト12の蛇行を防止して貼付精度を向上することができる。
ここで、センター領域38とショルダー領域40のそれぞれの磁力は、各領域に存在する磁石34の配設面積と、その磁石自体の磁力とを乗じて求められるものであり、ベルトプライ12A,12Bを引き付ける吸引力の大きさである。例えば、同一材料の磁石を配設する場合、その領域38,40内に存在する磁石34の配設面積により当該領域38,40の磁力の強弱は決まり、配設面積が大きいほどその領域の磁力は強くなる。磁石自身の磁力(即ち、形成する磁場の強さ、例えば磁石表面近傍の所定距離における位置での磁束密度の高さにより表される。)が異なる場合、領域内に存在する磁石の配設面積が同じでも、磁石自身の磁力により当該領域の磁力の強弱は決まる。
図3,4に示す実施例1では、短辺の寸法Mが共通で、長辺の寸法N1,N2が異なる(N1>N2)が異なる大小2種類の磁石34A,34Bが用いられており、これら各2個が長辺方向をドラム軸心方向に向けて一列に、かつ幅中心線CLに関して対称に配されている。両磁石34A,34Bは、同一材料からなり、そのため、この例では、センター領域38における磁石の配設面積が、各ショルダー領域40における磁石の配設面積よりも大きくなるように、これら磁石34A,34Bが配設され、これにより、(センター領域38の磁力)>(ショルダー領域40の磁力)となっている。具体的には、長辺寸法N1の大きな第1磁石34Aが、主としてセンター領域38内において幅中心線CLを挟んだ両側に各1つ配設されており、その両外側のショルダー領域40内に長辺寸法N2の小さな第2磁石34Bが各1つ配設されている。第1磁石34Aは、直線領域26から第1傾斜領域30を越えてショルダー領域40に一部がかかるように設けられている。
実施例1では、直線領域26内の幅中心線CL上に磁石34の隙間42があるが、このように隙間42がある場合、直線領域26の軸方向長さL1の50%以上の範囲に磁石34が配設されていることが、ベルトプライ12A,12Bの蛇行を防止する上で好ましい。
また、実施例1のように幅中心線CL上に隙間42を設けた上で、該幅中心線CLに対称に複数の磁石34を設ける場合、次のように設定することがベルトプライ12A,12Bの蛇行を防止する上で好ましい。すなわち、図8に示すように、ベルト成形面22の軸心方向における半幅で考え、幅中心線CLから第1磁石34Aまでの隙間の軸心方向寸法をW1、第1磁石34Aと第2磁石34Bとの隙間の軸心方向寸法をW2としたとき、W1<W2に設定することが好ましい。
図9に示すように、上記半幅内に3つ以上の磁石を配設する場合、幅中心線CLから第1磁石34Aまでの隙間の軸心方向寸法をW1、第1磁石34Aと第2磁石34Bとの隙間の軸心方向寸法をW2、第2磁石34Bと第3磁石34Cとの隙間の軸心方向寸法をW3としたとき、W1<W2≦W3と設定し、3つ目以降の隙間の軸心方向寸法については、その内側の隙間の軸心方向寸法と同じか又はより大きく設定することが好ましい。
以上よりなる成形ドラム20を用いてベルトトレッド組立体10を成形するに際しては、複数枚(ここでは2枚)のベルトプライ12A,12Bを、成形ドラム20のベルト成形面22に巻き付けてベルト12を形成し、次いで、該ベルト12の外周にトレッドゴム14を巻き付けて、円筒状のベルトトレッド組立体10を成形する。
ベルト12を形成する際には、まず、成形ドラム20を回転させながら、ベルト成形面22に第1ベルトプライ12Aを1周巻き付けて円筒状に形成する。このとき、図6に示すように、平面状の第1ベルトプライ12Aが凸円弧状をなすベルト成形面22に巻き付けられることになるが、ベルト成形面22には軸心方向中央に直線領域26が設けられ、該直線領域26を含むセンター領域38の磁力が強くなるように磁石34が埋設されているので、該直線領域26に第1ベルトプライ12Aの中央部をしっかりと貼付させて、軸心方向外側にずれるのを防止することができる。また、直線領域26に引き付けられた第1ベルトプライ12Aは、第1傾斜領域30の磁石34、更に第2傾斜領域32の磁石34による磁力で順次に引き付けられるため、ベルト成形面22に沿った第1ベルトプライ12Aの環状体を形成することができる。次いで、その外周に第2ベルトプライ12Bを1周巻き付けて2層構造のベルト12を形成するが、その際にも第1ベルトプライ12Aのときと同様に、第2ベルトプライ12Bの蛇行を防止することができ、よって、ベルト12の貼付精度を向上することができる。
このようにしてベルト12を形成した後、成形ドラム20を回転させながら、その外周にトレッドゴム14を1周巻き付け、これにより図7に示すように円筒状のベルトトレッド組立体10が得られる。なお、トレッドゴム14を巻き付ける前に、ベルト12の外周にベルト補強層を形成してもよい。ベルト補強層は、例えば、ゴム被覆した長尺の補強コードを周方向に沿って螺旋状に巻き付けることで形成することができる。
得られたベルトトレッド組立体10は、シェーピングドラムにて、別途成形された生タイヤ本体2と圧接一体化され、図1に示す生タイヤ1が成形される。得られた生タイヤ1は、加硫成形型にセットされ、その成形型内面にトレッドゴム14を圧接した状態で加硫成型が行われ、空気入りタイヤが得られる。
本実施例によれば、成形ドラム20のベルト成形面22を、加硫成形型の内面形状に対応させて半径方向外側に凸の湾曲面状に形成したので、加硫成型時のストレッチ量を均一化することができる。しかも、該ベルト成形面22の軸心方向中央に直線領域26を設けた上で、該直線領域26の範囲を狭く設定したので、加硫成型時におけるトレッド中央部でのベルト12のリフト率を低く抑えることができる。該リフト率(加硫成型前のベルト12の外径に対する加硫成型時のベルト12の外径の増加分の比率)は3.0%以下であることが好ましい。
また、このように直線領域26を狭く設定した場合、ベルトプライ12A,12Bの貼付精度を確保することが難しくなるが、上記のように直線領域26を含むセンター領域38の磁力が強くなるように磁石34を配設したので、ベルトプライ12A,12Bを成形ドラム20に巻き付ける際に、該直線領域26にベルトプライ12A,12Bの中央部をしっかりと貼付させて、軸心方向外側にずれるのを防止することができる。従って、加硫成型時におけるリフト率を低くしつつ、ベルトプライ12A,12Bの貼付精度を向上することができるので、LFVやRFVといったタイヤのユニフォミティを向上することができる。
図10〜12は、実施例2〜4に係る成形ドラム20を示した図である。これらの例では、ベルト成形面22の軸心方向における磁石34の配置が実施例1とは異なる。
実施例2では、センター領域38に配された第1磁石34Aが、当該センター領域38内で終端するように設けられており、すなわち、直線領域26から第1傾斜領域30までの範囲内で設けられている。
実施例3では、センター領域38に設ける第1磁石34Aとして、実施例1の2つの第1磁石34Aを1つに繋げたものを用いており、そのため、磁石34としては、ドラム軸心方向において、センター領域38に配設される1つの第1磁石34Aと、その両外側のショルダー領域40にそれぞれ配される各1つの第2磁石34Bとの3つが1列に埋設されている。実施例3では、直線領域26内の幅中心線CL上に磁石34の隙間42がないので、ベルト層12の貼付精度を高める上でより有利である。
実施例4では、実施例3において、センター領域38に配された第1磁石34Aが、当該センター領域38内で終端するように設けられている。実施例2〜4について、その他の構成は、実施例1と同様であり、同様の作用効果が奏される。
図13は、実施例5に係る成形ドラム20を示した図である。この例では、センター領域38における磁石34Aの配設面積を、各ショルダー領域40における磁石34Bの配設面積と等しく設定し、これにより、(センター領域38の磁力)=(ショルダー領域40の磁力)としている点で、実施例1と異なる。図14は、実施例6に係る成形ドラム20を示した図である。この例では、センター領域38における磁石34Aの配設面積を、各ショルダー領域40における磁石34Bの配設面積よりも小さく設定し、これにより、(センター領域38の磁力)<(ショルダー領域40の磁力)としている点で、実施例1と異なる。
図15は、他の実施例に係る成形ドラム20の要部平面図である。この例では、センター領域38に配された第1磁石34Aとして、ショルダー領域40に配された第2磁石34Bよりも短辺寸法Mが大きいものを用いた点で、上記実施例1と異なる。すなわち、この例では、センター領域38に配された第1磁石34Aは、ショルダー領域40に配された第2磁石34Bよりもドラム軸心方向寸法である長辺寸法は小さいものの(N1<N2)、ドラム周方向の寸法である短辺寸法Mを大きくすることで、センター領域38における磁石34Aの配設面積を、ショルダー領域40における磁石34Bの配設面積よりも大きく設定し、(センター領域38の磁力)>(ショルダー領域40の磁力)としている。このように磁石の配設面積を変える方策としては、ドラム軸心方向における寸法を変えるだけでなく、ドラム周方向における寸法を変えてもよい。要するに、各セグメント24において、センター領域38とショルダー領域40の磁石の配設面積を上記大小関係に設定すればよい。
図16は、更に他の実施例に係る成形ドラム20の要部平面図である。この例では、平面視三角形状の1対の磁石34Dを、幅中心線CLを挟んで左右対称に配設した点で、上記実施例1と異なる。該磁石34Dは、直線領域26内においてドラム周方向での寸法が最大であり、そこからドラム軸心方向外側ほど漸次幅狭となるテーパ状に形成されている。これにより、センター領域38における磁石34の配設面積を、ショルダー領域40における磁石34の配設面積よりも大きく設定し、(センター領域38の磁力)>(ショルダー領域40の磁力)としている。このように磁石の平面形状としては、四角形には限られず、三角形状、円形状など、種々の形状のものを用いることができる。
図17は、更に他の実施例に係る成形ドラム20の断面図である。この例では、ベルト成形面22の傾斜領域28が、ドラム軸心を含む断面において、曲率半径R1の単一の凸円弧の輪郭線P2からなる点で、上記実施例1とは異なる。このように傾斜領域28が、単一の凸円弧の輪郭線P2からなる場合、センター領域38とショルダー領域40を次のように設定する。すなわち、左右一対の傾斜領域28をそれぞれドラム軸心方向に2等分する位置をVとして、この左右の2等分する位置V,Vにより挟まれた領域(すなわち、この領域は、ドラム軸心方向中央の直線領域26とその軸心方向両外側の傾斜領域28,28の各半分の領域からなる)をセンター領域38とする。また、前記2等分する位置Vよりも軸心方向外側の領域をショルダー領域40とする。このとき、磁石34は、センター領域38の磁力が各ショルダー領域40の磁力よりも強くなるように配設されており、これにより、実施例1と同様に、ベルトプライ12A,12Bの蛇行を防止して貼付精度を向上することができる。その他の構成は、実施例2と同様であり、同様の作用効果が奏される。
図18は、更に他の実施例に係る成形ドラムの要部平面図である。この例では、ベルトプライ12A,12Bの巻き始め端と巻き終わり端とのジョイント部に相当する周方向位置において、磁石34による磁力を他の周方向位置よりも高く設定した点が、実施例1とは異なる。すなわち、成形ドラム20を構成する複数のセグメント24のうち、ジョイント部に相当するセグメント24Aにおいて、図18に示すように磁石34を2列に配設し、これにより、図4に示す他のセグメント24よりも磁石34の配設面積を増やして、磁力を高く設定している。ジョイント部ではベルトプライ12A,12Bが巻き始め端と巻き終わり端との重なりにより嵩高となるが、このように磁力を高めることで引き付け力を確保することができ、ジョイント部でのベルトプライの貼付精度を向上することができる。
なお、上記実施例では、センター領域38とショルダー領域40の磁力を異ならせるために配設面積に違いを設けたが、磁石自体の磁力を変えることでこれら領域38,40の磁力を異ならせることもできる。その場合、センター領域38には、ショルダー領域40よりも、磁力の強い(即ち、より強い磁場を形成し、磁束密度の高い)磁石を配設すればよい。また、上記実施例では、ベルト層12を2層構造として説明したが、本発明においてベルトの枚数はこれに限定されるものではない。また、磁石の配置や形状についても上記のものに限定されるものではない。その他、一々列挙しないが、本発明の趣旨を逸脱しない限り、種々の変更が可能である。
上記実施例1〜6の成形ドラム20を用いて、ベルトトレッド組立体を成形し、成形時のベルト蛇行量を測定した。また、得られたベルトトレッド組立体を用いて、常法に従い、生タイヤを作製して、加硫成型することにより空気入りラジアルタイヤを作製し、得られたタイヤについてRFV(ラジアルフォースバリエーション)とLFV(ラテラルフォースバリエーション)を測定した。
タイヤサイズは265/40ZR18であり、成形ドラム20の最大径は612mm、ベルト成形面22の全幅L0=250mmとした。ベルト12は、一般に使用されている2+2×0.25mm構造のスチールコードをエンド数が25本/25.4mmとしたものを2枚(コード角度は+25°/−25°、最大ベルト幅は242mm)とした。
各実施例における成形ドラムの詳細構成は表1に示す通りである。なお、磁石としては、全て同一材料の磁石を用いた。表1に示すように、実施例2においてL1の長さを変更した実施例7及び比較例4についても同様に評価した。また、図19及び図20に示す比較例1,2の成形ドラム、及び、実施例1において磁石を取り除いた成形ドラムを用いた比較例3についても同様に評価した。比較例1,2では、ベルト成形面は、直線領域がなく、曲率半径R1の凸円弧の輪郭線からなるセンター領域100と、曲率半径R2の凸円弧の輪郭線からなるショルダー領域102とで構成されている。比較例1では、センター領域100に2つの磁石34A,34Aが配設され、比較例2では、センター領域100に1つの磁石34Aが配設されている。なお、各評価方法は、以下の通りである。
・ベルト蛇行量:0.3m/秒にてベルトプライを成形ドラムに貼り付けた後、巻き始めと巻き終わりでのベルトセンター部でのズレ量を測定した。
・ユニフォミティ(RFV、LFV):JASO C607のユニフォミティ測定方法に準拠して、タイヤを8.5インチのリムに装着し、空気圧:200kPa、荷重:4.1kNにてRFVとLFVを測定した。
表1に示すように、実施例1〜7であると、比較例1〜3に対して、成形時のベルトプライの蛇行が抑えられ、LFVが低減した。特に、センター領域38の磁力を強くした実施例1〜4及び7であると、ベルトプライの蛇行を低減する効果に優れており、LFVが大幅に低減していた。また、比較例4では、直線領域の軸心方向長さL1が大きく、そのため、トレッド中央部でのリフト率が大きいことに起因してRFVが大きくなったが、実施例1〜7であると、直線領域の軸心方向長さL1を狭く設定したことにより、加硫時のリフト率を抑えて、RFVの悪化を抑えることができた。
Figure 0005566843
本発明の成形ドラムは、乗用車用タイヤを始めとして、ライトトラック、トラック・バス用等、各種自動車の空気入りラジアルタイヤを製造するために用いることができる。
10…ベルトトレッド組立体 12…ベルト 12A,12B…ベルトプライ
14…トレッドゴム 20…成形ドラム 22…ベルト成形面
24…セグメント 26…直線領域 28…傾斜領域
30…第1傾斜領域 32…第2傾斜領域 34…磁石
38…センター領域 40…ショルダー領域
L1…直線領域のドラム軸心方向長さ P1,P2,P3…輪郭線
V…傾斜領域をドラム軸心方向に2等分する位置

Claims (9)

  1. 金属コードをゴム被覆してなるベルトプライからなるベルトと、該ベルトの外周に巻き付けられたトレッドゴムとを備える筒状のベルトトレッド組立体を成形するための成形ドラムであって、
    前記ベルトプライが巻き付けられるベルト成形面を外周面に備え、前記ベルト成形面は、ドラム軸心を含む断面形状が、ドラム軸心方向中央において当該ドラム軸心に平行な直線の輪郭線からなる直線領域と、その両外側において前記直線領域に対して半径方向内方側に傾斜して延びる凸円弧状の輪郭線からなる傾斜領域とからなり、前記直線領域のドラム軸心方向の長さが5〜30mmであり、前記ベルトプライを磁力で引き付けることによって前記ベルト成形面に保持させるための磁石が少なくとも前記直線領域のドラム軸心方向両端部に配設された
    ことを特徴とするベルトトレッド組立体の成形ドラム。
  2. 前記ベルト成形面の前記傾斜領域が、ある曲率半径の凸円弧の輪郭線からなり前記直線領域に隣接する第1傾斜領域と、その外側において前記曲率半径とは異なる曲率半径の凸円弧又は直線を1又は複数組合せた輪郭線からなる第2傾斜領域とからなり、
    前記磁石は、前記直線領域とその両外側の前記第1傾斜領域とからなるセンター領域の磁力が、前記第2傾斜領域からなる各ショルダー領域の磁力よりも強くなるよう配設された
    ことを特徴とする請求項記載の成形ドラム。
  3. 前記ベルト成形面の前記傾斜領域が、単一の曲率半径を持つ凸円弧の輪郭線からなり、
    前記磁石は、一対の前記傾斜領域をそれぞれドラム軸心方向に2等分する位置により挟まれた領域であるセンター領域の磁力が、前記2等分する位置よりも軸心方向外側の各ショルダー領域の磁力よりも強くなるよう配設された
    ことを特徴とする請求項記載の成形ドラム。
  4. 前記センター領域における前記磁石の配設面積が、前記各ショルダー領域における前記磁石の配設面積よりも大きく設定されたことを特徴とする請求項又は記載の成形ドラム。
  5. 前記直線領域のドラム軸心方向の長さが10〜20mmであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の成形ドラム。
  6. 前記磁石が、前記ベルト成形面の幅中心線に関して対称に配されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の成形ドラム。
  7. 前記ベルト成形面の軸心方向において、前記直線領域を含むセンター領域の両外側に位置するショルダー領域内に第2磁石が各1つ配設された請求項1〜6のいずれか1項に記載の成形ドラム。
  8. 前記磁石は、前記直線領域内における前記ベルト成形面の幅中心線上に隙間を設けて配設されたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の成形ドラム。
  9. 請求項1〜のいずれか1項に記載の成形ドラムを用いて、金属コードをゴム被覆してなる複数枚のベルトプライを前記ベルト成形面に巻き付けてベルトを形成し、前記ベルトの外周にトレッドゴムを巻き付けて、筒状のベルトトレッド組立体を成形する工程を含む空気入りタイヤの製造方法。
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