JP5566519B2 - センサ、検出方法、検出システム、及び、検出装置 - Google Patents
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Description
以下に、開示のセンサ、検出方法、検出システム、及び、検出装置の実施の形態について、適宜図面を参照しつつ、詳細に説明する。以下に詳細に説明するように、開示のセンサ、検出方法、検出システム、及び、検出装置は、第1物質と比較して分子量の大きい物質に起因した基体表面の状態変化を検出することで、第1物質を検出することができる。この結果、分子量の小さい小分子についても検出可能となる。
センサの検出部の詳細について説明する前に、検出部が搭載されるセンサについて説明する。開示のセンサは、基体表面の状態変化を検出する検出手法に用いることができる。例えば、開示のセンサは、SPR(Surface Plasmon Resonance、表面プラズモン共鳴)装置による測定に用いられる測定セル、SAW(Surface Acoustic Wave、表面弾性波)センサ、QCM(Quarts Crystal Microbalance、水晶発振子マイクロバランス法)水晶センサなどである。開示のセンサは、好ましくは、SAWセンサである。SAWセンサとしてセンサを実現することで、センサを小型で簡単に実現可能となる。
第1カバー部材1は、上述のように、第1基体1a及び第1基体1a上に積層される第2基体1bを有する。
第1カバー部材1を構成する第1基体1aは平板状であり、その厚みは、例えば0.1mm〜0.5mmである。第1基体1aの平面形状は概ね長方形状であるが、長手方向の一方端は外方に向かって突出した円弧状となっている。第1基体1aのx方向の長さは、例えば、1cm〜5cmであり、y方向の長さは、例えば1cm〜3cmである。
第2カバー部材2は、上述のように、第2基体1b上に積層される第3基体2a及び第3基体2a上に積層される第4基体2bを有する。
第1基体1a及び第2基体1bからなる第1カバー部材1の上面には、第2カバー部材2が接合されている。第2カバー部材2は、第3基体2aと第4基体2bを有する。
図5は検出素子3の斜視図、図6は第1接合部材21及び第2接合部材22を外した状態における検出素子3の平面図である。
SAWを利用した検出素子3において検体溶液の検出を行うには、まず、第1IDT電極11に、配線7や第1引出し電極19などを介して外部の測定器から所定の電圧を印加する。そうすると、第1IDT電極11の形成領域において基体10の表面が励振され、所定の周波数を有するSAWが発生する。発生したSAWはその一部が検出部13に向かって伝搬し、検出部13を通過した後、第2IDT電極12に到達する。ここで、検出部13では、詳細については後述するように、検体溶液に第1物質が含まれている場合には、第1物質と比較して分子量の大きい物質に起因した変化が基体表面に起こる。この結果、検出部13の下を通過するSAWの位相などの特性が変化する。このように特性が変化したSAWが第2IDT電極12に到達すると、それに応じた電圧が第2IDT電極12に生じる。この電圧が第2引出し電極20、配線7などを介して外部に出力され、それを外部の測定器で読み取ることによって検体溶液の性質や成分を調べることができる。
以上のようなセンサ100の構造は一例であり、これに限定されるものではなく、任意のセンサ100を用いて良い。
例えば、図7は、センサ100の変形例を示す断面図である。この断面図は図4Aに示す断面と対応している。この変形例は、端子6の形成位置を変えたものである。上述した実施形態では、端子6を第2基体1bの長手方向の他方端部に形成していたが、この変形例では第4基体2bの上面に形成している。端子6と配線7とは第2カバー部材2を貫通する貫通導体29によって電気的に接続されている。貫通導体29は、例えば、Agペースト、めっきなどからなる。また端子6は、第1カバー部材1の下面側に形成することも可能である。よって、端子6は、第1カバー部材1及び第2カバー部材2の表面における任意の位置に形成可能であり、使用される測定器に合わせてその位置を決めることができる。
開示のセンサ100は、1つの形態において、基体10を有する。また、開示のセンサ100は、1つの形態において、結合部240であって、基体10の表面に位置しており、第1物質210の分子量よりも分子量が大きい第2物質220と結合可能であり、第2物質220ならびに第1物質210および第2物質220と結合可能なアプタマー230を含む検体に、第1物質210が含まれるかを検出可能な結合部240を有する。なお、第2物質220を「シグナル物質」とも称する。
開示の検出手法は、1つの実施形態において、第1物質210との第1結合部位231と第1物質210と比較して分子量の大きい第2物質220との第2結合部位232とを有するとともに第1物質210及び第2物質220のうちいずれか一方と結合するアプタマー230、及び第2物質220の両方と接触した検体を、第2物質220との結合部240を有するセンサの基体10の表面と接触させる接触工程を含む。
開示の検出システムは、1つの実施形態において、第1物質210と比較して分子量の大きい第2物質220との結合部240と、表面に結合部240を有する基体10と、を含むセンサを有する。
上述した実施形態1では、第1物質210の代わりに、第1物質210と比較して分子量の大きい第2物質220に起因する基体表面の変化を検出する場合について説明した。ただし、開示のセンサは、これに限定されるものではない。
以下では、実施形態1のセンサの検出部、検出方法、検出システム及び検出装置とは異なる点に的を絞って説明する。
また、上述した実施形態2では、第1物質210と比較して分子量の大きいアプタマー300を、基体表面の結合部310と予め結合させておく場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。
図21の(1)は、複数のアプタマー300が存在している状態を示している。図21の(2)は、複数の第1物質210が存在する検体溶液とアプタマー300とが接触した状態を示している。図21の(3)は、第1物質210が存在する検体溶液に接触した後のアプタマー300と、基板10に位置している複数の結合部310とが接触した状態を示している。
また、例えば、基体10の結合部に対するアプタマーと第2物質との関係を変えても良い。
図22は、実施形態4について示す図である。
図22の(1)は、検体溶液中に、アプタマー430および第2物質420が存在し、第1物質210が存在していない状態を示している。図22の(2)は、図22の(1)の検体溶液中に、アプタマー430および第2物質420に加えて、第1物質210が存在している状態を示している。すなわち、実施形態4では、図22に示すように、基体10は、アプタマー430と相補的に結合する結合部440を有する。また、アプタマー430は、第2物質420と結合する第1結合部位431と、結合部440と結合する第2結合部位432とを有する。
上述した実施形態では、例えば、図12に示すように、アプタマー230において、第1物質210との第1結合部位231と、第2物質220との第2結合部位232とが、異なる部位に設けられる場合を例に説明した。ただし、これに限定されるものではなく、第1結合部位231と第2結合部位232との一部又は全てが、重なっても良い。すなわち、アプタマー230において、第1結合部位231の少なくとも一部と第2結合部位232の少なくとも一部が、同一部位であっても良い。アプタマー230は、第1物質210及び結合部240のうちいずれか一方と優先的に結合する。
実施例1〜9では、以下に詳細に説明するように、ATPアプタマー相補鎖DNA混合液を作製した。また、ビオチンDNA溶液を作製した。その後、センサチップSA上へのビオチンDNAの固定化、及び、固定化の確認を行い、SPR測定を行った。
配列表の配列番号1に記載された塩基配列からなるATPアプタマーと、配列表の配列番号3〜5に記載された塩基配列のうちいずれかからなるDNA「A」〜「C」各々のうちいずれか1つとの混合液を作製した。なお、ATPアプタマー、及び、DNA「A」から「C」は、委託合成(ジーンデザイン社)により得た。なお、以下では、DNA「A」〜「C」を、それぞれ、相補鎖DNA「A」〜「C」とも記載する。
配列番号1:5’−ACCTGGGGGAGTATTGCGGAGGAAGGT−3’
配列番号3:5’−TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTACCTTCCTCC−3’
配列番号4:5’−TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTACCTTCCTCCGC−3’
配列番号5:5’−TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTACCTTCCTCCGCAA−3’
10mMのビオチンDNA1μlと、HBS−Nバッファー(BIACORE)199μlとを混合することで、ビオチンDNA溶液200μlを作製した。なお、ビオチンDNAは、配列表の配列番号2に記載された塩基配列からなり、塩基配列の5末端側にビオチンが付加されている。ビオチンDNAの終濃度は5μMであった。ビオチンDNAは、委託合成(ジーンデザイン社)により得た。
配列番号2:5’−GGAGGAAGGT−3’
ストレプトアビジンとビオチンの強い親和性を利用することで、センサチップSAにビオチンDNAを固定化した。また、BIACORE−X(GEヘルスケア社)を用いたSPR測定を行い、ビオチンDNAの固定化の確認を行った。BIACORE−Xシステムの測定時には、以下の条件を用いた。
ランニングバッファー:HBS−Nバッファー(BIACORE)
流速:5μl/分
温度:25度
ビオチンDNAが固定化されたセンサチップSAを用いて、SPR測定を行った。具体的には、表1の実施例1〜9に示すように、相補鎖DNA[x]を用いて作製されたATPアプタマー相補鎖DNA混合液とATPとを混合することで、ATPの濃度が[y]となる検体溶液を作製した。そして、作製した検体溶液35μlを、BIACORE−Xシステムのフローセルに注入した。なお、BIACORE−Xシステムの測定時には、以下の条件を用いた。測定結果は、図19及び図20に示した。
ランニングバッファー:50mM Tris(Tris-(hydroxymethyl) aminomethane、トリスヒドロキシメチルアミノメタン)、500mM NaCl、5mM MgCl2
流速:5μl/分
温度:25度
比較例1〜5では、以下に詳細に説明するように、ビオチンATPアプタマー溶液を作製した。その後、センサチップSA上へのビオチンATPアプタマーの固定化、及び、固定化の確認を行い、SPR測定を行った。
10mMのビオチンATPアプタマー1μlと、HBS−Nバッファー(BIACORE)199μlとを混合することで、ビオチンATPアプタマー溶液200μlを作製した。調製したビオチンATPアプタマー溶液において、ビオチンATPアプタマーの終濃度は5μMであった。
BIACORE−Xシステムにおいて、ストレプトアビジンとビオチンの強い親和性を利用することで、センサチップSAに対してビオチンATPアプタマーを固定化した。また、BIACORE−Xを用いたSPR測定を行い、測定結果として得られたセンサグラムに基づいてビオチンATPアプタマーの固定化確認を行った。なお、BIACORE−Xシステムの測定時には、実施例1〜9におけるビオチンDNAの固定化確認の際と同様に、以下の条件を用いた。
ランニングバッファー:HBS−Nバッファー(BIACORE)
流速:5μl/分
温度:25度
表1の比較例1〜5に示すように、ATPの濃度が[y]となるATP溶液を作製し、作製したATP溶液35μlを、ビオチンATPアプタマーが固定化されたセンサチップSAがセットされたBIACORE−Xシステムのフローセルに注入した。なお、BIACORE−Xシステムの測定時には、実施例1〜9におけるATP測定処理と同様に、以下の条件を用いた。測定結果は、図18に示した。
ランニングバッファー:50mM Tris(Tris-(hydroxymethyl) aminomethane、トリスヒドロキシメチルアミノメタン)、500mM NaCl、5mM MgCl2
流速:5μl/分
温度:25度
比較例6〜8では、以下に詳細に説明するように、実施例1〜9とは異なり、SPR測定において、5mMの相補鎖DNA[x]のみを含む相補鎖DNA溶液を注入した。検体溶液として用いた。
ランニングバッファー:50mM Tris(Tris-(hydroxymethyl) aminomethane、トリスヒドロキシメチルアミノメタン)、500mM NaCl、5mM MgCl2
流速:5μl/分
温度:25度
図18は、表1における比較例1〜5において得られたセンサグラムを示す図である。言い換えると、ビオチンATPアプタマーをセンサチップSAに固定化した上で、ATP溶液を注入した場合における測定結果を示す。図18に示されたように、センサチップSAに固定化されたビオチンATPアプタマーとATPとの結合に起因した重量変化は測定されなかった。
2 第2カバー部材
3 検出素子
4 凹部形成用貫通孔
5 凹部
8 切欠き
10 基体
11 第1IDT電極
12 第2IDT電極
13 検出部
14 流入口
15 溝部
100 センサ
210 第1物質
220 第2物質
230 アプタマー
231 第1結合部位
232 第2結合部位
240 結合部
300 アプタマー
310 結合部
Claims (14)
- 第1物質と結合する結合部位を有するアプタマーとの結合部と、
検体に前記第1物質が含まれるかを検出するための前記結合部を表面に有し、前記第1物質及び前記結合部のうちいずれか一方と結合する前記アプタマーが前記結合部に結合しており、前記結合部と結合している前記アプタマーと前記第1物質とが結合すると前記第1物質が結合した前記アプタマーが前記結合部から解離する基体と、を備えたセンサ。 - 基体と、
前記基体の表面に位置しており、第1物質と結合可能なアプタマーと結合しており、結合している前記アプタマーと前記第1物質とが結合すると前記第1物質が結合した前記アプタマーが前記結合部から解離する、結合部と、を備え、
前記結合部は、前記第1物質が含まれるかを検出可能である、センサ。 - 前記アプタマーは、前記第1物質と結合可能な第1結合部位と前記結合部と結合可能な第2結合部位とを有する、請求項2に記載のセンサ。
- 前記アプタマーにおいて、前記第1結合部位の少なくとも一部と前記第2結合部位の少なくとも一部は、同一部位である、請求項1又は3に記載のセンサ。
- 前記アプタマーは、前記第1物質及び前記結合部のうちいずれか一方と優先的に結合する、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のセンサ。
- 前記第1物質と前記アプタマーとの解離定数から算出される自由エネルギー変化は、前記アプタマーと前記結合部との結合に伴う自由エネルギー変化よりも小さい、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のセンサ。
- 上面に前記基体が位置している第1カバー部材と、
前記第1カバー部材に接合されている第2カバー部材と、をさらに備え、
前記第1カバー部材及び前記第2カバー部材の少なくとも一方は前記検体が流入する流入口を有し、
前記第1カバー部材と前記第2カバー部材との間に、前記流入口から少なくとも前記基体の表面上まで延びている流路を有する、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のセンサ。 - 前記流路は、前記第1カバー部材及び前記第2カバー部材の少なくとも一方の表面に設けられている溝部を有する、請求項7に記載のセンサ。
- 前記第1カバー部材は、前記上面に、前記基体の少なくとも一部を収容している凹部を有し、
前記第2カバー部材は前記溝部を有する、請求項8に記載のセンサ。 - 前記基体の表面に位置しており、前記基体の表面のうち前記結合部が位置している検出部に向かって伝搬する弾性波を発生させる第1IDT(InterDigital Transducer)電極と、
前記基体の表面に位置しており、前記検出部を通過した前記弾性波を受信する第2IDT電極と、をさらに備える、請求項1乃至9のいずれか1項に記載のセンサ。 - 前記基体の上面に接合され、且つ前記基体の前記上面との間に密閉された第1振動空間を有している第1接合部材と、
前記基体の上面に接合され、且つ前記基体の前記上面との間に密閉された第2振動空間を有している第2接合部材と、をさらに備え、
前記第1振動空間は前記第1IDT電極上に位置しており、且つ、前記第2振動空間は前記第2IDT電極上に位置している、請求項10に記載のセンサ。 - 結合部と、表面に前記結合部を有する基体と、前記結合部に結合されるとともに第1物質と結合する結合部位を有するアプタマーであって、前記第1物質と結合すると前記結合部から解離する前記アプタマーと、を含むセンサの前記基体の表面に、検体を接触させる接触工程と、
前記検体が接触した前記基体の表面の状態変化を検出することで、前記検体に前記第1物質が含まれるかを検出する検出工程と、を備えた第1物質の検出方法。 - 結合部と、表面に前記結合部を有する基体と、前記結合部に結合されるとともに第1物質と結合する結合部位を有するアプタマーであって、前記第1物質と結合すると前記結合部から解離する前記アプタマーと、を含むセンサと、検体が前記センサの前記基体の表面と接触すると、前記基体の表面の状態変化を検出することで前記検体に前記第1物質が含まれるかを検出する検出制御部を備えた検出装置。
- 結合部と、表面に前記結合部を有する基体と、前記結合部に結合されるとともに第1物質と結合する結合部位を有するアプタマーであって、前記第1物質と結合すると前記結合部から解離する前記アプタマーと、を含むセンサの前記基体の表面に、検体が接触すると、前記基体の表面の状態変化を検出することで前記検体に前記第1物質が含まれるかを検出する検出装置を備えた検出システム。
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