JP5566194B2 - 最適加工工程決定装置 - Google Patents
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Description
さらに、前記有効刃径工具抽出処理が、前記工具ホルダ情報記憶手段に記憶されている最大径の前記工具から小径になる順に用いて前記素材形状から前記製品形状へ加工するとした場合に、直前の刃径の前記工具により加工された前記素材形状を現在の刃径の前記工具により加工したときの加工時間が、設定された基準値Tht以下の場合に、前記現在の刃径を前記有効な刃径から除外する。
また、有効刃径工具抽出処理において、最大径から小径になる順に処理をして、直前の刃径の工具により加工された素材形状を現在の刃径の工具により加工したときの加工時間が短い場合とは、上記現在の刃径の工具によって加工する体積が小さいということになる。このような場合には、上記現在の刃径の工具を使用せずに、次に小径の工具を使用した方が効率的となることがある。すなわち、工作機械において工具とホルダとによるツーリングの準備や、工具交換に要する時間などを考慮すると、上記現在の刃径の工具による単位加工工程は不要なものと判断される。つまり、請求項1に係る発明によれば、不要となる刃径の工具を最適加工工程決定処理に際して検討しないことで、処理時間を確実に短縮できる。なお、上記現在の刃径の次に処理される小径の工具について加工時間を算出するときには、上記現在の刃径を除外して考える。つまり、除外した刃径を除いて直前の刃径の工具により加工された素材形状を次の刃径の工具により加工したときの加工時間を算出する。
請求項4に係る発明によれば、例えば、工具の刃径が大きい場合に、投影面積Sallが工具の軸直交方向面積Stに対してそれほど大きくない関係となる。このような場合には、当該刃径は除外する処理を行う。つまり、大径の工具を有効でない工具として除外することができる。
また、請求項6に係る発明において、比Wmin/Dtが1より大きな基準値Thw2以下の場合とは、例えば、投影形状の最小幅Wminが工具の刃径Dtに対してそれほど大きくない関係となる。これらの場合には、当該刃径は除外する処理を行う。つまり、投影形状に対して大径の工具を有効でない工具として除外することができる。なお、比Wmin/Dtが1未満の場合は、投影形状の最小幅Wminより工具の刃径Dtが大きい場合となる。この場合には、そもそも当該工具により所望形状に加工することができない。そこで、当該刃径Dtは除外する処理を行う。
11:素材形状、 12:製品形状
13:テーブル基準面、 15:投影形状
Claims (6)
- 素材形状から製品形状へ加工する際に複数の単位加工工程を順次実行する加工方法に適用され、複数の前記単位加工工程のそれぞれに含まれる工具、ホルダおよび工具突出量に関する情報とそれぞれの前記単位加工工程の実行順序とにより表される最適加工工程を決定する最適加工工程決定装置において、
前記素材形状および前記製品形状を記憶する形状記憶部と、
複数の前記工具の情報および複数の前記ホルダの情報をそれぞれ記憶する工具ホルダ情報記憶部と、
前記形状記憶部および前記工具ホルダ情報記憶部に記憶されている各情報を用いて前記最適加工工程を決定する最適加工工程決定部と、
を備え、
前記最適加工工程決定部は、
前記素材形状および前記製品形状を用いて、前記工具ホルダ情報記憶部に記憶されている複数の前記工具の中から前記素材形状から前記製品形状へ加工するために有効な刃径の前記工具を抽出する有効刃径工具抽出処理を実行し、
前記有効刃径工具抽出処理により抽出された前記工具を用いて、前記最適加工工程を決定するための最適加工工程決定処理を実行し、
前記有効刃径工具抽出処理は、前記工具ホルダ情報記憶手段に記憶されている最大径の前記工具から小径になる順に用いて前記素材形状から前記製品形状へ加工するとした場合に、直前の刃径の前記工具により加工された前記素材形状を現在の刃径の前記工具により加工したときの加工時間が、設定された基準値Tht以下の場合に、前記現在の刃径を前記有効な刃径から除外することを特徴とする最適加工工程決定装置。 - 請求項1において、
前記有効刃径工具抽出処理は、前記工具ホルダ情報記憶手段に記憶されている最大径の前記工具から小径になる順に用いて前記素材形状から前記製品形状へ加工するとした場合に、直前の刃径の前記工具により前記素材形状を加工したときの加工残体積Vaと、現在の刃径の前記工具により前記素材形状を加工したときの加工残体積Vbとの比Va/Vbが、設定された1より大きな基準値Thv1以下の場合に、前記現在の刃径を前記有効な刃径から除外することを特徴とする最適加工工程決定装置。 - 請求項1または2において、
前記製品形状は、前記素材形状をテーブル基準面に設置した状態において、前記テーブル基準面に垂直な方向から加工して、前記テーブル基準面に垂直な方向にアンダーカット形状とならない形状に加工され、
前記有効刃径工具抽出処理は、前記工具を工具軸方向に延長した場合に前記素材形状から前記製品形状へ加工したときの加工可能体積Vtと、前記素材形状から前記製品形状へ加工するための加工総体積Vallとの比Vt/Vallが、設定された1より小さな基準値Thv2以下の場合に、当該工具の刃径を前記有効な刃径から除外することを特徴とする最適加工工程決定装置。 - 請求項1〜3の何れか一項において、
前記製品形状は、前記素材形状をテーブル基準面に設置した状態において、前記テーブル基準面に垂直な方向から加工して、前記テーブル基準面に垂直な方向にアンダーカット形状とならない形状に加工され、
前記有効刃径工具抽出処理は、前記素材形状に対して前記製品形状に加工する加工領域を前記テーブル基準面に投影したときの投影面積Sallと、前記工具の軸直交方向面積Stとの比Sall/Stが、設定された1より大きな基準値Ths以下の場合に、当該刃径を前記有効な刃径から除外することを特徴とする最適加工工程決定装置。 - 請求項1〜4の何れか一項において、
前記製品形状は、前記素材形状をテーブル基準面に設置した状態において、前記テーブル基準面に垂直な方向から加工して、前記テーブル基準面に垂直な方向にアンダーカット形状とならない形状に加工され、
前記有効刃径工具抽出処理は、前記素材形状に対して前記製品形状に加工する加工領域を前記テーブル基準面に投影したときの投影形状の最大幅Wmaxと前記工具の刃径Dtとの比Wmax/Dtが、設定された1より大きな基準値Thw1以下の場合に、当該刃径を前記有効な刃径から除外することを特徴とする最適加工工程決定装置。 - 請求項1〜5の何れか一項において、
前記製品形状は、前記素材形状をテーブル基準面に設置した状態において、前記テーブル基準面に垂直な方向から加工して、前記テーブル基準面に垂直な方向にアンダーカット形状とならない形状に加工され、
前記有効刃径工具抽出処理は、前記素材形状に対して前記製品形状に加工する加工領域を前記テーブル基準面に投影したときの投影形状の最小幅Wminと前記工具の刃径Dtとの比Wmin/Dtが、設定された1より大きな基準値Thw2以下の場合に、当該刃径を前記有効な刃径から除外することを特徴とする最適加工工程決定装置。
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