JP5565755B2 - 容器詰め装置 - Google Patents

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Description

本発明は、容器に投下される内容物を平らに均す容器詰め装置に関する。
コンベヤの終端から青果物を投下し、その下方に配置した容器に青果物を積載するとき、青果物がコンベヤの終端の直下で山積みになる傾向がある。このために容器の内側で青果物の積み上がる高さに偏りが生じる。また、青果物が容器の深さよりも高く山積みされると、容器の蓋閉じが妨げられ、或いは複数の容器の積み重ねができなくなるという問題がある。
そこで、容器に積載される青果物を平らに均すために、青果物が容器に投下される過程で、容器を傾けることが下記の特許文献に開示されている。このように容器を傾けるには、青果物が容器から転げ出ない程度の深さが容器に求められる。しかしながら、容器の形態は多様であり、上記の山積みを均すことのできるように大きく傾けるのに適さない扁平な容器がある。
特開2008−137667号公報
本発明は、上記の実情に鑑みて為されたものであり、容器の形態に関わらず内容物を容器に偏りなく積載できる容器詰め装置を提供することを目的とする。
本発明は、上向きに開放した開口部を有した容器を送り出す容器供給手段と、前記容器供給手段から送り出される容器を水平に支持する支持手段と、前記支持手段を水平方向に移動させる移動手段と、前記支持手段に支持される容器の上方から前記開口部に内容物を投下する大出し口を有し、前記大出し口に内容物を供給する主投下コンベヤと、前記支持手段に対して前記容器供給手段が容器を送り出す向きの前方で容器を支持する移載コンベヤと、前記移載コンベヤに支持される容器の開口部に内容物を投下する小出し口を有し、前記主投下コンベヤと比較して少量の内容物を前記小出し口に供給する副投下コンベヤとを備えることを特徴とする。
また、本発明は、前記移動手段が、前記容器供給手段に容器の送り出される向きに直交する方向に、前記支持手段を移動させることを特徴とする。
また、本発明は、前記支持手段に支持される容器の荷重に基づき、前記主投下コンベヤの大出し口から容器に投下された内容物を秤量する主秤量手段と、前記移載コンベヤに支持される容器の荷重に基づき、前記副投下コンベヤの小出し口から容器に投下された内容物を秤量する副秤量手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、前記容器の開口部が一端、及び他端を有し、前記移動手段による前記支持手段の移動の開始と同時に、前記主投下コンベヤの大出し口から内容物が前記開口部の一端へ向けて投下され、前記移動手段が前記支持手段を移動させるに従い前記主投下コンベヤの大出し口から投下される内容物を前記開口部の他端へ導くことを特徴とする。
本発明に係る容器詰め装置は、容器供給手段から送り出される容器を支持手段に水平にして支持させ、主投下コンベヤから容器に内容物の投下される過程で、移動手段が支持手段を水平方向に移動させることができる。このため、当該容器詰め装置によれば、容器の形態に関わらず、容器に投入される内容物を平らに均すことができ、容器に内容物の投下された直後に、この容器の蓋閉じができ、或いは複数の容器の積み重ねをすることができる。
更に、本発明に係る容器詰め装置によれば、容器供給手段から複数の容器が順次に送り出され、複数の容器のうちの一の容器に内容物が投下されるとき、一の容器より先に容器供給手段から送り出された先行の容器が移載コンベヤに支持され、一の容器より後に容器供給手段から送り出される後続の容器が一の容器の後方で待機する。この状態で、移動手段は、容器供給手段に容器の送り出される向きに直交する方向に支持手段を移動させるので、先行の容器と一の容器との間隔、及び一の容器と後続の容器との間隔を広くする必要がない。これは、容器供給手段から送り出される複数の容器が移載コンベヤに達するまで行程を短縮し、当該装置を小型化するのに有利である。
更に、副投下コンベヤの小出し口から投下される内容物は、所定の時間当たりに主投下コンベヤの大出し口から投下される内容物に比較して少量であるので、内容物が容器に山積みになることはない。このため、移動手段が支持手段を移動させるのは、主投下コンベヤの大出し口から内容物の投下される間に限られるので、本発明に係る容器詰め装置によれば、副投下コンベヤの小出し口から容器に投下された内容物を副秤量手段が秤量する工程を迅速に行うことができる。
本発明の実施形態に係る容器詰め装置を俯瞰した概略図。 本発明の実施形態に係る容器詰め装置の概要を示す斜視図。 本発明の実施形態に係る容器詰め装置に適用した容器供給手段、及び導入昇降手段の正面図。 本発明の実施形態に係る容器詰め装置に適用した容器供給手段、支持手段、移動手段、及び主秤量手段の側面図。 本発明の実施形態に係る容器詰め装置に適用した主投下コンベヤ、支持手段、移動手段、及び主秤量手段の正面図。 本発明の実施形態に係る容器詰め装置に適用した移動手段の要部の平面図。 本発明の実施形態に係る容器詰め装置に適用した支持手段、移載コンベヤ、副秤量手段、及び導出昇降手段の側面図。 本発明の実施形態に係る容器詰め装置に適用した移動手段の作用を(a)〜(c)の順に説明する概略図。
図1,2は、本発明の実施形態に係る容器詰め装置1を選果場に設置した例を示している。同図に表れている要素は、長方形の開口部2を有した容器3,5から選択される容器を一つずつ水平方向に送り出す容器供給手段7と、容器供給手段7を昇降させる導入昇降手段9と、容器供給手段7に隣接する支持手段11,13と、支持手段11,13を水平方向に移動させる移動手段4と、青果物等の内容物mを大出し口15から容器に投下する主投下コンベヤ17と、大出し口15から容器に投下された内容物mを秤量する主秤量手段19と、支持手段11,13に対して容器供給手段7が容器を送り出す向きの前方で容器を支持する移載コンベヤ21と、移載コンベヤ21に支持される容器に小出し口23から内容物mを投下する副投下コンベヤ25と、小出し口23から容器に投下された内容物mを秤量する副秤量手段27と、移載コンベヤ21を昇降させる導出昇降手段29である。
容器詰め装置1について以下の実施例で述べる。実施例に記す駆動源としてエアシリンダー、又はサーボモーター等を適用し、案内手段としてガイドレールにスライダーを係合させた滑り対偶を適用しても良い。また、駆動源、案内手段、伝動部材、及び自明の機械要素を取付ける筐体については、その図示を省略する。
容器詰め装置1は、移動手段4と、容器供給手段7と、支持手段11,13と、主投下コンベヤ17と、主秤量手段19と、移載コンベヤ21と、副投下コンベヤ25と、副秤量手段27とを備える。矢印Xは、容器3の開口部2の長手方向に沿う向きを指し、矢印Yは、容器供給手段7が容器3,5を送り出す向きを指している。矢印Zは鉛直上方を指し、矢印X,Y,Zは互いに直交している。
容器3は、その四方の側壁部31を底面33に重なるように折り畳みできる合成樹脂製のコンテナである。容器5は、その上部を折り目線28に沿って内側へ折り込むことにより蓋を形成できる段ボール箱である。容器3,5の仕様、及び材質は何ら限定されないが、容器3は容器5よりも扁平なものである。例えば、容器3の深さ、言い換えると底面33から側壁部31の上端までの寸法が145〜160mmであるのに対して、容器5の深さは約390〜400mmである。
主投下コンベヤ17は、青果物等の内容物mを矢印Yの向きに搬送するベルトコンベヤ35の前方に、内容物mを矢印Xの向きに搬送するベルトコンベヤ37を配置し、ベルトコンベヤ37の終端を大出し口15としたものである。副投下コンベヤ25は、ベルトコンベヤ35に隣接するベルトコンベヤ39の前方に、内容物mを矢印Xの向きに一列に並べて搬送できるローラーコンベヤ41を配置し、ローラーコンベヤ41の終端を小出し口23としたものである。
副投下コンベヤ25のベルトコンベヤ39は、主投下コンベヤ17のベルトコンベヤ35,37よりもベルトの幅が狭く、所定の時間当たりに副投下コンベヤ25の小出し口23から投下される内容物mの個数は、主投下コンベヤ17の大出し口15から投下される内容物mの個数よりも少ない。副投下コンベヤ25のローラーコンベヤ41は、内容物mを小出し口23から一つずつ投下できるものであることが好ましい。
コンテナ供給手段43、及び段ボール箱供給手段45が容器供給手段7に隣接している。コンテナ供給手段43は、ベルトコンベヤ35,39の下方に設置され、容器3を矢印Xの向きに搬送するローラーコンベヤである。段ボール箱供給手段45は、鉛直シュート47から落下する容器5を底受部材49で受け止め、後述の供給プッシャーにより容器5を底受部材49から矢印Yの向きに押し出すものである。
図3,4に示すように、容器供給手段7は、コンベヤフレーム51に軸受けされた複数のローラー53と、ローラー53を図3の矢印αの向きに回転させる駆動源と、エアシリンダー55と、エアシリンダー55のピストンロッド57に取付けた移載プッシャー59と、連結部材61を介してコンベヤフレーム51に連結された進退駆動手段63とを備える。エアシリンダー55は、そのシリンダーケースにピストンロッド57を鉛直方向に案内するガイドレール67を係合している。移載プッシャー59は、櫛歯形の爪部69を有し、エアシリンダー55のピストンロッド57の動作に従い昇降する。
導入昇降手段9は、容器供給手段7のコンベヤフレーム51にピストンロッド71を連結したエアシリンダーであり、そのシリンダーケースにピストンロッド71を鉛直方向に案内するガイドレール75を係合している。
進退駆動手段63は、そのシリンダーケース77に供給される空気圧に基づき、シリンダーケース77に係合したスライダー79を動作させるロッドレスエアシリンダーである。スライダー79は、エアシリンダー55を保持する保持部材81に連結されている。進退駆動手段63のスライダー79の動作に従い保持部材81、エアシリンダー55、及び移載プッシャー59が矢印Yの向き、又は矢印Yの反対向きに進退する。
図4,5に示すように、主秤量手段19は、支持手段11,13を支持する一対の支持フレーム83をベース板87に移動手段4を介して取付け、容器3、又は容器5から一対の支持フレーム83の受ける荷重をベース板87の底部89に設けた歪みゲージにより計測するものである。支持手段11は、水平方向に延びる一対の案内レールである。支持手段13は、一対の支持フレーム83の間で水平方向に広がる平滑な案内板である。
図5,6に示すように、移動手段4は、ベース板87の上面に固定したブラケット6と、ブラケット6に架設された一対のガイドレール91と、支持フレーム83の脚部8に設けられガイドレール91に係合するスライダー93と、スライダー93と共に一対の支持フレーム83をこれに支持される容器3の開口部2の長手方向に移動させる駆動源10とを備える。図4,5は駆動源10を省略し、図6は支持フレーム83の脚部8、ベース板87、及びスライダー93を省略している。
図6に示すように、駆動源10は、ベース板87の上面のガイドレール91の内側に固定された固定部材12と、固定部材12にピストンロッド14を連結したエアシリンダー16と、支持フレーム83から下方へ延出した垂下部材18と、垂下部材18にピストンロッド20を連結したエアシリンダー22と、エアシリンダー16,22のそれぞれのシリンダーケースを互いに連結する連動部材24とを備える。エアシリンダー16,22のそれぞれのシリンダーケースを直に接合し、連動部材24を省略しても良い。
エアシリンダー16,22が、ピストンロッド14,20をそれぞれのシリンダーケースから突出するよう前進させると、支持手段11はベース板87に対して矢印Xの向きに移動する。エアシリンダー16,22が、ピストンロッド14,20をそれぞれのシリンダーケースに進入するよう後退させると、一対の支持フレーム83と共に支持手段11,13がベース板87に対して矢印Xの反対向きに移動する。エアシリンダー16,22が、ピストンロッド14,20をそれぞれ進退させる行程の総和が支持手段11,13の移動できる距離に相当する。
図1,2に示すように移載コンベヤ21に対して矢印Yの向きの前方に、搬出コンベヤ95が設置されている。搬出コンベヤ95は、容器3,5を適所へ搬出できるベルトコンベヤであれば良い。図7に示すように、移載コンベヤ21は、コンベヤフレーム97に軸受けされた複数のローラー99と、ローラー99を矢印βの向きに回転させる駆動源と、コンベヤフレーム97に取付けた駆動源101により昇降するストッパー103とを備える。
導出昇降手段29は、ピストンロッド105をコンベヤフレーム97の底部109に連結したエアシリンダーである。副秤量手段27は、容器3、又は容器5からコンベヤフレーム97の受ける荷重を、コンベヤフレーム97の底部109に設けた歪みゲージにより計測するものである。
次に容器詰め装置1が容器3,5に内容物mを投入する動作を説明する。図面は特に断らない限り、図1,2を参照する。以下の動作は、駆動源がオペレータの指令、センサ類からの電気信号、又は個々の駆動源の制御を担うCPUがアクセスできる記憶媒体に書き込まれたプログラムに基づいて成されるものとする。また、文頭に付した英文字は動作の工程を区分する指標である。
A:図4に示す導入昇降手段9がピストンロッド71を下降させることにより、容器供給手段7のローラー53を実線で表した位置に下降させる。進退駆動手段63がローラー53の上方に突出した移載プッシャー59を実線で表した位置に後退させる。この状態で、図3に示すコンテナ供給手段43が空の容器3を容器供給手段7に供給する。即ち、コンテナ供給手段43が容器3を矢印Xの向きに搬送し、容器3の端部を容器供給手段7のローラー53に乗り上げさせる。これと同時に容器供給手段7がローラー53を駆動させ、容器3の全体がローラー53に受け止められたところで、ローラー53を停止させる。
B:段ボール箱供給手段45の供給プッシャー111は、本工程で鉛直シュート47よりも更に矢印Yの反対向きに後退している。導入昇降手段9がピストンロッド71を上昇させ、容器供給手段7のコンベヤフレーム51に軸受けされたローラーを図4に仮想線53'で表した高さまで上昇させる。これにより、エアシリンダー55、移載プッシャー59、及び進退駆動手段63がコンベヤフレーム51と共に上昇する。
C:進退駆動手段63が移載プッシャーを図4に示す仮想線59"の位置まで前進させる。これにより容器3を容器供給手段7から矢印Yの向きに送り出し、図5に示すように支持手段11に乗り移らせる。同図は、支持手段11に容器3が水平に支持された状態を表している。ここで、水平とは容器3の底面33が水平面に対して3°を超える傾きのないことを意味する。続いて、進退駆動手段63が移載プッシャー59を矢印Yの反対向きに後退させる。
D:図5,6に示す移動手段4のエアシリンダー16,22が、ピストンロッド14,20をそれぞれのシリンダーケースに進入するよう後退させる。これにより、一対の支持フレーム83と共に支持手段11,13がベース板87に対して矢印Xの反対向きの限界まで移動する。
E:上記Dの工程の開始と同時に、主投下コンベヤ17のベルトコンベヤ35,37が起動する。これにより、図8(a)に示すように、支持手段11に支持された容器3の開口部2の長手方向の一端26へ向けて内容物mが大出し口15から投下され、その荷重が支持手段11に支持された容器3の荷重に加算される。この加算された荷重に基づき、主秤量手段19は容器3に積み上げられた内容物mを秤量する。同図は、容器3の開口部2の一端26の付近に内容物mが積み上がった状態を示している。また、一つの容器3に収納されるべき内容物mの荷重は予め上限を定められており、これを以下で総重量と記す。
F:上記Eの工程で主秤量手段19により秤量される内容物mの荷重が総重量の約25〜30%に達したところで、エアシリンダー16がそのシリンダーケースから突出するようピストンロッド14を前進させる。これにより、支持手段11が矢印Xの向きに移動し、図8(b)に示すように、内容物mは開口部2の長手方向の一端26と他端30との間の略中央に投下されるので、内容物mの積み上がる位置が一端26の付近に偏ることはない。
G:上記Fの工程で主秤量手段19により秤量される内容物mの荷重が総重量の約45〜60%に達したところで、エアシリンダー22がそのシリンダーケースから突出するようピストンロッド20を前進させる。これにより、支持手段11が矢印Xの向きの限界まで移動し、図8(c)に示すように、内容物mは開口部2の他端30の付近に投下されるので、内容物mの積み上がる位置が一端26と他端30との間の略中央に偏ることはない。
H:上記E〜Gの工程で大出し口15から投下された内容物mの荷重が総重量に達する直前に、ベルトコンベヤ35,37が停止し、内容物mの投下が断たれる。この時点で、図8(c)に示すように、開口部2の他端30の付近に、少量の内容物mを収納できる余地が残されている。また、上記E,Fの工程で、内容物mの容器3に積み重なる高さが容器3の側壁部31の高さを超えることはない。
I:図7に示す導出昇降手段29がピストンロッド105を上昇させることにより、移載コンベヤ21のローラーを仮想線99'で表した高さまで上昇させ、移載コンベヤ21の駆動源101がストッパー103をローラー99の上方まで上昇させる。
J:上記E〜Gの工程が行われている間に、以上に述べた容器3に後続する新たな空の容器3をコンテナ供給手段43が容器供給手段7に供給する。この後続の容器3を対象として容器詰め装置1が上記B,Cの工程を繰り返し、後続の容器3を移載プッシャー59により容器供給手段7から支持手段11に乗り移らせる。この過程で、後続の容器3が総重量に達する直前の量の内容物mを既に投入された先行の容器3に突き当たるので、この先行の容器3は、支持手段11から図7に仮想線99'で表した移載コンベヤ21のローラー99に乗り移り、容器3がストッパー103に突き当たる。容器3はストッパー103により移載コンベヤ21に位置決めさせる。
K:副投下コンベヤ25のベルトコンベヤ39、及びローラーコンベヤ41が起動する。これにより小出し口23から内容物mが移載コンベヤ21に支持された容器3の開口部2の他端30の付近に投下され、容器3の荷重に内容物mの荷重が加算される。この加算された荷重に基づき、副秤量手段27は小出し口23から容器3に投下された内容物mを秤量する。上記E〜Gの工程で主投下コンベヤ17の大出し口15から投下された内容物mの荷重、及び本工程で小出し口23から投下された内容物mの荷重の総計が総重量に達した時点で、ベルトコンベヤ39、及びローラーコンベヤ41が停止し、内容物mの投下が断たれる。
主投下コンベヤ17の大出し口15から所定の時間当たりに投下される内容物mに比較して、上記Kの工程で副投下コンベヤ25の小出し口23から投下される内容物mは少量であるので、小出し口23から投下される内容物mが容器3に山積みになることはない。このため、移動手段4が支持手段11を移動させるのは、主投下コンベヤ17の大出し口15から内容物mの投下される間に限られるで、容器詰め装置1は上記Kの工程を迅速に行うことができる。
L:図4に示す導入昇降手段9がピストンロッド71を下降させることにより、容器供給手段7のローラー53を実線で表した高さまで降下させる。
M:図7に示す導出昇降手段29がピストンロッド105を下降させることにより、移載コンベヤ21のローラー99を実線で表した位置まで下降させる。駆動源101がストッパー103をローラー99の下方まで下降させる。
N:移載コンベヤ21が容器3を搬出コンベヤ95へ搬出する。即ち、移載コンベヤ21がローラー99を回転させることにより容器3を矢印Yの向きに搬送し、容器3の端部を搬出コンベヤ95に乗り上げさせる。これと同時に搬出コンベヤ95を起動させ、容器3の全体を搬出コンベヤ95に乗り移らせる。
容器詰め装置1は上記A〜Nの工程を再度行っても良いが、段ボール箱供給手段45を始動させ、以下の工程を行うことができる。
O:図3,4に示す容器供給手段7のエアシリンダー55がピストンロッド57を下降させることにより、移載プッシャー59をローラー53同士の間に没入させる。供給プッシャー111が鉛直シュート47よりも更に矢印Yの反対向きに後退した状態で、鉛直シュート47から落下する空の容器5が底受部材49に受け止められる。この容器5を段ボール箱供給手段45が容器供給手段7に供給する。即ち、段ボール箱供給手段45が供給プッシャー111を矢印Yの向きに前進させることにより、容器5を供給プッシャー111で底受部材49から押し出し、容器5の全体を容器供給手段7のローラー53に受け止めさせる。
P:容器供給手段7のエアシリンダー55がピストンロッド57を上昇させることにより、移載プッシャー59をローラー53の上方へ突出させる。更に進退駆動手段63が移載プッシャー59を前進させる。これにより、容器5が容器供給手段7から矢印Yの向きに送り出され、図5に示すように支持手段13に乗り移る。続いて、エアシリンダー55が移載プッシャー59をローラー53同士の間に没入させ、進退駆動手段63が移載プッシャー59を矢印Yの反対向きに後退させる。上記Lの工程で導入昇降手段9は容器供給手段7のローラー53を既に降下させている。
Q:図5に示す主投下コンベヤ17の大出し口15から内容物mが支持手段13に支持された容器5に投下される。主秤量手段19が内容物mの荷重を秤量し、その荷重が総重量に達する直前にベルトコンベヤ35,37が停止する点は、上記Hの工程と同様である。また、容器5は容器3に比較して開口幅が狭く、本工程で移動手段4を機能させる必要はないが、上記のF,Gの工程と同様に内容物mの積み上がる位置を偏らせないため、或いは支持手段13に支持される容器5の位置を主投下コンベヤ17の大出し口15の真下になるよう調整するために、移動手段4のエアシリンダー16,22の何れか一方を動作させても良い。
R:上記Mの工程で導出昇降手段29が移載コンベヤ21のローラー99を下降させている。この状態で、駆動源101がストッパー103をローラー99の上方まで上昇させる。
S:上記Qの工程が行われている間に、以上に述べた容器5に後続する新たな空の容器5を段ボール箱供給手段45が容器供給手段7に供給する。この後続の容器5を移載プッシャー59により容器供給手段7から支持手段13に乗り移らせる過程で、後続の容器5が既に支持手段13に支持された先行の容器5に突き当たるので、この先行の容器5が支持手段13から図7に実線で表した移載コンベヤ21のローラー99に乗り移り、ストッパー103に突き当たる。容器5はストッパー103により移載コンベヤ21に位置決めさせる。
T:副投下コンベヤ25の小出し口23から内容物mが支持手段13に支持された容器5に投下される。これ以外は上記Kの工程と同様である。続いて、駆動源101がストッパー103をローラー99の下方まで下降させ、移載コンベヤ21が容器5を搬出コンベヤ95へ搬出する。
以上に述べた容器詰め装置1によれば、主投下コンベヤ17の大出し口15から内容物mを開口部2の一端26へ向けて投下させ、更に移動手段4による容器3の水平方向の移動に従わせ、大出し口15から投下される内容物mを開口部2の他端30へ導くことができる。これにより、容器3に内容物mの積み上がる位置の偏りを防止できるので、容器3の形態に関わらず、図8(c)に示すように、容器3に投入される内容物mを平らに均すことができる。このため、容器3に内容物mの投下された後、直ちに容器3の蓋閉じをしても良く、或いは複数の容器3を積み重ねても良い。
更に、容器詰め装置1によれば、容器供給手段7から複数の容器3が順次に送り出され、これらの容器3のうち一の容器3に内容物mの投下される工程で、一の容器3より先に容器供給手段7から送り出された先行の容器3は、移載コンベヤ21に支持される。一方、一の容器3より後に容器供給手段7から送り出される後続の容器3は、容器供給手段7のローラー53に支持され、一の容器3の後方で待機する。この状態で、移動手段4は、容器供給手段7に容器3の送り出される向きに直交する方向に支持手段11を移動させるので、先行の容器3と一の容器3との間隔、及び一の容器3と後続の容器3との間隔を広くする必要がない。このため、容器詰め装置1は、容器供給手段7から送り出される容器3が移載コンベヤ21に達するまで行程を短くできる分、小型化に有利である。
尚、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づき種々なる改良、修正、又は変形を加えた態様でも実施できる。容器3の開口部2の長手方向は、容器供給手段7に容器3,5の送り出される向きに直交する水平方向であれば良い。容器3の全体、及びその開口部2の形状は、長方形に限定されるものでなく、三角形、正方形、5角以上の多角形、円形、又は楕円形であっても良い。
移動手段4のエアシリンダー16,22に代わるモーターを適用しても良い。例えば、ガイドレール91に沿って延びる送り螺子に、支持フレーム83の垂下部材18に連結したボールナットを螺合し、送り螺子をモーターで回転させることにより、ボールナットと共に支持フレーム83を移動させても良い。また、容器供給手段7は、容器3,5を矢印Yの向きに案内できるように下降傾斜したシュートであっても良い。支持手段11,13に支持される容器3,5は水平であれば良く、支持手段11,13がローラーであっても良い。
上記Cの工程で進退駆動手段63が移載プッシャー59を矢印Yの反対向きに後退させた後、容器供給手段7のエアシリンダー55が移載プッシャー59をローラー53同士の間に没入させても良い。この場合、移載秤量装置1が上記Aの工程を再度行うときに、エアシリンダー55が移載プッシャー59をローラー53の上方へ突出させる。
コンテナ供給手段43、段ボール箱供給手段45、及び搬出コンベヤ95は本発明の必須の要素ではなく、これらを省略しても本発明の実施が妨げられることはない。また、少なくとも容器3を対象に容器詰め装置1は動作できれば良く、支持手段13を省略することができる。この場合、図4に示す容器供給手段7のローラーを仮想線53'の高さに設置し、図7に示す移載コンベヤ21のローラーを仮想線99'の高さに設置しておけば、導入昇降手段9、及び導出昇降手段29は不要である。
本発明は、青果物等に限らず、あらゆる物品を箱詰めし秤量するのに有益な技術である。
1...容器詰め装置、3,5...容器、7...容器供給手段、9...導入昇降手段、11,13...支持手段、15...大出し口、17...主投下コンベヤ、19...主秤量手段、21...移載コンベヤ、23...小出し口、25...副投下コンベヤ、27...副秤量手段、29...導出昇降手段、31...側壁部、33...底面、35,37,39...ベルトコンベヤ、41...ローラーコンベヤ、43...コンテナ供給手段、45...段ボール箱供給手段、47...鉛直シュート、49...底受部材、51,97...コンベヤフレーム、53,99...ローラー、55...エアシリンダー、57,71,105...ピストンロッド、59...移載プッシャー、61...連結部材、63...進退駆動手段、77...シリンダーケース、67,75,91...ガイドレール、69...爪部、79,93...スライダー、81...保持部材、83...支持フレーム、87...ベース板、89,109...底部、95...搬出コンベヤ、101...駆動源、103...ストッパー、111...供給プッシャー。
m...内容物、2...開口部、4...移動手段、6...ブラケット、8...脚部、10...駆動源、12...固定部材、14,20...ピストンロッド、16,22...エアシリンダー、18...垂下部材、24...連動部材、26...一端、28...折り目線、30...他端。

Claims (3)

  1. 上向きに開放した開口部を有した容器を送り出す容器供給手段と、
    前記容器供給手段から送り出される容器を水平に支持する支持手段と、
    前記支持手段を、前記容器供給手段によって容器の送り出される向きと直交する水平方向に移動させる移動手段と、
    前記支持手段に支持される容器の上方から前記開口部に内容物を、前記移動手段による前記支持手段の移動方向と同じ方向に投下する大出し口を有し、前記移動手段による移動中に、前記大出し口に内容物を供給する主投下コンベヤと、
    前記支持手段に対して前記容器供給手段が容器を送り出す向きの前方で、前記主投下コンベヤによる内容物の投下が終了した容器を支持する移載コンベヤと、
    前記移載コンベヤに支持される容器の開口部に内容物を投下する小出し口を有し、前記主投下コンベヤと比較して少量の内容物を前記小出し口に供給する副投下コンベヤと、
    を備えることを特徴とする容器詰め装置。
  2. 前記支持手段に支持される容器の荷重に基づき、前記主投下コンベヤの大出し口から容器に投下された内容物を秤量する主秤量手段と、
    前記移載コンベヤに支持される容器の荷重に基づき、前記副投下コンベヤの小出し口から容器に投下された内容物を秤量する副秤量手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の容器詰め装置。
  3. 前記容器の開口部が一端、及び他端を有し、前記移動手段による前記支持手段の移動の開始と同時に、前記主投下コンベヤの大出し口から内容物が前記開口部の一端へ向けて投下され、前記移動手段が前記支持手段を移動させるに従い前記主投下コンベヤの大出し口から投下される内容物を前記開口部の他端へ導くことを特徴とする請求項1又は2に記載の容器詰め装置。
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